JPH0642068B2 - 画像輪郭データ作成方法 - Google Patents

画像輪郭データ作成方法

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JPH0642068B2
JPH0642068B2 JP8792988A JP8792988A JPH0642068B2 JP H0642068 B2 JPH0642068 B2 JP H0642068B2 JP 8792988 A JP8792988 A JP 8792988A JP 8792988 A JP8792988 A JP 8792988A JP H0642068 B2 JPH0642068 B2 JP H0642068B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、写真画像などの被処理原画に対する抜きマス
クを作成する際に用いる画像輪郭データの作成方法に関
する。作成された画像輪郭データは、写真製版機,レイ
アウトスキャナ,自動作図機等において利用される。
〈従来の技術〉 抜きマスクは、例えば写真製版作業において、写真画像
の所望画像領域のみの複製画像を得たり、所望画像領域
のみの色調を変更したりするときに使用される。
例えば、商品カタログを印刷する場合、印刷原画として
の商品写真は通常必要な商品画像部の周囲に背景が撮影
されているが、印刷物としてはその背景部を消去して商
品部分のみを表示することが多い。
このような作業に際しては、まず必要な画像領域の輪郭
線のデータを作成し、次に輪郭線の内部領域または外部
領域のいずれか一方を“H”レベル(物理的には不透明
(または透明)に相当する)にし、他方を“L”レベル
(透明または不透明)に相当する)にした抜きマスクパ
ターンデータを作成し、抜きマスクパターンデータに基
づいて被処理原画のうちの所望画像領域のみを抽出して
複製画像を得る。
従来の優れた画像輪郭データ作成方法の一つに、特公昭
63-5745号公報(発明の名称「抜きマスク版の作製方
法」)が知られている。それは、特定画像の濃度レベル
と背景画像の濃度レベルとの差を利用して特定画像の輪
郭データを得るものである。その方法の概要は、次のと
おりである。
まず、原画像データをCRTモニタなどの画像表示装置
に表示する。表示された画像のうち抽出すべき特定画像
における輪郭線を含む小領域を部分画像区画枠(ノズル
と称している)で指定する。その部分画像区画枠の領域
内における各画素の濃度レベルと基準濃度レベルとを比
較し、画素濃度レベルが基準濃度レベル以上の画素部位
については、これを“H”(または“L”)とし、画素
濃度レベルが基準濃度レベル未満の画素部位について
は、これを“L”(または“H”)とするというように
2値化することによって、部分画像区画枠の領域におけ
る特定画像の輪郭データを得る。
次いで、表示されている特定画像の輪郭線に沿って部分
画像区画枠を隣接する領域に移動し、前記と同様の処理
を行う。以下同様に、順次、部分画像区画枠を輪郭線に
沿って移動し、その区画枠領域の輪郭データを決定す
る。輪郭線を一巡すると、特定画像の輪郭線全体(閉ル
ープ)についての輪郭データが得られる。
この従来方法においては、基準濃度レベルを必要に応じ
て変更できるようになっている。特定画像の輪郭線に沿
って部分画像区画枠を移動するにつれて、特定画像の濃
度レベルと背景画像の濃度レベルのいずれか一方または
両方が変化する。もし、基準濃度レベルが一定に固定さ
れているとすると、“H”となるべきところが“L”と
なったり、“L”となるべきところが“H”となったり
し、特定画像の輪郭線全体についての輪郭データに不連
続な部分が発生することになる。しかし、基準濃度レベ
ルを特定画像の濃度レベルの変化に応じて変更すること
によって、特定画像濃度レベルと背景画像濃度レベルと
の間に常に明確な差をもたせることができ、連続した輪
郭線としての輪郭データを得ることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この従来例の場合においては、前述のと
おり、輪郭線に沿って濃度レベルが変化するのに伴って
オペレータがいちいち基準濃度レベルの設定の変更をし
なければならず、また、どのレベルまで変更すべきかの
判断がむずかしいため、作業能率の面で改善の余地があ
る。さらに、基準濃度レベルの変更が可能であるといっ
ても、特定画像濃度レベルと背景画像濃度レベルとの差
が充分に小さい領域においては、輪郭線の検出能力が低
くなり、検出できない場合が生じる可能性がある。
また、特定画像が多色画像であり複数の色分解版に色分
解されているときには、どの版を2値化するかはオペレ
ータが判断しなければならないとともに、輪郭の途中で
大きく色相が変わる場合には、スムーズに部分画像区画
枠を移動させることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、基準濃度レベルの変更の手間を省略でき、また、特
定画像と背景画像との濃度レベル差が小さくても明確に
輪郭線を検出でき、また、色分解版の選択を自動的にで
