JPH05331201A - セルロース誘導体およびパップ剤組成物 - Google Patents

セルロース誘導体およびパップ剤組成物

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JPH05331201A
JPH05331201A JP13715592A JP13715592A JPH05331201A JP H05331201 A JPH05331201 A JP H05331201A JP 13715592 A JP13715592 A JP 13715592A JP 13715592 A JP13715592 A JP 13715592A JP H05331201 A JPH05331201 A JP H05331201A
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JP
Japan
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cellulose derivative
cellulose
weight
poultice
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JP13715592A
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English (en)
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Sakae Ohara
栄 尾原
Katsuyoshi Minemura
勝義 峰村
Yasuaki Muto
泰明 武藤
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保形性に優れ、皮膚に対する粘着性と定着性
に富み、パップ剤の粘着性成分として応用可能な水溶性
セルロースエーテル、及びそれを応用したパップ剤組成
物を提供する。 【構成】本発明のセルロース誘導体は、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースの水酸基の水素を炭素数8以上の
長鎖のヒドロキシアルキル基、アシル基、アルコキシ−
ヒドロキシ−アルキル基の中から選択される基、及びカ
ルボキシメチル基でそれぞれ部分置換させてなる。本発
明のパップ剤組成物は上記のセルロース誘導体を0.2
重量%〜5.0重量%含む。このセルロース誘導体は、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースにアルキル基を置
換させ、カルボキシメチル基を置換させることで合成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パップ医薬品あるいは
化粧品などで増粘剤として用いられるセルロース誘導体
及びそれを含有したパップ剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】外用医薬品や化粧品では粘着剤、保湿
剤、コンディショニング剤などの中の重要な成分のひと
つとして増粘剤が用いられる。増粘剤は通常、水と混和
して粘着剤になる。このような増粘剤としてはしばしば
セルロース系化合物が用いられる。セルロース系化合物
としては、具体的には例えば、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセ
ルロースなど、水溶性で非イオン性のセルロースエーテ
ルが挙げられる。カルボキシメチルセルロースやカチオ
ン化ヒドロキシエチルセルロースなどのイオン性セルロ
ース系化合物なども用いられる。
【0003】これに対し、例えば特公平1-28041号公
報、特公平1-28042号公報などに開示があるように、近
年、水と少量で混和して高い粘性を発揮するセルロース
誘導体が発明された。これらは、非イオン性水溶性セル
ロースエーテルの一部に炭素数8〜24の長鎖のアルキ
ル基が部分置換している。アルキル基の置換しているこ
れらのセルロース誘導体は、上記公報によれば当初、主
に塗料の粘度を上げる目的で開発された。その後、特開
平3-12401号公報、特開平3−141210号公報、特開平3
−141214号公報、特開平3−218316号公報などではこれ
を外用医薬品、化粧品用に応用しようとする提案がなさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パップ剤の増粘剤は皮
膚に対する十分な定着性すなわち皮膚に接着した場合に
適度な残留性があること、長期間所定の形を保って多少
