JPH0641347U - 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー - Google Patents

交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー

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JPH0641347U
JPH0641347U JP7507792U JP7507792U JPH0641347U JP H0641347 U JPH0641347 U JP H0641347U JP 7507792 U JP7507792 U JP 7507792U JP 7507792 U JP7507792 U JP 7507792U JP H0641347 U JPH0641347 U JP H0641347U
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JP
Japan
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filter equipment
value
digital relay
offset
relay
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Pending
Application number
JP7507792U
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Inventor
英之 中谷
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP7507792U priority Critical patent/JPH0641347U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】交流フィルタ設備を流れる電流には、交流フィ
ルタ設備により分路される周波数以外の成分、例えば直
流オフセット成分が含まれている。この直流オフセット
成分を極力除くことが、ディジタルリレー動作の誤差要
因を除く上で望まれる。 【構成】電流のサンプル値im(m=0,1,2,…) を一定周期
にわたって総和し、データ数で割ることにより直流オフ
セット値を求め、前記サンプル値im から差し引き、こ
の差し引かれたデータに基づいて応動するディジタルリ
レー1を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は交流フィルタ設備保護用ディジタルリレーに関し、さらに詳細にいえ ば、電力系統に流れる電流に重畳される高周波成分を除去するために設けられた 交流フィルタ設備に流れる高周波成分の実効値に応動する交流フィルタ設備保護 用ディジタルリレーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
周期数変換所等に設置される交流フィルタ設備は、直列に接続されたコイル、 リアクトルおよび抵抗等により構成され、特定の高周波成分に対しては低インピ ーダンス、それ以外の高周波成分に対しては高インピーダンスとなるものである 。したがって、交流フィルタ設備は、電力系統と並列に設置して、電力系統に流 れる電流に含まれる特定の高周波成分のみを大地に流す機能を持っている。
【0003】 ところで、交流フィルタ設備に、電力系統から過大な電流が流れることがある 。この状態を放置すると交流フィルタ設備の過負荷につながるので、リレーによ って過電流を検知し、遮断器を設けて電流の流入を遮断してやる必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記リレーに入力される電流信号には、当該交流フィルタ設備により分路され る周波数以外の成分、例えば直流オフセット成分が含まれている。さらにリレー には、アナログハイパスフィルター、サンプルホールド回路、A/D変換器など のアナログ信号処理回路が含まれているが、この処理回路のゲインが大きいため 、直流オフセット成分が増幅される。
【0005】 このため、入力電流が0の状態であっても、パネルの計測表示値が0でない値 (最大4%に達することもある。)を表示したり、零相電流表示値が0でない値 (最大8%に達することもある。)を表示したりする。 したがって、前記アナログ信号処理回路において、直流オフセット成分を極力 発生させないことが、誤差要因を除く上で望まれるが、例えばアナログハイパス フィルターの直流ゲインを十分低下させようとすると、フィルタ特性(第27〜 37次高調波特性)をある程度犠牲にすることになるため、アナログ信号処理回 路の改良にも限度がある。
【0006】 本考案は、上記の欠点を改善するためなされたものであり、直流オフセット成 分を確実に遮断することができる交流フィルタ設備保護用ディジタルリレーを提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の交流フィルタ設備保護用ディジタルリレ ーは、対象波に含まれる基本波の周波数に相当する一定の周波数ωを設定して、 対象波の一周期2π/ωを2k等分した各時点ごとに対象波をサンプリングする サンプリング手段と、サンプリング手段によってサンプリングされたサンプル値 im(m=0,1,2,…) を一定周期にわたって総和し、データ数で割ることにより直流 オフセット値を求め、前記サンプル値im から差し引く演算手段とを有し、この 差し引かれたデータに基づいて得られる実効値に応動するディジタルリレーであ る。
【0008】
【作用】
対象波の瞬時値i(t) を、直流成分I0 と、基本波成分In(n=1)と、高調波成 分In(n=2,3,・・・・) とを用いて一般的に書き表すと、 i(t) =I0 +ΣIn sin (nωt+θn) (1) となる。Σ(総和)はnについてとるものとする。nは次数、ωはi(t) の基本 波の周波数、θn はn次波の位相である。
【0009】 ここで、一周期2π/ωを2k等分した各時点ごとにi(t) をサンプリングを すると、 im =i(2m π/ 2kω) =I0 +ΣIn sin(nmπ/k+θn) (2) となる。
【0010】 サンプル値をm=0から2k−1まで総和すると、 A=2kI0 +ΣΣIn sin(nmπ/k+θn) (3) となる。Σはn及びmについてとられる。mについての総和をとれば、(3) 式の 右辺はすべて0となるので、総和値Aは、 A=2kI0 となる。したがって、このAをサンプル数2kで割ると、対象波に含まれる直流 成分I0 を求めることができる。そこでサンプル値im からI0 を引くと、オフ セット成分を含まないデータを得ることができる。
【0011】
【実施例】
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 図1は、交流フィルタ設備保護用ディジタルリレーの設置状態を示すブロック 図である。 配電線21と大地との間には、特定の高調波を流すコンデンサC、リアクトル L、抵抗Rを有する交流フィルタ設備22及び遮断器SWが接続されており、交 流フィルタ設備22を流れる電流は検流器23により検出される。
