JPH0641419Y2 - 手動走査型電子機器 - Google Patents

手動走査型電子機器

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JPH0641419Y2
JPH0641419Y2 JP2824287U JP2824287U JPH0641419Y2 JP H0641419 Y2 JPH0641419 Y2 JP H0641419Y2 JP 2824287 U JP2824287 U JP 2824287U JP 2824287 U JP2824287 U JP 2824287U JP H0641419 Y2 JPH0641419 Y2 JP H0641419Y2
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、例えば手動操作により装置本体を移動させ原
稿上の画像データを読取り、その読取り情報を記録紙上
に印字するか、あるいはキー入力されるキャラクタデー
タの印字を行なう手動走査型電子機器に関する。
[従来技術とその問題点] 最近、例えば手動操作により装置本体を移動させ原稿上
の画像データを読取り、この後、上記読取った画像デー
タをさらに記録紙上で装置本体を移動させることで印字
するハンディコピー(小型複写機)なるものが開発され
ている。すなわち、このハンディコピーは、読取り動作
モードを設定して、装置本体の読取り面を原稿面に接触
させ、そして、被読取り画像上を移動操作することによ
り、光学的に読取られた画像データが画像データメモリ
に記憶される。この後、プリントモードを設定し、装置
本体の印字ヘッド面を記録紙に接触させ移動させること
により、上記画像データメモリに記憶された読取り画像
データが読出され、記録紙上にプリントされるものであ
る。
しかしながら、上記読取りモードの設定及びプリントモ
ードの設定は、マニュアルスイッチの切換えにより行な
わなければならず、その切換え操作が煩わしい問題があ
る。
[考案の目的] 本考案は上記のような問題点に鑑みなされたもので、マ
ニュアルスイッチによる切換え操作を行なう必要なく、
例えば読取りモードとプリントモードとを自動的に切換
え設定することが可能となる手動走査型電子機器を提供
することを目的とする。
[考案の要点] すなわち本考案に係わる手動走査型電子機器は、装置本
体の一側面に設けられ、読取り又は印字のための手動走
査に応じて回転するローラの回転方向を検出し、この回
転方向検出手段により検出される装置本体の移動方向に
より動作モードを切換えるよう構成したものである。
[考案の実施例] 以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第2図及び第3図はそれぞれ本考案の手動走査型電子機
器を実施した画像読取り及び印字状態における小型複写
装置の外観構成を示すもので、この装置本体10は、ユー
ザの手で充分に持てる程度の大きさで構成される。ま
ず、装置本体10の前面には、電源スイッチ11が設けられ
る。この電源スイッチ11は、電源のオン・オフにより読
取りモード、印字モード、文書作成モードを設定するも
ので、これら各モードの切換えは電源オンの後装置本体
10の操作状態に応じて自動的に行なわれる。また、装置
本体10の前面には、キー入力部12及び表示部13が設けら
れる。キー入力部12には、文字入力キー14、変換キー1
5、無変換キー16、区切りキー17、画像印字キー18が配
置される。ここで、上記表示部13は、例えば上下2行の
全16文字表示とする。また、装置本体10の下面には、画
像データの読取り面HA1と印字面HA2とが互いに外側方向
に向けて鈍角に傾斜するヘッド部HAが設けられる。この
ヘッド部HAの傾斜頂点となる読取り面HA1と印字面HA2と
の境界には、原稿A及び記録紙Bの何れに対しても転接
するゴムローラ19が設けられ、さらに各ヘッド部HA1、H
A2それぞれの端部には、装置本体10の読取り移動時(X
方向)あるいは印字移動時(Y方向)において上記ゴム
ローラ19と共に回転し、その読取り面HA1あるいは印字
面HA2の移動を円滑にするローラ20a,20bが設けられる。
上記文字入力キー14は、作成文書のかな入力を行なうの
に使用されるもので、この文字入力キー14による入力文