の外圧では崩れないことなどの性質を有することが要求
される。これらの性質は適度な粘着性とともに重要な性
質である。これまで、このような性質をバランスよく有
する増粘剤はほとんどなかった。
【0005】パップ剤の増粘剤は種々の性質をバランス
よく有することが求められる。上記のセルロース誘導体
の場合、その増粘効果について一般にアルキル基の置換
率が上昇すれば増加する。アルキル基の置換率が0.4
重量%以下であれば置換率が高いほど優れた増粘効果を
発揮する。ところが置換率が0.4重量%を超えると親
水性がなくなる。水に難溶性、不溶性になると増粘性効
果は失なわれる。
【0006】アルキル基の置換率が0.4重量%の場
合、これを水と混和させてもパップ剤に必要十分な粘度
は得られない。皮膚に対する定着性も不十分で、保形性
も低く、パップ剤に応用してもはがれやすいなどの難点
があった。そのため、従来のセルロース誘導体ではその
優れた性質をパップ剤に活かすことはできなかった。
【0007】粘着液の粘着性は粘度とずり速度曲線の傾
きから確認される非ニュートン粘性指数と関係する。従
来のセルロース誘導体と水との混和液の場合、その非ニ
ュートン粘性指数が非常に大きいという特徴があった。
【0008】セルロース誘導体としてはこの外にも特開
平1−152102号公報に、カルボキシメチル基で置換した
アルキル基改質ヒドロキシエチルセルロースが開示され
ている。このセルロース誘導体はもともとパップ剤など
への応用は期待できない。
【0009】本発明は上記のような問題点を解決するた
め、水と混和して適度な粘着性を発揮し、保形性に優
れ、皮膚に対する適度な定着性を有する粘着剤を形成で
きるセルロース誘導体、及びそのようなパップ剤組成物
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明のセルロース誘導体は、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースの水酸基の水素を炭素数8以
上のヒドロキシアルキル基、アシル基、アルコキシ−ヒ
ドロキシ−アルキル基の中から選択される基、及びカル
ボキシメチル基で部分置換させてなる。
【0011】本発明のパップ剤組成物は上記のセルロー
ス誘導体を0.2重量%〜5.0重量%含む。
【0012】本発明のセルロース誘導体は、例えば次式
で表わされる。
【0013】
【化1】
【0014】上記式中、Rは水素、メチル基、−〔CH2C
H(CH)3O 〕mHで示される基、−CH2COOHで示されるカル
ボキシメチル基、長鎖のヒドロキシアルキル基、アシル
基、アルコキシ−ヒドロキシ−アルキル基の中から選択
される。Rで示されているこれらの基は、隣接する繰り
返し単位相互間で、あるいは同一の繰り返し単位中で互
いに構造が同一でもよく、異なっていてもよい。
【0015】カルボキシメチル基の置換度は0.05〜
0.8、特に0.1〜0.5であると好ましい。カルボ
キシメチル基の置換度が0.05より低くなるとパップ
剤に使用したときのパップ剤の粘着性が悪くなってあま
り好ましくない。
【0016】長鎖のヒドロキシアルキル基、アシル基ま
たは、アルコキシ−ヒドロキシ−アルキル基の炭素数は
8〜27、好ましくは10〜21である。炭素数が8未
満であるとあまり十分な粘度が得られず、27より大き
い場合は一般的でない。通常、上記のアルコキシ−ヒド
ロキシ−アルキル基は炭素数8〜24のアルキル基が炭
素数3のグリシジロキシル基と結合した炭素数11〜2
7のアルキルグリシジルエーテルが開環してなる。ヒド
ロキシアルキル基は炭素数8〜24の1,2−エポキシ
アルカンのエポキシ基が開環してなる。アシル基は、炭
素数8〜24のアシルハライドのハロゲンが脱離してな
る。
【0017】このような基としては、具体的には、nが
7〜23の整数で-CH(OH)CnH2n+1で示されるヒドロキシ
アルキル基、例えばステアロイル基で代表され -COR1
示されるアシル基、nが8〜24の整数で -CH2CH(OH)C
H2OCnH2n+1で示される3−アルコキシ−2−ヒドロキシ
プロピル基などを挙げることができる。これらは単独で
用いられていてもよく、組み合わされて用いられていて
もよい。
【0018】このようなヒドロキシアルキル基、アシル
基、アルコキシ−ヒドロキシ−アルキル基の合計置換度
は0.001〜0.1、好ましくは0.002〜0.0
05が望ましい。置換度が0.001より低いと水と混
和しても十分な増粘効果が得られず、0.1より高いと
水との親水性が悪くなってあまり好ましくない。
【0019】ヒドロキシプロポキシル基の含量は4.0
重量%〜12.0重量%、メトキシル基の含量は19.
