JPH064188B2 - リフロ−半田付け方法及び装置 - Google Patents
リフロ−半田付け方法及び装置Info
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- JPH064188B2 JPH064188B2 JP62012071A JP1207187A JPH064188B2 JP H064188 B2 JPH064188 B2 JP H064188B2 JP 62012071 A JP62012071 A JP 62012071A JP 1207187 A JP1207187 A JP 1207187A JP H064188 B2 JPH064188 B2 JP H064188B2
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Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リフロー半田付け方法及び装置に係り、特に
加熱された空気を送風機によって強制的に循環させて基
板に吹き付け電子部品及び基板を、その温度を加熱され
た空気の温度に熱的に飽和させることによって加熱し、
極めて高精度で温度管理ができ、しかも基板やこれに搭
載された電子部品の温度むらを極小にすることができる
画期的なリフロー半田付け方法及び装置に関する。
加熱された空気を送風機によって強制的に循環させて基
板に吹き付け電子部品及び基板を、その温度を加熱され
た空気の温度に熱的に飽和させることによって加熱し、
極めて高精度で温度管理ができ、しかも基板やこれに搭
載された電子部品の温度むらを極小にすることができる
画期的なリフロー半田付け方法及び装置に関する。
従来の技術 リフロー半田付け装置は、溶融半田槽を用いず、ポリマ
基板等の基板に電子部品を搭載して要半田付け箇所にペ
ースト状のクリーム半田を塗り、該基板をコンベアによ
り搬送してプレヒータにより予備加熱して徐々に温度を
上げ、最終段階で半田付け用ヒータにより短時間で半田
付け温度(約230℃以上)まで加熱してクリーム半田を
溶融させて電子部品を基板上の導電回路に半田付けする
装置である。
基板等の基板に電子部品を搭載して要半田付け箇所にペ
ースト状のクリーム半田を塗り、該基板をコンベアによ
り搬送してプレヒータにより予備加熱して徐々に温度を
上げ、最終段階で半田付け用ヒータにより短時間で半田
付け温度(約230℃以上)まで加熱してクリーム半田を
溶融させて電子部品を基板上の導電回路に半田付けする
装置である。
従来のリフロー半田付け装置においては、ヒータには電
熱器を用い、該電熱器から放射される遠赤外線によって
基板を加熱しようとするものが主流であるが、一般にヒ
ータと基板とは離れているため、ヒータの温度は要加熱
温度である150℃乃至250℃よりもはるかに高い温度に設
定されなければならない。そして静止した空気を媒体と
して基板を加熱するわけであるが、コンベアによって搬
送される基板の速度を遅くすれば高温に、該速度を速く
すれば低温に加熱されることになり、結果として基板の
温度はコンベアの搬送速度の調節によって管理しなけれ
ばならない。このため、新規の基板に半田付けを行う段
取替えの場合には、実際に何回にもわたって基板を流し
て温度上昇をチェックして、最適条件を見つけた後に装
置を本格的に作動させなければならないため、温度管理
が非常に難しいという欠点があった。また、たとえ基板
全体について最適条件が見つかったとしても、基板に搭
載される電子部品の熱容量は個々に相当異なるため、熱
容量の最大の電子部品と最小のものとでは、同一基板上
で約50℃もの温度差が生じることが不可避であり、この
温度差によって熱容量の最小の電子部品が半田付けによ
って破損してしまうおそれがあった。また予備加熱にお
ける温度上昇もかなり急激となるため、基板及び電子部
品に対する熱的ショックが大きいという欠点があった。
熱器を用い、該電熱器から放射される遠赤外線によって
基板を加熱しようとするものが主流であるが、一般にヒ
ータと基板とは離れているため、ヒータの温度は要加熱
温度である150℃乃至250℃よりもはるかに高い温度に設
定されなければならない。そして静止した空気を媒体と
して基板を加熱するわけであるが、コンベアによって搬
送される基板の速度を遅くすれば高温に、該速度を速く
すれば低温に加熱されることになり、結果として基板の
温度はコンベアの搬送速度の調節によって管理しなけれ
ばならない。このため、新規の基板に半田付けを行う段
取替えの場合には、実際に何回にもわたって基板を流し
て温度上昇をチェックして、最適条件を見つけた後に装
置を本格的に作動させなければならないため、温度管理
が非常に難しいという欠点があった。また、たとえ基板
全体について最適条件が見つかったとしても、基板に搭
載される電子部品の熱容量は個々に相当異なるため、熱
容量の最大の電子部品と最小のものとでは、同一基板上
で約50℃もの温度差が生じることが不可避であり、この
温度差によって熱容量の最小の電子部品が半田付けによ
って破損してしまうおそれがあった。また予備加熱にお
ける温度上昇もかなり急激となるため、基板及び電子部
品に対する熱的ショックが大きいという欠点があった。
またこのような加熱方法の欠点のほとんどを改良するも
のとして、特殊な液体を蒸発させて、その蒸気を所定の
温度(例えば215℃)に加熱し、該蒸気の温度を最高限
度の温度として管理し、それ以上の温度には基板が絶対
に温度上昇しないようにした、いわゆるベーパフェーズ
法が実用に供されており、この方法を用いたリフロー半
田付け装置は上記欠点のほとんどを解消して、加熱され
た蒸気の温度に熱的に飽和させて基板のどの部分も例え
ば215℃に均一に加熱できるのが最大の長所である。し
かし、熱媒体が蒸気であるため、予備加熱において、温
度上昇が非常に急激となり、基板及び電子部品に対する
熱的ショックが大きく、熱に弱いFICチップやその他のS
MD(表面実装部品)の半田付けにおいては部品が破損す
るおそれがあった。またこの方法で用いられる例えばフ
ロリナートと称される特殊な液体は非常に高価であり、
一旦使用した後は蒸発してなくなってしまい、回収は不
可能であるから、半田付けコストが高くつくという重大
な欠点があり、その使用範囲が限定されていた。またこ
のほか、加熱時の温度上昇は順調に行われるものの、半
田付け後においては基板の冷却の際に温度が下降しにく
いという欠点があった。これは上記液体の蒸気が冷却に
よって再び液化して基板に付着するが、その場合でもこ
の液体の温度は半田付け温度より若干低い程度の高温に
保たれていて、しかも空気よりも熱容量がはるかに大き
いためである。更には該液体が多少毒性を有するため、
その取扱いに注意が必要であるという不具合があった。
のとして、特殊な液体を蒸発させて、その蒸気を所定の
温度(例えば215℃)に加熱し、該蒸気の温度を最高限
度の温度として管理し、それ以上の温度には基板が絶対
に温度上昇しないようにした、いわゆるベーパフェーズ
法が実用に供されており、この方法を用いたリフロー半
田付け装置は上記欠点のほとんどを解消して、加熱され
た蒸気の温度に熱的に飽和させて基板のどの部分も例え