字は、順次、上記表示部13にて表示される。変換キー15
は、上記文字入力キー14によりかな入力した作成文書
を、定形句,熟語,単漢字毎にかな→漢字変換するのに
使用されるもので、この際、交換先の漢字は被変換かな
文書と共に表示部13上に所定数表示される。一方、無変
換キー16は、上記漢字変換の必要の無いかな入力を行な
う毎に操作され、また、区切りキー17は、漢字変換の必
要なカナ入力を行なう毎に、上記変換キー15の操作の前
に使用される。
つまり、電源スイッチ11による電源投入後、上記文字の
キー入力操作、及びかな/漢字変換操作を繰返すこと
で、所望の文書が作成される。そしてキー入力作成され
た文書を印字する場合には、ヘッド部HAの印字面HA2を
記録紙B面に接触させ、装置本体10を矢印Yで示す方向
に移動させる。これにより、作成文書の印字が行なわれ
る。この場合、上記Y方向への移動に伴い、ゴムローラ
19が回転することで、自動的に印字モードが設定され
る。
一方、原稿Aに記録された画像データの読取りを行なう
場合には、ヘッド部HAの読取り面HA1を、原稿Aの読取
り画像面上でX方向に移動させる。すると、原稿画像
は、内蔵のCCDイメージセンサにより光学的に読取られ
メモリに記憶される。この場合、上記X方向への移動に
伴い、ゴムローラ19が回転することで、自動的に読取り
モードが設定される。そして、上記読取り画像データを
印字したい場合には、画像印字キー18を操作した後、上
記作成文書の印字処理と同様の印字面HA2によるY方向
への移動操作を行なう(第3図参照)ことで、上記メモ
リ内の画像データが読出され記録紙B上に転写印字され
る。
第4図は上記小型複写装置内に構成される読取り/印字
部21を示すもので、同図において、22はインク・リボン
・カセットであり、このカセット22は読取り/印字部21
を中心とする装置本体10の内部に、カセット固定爪22a,
22bにより精度よく装脱可能な形状に構成される。イン
ク・リボン・カセット22には、2本のリボンスプール23
a,23bが設けられ、それぞれが熱転写インク・リボン24
の繰出しスプール,巻取りスプールとなる。熱転写イン
ク・リボン24は、そのリボン・カセット22の下端部にお
いて印字ヘッド設置用切り欠き25から一部範囲露出引出
されてセットされる。上記読取り/印字部21の印字面HA
2には、リボン装填用開口26が形成され、この開口26の
中央部には、そのヘッド面を装置本体10の下面からやや
突出させてサーマルヘッド27が配置される。このサーマ
ルヘッド27は、ヘッド取付け部材28のスライド孔28aに
沿い微少上下動可能にして設けられ、ばね28bの作用に
より常時下方向への印字圧力が保持される。さらに、こ
のサーマルヘッド27の配置された装置本体10のヘッド部
HAには、読取り面HA1と印字面HA2との境界及び両端部
に、孔29、30a,30bが形成され、そのそれぞれにゴムロ
ーラ19、20a,20bが配置される。ここで、ゴムローラ19
は、読取り操作の際に装置本体10をX方向に移動させる
と、正転方向(F)に回転し、また、印字操作の際に装
置本体10をY方向に移動させると、正転方向(F)に回
転する。上記ゴムローラ19には、その側部に同軸的に歯
車31が一体に固着される。この歯車31は、ゴムローラ19
より小径に形成され、1方向クラッチ32、歯車33a、33b
を介してリボン巻取り軸34に連結される。また、上記歯
車31には、歯車35a,35bを介してエンコーダディスク36
が連結される。ここで、1方向クラッチ32は、矢印Y方
向へのプリント動作時のみ、1次側の回転を2次側に、
つまり、ゴムローラ19の回転をリボン巻取り軸34に伝え
る構成となっている。このエンコーダディスク36には、
複数のスリット36a,36b,…が一定間隔を保って放射状に
形成され、このエンコーダディスク36のスリット形成部
を間に介して相対向する2箇所位置に、LED37a,37bが及
びフォトセンサ38a,38bが配置される。この場合、LED37
a,37bからの放射光は、エンコーダディスク36のスリッ
ト36a,36b,…及び固定ディスク36c(第5図参照)の所
定位置に形成される透孔a,bを通過してそれぞれフォト
センサ38a,38bに入射する。つまり、エンコーダデイス
ク36及び固定ディスク36c、LED37a,37b、フォトセンサ3
