JPH0641985A - 基礎の施工方法 - Google Patents

基礎の施工方法

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JPH0641985A
JPH0641985A JP13724192A JP13724192A JPH0641985A JP H0641985 A JPH0641985 A JP H0641985A JP 13724192 A JP13724192 A JP 13724192A JP 13724192 A JP13724192 A JP 13724192A JP H0641985 A JPH0641985 A JP H0641985A
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foundation
support
support base
concrete
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JP13724192A
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Akira Kishi
明 岸
Hideki Tsujiyama
英樹 辻山
Yoko Taruishi
庸子 垂石
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレキャストコンクリート製の基礎におい
て、基礎の施工を容易なものとする。 【構成】 基礎の分岐部やコーナー部となる位置に、水
平レベル調整が可能な支持ベース1を設置する。また、
支持ベース1間にベース部3を配置する。そして、各支
持ベース1を水平にすると共に、その高さを等しくす
る。次に支持ベース1間に基礎梁2を架け渡す。そし
て、ベース部3を持ち上げて基礎梁2の下端に当接させ
る。この常態で基礎梁2の下端部を埋設するようにコン
クリートを打設する。このコンクリートにより、基礎梁
2と支持ベース1とベース部3とが一体化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め、工場等において
形成されて建設現場に設置することにより住宅等の基礎
となるプレキャストコンクリート製の基礎梁を用いた基
礎の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、住宅の基礎は現場にてコ
ンクリートを打設することで形成されることが一般的で
あり、したがってその施工は、地盤に対する根伐、根伐
底への砕石等の敷き込み及び転圧による地業の形成、型
枠の建込み、コンクリートの打設、型枠の解体、埋め戻
し、モルタルによる天端ならし、という作業を順次行う
ことによりなされている。
【0003】さらに、フーチング部を有する基礎の場合
には砕石の敷き込みに続いてフーチング部へのコンクリ
ートの打設が行なわれ、また、基礎中に鉄筋を設ける場
合には型枠の組み立てに先立って配筋作業が行なわれ
る。そして、コンクリート打設後には、上部構造体とし
ての土台を基礎に対して締結固定するためのアンカーボ
ルトを位置決めして取り付けるための作業も必要であ
る。
【0004】したがって、上述のような基礎施工手順で
は、作業が多岐にわたって多数の工数を要するので工期
や工費の削減を図ることが困難であるし、また、土工、
鉄筋工、型枠大工等の熟練作業者を必要とする。
【0005】そこで、近年、建築現場での作業を省力化
するために、住宅用の基礎を、予め工場等で形成される
プレキャストコンクリート製の基礎構築用ブロック構造
物とし、住宅等の基礎を施工する方法が行なわれる場合
がでてきた。
【0006】前記ブロック構造物は、たとえば、基盤上
に載置される基礎フーチング部と、この基礎フーチング
部上に設けられ、かつ住宅等となる上部構造物を載せる
立上がり部とが、予め工場等で一体に形成されたもので
ある。そして、このブロック構造物は、従来の現場打ち
基礎をその長手方向に対して垂直に分割した形状となっ
ている。また、前記基盤は、現場打ちで基礎を施工する
際と同様に地業を設け、その地業上にコンクリートを捨
て打ちしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記基礎用
ブロック構造物を用いて住宅の基礎を施工するには、ブ
ロック構造物の水平レベルを合わせる必要がある。すな
