JPH0642046A - 建物の構築方法 - Google Patents
建物の構築方法Info
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Abstract
線制限を満足できかつ空間の有効利用可能な建物の構築
方法の提供。 【構成】 複数のユニット12を接合して構築されるユニ
ット建物の縦断面形状で凹状になる入り隅部である縦入
り隅部23を囲うように面状部材30を設置して閉空間を形
成し、空間の有効利用を図る。
Description
り、住宅用等の箱形ユニット式建築などに利用できる。
の直方体状の居室ユニット等を形成しておき、現場にお
いて複数のユニットを接合する、いわゆる箱形ユニット
式住宅が利用されている。
装や設備類を予め工場組付けしておくことができるた
め、在来工法に比べて短期間で構築できるうえ、近年で
は、高耐久性かつ高品質なものが実現され、様々な要望
に対応できるようになっており、その普及が著しい。
ような箱形ユニット式住宅は、基本的にユニットが規格
化されているので、北側斜線制限、道路斜線制限といっ
た建築基準法の日照、採光、通風等に関する集団規定へ
の対応には限界がある。すなわち、住宅の建築は種々の
状況下で行われ、東西南北に正確に向いているとも限ら
ないので、北側に配置されるユニットは様々な勾配角度
あるいは向きで北側斜線制限、道路斜線制限を受ける。
このため、北側の当該部分には標準ユニットを配置でき
ないので、当該部分は段差状となり有効に利用できない
無駄な空間が生じるという問題がある。
なった標準ユニットと形状の異なる特殊なユニットを用
意しておく方法も取られている。しかしながら、種々の
状況下において北側斜線制限、道路斜線制限を満足でき
るようにユニットを対応させていくと、ユニット種別が
多岐にわたり、部品管理および品質管理が煩雑となって
コストアップの要因になるという問題がある。
側斜線制限、道路斜線制限を満足できかつ空間の有効利
用可能な建物の構築方法を提供することにある。
トを接合して構築されるユニット建物の縦断面形状で凹
状になる入り隅部を囲うように面状部材を設置して閉空
間を形成することを特徴とする。
縦断面形状で凹状になる入り隅部に、当該入り隅部を囲
うように面状部材を設置して閉空間を形成するため、当
該入り隅部を建物内空間として有効に利用できるように
なり、北側斜線制限等への対応性が高くなり、これらに
より前記目的が達成される。
明する。図1において、ユニット式住宅10は、ユニット
構築部11と軸組構築部20とにより構成されている。ユニ
ット構築部11は、ユニット式住宅10の基本部分として構
築されており、一階に三つ、二階に二つの計五つの箱形
ユニット12が配置接合されている。
状、すなわちユニット12の配置状況により生じたユニッ
ト外空間21に形成されている。ユニット外空間21は、横
入り隅部22(横断面形状で凹状になる入り隅部)と縦入
り隅部23(縦断面形状で凹状になる入り隅部)とこれら
を連結する入り隅連結部24とにより構成されている。
部材30により空間を覆い隠すように囲まれており、この
面状部材30は、長方形面状部材31,32 および三角形面状
部材33,34 により構成されている。また、この面状部材
30をユニット式住宅10に固定するために軸組部材40が設
けられており、この軸組部材40は、ユニット12の外壁に
沿って設けられた壁付軸組部材41とユニット外空間21を
形成している異なるユニット12の凸状角部どうしを結ん
だ渡し軸組部材42とにより構成されている。
うにユニット式住宅10が構築される。先ず、予め工場で
内外装や設備類を組付けられたユニット12を現場におい
て配置接合することによりユニット構築部11を構築す
る。
部分のユニット12を設置し、その上に北側斜線等に対応
させて二階部分のユニット12を設置してユニット構築部
11を構築する。この際、一階部分および二階部分には、
それぞれ横入り隅部22、縦入り隅部23が生じ、さらに二
階部分には、これらを連結する入り隅連結部24が生じ
る。
40に張り付けてユニット外空間21を覆い隠すくすことに
より軸組構築部20を構築する。すなわち、現場において
各ユニット12のユニット外空間21を形成する外壁面に壁
付軸組部材41を設置し、このユニット外空間21を形成す
る異なるユニット12の凸状角部どうしを結ぶように渡し
軸組部材42を設置する。
部材31を図中A方向に張り付けて横入り隅部22に鉛直方
向に立ち上がった三角柱状の空間を形成する。また、同
様に長方形面状部材32および三角形面状部材34をそれぞ
れ図中B,C方向に張り付けて縦入り隅部23に水平方向
に倒れた三角柱状の空間を形成する。さらに、三角形面
状部材33を図中D方向に張り付けて入り隅連結部24に三
角牛乳パック状の四面体空間を形成する(図2参照)。