8a,38b等によりエンコーダ39が構成される。そして、こ
の読取り/印字部21に対しては、破線i及びjで示すよ
うに、リボン巻取り軸34及びこれに対を成すリボン供給
軸40を支持軸としてインク・リボン・カセット22が嵌合
装着される。この場合、リボン・カセット22の下端部の
一部範囲で露出する熱転写インク・リボン24は、装置本
体10のリボン装填用開口26に配置されたサーマルヘッド
27のヘッド面に接触してセットされる。ここで、装置本
体10の蓋10aは、ヒンジ10bによって開閉可能に構成され
ており、インク・リボン・カセット22の交換操作、内部
の点検等が容易に実施できるようになっている。
また、上記印字面HA2に対して鈍角な傾斜を有し連続す
る読取り面HA1の中央部には、読取りスリット41が形成
され、この読取りスリット41により規定される開口領域
には、隣接して設けられた光源42からの光が照射され
る。この読取りスリット41において照らし出される原稿
A面の画像は、その上方に設けられる集光レンズ43を通
過してCCD一時元イメージセンサ44により光学的に読取
られる。
一方、読取り/印字部21の側面には、回路基板45が配置
され、前記第2図及び第3図におけるキー及びスイッチ
群、また、前記サーマルヘッド27、エンコーダ39、光源
42、イメージセンサ44等が接続される。
第1図は上記回路基板45上に形成される電子回路の構成
を示すもので、同図において51は制御部であり、この制
御部51には、電源スイッチ11からのオン・オフ信号を始
めとして、キー入力部12からの各種キー入力操作信号、
及びエンコーダ39からの装置本体10の移動量に応じたパ
ルス信号、つまり、移動量検出信号が入力される。そし
て、制御部51は、上記キー入力部12からの各種キー操作
信号に応じてゲートG1〜G5を制御する。上記ゲートG1に
はかな/漢字交換部52が接続される。このかな/漢字変
換部52は、キー入力部12の区切りキー17の操作に応じ制
御部51から区切り信号が出力されると、上記キー入力バ
ッファ12aに記憶されたキー入力文字データの「かな」
文字に対応する漢字検索を行なうもので、この際、漢字
は定形句→熟語→単漢字の順に検索され、検索された漢
字は漢字パターンメモリ53を介してキャクタパターン化
される。一方、キー入力データのうち、漢字変換を必要
としない「かな」文字データは、無変換キー16の操作に
よりゲートG2を介してかなパターンメモリ54に転送さ
れ、キャラクタパターン化される。すなわち、キー入力
部12の操作により作成された文書情報は、かな/漢字変
換された漢字、無変換のかなよりなる文書キャラクタデ
ータとしてパターン化され、その文書データは、順次、
表示バッファ55を介して表示部13にて表示されると共
に、変換キー15及び無変換キー16が操作される毎にゲー
トG4を介して印字バッファ56に転送記憶される。
一方、上記エンコーダ39のフォトセンサ38a,38bにて受
光されるエンコーダパルスは、回転方向検出部57に供給
される。この回転方向検出部57は、エンコーダディスク
36及び固定ディスク36cを介して、個々のフォトセンサ3
8a,38bがそれぞれ時間差の生じた状態で受光するエンコ
ーダパルスから、上記エンコーダディスク36の回転方
向、つまり、装置本体10の移動方向を検出するもので、
その検出信号はエンコーダディスク36の正転又は逆転信
号として制御部51に出力される。
ここで、第5図(A)及び(B)はそれぞれ上記エンコ
ーダ39におけるエンコーダディスク36及び固定ディスク
36cを示すもので、同図において、例えばエンコーダデ
ィスク36が正転(F)すると、そのスリット36aが始め
に固定ディスク36cのスリットaに重なり、次にスリッ
ト36bがスリットbに重なることになる。また、例えば
エンコーダディスク36が逆転(R)すると、そのスリッ
ト36bが始めに固定ディスク36cのスリットbに重なり、
次にスリット36aがスリットaに重なることになる。
つまり、装置本体10が読取りの為にX方向に移動する
と、各エンコーダパルスはフォトセンサ38a→38bの順で
受光され、また、印字の為にY方向に移動すると、フォ
トセンサ38b→38aの順で受光される。
第6図は上記回転方向検出部57の回路構成を示すもの
で、エンコーダディスク36の正転によりそのエンコーダ
