JPH0639865B2 - 開口覆材の自動開閉装置 - Google Patents

開口覆材の自動開閉装置

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JPH0639865B2
JPH0639865B2 JP59053849A JP5384984A JPH0639865B2 JP H0639865 B2 JPH0639865 B2 JP H0639865B2 JP 59053849 A JP59053849 A JP 59053849A JP 5384984 A JP5384984 A JP 5384984A JP H0639865 B2 JPH0639865 B2 JP H0639865B2
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switch
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恒雄 飛田
慎司 竹村
裕 松崎
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、窓,出入口,尾根開口等々の開口を閉じる、
透光板,不透明板,パネルなど(以下開口覆材又はパネ
ルという)を、ワンタッチスイッチ操作に応じて開閉駆
動する自動開閉装置に関し、特に、これに限定する意図
ではないが、自動車のサイドウィンドウやサンルーフの
自動開閉装置に関する。
〔従来技術〕
たとえば自動車のサンルーフにおいては、ドライバのス
イッチ操作に応じて、サンルーフ(ルーフパネル)のチ
ルト開閉あるいはスライド開閉する自動開閉装置が備わ
っている。
従来、車輌用サンルーフの駆動制御装置は、モータ電流
検出用抵抗等でモータ負荷を検出し、これを過負荷参照
値と比較し過負荷時にモータを自動停止する。たとえば
特開昭59−23727号公報に開示した自動開閉装置
では、モータと電源の間にモータ電流検出用の抵抗器を
接続し、該抵抗器の電圧を監視して、該電圧が所定値を
越えると過負荷と判定してモータ付勢を自動停止する。
負荷が一定の機構では、このような安全停止は比較的に
簡単に行ない得る。しかし上述のサンルーフ等の機構で
は、サンルーフ開時にはスライドパネル前端がウェザー
ストリップを離れるまで(開直前)に負荷が大きく、離
れると小さくなり、また、サンルーフ閉時には、リンク
を起こしてスライドパネル後端を餅上げ、さらにスライ
ドパネル前端がウェザーストリップに接触してから(閉
直前から)急激に負荷が大きくなり、さらにデフレクタ
アームを備える場合には、それを押下する時点に負荷が
大きくなるなど、正常駆動中にも負荷が大幅に変動す
る。
したがって従来においては、例えば上記特開昭59−2
3727号公報に開示の如く、サンルーフ駆動機構にカ
ムを結合し、カムの周縁にスイッチを配置して、このス
イッチで、サンルーフ開,閉直前,閉等の開度信号を得
て、閉直前の開度範囲では過負荷検出をしない。このよ
うに閉直前の開度区間では過負荷検出保護動作をしない
ことを、過負荷検出保護のマスキングと称し、閉直前の
開度区間をマスク区間と呼んでいる。
このようにマスク区間を設けると、たとえば開度信号を
発生するスイッチの断線,接点溶着(短絡)等により、
実際のマスク区間とは別の区間、たとえば全開からマス
ク区間直前までの、過負荷検出保護をすべき区間でも、
スイッチがマスク区間を示す信号を発生し、過負荷検出
保護をしないでサンルーフを駆動することになり、所期
の保護動作が行なわれない。
特開昭58−43823号公報には、第2操作スイッチ
32fが第1接点に閉になると開口覆材を閉駆動し残り
開口が20cmになると閉駆動を自動停止し第2操作ス
イッチ32fが第1接点に閉の間停止を継続し、しかも
第2操作スイッチ32fが第2接点に切換わりそしても
う一度第1接点に閉になるまで開口覆材の閉駆動の停止
を継続し、第2操作スイッチ32fが再度第1接点に閉
になると閉駆動を再開して開口覆材を全閉駆動する一時
停止回路14を備える駆動制御装置が開示されている。
これによれば、開口覆材が全閉になる前に一時停止する
ので、開口覆材近くの者は、例えば開口覆材が閉じよう
とする開口に物や手がある場合、それを取り除くことが
できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、開口覆材の開閉は、操作スイッチを操作
している間だけ行なわれるので、オペレータ(例えば車
両の乗員)は、開口を全開にするためには閉操作スイッ
チを押し続けなければならず、全閉にするためには大略
で第2操作スイッチ32fを押し続けなければならない
ので、開閉操作性が低く、特に車両上の場合にはこの操
作に注意を奪われてしまうという問題がある。
操作スイッチをモーメンタリスイッチ(押されている間
のみオン、押えがなくなるとオフに戻るスイッチ)と
し、CPUあるいは電子回路により、一度のオン(一瞬
の閉:ワンタッチ閉)があるとそれがオフに戻っても開
駆動あるいは閉駆動を継続し、開口覆材の開度検出手段
が全開信号/全閉信号を発生したとき又は過負荷検出手
段が過負荷を検出したときに駆動を停止することによ
り、オペレータは操作スイッチのワンタッチで開口覆材
の全開,全閉を指示しうる。したがってオペレータの
開,閉操作性が高い。ところが上記特開昭59−237
27号公報に関して説明した如く、閉直前の開度範囲を
マスク区間とすると、開度検出手段の断線,接点溶着等
により、実際のマスク区間とは別の区間、たとえば全開
からマスク区間直前までの、過負荷検出保護をすべき区
間でも、開度検出手段がマスク区間を示す信号を発生
し、過負荷検出保護をしないで開口覆材を駆動すること
になり、所期の保護動作が行なわれなくなる。上述の特
開昭59−23727号公報および特開昭58−438
23号公報に開示の駆動回路はいずれも、オペレータが
操作スイッチを閉じている間のみ開口覆材を駆動するの
で、オペレータは開口覆材に注意を払っており、仮に開
度検出手段の故障で開口覆材の動作が異常になると、オ
ペレータは操作スイッチを閉に戻すなど、迅速に対処す
ることが期待できる。
ところが上述のように、オペレータの操作性を高めるた
め、操作スイッチのワンタッチ(一瞬の閉)に応答して
開口覆材の全開,全閉駆動を開始し開度信号が所定のも
のに切換わるか過負荷が検出されるまで自動的に駆動を
継続する態様では、開度検出手段が故障によりマスク区
間を示す信号を発生すると、過負荷応答自動停止が働か
ず、しかもオペレータがワンタッチ自動開,閉に慣れて
しまって開口覆材の挙動に注意を払っていない場合、開
口覆材の異常駆動が続いてしまうという心配がある。
本発明は、オペレータの操作性が高く、しかも開口覆材
の、「開」,「閉直前」,「閉」等の開閉状態を示す開
度信号を発生する開度検出手段がエラー信号を発生して
も、開口覆材の駆動における安全をはかることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の開口覆材の自動開閉装置は、 電気モータ(11)および電気モータ(11)の正逆転に応じて
開口覆材(23)を開閉駆動する開閉機構を備える電動駆動
機構; 電気モータ(11)を正逆転付勢するモータドライバ(230,2
50) ; 開閉機構の負荷を検出する負荷検出手段(240) ; 負荷検出手段(240)が検出した負荷を過負荷参照値と比
較して過負荷を検出する過負荷検出手段(110) ; 開閉機構の、「開」,「閉直前」,「閉」等の開閉状態
を示す開度信号を発生する開度検出手段(200a,200b) ; 開口覆材(11)の開,閉を指示する電気信号を発生する
開,閉指示スイッチ手段(SWMO,SWO,SWMC,SWC) ; 前記開度検出手段(200a,200b)が「閉直前」を除く開度
信号を発生しているときに、開,閉指示スイッチ手段(S
WMO,SWO,SWMC,SWC)の開を指示する電気信号の発生に応
答してモータドライバ(230,250)に開口覆材(11)の開駆
動を指示し、該電気信号が消滅しても該開駆動を継続
し、過負荷検出時にモータドライバ(230,250)に停止を
指示する開制御手段(110) ; 前記開度検出手段(200a,200b)が「閉直前」を除く開度
信号を発生しているときに、前記開,閉指示スイッチ手
段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)の閉を指示する電気信号の発生
に応答してモータドライバ(230,250)に開口覆材(11)の
閉駆動を指示し、該電気信号が消滅しても該閉駆動を継
続し、過負荷検出時にモータドライバ(230,250)に停止
を指示する閉制御手段(110) ;および、 開度検出手段(200a,200b)が「閉直前」を示す開度信号
を発生しているときに開,閉指示スイッチ手段(SWMO,SW
O,SWMC,SWC)の指示に応答して電気モータ(11)の付勢を
モータドライバ(230,250)に指示し、開,閉指示スイッ
チ手段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)の該指示が消えるとモータ
ドライバ(230,250)に電気モータ(11)の停止を指示する
閉直前制御手段(110); を備える。
なお、カッコ内の記号は、図面に示す実施例の対応要素
を示す。
〔作用〕
これによれば、開度検出手段(200a,200b)が正常に開度
信号を発生している場合には、開度検出手段(200a,200
b)が「閉直前」を除く開度信号を発生しているときに、
開,閉制御手段(110)が、開,閉指示スイッチ手段(SWM
O,SWO,SWMC,SWC)の開,閉指示電気信号の発生に応答し
てモータドライバに開,閉駆動を指示し、該電気信号が
消滅しても該駆動を継続し、過負荷の検出に応答して該
駆動を停止するので、オペレータのワンタッチスイッチ
操作で開口覆材の駆動が開始し、過負荷が検出されたと
きにそこで開口覆材の駆動が停止する。したがって開口
