JPH0640465U - 摩擦クラッチの防水構造 - Google Patents
摩擦クラッチの防水構造Info
- Publication number
- JPH0640465U JPH0640465U JP7613192U JP7613192U JPH0640465U JP H0640465 U JPH0640465 U JP H0640465U JP 7613192 U JP7613192 U JP 7613192U JP 7613192 U JP7613192 U JP 7613192U JP H0640465 U JPH0640465 U JP H0640465U
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- housing
- clutch housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造の簡略化により取り付け作業性を向上で
きるとともに、防水性及び放熱性に優れた摩擦クラッチ
の防水構造を提供する。 【構成】 クラッチハウジング10の上部に形成された
開孔10aから挿入されるクラッチレリーズレバー40
を有する摩擦クラッチ2において、上記クラッチレリー
ズレバー40の上記クラッチハウジング外側部分に、該
クラッチハウジング外表面との間に隙間を形成しつつ上
記開孔10aを遮蔽し得るプレート50を装着した。
きるとともに、防水性及び放熱性に優れた摩擦クラッチ
の防水構造を提供する。 【構成】 クラッチハウジング10の上部に形成された
開孔10aから挿入されるクラッチレリーズレバー40
を有する摩擦クラッチ2において、上記クラッチレリー
ズレバー40の上記クラッチハウジング外側部分に、該
クラッチハウジング外表面との間に隙間を形成しつつ上
記開孔10aを遮蔽し得るプレート50を装着した。
Description
【0001】
本考案は、摩擦クラッチの防水構造、特にクラッチハウジングの上部に形成さ れた開孔から挿入されるクラッチレリーズレバーを有する摩擦クラッチの該クラ ッチレリーズレバー部分の防水構造に関する。
【0002】
自動車用摩擦クラッチは、エンジンとトランスミッションとの間に配置されて おり、クラッチ接断のためのクラッチレリーズ機構を備えている。このクラッチ レリーズ機構はクラッチレリーズ軸受を動かすためのクラッチレリーズレバーを 有している。該クラッチレリーズレバーはクラッチハウジングに形成された開孔 からクラッチハウジング内に挿入されており、その先端部は上記クラッチレリー ズベアリングに係合し、そのクラッチハウジング外側部分にはクラッチケーブル が連結されている。
【0003】 このような摩擦クラッチにおいて、上記開孔からクラッチハウジング内への水の 浸入を防止するための防水構造として、上記開口にゴムブーツを装着した構造が 一般に採用されている(例えば実開昭2−2119527号参照)。
【0004】
上記従来の自動車用摩擦クラッチの防水構造では、クラッチ組み立て後、ゴム ブーツを上記クラッチハウジングの開孔に取り付ける作業が必要となるが、この 作業は煩雑なため取り付け作業性が悪く、コストも増加する。またクラッチハウ ジングのゴムブーツ取付部の構造が複雑となり、その鋳造性が低下する。さらに ゴムブーツを装着するとクラッチハウジング内の冷却性の点で不利となる。
【0005】 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、構造の簡略化により取り 付け作業性を向上できるとともに、防水性及び放熱性に優れた摩擦クラッチの防 水構造を提供することを目的としている。
【0006】
本考案に係る摩擦クラッチは、クラッチハウジングの上部に形成された開孔か ら挿入されるクラッチレリーズレバーを有する摩擦クラッチの防水構造において 、上記クラッチレリーズレバーの上記クラッチハウジング外側部分に、該クラッ チハウジング外表面との間に隙間を形成しつつ上記開孔を遮蔽し得るプレートを 装着したことを特徴としている。
【0007】
本考案に係る摩擦クラッチの防水構造では、クラッチハウジングの上部に形成 された開孔からクラッチレリーズレバーが挿入されており、該クラッチレリーズ レバーの上記クラッチハウジング外側部分に、上記開孔を遮蔽し得るプレートが 装着されている。このプレートにより、車両走行中に跳ね上げられた水が該開孔 からクラッチハウジング内に浸入するのが防止できる。なお、プレートとクラッ チハウジングの外表面との間には隙間が形成されているが、上記開孔がクラッチ ハウジングの上部に形成されているため、水の浸入には上記プレートだけで十分 に対処できる。またこの隙間により、クラッチハウジング内の熱を外部に放散す ることができる。さらに、クラッチレリーズレバーにプレートを装着するだけの 簡単な構造なので、構造を簡略化でき、取り付け作業性を向上できる。 このように、本考案によれば、簡単な構造で優れた防水性及び放熱性を発揮す ることができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1ないし図3は本考案の一実施例による摩擦クラッチを説明するための図で ある。図1はエンジンルーム内における摩擦クラッチ等の配置を示しており、ま た図2は摩擦クラッチの縦断面図、図3はクラッチレリーズレバーの縦断面側面 図、図4は該クラッチレバーの底面図である。
