JPH0640595U - パイプカバー - Google Patents

パイプカバー

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JPH0640595U
JPH0640595U JP8028692U JP8028692U JPH0640595U JP H0640595 U JPH0640595 U JP H0640595U JP 8028692 U JP8028692 U JP 8028692U JP 8028692 U JP8028692 U JP 8028692U JP H0640595 U JPH0640595 U JP H0640595U
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pipe cover
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水道管や空調機器配管等のパイプの断熱、保
温用パイプカバーであって、パイプの外周を極めて容易
に被包することができるパイプカバーを提供する。 【構成】 パイプの外周を両側から抱持して被包する2
つ割りの発泡合成樹脂製パイプカバー14において、前
記発泡合成樹脂が発泡ポリオレフィン系樹脂からなり、
前記パイプカバー14を構成する一対のカバー半体15
a、15bを折曲部16を介して接続するとともに、こ
れらカバー半体15a、15bの接合面に互いに係合可
能な係止凸部17と係止凹部18とを設けた構成とす
る。 【効果】 パイプカバー14によりパイプを被包して断
熱、保温するには、パイプカバー14を折曲部16で折
り曲げて両カバー半体15a、15bによりパイプの外
周を両側から抱持し、係止凸部17を係止凹部18に押
し込んで係合させるだけでよい。したがって、パイプの
断熱、保温作業を極めて容易且つ迅速に行なうことがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水道管、給湯管や空調機器配管等のパイプの断熱、保温に使用する パイプカバーに関し、更に詳しくは、前記パイプの外周を両側から抱持して被包 する2つ割りの発泡合成樹脂樹脂製パイプカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種のパイプカバーには種々の構造のものが実用化されているが 、その代表的なものの一つを図6及び図7に示す。 これらの図において、パイプ1は直管2に分岐管3を接続したY字管で、パイ プカバー4はパイプ1の外周を抱持して被包する一対のカバー半体5a、5bか ら構成されている。
【0003】 両カバー半体5a、5bは、パイプカバー4を直管2及び分岐管3の軸線を含 む平面で2分割することにより得られる互いに対称の形状に、且つ内外2層構造 に成形されている。内層6は耐熱性及び弾力性を付与するため発泡ポリプロピレ ン樹脂製とし、外層7は発泡ポリエチレン樹脂製としている。 そして、これら両カバー半体5a、5bを製造する場合には、まず、発泡ポリ プロピレン樹脂製押出シートと発泡ポリエチレン樹脂製押出シートとを作成し、 次に両シートを熱融着して2層シートを製造し、次にこの2層シートから真空成 形により両カバー半体5a、5bを成形して、両カバー半体5a、5bに残った 余分のシートを切除し、然る後に、両カバー半体5a、5b接合面のいずれか一 方に複数枚の両面接着テープ8を貼り付けることにより製造している。この両面 接着テープ8の表面には離型紙9が貼り付けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のパイプカバー4によりパイプ1の外周を被包するには、多 数あるカバー半体5a、5bから対をなす対称のカバー半体5a、5bを探し出 して組み合わせる必要があり、また、両面接着テープ8により両カバー半体5a 、5bの接合面どうしを接着するために、いちいち離型紙9を剥がして接着剤層 を露出させ、且つ半体どうしがずれないように注意して接着しなければならず、 いずれの作業も極めて面倒で作業能率が悪いという問題があった。 また、製造面においても、先ず発泡ポリプロピレンシートと発泡ポリエチレン シートとを作成し、次いでこれらのシートを熱融着して2層構造のシートを作成 し、次いで真空成形し、しかる後に余分のシートを切除するという複雑な工程を 経なければならない上、該シートの切断片が大量に発生し不経済であるという問 題を有していた。 本考案は、従来のパイプカバーを改良して、上述のような問題点を取り除くこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のパイプカバーは、パイプの外周を両側か ら抱持して被包する2つ割りの発泡合成樹脂パイプカバーにおいて、前記発泡合 成樹脂が発泡ポリオレフィン系樹脂からなり、前記パイプカバーを構成する一対 のカバー半体を折曲部を介して接続するとともに、これらカバー半体の接合面に 互いに係合可能な係止凸部と係止凹部とを設けた構成としている。
