JPH0640892A - パップ剤 - Google Patents

パップ剤

Info

Publication number
JPH0640892A
JPH0640892A JP4199455A JP19945592A JPH0640892A JP H0640892 A JPH0640892 A JP H0640892A JP 4199455 A JP4199455 A JP 4199455A JP 19945592 A JP19945592 A JP 19945592A JP H0640892 A JPH0640892 A JP H0640892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poultice
cellulose derivative
examples
weight
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4199455A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Ohara
栄 尾原
Kazumasa Maruyama
和政 丸山
Yasuaki Muto
泰明 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP4199455A priority Critical patent/JPH0640892A/ja
Publication of JPH0640892A publication Critical patent/JPH0640892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 べとつき感がなく、優れた使用感を与えるパ
ップ剤を提供する。 【構成】 パップ剤において、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースをさらにカルボキシメチル基で置換したセ
ルロース誘導体を0.2〜5.0重量%含有することと
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パップ剤に関する。
【0002】
【従来の技術】パップ剤は、通常、炎症または充血など
を除去するために使用され、これらの症状を緩和もしく
は除去するための薬効成分を含み、糊状の剤型を有する
ものである。
【0003】従来、パップ剤に増粘剤として使用される
高分子としては、ゼラチン等の天然高分子、ポリアクリ
ル酸等の合成高分子、セルロース誘導体等の半合成高分
子を挙げることができる。とりわけ、保型性が優れ、増
粘効果を持つものとして、カルボキシプロピルメチルセ
ルロースナトリウム(以下、CMCともいう)、ポリア
クリル酸が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カルボキシプ
ロピルメチルセルロースナトリウムあるいはポリアクリ
ル酸は、増粘効果において優れているものの、べとつき
感があり、使用感に劣るという欠点があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、べとつき感
がなく、優れた使用感を与えるパップ剤を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、べとつき
感がなく、優れた使用感を与えるパップ剤について鋭意
検討を行った結果、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス(以下、HPMCともいう)に置換基としてカルボキ
シメチル基を導入したセルロース誘導体をパップ剤に使
用することが効果的であることを見い出し、本発明に想
到した。
【0007】上記目的達成のため、請求項1の本発明
は、パップ剤において、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースをさらにカルボキシメチル基で置換したセルロー
ス誘導体を0.2〜5.0重量%含有することを特徴と
する。
【0008】上記目的達成のため、請求項2の発明は、
請求項1のパップ剤において、上記セルロース誘導体の
カルボキシル基による置換度が該セルロース誘導体を構
成するアンヒドログルコースユニットあたりのモル数で
0.05〜0.8であることを特徴とする。
【0009】本発明にかかるパップ剤が含有するセルロ
ース誘導体の出発物質(原料)とされるHPMCは、市
販のものを使用することができる。市販のHPMCは、
ヒドロキシプロポキシル基含量が4.0〜12.0重量
%(置換度MS0.1〜0.3)、メトキシル基含量が
19.0〜30.0重量%(置換度DS1.2〜2.
0)であり、また、2%水溶液の粘度を20℃でウベロ
ーデ粘度計で測定するとき、2.4〜200,000c
Stのものがある。本発明では、このようなHPMCを
いずれも使用することができる。市販されているHPM
Cとしては、メトローズ(商品名;信越化学工業株式会
社製)をはじめ数社から入手可能なものがある。
【0010】目的とするセルロース誘導体は、上記HP
MCをカルボキシメチル化することにより得られる。カ
ルボキシメチル基の導入は、CMCを製造する方法と同
様に公知の各種の方法により行うことができる。最も一
般的な方法は、出発物質のHPMCを反応溶媒中に分散
させ、アルカリの存在下で、エーテル化剤と反応させる
方法である。上記反応溶媒としては、イソプロピルアル
コールが一般的である。上記アルカリとしては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等を挙げることができる
が、水酸化ナトリウムが実用的である。上記エーテル化
剤としては、モノクロル酢酸、モノクロル酢酸ナトリウ
ム等のモノハロゲン酢酸もしくはその塩またはそれらの
混合物を使用することができる。
【0011】得られるセルロース誘導体のカルボキシメ
チル基による置換度MSは、セルロース誘導体を構成す
るアンヒドログルコースユニットあたりのモル数で0.