覆材の開,閉に関するオペレータの操作性が高い。
開度検出手段(200a,200b)が「閉直前」を検出している
ときには、閉直前制御手段(110)が、開,閉指示スイッ
チ手段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)の指示に応答して電気モー
タ(11)の付勢をモータドライバ(230,250)に指示し、
開,閉指示スイッチ手段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)の該指示
が消えるとモータドライバ(230,250)に電気モータ(11)
の停止を指示するので、開,閉指示スイッチ手段(SWMO,
SWO,SWMC,SWC)を手で操作して開口覆材を駆動すること
ができる。
開度検出手段(200a,200b)の開度信号が異常になった場
合、2つの状態が想定される。第1の異常状態は、実際
の「閉直前」でない他の区間でも「閉直前」を示す信号
を発する状態、第2の異常状態は、実際の「閉直前」の
区間で「閉直前」でない開度を示す信号を発生する状態
である。
第1の異常状態では、実際の「閉直前」でない他の区間
で過負荷検出保護動作が行なわれなくなるが、開度信号
が「閉直前」であるので、開,閉制御手段(110)は、
開,閉指示スイッチ手段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)に応答せ
ず、モータドライバに付勢指示を与えない。その代り
に、閉直前制御手段(110)が、開,閉指示スイッチ手段
(SWMO,SWO,SWMC,SWC)の指示に応答して指示がある間の
みモータ付勢を行なう。すなわち開,閉指示スイッチ手
段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)の閉,開操作に応答したモータ
付勢,停止を行なう。このとき開口覆材に関して何らか
の異常(過負荷等)があると操作者がそれを認識しモー
タ付勢を停止するので安全が確保される。すなわち第1
の異常状態でフェールセーフが実現する。
第2の異常状態では、実際の「閉直前」の区間で開閉機
構が機械的に正常でも閉に近づくほどモータ電流が高く
なって全閉近くで停止制御手段(110)の過負荷保護動作
が働き、そこでモータが停止される。この場合、開度信
号が「閉直前」ではないので、開,閉指示スイッチ手段
(SWMO,SWO,SWMC,SWC)を操作しても閉直前制御手段(110)
は応答せず、開,閉制御手段(110)が応答するが、停止
制御手段(110)の過負荷保護動作が働き、モータは実質
上動かない。これもフェールセーフである。
このように本発明によれば、ワンタッチスイッチ操作
で、過負荷検出まで開,閉駆動を継続する自動開,閉駆
動が行なわれるので、オペレータの操作性が高い。開度
検出手段が発生する開度信号が異常の場合には、開,閉
指示スイッチ手段(SWMO,SWO,SWMC,SWC)を指示状態に強
制している間のみ開口覆材の駆動が行なわれるか、又
は、過負荷保護が働くワンタッチスイッチ操作応答の自
動駆動となるので、開口覆材駆動の安全性が高い。
本発明の他の目的および特徴は、以下に図面を参照して
説明する実施例より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に、本発明の一実施例の、電動駆動機構の概要を
示す。この実施例は、自動車のルーフ21の開口22を
開閉するルーフパネル23を駆動制御するものである。
自動車のルーフ21には、開口22が形成され、この開
口22が、ルーフパネル23によりスライド開閉および
チルト開閉される。パネル23は、駆動ケーブル24,
25により作動させる。サンルーフパネル23は開口2
2の両側部(第1図では片側のみ示す)に夫々配された
ブラケットに固定されている。
第2図に示すように、ブラケット26の前縁側には、自
動車前方に向って降下する長穴27が設けられ、フロン
トガイド28のピン28aがこの長穴27に係合してい
る。
フロントシュー29がフロントガイド28の下部に取付
けられており、更に、フロントガイド28には回転自在
にフロントリング30の一端が軸31で枢着され、この
フロントリング30の他端は、ブラケット26に、軸3
2で枢着されている。
第4図に示すように、ブラケット26の後縁側には、係
合ピン38が配置されていると共に、プレート33が係
止ピン34,35をもって固定されている。このプレー
ト33にはガイドスロット36が形成されており、この
スロット36には、自動車前方側に設けられた水平部
と、水平部の後端から自動車後方に向って上昇する傾斜
部がある。又、プレート33の前端には、チルトピン3
7が植設されている。
リンク39は、前端にローラピン40を、後端にリヤシ
ュー41を、回転自在に枢着されていると共に、上端に
チルトピン37と係合可能な、ガイドスロット36の前
端部を中心とする円弧状に形成された切欠溝42とガイ
ドピン43を有する。ガイドピン43はガイドスロット
36に係合案内されている。
駆動ケーブル24,25の端末部は、第5図の如く、リ
ヤシュー41に連結されている。よって、駆動ケーブル
24,25の進退は、リヤシュー41,ガイドリンク3
9、ガイドリング39のガイドピン43、および、ガイ
ドピン43が係合されたガイドスロット36を介して、
ブラケット26に、更にはフロントガイド28に伝達さ
れる。
第4図および第5図に示すように、フロントシュー29
およびリヤシュー41は、ルーフ開口22の両側に配設
されたガイドレール44に係合案内されている。又、ガ
イドレール44の車室内側のレール溝44aにローラピ
ン40の足部40aが係合案内されている。
一方、ガイドレール44の車室外のレール溝44bには、
係合ピン38の間部38aが係合案内されている。
更に、ガイドレール44内には、第4図および第6図に
示すように、ブロック45が固定配置され、その車室内
側には、ガイドリンク39に設けられたローラピン40
の頭部30を案内する傾斜溝46が、車室外側にはブラ
ケット26に固設された係合ピン38の頭部38を案内
する傾斜溝47が形成されている。又、ブロック45が
配置されている箇所には、ガイドレール44のフランジ
部48,49に切欠が形成されている。よって、係合ピ
ン38がブロック45の傾斜溝47を上昇することによ
り、ブラケット26の下端26aにより押えられていた
板ばね51は上動し、ブロック45の開口50aと係合
する(第4図参照)。
又、フロントガラス28には、アーム52が配され、そ
の後端には雨樋53が連結されている。よって雨樋53
は、常時、ルーフパネル23の後端からの雨滴を完全に
捕捉できる(第1図,第4図および第7図参照)。
以上に説明した構成の動作を説明すると、通常、パネル
23は第5図に示す如く開口22を閉じている。これが
「全閉」位置である。この「全閉」位置では、ガイドリ
ンク39のガイドピン40がブロック45の傾斜溝46
の下端より少し左方にあり、ガイドピン43が、ガイド
スロット36の水平部と右上り傾斜部の交叉点にある。
駆動ケーブルを作動させ、リヤシュー41を自動車後方
(第5図で左方)に移動させると、ガイドリンク39も
後退する。ガイドピン43は、プレート33のガイドス
ロット36の水平部と傾斜部の交叉点から傾斜部に係合
案内され、プレート33、すなわちブラケット26を介
してパネル23は後方に引張られると共に、その後縁が
下方に付勢される。従って、ブラケット26に固定され
た係合ピン38がブロック45の傾斜溝47に沿って降
下し、可動パネル23が後方に移動しながら降下する
(第7図および第8図)。この時、「全閉」位置では第
2図および第5図に示すように、ピン31がピン32よ
りもやや下方に下っているが、降下につれてフロントリ
ンク30が、第3図および第8図に示すように水平にな
り、よって、自動車のルーフ21の後方下部に収容可能
となり、開口22はパネル23のスライドにより、開く
(スライド開)。パネル23がこのスライドにより、自
動車後方(第5図で右方)のリミット位置まで移動した
状態が、「スライド全開」である。後述するように、こ
の、「全閉」位置から「スライド全開」位置までの領域
を、「全閉」位置から全閉直前位置までの「動作モード
II」の領域および全閉直前位置からスライド全開位置ま
での「動作モードI(IA+IB+IC)」の領域に分
けている。
一方、第5図に示す「全閉」位置から、駆動ケーブル2
5を駆動してリヤシュー41を前方(第5図で左方)に
移動させると、まずガイドリンク39の前端に配された
ガイドピン40およびガイドピン43が同じく前方に水
平に移動し、ガイドピン40がブロック45の傾斜溝4
6の下端の左上り斜面に到達する(第4図)。これが
「チルトダウン完了」位置である。後述するように、こ
の、「全閉」位置から「チルトダウン完了」位置までの
領域を、「動作モードIII」の領域としている。
「チルトダウン完了」位置から更に、リヤシュー41を
前方(第5図で左方)に移動させると、ピン40がブロ
ック45の傾斜溝46に沿って上昇し、これによりガイ
ドリンク39が前進しながら時計方向に回転してこれに
伴って上昇する(第9図参照)。これによりパネル23
がチルトアップする。ガイドピン40が傾斜溝46の上
端を越えるまでに、ピン43がプレート33のガイドス
ロット36の水平部の左端に至り、ガイドリンク39は
ピン43を中心に時計方向に回転し、ガイドリンク39
の切欠溝42がプレート33に植設されたチルトピン3
7と係合する。更にリヤシュー41が前進すると、パネ
ル23が第10図に示す「チルトアップ完了」位置とな
る。後述するように、この「チルトダウン完了」位置か
ら「チルトアップ完了」位置までの領域を、「動作モー
ドIV」の領域としている。
上述のようにパネル23は全てブラケット26を介して
駆動されるので、自動車のルーフ21にパネル23を組
付後、ブラケット26を第5図の「全閉」位置の状態で
開口22にパネル23を、そのウエザーストリップをた