0重量%〜30.0重量%であるとよい。
【0020】本発明のセルロース誘導体の製造は、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースの水酸基の水素を部分
的に長鎖のアルキル基で置換し、次いで、残りの水酸基
の水素をカルボキシメチル基で置換するとよい。カルボ
キシメチル基の置換はアルキル基の置換に先行してもよ
い。両者を同時に置換してもよい。
【0021】アルキル基で置換するヒドロキシプロピル
メチルセルロースは、ヒドロキシプロポキシル基の含量
が4.0重量%〜12.0重量%、メトキシル基の含量
が19.0重量%〜30.0重量%、2重量%濃度の水
溶液の粘度を20℃でウベローデ粘度計で測定したとき
の動粘度が2.4cSt〜20万cStであるとよい。
このようなヒドロキシプロピルメチルセルロースは、例
えば信越化学工業からは商品名メトローズとして市販さ
れ、その他にも数社から一般に市販されている。
【0022】ヒドロキシプロピルメチルセルロースをア
ルキル基で置換するには、例えば、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースとアルキルカルボニルグリシジルエー
テルとをアルカリの存在する低級アルコール溶媒中で反
応させればよい。具体的には、特公平1-28041号公報、
特公平1-28042号公報、特開平2−169601号公報などで
も述べられている。
【0023】カルボキシメチル基の置換は、カルボキシ
メチルセルロースを製造する方法に準じればよい。一般
的な方法としてはセルロース系ポリマーをイソプロピル
アルコールに分散させ、アルカリの存在下でモノクロル
酢酸と反応させる方法がある。
【0024】上記のセルロース誘導体はパップ剤組成物
中に通常、増粘剤として利用される。パップ剤組成物中
に上記のセルロース誘導体を含有させる割合は、組成物
全重量中、0.2重量%〜5重量%、好ましくは0.5
重量%〜4重量%が望ましい。含有量が0.2重量%よ
り少ないと粘着効果を十分発揮できない。5重量%より
高いと粘度が高すぎ、他の成分との混合むらが生じて均
質な組成物の調製が困難となる。
【0025】パップ剤組成物中にはこの他、通常、ゼラ
チン、カオリンなどの基剤、グリセリン、プロピレング
リコールなどの保湿剤、サリチル酸メチル、メントー
ル、カンフル、生薬成分などの薬効成分が含有される。
これらは一般的な組成比で配合される。
【0026】パップ剤の場合、通常これらのパップ剤組
成物を例えば不織布上にアプリケータでペースト状に塗
布して用いる。
【0027】
【作用】カルボキシメチル基は高い水溶性を発揮し、長
鎖のアルキル基は水と混和したとき水分子と反発して非
ニュートン粘性指数を下げ、高い粘性を発揮する。
【0028】
【発明の効果】本発明のセルロース誘導体は保形性に優
れ、皮膚に対する粘着性と定着性に富む。したがって、
本発明のセルロース誘導体及びそれを応用したパップ剤
組成物は、粘着性、残留性、保型性ともに優れた性能を
有する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0030】実施例1 ヒドロキシプロピルメチルセルロース40gを500ミ
リリットルセパラブルフラスコに入れ、イソプロピルア
ルコール320gを加えて上記のヒドロキシプロピルメ
チルセルロースをイソプロピルアルコール中に分散し
た。ヒドロキシプロピルメチルセルロースには信越化学
工業社製のメトローズ90SH100000を用いた。このメトロ
ーズ90SH100000は、ヒドロキシプロポキシル基含量7.