05〜0.8、好ましくは、0.1〜0.5である。カ
ルボキシメチル基のMSがこの範囲より低いと粘着性に
劣り、この範囲より高いと過度のべとつき感を与える。
【0012】なお、出発物質のHPMCは、原料パルプ
にメチルクロライドおよびプロピレンオキサイドを反応
させて得られるが、この製造過程でカルボキシメチル化
を行っても良い。例えば、メチルクロライドやプロピレ
ンオキサイドを仕込む際、モノクロル酢酸を同時に添加
して反応させることができる。
【0013】上記のようにして合成されたセルロース誘
導体を、本発明にかかるパップ剤に含有させるにあたっ
て、その含有量は、0.2〜5.0重量%、好ましく
は、0.5〜4.0重量%である。この範囲より低いと
保型性、粘着性に劣り、この範囲より高いと粘度が高す
ぎて調製が困難となる。
【0014】本発明のパップ剤には、上記セルロース誘
導体の他、各種成分を適宜配合することができる。配合
成分としては、ゼラチン、カオリン等の基剤;グリセリ
ン、プロピレングリコール、ソルビトール等の保湿剤;
サリチル酸メチル、メントール、カンフル、生薬成分等
の薬効成分があり、その他必要に応じて、酸化防止剤、
香料、着色剤等を配合することができる。上記配合成分
は、パップ剤の使用目的に沿って公知の比率でパップ剤
に配合される。パップ剤の調製方法については、例え
ば、「新製剤開発システム総合技術、開発設計篇」(R
&Dプランニング社)276〜296頁等によることが
できる。
【0015】
【実施例】以下に実施例1〜4に本発明に使用すること
のできるセルロース誘導体の実施例を挙げ、実施例5〜
8に実施例1〜4のセルロース誘導体を使用したパップ
剤を挙げる。また、比較例1〜4を本発明にかかるパッ
プ剤の特性を明示するために挙げる。
【0016】実施例1 ヒドロキシプロポキシル基による置換度MS 0.2
0、メトキシル基による置換度DS 1.4、20℃に
おける2%水溶液のウベローデ粘度が115,000c
Stのヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPM
C)(商品名 メトローズ 90SH100000、信
越化学工業株式会社製)40gを500mlセパラブル
フラスコに入れ、イソプロピルアルコール320gを加
えて分散し、これに49%NaOH24.9gを加え、
窒素雰囲気下で30分攪拌した。これにモノクロル酢酸
7.8gを加えて、70℃で2時間反応させた。反応液
を酢酸で中和し、生成物を濾過した後、200gのメタ
ノールで4回洗浄し、乾燥して本発明で使用するセルロ
ース誘導体を得た。この物質のカルボキシメチル基によ
る置換度MSは0.2であった。
【0017】実施例2〜4 上記実施例1と同様の条件で、原料であるHPMCの置
換度やモノクロル酢酸の量を変化させて実施例2〜4の
セルロース誘導体を得た。
【0018】実施例1〜4によって得られたセルロース
誘導体の特性を表1に示した。なお、比較例3について
は後述するが、カルボキシルメチル基による置換度MS
を示すために表1に掲載した。
【0019】
【表1】
【0020】実施例5〜8、比較例1〜4 以下の組成によりパップ剤を調製し、評価した。 ゼラチン 10重量部 グリセリン 25重量部 カオリン 10重量部 ポリマー 3重量部 水 52重量部 全量 100重量部 ただし、実施例5〜8ではポリマーとして、上記実施例
1〜4のセルロース誘導体を各々使用し、比較例1〜4
では各々表2に掲げるポリマーを使用した。ただし、比
較例1はポリマーを使用しないものである。
【0021】上記組成において、グリセリンにゼラチ
ン,カオリン,ポリマーを加え、80℃で30分攪拌し
た後、水を加えて均一になるまで攪拌した。このペース
トを不織布上にアプリケータを用い、厚み0.5mmで
均一に塗布し、膏体表面をポリエチレンフィルムで被覆
して30分室温放置した後、以下の評価を行った。
【0022】(1) 皮膚への粘着性 パップ剤(7cm×5cm)を皮膚に張り、レオメータ
(不動工業株式会社製)を用いて皮膚から1cm/se
cの速度で引き剥すときの力を測定した。
【0023】(2) べとつき感 官能試験を行った。 ○ べとつきなし,× ややべとつく
【0024】(3) 皮膚への残留性 パップ剤を20分間貼付し、剥離後の膏体の皮膚への残
留量を測定した。
【0025】(4) 膏体の保型性 パップ剤上に50gの分銅を載せ、60℃の乾燥機中
で、1時間荷重した後の膏体のはみ出し量を測定した。
【0026】以上の試験の結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】上記実施例5〜8と比較例1〜4との比較
において了解されるように、本発明にかかるパップ剤
は、皮膚へのべとつき感がCMC等と比較してそれほど
変化がない割合に、CMC等に認められるべとつき感が
少なく、皮膚への残留性や保型性にも優れていることが