して完全に閉空間となり、横入り隅部22、縦入り隅部2
3、入り隅連結部24の各々は居室空間となって軸組構築
部20の構築は終了する。以上により、ユニット式住宅10
が構築される。
建築のメリットが従来通り生かせるとともに、北側斜線
制限、道路斜線制限あるいは多様な敷地形状に細かく対
応することができる。
三角形面状部材34等を張り付けて閉空間を形成したた
め、北側斜線制限等によりユニット12の縦断面形状(鉛
直断面形状)に設置制限を受けた場合などでも空間の無
駄を解消することができ、これらを有効に居室空間等に
利用することができる。
を張り付けて閉空間を形成したため、敷地の事情等によ
りユニット12の横断面形状(水平断面形状)に設置制限
を受けた場合などでも敷地および空間の無駄を解消する
ことができ、これらを有効に居室空間等に利用すること
ができる。
33等を張り付けて閉空間を形成したため、これによって
も前記横入り隅部22および縦入り隅部23に従って生じた
空間の無駄を解消することができ、これらを有効に居室
空間等に利用することができる。
隅連結部24に形成される軸組構築部20は現場において軸
組を行い、面状部材30を張り付けるだけで容易に構築す
ることができる。このため、従来のような特殊な形状の
ユニットは不要となり、部品管理および品質管理が煩雑
になってコストアップになるという不都合を解消でき
る。
た時、例えば花壇を作ったり、木を植えたい時などに
は、容易に分解除去できる。さらに、面状部材30と軸組
部材40とを分解した状態で輸送を行うので、特殊な形状
のユニットを工場から現場まで輸送する場合等に比べて
嵩張らないため、輸送手段が小型化され、輸送費が軽減
されるうえ、取扱も容易にすることができる。
のではなく、例えば以下に示すような変形等も本発明に
含まれるものである。例えば、軸組構築部20の軸組の構
成は、前記実施例のような壁付軸組部材41および渡し軸
組部材42による軸組部材40とせずに、例えばX状に軸組
する等、任意であり、要するに面状部材30が図1に示し
た状態に固定されればよい。
組部材40を設けることにより面状部材30を張り付けて構
築されているが、壁付軸組部材41はユニット12のユニッ
ト外空間21を形成する外壁面に面状部材30の端部を固定
するための溝あるいはブラケット等を設けるなどの方法
を取ればなくてもよく、渡し軸組部材42も面状部材30に
ある程度強度が備わっていればなくてもよい。
縦入り隅部23、入り隅連結部24が全て面状部材30により
囲まれて軸組構築部20となっているが、本発明は縦入り
隅部23を囲うということであり、他の横入り隅部22、入
り隅連結部24を囲うことは任意であるので、図3に示す
例のように縦入り隅部23のみを面状部材30で囲い軸組構
築部20としてもよい。
は一枚の三角形面状部材33により覆われているが、図4
に示す例のように、二枚の三角形面状部材33A,33B によ
り覆われていてもよく、あるいはこの場合、長方形面状
部材32と三角形面状部材33Aまたは長方形面状部材31と
三角形面状部材33B は一枚の台形面状部材であってもよ
い。
口部を設けておくことにより、横入り隅部22を外部から
出し入れする物置等に利用することができ、逆にユニッ
ト12のユニット外空間21を形成する外壁面に開口部を設
けておけば横入り隅部22は居室空間あるいは内部から出
し入れを行う押入れ等に利用することができる。さら
に、前記実施例の長方形面状部材31, 32、三角形面状部
材33, 34に窓等を設けておく、あるいは全てこれらを硝
子張りにしておくことで採光のよい居室空間等を得るこ
とができる。
住宅10が高層である場合などには、、複数階に跨がり連
続して縦入り隅部23が形成されることがあり、このよう
な場合には、面状部材30を連続して設置すればよい。そ
して、同図に示す例のように複数のユニット12に跨がり
水平方向に縦入り隅部23が連続して形成される場合に
は、これに対応させて連続して面状部材30を設置すれば
よい。
隅部23が連続してではなく形成されている場合、あるい
は図6に示す例のように、一部の縦入り隅部23を例えば
バルコニー等に利用する場合などには、連続しない各々
の縦入り隅部23に面状部材30を設置すればよい。
いは鉛直面的に複数のユニット12に跨がって形成された
縦入り隅部23を一括して囲うようにして面状部材30を設
置し、軸組構築部20を構築してもよく、そうすることで
広い空間を作ることができる。
32および三角形面状部材33, 34の各々あるいは他の変形
例の面状部材30の各々は一枚の板等により構成されてい
る必要はなく、適宜分割してもよく、特に、図7に示し
た例のように面状部材30が大きい場合には分割すること
が有効であり、要するに設置後の状態が前記各実施例に
示されるような面状に形成され、軸組部材40がそれに対
応した状態に設置されていればよい。