5重量%、メトキシル基含量23.0重量%、20℃に
おけるウベローデ粘度値は11万5000cStであ
る。
【0031】次いで、上記のセパラブルフラスコに49
重量%の水酸化ナトリウム水溶液3.4gを加え、窒素
雰囲気下で30分間撹拌した。これにステアリルグリシ
ジルエーテル2gを加え、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースとステアリルグリシジルエーテルとを80℃で
5時間、置換反応させた。これにより、ステアリル基
(-CO(CH2)16CH3)が置換したヒドロキシプロピルメチル
セルロースの粗製物が得られた。
【0032】上記の粗製物中に、さらに49重量%の水
酸化ナトリウム水溶液11.5gを添加し、モノクロル
酢酸(ClCH2COOH )7.8gを加え、ステアリル基が置
換しているヒドロキシプロピルメチルセルロースとモノ
クロル酢酸とを2時間反応させた。得られた反応液を酢
酸で中和し、ヘキサン500gを添加してろ過し、20
0gのろ過ケークを得た。得られたろ過ケークをヘキサ
ンで3回、200gのメタノールで4回洗浄して乾燥し
た。これにより、カルボキシメチル基とステアリル基と
が置換したセルロース誘導体を得た。
【0033】得られたセルロース誘導体のステアリル基
置換度は0.006、カルボキシメチル基の置換度は
0.2であった。
【0034】1重量%の濃度で水に溶解したときの粘度
を求め、1−(粘度−ズリ速度曲線の傾き)から非ニュ
ートン粘性指数を求めた。結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例2 実施例1と同様にし、その中のステアリルグリシジルエ
ーテルの量を2gでなく、0.7gとした。結果を表1
に示す。
【0037】実施例3 実施例1と同様にし、モノクロル酢酸の量を7.8gで
なく、16gとした。結果を表1に示す。
【0038】実施例4 実施例1と同様にし、ステアリルグリシジルエーテルの
量を2gでなく7gとし、モノクロル酢酸の量を7.8
gでなく16gとした。結果を表1に示す。
【0039】実施例5 実施例1と同様にし、ステアリルグリシジルエーテル2
gでなく、代わりにデシルグリシジルエーテル1.3g
を用いた。結果を表1に示す。
【0040】実施例6 実施例1と同様にし、ステアリルグリシジルエーテル2
gでなく、代わりにオクチルグリシジルエーテル1.1
gを用いた。結果を表1に示す。
【0041】実施例7 実施例1と同様にし、ステアリルグリシジルエーテル2
gでなく、代わりにC24アルキルグリシジルエーテル
2.5gを用いた。結果を表1に示す。
【0042】比較例1 ヒドロキシプロピルメチルセルロースに3−オクタデシ
ロキシ−2−ヒドロキシプロピル基が置換しているセル
ロース系化合物(置換度0.002)について、実施例
1と同様に粘度と非ニュートン粘性指数を調べた。結果
を表1に示す。
【0043】比較例2 ヒドロキシプロピルメチルセルロースに3−オクタデシ
ロキシ−2−ヒドロキシプロピル基が置換しているセル
ロース系化合物(置換度0.006)と水との混和液の
粘度を調べようとした。容易に水に溶けないことが確認
された。
【0044】比較例3、4 カルボキシメチルセルロース(商品名 CMCタ゛イセル1380
)とヒドロキシプロピルメチルセルロース(商品名 9
0SH100000)とについて、実施例1と同様に粘度と非ニ
ュートン粘度指数を調べた。結果を表1に示す。
【0045】上記実施例のセルロース誘導体は、これま
での例であれば水に溶けなくなるほどアルキル基が高い
値で置換していても、なお、親水性のあることが分かっ
た。1重量%水溶液は、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースやカルボキシメチルセルロースに比較し高粘度
で、非ニュートン粘性指数が低いことも分かった。
【0046】実施例8〜14 以下の割合いでパップ剤組成物を調製し、パップ膏体と
しての特性評価をした。 ゼラチン 10重量部 グリセリン 25重量部 カオリン 10重量部 セルロース誘導体 3重量部 水 52重量部 全量 100重量部 なお、セルロース誘導体としては、上記実施例1〜7で
得られた各セルロース誘導体を順次用いた。
【0047】調製手順はいずれも次のようにした。グリ
セリンにゼラチン、カオリン、セルロース誘導体を加
え、80℃で30分撹拌した後、更に水を加えて液相が
均一になるまで撹拌してペースト状のパップ剤組成物を
得た。得られたパップ剤組成物を不織布上にアプリケー