ば215℃に均一に加熱できるのが最大の長所である。し
かし、熱媒体が蒸気であるため、予備加熱において、温
度上昇が非常に急激となり、基板及び電子部品に対する
熱的ショックが大きく、熱に弱いFICチップやその他のS
MD(表面実装部品)の半田付けにおいては部品が破損す
るおそれがあった。またこの方法で用いられる例えばフ
ロリナートと称される特殊な液体は非常に高価であり、
一旦使用した後は蒸発してなくなってしまい、回収は不
可能であるから、半田付けコストが高くつくという重大
な欠点があり、その使用範囲が限定されていた。またこ
のほか、加熱時の温度上昇は順調に行われるものの、半
田付け後においては基板の冷却の際に温度が下降しにく
いという欠点があった。これは上記液体の蒸気が冷却に
よって再び液化して基板に付着するが、その場合でもこ
の液体の温度は半田付け温度より若干低い程度の高温に
保たれていて、しかも空気よりも熱容量がはるかに大き
いためである。更には該液体が多少毒性を有するため、
その取扱いに注意が必要であるという不具合があった。
また実開昭59−61567には、プリント基板の半田
溶着装置が開示されているが、該従来例は、予備加熱及
び半田の溶解の双方を加熱された空気で行おうとするも
のではなく、また予備加熱において空気の循環を行わせ
てはいるものの、ファンから送られて流れる空気がコン
ベアに対して上方から下方に流れ、該コンベアの下流側
にヒータが配設されているものであるから、該ヒータに
より加熱された空気は相当冷却されてから基板に吹き付
けられることになり、従って加熱空気そのもので基板を
加熱しようとするものではなく、あくまで基板の予備加
熱はコンベアの下側のヒータによる幅射熱に依存するも
のであり、もしこの発明において加熱された空気の熱の
みにより基板を予備加熱しようとすると、非常に熱効率
が悪くなり、また半田の溶解は電気ヒータにのみ依存し
ているため、リフロー半田槽内における基板の温度上昇
が遅く、長い時間高温の中に基板をさらすことになるた
め、基板に対する熱的悪影響が大きいという欠点があっ
た。
溶着装置が開示されているが、該従来例は、予備加熱及
び半田の溶解の双方を加熱された空気で行おうとするも
のではなく、また予備加熱において空気の循環を行わせ
てはいるものの、ファンから送られて流れる空気がコン
ベアに対して上方から下方に流れ、該コンベアの下流側
にヒータが配設されているものであるから、該ヒータに
より加熱された空気は相当冷却されてから基板に吹き付
けられることになり、従って加熱空気そのもので基板を
加熱しようとするものではなく、あくまで基板の予備加
熱はコンベアの下側のヒータによる幅射熱に依存するも
のであり、もしこの発明において加熱された空気の熱の
みにより基板を予備加熱しようとすると、非常に熱効率
が悪くなり、また半田の溶解は電気ヒータにのみ依存し
ているため、リフロー半田槽内における基板の温度上昇
が遅く、長い時間高温の中に基板をさらすことになるた
め、基板に対する熱的悪影響が大きいという欠点があっ
た。
また米国特許第4501387号には、高熱ガス吹き付
けによる熱交換コアの半田付け方法が開示されている
が、該従来例は、その一実施例においては、被加熱物の
上下両側に夫々ブロワーとヒータとを配設してはいる
が、ブロワーは横向きであり、固定案内羽根を通して加
熱空気の流れを縦方向に変えるようにしたもので、ヒー
タは被加熱物から非常に遠い位置に配設されているた
め、熱効率が低いという欠点があった。また他の実施例
においてもヒータは被加熱物から遠い位置に配設されて
いるか、或いはヒータと被加熱物との間にハニカム状の
整流板が配設されているため、一旦ヒータで加熱された
空気が途中で冷却される可能性が大きく、やはり熱効率
が低いものであった。
けによる熱交換コアの半田付け方法が開示されている
が、該従来例は、その一実施例においては、被加熱物の
上下両側に夫々ブロワーとヒータとを配設してはいる
が、ブロワーは横向きであり、固定案内羽根を通して加
熱空気の流れを縦方向に変えるようにしたもので、ヒー
タは被加熱物から非常に遠い位置に配設されているた
め、熱効率が低いという欠点があった。また他の実施例
においてもヒータは被加熱物から遠い位置に配設されて
いるか、或いはヒータと被加熱物との間にハニカム状の
整流板が配設されているため、一旦ヒータで加熱された
空気が途中で冷却される可能性が大きく、やはり熱効率
が低いものであった。
また特公昭61−25461には、クリームはんだのは
んだ付け方法およびその装置が開示されているが、該従
来例は、リフロー半田槽においてのみ熱風ブロワーを採
用しており、予備加熱はすべて赤外線ヒータにより行う
ものであるから、本願発明とはその構成が全く異なるも
のである。またこのように予備加熱を赤外線ヒータに依
存すると、基板を適度の温度に加熱するための温度管理
が非常に困難であり、電子部品の熱容量の大小により加
熱不足が発生したり過度の加熱により電子部品が破損す
るおそれがある等の欠点があった。また該従来例におけ
る熱風ブロアーは、一度加熱された空気を循環させて再
度利用する方式をとっていないため、その都度冷えた空
気を吸入して加熱することになり、極めて熱効率が悪い
という欠点があり、また特開昭61−289697にお
いても指摘しているように、熱容量の大きな物をはんだ
付けする場合、熱風温度を400℃以上も上げなくては
ならない場合があり、耐熱性の低い部品の場合不良発生
の原因になるという欠点があった。
んだ付け方法およびその装置が開示されているが、該従
来例は、リフロー半田槽においてのみ熱風ブロワーを採
用しており、予備加熱はすべて赤外線ヒータにより行う
ものであるから、本願発明とはその構成が全く異なるも
のである。またこのように予備加熱を赤外線ヒータに依
存すると、基板を適度の温度に加熱するための温度管理
が非常に困難であり、電子部品の熱容量の大小により加
熱不足が発生したり過度の加熱により電子部品が破損す
るおそれがある等の欠点があった。また該従来例におけ
る熱風ブロアーは、一度加熱された空気を循環させて再
度利用する方式をとっていないため、その都度冷えた空
気を吸入して加熱することになり、極めて熱効率が悪い
という欠点があり、また特開昭61−289697にお
いても指摘しているように、熱容量の大きな物をはんだ
付けする場合、熱風温度を400℃以上も上げなくては
ならない場合があり、耐熱性の低い部品の場合不良発生
の原因になるという欠点があった。
また特開昭61−289697には、予備加熱した後
に、赤外線ヒータによる加熱と同時に熱風をコンベアの
移動方向と概略平行に流すことによる加熱を行うように
したはんだ付け方法が開示されているが、該従来例は、
予備加熱を電気による予備加熱ヒータにより行っている
ため、予備加熱の温度管理が難しいという欠点がある。
またリフロー半田槽においては加熱空気を循環させて半
田を溶解させているが、熱風を基板の進行方向と平行に
流しているので本願発明とはその構成が異なる。
に、赤外線ヒータによる加熱と同時に熱風をコンベアの
移動方向と概略平行に流すことによる加熱を行うように
したはんだ付け方法が開示されているが、該従来例は、
