JPH064010Y2 - エンジンの伝動軸縦走用空間付きオイルパン - Google Patents

エンジンの伝動軸縦走用空間付きオイルパン

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JPH064010Y2
JPH064010Y2 JP6006287U JP6006287U JPH064010Y2 JP H064010 Y2 JPH064010 Y2 JP H064010Y2 JP 6006287 U JP6006287 U JP 6006287U JP 6006287 U JP6006287 U JP 6006287U JP H064010 Y2 JPH064010 Y2 JP H064010Y2
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JP
Japan
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oil pan
oil
space
groove
shaped space
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JP6006287U
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洋介 森本
清司 寺下
弘則 吉岡
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、エンジンの伝動軸縦走用空間付きオイルパン
に関し、容易に鋳造を行なえるとともに、オイルドレン
を1操作で行なえるものを提供する。
〈背景〉 例えばトラクター等において、エンジンの搭載高さを低
くするために、オイルパンの占有スペース内に軸縦走用
空間を前後に走らせて形成し、トラクター等のミッショ
ンケースから前輪または前側に配置の各種機器に動力を
伝える伝動軸を軸縦走用空間内に通過させることが行な
われている。
この形式のオイルパンの基本構造は、次のようになって
いる。
即ち、図面に示すように、オイルパン本体1とフライホ
イルハウジングの下周壁部2とを前後に位置させて一体
鋳造し、オイルパン本体1の左右方向の中間でその底面
より高い位置に伝動軸3の軸縦走用空間4を前後に貫通
させ、オイルパン本体1の下部にオイルドレン口5をあ
け、オイルドレン口5をドレンプラグ6で開閉可能に閉
じて構成されている。
〈従来技術〉 上記基本構造において、軸縦走用空間4を形成するため
の具体的な構造として、従来では次のものがある。
従来例1(第5図・第6図) オイルパン本体1内で、その前端壁23から後端壁24
にかけて細長い円筒体25を設け、円筒体25の筒孔1
8で前記軸縦走用空間4を形成したものである。
従来例2(第7図・第8図) 底壁9の左右方向の中央部分をその全長に亘って溝状に
凹入形成し、その凹入溝19で前記軸縦走用空間4を形
成したものである。
先考案例(第9図〜第11図) 本考案者が本考案に先立って考案したものである。
上記従来例2の構造において、凹入溝19の前後方向の
中央の下部にオイル連通筒20を架着し、オイルパン本
体1内の左右の下部空間21a・21bが凹入溝壁22
で分離されているところをオイル連通筒20で連通させ
たものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従来例1(第5図・第6図) イ.細長い円筒体25を鋳造するために、細くて長い中
子を使わなければならないため、オイルパンの鋳造が困
難になり、高価につく。
従来例2(第7図・第8図) ロ.オイルパン本体1内の下部空間21a・21bが凹
入溝壁22で分離されるので、正しくオイルドレンする
ために、凹入溝壁22の右側の底壁部分にも左側の底壁
部分にもオイルドレン口5とドレンプラグ6とをそれぞ
れ1個づつ設けなければならず、その構造が複雑とな
り、高価につくうえ、オイルドレン時にドレンプラグ6
を2個操作しなければならず、手間がかかる。
先考案例(第9図〜第11図) 先考案例では、凹入溝状の軸縦走用空間4を鋳造する時
に、細くて長い中子を不要にできるので、オイルパンを
簡単に安価に鋳造でき、しかも、オイルパン本体1内の
左右の下部空間21a・21bの間をオイルがオイル連
通筒20から行き来できるので、オイルドレン口5とド
レンプラグ6は2個設ける必要がなく、オイルドレンの
ための構造及び操作を簡素化できる点で優れている。
しかし、次の問題が残る。
ハ.オイル連通筒20は他の部分よりも早く冷却するこ
とから、凝固が早く、鋳造後に引張り応力が残留するた
め、他物が衝突した時に破損し易い。この残留引張り応
力を取除くために、オイルパン全体を焼ならし処理する
必要があり、高価につく。
ニ.オイル連通筒20は焼ならし処理しても細くて弱い
ため、他物から衝撃力を受けた時に破損し易い。
例えば、エンジンの製造ライン上で、ローラー搬送装置
の曲り角の部分にはボール搬送装置が設けられている場
合があり、ここをエンジンが通過する時にオイル連通筒
20が搬送ボールに衝突して破損するおそれがある。
本考案は、オイルパンの鋳造を容易にし、オイルドレン
のための構造、操作を簡素化し、オイルパンの焼ならし
を不要にし、しかも、他物との衝突による破損をなくす
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記目的を達成するために、例えば第1図〜
第4図に示すように構成したものである。
即ち、軸縦走用空間4は溝状空間部分7と筒孔状空間部
分8とを前後に直列させたものから成り、溝状空間部分
7はオイルパン本体1の底壁9の左右方向の中間部で前
後方向の前端から後端寄りの中間部までの底壁部分を溝