わませて嵌合させブラケット26に組付固定されてい
る。
以上のように、「全閉」位置(第5図および第11b
図)よりシュー45を車後方側(図面で右方向)にスラ
イドされると、パネル23が降下しつつスライドして開
き(第11c図)、更にスライドして全開(第11d
図)となる。パネル23が「スライド全開」位置から、
シュー45を車前方(図面で左方向)に駆動すると、第
11c図に示す状態を経て第11b図に示す状態になっ
てパネル23が開口22を閉じると共に、その前端縁の
ウェザーストリップが開口22を閉じる。この「全閉」
位置から更にシュー45を車前方(図面で左方向)に駆
動すると、まず「チルトダウン完了」位置(第4図)と
なって、そしてパネル23の後端が立上って「チルトア
ップ完了」位置(第10図および第11a図)となる。
逆に、「チルトアップ完了」位置(第10図および第1
1a図)よりシュー45を車後方(図面で右方向)に駆
動すると、パネル23はまず「チルトダウン完了」位置
(第4図)となり次に「全閉」位置(第5図)となって
開口22を完全に閉じ、次にスライド開になってその後
「スライド全開」位置となる。
このように、シュー45を単にスライド後退(右方向)
駆動およびスライド前進(左方向)駆動することによ
り、パネル23は、チルトアップ完了−チルト部分開−
チルトダウン完了−全閉−スライド部分開−スライド全
開、と状態を変え、又、その逆に、スライド全開−スラ
イド部分開−全閉−チルトダウン完了−チルト部分開−
チルトアップ完了、と状態を変える。
車両側部のシュー(45)のそれぞれを駆動するケーブ
ル24および25は、減速機9およびモータ11を主体
とするケーブル駆動機構に結合されており、モータ11
の正,逆転付勢に応じて、ケーブル24および25は、
減速機9部で互に逆方向に往,復駆動される。
第12a図に、ケーブル駆動機構の平面図を、第12b
図に断面図を示す。
減速機9は、モータ11の回転軸に固着されたウォーム
141,ウォーム141に噛み合い、かつ回転軸15に枢
着されたウォームホィール歯車142に皿ばね161を含
む摩擦クラッチ162を介して結合され回転軸15に固
着された歯車143,歯車143に噛み合い回転軸18に
固着された歯車145、および、回転軸18に固着され
歯付ケーブル24,25に噛み合う歯車10等でギア列
を構成している。
回転軸15の先端部には、第13図に示すように、偏心
した円周面19aを持つ偏心軸受け19が嵌着されてお
り、この円周面19a部にカム20が枢着されている。
偏心軸受け19には遊星歯車201が枢着されている。
遊星歯車201はハウジング内歯210と噛み合ってお
り、又、この遊星歯車201にはピン202が形成され
ている。また回転軸15の最先端部にカム20が枢着さ
れている。カム20には貫通溝が形成されており、この
溝にピン202が係合している。これにより、回転軸1
5の回転に伴って軸受け19が回転し遊星歯車201が
ハウジング内歯210に噛み合って差動的に回転し、ピ
ン202が動き、このピン202で押されてカム20が
回転する。
カム20の周面には、上段に1個の溝20bが、下段に
2個の溝20a,20cが形成されており、リミットス
イッチ200bが周面の上段に、リミットスイッチ20
0aが周面の下段にそれぞれ対向して配置されている。
この実施例では、パネル23の開閉状態を、概略で、ス
ライド開状態(モードI),スライド全閉直前から全閉
までのスライド閉状態(モードII),全閉からチルトダ
ウン完了までのチルト閉状態(モードIII)、および、
チルト閉状態(モードIV)の4状態として検出し、各状
態でパネル開閉制御モードを特定するようにしている。
更に細かくは、開度検出用のスイッチ200aと200
bの2個であって、これらの開,閉の組合せでは概略で
4状態しか表わされないが、カム20の周面の下段に、
溝20aに加えて、溝20cを形成し、この溝20cに
より、パネル23が全閉よりスライド開側に10cm程
度開いた開度(「閉直前」)でスイッチ200aを開とする
ようにしている。スイッチ200aが溝20cで開とな
るモード(一時停止指示状態;モードIB)は前述のモ
ードIの区間にある。
第14図に、カム20の回転角度と、リミットスイッチ
200a,200bの開,閉状態およびパネル開閉制御
動作モードとの関係を示す。モードIの内の(IB)が
一時停止指示モードであり、モードIIがマスク区間であ
る。なお、カム20は、チルトアップ完了状態(第14
図の最左端に示す状態:第11a図に対応)より電気モ
ータ11を正転付勢することにより第14図で反時計方
向に回転し、パネル23がチルトダウン完了、全閉、全
閉直前位置、全閉10cm前、および全開、と駆動され
るにつれて第14図に示すようにリミットスイッチ20
0aおよび200bを開,閉駆動する。カム20は、全
閉状態(第14図の最右端に示す状態:第11d図に対
応)より電気モータ11を逆転付勢することにより第1
4図で時計方向に回転し、パネル23が全閉10cm
前、全閉直前位置、全閉、チルトダウン完了、およびチ
ルトアップ完了、と駆動されるにつれて第14図に示す
ようにリミットスイッチ200aおよび200bを開,閉駆動す
る。この実施例では、過負荷検出(特に人体の挟み込み)
および過負荷時のモータ停止を行ない、しかも全閉の10
cm手前で安全のために一時停止するのは、モードIでし
かもパネル23を全開側から全閉に向けてスライド駆動す
るときである。
再度第12a図および第12b図を参照する。ケーブル
24又は25がある程度以上の力で停止拘束されると、
摩擦クラッチ16がすべりを生じ、モータ11により
歯車14は回転駆動されるが、軸15およびその軸に
固着された歯車14は回転しない。すなわち、クラッ
チ16は1つの機械的な安全機構として備えられてい
る。
第15図に、モータ11の正,逆転駆動付勢および付勢
制御を行なう電気回路を示す。
第15図を参照すると、モータ11の一端はモータドラ
イバ230のリレー接片231を介して電源電圧+12
v又はシヤシーアースに接続され、他端は負荷検出用の
抵抗240およびリレー接片232を介して電源電圧+
12v又はシヤシーアースに接続される。この接続を行
なうリレー接片231および232は、それぞれリレーコ
イル233および234で駆動される。本実施例では抵抗
240が負荷検出手段として用いられている。
又、リレーコイル233および234はそれぞれリレー
駆動回路250の駆動トランジスタ251 および252に
接続されている。このリレー駆動回路250には、後述
する電気制御装置100のマイクロプロセッサ110の
出力ポードOおよびOが接続されている。
トランジスタ251がオンとされると、リレーコイル2
33が通電されてリレー接片231がシヤーシアース側
に切換接触し、電源電圧+12v−接片232−抵抗2
40−モータ11−接片231−シヤーシアースの経路
で電流が流れ、モータ11が正転し、サンルーフパネル
23が開く。トランジスタ252がオンとされると、リ
レーコイル234が通電されて、リレー接片232がア
ース側に切換接触し、電源電圧+12v−接片231−
モータ11−抵抗240−接片232の経路で電流が流
れて、モータ11が逆転し、パネル23が閉まる。
定電圧電源回路310は、回路各部に定電圧Vccを与え
る。
フイルタ回路260は、モータ負荷検出電圧(抵抗24
0の電圧)の周波数成分の高い変動(高周波分)を除去
するフイルタであり、フイルタ要素(抵抗およびコンデ
ンサ)の他に、電圧Vccより高い入力電圧をVcc+Vr
(Vrはダイオードの順方向電圧降下)に、またアース電
位より低い入力電圧を−Vrにカツトして後段の演算増
幅器を保護するダイオード261および262を備え
る。
増幅回路270は、フイルタ回路260の出力を必要な
レベルまで増幅する。この増幅回路270 の出力Vsが以
後負荷検出電圧として取り扱われる。
増幅回路270のアナログ出力出力Vsは8ビットA/
Dコンバータ280に加えられ、Vsを示す8ビット構
成のデジタルデータをマイクロプロセッサ110に与え
られる。
パワーオンリセット回路290は、マイクロプロセッサ
110のリセット端子に接続されて、各回路に電源が投
入されたときにマイクロプロセッサ110をリセットす
る。
マイクロプロセッサ110の入力ポートI22〜I27
にはパネル23の開,閉指示手段としてチルトダウン指
示スイッチSWD,チルトアップ指示スイッチSWU,
手動スライド開指示スイッチSWMO,自動スライド全
開指示スイッチSWO,手動スライド閉指示スイッチS
WMCおよび自動スライド全閉指示スイッチSWCが接
続されている。これらのスイッチは、押下されている間
のみ閉となっており、押下が解除されると開に戻るもの
である。各スイッチの閉の意味すると内容を第1表に要
約した。
マイクロプロセッサ110によるこれらのスイッチの
開,閉の読取は、前述のモードによって定められてい
る。
各スイッチの開,閉読取が行なわれる区間を第14図に
示す。第14図において、特定のスイッチが記入されて
いない区間は、読取りが行なわれないことを意味し、し
たがって、そのスイッチが操作されても、そのスイッチ
に割り当てられたパネル開,閉駆動は行なわれない。
マイクロプロセッサ110の入力ポートI20およびI
21には、それぞれパネル位置検出装置300のリミット
スイッチ200aおよび200bが接続されている。これらのリ
ミットスイッチ200a,200b は共に常開タイプであり、
又、スイッチが閉の場合には、入力ポートにはLレベル
信号が入力され、スイッチが開のときにHレベル信号入
力される。
マイクロプロセッサ110の内部ROMには、第16a
図〜第16m図に示す、パネル23のスライド開閉制御
およびチルト開閉制御を行なうプログラムが格納されて
いる。
以下、第16a図〜第16m図に示すフローチャートを
参照して、マイクロプロセッサ110の制御動作を説明
する。
まず第16a図を参照する。電源が投入されると(S1)