予備加熱を電気による予備加熱ヒータにより行っている
ため、予備加熱の温度管理が難しいという欠点がある。
またリフロー半田槽においては加熱空気を循環させて半
田を溶解させているが、熱風を基板の進行方向と平行に
流しているので本願発明とはその構成が異なる。
また特公昭61−38985には、コンベア熱処理装置
が開示されているが、該従来例は、予熱部及び加熱部に
おいてヒータにより加熱された空気をファンにより被処
理物に吹き付けるようにしたものではあるが、予熱部に
おいてはヒータはコンベアの下側に配置されており、こ
れに対してファンはコンベアの上方に配置されたハニカ
ム状の整流板の更に上方に配置されているため、ヒータ
により加熱された空気は基板に到達するまでに相当冷却
されてしまい、これでは到底加熱風のみで基板の余熱を
行うことは困難であるため、この発明は加熱風と赤外線
ヒータによる幅射熱の併用により基板を予備加熱するこ
とを主眼としているものであり、またファンはコンベア
の上方のみに配設されており、本願発明とはその構成が
異なる別異の発明である。
が開示されているが、該従来例は、予熱部及び加熱部に
おいてヒータにより加熱された空気をファンにより被処
理物に吹き付けるようにしたものではあるが、予熱部に
おいてはヒータはコンベアの下側に配置されており、こ
れに対してファンはコンベアの上方に配置されたハニカ
ム状の整流板の更に上方に配置されているため、ヒータ
により加熱された空気は基板に到達するまでに相当冷却
されてしまい、これでは到底加熱風のみで基板の余熱を
行うことは困難であるため、この発明は加熱風と赤外線
ヒータによる幅射熱の併用により基板を予備加熱するこ
とを主眼としているものであり、またファンはコンベア
の上方のみに配設されており、本願発明とはその構成が
異なる別異の発明である。
目 的 本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、電子部品が
搭載されてコンベアにより搬送される基板の上方及び下
方に夫々配設された送風ファンによって空気を循環さ
せ、該循環する空気をコンベアの上方及び下方に夫々該
コンベアに近接して配設されたヒータにより加熱して加
熱直後の空気を基板の上下両面に対して直角方向に吹き
付けて該基板を予備加熱し、更に同様な方法で循環しつ
つ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空気を基板
の上下両面に直角に吹き付けてクリーム半田を溶融させ
て半田付けを行うことにより、コンベアによる基板の搬
送経路の周囲に形成された空気循環通路内で空気を適宜
な風速で循環させ、該循環する空気を加熱して電子部品
が搭載されて搬送される基板に吹き付け、該電子部品及
び基板を、その温度を加熱された空気の温度に熱的に飽
和させることによって所定の温度まで加熱することによ
り、基板及び電子部品の温度上昇をゆるやかとしてこれ
らに対する熱的ショックをなくし、基板や電子部品相互
間に熱容量の差があっても各部が空気の温度を最高限度
としてむらなく均一に加熱されるようにし、また冷却特
性も良好とすることであり、またこれによって従来の遠
赤外線ヒータ方式及びベーパフェーズ法の長所のみを取
り入れた理想的な加熱、冷却特性を得ることである。
たものであって、その目的とするところは、電子部品が
搭載されてコンベアにより搬送される基板の上方及び下
方に夫々配設された送風ファンによって空気を循環さ
せ、該循環する空気をコンベアの上方及び下方に夫々該
コンベアに近接して配設されたヒータにより加熱して加
熱直後の空気を基板の上下両面に対して直角方向に吹き
付けて該基板を予備加熱し、更に同様な方法で循環しつ
つ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空気を基板
の上下両面に直角に吹き付けてクリーム半田を溶融させ
て半田付けを行うことにより、コンベアによる基板の搬
送経路の周囲に形成された空気循環通路内で空気を適宜
な風速で循環させ、該循環する空気を加熱して電子部品
が搭載されて搬送される基板に吹き付け、該電子部品及
び基板を、その温度を加熱された空気の温度に熱的に飽
和させることによって所定の温度まで加熱することによ
り、基板及び電子部品の温度上昇をゆるやかとしてこれ
らに対する熱的ショックをなくし、基板や電子部品相互
間に熱容量の差があっても各部が空気の温度を最高限度
としてむらなく均一に加熱されるようにし、また冷却特
性も良好とすることであり、またこれによって従来の遠
赤外線ヒータ方式及びベーパフェーズ法の長所のみを取
り入れた理想的な加熱、冷却特性を得ることである。
また他の目的は、送風機によって空気を強制的にかなり
の風速(例えば3m/sec)で循環させ、該循環する空気
をヒータにより加熱して電子部品が搭載されて搬送され
る基板に吹き付けて予備加熱し、更に同様な方法で循環
しつつ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空気を
基板に吹き付けてクリーム半田を溶融させて半田付けを
行うことによって、基板を加熱する空気の熱効率を向上
させると共に、基板の最高温度は空気の温度を最高限度
とし、それ以上には絶対に温度上昇しないようにするこ
とでFICチップその他のSMDについても半田付けによって
破損することがないようにすることである。また他の目
的は、基板の温度上昇の精度を極めて高いもの(例えば
±2℃程度)とすることである。
の風速(例えば3m/sec)で循環させ、該循環する空気
をヒータにより加熱して電子部品が搭載されて搬送され
る基板に吹き付けて予備加熱し、更に同様な方法で循環
しつつ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空気を
基板に吹き付けてクリーム半田を溶融させて半田付けを
行うことによって、基板を加熱する空気の熱効率を向上
させると共に、基板の最高温度は空気の温度を最高限度
とし、それ以上には絶対に温度上昇しないようにするこ
とでFICチップその他のSMDについても半田付けによって
破損することがないようにすることである。また他の目
的は、基板の温度上昇の精度を極めて高いもの(例えば
±2℃程度)とすることである。
また他の目的は、ベーパフェーズ法におけるような高価
な加熱媒体を不要とすることであり、またこれによって
半田付けコストをベーパフェーズ法に比べて大幅に低減
し、装置の使用範囲を拡大することである。更に他の目
的は、基板の各部をむらなく加熱できるようにすること
によって、どの部分も一定の温度で可能な限り低い温度
で半田付けできるようにし、電子部品に対する半田付け
の悪影響を極小とすることである。また他の目的は、予
備加熱ゾーンを複数に分割して夫々独立して温度調節が
できるようにすることによって、任意の温度曲線が得ら
れるようにすることである。
な加熱媒体を不要とすることであり、またこれによって
半田付けコストをベーパフェーズ法に比べて大幅に低減
し、装置の使用範囲を拡大することである。更に他の目
的は、基板の各部をむらなく加熱できるようにすること
によって、どの部分も一定の温度で可能な限り低い温度
で半田付けできるようにし、電子部品に対する半田付け