状に凹入させて形成し、溝状空間部分7の後端壁10と
オイルパン本体1の後壁11とにそれぞれ挿嵌孔15・
16を互いに同心状にあけ、両挿嵌孔15・16に亘っ
て筒体12を封止状に挿嵌し、この筒体12の筒孔で前
記筒孔状空間部分8を形成し、筒体12と底壁9との間
にオイル連通隙間13を空けて構成したものである。
〈実施例〉 次に、本考案の実施例を第1図〜第4図に基づき説明す
る。
オイルパン本体1は、その左右方向の中央部に伝動軸3
の軸縦走用空間4を、その後方にフライホイルハウジン
グの下周壁部2をそれぞれ形成している。
伝動軸3はフライホイルハウジング内に設けた出力軸
(図示せず)と連結しており、この出力軸からの出力を
オイルパン本体1の前側に伝達する。
上記軸縦走用空間4は、前側の溝状空間部分7と後側の
筒孔状空間部分8とからなり、オイルパン本体1の底壁
9より高い位置に形成されて、前後方向に一直線状に縦
走している。
溝状空間部分7はオイルパン本体1の底壁9を、その前
端14から後端寄りの中間部に亘って溝状に凹入させる
ことにより、形成されている。
また、溝状空間部分7の後端壁10とオイルパン本体1
の後壁11とにはそれぞれ挿嵌孔15・16が互いに同
心状にあけられており、この両挿嵌孔15・16に亘っ
て挿嵌される筒体12の筒孔で前記筒孔状空間部分8が
形成されている。そして、上記筒体12とオイルパン本
体1の底壁9との間にオイル連通隙間13が空けられて
いて、オイルパン本体1の下部の左右がオイル連通隙間
13を介して連通している。符号17はOリングであ
り、これにより筒体12が封止状に挿嵌されることにな
る。
オイルドレン口5が上記筒体12の下側に1か所あけら
れており、ドレンプラグ6を取付けるようになってい
る。
〈考案の効果〉 本考案は、上記のように構成され、作用することから、
次の効果を奏する。
(イ)軸縦走用空間の筒孔状空間部分を構成する筒体も
溝状部分も長い中子を用いて形成するものでないから、
鋳造が容易になる。
(ロ)筒孔状空間部分を構成する筒体とオイルパン本体
の底壁との間にあけたオイル連通隙間を介してオイルパ
ン本体の下部の左右が連通しているので、オイルドレン
口及びドレンプラグを1か所に設けるだけで済む。しか
も、オイルドレンがドレンプラグ1つの操作で済む。
(ハ)筒孔状空間部分を構成する筒体は独立部品であ
り、鋳造過程での残留引張り応力が発生しないうえ、オ
イルパン本体の外に露出していないので、他物が衝突し
て破損することが無い。
(ニ)また、これに伴い、鋳造後に上記筒体の残留引張
り応力を取除くために、オイルパン全体を焼ならし処理
することを省略できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本実施例を示し、第1図は縦断面図、
第2図は底面図、第3図はIII−III断面図、第4図はIV
−IV断面図であり、第5図〜第11図は従来例を示し、
第5図、第7図及び第9図は第1図相当図、第6図はVI
−VI断面図、第8図はVIII−VIII断面図、第10図はX
−X断面図、第11図はXI−XI断面図である。 1…オイルパン本体、2…フライホイルハウジングの下
周壁部、3…伝動軸、4…軸縦走用空間、5…オイルド
レン口、6…ドレンプラグ、7…溝状空間部分、8…筒
孔状空間部分、12…筒体、13…オイル連通隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−66913(JP,U) 実開 昭55−163418(JP,U) 実開 昭58−139508(JP,U) 実開 昭58−146806(JP,U) 実開 昭63−164512(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルパン本体1とフライホイルハウジン
    グの下周壁部2とを前後に位置させて一体鋳造し、オイ
    ルパン本体1の左右方向の中間でその底面より高い位置
    に伝動軸3の軸縦走用空間4を前後に貫通させ、オイル
    パン本体1の下部にオイルドレン口5をあけ、オイルド
    レン口5をドレンプラグ6で開閉可能に閉じて構成した
    エンジンの伝動軸縦走用空間付きオイルパンにおいて、
    軸縦走用空間4は溝状空間部分7と筒孔状空間部分8と
    を前後に直列させたものから成り、溝状空間部分7はオ
    イルパン本体1の底壁9の左右方向の中間部で前後方向
    の前端から後端寄りの中間部までの底壁部分を溝状に凹
    入させて形成し、溝状空間部分7の後端壁10とオイル
    パン本体1の後壁11とにそれぞれ挿嵌孔15・16を
    互いに同心状にあけ、両挿嵌孔15・16に亘って筒体
    12を封止状に挿嵌し、この筒体12の筒孔で前記筒孔
    状空間部分8を形成し、筒体12と底壁9との間にオイ
    ル連通隙間13を空けて構成した事を特徴とするエンジ
    ンの伝動軸縦走用空間付きオイルパン
JP6006287U 1987-04-20 1987-04-20 エンジンの伝動軸縦走用空間付きオイルパン Expired - Lifetime JPH064010Y2 (ja)

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JPS63166609U JPS63166609U (ja) 1988-10-31
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CN115163246A (zh) * 2022-06-09 2022-10-11 广西玉柴机器股份有限公司 一种拖拉机新型底盘传动轴结构

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