わち、現場打ちコンクリートによる基礎の場合には、打
設したコンクリートが硬化する前に水平な水糸等に沿っ
て、基礎の天端ならしを行なうことで、水平レベルを合
わせることができるが、すでに硬化しているプレキャス
トコンクリート製のブロック構造物では、現場でブロッ
ク構造物を設置する際に、ブロック構造物の水平レベル
を合わせる必要があった。
【0008】しかし、プレキャストコンクリート製のブ
ロック構造物は、その重量が大きいため水平レベルを合
わせるのが困難であり、熟練した作業者が時間をかけて
水平レベルを合わせる必要があった。また、地業は、現
場打ちコンクリートの基礎を施工する場合と比較して、
より水平で平らなものとする必要があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、基礎の水平レベル及
び高さの調整を容易とすることにより、必ずしも熟練し
た作業者でなくとも効率よく基礎を施工することができ
る基礎の施工方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の基礎の施工方法
は、地業上に設けられるベースと、ベース部上に立設さ
れる基礎梁とを具備してなり、かつ、前記ベースが、自
身の上面の水平レベルを調整するレベル調整手段を有す
る支持ベースと、該支持ベース間に配置されるベース部
とを具備してなるものであって、家屋を構築すべき地盤
に根伐穴を設けると共に該根伐穴に地業を設ける工程
と、次いで、地業の基礎のコーナー部や分基部等となる
位置に支持ベースを設置する工程と、これら支持ベース
間に略矩形板状のベース部を配置する工程と、前記支持
ベースの水平レベルを調整する工程と、次いで、基礎梁
を前記支持ベース間に架け渡す工程と、次いで、前記ベ
ース部を持ち上げて基礎梁下面に当接させた状態で、基
礎梁の下端部及び支持ベース及びベース部を略埋設する
ように現場打ちコンクリートを打設する工程とを具備し
てなることを前記課題の解決手段とした。
【0011】
【作用】上記構成によれば、支持用ベースの水平レベル
を調整することにより、容易に基礎梁の水平レベルを調
整することができる。また、基礎のフーチング部となる
部分が、ベース部を持ち上げた状態で基礎梁の下端部及
び支持ベース及びベース部を略埋設するように打設され
たコンクリートで構成されるので、ベース部を配置する
地業が必ずしも水平で平らな必要がなく、地業の構築が
容易となる。また、基礎と地業との密着性を図ることが
できる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1ないし図10は、この実施例の基礎の施
工方法を説明するための図面であって、この実施例の基
礎の施工方法は、図8等に示す基礎において用いられる
ものである。ここで、基礎の施工方法を説明する前に、
この基礎の施工方法で構築される基礎で用いられる部材
について説明する。
【0013】この基礎は、図8等に示すように、ベース
Bと該ベースB上に立設される基礎梁2…とからなるも
のである。また、ベースBは、図9に示すように、基礎
梁2…の接合部分毎に配置される支持ベース1と、この
支持ベース1同士の間に配置されるベース部3とからな
るものである。前記基礎梁用支持ベース1(1a、1
b、1c、1d)には、図1ないし図4に示すように4
種類の形状のものがある。
【0014】基礎梁用支持ベース1には、図1に示すよ
うに平面視してL字状の支持ベース1aと、図2に示す
ように平面視してT字状の支持ベース1bと、図3に示
すように平面視して十字状の支持ベース1cと、図4に
示すように平面して直線状の支持ベース1dとがある。
【0015】前記L字状の支持ベース1aは、家屋を建
築すべき地盤における前記ベース部3と支持ベース1の
図9に示す配置の一例のように、基礎のコーナー部に配
置されるものである。この基礎のコーナー部において
は、2本の基礎梁2、2が直角に配置されると共に互い
の端部を付き合わされて配置される部分である。従っ
て、L字状の支持ベース1aは、互いに直角に配置され
た2本の基礎梁2、2の端部を支持するように、L字状
に形成されている。
【0016】また、T字状の支持ベース1bは、図9に
示すように基礎の分岐部に配置されるものである。そし
て、基礎の分岐部においては、3本の基礎梁2、2、2
が、互いに直角に配置されると共に、その端部が付き合