の悪影響を極小とすることである。また他の目的は、予
備加熱ゾーンを複数に分割して夫々独立して温度調節が
できるようにすることによって、任意の温度曲線が得ら
れるようにすることである。
構 成 要するに本発明方法(第1発明)は、電子部品が搭載さ
れてコンベアにより搬送される基板の上方及び下方に夫
々配設された送風ファンによって空気を循環させ、該循
環する空気を前記コンベアの上方及び下方に夫々該コン
ベアに近接して配設されたヒータにより加熱して加熱直
後の空気を前記基板の上下両面に対して直角方向に吹き
付けて該基板を予備加熱し、更に同様な方法で循環しつ
つ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空気を前記
基板の上下両面に直角に吹き付けてクリーム半田を溶融
させて半田付けを行うことを特徴とするものである。
れてコンベアにより搬送される基板の上方及び下方に夫
々配設された送風ファンによって空気を循環させ、該循
環する空気を前記コンベアの上方及び下方に夫々該コン
ベアに近接して配設されたヒータにより加熱して加熱直
後の空気を前記基板の上下両面に対して直角方向に吹き
付けて該基板を予備加熱し、更に同様な方法で循環しつ
つ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空気を前記
基板の上下両面に直角に吹き付けてクリーム半田を溶融
させて半田付けを行うことを特徴とするものである。
また本発明方法(第2発明)は、電子部品が搭載された
基板を搬送するコンベアと、該コンベアの搬送経路に設
けられた予備加熱ゾーンと、該予備加熱ゾーンの次工程
に設けられた半田付けゾーンとを備え、前記予備加熱ゾ
ーンには、前記コンベアの上方及び下方に夫々配設され
た送風ファンと、該送風ファンによって空気が循環する
ことができるように前記コンベアの上方及び下方に夫々
配設された空気循環通路と、該空気循環通路の一部であ
って前記コンベアに対しその上下両側において近接した
位置に配置されて循環する空気を加熱し加熱直後の空気
が前記基板に吹き付けられるようにしたヒータとが設け
られ、前記半田付けゾーンには、前記コンベアの上方及
び下方に夫々配設された送風ファンと、該送風ファンに
よって空気が循環することができるように前記コンベア
の上方及び下方に夫々配設された空気循環通路と、該空
気循環通路の一部であって前記コンベアに対しその上下
両側において近接した位置に配置されて循環する空気を
半田付け温度まで加熱し得るように前記予備加熱ゾーン
のヒータよりも強力なヒータとが設けられたことを特徴
とするものである。
基板を搬送するコンベアと、該コンベアの搬送経路に設
けられた予備加熱ゾーンと、該予備加熱ゾーンの次工程
に設けられた半田付けゾーンとを備え、前記予備加熱ゾ
ーンには、前記コンベアの上方及び下方に夫々配設され
た送風ファンと、該送風ファンによって空気が循環する
ことができるように前記コンベアの上方及び下方に夫々
配設された空気循環通路と、該空気循環通路の一部であ
って前記コンベアに対しその上下両側において近接した
位置に配置されて循環する空気を加熱し加熱直後の空気
が前記基板に吹き付けられるようにしたヒータとが設け
られ、前記半田付けゾーンには、前記コンベアの上方及
び下方に夫々配設された送風ファンと、該送風ファンに
よって空気が循環することができるように前記コンベア
の上方及び下方に夫々配設された空気循環通路と、該空
気循環通路の一部であって前記コンベアに対しその上下
両側において近接した位置に配置されて循環する空気を
半田付け温度まで加熱し得るように前記予備加熱ゾーン
のヒータよりも強力なヒータとが設けられたことを特徴
とするものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第1
図において、本発明に係るリフロー半田付け装置1は、
コンベア2と、予備加熱ゾーン3と、半田付けゾーン4
と、送風機16と、空気循環通路18と、ヒータ19と
を備えている。
図において、本発明に係るリフロー半田付け装置1は、
コンベア2と、予備加熱ゾーン3と、半田付けゾーン4
と、送風機16と、空気循環通路18と、ヒータ19と
を備えている。
コンベア2は、電子部品5が搭載された基板6を搬送す
るものであって、図示のものは基板6の上下両面に搭載
された電子部品5の半田付けができるようにした、いわ
ゆるハンガタイプのものであり、チェーンに一定間隔で
複数の爪(図示せず)を装着したものであるが、これは
いわゆるネットタイプのものであってもよいことは明ら
かである。
るものであって、図示のものは基板6の上下両面に搭載
された電子部品5の半田付けができるようにした、いわ
ゆるハンガタイプのものであり、チェーンに一定間隔で
複数の爪(図示せず)を装着したものであるが、これは
いわゆるネットタイプのものであってもよいことは明ら
かである。
コンベア2は、基板8に固定されたモータ9のプーリ1
0によりベルト11を介して駆動される駆動プーリ12
及び反対側に設けられた従動プーリ13に巻き掛けら
れ、2つのテンションプーリ14,15により所定の張
力が与えられている。そして例えば搬送速度は、0.5乃
至1.2m/minの範囲で任意に設定できるようになってい
る。
0によりベルト11を介して駆動される駆動プーリ12
及び反対側に設けられた従動プーリ13に巻き掛けら
れ、2つのテンションプーリ14,15により所定の張
力が与えられている。そして例えば搬送速度は、0.5乃
至1.2m/minの範囲で任意に設定できるようになってい
る。
予備加熱ゾーン3は、コンベア2の搬送経路に設けられ
ており、該予備加熱ゾーンには、送風機16と、該送風
機によって空気が循環することができるようにした空気
循環通路18と、ヒータ19とが設けられている。また
該予備加熱ゾーン3は、前工程の第1予備加熱ゾーン3
1と、後工程の第2予備加熱ゾーン32とに分割されて
おり、夫々独立して温度設定ができるようになってい
る。
ており、該予備加熱ゾーンには、送風機16と、該送風
機によって空気が循環することができるようにした空気
循環通路18と、ヒータ19とが設けられている。また
該予備加熱ゾーン3は、前工程の第1予備加熱ゾーン3
1と、後工程の第2予備加熱ゾーン32とに分割されて
おり、夫々独立して温度設定ができるようになってい
る。
送風機16は、基板8の上下に2台取り付けられたモー
タ21,22により回転駆動される駆動軸23,24に
上下夫々4個ずつそのボス部16aによって固定されて
おり、該ボス部と反対側は左右に開口し、ノズルケース
25に設けられた空気吸入口25aに対向し、ここから
空気を吸入して拡開状に形成されたノズル部25b内の
空気循環通路18に送気するように、例えばシロッコフ
ァンが採用されていて、風速は、例えば1m/sec乃至3
m/sec位が得られるようになっている。また駆動軸2
3,24は、例えば第2図に示すように、上下に2本ず
つ設けて、これらを合計4台のモータによって駆動する
ようにしてもよい。
タ21,22により回転駆動される駆動軸23,24に
上下夫々4個ずつそのボス部16aによって固定されて