了解される。
【0029】
【発明の効果】上記したところから明かなように、本発
明によれば、べとつき感がなく、優れた使用感を与える
パップ剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 泰明 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシプロピルメチルセルロースを
    さらにカルボキシメチル基で置換したセルロース誘導体
    を0.2〜5.0重量%含有することを特徴とするパッ
    プ剤。
  2. 【請求項2】 上記セルロース誘導体のカルボキシル基
    による置換度が該セルロース誘導体を構成するアンヒド
    ログルコースユニットあたりのモル数で0.05〜0.
    8であることを特徴とする請求項1のパップ剤。
JP4199455A 1992-07-27 1992-07-27 パップ剤 Pending JPH0640892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4199455A JPH0640892A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 パップ剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4199455A JPH0640892A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 パップ剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0640892A true JPH0640892A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16408102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4199455A Pending JPH0640892A (ja) 1992-07-27 1992-07-27 パップ剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640892A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8354393B2 (en) Film preparation and process for preparing the same
AU602901B2 (en) New esters of alginic acid
WO1996003973A1 (en) Highly bioadhesive and mucoadhesive compositions for the treatmenof epithelia and mucous membranes
JPS63260955A (ja) シリコ−ン組成物
JP2001064175A (ja) ビタミンc又はその誘導体を配合したパップ剤
JP5100110B2 (ja) 義歯安定剤組成物
JPH07508542A (ja) ペクチン酸およびペクチニン酸のエステル体
JP6172507B2 (ja) アシルカルボキシメチルセルロース、及びアシルカルボキシメチルセルロースを含有する化粧料
JPH0640892A (ja) パップ剤
AU657636B2 (en) Hydroxyalkylchitosan salt, production process thereof and cosmetic composition containing the same
EP1543828B1 (en) Gel sheet and preparation method thereof
US5086077A (en) Endermic medicament with a gel base
JPS6249245B2 (ja)
JPH06329525A (ja) 化粧用パック剤
JP2867162B2 (ja) ピールオフ型パック化粧料
JPS6026401B2 (ja) 両性ヒドロキシエチルセルロ−ス誘導体、その製造方法及びそれを有効成分とする水性化粧料用分散安定剤
JPH05331201A (ja) セルロース誘導体およびパップ剤組成物
JP2926363B2 (ja) ゲル状エナメルリムーバー
JP3850559B2 (ja) カルボキシメチルセルロース又はその塩類
JPH05345712A (ja) パック化粧料
JPH0816046B2 (ja) 化粧品用原材料物質
JP3002527B2 (ja) 可溶性皮膚化粧料
JP3497887B2 (ja) 多糖誘導体、その製造法並びにこれを含有する化粧料及び洗浄剤組成物
JP2005336177A (ja) フィルム製剤及びその製造方法
JPS61249919A (ja) パツプ剤