わされている。従って、支持ベース1bは、互いに直角
に配置された3本の基礎梁2、2、2の端部を支持する
ように、T字状に形成されている。
【0017】そして、十字状の支持ベース1cは、図9
に示すように基礎の交差部分に配置されるものである。
そして、基礎の交差部分においては、4本の基礎梁2…
が、互いに直角に配置されると共に、その端部が付き合
わされている。従って、支持ベース1cは、互いに直角
に配置された4本の基礎梁2…の端部を支持するよう
に、十字状に形成されている。
【0018】また、直線状の支持ベース1dは、図9に
示すように基礎の長い直線部分において、基礎梁2、2
を継ぎ足す部分に配置されるものである。従って、支持
ベース1dは、直線状に配置された2本の基礎梁2、2
の接合部分において、2本の基礎梁2、2の端部を支持
するように直線状に形成されている。
【0019】これらの支持ベース1は、それぞれL字
状、T字状、十字状、直線状に形成された板体5(5
a、5b、5c、5d)と、この板体5の下面から延出
するレベル調整用の支持ボルト6…(図5及び図6に図
示)とからなるものである。前記板体5には、基礎梁2
の下端を埋設するコンクリートが、板体5の上面から下
面に流入するように、複数の矩形状の穴a…が形成され
ている。
【0020】また、板体5の上面には、支持ベース1上
に設置される基礎梁2の中心線の位置を示すマークとし
て溝7が形成されている。この溝7は、板体5のL字
状、T字状、十字状、直線状に延出する部分の幅の中心
に基礎梁2を載置するように、板体5の延出部分の中心
線に沿って形成されている。
【0021】また、板体5の上面には、支持ベース1上
に設置される基礎梁2の側面の位置を示すマークとして
窪み8…が形成されている。該窪み8…は、板体5の延
出部分の端部において、延出部分の中心線に沿って形成
された溝7の左右側方に配置されている。そして、延出
部分の中心線と窪み8…との間の距離が基礎梁2の厚み
の2/1の長さにされている。
【0022】そして、図8に示すように、板体5の溝7
に基礎梁2の中心線を合わせて、板体5上に基礎梁2を
載置した際に、基礎梁2の下面に窪み8の半分が隠され
た状態で、窪み8の残り半分が板体5の上方から見える
ようになっている。前記溝7及び窪み8…は、工場等に
おいて、板体5をプレキャストコンクリートとして形成
する際に、型枠に前記溝7及び窪み8に対応して突条及
び突部を設けておくことにより、形成されるものであ
る。
【0023】また、板体5の上面には、前記延出部分の
端面を除いて、板体5の外周に沿って側板部9が立設さ
れている。前記レベル調整用支持ボルト6は、前記板体
5を形成する際に板体5に埋設されたインサート(図示
略)に螺合するようになっている。
【0024】前記インサートは、前記支持ボルト6と螺
合するねじ孔を有し、略有底筒状に形成されたものであ
る。そして、インサートは、L字状、T字状、十字状、
直線状に形成された板体の外形のコーナーとなる角部分
に、ねじ孔の開口部を板体5の下面に露出させると共
に、垂直に配置されている。
【0025】そして、板体5の角部分のインサートに
は、全て支持ボルト6が螺合されている。そして、支持
ボルト6の螺合される深さを調整することにより、板体
5上面の角度及び高さを調整できるようになっている。
すなわち、これら板体に取付けられた支持ボルトがレベ
ル調整手段となっている。なお、インサート及び支持ボ
ルト6の設置位置及び設置数は、板体5をバランス良く
支持できるものなら特に限定されるものではない。ま
た、インサート及び支持ボルト6の設置数は、板体5を
バランス良く支持できる範囲でなるべく少ない方が、板
体5上面の角度及び高さを調節する上で好ましい。
【0026】前記基礎梁2は、長尺な略矩形状の板体で
あり、内部に鉄筋が配筋されたプレキャストコンクリー
ト製のものである。そして、基礎梁2、2同士を接合す
る際の接合部となる基礎梁2の端部は、図8に示すよう
に、基礎梁2の一方の側面が突出した状態で厚くなって
おり、この厚くなった端部の内部に基礎梁2の上面及び
下面及び端面に開口する切欠部2aが設けられている。
すなわち、基礎梁2の端部は、平面視して、y字状にな
っている。
【0027】そして、例えば、2本の基礎梁2、2を直
線状に接合する際には、基礎梁2、2の端面を互いに当
接させた状態で、互いの切欠部2a、2aが連通するよ
うに基礎梁2、2を配置し、連通した切欠部2aの内部