おり、該ボス部と反対側は左右に開口し、ノズルケース
25に設けられた空気吸入口25aに対向し、ここから
空気を吸入して拡開状に形成されたノズル部25b内の
空気循環通路18に送気するように、例えばシロッコフ
ァンが採用されていて、風速は、例えば1m/sec乃至3
m/sec位が得られるようになっている。また駆動軸2
3,24は、例えば第2図に示すように、上下に2本ず
つ設けて、これらを合計4台のモータによって駆動する
ようにしてもよい。
ノズルケース25及び空気循環通路18を形成するケー
シング26並びに仕切板28は、例えばステンレス鋼板
で製作され、ケーシング26は断熱材29によって被覆
されている。
シング26並びに仕切板28は、例えばステンレス鋼板
で製作され、ケーシング26は断熱材29によって被覆
されている。
ヒータ19は、チタン酸バリウム等のセラミックスを用
いたもの、導電性の良好な金属板を適当な間隔をあけて
重ねたもの等種々の構成が考えられるが、図示の実施例
では、所定の間隔で配置された電熱器30を熱伝導性の
良好な金属板(例えばアルミニウム)34でサンドイッ
チ構造に挟圧保持してなり、該金属板には空気がその板
厚方向に流れて熱交換が行われるようにした多数の空気
穴34aが設けられている。図示のものは、空気穴34
aは2列ずつ4箇所に、合計56個として示されている
が、これは多い程よく、実際には7列ずつ4箇所に設け
るか、又はそれ以上多く設けられ、熱交換効率を最大に
するように設定される。またヒータ19は、コンベア2
に近接して配置されており、該ヒータを通過した直後の
空気が基板6に吹き付けられるように構成され、空気の
温度センサ35がヒータ19の下方に配設されている。
いたもの、導電性の良好な金属板を適当な間隔をあけて
重ねたもの等種々の構成が考えられるが、図示の実施例
では、所定の間隔で配置された電熱器30を熱伝導性の
良好な金属板(例えばアルミニウム)34でサンドイッ
チ構造に挟圧保持してなり、該金属板には空気がその板
厚方向に流れて熱交換が行われるようにした多数の空気
穴34aが設けられている。図示のものは、空気穴34
aは2列ずつ4箇所に、合計56個として示されている
が、これは多い程よく、実際には7列ずつ4箇所に設け
るか、又はそれ以上多く設けられ、熱交換効率を最大に
するように設定される。またヒータ19は、コンベア2
に近接して配置されており、該ヒータを通過した直後の
空気が基板6に吹き付けられるように構成され、空気の
温度センサ35がヒータ19の下方に配設されている。
このようにヒータ19を通過した直後の空気が基板6に
吹き付けられるようにしたのは、ヒータ19を通過した
後時間が経つにつれて空気の温度が低下してしまうから
であり、基板6を加熱するための熱エネルギが時間の経
過と共に失われてしまうのを避け、熱効率を高めるため
である。
吹き付けられるようにしたのは、ヒータ19を通過した
後時間が経つにつれて空気の温度が低下してしまうから
であり、基板6を加熱するための熱エネルギが時間の経
過と共に失われてしまうのを避け、熱効率を高めるため
である。
温度センサ35は、コンピュータ(図示せず)に接続さ
れ、該コンピュータにより温度管理がなされるように構
成されている。
れ、該コンピュータにより温度管理がなされるように構
成されている。
半田付けゾーン4には、送風機16と、該送風機によっ
て空気が循環する空気循環通路18と、該空気循環通路
の一部に配置されて循環する空気を半田付け温度まで加
熱するための、予備加熱ゾーン3のヒータ19よりも強
力なヒータ19が設けられている。ヒータ19は、空気
の流れの方向に同一構造のものを複数重ねてなるもの
で、その各々の構造は予備加熱ゾーン3のヒータ19と
同一であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付
して説明を省略する。
て空気が循環する空気循環通路18と、該空気循環通路
の一部に配置されて循環する空気を半田付け温度まで加
熱するための、予備加熱ゾーン3のヒータ19よりも強
力なヒータ19が設けられている。ヒータ19は、空気
の流れの方向に同一構造のものを複数重ねてなるもの
で、その各々の構造は予備加熱ゾーン3のヒータ19と
同一であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付
して説明を省略する。
ノズルケース45は、上下方向に同一幅に形成されてお
り、予備加熱ゾーン3のものよりも小型となっている。
ノズルケース45には空気吸入口45aと、ノズルケー
ス25の仕切板25cと同様な仕切板45cとが設けら
れ、ケーシング46は断熱材29によって被覆されてい
る。
り、予備加熱ゾーン3のものよりも小型となっている。
ノズルケース45には空気吸入口45aと、ノズルケー
ス25の仕切板25cと同様な仕切板45cとが設けら
れ、ケーシング46は断熱材29によって被覆されてい
る。
基台8のコンベア2の出口には、冷却ファン36が設け
られ、基板6に上方から冷却風を送ってこれを冷却する
ようになっている。また基台8の上部には2個所に排気
筒8a,8bが設けられ、排気筒8aの内部には、排気
ファン38が、双方にはバタフライバルブ40,41が
設けられている。
られ、基板6に上方から冷却風を送ってこれを冷却する
ようになっている。また基台8の上部には2個所に排気
筒8a,8bが設けられ、排気筒8aの内部には、排気
ファン38が、双方にはバタフライバルブ40,41が
設けられている。
そして本発明方法(第1発明)は、電子部品6が搭載さ
れてコンベア2により搬送される基板6の上方及び下方
に夫々配設された送風ファン16によって空気を循環さ
せ、該循環する空気をコンベア2の上方及び下方に夫々
該コンベアに近接して配設されたヒータ19により加熱
して加熱直後の空気を基板6の上下両面に対して直角方
向に吹き付けて該基板を予備加熱し、更に同様な方法で
循環しつつ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空
気を基板6の上下両面に直角に吹き付けてクリーム半田
を溶融させて半田付けを行う方法である。
れてコンベア2により搬送される基板6の上方及び下方
に夫々配設された送風ファン16によって空気を循環さ
せ、該循環する空気をコンベア2の上方及び下方に夫々
該コンベアに近接して配設されたヒータ19により加熱
して加熱直後の空気を基板6の上下両面に対して直角方
向に吹き付けて該基板を予備加熱し、更に同様な方法で
循環しつつ加熱されて半田付け温度に到達した高温の空
気を基板6の上下両面に直角に吹き付けてクリーム半田
を溶融させて半田付けを行う方法である。
なお、第1発明に係る方法及び第2発明に係る装置は、
予備加熱ゾーン3を従来の遠赤外線ヒータ方式のものと
して半田付けゾーン4のみに用いてもよく、逆に半田付
けゾーン4を従来の遠赤外線ヒータ方式のものとして予
備加熱ゾーン3のみに用いてもよいことはいうまでもな
い。
予備加熱ゾーン3を従来の遠赤外線ヒータ方式のものと
して半田付けゾーン4のみに用いてもよく、逆に半田付
けゾーン4を従来の遠赤外線ヒータ方式のものとして予
備加熱ゾーン3のみに用いてもよいことはいうまでもな