マイクロプロセッサ110は、内部レジスタ,フラグ,
タイマ(プログラムタイマ)等を初期化(待期状態の内
容にセット)し、かつ入出力ポートを初期化(待期状態
の内容にセット:モータ11は、停止,入力ポートは読
取可)する。これがステップS2の初期化である。次に
マイクロプロセッサ110は、ステップS3で入力ポー
トI21,I20の信号レベル(H又はL)を読み込ん
でモードレジスタ〔A,B〕にセット(メモリ)する。
〔A,B〕は概略でモード(第14図)を示すデータ
(開度信号)であり、そのAは入力ポートI21の信号
レベルを、Bは入力ポートI20の信号レベルを意味す
る。
マイクロプロセッサ110は次にステップS4で、入力
ポートI22〜I27のレベルを読込み、スイッチ読取
レジスタ(有意6ビット)にセット(メモリ)する。こ
のレジスタの有意6ビットがすべてHであれば、スイッ
チ(第1表)のいずれも操作されていないことになり、
いずれかがLであればそれをメモリしたビットに対応す
る入力ポートIiに接続されたスイッチが閉であるこ
とになる。
以上のステップS3およびS4で、リミットスイッチ20
0a,200bの開,閉で示されるモードデータ(開度信号)が
モードレジスタ〔A,B〕に、またパネル23開,閉指
示データがスイッチ読取レジスタにセットされたことに
なる。
ここでマイクロプロセッサ110は、モードレジスタ
〔A,B〕の内容とスイッチ読取レジスタの内容を参照
して、 A. モードIVでスイッチSWDが閉であると第16b
図に示すチルトダウン制御に、 B. モードIV,IIIでスイッチSWUが閉であると過
負荷フラグがあるか否かを見て、過負荷フラグがないと
第16c図に示すチルトアップ制御に、過負荷フラグが
あると第16k図に示す過負荷マニユアル応答駆動制御
に、 C. モードIII〜IでスイッチSWMOが閉であると
過負荷フラグがあるか否かを見て、過負荷フラグがない
と第16d図に示すスライド開制御に、過負荷フラグが
あると第16l図に示す過負荷マニユアル応答駆動制御
に、 D. モードIIIでスイッチSWOが閉であると過負荷
フラグがあるか否かを見て、過負荷フラグがないと第1
6e図に示すスライド全開制御に、過負荷フラグがある
と第16l図に示す過負荷マニユアル応答駆動制御に、
また、モードII又はIでスイッチSWOが閉であるとオ
ンフラグをセットし過負荷フラグがあるか否かを見て、
過負荷フラグがないと第16e図に示すスライド全開制
御に、過負荷フラグがあると第16l図に示す過負荷マ
ニユアル応答駆動制御に、 E. モードII,IでスイッチSWMCが閉であると過
負荷フラグがあるか否かを見て、過負荷フラグがないと
第16f図に示すスライド閉制御に、過負荷フラグがあ
ると第16m図に示す過負荷マニユアル応答駆動制御
に、また、 F. モードII,IでスイッチSWCが閉であると、オ
ンフラグをセットし、モードを参照してモードII又はI
Bととき〔スイッチ200a開(H)、200b閉(L)〕には上記
E.のスイッチSWMCのオンのときと同様に進み、モ
ードIA又はIBのときには過負荷フラグがあるか否を
見て、過負荷フラグがないと第16g図に示すスライド
全閉制御に、過負荷フラグがあると第16m図に示す過
負荷マニユアル応答駆動制御に、 進む。いずれのスイッチも閉でないとステップS3に戻
る。以上が第16a図のステップS5〜S15bであ
る。
第16b図を参照してチルトダウン制御を説明する。こ
のチルトダウン制御に進むとマイクロプロセッサ110
は、まずモータ11の正転付勢をオータドライバのトラ
ンジスタ回路250に指示する(ステップS16)。こ
れは出力ポートOにHを、OにLをセットすること
により行なう。チルトダウンの指示はモードIVでのみ読
取るようになっているので、モータ11の正転によりパ
ネル23がチルト開状態からチルトダウン完了へ、また
更に全閉に向けて駆動される。そしてチルトダウン制御
の終了は全閉状態(モードIII)であるので、その後
は、ステップS17でリミットスイッチ200a,200bの開
閉状態を読んでモードデータをモードレジスタにセット
し、ステップS18で開,閉指示スイッチ(第1表)の
状態を読んでスイッチ読取レジスタにセットし、それら
のレジスタの内容を参照し、モードIIIになっていない
と、また他のスイッチが閉となっていないと、タイマd
t(プログラムタイマ)をセットしてそれのタイムオー
バを待ち、タイムオーバするとまたステップS17に戻
るという動作を繰り返す。この間、モータ11は正転し
ている。
モードIIIになると、マイクロプロセッサ110は、ス
テップS23でモータ11を停止とする指示をトランジ
スタ回路250に与え(出力ポートOとOに共にH
をセット)、第16a図のステップS3に戻る。
このチルトダウン制御により、パネル23がチルト開状
態でスイッチSWDが一時的に閉にされると、パネル2
3が全閉となるまでモータ11が正転付勢され、パネル
23が全閉となったときにモータ11が停止する。パネ
ル23が全閉になるまでに他のスイッチが閉になると、
これがステップS17で読取られ、ステップS20から
ステップS23に進み、モータ11が停止されてステッ
プS3にマイクロプロセッサ110の制御が進む。S3
で新たに閉とされたスイッチの読取が行なわれるので、
新たに閉とされたスイッチ対応した制御が行なわれる。
しかし、モードIVでは、スイッチSWDの外にはSWU
の閉にのみ応答するようにしているので、新たに閉とさ
れたスイッチがSWUでないと、モータ11は停止のま
まとなる。
次に第16c図を参照してチルトアップ制御を説明す
る。このチルトアップ制御に進むとマイクロプロセッサ
110は、まずモータ11の逆転付勢をモータドライバ
のトランジスタ回路250に指示する(ステップS2
4)。
これは出力ポートOにLを、OにHをセットするこ
とにより行なう。
チルトアップの指示はモードIVおよびIIIでのみ読取る
ようになっている。モータ11の逆転によりパネル23
がチルト全開(チルトアップ完了:第11a図)に向け
て駆動される。
そしてチルトアップ制御はモードIVでモータ過負荷にな
った時に終了するが、モータ11の起動時に過大な起動
電流が流れて、これを過負荷として検出してまうとモー
タ駆動ができないので、マイクロプロセッサ110は、
タイマtsをセットし(ステップs25)、そのタイムオ
ーバを待って(ステップS26)、タイムオーバすると
ステップS27でリミットスイッチ200a,200bの開,閉状
態を読んでモードデータ〔A,B〕をセットし、ステッ
プS28で開,閉指示スイッチの読取入力ポートI22
〜I27の状態をスイッチ読取レジスタにセットし、後
述する過負荷検出で参照する検出セットフラグをクリア
する。
tsはモータ付勢を開始してから起動電流が収まりかつ
モータがパネルを駆動する負荷となるまでの時間であ
り、タイムオーバしたときには、モータ11は起動を終
りその電流は低い、パネル駆動値に安定している。
マイクロプロセッサ110は次にステップS29で、ス
イッチ読取レジスタの内容から、SWU以外のスイッチ
が閉であるか否かを読み、Yes(SWU 以外のスイッチが
閉)であると、ステップS30でモータ11停止を出力
セットしステップS3に戻る。
NO(SWU以外のスイッチが開)であると、モードレジスタ
〔A,B〕の内容がモードIVを示すものになっているか
否かを参照し(ステップS32)、モードIVになっていな
いと、まだチルトアップ完了検出の必要がないので、ス
テップS27に戻り、モータ11の逆転不正を継続し、
モード読取および開,閉指示スイッチの状態読取を繰り
返す。
モードIVになっていると、ステップS33で過負荷検出
(詳細は第16j図に示し、後述する)をして、過負荷
であるとチルトアップを完了したことになるのでステッ
プS30のモータ停止に進む。過負荷が検出されない
と、ステップS37に進む。ステップS37では、開,
閉指示スイッチの状態読取をする。次にSWU以外のス
イッチが閉であるか否かを読んで(S38)、SWU以
外のスイッチが閉であるとステップS30のモータ11
停止に進み、そうでないとタイマdtのセット(s34)
に戻る。以降、ステップS33に戻って過負荷検出を行
なう。そして過負荷を検出するとモータ11停止(S3
0)に進む。
以上のチルトアップ制御により、モードIV又はIIIでチ
ルトアップ指示スイッチが一時的に閉にされると、モー
タ11が逆転付勢され、その後SWU以外のスイッチが
閉とされるか、あるいはパネル23がチルトアップ完了
するまでモータ11の逆転付勢が継続される。
次に第16d図を参照してスライド開制御を説明する。
スライド開制御に進むと、マイクロプロセッサ110
は、まずモータ11の正転付勢をモータドライバのトラ
ンジスタ回路250に指示する(ステップS39)。こ
れは出力ポートOにHを、OにLをセットすること
により行なう。スライド開の指示はIII〜Iでのみ読取
るようになっている。モータ11の正転によりパネル2
3がスライド全開(第11d図)に向けて駆動される。
そしてスライド開制御はモードI(正確にはモードI
C)でモータ過負荷になった時に終了するが、モータ1
1の起動時に過大な起動電流が流れて、これを過負荷と
して検出してしまうとモータ駆動ができないので、マイ
クロプロセッサ110は、タイマtsをセットし(ステ
ップS40)、そのタイムオーバを待って(ステップS
41)、タイムオーバするとステップS42でリミット
スイッチ200a,200bの開,閉状態を読んでモードデータ
〔A,B〕をセットし、ステップS43で開,閉指示ス
イッチの読取入力ポートI22〜I27の状態をスイッ
チ読取レジスタにセットし、後述する過負荷検出で参照
する検出セットフラグをクリアする。
マイクロプロセッサ110は次にステップS44で、ス
イッチ読取レジスタの内容から、SWMOが閉であるか
否かを読み、Yes(SWUOが閉)であると、ステップS45
でモータ11停止を出力セットし、ステップS3に戻
る。
Yes(SWUOが閉)であると、モードレジスタ〔A,B〕の