にコンクリートを打設することにより、2本の基礎梁
2、2を接合することができるようになっている。
【0028】また、十字状に基礎梁2…を接合する際に
は、4本の基礎梁2…の接合部の中心部にスペースがあ
くように、4本の基礎梁2…の端部を付き合わせ、中心
部のスペースと各基礎梁2…の切欠部2a…が連通する
ようにして、中心部のスペース及び各切欠部2a…を一
体とする。そして、一体となったスペースと切欠部2a
…にコンクリートを打設することにより、4本の基礎梁
2…を一体に接合することができるようになっている。
【0029】また、L字状もしくはT字状に基礎梁2…
を接合する際には、基礎梁2…の端部同士を付き合わせ
てコンクリートを打設した際に、コンクリートが漏れ出
さないように、予め、y字状に二つに別れた構成の基礎
梁2端部の一方の端部と他方の端部の長さを変更して製
造するようになっている。そして、基礎梁2…の接合部
において、各基礎梁2…の切欠部を連通し、連通した切
欠部2a…内にコンクリートを打設することによって、
基礎梁2…を一体に接合するようになっている。
【0030】前記ベース部3は、長尺な略矩形状のプレ
キャストコンクリート製の板体であり、前記支持ベース
1の延出部分の幅と同じ幅に形成されている。また、ベ
ース部3の長さは、該ベース部3上に載置される基礎梁
2の長さより、短いものとなっており、ベース部3の両
端部に支持ベース1、1を配置することにより、基礎梁
2全体を支持できるようになっている。
【0031】また、ベース部3は、支持ベース1と同様
に、基礎梁2の下端部を埋設するコンクリートをベース
部3上面から下面に流入させるための、矩形状の穴aが
形成されていると共に、ベース部3の端面側を除いた外
周、すなわち両側縁に、ベース部3の長さ方向に沿って
側板部9が立設されている。
【0032】次に、基礎の施工方法について説明する。
予め、工場等において、前記支持ベース1、基礎梁2、
ベース部3を製造する。そして、トラック等により前記
支持ベース1、基礎梁2、ベース部3を建設現場に搬送
する。従来の基礎の施工方法と同様に、基礎を構築すべ
き地盤に根伐を行なう。すなわち、基礎の配置位置に沿
って根伐穴(図示略)を形成する。そして、根伐穴の底
に、砕石を敷き詰め、転圧して地業を形成する。この際
に、支持ベース1が配置される位置には、支持ボルト6
…を受けるためのプレキャストコンクリート製の矩形板
状のプレート10を配置する。なお、ベース部3を設置
する地業上に捨て打ちコンクリートを施す必要がない。
【0033】また、地業が充分な強度に形成され、後述
するように支持ベース1上に基礎梁2を配置し、基礎梁
2の下端部を埋設するようにコンクリートを打設し、こ
のコンクリートが硬化するまでの間に、支持ベース1の
支持ボルト6…が地業にめり込む可能性がない場合に
は、プレート10を配置しなくてもよい。
【0034】次に、図9に示すように、基礎のコーナー
部分、分岐部分、交差部分、基礎梁の継ぎ足し部分に、
それぞれ、L字状、T字状、十字状、直線状の支持ベー
ス1…を配置する。この際には、予め、設置すべき基礎
梁2の中心線の位置を決めておき、水糸等でその位置を
示しておく。そして、支持ベース1…を設置する際に、
支持ベース1…の板体上面に形成された溝をこの水糸に
合わせて、支持ベース1…の位置を決める。
【0035】次に、各支持ベース1…の間に、ベース部
3…を設置する。また、各支持ベース1…において、支
持ボルト6…の螺合する長さを調節して、支持ベース1
…の上面を水平にすると共に、各支持ベース1…の上面
の高さを等しくする。
【0036】次に、基礎梁2をクレーン等により吊り上
げて、ベース部3及び支持ベース1上に配置する。この
際には、基礎梁2の両端部を支持ベース1、1上に載置
すると共に、支持ベース1上で、基礎梁2…の端部を付
き合わせるようにする。
【0037】また、支持ベース1上に基礎梁2の端部を
降ろす際には、基礎梁2の中心線の位置と、支持ベース
1の溝7の位置を合わせて基礎梁2の位置を決め、支持
ベース1上に基礎梁2の端部を降ろして行く。そして、
最終的に基礎梁2の端部を支持ベース1上に降ろす際
に、基礎梁2の側面の位置と、支持ベース1の板体5の
窪み8、8の位置を合わせ、基礎梁2を支持ベース1上
に降ろした段階で、基礎梁2の両側面において、窪み
8、8の一部が見える状態となれば、基礎梁2が正確な
位置に載置されたことになる。