パルスがフォトセンサ38a→38bの順で受光されると、増
幅器P1を介しフリップフロップFF1がセットされ、ま
た、エンコーダディスク36の逆転によりエンコーダパル
スがフォトセンサ38b→38aの順で受光されると、増幅器
P2を介しフリップフロップFF2がセットされる。
第7図は上記回転方向検出部57における各部の動作波形
を示すもので、信号cがハイレベルとなることで正転検
出、つまり装置本体10のX方向への移動検出が、信号d
がハイレベルとなることで逆転検出、つまり装置本体10
のY方向への移動検出がなされることになる。
一方、前記第1図において、エンコーダ39の一方のフォ
トセンサ38aにより受光されるエンコーダパルスは、制
御部51に供給されタイミング信号発生部58に対し出力さ
れる。このタイミング信号発生部58は、制御部51から上
記エンコーダパルスに基づく動作命令が与えられると、
一定周期のCCD露光タイミング信号を発生すると共に、
エンコーダ39からの装置本体10の移動量検出信号に同期
して所定数の読取りタイミング信号、シリアル/パラレ
ル変換信号、クロックパルス等の各種タイミング信号を
発生する。そして、このタイミング信号発生部58から出
力されるCCD露光タイミング信号は一次元イメージセン
サ44に、読取りタイミング信号はA/D変換部59に、シリ
アル/パラレル変換信号はシリアル/パラレル変換部60
に、クロックパルスはアドレスカウンタ61に、それぞれ
送られる。上記一次元イメージセンサ44は、原稿Aから
の反射光をCCD露光タイミング信号に同期して読取り、A
/D変換部59に出力する。このA/D変換部59は、入力信号
を読取りタイミング信号によって白黒2値の信号に変換
し、シリアル/パラレル変換部60に出力する。このシリ
アル/パラレル変換部60は、入力信号をシリアル/パラ
レル変換信号により例えば8ビット毎にパラレル信号に
変換し、メモリ部62に出力する。このメモリ部62の書込
み及び読出しアドレスは、上記アドレスカウンタ61によ
り指定される。
しかして、上記イメージセンサ44により読取られ、メモ
リ部62に格納された画像データは、キー入力部12の画像
印字キー18が操作された後、制御部51からエンコーダパ
ルスに応じた操作信号が出力されると、順次、制御部51
によりゲートG5を介して読出され、ゲートG3及びゲート
G4を介して印字バッファ56に出力される。この印字バッ
ファ56には、制御部51から正転信号が出力されない場
合、つまり読取り状態でない場合に、アンドゲートAND
を介しタイミング信号発生部58からのエンコーダパルス
に同期したクロックパルスが入力され、このエンコーダ
パルスに同期してゲートG4を介し入力される作成文書デ
ータあるいは読取り画像データを1ライン毎にサーマル
ヘッド27に転送する。
次に、上記構成の小型複写装置の動作について、第8図
のフローチャートを参照して説明する。
まず、所望の文書を作成するには、電源スイッチ11を操
作して電源をオンにする。すると、制御部51は装置本体
10の未走査状態、つまり前記エンコーダパルスが出力さ
れないことで自動的に文書作成モードにセットされる。
ここで、ユーザは、装置本体10のキー入力部12を操作し
所望のなか文字を順次入力する(ステップS1)。
始めに、文字入力キー14を操作して作成したい文書情報
をキー入力すると、この入力文書データはキー入力バッ
ファ12aに順次転送される。同時に、上記入力文書デー
タは、表示バッファ55を介して表示部13上に表示されて
いく(ステップS2)。そして、上記所望文書かな入力
後、区切りキー17を操作すると(ステップS3)、かな/
漢字変換部52にて、入力文字の先頭から定形句→熟語→
単漢字の順でかな/漢字変換処理が行なわれる(ステッ
プS4)。ここで、変換キー15が操作されると(ステップ
S5)、変換された漢字パターンが漢字パターンメモリ53
より読出されゲートG4を介して印字バッファ56に転送さ
れる(ステップS6)。一方、上記かな文字のキー入力
後、区切りキー17が操作されずに無変換キー16が操作さ
れた場合(ステップS3→S7)には、キー入力データはゲ
ートG2を介してかなパターンメモリ54に与えられ、対応
するひらがなキャラクタパターンに変換され、そして、
ゲートG4を介して印字バッファ56に転送される(ステッ
プS8)。以上ステップS1〜S8における文字入力処理、か
な/漢字変換処理、無変換処理を繰返すことで、所望の
文書が作成され順次印字バッファ56に記憶される。
次に、上記のようにしてキー入力作成した文書データを
印字する場合の動作について説明する。文書データを印
字する場合、まず、装置本体10の印字面HA2を記録紙B
上に接触させY方向に移動させる。すると、エンコーダ
39から制御部51に対してエンコーダパルスが出力される
(ステップS1→S9)。そして、制御部51は回転方向検出
部57からの装置本体10のY方向への移動に対応する逆転
検出信号d(第7図参照)を入力し(ステップS10)、
印字モードに設定されると共に、画像印字キー18の未操
作判断(ステップS11)を経て、前記文書作成時におい
て印字バッファ56に書込まれた作成文書データを、順次
サーマルヘッド27に転送させ記録紙B上に印字させる
(ステップS12)。この場合、文書データの印字タイミ
ングは、エンコーダパルスに同期するタイミング発生部
58からのクロックパルスにより制御される。
一方、原稿A上に記録された画像データの読取りを行な
うには、装置本体10の読取りヘッド面HA1を原稿A面に
接触させ、所望の画像データ上をX方向に移動させる。
すると、エンコーダ39は制御部51に対してエンコーダパ
ルスを出力すると共に、回転方向検出部57は、装置本体
10の移動方向Xに対応する正転検出信号c(第7図参
照)を出力する(ステップS1→S9,S10)。ここで、制御
部51は上記正転信号cを入力することで読取りモードに
設定される。すると、イメージセンサ44により、第4図
における読取りスリット41及び集光レンズ43を介して光
学的に読取られる画像データは、A/D変換部59及びシリ
アル/パラレル変換部60を介して、アドレスカウンタ61
により指定されりメモリ部62内のメモリアドレスに書込
まれる(ステップS13)、この場合、上記メモリ部62内
に順次書込まれる読取り画像データは、制御部51からの
走査信号の出力時においてオンとなるゲートG5及びゲー
トG3を介し表示バッファ55に転送され、表示部13にて表
示される(ステップS14)。
この後、上記メモリ部62に格納した画像データを印字す
る場合には、前記文書印字の場合と同様にして、装置本
体10の印字面HA2を記録紙Bに接触させY方向に移動さ
せる。すると、エンコーダ39から制御部51に対しエンコ
ーダパルスが出力されると共に、回転方向検出部57から
は装置本体10のY方向への移動に対応する逆転検出信号
d(第7図参照)が出力され、制御部51は再び印字モー
ドに設定される(ステップS9,S10)。ここで、画像印字
キー18が操作されると(ステップS11)、メモリ部62に
て格納される読取り画像データが、ゲートG5,G3,G4を介
して印字バッファ56に転送され、サーマルヘッド27に出
力されて記録紙B上に印字される。
すなわち、前記小型複写装置による文書作成モード,画
像読取りモード,印字モードは、それぞれ装置本体10の
移動状態に応じて自動的にセットされることになる。
ここで、前記作成文書データ及び画像データ印字の際
の、第4図の読取り/印字部21における実際の印字動作
について説明する。
つまり、装置本体10の印字面HA2を記録紙Bに接触させ
ながら矢印Yの方向に移動させると、この装置本体10の
移動に伴いゴムローラ19,20bが逆転(R)し、その回転
が1方向クラッチ32、歯車32a,33bを介してリボン巻取
り軸34に伝達され、さらに、インク・リボン・カセット
22内の巻取りスプール23bに伝えられる。これにより、
リボン巻取りスプール23bが回転し、リボン繰出しスプ
ール23aからリボン装填用開口26を通り案内されてきた
熱転写インク・リボン24を巻取る。この場合、上記リボ
ン巻取り軸36は、装置本体10の移動に伴い、記録紙Bと
インク・リボン24との間に滑りを生じさせないよう装置
本体10の移動量に合わせて回転し、また、インク・リボ
ン24は圧縮ばね28bによる常時下方向への印字圧力を有
するサーマルヘッド27により記録紙Bに軽く押し当てら
れる。この場合、装置本体10の移動に伴い、インク・リ
ボン・カセット22の繰出しスプール23aからインク・リ
ボン24の未使用部分が送出され、上記サーマルヘッド27
により熱転写された後の使用済み部分が同カセット22内