い。
なお、上記実施例では、空気循環通路18、ヒータ19
及び送風機16等の加熱ユニットをコンベア2の上下両
側に設けたが、これはコンベアの上側又は下側のいずれ
か一方にのみ設けてもよい。
及び送風機16等の加熱ユニットをコンベア2の上下両
側に設けたが、これはコンベアの上側又は下側のいずれ
か一方にのみ設けてもよい。
なお、上記説明における空気は、大気中に存在する窒素
約79%、酸素その他の気体約21%からなる自然の空
気に限定されるものではなく、例えば上記自然の空気か
ら酸素その他の気体を除去した窒素ガスのみであっても
よく、実用的には窒素純度99.9%、好ましくは9
9.99%のものを使用することが可能であり、この窒
素ガスは市販の窒素ボンベにより供給することができ
る。
約79%、酸素その他の気体約21%からなる自然の空
気に限定されるものではなく、例えば上記自然の空気か
ら酸素その他の気体を除去した窒素ガスのみであっても
よく、実用的には窒素純度99.9%、好ましくは9
9.99%のものを使用することが可能であり、この窒
素ガスは市販の窒素ボンベにより供給することができ
る。
作 用 本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。リフロー半田付けに当っては、まず
モータ21,22の電源を投入すると該モータが回転
し、駆動軸23,24が矢印Cの方向に回転して送風機
16も同方向に一斉に回転を開始し、予備加熱ゾーン3
及び半田付けゾーン4内において、空気は矢印Aの如く
夫々空気吸入口25a,45aから吸入されて空気循環
通路18を通ってヒータ19に送られる。そこでヒータ
19の電源が投入されていると、該ヒータは高温になっ
ているので、空気は金属板34の空気穴34aを通過し
ながら熱交換を受けて加熱され、予備加熱ゾーン3では
150℃程度に加熱されてコンベア2に向けて吹き付けら
れ、その後は外側の空気循環通路18を通って流れ、再
び空気吸入口25a,45aに流入して循環する。
について説明する。リフロー半田付けに当っては、まず
モータ21,22の電源を投入すると該モータが回転
し、駆動軸23,24が矢印Cの方向に回転して送風機
16も同方向に一斉に回転を開始し、予備加熱ゾーン3
及び半田付けゾーン4内において、空気は矢印Aの如く
夫々空気吸入口25a,45aから吸入されて空気循環
通路18を通ってヒータ19に送られる。そこでヒータ
19の電源が投入されていると、該ヒータは高温になっ
ているので、空気は金属板34の空気穴34aを通過し
ながら熱交換を受けて加熱され、予備加熱ゾーン3では
150℃程度に加熱されてコンベア2に向けて吹き付けら
れ、その後は外側の空気循環通路18を通って流れ、再
び空気吸入口25a,45aに流入して循環する。
そこでモータ9の電源が投入されると、プーリ10,ベ
ルト11及び駆動プーリ12を介してコンベア2が矢印
Bの如く作動し、電子部品5が搭載された基板6がコン
ベア2に置かれると、まず第1予備加熱ゾーン31内に
入って加熱された空気に触れる。この場合、空気流の風
速は、3m/sec程度で十分であるため、クリーム半田によ
って小さな力で基板6に固定されている電子部品が動い
たりすることはなく、基板6及び電子部品5は均一にむ
らなく理想的な温度曲線に従って加熱されて行く。また
第1及び第2予備加熱ゾーン31,32共仕切板25c
によって仕切られているため、各送風機16ごとに温度
調節が可能であり、また基板6の温度は空気流によって
次第に上昇して該空気流の温度に熱的に飽和して行くた
め、該基板6の温度の上限は必ず空気の温度以下である
ので温度管理は非常に容易である。
ルト11及び駆動プーリ12を介してコンベア2が矢印
Bの如く作動し、電子部品5が搭載された基板6がコン
ベア2に置かれると、まず第1予備加熱ゾーン31内に
入って加熱された空気に触れる。この場合、空気流の風
速は、3m/sec程度で十分であるため、クリーム半田によ
って小さな力で基板6に固定されている電子部品が動い
たりすることはなく、基板6及び電子部品5は均一にむ
らなく理想的な温度曲線に従って加熱されて行く。また
第1及び第2予備加熱ゾーン31,32共仕切板25c
によって仕切られているため、各送風機16ごとに温度
調節が可能であり、また基板6の温度は空気流によって
次第に上昇して該空気流の温度に熱的に飽和して行くた
め、該基板6の温度の上限は必ず空気の温度以下である
ので温度管理は非常に容易である。
またヒータ19を通過した直後の空気が基板6に吹き付
けられるので、空気の温度は十分に高く、基板6は効率
よく加熱され、熱効率が非常によい。そして空気の温度
は刻々温度センサ35によって読み取られてコンピュー
タに送られ、電熱器30への電力が制御されて吹き出さ
れる空気の温度は一定に保たれる。そして基板6は、コ
ンベア2によって第2予備加熱ゾーン32に搬送されて
150℃程度に予備加熱される。
けられるので、空気の温度は十分に高く、基板6は効率
よく加熱され、熱効率が非常によい。そして空気の温度
は刻々温度センサ35によって読み取られてコンピュー
タに送られ、電熱器30への電力が制御されて吹き出さ
れる空気の温度は一定に保たれる。そして基板6は、コ
ンベア2によって第2予備加熱ゾーン32に搬送されて
150℃程度に予備加熱される。
次いで、半田付けゾーン4に搬送され、ここではヒータ
19を2回通過して230℃程度に加熱された高温の空気
が吹き付けられ、クリーム半田が溶融し、電子部品5が
基板6の導電回路部に半田付けされる。この場合、基板
のすべての部分の最高温度は空気の温度以下であるの
で、空気の温度を管理していれば、基板6が一定温度以
上に不本意に加熱されることはあり得ない。従ってFIC
チップ等のSMDの半田付けにおいても電子部品5が高温
のために破損するおそれは皆無となり、ベーパフェーズ
法と同一の好結果が得られる。
19を2回通過して230℃程度に加熱された高温の空気
が吹き付けられ、クリーム半田が溶融し、電子部品5が
基板6の導電回路部に半田付けされる。この場合、基板
のすべての部分の最高温度は空気の温度以下であるの
で、空気の温度を管理していれば、基板6が一定温度以
上に不本意に加熱されることはあり得ない。従ってFIC
チップ等のSMDの半田付けにおいても電子部品5が高温
のために破損するおそれは皆無となり、ベーパフェーズ
法と同一の好結果が得られる。
次に、半田付け後の基板6の冷却特性は、ベーパフェー
ズ法よりもはるかに優れている。即ち、半田付けゾーン
4から基板が出ると、該基板には空気以外何も付着して
いないので、冷却ファン36からの冷風によって理想的
な曲線に従って温度が下降するのである。
ズ法よりもはるかに優れている。即ち、半田付けゾーン
4から基板が出ると、該基板には空気以外何も付着して
いないので、冷却ファン36からの冷風によって理想的
な曲線に従って温度が下降するのである。
しかも本発明では有毒な液体やその蒸気を一切必要とし
ないので、安全性の点でも全く問題がなく、また半田付
けコストも安価となる。
ないので、安全性の点でも全く問題がなく、また半田付
けコストも安価となる。
試験の結果、温度分布等については、ベーパフェーズ法