【0012】 検流器23により検出された電流は、交流フィルタ設備保護用ディジタルリレ ー1に入力される。 ディジタルリレー1は、検流器23の出力電圧を降圧する補助トランス11、 アナログハイパスフィルター12、アナログハイパスフィルター12の出力電圧 i(t) (フィルタ設備22を流れる電流に比例する)を一定時間Δt(Δtは例 えば0.000139秒に設定される。周波数60Hz の場合、位相角3°に相当し、k =60、120サンプリングとなる。)ごとにサンプリングするサンプルホール ド回路13、サンプルホールドされたアナログ値をディジタル変換するA/D変 換器14、そのディジタル変換されたサンプル値(im とおく)を記憶し、オフ セットを求めるオフセット演算部15、オフセット演算部15によってオフセッ ト成分が除かれたデータに基づいて実効値演算をする実効値演算部16、及び実 効値と整定値とを比較する比較部17を有する。
【0013】 上記ディジタルリレー1の動作を図2の波形図に基づいて説明する。なお、同 図の横軸は時間tを示し、縦軸はアナログハイパスフィルター12の出力電圧i (t) を示す。 サンプル値im は、上記一定時間Δtごとにサンプリングされオフセット演算 部15のメモリに刻々記憶される。オフセット演算部15は、1サイクル分のサ ンプル値im に基づいて、 A=Σim を算出し、求められたAを2k=120で割ることによって、オフセット成分I 0 を求める。そして、サンプル値im からオフセット成分I0 を減算する。
【0014】 これにより、オフセット成分がカットされたデータを得ることができ、このデ ータに基づいて実効値演算部16が高周波成分の実効値を算出する。 そして、比較部17は、上記実効値を整定値と比較し、実効値が整定値を超え ていれば、交流フィルタ設備22の安全を確保するため遮断器SWのトリップ出 力を出す。これにより、交流フィルタ設備22に流れる電流を遮断できる。なお 、この場合、時限リレーを取り付けて実効値が整定値以上である状態が一定時間 続いたときのみ動作信号を出力するようにしてもよい。
【0015】 以上のようにして、オフセット演算することにより、直流成分を含まない高調 波のみを取り出すことができる。したがって、このようにして構成されたディジ タルリレーを用いれば、誤差要因となる直流成分をキャンセルすることができる フィルタ設備の保護リレーを構成することができる。 なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではない。例えば上記実施例で は、1サイクル分のサンプル値im の総和を平均することによりオフセット成分 を求めたが、一般に複数サイクル分の総和をとってもよい。ただし、サイクル数 が多くなるほどオフセット値は正確になるが、多くのデータを記憶しなければな らないので、リレー応動時間が遅れるという問題がある。そこで、サイクル数は 精度とリレー応動時間との観点から決めなければならない。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、サンプル値im(m=0,1,2,…) を一定周期にわ たって総和し、データ数で割ることにより直流オフセット値を求め、前記サンプ ル値im から差し引き、この差し引かれたデータに基づいて応動するので、誤差 要因が除かれた正確なデータに基づいて応動する交流フィルタ設備保護用ディジ タルリレーを実現することができる。したがって、当該交流フィルタ設備を適切 に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】交流フィルタ設備保護用ディジタルリレーのブ
ロック構成図である。
【図2】サンプリング手法を解説するグラフである。
【符号の説明】
1 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー 12 アナログハイパスフィルター 13 サンプルホールド回路 14 A/D変換器 15 オフセット演算部 16 実効値演算部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流フィルタ設備に流れる過電流を検出す
    る交流フィルタ設備保護用ディジタルリレーであって、 対象波に含まれる基本波の周波数に相当する一定の周波
    数ωを設定して、対象波の一周期2π/ωを等分した各
    時点ごとに対象波をサンプリングするサンプリング手段
    と、 サンプリング手段によってサンプリングされたサンプル
    値im(m=0,1,2,…) を一定周期にわたって総和し、デー
    タ数で割ることにより直流オフセット値を求め、前記サ
    ンプル値im から差し引く演算手段とを有し、 この差し引かれたデータに基づいて得られる実効値に応
    動することを特徴とする交流フィルタ設備保護用ディジ
    タルリレー。
JP7507792U 1992-10-28 1992-10-28 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー Pending JPH0641347U (ja)

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JP7507792U JPH0641347U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー

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JP7507792U JPH0641347U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー

Publications (1)

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JPH0641347U true JPH0641347U (ja) 1994-05-31

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ID=13565766

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JP7507792U Pending JPH0641347U (ja) 1992-10-28 1992-10-28 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01198213A (ja) * 1988-02-01 1989-08-09 Mitsubishi Electric Corp ディジタル保護継電器
JPH0487523A (ja) * 1990-07-26 1992-03-19 Nissin Electric Co Ltd 交流フィルタ過負荷検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01198213A (ja) * 1988-02-01 1989-08-09 Mitsubishi Electric Corp ディジタル保護継電器
JPH0487523A (ja) * 1990-07-26 1992-03-19 Nissin Electric Co Ltd 交流フィルタ過負荷検出装置

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