23どうしが連結する、あるいは縦入り隅部23どうしの連
結に加えて横入り隅部22も連結して入り隅連結部24が形
成される場合があるが、この場合には、三角形面状部材
35を設置することにより閉空間を形成すればよい。
32(図1参照)はユニット12の長辺どうしを結んでいる
が、図8の長方形面状部材36のようにユニット12の短辺
どうしを結んで閉空間を形成してもよい。さらに、図8
では、横入り隅部22を長方形面状部材37等により囲って
いるが、この部分にはユニット12が設置されていてもよ
い。
材38を用いて、縦入り隅部23およびその連結部である入
り隅連結部24を囲うようにしてもよい。そして、同図の
場合、台形面状部材38は、長方形の面状部材30と三角形
の面状部材30に分割してもよい。
に対応した縦入り隅部23だけに限らず、例えば、図10
に示す例のような縦入り隅部23に構築してもよい。
間が確保できればいい場合などには、面状部材30は、ユ
ニット外空間21を形成する異なるユニット12の凸状角部
どうしを結ぶ必要ははなく、ユニット外空間21を形成す
るユニット12の外壁面の中間部分に面状部材30の端縁を
接合するようにしてもよい。
る必要はなく、湾曲した部材等であってもよく、要する
に縦入り隅部23等のユニット外空間21に閉空間が形成で
きればよい。
材、ガラス、無機材質等任意に選択してよく、要するに
横入り隅部22、縦入り隅部23、入り隅連結部24の用途、
あるいは軸組部材40の有無による必要強度を満たしてい
ればよい。さらに、軸組部材40の材質は、木材、金属材
等任意であり、要するに面状部材30を確実に支持する強
度を有していればよい。
ニット建物の縦断面形状で凹状になる入り隅部を囲うよ
うに面状部材を設置して閉空間を形成するため、当該入
り隅部を有効に居室空間等に利用することができ、ユニ
ット式建築のメリットが従来通り生かせるとともに、北
側斜線制限等への対応性が高くなり空間の無駄を解消す
ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のユニットを接合して構築されるユ
ニット建物の縦断面形状で凹状になる入り隅部を囲うよ
うに面状部材を設置して閉空間を形成することを特徴と
する建物の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4117453A JP2634729B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 建物の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4117453A JP2634729B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 建物の構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642046A true JPH0642046A (ja) | 1994-02-15 |
| JP2634729B2 JP2634729B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=14712037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4117453A Expired - Fee Related JP2634729B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 建物の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2634729B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54103216A (en) * | 1978-01-30 | 1979-08-14 | Kubota Ltd | Roof for modular twoostory building |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP4117453A patent/JP2634729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54103216A (en) * | 1978-01-30 | 1979-08-14 | Kubota Ltd | Roof for modular twoostory building |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2634729B2 (ja) | 1997-07-30 |
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