【0006】 そして、前記発泡ポリオレフィン系樹脂が耐熱性の点から発泡ポリプロピレン 樹脂であることが好ましく、さらにパイプの素材金属に対して耐性を有すること が好ましい。 また、前記折曲及び/又は係止凸部は、カバー半体と同一の素材からなってい てもよく、また未発泡ポリオレフィン系樹脂、フィルム、テープ、クロス等から なっていてもよい。 さらに、前記パイプカバー全体を型内発泡成形により一体成形してもよい。
【0007】
【作用】
上記構成のパイプカバーは、一対のカバー半体を折曲部を介して接続している ので、使用時には従来のように対をなす対称のカバー半体を探す手間が無くなり 、さらにカバー半体の接合面に互いに係合可能な係止凸部と係止凹部とを設けて いるので、両カバー半体の接合時には係止凸部を係止凹部に押し込んで係合させ るだけでよく、従来のように離型紙を剥がし、しかも半体どうしがずれないよう に接着するという煩雑な作業が無くなる。
【0008】 そして、発泡ポリオレフィン系樹脂として発泡ポリプロピレン樹脂を使用する と、発泡ポリプロピレン樹脂は耐熱性とともに弾力性を有するので、高温の流体 を流すパイプにも使用できるとともに、パイプカバーがパイプによく密着して断 熱、保温効果が向上し、且つ折曲部が複数回の折り曲げに耐える。さらに、発泡 ポリオレフィン系樹脂に銅、亜鉛等のパイプの素材金属に対する耐性を付与する ことにより、パイプの素材金属による発泡ポリオレフィン系樹脂の劣化が防止さ れ、耐久性が向上する。
【0009】 また、折曲部及び/又は係止凸部をカバー半体と同一の素材にするか、又は未 発泡ポリオレフィン系樹脂製にすると、パイプカバー全体又は各カバー半体毎の 一体成形が可能になる。 さらに、パイプカバー全体を型内発泡成形により一体成形すると、製造コスト が大幅に低減する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。 図1は、本実施例のパイプカバーによりパイプを被包した状態を示す。図1に おいて、パイプ11は、直管12に分岐管13を接続したY字管であり、またパ イプカバー14は2つ割りで、パイプ11の外周を両側から抱持して被包する一 対のカバー半体15a、15bから構成されている。
【0011】 両カバー半体15a、15bは、発泡ポリオレフィン系樹脂製で、図2に示す ようにパイプカバー14を直管12及び分岐管13の軸線を含む平面で2分割す ることにより得られる互いに対称の形状を有し、折曲部16を介して互いに接続 (図2では2箇所)され、型内発泡成形により一体成形されている。そして、両 カバー半体15a、15bの接合面の両外側縁中間には、図2及び図3に示すよ うに、互いに係合可能な係止凸部17と係止凹部18とを適当数相対向する位置 に設けている。
【0012】 なお、上記係止凸部17と係止凹部18は、両カバー半体15a、15bの接 合面の両外側縁中間に設けたが、他の実施例として図4に示すように接合面の各 端縁に沿って設けてもよく、さらに他の実施例として図5に示すように接合面の 両側縁の全長に沿って設けてもよい。何れの場合も、係止凸部17と係止凹部1 8の作用、効果は同じである。
【0013】 また、上記発泡ポリオレフィン系樹脂として発泡ポリプロピレン樹脂を使用す ると、発泡ポリプロピレン樹脂は耐熱性及び弾力性に富むので、パイプ11が高 温流体を流す場合に好適であるとともに、パイプカバー14がパイプ11によく 密着して断熱、保温効果が向上する。しかも、折曲部16が何回でも折り曲げに 耐えるので、パイプカバー14を繰り返し使用することもできる。しかし、パイ プカバー14を繰り返し使用することは極めて稀であるので、折曲部16は1回 の折り曲げでひび割れや破断するようなものであっても差し支えない。
【0014】 さらに、パイプ11が銅管や亜鉛メッキ鋼管などの場合には、発泡ポリオレフ ィン系樹脂が銅や亜鉛などの金属により劣化するのを防止するため、これらの金 属に耐性を付与する物質、例えばBHTやアミン系、リン系、チオエーテル系に 代表される酸化防止剤、あるいはトリアゾール系、ヒドラジン系に代表される金 属不活性剤等を発泡ポリオレフィン系樹脂に練り込んでおくことができる。
