JPH0640321Y2 - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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JPH0640321Y2
JPH0640321Y2 JP1987060173U JP6017387U JPH0640321Y2 JP H0640321 Y2 JPH0640321 Y2 JP H0640321Y2 JP 1987060173 U JP1987060173 U JP 1987060173U JP 6017387 U JP6017387 U JP 6017387U JP H0640321 Y2 JPH0640321 Y2 JP H0640321Y2
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JP
Japan
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diaphragm
thin film
metal thin
gas
resin member
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987060173U
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English (en)
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JPS63166702U (ja
Inventor
順一 江村
陽 三根
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アキュムレータに係り、例えば車両における
油圧サスペンション等に用いられるアキュムレータに関
する。
(従来の技術) 従来、アキュムレータにおいては、その内部を気体室と
液体室に区画するダイヤフラムにゴム等からなる弾性部
材を単体で用いていたが、近時、その信頼性および耐久
性等の観点から、前記ダイヤフラムに種々の複合部材を
用いて気体の透過を抑制するようにしたものがある。
この種のアキュムレータとしては、例えば実開昭61−14
8901号公報に記載されたものが知られている。このアキ
ュムレータでは、ゴム製のゴム膜とそのゴムより気体透
過率の低い樹脂製の樹脂膜とを接着等により重ねること
でダイヤフラムが構成されており、このダイヤフラムで
気体室と液体室を区画するとともに、気体室内の空気が
液体室側に透過するのを前記樹脂膜で抑制するようにな
っている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のアキュムレータにあっ
ては、ゴム膜と樹脂膜とを接着等により重ねてダイヤフ
ラムを構成していたため、長期間の使用によりダイヤフ
ラムに引張力および曲げ力が繰り返し作用すると、前記
ゴム膜と樹脂膜の弾性率の差によって樹脂膜に亀裂や剥
離が生じていた。したがって、ゴム膜のみで気体室と液
体室を区画する部分が生じるので、気体の透過量が多く
なり、耐久性を損ねるという問題があった。
そこで、本考案は、樹脂部材と重ねる部材を工夫するこ
とにより、応答性が高く、柔軟性と耐ガス透過性を長期
に亙って維持することのできる耐久性に優れたアキュム
レータを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的達成のため、液体室と気体室を区画
するダイヤフラムを備えたアキュムレータにおいて、前
記ダイヤフラムを、所定の柔軟性および耐ガス透過性を
有する樹脂部材と、スリットが形成された金属薄膜と、
を一体に重ねて形成したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案では、所定の柔軟性および耐ガス透過性を有する
樹脂部材とスリットを有する金属薄膜とを一体に重ねる
ことで、可及的に樹脂部材のガス透過面積を少なくする
とともに、ダイヤフラムの膜剛性を低くすることが可能
になる。したがって、応答性が高く、柔軟性と耐ガス透
過性を長期に亙って維持することのできる耐久性に優れ
たアキュムレータとなる。さらに、樹脂部材と金属薄膜
とが一体に重ねられるから、そのダイヤフラムの取付け
構造が複雑になることもない。
(実施例) 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1、2図は本考案に係るアキュムレータの第1実施例
を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1図において、1はシェルであり、シェル1は略球状
に形成されている。このシェル1は略椀状のものを2つ
突き合わせて溶接等により接合したもので、シェル1の
内部にはダイヤフラム2が設けられている。このダイヤ
フラム2は、樹脂部材5と金属薄膜6を一体に重ねてそ
の縦断面が略w字状になるよう形成され、押え金具7に
よりシェル1内に密着して固定されることで、シェル1
内を気体室3と液体室4とに区画している。また、ダイ
ヤフラム2の中心部にはダイヤフラム2の損傷を防止す
るプロテクタ8が取り付けられている。
気体室3内にはシェル1に形成された気体導入孔9を通
し、例えば空気、窒素ガス等が所定の圧力で充填されて
おり、気体導入孔9はプラグ10により封止されている。
シェル1内の液体室4側には接続部材11が取り付けられ
ており、シャル1は接続部材11を介して図示しない油圧
車高調整装置に接続されている。また、接続部材11には