と同一の性能が得られ、また冷却特性は通常の遠赤外線
ヒータ方式による加熱方法と同一であることが確認され
た。そして従来のいかなる形式のリフロー半田付け装置
に比べても遜色がなく、これらよりも格段に優れている
ことが確認された。
と同一の性能が得られ、また冷却特性は通常の遠赤外線
ヒータ方式による加熱方法と同一であることが確認され
た。そして従来のいかなる形式のリフロー半田付け装置
に比べても遜色がなく、これらよりも格段に優れている
ことが確認された。
また各ゾーンにおいて、空気はほとんど外部に流出する
ことなく、矢印Aの如く空気循環通路18内で循環する
ため、熱効率が非常に良好で従来の装置の消費電力以上
となるおそれは全くない。
ことなく、矢印Aの如く空気循環通路18内で循環する
ため、熱効率が非常に良好で従来の装置の消費電力以上
となるおそれは全くない。
また上記自然の空気に代えて窒素ガスを市販の窒素ボン
ベにより供給した場合にも、その消費量は少なく、極め
て経済的であり、該窒素ガスを用いた場合には、これが
不活性ガスであるため半田が酸化せず、従って酸化物の
生成がほとんどなくなり、良好な半田付け性能を得るこ
とができる。
ベにより供給した場合にも、その消費量は少なく、極め
て経済的であり、該窒素ガスを用いた場合には、これが
不活性ガスであるため半田が酸化せず、従って酸化物の
生成がほとんどなくなり、良好な半田付け性能を得るこ
とができる。
効 果 本発明は、上記のようにコンベアによる基板の搬送経路
の周囲に形成された空気循環通路内で空気を適宜な風速
で循環させ、該循環する空気を加熱して加熱直後の空気
を電子部品が搭載されて搬送される基板に吹き付け、該
電子部品及び基板を、その温度を加熱された空気の温度
に熱的に飽和させることによって所定の温度まで加熱す
るようにしたので、基板を加熱する空気の熱効率を向上
させることができると共に、基板及び電子部品の温度上
昇をゆるやかとすることができるためこれらに対する熱
的ショックをなくすことができ、基板や電子部品相互間
に熱容量の差があっても各部が空気の温度を最高限度と
してむらなく均一に加熱される効果が得られ、また冷却
特性も良好であり、この結果従来の遠赤外線ヒータ方式
及びベーパフェーズ法の長所のみを取り入れた理想的な
加熱、冷却特性を得ることができる効果がある。
の周囲に形成された空気循環通路内で空気を適宜な風速
で循環させ、該循環する空気を加熱して加熱直後の空気
を電子部品が搭載されて搬送される基板に吹き付け、該
電子部品及び基板を、その温度を加熱された空気の温度
に熱的に飽和させることによって所定の温度まで加熱す
るようにしたので、基板を加熱する空気の熱効率を向上
させることができると共に、基板及び電子部品の温度上
昇をゆるやかとすることができるためこれらに対する熱
的ショックをなくすことができ、基板や電子部品相互間
に熱容量の差があっても各部が空気の温度を最高限度と
してむらなく均一に加熱される効果が得られ、また冷却
特性も良好であり、この結果従来の遠赤外線ヒータ方式
及びベーパフェーズ法の長所のみを取り入れた理想的な
加熱、冷却特性を得ることができる効果がある。
また送風機によって空気を強制的にかなりの風速(例え
ば3m/sec)で循環させ、該循環する空気をヒータによ
り加熱して電子部品が搭載されて搬送される基板に吹き
付けて予備加熱し、更に同様な方法で循環しつつ加熱さ
れて半田付け温度に到達した高温の空気を基板に吹き付
けてクリーム半田を溶融させて半田付けを行うようにし
たので、基板の最高温度は空気の温度を最高限度とし、
それ以上には絶対に温度上昇しないこととなり、FICチ
ップその他のSMDについても半田付けによって破損する
ことがないようにできる効果がある。また基板の温度上
昇の精度を極めて高いもの(例えば±2℃程度)とする
ことができる効果が得られる。
ば3m/sec)で循環させ、該循環する空気をヒータによ
り加熱して電子部品が搭載されて搬送される基板に吹き
付けて予備加熱し、更に同様な方法で循環しつつ加熱さ
れて半田付け温度に到達した高温の空気を基板に吹き付
けてクリーム半田を溶融させて半田付けを行うようにし
たので、基板の最高温度は空気の温度を最高限度とし、
それ以上には絶対に温度上昇しないこととなり、FICチ
ップその他のSMDについても半田付けによって破損する
ことがないようにできる効果がある。また基板の温度上
昇の精度を極めて高いもの(例えば±2℃程度)とする
ことができる効果が得られる。
またベーパフェーズ法におけるような高価な加熱媒体を
不要とすることができ、この結果半田付けコストをベー
パフェーズ法に比べて大幅に低減でき、装置の使用範囲
を拡大し得る効果がある。更には、基板の各部をむらな
く加熱できるので、どの部分も一定の温度で可能な限り
低い温度で半田付けでき、電子部品に対する半田付けの
悪影響を極小とすることができる。また予備加熱ゾーン
を複数に分割して夫々独立して温度調節ができるように
したので、任意の温度曲線が得られるという効果があ
る。
不要とすることができ、この結果半田付けコストをベー
パフェーズ法に比べて大幅に低減でき、装置の使用範囲
を拡大し得る効果がある。更には、基板の各部をむらな
く加熱できるので、どの部分も一定の温度で可能な限り
低い温度で半田付けでき、電子部品に対する半田付けの
悪影響を極小とすることができる。また予備加熱ゾーン
を複数に分割して夫々独立して温度調節ができるように
したので、任意の温度曲線が得られるという効果があ
る。
図面は本発明の実施例に係り、第1図はリフロー半田付
け装置の概略縦断面図、第2図は予備加熱ゾーンの部分
省略斜視図、第3図は半田付け状態における第1図と同
様な縦断面図である。 1はリフロー半田付け装置、2はコンベア、3は予備加
熱ゾーン、4は半田付けゾーン、5は電子部品、6は基
板、16は送風機、18は空気循環通路、19はヒー
タ、30は電熱器、31は第1予備加熱ゾーン、32は
第2予備加熱ゾーン、34は金属板、34aは空気穴で
ある。
け装置の概略縦断面図、第2図は予備加熱ゾーンの部分
省略斜視図、第3図は半田付け状態における第1図と同
様な縦断面図である。 1はリフロー半田付け装置、2はコンベア、3は予備加
熱ゾーン、4は半田付けゾーン、5は電子部品、6は基
板、16は送風機、18は空気循環通路、19はヒー
タ、30は電熱器、31は第1予備加熱ゾーン、32は
第2予備加熱ゾーン、34は金属板、34aは空気穴で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】電子部品が搭載されてコンベアにより搬送
される基板の上方及び下方に夫々配設された送風ファン
によって空気を循環させ、該循環する空気を前記コンベ
アの上方及び下方に夫々該コンベアに近接して配設され
たヒータにより加熱して加熱直後の空気を前記基板の上
下両面に対して直角方向に吹き付けて該基板を予備加熱
し、更に同様な方法で循環しつつ加熱されて半田付け温
度に到達した高温の空気を前記基板の上下両面に直角に
吹き付けてクリーム半田を溶融させて半田付けを行うこ
とを特徴とするリフロー半田付け方法。 - 【請求項2】電子部品が搭載された基板を搬送するコン