【0009】 図1において、本摩擦クラッチの防水構造が適用される車両のエンジンルーム 内には、エンジン1,摩擦クラッチ2及びマニュアルトランスミッション3が横 置き配置されている。また、これらの前方(図左方)にはラジエタ4が、後方( 図右方)にはダッシュパネル5が配置されている。したがって、摩擦クラッチ2 は上記エンジン1,マニュアルトランスミッション3,ラジエタ4及びダッシュ パネル5によってその側面周囲が囲まれており、またその上面はボンネットによ って覆われている。
【0010】 摩擦クラッチ2は、図2に示すように、クラッチハウジング10を有しており 、該クラッチハウジング10は上記エンジン1のシリンダブロック(図示せず) と上記トランスミッション3のミッションケース(図示せず)との間に装着され ている。このクラッチハウジング10内には、クランクシャフト11の端部が挿 入されており、該クランクシャフト11端部にはフライホイール12が固定され ている。該フライホイール12の端面にはクラッチカバー16が固定され、この クラッチカバー16の内側には、ダイヤフラムスプリング17及びプレッシャプ レート18がその他のクラッチカバー構成部材とともに組み付けられている。
【0011】 上記フライホイール12と同一の回転軸線上には、トランスミッション3の入 力軸20がフライホイール12と相対回転可能に配置されている。この入力軸2 0の端部にはクラッチディスク22が組み付けられている。該クラッチディスク 22のハブ24は、上記入力軸20に対してトルク伝達可能かつ入力軸20の軸 線方面に対してスライド可能に設けられている。
【0012】 クラッチディスク22のフェーシング26は、上記フライホイール12及びプ レッシャプレート18の間に配置されている。クラッチ接続時には、上記プレッ シャプレート18に作用する上記ダイヤフラムスプリング17の設定荷重により 、フェーシング26はフライホイール12とプレッシャプレート18との間で強 固に挟持される。
【0013】 クラッチハウジング10内には上記入力軸20を回転自在に支持するフロント ベアリングリテーナ円筒部30が配設されており、該フロントベアリングリテー ナ円筒部30の外周には、クラッチレリーズベアリング31を備えたベアリング ハブ32が軸方向スライド自在に設けられている。すなわち、クラッチレリーズ ベアリング31は、上記フライホイール12,クラッチカバー16,ダイヤフラ ムスプリング17及びプレッシャプレート18等を含むクラッチカバー構成部材 の回転中心に配置されている。
【0014】 上記クラッチハウジング10の上部には開口10aが形成されており、該開口 部10aを通じてクラッチレリーズレバー40が挿入されている。該クラッチレ リーズレバー40の一部は、クラッチハウジング10内に固定されたフォーク支 持ボール60を支点として回動可能になっている。また、クラッチハウジング1 0の外部にはブラケット61が取り付けられ、該ブラケット61によりクラッチ ケーブル62のアウタケーブル62aが固定支持されている。該クラッチケーブ ル62のインナケーブル62bの先端はクラッチレリーズレバー40の上端部に 係止され、他端は図示しないアシスト機構を介してクラッチペダルに連結されて いる。
【0015】 クラッチレリーズレバー40は、図3及び図4に示すように、二股状に形成さ れた各脚部41を有する基部42と、該基部42に固着された棒状の胴部43と から主として構成されている。上記各脚部41間には上記円筒部30が挿入され ており、該各脚部41は、クラッチレリーズベアリング31のベアリングハウジ ング32に当接し該ベアリングハウジング32とともに一体的に軸方向に動き得 るようになっている。上記胴部43の端部には、その前面側(図3上側)及び後 面側にそれぞれ係合凹部43a及び43bが形成されている。該係合凹部43a には上記インナケーブル62bの先端部が係止している。これによりクラッチペ ダルの踏み込みに連動してクラッチレリーズレバー40が回動するとともに(図 2二点鎖線参照)、各脚部41を介してべアリングハブ32がダイヤフラムスプ リング17側に移動してダイヤフラムスプリング17の中心部を押圧し、この結 果クラッチの接続が解除されるようになっている。また、上記係合凹部43bに は、クラッチハウジング10の外部に装着されたリターンスプリング63の一端 が係止されている。このリターンスプリング63によりクラッチレリーズレバー 40がクラッチ接続位置(図2実線位置)に復帰するようになっている。