内容がモードIを示すものになっているか否かを参照し
(ステップS47)、モードIになっていないと、まだス
ライド全開検出の必要がないので、ステップS42に戻
り、モータ11の正転付勢を継続し、モード読取および
開,閉指示スイッチの状態読取を繰り返す。
モードIになっていると、ステップS48で過負荷検出
をする。ここで過負荷が検出されると、パネルが全開に
なっているので、ステップ45のモータ停止に進む。過
負荷が検出されないとステップS52に進む。ステップ
S52で開,閉指示スイッチの状態読取をし、SWMO
が依然として閉であるか否かを読んで(S53)、SW
MOが開であるとステップS45のモータ11停止に進
み、そうでないとステップS48の過負荷検出に戻る。
以降、ステップS48で過負荷が検出されるかSWMO
オフになるまで、S48−S52−S53 −S48をめぐ
っている。そして過負荷になるとモータ11停止(S4
5)に進む。
以上のスライド開制御により、モードIII〜Iで手動ス
ライド開指示スイッチSWMOが閉にされると、それが
閉の間のみモータ11が正転付勢され、SWMOが開に
戻ると、あるいは、SWMOが閉の間にパネル23がス
ライド全開(第11d図)になるとモータ11が停止す
る。
次に第16e図を参照してスライド全開制御を説明す
る。このスライド全開制御は前述のスライド開制御とほ
ぼ同様であるが、自動スライド全開指示スイッチSWO
が一時的に閉となるパネル23をスライド開とするモー
タ11正転付勢が開始されて、その後は、モードIで過
負荷(全開)が検出されるか、あるいはSWO以外の
開,閉指示スイッチが閉とされるまでモータ11の正転
付勢が継続される点が異なる。また、SWOが開になっ
てから、もう一度そのスイッチ又は他のスイッチが閉に
なるとそこでモータを停止する点が異なる。第16e図
において、第16d図のステップと対応するステップ
に、第16d図のステップ記号(たとえばS39)に更
にAを付加した記号(たとえばS39A)を付した。第
16e図のフローで、第16d図のフローと異なってい
るのは、ステップS44AおよびS53Aのみである。
ステップS44Aでは、スイッチSWOが1度閉になっ
てから開に戻ったか否かを判定し、開に戻っていないと
き(オンフラグあり)にはスイッチSWOおよびSWO
Cの開閉を読んで、両者が開であるとオンフラグをクリ
アし、一方がまだ閉であるとオンフラグをそのままとす
る。しかして、オンフラグがあると、スイッチSWOが
一度閉になってオンフラグをセットしてから(第16a
図のS10a又はS12a)まだスイッチSWOが完全
に開になっていないので、他のスイッチSWD,SW
U,SWC又はSWMCがオンかを見て、オンである
と、そこでモータ11を停止する。オンフラグがない
と、SWOが一度閉になってからすでに開に戻っている
ので、全スイッチSWD,SWU,SWC,SWMC,
SWO,SWMOの開閉を参照して、それらのいずれか
1つでも閉であると、モータ停止に進む。
なお、SWOが開になっているか否かの判定にSWMO
の開閉も参照しているのは、第15図に示すように、ス
イッチSWOを閉としたときには、スイッチSWMOが
先に閉になり、スイッチSWOを開に戻すときに、SW
Oの開の後にSWMOが開になるようになっているの
で、SWOとSWMOの両者が開になったときSWOが
開になったと見るようにしているからである。
以上に説明したステップS44Aのスイッチ開閉読取り
と、SWOが閉中の他のスイッチの閉時やSWOが一度
開に戻ってからのもう一度のスイッチ操作時のモータ停
止制御により、意図しないスイッチを操作した後にあわ
ててもう一度スイッチ操作をしたとき、ならびに、一度
所望のスイッチ操作をしたが、緊急に停止するためどれ
かのスイッチを操作したときなどには、つまり緊急時や
訂正時のスイッチ操作時には、モータが停止される。モ
ータを停止すると第16a図に示す初期化の次のステッ
プに進み、今度は新しく操作されたスイッチに対応した
制御が開始される。
以上の通り、このスライド全開制御により、モードIII
〜IでスイッチSWOが一時的に閉とされると、パネル
23をスライド開とするモータ11正転付勢が開始され
て、その後は、モードIで過負荷(全開)が検出される
か、あるいは、スイッチの変更操作があるまでモータ1
1の正転付勢が継続され、ワンタッチスイッチ操作でス
ライド全開駆動が開始され、再度スイッチ操作がない
と、パネル23がスライド全開になったときにモータ1
1が自動的に停止する。
以上に説明したチルトアップ制御(第16c図),スラ
イド開制御(第16d図)およびスライド全開制御(第
16e図)において過負荷検出および過負荷時モータ停
止の制御を行なっているが、これらは設計上予定したも
のであり、パネル23が所定位置(アップ完了,スライ
ド全開)に到来したことを検知し、そこでモータを停め
るために行なっている。つまりリミットスイッチを省略
して、これらの過負荷検出・停止制御で定位置停止制御
を行なっている。
次に、第16f図を参照してスライド閉制御を説明す
る。パネル23をスライド閉駆動するときに、障害物に
よる閉スライド妨害(異常負荷)を生ずることがある。
このような現象を防止するために、このスライド閉制御
および次に説明するスライド全閉制御においては、モー
ドI(正確にはモードICおよびモードIA)のスライ
ド閉駆動時に負荷検出をして過負荷のときにはパネル2
3を一時停止させてすぐに少しパネル23を逆に開駆動
してパネル23を完全停止とする安全停止、ならびに、
パネル23が全閉(第11b図)になる前の10cm程度
の開度でパネル23を一時停止するようにしている。
スライド閉制御に進むとマイクロプロセッサ110は、
まずモータ11の逆転付勢をモータドライバのトランジ
スタ回路250に指示する(ステップS54)。
これは出力ポートOにLを、OにHをセットするこ
とにより行なう。
スライド閉の指示はモードIおよびIIでのみ読取るよう
になっている。
モータ11の逆転によりパネル23が全閉(第11b
図)に向けて駆動される。
そしてスライド閉制御はスイッチSWMCが開になった
とき,モードIIからIIIになったとき、あるいは定常閉
駆動中に過負荷監視をして過負荷検出時にモータを一度
停止させてすぐに開駆動を所定短時間してからモータを
停止して、終了するが、モータ11の起動時に過大な起
動電流が流れて、これを過負荷として検出してしまうと
モータ駆動ができない。
そこで、マイクロプロセッサ110は、タイマtsをセ
ットし(ステップS55)、そのタイムオーバを持つ
(ステップS56)。
タイムオーバするとステップS57でモードレジスタ
〔A,B〕の内容を前回モードレジスタ〔A,B
にセットする。そして、ステップS58でリミットスイ
ッチ200a,200bの開,閉状態を読んでモードレジスタ
〔A,B〕に更新セットする。
次に、ステップS59で開,閉指示スイッチの入力ポー
トI22〜I27の状態をスイッチ読取レジスタにセッ
トし、後述する過負荷検出で参照する検出セットフラグ
をクリアする。
マイクロプロセッサ110は次にステップS60で、モ
ードレジスタ〔A,B〕の内容からモードIIIであるか
否かを参照し、モードIIIであるとステップS89(第
16g図)に進んでモータ11を停止とする。モードII
IでないとステップS61でスイッチ読取レジスタの内
容を参照してSWMCが閉であるか否かを読み、No(SWM
Cが閉)であると、ステップS89のモータ11停止に進
む。Yes(開)であると、ステップS62に進んで前回モ
ードレジスタ〔A,B〕の内容を参照する。前回モ
ードレジスタ〔A,B〕の内容が〔L,L〕でない
と、前回のモードがIB又はIIであるので(次にモード
IAに切換わって一時停止の必要があり得るので、ある
いは次にモードIIIになってモータ停止の必要があり得
るので、)第16g図のステップS79に進む。前回モ
ードレジスタの内容が〔L,L〕であると(前回モード
がIC又はIAであると)、ステップS63でモードレ
ジスタ〔A,B〕の内容を参照して、それが〔L,L〕
であるとステップS64で過負荷検出を実行し、これで
過負荷を検出するとステップS14で過負荷フラグをセ
ットし、ステップS68のモータ停止に進む。過負荷を
検出しないと第16g図に示すステップS74に進む。
過負荷でモータ11停止に進むと、マイクロプロセッサ
110は次にタイマtsをセットし(S69)、タイム
オーバを待って(S70)タイムオーバするとモータ1
1の正転付勢(スライド開)を出力セットし(S7
1)、更にタイマatをセットして(S72)タイムオ
ーバを待つ(S73)。タイムオーバすると第16g図
に示すステップS89のモータ11停止に進み、それか
ら第16a図のステップS3に戻る。
以上の過負荷検出−モータ停止−モータ正転−モータ停
止、の制御により、モードICおよびIAでのスライド
閉駆動時に、パネル23を正常にスライド閉駆動する定
常負荷以上の過負荷になると、モータ11が一度停止さ
れパネル23の動きが停止してから次に所定時間atの
間モータ11が正転付勢されてパネル23が少し開き、
その後にモータ11が停止される。
なお、ステップS3に戻ると、過負荷フラグがセットさ
れているので、SWDを除くスイッチのいずれかが再度
操作されると、第16a図に示すステップS7b,s1
0b,S11b,S12c,S13b,S14dあるい
はS15bから、第16k図,第16l図あるいは第1
6m図に示す過負荷マニユアル応答駆動制御に進む。
このマニユアル応答駆動制御では、スイッチが10秒間
連続して閉であって始めて操作スイッチに対応した方向
にモータが回転付勢され、過負荷検出をせず、スイッチ
が閉の間のみモータの付勢が継続し、スイッチが開にな
ると同時にモータの付勢が止められる。
したがって、スライド閉制御(第16f図)又は後述す
るスライド前閉制御(第16g図)で過負荷でパネルを
異常停止したとき(ステップS64〜S73又はS64
A〜S73A)には、過負荷フラグがセットされ、パネ
ルはモードIII〜Iで停止し、その後は、スイッチSW
U,SWO,SWMO,SWC又はSWMCを10秒以
上連続して閉に維持して始めてパネルの駆動が開始さ
れ、しかも、操作しているスイッチを開に戻すと即座に
パネルが停止する。
このように、異常過負荷でパネルを止めた後に、長時間
のスイッチオンに応じてパネルの駆動を開始し、しかも
スイッチオフになると即座にパネルを止めるのは、負荷
が大きくなっていても駆動可の場合、操作者の安全確認
をしたパネル駆動を可能とするためである。
さて、ステップS69で過負荷を検出せず第16g図の
ステップS74に進むと、マイクロプロセッサ110
は、リミットスイッチ200a,200b の開,閉状態を読んで
モードレジスタ〔A,B〕にセットし、次のステップS
75で開,閉指示スイッチの状態を読んでスイッチ読取
レジスタにセットする。次にステップS76でスイッチ
SWMCの開,閉を参照し、それが開であるとステップ
S89のモータ11停止に進む。閉であるとスライド閉
がまだ指示されているので、ステップS77でモードレ
ジスタの内容がIB,IIを示すものであるか否かを参照
する。これを示すものでない(つまりIC,IA)と、
第16f図のステップS65に戻る。IB,IIを示すも
のであるとタイマdtをセットし(S79)、タイムオ
ーバを待ち(S80)、タイムオーバするとステップS
81でまたリミットスイッチ200a,200b の開,閉状態を
読んでモードレジスタ〔A,B〕にセットし、次のステ
ップS82で開,閉指示スイッチの状態を読んでスイッ
チ読取レジスタにセットする。次にステップS83でス
イッチSWMCの開,閉を参照し、それが開であるとス
テップS89のモータ11停止に進む。閉であるとスラ
イド閉がまだ指示されているので、ステップS84でモ
ードレジスタの内容がIAを示すものであるか否かを参
照する。これを示すものでないと、モードIIIを示すも
のであるか否かを見て(S88)、モードIIIであると
ステップS89のモータ11停止に進む。モードIIIで
もないと、モードII又はIBであるので、ステップS7
9に戻る。
ステップS84でモードがIA〔L,L〕であると、ス
テップS77でモードIBを検出し、今回のS84でモ
ードIAを検出したことになるので、つまり、パネル2
3が全閉より10cm手前まで進行して来たことになるの
で、ステップS85でモータ11を停止するが、SWM
Cが閉であるので、またパネルは閉駆動され、一見連続
して閉駆動される。
以上に説明したスライド閉制御(第16f図,第16g
図)により、例えばパネル23が全開(第11d図)状
態(モードIC)でSWMCが閉とされ、その閉が継続
されたとすると、閉とされたときにモータ11の逆転が
開始されパネル23が全閉方向に移動を始め、逆転開始
からtsの後に過負荷検出が開始される。モードIBに
なると、過負荷検出は行なわれない。モードIBからモ
ードIAに切換わると、モータ11が停止されるが、S
WMCが閉であるのでまたモータ11の逆転が開始され
る。この開始からtsの後にまた過負荷検出が開始され
る。モードIAからモードIIになると過負荷検出は行な
わない。つまりモードIIがマスク区間である。モードII
からモードIIIに切換わる(スライド全閉になる)と、
モータ11が停止される。
以上の過負荷検出時に、過負荷がか検出されると、モー
タ11が一時停止され次にatの間正転付勢されてパネ
ル23が少し開かれ、そして停止される。モードIIで
は、パネル23がウエザーストリップに当ってモータ負
荷が増大するので過負荷検出は行なわない。モードIB
はモードIと同じ状態信号で表わされるので、モードI
Bでも過負荷検出は行なわない。モードIBでのパネル
23の移動量はごくわずかである。つまり溝20cは極
く短いものにされている。スイッチSWMCが開になる
と即座にモータ11が停止される。
次にスライド全閉制御を第16h図および第16i図を
参照して説明する。このスライド全閉制御は前述のスラ
イド閉制御とほぼ同様であるが、自動スライド全閉指示
スイッイSWCが一時的に閉となるとパネル23をスラ
イド閉とするモータ11正転付勢が開始されて、その後
は、モードIIIとなるか、他のスイッチ又はSWCがも
う一度閉とされるまでモータ11の逆転が継続される
点、ならびに、SWCが再度閉となるかあるいは他のス
イッチが閉になると、そこでパネル23を一度停止し次
いでatの間パネルを開駆動してそこで停止する点、が
異なる。
第16h図および第16i図において、第16f図および
第16g図のステップと対応するステップに、同じ数字
記号に更にAを付加した記号を付した。第16h図およ
び第16i図のフローにおいて、第16f図および第1
6g図のフローと異なるのはステップS61A,S76
AおよびS83Aで、スイッチSWC以外のスイッチが
閉になるか、あるいはSWCが開に戻ってまた閉になっ
たときには、緊急停止のためにモータ停止に進み、次に
パネル23をatの間開駆動してモータ停止に進む点で
ある。したがって、このスライド全閉制御により、モー
ドIA,ICでスイッチSWCが一時的に閉とされる
と、パネル23をスライド全閉とするモータ11逆転付
勢が開始されて、その後は、モードIC,IAで過負荷
が検出されるか、モードIIIとなるか、あるいは、SW
C以外の開,閉指示スイッチが開、又は、SWCが開に
戻ってまた閉とされるまでモータ11の逆転付勢が継続
され、ワンタッチスイッチ操作でスライド全閉駆動が開
始され、過負荷とならず更に再度のスイッチ操作がない
と、パネル23が全閉になったときにモータ11が自動
的に停止する。
前述のスライド閉制御(第16g図)では、全閉10cm手
前でモータの一時停止があっても、SWMCの閉が続い
ているので、パネルの閉駆動が連続するが、スライド全
閉制御(第16h図,第16i図)では、全閉10cm手前
でモータが一時停止し、スイッチSWCが開いているの
で(ワンアクション応答制御であるので、通常スイッチ
SWCは一瞬閉とされるだけである)パネルが停止した
ままとなる。そこでまたスイッチSWCをもう一度一瞬
閉とすると、第16a図のS14a−S14b−S14
c−S14dを経て第16h図のスライド全閉制御に進
み、モータの付勢が再開され、パネルが閉駆動される。
この閉駆動は、モードIAで過負荷が検出されるか、モ
ードIIIとなるか、あるいは、SWC以外のスイッチが
閉、又はSWCが開に戻ってまた閉とされるまで自動的
に継続する。このように、ワンタッチで全閉まで自動駆
動するスライド全閉モードで一旦停止するのは、そこで
操作者に注意を喚起するためである。一旦停止しても、
自動スライド全閉指示スイッチSWCをもう一度閉とす
れば、自動的に全閉となる。
前述の各種制御の内、ステップS33,S48,S48
A,S64およびS64Aの過負荷検出論理および過負
荷検出制御は同様であり、許容値ΔLの内容が異なるの
みである。
第16j図に過負荷検出の内容を詳細に示す。過負荷検
出ステップに進むとマイクロプロセッサ110は、検出
セットフラグを参照し(S90)、それが無いと初めて
過負荷検出に入ったことになるので、検出セットフラグ
をセットし(S91)、モータ電流Vsを読取る(S9
2)。次に平均値を保持するためのレジスタVsmとVsp
oにVsをメモリし(S93)、過負荷参照値を保持する
ためのレジスタVrに、Vr=Vs+ΔL/2をメモリす
る。このVrが参照値の初期値であり、Vsが第17b図
のA点であったとすると、この初期値VrはB点であ
り、A点よりもΔL/2だけ高い。
次に、負荷の変化率を演算する周期を定めるピッチカウ
ンタ(プログラムカウンタ)の内容をクリア(0をセッ
ト)し、演算した負荷変化率Ksを保持するための勾配
レジスタKrをクリア(0をメモリ)し(S95)、平均
値演算のための負荷値サンプリング周期を定めるタイマ
ddtをセットする(S96)。ddtは時限値であ
り、この値がサンプリング周期を定めることになる。タ
イマddtをセットすると過負荷なしの出力ループでメ
インルーチンに(たとえば第16c図のステップS32
から入ったときにはステップS37に)戻る。再度メイ
ンルーチン(たとえばS32)から過負荷検出に戻ると
(進むと)、今度は検出セットフラグがあるので、ステ
ップS97に進んでタイマddtがタイムオーバしてい
るか否かを参照し、タイムオーバしていないとまたメイ
ンルーチン(S37)に戻る。このようにループをめぐ
っている間に、ステップS97でタイマddtのタイム
オーバを検出すると、サンプリング周期ddtが経過し
たことになるので、モータ電流Vsを読取り(S98)、平均
値Vspを演算する(S98)。4回分のサンプリング値の平
均値(平滑値)を負荷検出として得るために、 Vsp=(Vs+3Vsm)/4 (VsmはレジスタVsmの内容であり前回演算した平均
値)の演算で平均値Vspを求める。
求めた平均値VspをレジスタVsmに更新メモリし(S1
00)、ピッチカウンタを1カウントアップする(S1
01)。ここでピッチカウンタの内容が4になったか否
かを参照し(S102)、4でないと、まだ過負荷判定
タイミング(負荷値サンプリング周期ddtの4倍の時
間)になっていないので、タイマを再度セットし(S6
9)、メインルーチンへ(たとえば第16c図のステッ
プS32から過負荷検出に進んだ場合には、ステップS
37へ)戻る。メインルーチン(たとえばS32)から
また過負荷検出に進み、S97でタイマddtがタイム
オーバしていないとまたメインルーチンに戻る。タイム
オーバするまでのこのループをめぐり、タイムオーバす
るとステップS97からS98に進み、以下、負荷値の
読取,平均値の更新演算およびレジスタVsmへの更新メ
モリ,ピッチカウンタのカウントアップを行なう。そし
てステップS101でカウンタの内容を参照し、それが
4になっていると、ピッチカウンタをクリア(0にセッ
ト)し、タイマddtを再度セットし(S103)、負