液体導入孔12が形成されており、この液体導入孔12を通
して図外のオイルポンプからの作動油が液体室4に導入
され、蓄えられるようになっている。
一方、前記樹脂部材5はゴムより気体透過率の低い所定
の耐ガス透過性を有し、かつ所定の柔軟性を有してお
り、その材料としては、例えば軟質フッ素樹脂やフッ化
ビニリデン等があげられる。
なお、樹脂部材5に用いる材料の所定温度における気体
の透過率(cc・mm/m2・24h・atm)を、従来用いられて
いたゴムと対比する形で、下表に示す。
また、金属薄膜6は樹脂部材5の材料より更に気体透過
率が低くて薄膜化の可能な金属、例えばアルミニウム等
によって形成されている。この金属薄膜6には、第2図
に示すように、プロテクタ8を取り付けるための中心部
の穴21と、所定半径位置に形成された複数の長穴状のス
リット22とが形成されており、複数のスリット22はシェ
ル1内の圧力変化に応じ樹脂部材5と共に第2図中の矢
印方向に変形可能になっている。すなわち、気体室3お
よび液体室4の大きな容積変化によって金属薄膜6に変
形応力が加わるとき、この応力が複数のスリット22によ
って吸収されることで、金属薄膜6の破損が防止される
ようになっており、複数のスリット22はダイヤフラム2
がこのような変形をするのに必要な最小限の面積で形成
されている。なお、スリット22間に位置する第2図中の
A部は金属薄膜6に特に大きな変形応力が加わった場合
に破断し、他の部分に応力集中が生ずるのを防止するよ
うになっている。
次に、作用を説明する。
液体室4に前記オイルポンプから作動油が供給されない
ときは、気体室3内の気体圧力によりダイヤフラム2は
第1図中下方に拡張している。
一方、液体室4内に前記オイルポンプからの作動油が供
給されると、液体室4内の作動油の圧力が気体室3内の
気体圧力に打ち勝ってダイヤフラム2を第1図中上方に
押し上げ、液体室4内に所定圧力の作動油が蓄えられ
る。
そして、前記油圧車高調整装置のショクアブソーバ等で
作動油が必要になると、液体室4内の作動油がそのショ
ックアブソーバ等に随時供給される。
ここで、ダイヤフラム2の気体透過率について考察する
と、ダイヤフラム2はゴムより気体透過率の低い樹脂か
らなる樹脂部材5とこの樹脂部材5の材料より更に気体
透過率の低い金属からなる金属薄膜6とを重ねて形成し
ているので、金属薄膜6が重なった部分において樹脂部
材5の気体透過面積を減少させることができ、しかも、
複数のスリット22が必要最小限の面積で形成され、樹脂
部材5の気体透過率も低く押さえられているので、気体
室3から液体室4側への気体の透過を長期に亙って有効
に防止することができる。
また、ダイヤフラム2の耐久性について考察すると、ダ
イヤフラム2には長期間の使用により引張力および曲げ
力が繰り返し作用するが、引張に対しては金属数膜6が
その引張力を受け持つことで柔軟性のある樹脂部材5の
伸びが許容限度に対し小さく抑えられ、樹脂部材5の亀
裂や剥離の発生が防止される。また、曲げに対しては、
柔軟性のある樹脂部材5が収縮・伸長してその曲げに充
分に追従するとともに、複数のスリット22によって金属
薄膜6に生じる変形応力が吸収されるから、ダイヤフラ
ム2の耐久性が向上する。
さらに、ダイヤフラム2の応答性について考察すると、
薄膜化された金属、即ち金属薄膜6に、更に複数のスリ
ット22を形成することにより、金属薄膜6の曲げへの追
従を容易にするとともに、樹脂部材5の柔軟性を阻害し
ないようにしているから、ダイヤフラム2の膜剛性を低
く抑えることができ、低圧でも高い応答性を得ることが
可能になる。
このように、本実施例では、所定の柔軟性および耐ガス
透過性を有する樹脂部材5とスリット22を有する金属薄
膜6とを一体に重ねることで、樹脂部材5のガス透過面
積を少なくするとともに、ダイヤフラム2の膜剛性を低
くすることができ、応答性が高く、柔軟性と耐ガス透過
性を長期に亙って維持することのできるアキュムレータ
を提供することができる。さらに、樹脂部材5と金属薄
膜6とを一体に重ねてダイヤフラム2が形成されるか
ら、ダイヤフラム2の取付け構造が単一素材からなる場
合と同様に簡素になる。
第3図は本考案の第2実施例を示す図である。
本実施例は金属薄膜のスリット形状が上述例と異なるだ
けで全体構成は上述例と略同一であるので、同一又はそ
れに相当する部材に同一符合を用いて重複する全体構成
の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第3図において、金属薄膜6には、プロテクタ8を取り
付けるための中心部の穴31と、放射状に配列された複数
の長穴状のスリット32とが形成されている。複数のスリ
ット32はシェル1内の圧力変化に応じ樹脂部材5と共に
第3図中の矢印方向に変形可能になっている。すなわ
ち、気体室3および液体室4の大きな容積変化によって
金属薄膜6に変形応力が加わるとき、この応力が複数の
スリット32によって吸収されることで、金属薄膜6の破
損が防止されるようになっており、複数のスリット32は
ダイヤフラム2がこのような変形をするのに必要な最小
限の面積で形成されている。
本実施例においても、所定の柔軟性および耐ガス透過性
を有する樹脂部材5とスリット32を有する金属薄膜6と
を一体に重ねることで、上述例と略同様の作用効果を得
ることができる。
第4図は本考案の第3実施例を示す図である。
本実施例は金属薄膜のスリット形状が上述例と異なるだ
けで全体構成は上述例と略同一であるので、同一又はそ
れに相当する部材に同一符合を用いて重複する全体構成