【0015】 上記構成のパイプカバー14によりパイプ11を被包して断熱、保温するには 、パイプカバー14を折曲部16で折り曲げて両カバー半体15a、15bによ りパイプ11の外周を両側から抱持し、係止凸部17を係止凹部18に押し込ん で係合させるだけでよい。したがって、パイプ11の断熱、保温作業を極めて容 易且つ短時間に行なうことができる。
【0016】 本考案のパイプカバーは一対のカバー半体をそれぞれ成形し、粘着テープ、布 等からなる折曲部を介して両者を接続してもよいが、ビーズ成形法により一体成 形するのが生産性の面から好ましい。この場合、折曲部は発泡又は非発泡のいず れでもよい。 また、上記実施例では折曲部及び係止凸部、係止凹部はそれぞれ複数個設けた 例を示したが、これらは少なくとも1個設けることにより、本考案の目的を達成 することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下の利点を有する。 パイプカバーを一対のカバー半体を折曲部を介して接続するとともに、これら カバー半体の接合面に互いに係合可能な係止凸部と係止凹部とを設けて従来の両 面接着テープを不要にしたので、使用時には従来のように対をなす対称のカバー 半体を探す手間や、両面接着テープの離型紙を剥がして接着剤を露出させ、しか も半体どうしがずれないように注意して接着するという厄介な作業が不要である 。そのため、極めて容易且つ迅速にパイプの外周を被包することができ、断熱、 保温作業の能率が向上する。
【0018】 そして、発泡ポリオレフィン系樹脂として発泡ポリプロピレン樹脂を使用する と、発泡ポリプロピレン樹脂は耐熱性及び弾力性を有するので、パイプカバーを 高温流体を流すパイプにもしようできるとともに、パイプカバーがパイプによく 密着して断熱、保温効果が向上し、且つ折曲部が何回でも折り曲げに耐えてパイ プカバーの繰り返し使用を可能にする。さらに、発泡ポリオレフィン系樹脂にパ イプの素材金属に対して耐性を付与する物質を含有させると、パイプの素材金属 による発泡ポリオレフィン樹脂の劣化を防止し、耐久性を高めることができる。
【0019】 また、折曲部及び/又は係止凸部をカバー半体と同一の素材にするか、又は未 発泡ポリオレフィン系樹脂にすると、パイプカバー全体又は各カバー半体毎の一 体成形が可能になり、製造コストが低減する。 さらに、パイプカバー全体を型内発泡成形により一体成形すると、製造コスト が大幅に低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すパイプカバーの全体斜
視図である。
【図2】図1に示す実施例のパイプカバーの展開斜視図
である。
【図3】本考案に設ける係止凸部と係止凹部の一実施例
の係合状態を示す拡大斜視図である。
【図4】本考案に設ける係止凸部及び係止凹部の他の実
施例の係合状態を示す拡大斜視図である。
【図5】本考案に設ける係止凸部及び係止凹部のさらに
他の実施例の係合状態を示す拡大斜視図である。
【図6】従来のパイプカバーの一例を示す全体斜視図で
ある。
【図7】図6に示す従来のパイプカバーの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 パイプ 14 パイプカバー 15a、15b カバー半体 16 折曲部 17 係止凸部 18 係止凹部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプの外周を両側から抱持して被包す
    る2つ割りの発泡合成樹脂製パイプカバーにおいて、前
    記発泡合成樹脂が発泡ポリオレフィン系樹脂からなり、
    前記パイプカバーを構成する一対のカバー半体を折曲部
    を介して接続するとともに、これらカバー半体の接合面
    に互いに係合可能な係止凸部と係止凹部とを設けたこと
    を特徴とするパイプカバー。
  2. 【請求項2】 発泡ポリオレフィン系樹脂が、発泡ポリ
    プロピレン樹脂である請求項1記載のパイプカバー。
  3. 【請求項3】 発泡ポリオレフィン系樹脂が、発泡ポリ
    エチレン樹脂である請求項1記載のパイプカバー。
  4. 【請求項4】 発泡ポリオレフィン系樹脂が、パイプの
    素材金属に対して耐性を有する請求項1又は2記載のパ
    イプカバー。
  5. 【請求項5】 折曲部及び/又は係止凸部が、カバー半
    体と同一の素材からなる請求項1〜4記載のパイプカバ
    ー。
  6. 【請求項6】 折曲部及び/又は係止凸部が、未発泡ポ
    リオレフィン系樹脂からなる請求項1〜4記載のパイプ
    カバー。
  7. 【請求項7】 パイプカバー全体を型内発泡成形により
    一体成形した請求項1〜6記載のパイプカバー。
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