【0038】このように、基礎梁2の端部を支持ベース
1上に載置することで、基礎梁2が水平になると共に各
基礎梁2の高さが等しくなり、かつ、基礎梁2の設置位
置が正確なものとなる。そして、支持ベース1…が支持
ボルト6…によりベース部3より高くなっていることか
ら、ベース部3と基礎梁2との間に隙間ができた状態と
なっているので、図7に示すように、ベース部3の長さ
方向に間隔をあけて、ベース部3の両端部から複数のく
さび状のスペーサ11…を打ち込むことにより、ベース
部3を持ち上げて、ベース部3の上面と基礎梁2の下面
とが、当接するようにする。
【0039】次に、ベース部3及び支持ベース1の側板
部9、9間にコンクリートを打設する。打設されたコン
クリートにより、基礎梁2の下端部を埋設すると共に、
ベース部3及び支持ベース1と基礎梁2とを一体に接合
するコンクリート層4が形成される。
【0040】また、ベース部3及び支持ベース1の側板
部9間に打設されたコンクリートは、ベース部3及び支
持ベース1の板体5に設けられた穴a…から、ベース部
3及び支持ベース1の下面側に流入すると共に、地業の
砕石の隙間に入り込むことになり、地業とベース部3及
び支持ベース1との間にも現場打ちコンクリートによる
コンクリート層4が形成される。そして、この現場打ち
のコンクリート層4により、基礎梁2とベース部3及び
支持ベース1とが接合されると共に、ベース部3及び支
持ベース1と地業とが接合されることになる。
【0041】すなわち、この実施例の基礎は、現場打ち
基礎と同様に基礎と地業とが密着した状態となる。そし
て、基礎梁2…の接合部分においては、付き合わされた
基礎梁2…端部の切欠部2a…にコンクリートが打設さ
れ、付き合わされた基礎梁2…同士が一体に接合され
る。この際に、付き合わされた基礎梁2…の端部切欠部
間に渡って鉄筋を配筋するようにしても良い。そして、
根伐穴を埋め戻すことにより、基礎の施工が終了する。
【0042】以上のように、この実施例の基礎の施工方
法によれば、プレキャストコンクリート製の基礎梁2…
の水平レベルを、支持ベース1…の支持ボルト6…の延
出する長さを調整することにより、容易に合わせること
ができる。従って、支持ベース1を配置する地業が必ず
も水平である必要がなく、またそのレベルが全地業に渡
って同一である必要がないので、従来、水平レベルを合
わせることに大きな労力を必要とした地業の施工を容易
なものとすることができる。そして、支持ベース1を設
置する際に、支持ベース1の板体5に形成された溝7の
位置を、設置すべき基礎梁2の中心線の位置を示す水糸
等に合わせることにより、容易に正確な位置に、支持ベ
ース1…を設置することができる。
【0043】また、支持ベース1上に基礎梁2の端部を
載置する際に、基礎梁2の中心線の位置と、支持ベース
1の溝7の位置を合わせると共に、基礎梁2の側面の位
置と支持ベース1の板体5の窪み8の位置を合わせるこ
とにより、基礎梁2を支持ベース1上の正確な位置に容
易に載置することができる。従って、支持ベース1を地
業の正確な位置に容易に設置することができると共に、
基礎梁2を支持ベース1上の正確な位置に容易に設置す
ることができることから、基礎梁2を地業上の正確な位
置に容易に設置することができる。
【0044】また、ベース部3は、基礎梁2の水平レベ
ルを合わせた後に、スペーサー11により地業上から持
ち上げて、基礎梁の下面に当接させる形状なので、特に
その位置やレベルを合わせる必要がなく施工が容易であ
る。また、ベース部3を地業から浮かせる構成なので、
支持ベース1を設置する場合と同様に地業の水平レベル
を合わせる必要がなく、容易に地業を形成することがで
きる。
【0045】さらに、ベース部3を地業から浮かせて、
ベース部3と地業との間に、現場打ちコンクリートを打
設する構成なので、地業とベース部と基礎梁とを現場打
ちコンクリートにより一体に接合することになり、基礎
と地業との密着性を高めることができる。
【0046】なお、上記実施例においては、支持ベース
1及びベース部3に側板部9を設ける構成となっていた
が、図10に示すように、支持ベース1’及びベース部
3’に側板部9を設けない構成としてもよい。このよう
な構成とすれば、支持ベース1’及びベース部3’は、
略平板状のものとなり、その形成が極めて容易なものと
なる。
【0047】また、支持ベース1’及びベース部3’
は、根伐穴の底部に配置されるものなので、支持ベース
1’及びベース部3’上にコンクリートを打設した際、
側板部9がなくとも流動性を有するコンクリートが根伐
穴の外部に拡がってしまうことなく、根伐穴の底部で硬
化するので、コンクリートの使用量が大幅に増大した
り、基礎の強度に問題が生じることがない。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
基礎の施工方法によれば、容易に基礎梁の水平レベルを
合わせることができ、熟練した作業者でなくとも正確に
水平レベルを合わせた基礎を容易に構築することができ
る。また、ベース部を地業から浮かせた状態で、基礎
梁、ベース部、支持ベースを略埋設するようにコンクリ
ートを打設する構成なので、必ずしも地業が正確に水平
かつ平である必要がなく、基礎の施工において地業の形
成を容易なものとすることができ、基礎の施工の簡略化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例の支持ベースの一例を示す平面図で
ある。
【図2】上記実施例の支持ベースの一例を示す平面図で
ある。
【図3】上記実施例の支持ベースの一例を示す平面図で
ある。
【図4】上記実施例の支持ベースの一例を示す平面図で
ある。
【図5】上記実施例の支持ベースの一例を示す斜視図で
ある。
【図6】上記支持ベースと該支持ベース上に設置された
基礎梁を示す断面図である。
【図7】上記実施例のベース部と該ベース部上に設置さ
れた基礎梁を示す断面図である。
【図8】上記実施例の支持ベース及びベース部及び基礎
梁を示す斜視図である。
【図9】上記実施例の支持ベース及びベース部の配置の
一例を示す概略斜視図である。
【図10】上記基礎梁用支持ベース及びベース部とは別
の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B ベース 1 (1a、1b、1c、1d)基礎梁支持用ベース 2 基礎梁 3 ベース部 4 コンクリート層 6 基礎梁支持用ベースの支持ボルト(レベル調整手
段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地業上に設けられるベースと、ベース部
    上に立設される基礎梁とを具備してなり、かつ、前記ベ
    ースが、自身の上面の水平レベルを調整するレベル調整
    手段を有する支持ベースと、該支持ベース間に配置され
    るベース部とを具備してなる基礎の施工方法であって、 家屋を構築すべき地盤に根伐穴を設けると共に該根伐穴
    に地業を設ける工程と、次いで、地業の基礎のコーナー
    部や分基部等となる位置に支持ベースを設置する工程
    と、これら支持ベース間に略矩形板状のベース部を配置
    する工程と、前記支持ベースの水平レベルを調整する工
    程と、次いで、基礎梁を前記支持ベース間に架け渡す工
    程と、次いで、前記ベース部を持ち上げて基礎梁下面に
    当接させた状態で、基礎梁の下端部及び支持ベース及び
    ベース部を略埋設するように現場打ちコンクリートを打
    設する工程とを具備してなることを特徴とする基礎の施
    工方法。
JP13724192A 1992-05-28 1992-05-28 基礎の施工方法 Pending JPH0641985A (ja)

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JP (1) JPH0641985A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0147249B2 (ja) * 1982-11-15 1989-10-13 Hitachi Ltd
JPH02308011A (ja) * 1989-05-20 1990-12-21 Sekisui House Ltd プレキャストコンクリート布基礎の据付用スペーサ
JPH0485418A (ja) * 1990-07-26 1992-03-18 Tategu Sogo Shosha Futaba:Kk 構築パネル
JPH04108921A (ja) * 1990-08-29 1992-04-09 Tategu Sogo Shosha Futaba:Kk 布基礎パネル

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