の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第4図において、金属薄膜6には、プロテクタ8を取り
付けるための中心部の穴41と、所定半径位置に形成され
た複数の長穴状のスリット42と、放射状に配列された複
数の長穴状のスリット43とが形成されている。複数のス
リット42、43はシェル1内の圧力変化に応じ樹脂部材5
と共に変形可能になっており、気体室3および液体室4
の大きな容積変化によって金属薄膜6に変形応力が加わ
るとき、この応力が複数のスリット42、43によって吸収
されることで、金属薄膜6の破損が防止されるようにな
っている。
本実施例においても、所定の柔軟性および耐ガス透過性
を有する樹脂部材5とスリット42、43を有する金属薄膜
6とを一体に重ねることで、上述例と略同様の作用効果
を得ることができる。
なお、スリット形状は上述の実施例の形状に限定される
ものではない。要は金属薄膜にかかる変形応力を吸収で
きる形状であれば良く、ダイヤフラム形状、圧力および
容積変化量等に応じて種々に変形して好適な形状とすれ
ば良い。
(効果) 本考案によれば、所定の柔軟性および耐ガス透過性を有
する樹脂部材とスリットを有する金属薄膜とを一体に重
ねてダイヤフラムを形成しているので、樹脂部材のガス
透過面積を可及的に少なくするとともに、ダイヤフラム
の膜剛性を低くすることができ、応答性が高く、柔軟性
と耐ガス透過性を長期に亙って維持することのできる耐
久性に優れたアキュムレータを提供することができる。
さらに、樹脂部材と金属薄膜とを一体に重ねるので、単
体素材からなるダイヤフラムと同様にその取付け構造を
簡素にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1、2図は本考案に係るアキュムレータの第1実施例
を示す図であり、 第1図はその一部断面平面図、 第2図はその金属薄膜の平面図である。 第3図は本考案に係るアキュムレータの第2実施例を示
すその金属薄膜の平面図であり、 第4図は本考案に係るアキュムレータの第3実施例を示
すその金属薄膜の斜視図である。 2……ダイヤフラム、 3……気体室、 4……液体室、 5……樹脂部材、 6……金属薄膜、 22、32、42、43……スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−252802(JP,A) 実開 昭63−137168(JP,U) 特公 昭40−26067(JP,B1) 実公 昭53−23923(JP,Y2) 特表 昭59−501583(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体室と気体室を区画するダイヤフラムを
    備えたアキュムレータにおいて、 前記ダイヤフラムを、所定の柔軟性および耐ガス透過性
    を有する樹脂部材と、スリットが形成された金属薄膜
    と、を一体に重ねて形成したことを特徴とするアキュム
    レータ。
JP1987060173U 1987-04-20 1987-04-20 アキュムレータ Expired - Lifetime JPH0640321Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987060173U JPH0640321Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 アキュムレータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987060173U JPH0640321Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 アキュムレータ

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JPS63166702U JPS63166702U (ja) 1988-10-31
JPH0640321Y2 true JPH0640321Y2 (ja) 1994-10-19

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ID=30892349

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987060173U Expired - Lifetime JPH0640321Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20 アキュムレータ

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Families Citing this family (2)

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JPH074361Y2 (ja) * 1988-12-16 1995-02-01 エヌオーケー株式会社 ダイアフラム
JP2009293507A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Alps Electric Co Ltd 圧電ポンプ

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JPS63166702U (ja) 1988-10-31

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