ターを用いて厚み0.5mmで均一に塗布し、組成物表面
をポリエチレンフィルムで被覆して30分間室温下で放
置してパップ剤を得た。
【0048】パップ剤について以下のように特性評価を
した。 1.皮膚への粘着性 パップ剤(7cm×5cm)を被験者の皮膚に張り、レオメ
ーター(不動工業社製)を用いて皮膚から1cm/sec の
速度で引きはがすときの力を測定した。 2.皮膚への残留性 パップ剤を被験者の皮膚に20分間貼付し、剥離後の膏体
の皮膚への残留量を測定した。 3.膏体の保型性 パップ剤上に50gの分銅をのせ、60℃の乾燥機中に
1時間放置して膏体が不織布の周囲からはみ出た量を測
定した。結果を表2に示す。
【0049】
【表2】
【0050】比較例5 実施例8と同様にし、セルロース誘導体の使用を省略し
た。結果を表2に示す。
【0051】比較例6 実施例8と同様にし、実施例1で製造したセルロース誘
導体を使用しないで、代わりに比較例4で使用したヒド
ロキシメチルセルロース(HPMC)を用いた。結果を
表2に示す。
【0052】比較例7 実施例8と同様にし、実施例1で製造したセルロース誘
導体を使用しないで、代わりに比較例3で使用したカル
ボキシメチルセルロース(CMC)を用いた。結果を表
2に示す。
【0053】比較例8 実施例8と同様にし、実施例1で製造したセルロース誘
導体を使用しないで、代わりに比較例1で使用したセル
ロース系化合物(HM−HPMC)を用いた。結果を表
2に示す。
【0054】比較例9 実施例8と同様にし、実施例1で製造したセルロース誘
導体を使用しないで、代わりにポリアクリル酸ナトリウ
ム(PA酸Na)を用いた。結果を表2に示す。
【0055】実施例1〜7のセルロース誘導体および実
施例8〜14のパップ剤組成物は、それをパップ剤に応
用すると粘着性、残留性、保型性ともに優れた性能を発
揮することが分かった。
フロントページの続き (72)発明者 武藤 泰明 新潟県中頸城郡頸城村大字西福島28番地の 1 信越化学工業株式会社合成技術研究所 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシプロピルメチルセルロースの
    水酸基の水素を炭素数8以上のヒドロキシアルキル基、
    アシル基、アルコキシ−ヒドロキシ−アルキル基の中か
    ら選択される基、及びカルボキシメチル基で部分置換さ
    せてなることを特徴とするセルロース誘導体。
  2. 【請求項2】 上記カルボキシメチル基の置換度が0.
    05〜0.8である請求項1に記載のセルロース誘導
    体。
  3. 【請求項3】 上記ヒドロキシアルキル基がα−ヒドロ
    キシアルキル基であり、アルコキシ−ヒドロキシ−アル
    キル基が3−アルコキシ−2−ヒドロキシプロピル基で
    あり、ヒドロキシアルキル基、アシル基、アルコキシ−
    ヒドロキシ−アルキル基の中の炭素数が8〜27、これ
    らによる置換度が0.001〜0.1である請求項1ま
    たは2に記載のセルロース誘導体。
  4. 【請求項4】 上記のヒドロキシプロピルメチルセルロ
    ースは、ヒドロキシプロポキシル基の含量が4.0重量
    %〜12.0重量%、メトキシル基の含量が19.0重
    量%〜30.0重量%であり、ウベローデ粘度計に現れ
    る2重量%水溶液の動粘度が2.4〜20万cStであ
    る請求項1〜3のいずれかに記載のセルロール誘導体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のセルロ
    ース誘導体を0.2重量%〜5.0重量%含むことを特
    徴とするパップ剤組成物。
JP13715592A 1992-05-28 1992-05-28 セルロース誘導体およびパップ剤組成物 Pending JPH05331201A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154989A (ja) * 2000-11-14 2002-05-28 Lion Corp 眼科用組成物、及び生体粘膜への薬物の滞留性向上組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154989A (ja) * 2000-11-14 2002-05-28 Lion Corp 眼科用組成物、及び生体粘膜への薬物の滞留性向上組成物

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