【0016】 上記クラッチレリーズレバー40の胴部43の略中央部にはたとえば板金製の プレート50が設けられている。該プレート50の中央部には孔50aが形成さ れ、この孔50a内に胴部43が挿入されている。また、上記プレート50には 、上記基部42と一体形成された取り付け部51の上端が固着されている。該取 り付け部51の下端部には係合凹部51aが形成されており、該係合凹部51a が上記フォーク支持ボール60で支持されている。そしてこの取り付け部51と フォーク支持ボール60はばね部材52によって互いに連結されている。なお、 取り付け部51の中央部の一部は切り欠かれて上面側(図3上側)に掘り起こさ れており、この掘り起こし部の端部51bに上記ばね部材52の一端が係止して いる。また、プレート50の一部(図3下側部分)は若干折り曲げられており、 この折り曲げ部50bを形成することによって、クラッチレリーズレバー40の 回動時にプレート50とクラッチハウジング10との干渉が防止されている(図 2二点鎖線参照)。
【0017】 上記プレート50は、図2に示すように、クラッチレリーズレバー40をクラ ッチハブ10内に組み付けたときに上記開口10aを覆うためのものであり、こ のプレート50により、車両走行中に跳ね上げられた水が該開孔10aからクラ ッチハウジング10内に浸入するのが防止できる。なお、上述のように、摩擦ク ラッチ2は上記エンジン1,マニュアルトランスミッション3,ラジエタ4及び ダッシュパネル5によってその周囲が囲まれているため、クラッチレリーズレバ ー40にプレート50を取り付けただけの簡単な構造でクラッチハウジング10 内への水の浸入を防止することが可能である。また、プレート50とクラッチハ ウジング10の外表面との間には隙間が形成されているが、上記開孔10aがク ラッチハウジング10の上部に形成されているため、水の浸入に対しては上記プ レート50だけで十分に対処できる。またこの隙間により、クラッチハウジング 10内の熱を外部に放散することができ、十分な放熱性を確保できる。さらに、 クラッチレリーズレバー40にプレート50を装着するだけの簡単な構造なので 、構造を簡略化でき、取り付け作業性を向上できる。
【0018】
以上のように本考案に係る摩擦クラッチの防水構造によれば、クラッチレリー ズレバーのクラッチハウジング外側部分に開孔を遮蔽し得るプレートを取付けた ので、構造を簡略化でき、取り付け作業性を向上できるとともに、十分な防水性 及び放熱性を確保できる。
【図1】本考案の一実施例による摩擦クラッチの防水構
造が適用された車両のエンジンルーム内における各装置
の配置を示す図である。
造が適用された車両のエンジンルーム内における各装置
の配置を示す図である。
【図2】上記摩擦クラッチの防水構造の縦断面図であ
る。
る。
【図3】上記摩擦クラッチのクラッチレリーズレバーを
示す図4のIII −III 線断面図である。
示す図4のIII −III 線断面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
2 摩擦クラッチ 10 クラッチハウジング 10a 開孔 40 クラッチレリーズレバー 50 プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 クラッチハウジングの上部に形成された
開孔から挿入されるクラッチレリーズレバーを有する摩
擦クラッチの防水構造において、上記クラッチレリーズ
レバーの上記クラッチハウジング外側部分に、該クラッ
チハウジング外表面との間に隙間を形成しつつ上記開孔
を遮蔽し得るプレートを装着したことを特徴とする摩擦
クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7613192U JPH0640465U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 摩擦クラッチの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7613192U JPH0640465U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 摩擦クラッチの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640465U true JPH0640465U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13596396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7613192U Withdrawn JPH0640465U (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 摩擦クラッチの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640465U (ja) |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP7613192U patent/JPH0640465U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |