JPH0641685U - ミシン釜給油装置 - Google Patents

ミシン釜給油装置

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JPH0641685U
JPH0641685U JP8008792U JP8008792U JPH0641685U JP H0641685 U JPH0641685 U JP H0641685U JP 8008792 U JP8008792 U JP 8008792U JP 8008792 U JP8008792 U JP 8008792U JP H0641685 U JPH0641685 U JP H0641685U
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oil
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lubricating oil
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JP8008792U
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沢 茂 玉
川 智 道 市
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ジューキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ミシン釜の給油装置において、給油系統外への
潤滑油の漏洩を防止して所定箇所への適正な潤滑油供給
を可能とする。 【構成】給油源から送られる潤滑油を外釜油受けに供給
するため釜軸内に形成された第1給油路と、第1給油路
の端部に外釜油受けに対向して設けられる油芯機構と、
外釜油受けからの所定部への給油量を調整するための釜
油量制限手段と、外釜油受けおよび外釜レ−ス面の間に
形成される第2給油路とを備え、前記油芯機構と前記釜
油量制限手段との間に油導路を設け、潤滑油を第1給油
路から直接釜油量制限手段へ送給する構成となし、外釜
油受けから所定箇所外への潤滑油の漏洩を防止するよう
にしたミシンの釜給油装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ミシン釜、特に針振り機能を有するミシンにおいて有効な釜給油 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の釜給油装置としては、従来図6、図7に示すものがある。 図6は全体断面図、図7は要部拡大図である。図において、1は外釜、2は外 釜1の底部に形成された外釜油受け、3はミシン釜軸4を貫通する第1給油路、 5、は、第1給油路3の端部の開口部分に外釜油受け2に対向して設けられる前 止めねじ、6はこの前止めねじ5に挿通される油芯で、前止めねじ5および油芯 6により油芯機構を構成している。前止めねじ5の中心には小孔5aが形成され 、第1給油路3からの潤滑油がこの小孔5aを通り外釜油受け2に流入する。
【0003】 7は、外釜油受け2内に設けられた釜油量制限手段としてのフェルト、8は第 2給油路で、外釜油受け2と外釜レ−ス面9とを連結している。10は内釜であ り、図示しないボビンケ−スが嵌挿されている。 また、11は外釜1を釜軸4に固定する釜止めねじ、12は給油源と第1給油 路3とを連結するチュ−ブをはめ込む連結ねじ、13は油量調節ねじである。 給油源から第1給油路3に流入した潤滑油は油芯6を浸透して小孔5aを経て 外釜油受け2に至り外釜1の回転とともに遠心力により第2給油路8を通って外 釜レ−ス面9に供給され所定の潤滑作用をなすようになっている。
【0004】 なお、釜油量制限手段としてのフェルト7は、外釜レ−ス面9への潤滑油のオ −バ−フロ−を防止し常に適宜量の潤滑油供給を可能にするために設けられてい る。また、外釜油受け2への油量調節は、油量調節ねじ13によってなされる。 すなわち、油量調節ねじ13を締め込むと第1給油路3から外部に排出される潤 滑油量は減少するため、外釜油受け2への潤滑油の流入量は増加し、油量調節ね じの締め込みを解除すると逆の結果を生ずることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術にあっては、外釜1の回転にともない外釜油受 け2の潤滑油が釜軸4とこれが挿通される外釜1の支承部との間隙を伝わって釜 止めねじ11から飛散する現象が生じて、外釜レ−ス面への適正な潤滑油供給が なされないという不都合が生じている。さらに、釜とめねじからの潤滑油の飛散 により縫製物を汚損するという不都合もある。
【0006】 この原因は、外釜油受け2内の潤滑油が釜軸4と外釜1との間の表面張力によ り、第2給油路8方向へ流れに難くなり釜止めねじ11方向へ容易に流れてしま うためと考えられている。このような現象の発生により、潤滑油が釜止めねじ1 1方向へ流れた場合とそうでない場合とでは、当然に外釜レ−ス面9における給 油量が変化してしまい、これに対して油量調節ねじ13で対応することが困難と なるのである。そして、この困難さは、釜止めねじ11方向への潤滑油の流れが 短時間で変化することにより一層助長されることになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ミシン釜における給油装置において、給油源から送られれる潤滑 油を外釜油受けに供給するため釜軸内に形成された第1給油路と、第1給油路の 端部に外釜油受けに対向して設けられる油芯機構と、外釜油受けからの所定部へ の給油量を調整するための釜油量制限手段と、外釜油受けおよび外釜レ−ス面の 間に形成される第2給油路とを備え、前記油芯機構と前記釜油量制限手段との間 に油導路を設けることにより、上記従来の問題点を解決しようとするものである 。
【0008】
【考案の作用】
第1給油路から外釜油受けに入る潤滑油は、油導路を介して釜油量制限手段と してのフェルトに伝達されるため、釜止めねじ方向に潤滑油が流れることがなく 、常に所定量の潤滑を円滑に外釜レ−ス面に送給することができる。
【0009】
【考案の実施例】
図面に基ずいて、この考案の実施例を説明する。なお、従来例と同一箇所には 同一符号を付し、重複説明は省略する。 図1は、この考案の1実施例を示す図である。図1において、21は油導路と しての油芯でこの実施例では、フェルトで形成されている。この油導路としての フェルト21は、油芯機構を構成する前止めねじ5と釜油量制限手段としてのフ ェルト7との間に介装されている。
【0010】 この油導路としてのフェルト21の設置により、第1給油路3からの潤滑油は 外釜油受け2内でフェルト7に直接送給されるため、外釜1の回転により潤滑油 が釜軸4とこれが挿通される外釜1の支承部との間隙に流出することがなく、潤 滑油は全量が第2給油路8を通って外釜レ−ス面9に到達することになる。。し たがって、外釜レ−ス面9への潤滑油の供給量は、前述の油量調節ねじで正確に コントロ−ルすることができる。
【0011】 図2は、この考案の他の実施例を示す図であ。この実施例において、油導路は 、環状のパイプ22で構成されている。この実施例でパイプ22の外径は釜軸4 のそれと同一になっているが、必ずしも同一である必要はなく、要は前止めねじ 5の小孔5aとフェルト7との間に閉塞空間が形成され、潤滑油の釜軸4の外側 面への流出を防止できればよい。尚、油導路としてスポンジ、プラスチック焼結 等を用いても良い。
【0012】 次に、外釜1を回転させた場合の潤滑油の外釜レ−ス面9と釜止めねじ11に おける潤滑油の飛散状態を従来技術との比較において説明する。 図3は、従来技術の、図4、図5はこの考案における潤滑油の飛散状態を示す 図である。各図において、aは外釜レ−ス面9における潤滑油の飛散(供給)状 態を示し、bは釜止めねじ11における潤滑油の飛散(流出)状態をしめしてい る。 また、〓は、外釜1の回転直後、〓、〓は運転開始から一定時間経過後を 示している。
【0013】 図3における従来例では、前述の油量調節ねじ13の同じ油量調節位置におる ものであり、運転開始直後には、外釜レ−ス面においても釜止めねじにおいても ほぼ同量の潤滑油が飛散しているが、時間を経過するに従い、多くの潤滑油が釜 止めねじ方向に流出してしまい外釜レ−ス面における給油量が減少しているのが 判明する。 図5に示すこの考案の実施例では、前述の油量調節ねじ13の同じ油量調節位 置におけるものであり、運転開始直後も、時間経過後も外釜レ−ス面に一定量の 潤滑油が供給される一方、釜止めねじではほとんど潤滑油の飛散が見られないこ とが判明する。
【0014】 図4は、この考案の実施例において、油量調節ねじ13により外釜油受けへの 供給量を調節した場合の外釜レ−ス面9、釜止めねじ11の各箇所における潤滑 油の飛散状態を示す図である。この実験では、油量調節ねじ13を締め込んで供 給油量を前記の図5の場合より多くして運転を開始している。直後を示す〓では 、外釜レ−ス面9での潤滑油はかなり多い。
【0015】 ついで一定時間経過後の〓で油量調節ねじを解放して供給量を減少させると外 釜レ−ス面9における潤滑油の飛散も減少する。さらに一定時間経過後の〓で、 油量をさらに減少させると外釜レ−ス面での潤滑油の飛散もさらに減少している のが判明する。一方、いずれの場合も釜止めねじ11における潤滑油の飛散はほ とんど見られない。このようにして、この考案によれば、油量調節ねじ13によ って、外釜レ−ス面9への潤滑油供給を適正に調節することができる。
【0016】
【考案の効果】
この考案は、ミシン釜における給油装置において、給油源から送られれる潤滑 油を外釜油受けに供給するため釜軸内に形成された第1給油路と、第1給油路の 端部に外釜油受けに対向して設けられる油芯機構と、外釜油受けからの所定部へ の給油量を調整するための釜油量制限手段と、外釜油受けおよび外釜レ−ス面の 間に形成される第2給油路とを備え、前記油芯機構と前記釜油量制限手段との間 に油導路を設けるようにしたため、外釜油受けに送給された潤滑油はすべて潤滑 箇所に供給され適正な潤滑がなされる。また、潤滑油が所定の潤滑箇所外に漏洩 することがないので、油量調節を所定どおり正確になすことができ、かつ潤滑油 漏洩による縫製物の汚損も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の1実施例を示す要部拡
大断面図である。
【図2】 この考案の他の実施例を示す要部
拡大断面図である。
【図3】 従来例における潤滑油の飛散状態
を示す分布図である。
【図4】 考案に係る実施例における給油量
の調節に応じた潤滑油の飛散状態の変化を示す分布図で
ある。
【図5】 考案に係る実施例における潤滑油
の運転時間経過前後の飛散状態を示す分布図である。
【図6】 従来の釜給油装置を示す側面断面
図である。
【図7】 図6における要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外釜 2 外釜油受け 3 第1給油路 4 ミシン釜軸 5 前止めねじ 7 フェルト 8 第2給油路 9 外釜レ−ス面 21 フェルト(油導路) 22 環状のパイプ(油導路)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油源から送られる潤滑油を外釜油受け
    に供給するため釜軸内に形成された第1給油路と、第1
    給油路の端部に外釜油受けに対向して設けられる油芯機
    構と、外釜油受けからの所定部への給油量を調整するた
    めの釜油量制限手段と、外釜油受けおよび外釜レ−ス面
    の間に形成される第2給油路とを備え、前記油芯機構と
    前記釜油量制限手段との間に油導路を設けたことを特徴
    とするミシン釜給油装置。
JP1992080087U 1992-11-20 1992-11-20 ミシン釜給油装置 Expired - Lifetime JP2598316Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449075U (ja) * 1990-08-31 1992-04-24

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JPH0449075U (ja) * 1990-08-31 1992-04-24

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