荷の変化率Ksを演算する(S104)。この演算は、 ks=(Vsp+Vspo)/4ddt であり、これにおいて、VspはステップS100で平均
値レジスタVsmに更新メモリした値、Vspoは4ddt
前にレジスタVspoにメモリした値(前回変化率演算&過
負荷判定をしたときの負荷平均値)である。
次に変化率Ksを参照して(S105)、Ksが0より大
である(たとえば第17b図の(i)および(iv)後尾)
と、負荷が増大しているので、勾配レジスタKr=K
s/2をメモリし(S106)、過負荷参照値Vr+4
ddt・Krを演算してレジスタVrに更新メモリし、レ
ジスタVspoにVspをメモリする(S107)。
Vr+4ddt・Krにおいて、Vrはそれまでにレジス
タVrにメモリしていた値(前回値演算した過負荷参照
値)であり、Krは今回レジスタKrにメモリした値であ
る。以上により、今回の負荷値が平均値Vsmにメモリさ
れ、今回検出した負荷変化率がレジスタKrにメモリさ
れ、また今回演算した過負荷参照値がレジスタVrにメ
モリされていることになる。
次にレジスタVrの内容(過負荷参照値)と平均値レジス
タVsmの内容(負荷値)とを比較し(S108)、後者が前者以
上であると過負荷であるので、メインルーチンのモータ
停止(たとえば第16c図のフローで過負荷検出に進ん
だ場合にはステップS30)に進む。後者が前者未満で
ある場合、固定値である許容最大負荷値Lmaxと平均値
レジスタVsmの内容(負荷値)とを比較し(S109)、後
者が前者以上であると異常であるので、この場合メイン
ルーチンのモータ停止に進む。平均値レジスタVsmの内
容(負荷値)が過負荷参照値未満およびLmax未満である
と、メインルーチンに戻る。
さて、ステップS105で、負荷の変化率Ks が0以下
である(負荷が一定か減少している:第17b図の(i
i),(iii)および(iv)前半)と、ステップS110で、
過負荷参照値より負荷値を減算した値(Vr+4ddt
・Kr)−Vspを参照し、これが0より大きくΔL/2
より小さい範囲にあるか否かを見て、その範囲内である
〔第17b図の(ii)および(iii)〕と、そのままステッ
プS107に進んで今回の過負荷参照値を演算し、レジ
スタVrにメモリする。そして過負荷判定(S108,
109)に進む。この場合、KrはレジスタKrにメモリ
している前回の参照値変化率であり、過負荷参照値の変
化率は今回は変更しないことになる。
過負荷参照値より負荷値を減算した値(Vr+4ddt
・Kr)−Vspを参照したときに、これが0より大きく
ΔL/2より小さい範囲にないときには、ステップS1
11に進んで、(Vr+4ddt・Kr)−VspがΔL/
2以上であるか否かを見る。
ΔL/2以上である(第17b図の(ii)と(iii) の境界
点および(iv)前半)と、勾配レジスタKrにKr=Ksを
更新メモリし(S112)、ステップS107に進んで、
この場合には、負荷の変化率Ksと同じ変化率Krを用い
て過負荷参照値を演算する。そして過負荷判定(S10
8,S109)に進む。ΔL/2未満のときには、その
ままステップS107に進んで今回の過負荷参照値を演
算し、レジスタVrにメモリする。そして過負荷判定
(S108,109)に進む。この場合、Krはレジス
タKrにメモリしている前回の参照値変化率であり、過
負荷参照値の変化率は今回は変更しないことになる。
以上に説明した検出負荷の平均値演算,検出負荷の変化
率演算,過負荷参照値の変化率演算設定,過負荷参照値
の演算 および 過負荷判定により、負荷が許容範囲Δ
Lの範囲内で増,減しているとき、過負荷参照値も負荷
値より略ΔL/2高いレベルを保っ形で追従して変動
し、負荷が連続して増大すると、その変化率の1/2の
変化率で過負荷参照値も増大し、負荷が過負荷参照値に
達っしたとき、つまり負荷が初期値Va(第17a図の
A点)にΔLを加えた値になったときに、「過負荷」が
検知される。負荷増大時の過負荷参照値の変化率が負荷
の変化率にa(0<a<1,上記例ではa=1/2)を乗
じた値とされ、正常負荷の時には過負荷参照値との差が
略aΔLに維持されるので、負荷の立上り勾配にほとん
ど関係なく、ほぼ一定の負荷値で「過負荷」が検出され
モータが停止される。したがって、パネルの移動を妨げ
る障害物の硬さによって「過負荷」と検出する負荷値が
大きくばらつくような問題が改消される。
従来の、たとえば特願昭58−035870号に開示の、過負荷
検出回路の遅延回路では、検出負荷の立上りは遅延し、
立下りは遅延しないものとしているが、この種の、アナ
ログ遅延回路を用いる場合には、遅延時定数が固定であ
るため、過負荷の場合でも、たとえばサンルーフの閉が
比較的に硬い障害物で妨害されたときには第17a図に
示すのように負荷の増大が急であって、比較的に早い
時点に負荷(モータ電流)が過負荷検出参照値レベルに達
っして過負荷が検出され、比較的に低い過負荷値で過負
荷が検出されることになるが、たとえば比較的に柔かい
障害物でサンルーフの閉が妨害されたときには、第17
a図の,に示すように、負荷の増大がゆるやかであ
るので、負荷の立上りから遅い時点に過負荷が検出さ
れ、比較的に高い過負荷値で過負荷が検出されることに
なる。これは、「過負荷」と検出する負荷値が障害物の
硬さによって変動することになり、どのような過負荷で
あれ所定の値で過負荷として検出するという所期の目的
からは、十分ではない。しかし前述の実施例の過負荷検
出では実質上一定負荷で過負荷が検出される。
以上に説明した実施例の制御動作の主なもの数点を要約
すると次の通りである。
(1) モードIA又はICの開度での、スイッチSW
Cの一瞬の閉に応じてパネル23をスライド全閉まで自
動的に駆動し、モードICおよびIAでは過負荷検出を
して、過負荷を検出したときにはパネル23の駆動を止
めるが、モードIIは、マスク区間であるので過負荷検出
ならびに過負荷時停止をしない。したがってスイッチ20
0a,200b あるいはそれに接続したリード又は電気回路の
断線,短絡等で、モードIA,IB等でモードIIと同じ
モード信号が発っせられると、過負荷検出,保護動作が
行なわれなくなる。
そこで、SWCが閉のときには第16a図に示すよう
に、パネル23がモードIIにあるかそれ以外にあるかを
見て、モードIIのときには、ステップS14cからS1
5bに進んで、SWMCが閉の間のみパネル23を閉駆
動するニユアル操作スライド閉制御(第16f図)に進
む。第15図に示すように、スイッチSWCを閉とする
直前にSWMCが閉となるので、SWCの閉の間のみス
ライド閉駆動することは、SWMCが閉の間スライド閉
駆動することと同様である。しかし、この場合には、ス
イッチ200aおよび200bによるモード信号(開度信号)が
II(又はIB) を示すものであるので、第16f図に示
すステップS64の過負荷検出のステップには進まな
い。つまり、パネル23の開度を示す信号がモードIIを
示すものであるときは自動スライド全閉指示スイッチS
WCが閉とされても、それが閉の間のみスライド閉駆動
し、それが開になると(SWMCも開になることが条件)
そこでパネル23を停止する。これにより、たとえばス
イッチ200aが溶着して、モードIA又はICでもモード
IIと同じ開度信号が発生されているときにスイッチSW
Cを一瞬閉としても、パネル23は実質上自動全閉駆動
されず、スイッチSWC又はSWMCを閉としている間
のみ閉駆動される。これにより、開度信号の異常時に、
自動スライド全閉指示スイッチSWCの一瞬の閉に応答
して最後まで過負荷検出せずにパネルが閉駆動されるよ
うな異常駆動は生じない。
なお、パネル23がモードIBの開度のときにSWCが
閉とされたときにも同様にマニユアル応答の閉駆動とな
るが、モードIBは極く短い区間であり、またこの区間
を過ぎてモードIAになるとそこで一旦停止するので、
モードIBで過負荷検出保護動作をしなくても格別に問
題はない。
(2) 自動スライド全開指示スイッチSWOが一瞬閉
とされてスライド全開まで自動的にパネル23を開駆動
するワンタッチ自動開制御(第16e図)においては、
ステップS44AおよびS53Aにおいて、スイッチS
WOが一度開に戻ってから再度閉とされるか、あるいは
他のスイッチが閉とされると、そこでパネル23を停止
する。そして第16a図に戻って、新たに閉としたスイ
ッチに対応した制御が開始される。
したがって、スイッチ操作を誤まって再操作したとき、
および、緊急に停止するときには、第1回目に操作した
スイッチとは別のスイッチを閉じればよい。後に閉とし
たスイッチがSWDであると、これにはモードIVでしか
応答がないので、パネルは停止したままとなる。後に閉
としたスイッチがSWUであると、それがモードIIIで
スイッチ閉となった場合のみ、パネルがアップ駆動され
る。
SWOが再操作された場合にはまたパネル23が全開ま
で開駆動される。後に閉としたスイッチがSWMOであ
るとそれを閉としている間のみパネル23がスライド開
駆動される。後に閉としたスイッチがSWCであるとス
ライド全閉までの自動駆動が開始される。後に閉とした
スイッチがSWMCであるとスライド全閉までの、スイ
ッチ閉の間のスライド閉駆動が開始される。
このように、最初に閉とされたスイッチがSWOである
場合に、新たにスイッチが閉とされるとモータ11を一
度停めて、次いで新たに閉とされたスイッチの指示に従
ったパネル駆動を行なうようにしているのは、SWOが
オート全開指示スイッチであるので、パネル23の全開
駆動ではパネル23に物がつまったりすることがあり得
ず、その後のスイッチ再操作は、やり直しの場合である
確率が高いから、新しく操作されたスイッチに応じた制
御を開始しても問題がないからである。
これに対して、自動スライド全閉指示スイッチSWCが
一瞬閉とされてスライド全閉まで自動的にパネル23を
閉駆動するワンタッチ自動閉制御(第16e図)におい
ては、ステップS61A,S71AおよびS83Aで、