ベアと、該コンベアの搬送経路に設けられた予備加熱ゾ
ーンと、該予備加熱ゾーンの次工程に設けられた半田付
けゾーンとを備え、前記予備加熱ゾーンには、前記コン
ベアの上方及び下方に夫々配設された送風ファンと、該
送風ファンによって空気が循環することができるように
前記コンベアの上方及び下方に夫々配設された空気循環
通路と、該空気循環通路の一部であって前記コンベアに
対しその上下両側において近接した位置に配置されて循
環する空気を加熱し加熱直後の空気が前記基板に吹き付
けられるようにしたヒータとが設けられ、前記半田付け
ゾーンには、前記コンベアの上方及び下方に夫々配設さ
れた送風ファンと、該送風ファンによって空気が循環す
ることができるように前記コンベアの上方及び下方に夫
々配設された空気循環通路と、該空気循環通路の一部で
あって前記コンベアに対しその上下両側において近接し
た位置に配置されて循環する空気を半田付け温度まで加
熱し得るように前記予備加熱ゾーンのヒータよりも強力
なヒータとが設けられたことを特徴とするリフロー半田
付け装置。 - 【請求項3】前記予備加熱ゾーンは、前工程の第1予備
加熱ゾーンと、後工程の第2予備加熱ゾーンとに分割さ
れて夫々独立して温度設定ができるように構成したもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
リフロー半田付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62012071A JPH064188B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | リフロ−半田付け方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62012071A JPH064188B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | リフロ−半田付け方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63180368A JPS63180368A (ja) | 1988-07-25 |
| JPH064188B2 true JPH064188B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=11795364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62012071A Expired - Lifetime JPH064188B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | リフロ−半田付け方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064188B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4771929A (en) * | 1987-02-20 | 1988-09-20 | Hollis Automation, Inc. | Focused convection reflow soldering method and apparatus |
| JPS6434578A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-06 | Jiyaade Kk | Automatic soldering method and device for printed circuit board |
| JPH02187260A (ja) * | 1989-01-16 | 1990-07-23 | Nippon Haiburitsudo Kk | 熱風を利用したリフロー炉 |
| JP2548985B2 (ja) * | 1989-06-03 | 1996-10-30 | エイティックテクトロン株式会社 | リフロー半田付け方法及び装置 |
| JPH0763839B2 (ja) * | 1989-10-06 | 1995-07-12 | 日立テクノエンジニアリング株式会社 | リフローはんだ付け装置 |
| JPH03106260U (ja) * | 1990-02-20 | 1991-11-01 | ||
| US5154338A (en) * | 1990-06-06 | 1992-10-13 | Senju Metal Industry Co., Ltd. | Solder reflow furnace |
| JPH0846350A (ja) * | 1994-07-27 | 1996-02-16 | Alps Electric Co Ltd | リフロー半田付け装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4501387A (en) | 1981-09-17 | 1985-02-26 | Societe Anonyme Des Usines Chausson | Method for brazing heat exchanger cores by blowing hot gases |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5961567U (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-23 | 共栄制御機器株式会社 | プリント基板の半田溶着装置 |
| US4688031A (en) * | 1984-03-30 | 1987-08-18 | Wang Laboratories, Inc. | Monochromatic representation of color images |
| JPS6125461A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-04 | Yoshihiro Ishibashi | 蓮根の成分体を含有する錠剤 |
| JPH0828569B2 (ja) * | 1985-06-18 | 1996-03-21 | 松下電器産業株式会社 | リフロー装置 |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP62012071A patent/JPH064188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4501387A (en) | 1981-09-17 | 1985-02-26 | Societe Anonyme Des Usines Chausson | Method for brazing heat exchanger cores by blowing hot gases |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63180368A (ja) | 1988-07-25 |
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