の巻取りスプール23bに順次巻取られる。上記のように
して装置本体10をY方向に移動操作することにより、印
字バッファ56に転送記憶されている作成文書データある
いは読取り画像データが記録紙Bに順次印字される。
したがって、上記構成の小型複写装置によれば、装置本
体10を、原稿A又は記録紙B上でX又はY方向に移動さ
せ、ゴムローラ19を正転(F)又は逆転(R)させれ
ば、その移動方向がエンコーダ39を介して回転方向検出
部57により検出されることで、制御部51は画像読取りモ
ード又は印字モードに自動的に設定されるので、モード
切換えスイッチ等を設け一々モードの切換操作をマニュ
アルにて行なう必要はない。この場合、ゴムローラ19が
全く回転しない、つまり装置本体10の完全停止状態で
は、エンコーダ39からエンコーダパルスが全く出力され
ないので、制御部51は上記読取りモードでも印字モード
でもない文書作成モードに設定されるようになる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、装置本体の一側面に設け
られ、読取り又は印字のための手動走査に応じて回転す
るローラの回転方向を検出し、この回転方向検出手段に
より検出される装置本体の移動方向により動作モードを
切換えるよう構成したので、マニュアルスイッチによる
切換え操作を行なう必要なく、例えば読取りモードとプ
リントモードとを自動的に切換え設定することが可能に
なる手動走査型電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はすべて本考案の手動走査型電子機器の一実施例と
しての小型複写装置を示し、第1図は装置内部回路のブ
ロック構成図、第2図及び第3図はそれぞれ読取り及び
印字状態を示す装置の全体外観構成図、第4図は上記小
型複写装置の読取り/印字部を示す構成図、第5図
(A)及び(B)はそれぞれ上記小型複写装置のエンコ
ーダディスク及び固定ディスクを示す平面図、第6図は
上記小型複写装置の回転方向検出部を示す回路構成図、
第7図は上記回転方向検出部の動作を示すタイミングチ
ャート、第8図は上記小型複写装置による文書作成動
作,読取り動作,印字動作を示すフローチャートであ
る。 11…電源スイッチ、12…キー入力部、13…表示部、14…
文字入力キー、15…変換キー、16…無変換キー、17…区
切りキー、18…画像印字キー、19、20a,20b…ゴムロー
ラ、21…読取り/印字部、22…インク・リボン・カセッ
ト、23a…繰出しスプール、23b…巻取りスプール、24…
インク・リボン、27…印字ヘッド、32…一方向クラッ
チ、34…リボン巻取り軸、36…エンコーダディスク、36
a,36b…スリット、36c…固定ディスク、37a,37b…LED、
38a,38b…フォトセンサ、39…エンコーダ、42…光源、4
3…集光レンズ、44…一次元イメージセンサ、51…制御
部、52…かな/漢字変換部、53…漢字パターンメモリ、
54…かなパターンメモリ、55…表示バッファ、56…印字
バッファ、57…回転方向検出部、58…タイミング信号発
生部、59…A/D変換部、60…シリアル/パラレル変換
部、61…アドレスカウンタ、62…メモリ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体を手動操作により移動して画像情
    報を光学的に読取る読取りモードと、装置本体を手動操
    作により移動して画像情報を印字する印字モードとを備
    えた手動走査型電子機器において、 前記手動操作に応じて回転するローラと、このローラの
    回転方向を検出する検出手段と、この検出手段によって
    前記ローラが一方向に回転したことが検出された際に前
    記画像情報を光学的に読取る読取りモードを設定し前記
    ローラが他方向に回転したことが検出された際に前記画
    像情報を印字する印字モードを設定するモード設定手段
    とを具備したことを特徴とする手動走査型電子機器。
JP2824287U 1987-02-27 1987-02-27 手動走査型電子機器 Expired - Lifetime JPH0641419Y2 (ja)

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