スイッチの再操作があった場合には、異常過負荷検出の
ときと同様に、パネル23の全閉駆動を停止し、次いで
パネル23を短時間atの間開駆動してからパネル23
を停止し、そして第16a図のフローに戻るようにして
いる。これにより、スイッチの再操作があった場合に
は、新たに操作されたスイッチがどれであっても、まず
パネル23が停止し、それから少し開いて停止して、こ
の停止の後にもスイッチが閉状態であると、第16a図
に示すフローに従って、まだ閉とされているスイッチに
対応した制御が開始される。パネル23の少しの開駆動
が終るまでに再操作スイッチが開に戻っていると、つま
り、再操作がワンタッチであると、第16a図のフロー
に戻ったときに閉となっているスイッチが無いので、パ
ネル23は停止したままとなる。このように、自動スラ
イド全閉駆動のときにスイッチの再操作があると、パネ
ル23を一度停止するのみならず、少し開駆動してまた
停止するようにしているのは、自動スライド全閉駆動で
は、パネル23と窓枠との間に物がはさまって、緊急に
停止する必要があった場合が考えられ、この場合に安全
をはかるためである。スイッチSWCをワンタッチで一
瞬閉として開に戻した後に、全スイッチのいずれかをワ
ンタッチで一瞬閉として開に戻すと、パネル23はスラ
イド閉駆動で一度停止し、そこで少しスライド開駆動さ
れて停止し、その後スイッチ操作があるまで停止したま
まとなる。
(3) スライド閉制御(第16f図)において、ステ
ップS64で過負荷を検出した場合、ならびにスライド
全閉制御(第16h図)において、ステップS64Aで
過負荷を検出した場合は、いずれも異常過負荷であるの
で、過負荷フラグをセットし、パネル23を一度停止し
て後少し開いて停止する。そして第16a図のフローに
戻るが、これに戻ったとき、または戻った後に、あるス
イッチが閉であると、過負荷フラグがあるので、第16
k図,第16l図又は第16m図に示す過負荷マニユア
ル応答駆動に進み、いずれにしても、スイッチが10秒
連続して閉であることを条件に、つまり連続して10秒
スイッチ閉を継続して始めて、パネル駆動が開始されス
イッチが閉の間のみそのスイッチに対応した開,閉駆動
が行なわれ、この開,閉駆動においては過負荷検出は行
なわない。
したがって、異常過負荷でパネル23が停止された後、
スイッチを10秒間押し続けると、モータが付勢され
る。パネル駆動機構が動き得る状態、たとえば凍結によ
る過負荷,砂粒等の噛込みによる過負荷など、強い力で
動き得る状態(軽異常)では、このモータ付勢でパネル
が駆動され、スイッチが開になったところで停止する。
パネル駆動機構が動き得ない状態、たとえば機構の破損
など強い力でも動き得ない時(重異常)には、モータが
付勢されてもパネル23が動かないが、操作者がスイッ
チを開に戻すとモータ付勢が停止する。
したがって、操作者の監視のもとでパネル駆動機構の強
制駆動を試すことができ、軽異常のときには当座だけ所
定位置にパネルを駆動して、その後点検,異物除去,修
理等を行なうことできる。重異常のときにはパネル位置
をそのままとして修理等を行なわざるを得ない。
(4) 自動スライド全閉指示スイッチSWCの一瞬の
閉に応じたパネル全閉駆動(第16h図,第16i図)
において、物を挟んでも安全な開度(全閉10cm手前)
でパネルを一時停止し、そして第16a図に示すフロー
に戻って、またスイッチSWCの一瞬の閉に応じてパネ
ルを全閉に駆動する。したがって、ワンタッチ自動全閉
駆動でも、一時停止時に操作者の注意が喚起されて、パ
ネルと窓枠の間に物を挟み込みなどの異常を生じにく
い。また、一時停止したときに自動スライド全閉指示ス
イッチSWCのワンタッチ操作で全閉駆動を操作指示し
得るので、操作性は格別に損なわれない。
〔発明の効果〕
ワンタッチスイッチ操作で、過負荷検出まで開,閉駆動
を継続する自動開,閉駆動が行なわれるので、オペレー
タの操作性が高い。開度検出手段が発生する開度信号が
異常の場合には、開,閉指示スイッチ手段(SWMO,SWO,SW
MC,SWC)を指示状態に強制している間のみ開口覆材の駆
動が行なわれるか、又は、過負荷保護が働くワンタッチ
スイッチ操作応答の自動駆動となるので、開口覆材駆動
の安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のパネル駆動機構を示す斜視
図であり、自動車のルーフに装備されたサンルーフパネ
ルの開閉機構概要を示す。 第2図および第3図はパネル23の前部を支持する機構
を示す拡大側面図であり、第2図は全閉時を、第3図は
スライド開時を示す。 第4図はパネル23の後部を支持する機構を示す拡大側
面図である。 第5図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネルが
全閉になった状態を示す断面図である。 第6図は第4図のVI−VI線断面図である。 第7図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネルが
スライド開のため少し下った状態を示す断面図である。 第8図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネルが
少し下がり更に少しスライド開した状態を示す断面図で
ある。 第9図は第1図のIX−IX線断面であり、パネルが少しチ
ルトアップした状態を示す断面図である。 第10図は第1図のIX−IX線断面に相当するが、パネル
が完全にチルトアップした状態を示す断面図である。 第11a図はパネルがチルトアップを完了した状態の概
略を示す側面図、第11b図はパネル全閉状態を示す概
略側面図、第11c図はパネルが降下してスライド開に
入る状状態を示す概略側面図、第11d図はパネルがス
ライド全開したときの概略側面図である。 第12a図は、ケーブル駆動機構の拡大平面図であり、
一部は破断して示す。第12b図は第12a図のXIIB
−XIIB線断面図、 第13図は第12b図に示す回転軸15の分解斜視図で
ある。 第14図は第12a図および第12b図に示すカム20
とリミットスイッチ200a,200bとの、パネル開,閉状態に
おける相対関係と、カム20の回転とリミットスィチ200
a,200bの開,閉とを示す説明図である。 第15図は、リミットスイッチ200a,200bの開,閉に応じ
た動作モード信号に応じて、また開,閉指示スイッチの
操作に応じてパネル開閉駆動モータを付勢する電気回路
を示す回路図である。 第16a図〜第16m図は該電気回路のマイクロプロセ
ッサ110の制御動作を示すフローチヤートである。 第17a図は従来の過負荷保護装置による過負荷検出タ
イミングを示すグラフ、第17b図は本発明の一実施例
における過負荷検出タイミングを示すグラフである。 機械要素の符号 9:減速機、10,142〜14:歯車 11:電気モータ、14:ウオーム 15,17,18:回転軸、19:偏心軸受け 20:カム、20a〜20c:溝 21:ルーフ、22:開口 23:ルーフパネル(開口覆材) 24,25:駆動ケーブル、26:ブラケット 28:フロントガイド、29:フロントシユー 36:ガイドスロット、39:ガイドリンク 41:リヤシユー、43:ガイドピン 44:ガイドレール、45:ブロック 47:傾斜溝、52:ストッパー片 201:遊星歯車、210:ケーシング内歯 202:ピン 200a,200b:リミットスイッチ(開度検出手段) 電気回路要素の符号 110:マイクロプロセッサ(開閉制御手段) 231,232:リレー接片、233,234:リレーコイル 240:抵抗器(負荷を検出する手段) 230,250:モータドライバ SWMO,SWO,SWMC,SWC,SWD,SWU:開,閉指示スイッチ 260:フイルタ回路、270:増幅回路 290:パワーオンリセット回路 310:定電圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 裕 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−43823(JP,A) 実開 昭56−118116(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気モータおよび該電気モータの正逆転に
    応じて開口覆材を開閉駆動する開閉機構を備える電動駆
    動機構; 前記電気モータを正逆転付勢するモータドライバ; 前記開閉機構の負荷を検出する負荷検出手段; 前記負荷検出手段が検出した負荷を過負荷参照値と比較
    して過負荷を検出する過負荷検出手段; 前記開閉機構の、「開」,「閉直前」,「閉」等の開閉
    状態を示す開度信号を発生する開度検出手段; 前記開口覆材の開,閉を指示する電気信号を発生する
    開,閉指示スイッチ手段; 前記開度検出手段が「閉直前」を除く開度信号を発生し
    ているときに、前記開,閉指示スイッチ手段の開を指示
    する電気信号の発生に応答してモータドライバに開口覆
    材の開駆動を指示し、該電気信号が消滅しても該開駆動
    を継続し、過負荷検出時にモータドライバに停止を指示
    する開制御手段; 前記開度検出手段が「閉直前」を除く開度信号を発生し
    ているときに、前記開,閉指示スイッチ手段の閉を指示
    する電気信号の発生に応答してモータドライバに開口覆
    材の閉駆動を指示し、該電気信号が消滅しても該閉駆動
    を継続し、過負荷検出時にモータドライバに停止を指示
    する閉制御手段;および、 前記開度検出手段が「閉直前」を示す開度信号を発生し
    ているときに開,閉指示スイッチ手段の指示に応答して
    電気モータの付勢をモータドライバに指示し、開,閉指
    示スイッチ手段の該指示が消えるとモータドライバに電
    気モータの停止を指示する閉直前制御手段; を備える、開口覆材の自動開閉装置。
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