きるようにすることを目的とする。
本発明は、従来例における問題の原因が「濃度レベル
差」で輪郭線を検出しようとしていた点と基準濃度レベ
ルおよび色分解版の選択をオペレータに一任していた点
にあると考え、次のような手法でその問題を解決したも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の第1の画像輪郭データ作成方法は、特定画像を
含む階調画像を表示し、その特定画像の輪郭線の一部を
含む部分画像区画枠を指示し、その部分画像区画枠領域
内で各画素ごとに微分処理を施し、各画素の濃度レベル
の微分値と適当な基準レベルとの比較に基づいて各画素
の微分値を2値化し、その2値データを前記部分画像区
画枠における輪郭データとして記憶し、部分画像区画枠
を特定画像の輪郭線に沿って順次移動させて各部分画像
区画枠において前記と同様の処理を施し、得られた2値
データを順次記憶して特定画像の輪郭線について輪郭デ
ータを得るものである。
本発明の第2の画像輪郭データ作成方法は、第1の方法
において、特定画像を含む被処理原画が多色原画である
場合において、特定画像の画像データが複数の色分解版
に色分解されているとき、その色分解版のうちから輪郭
線の明確なものから順に1つ以上の色分解版を選択し、
選択された色分解版ごとに各部分画像区画枠における微
分処理,微分値と基準レベルとの比較による微分値の2
値化を行い、各部分画像区画枠において色分解版ごとに
得られた2値データを順次記憶する際に先に得られた色
分解版ごとの2値データがある場合にはその2値データ
との論理和をとって記憶するものである。
本発明の第3の画像輪郭データ作成方法は、第2の方法
において、各部分画像区画枠ごとに、明確な輪郭線をも
つ色分解版の選択を、各色分解版のその部分画像区画枠
内の各画素の微分値についてのばらつきを示す統計量の
大きいものから順に行うものである。
本発明の第4の画像輪郭データ作成方法は、第1または
第2の方法において、各部分画像区画枠ごとに、統計量
におけるp−タイル比に基づいて基準レベルを決定する
ものである。
なお、この明細書では、「濃度」という用語を、狭義の
光学的濃度値のみでなく、マンセルバリューや原画読取
り装置の出力信号レベル、それに、網点画像記録におけ
る網点面積率など、光学的濃度値に応じた量一般を指す
用語として使用する。
〈作用〉 本発明の上記各構成による作用は、それぞれ次のとおり
である。
第1の方法によれば、基準レベルと比較して2値データ
を得る対象が画素の濃度レベルではなく、その濃度レベ
ルの微分値であるから、特定画像濃度レベルと背景画像
濃度レベルとの差が小さくても、輪郭線の検出能力が向
上し、また、基準レベルを変更する頻度が少なくなる。
第2の方法は、特定画像を含む被処理原画が多色原画で
ある場合に対処するものであって、色分解版によって輪
郭線の明確さに差があるので、輪郭線の明確な色分解版
から順に選択した幾つかの色分解版ごとに各部分画像区
画枠における微分処理,微分値と基準レベルとの比較に
よる微分値の2値化を行い、各部分画像区画枠において
色分解版ごとに得られた2値データを順次記憶するのに
先に得られた色分解版ごとの2値データとの論理和をと
って記憶するから、微分値の差に起因する検出能力の低
下をカバーできる。
第3の方法によれば、第2の方法における色分解版の選
択版を、色分解版の各部分画像区画枠内の各画素の微分
値についてのばらつきを示す統計量の大きいものから順
に選択するから、その選択の自動化が可能なものとな
る。
第4の方法によれば、第1または第2の方法において、
各部分画像区画枠ごとに、統計量におけるp−タイル比
に基づいて基準レベルを決定するから、同じ輪郭線上に
濃度変化のゆるやかな部分と急峻な部分とが混在してい
ても、それぞれに応じた基準レベルが自動的に決定され
る。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の画像輪郭データ作成方法を実施するシ
ステムの概略構成を示す。
図において、符号1は、システム全体を制御するための
マイクロコンピュータにおけるCPU、2は、実行プロ
グラムを格納したROM(あるいはRAM)、3は、後
述する微分値テーブル3a,微分値度数分布(ヒストグ
ラム)テーブル3b,その他のデータテーブルを有する
RAMである。
4は、被処理原画を光電走査して得られた多値画像デー
タを、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(墨)の4色に色分解して格納しているディス
クメモリ、5は、CPU1の制御によってバスライン6
を介してディスクメモリ4から読み出されたYMCKの
各色分解版の画像データをストアするイメージメモリで
あって、Yメモリ5,Mメモリ5,Cメモリ5
Kメモリ5の4つからなる。
7は、作成された輪郭データを格納するマスクメモリ、
8は、D/A変換機能、イメージメモリ5から読み出し
たYMCKの各色分解版の画像データをR(赤),G
(緑),B(青)の信号に変換する機能、デジタイザ10
に合わせて部分画像区画枠(ノズル)Nの形状を表示す
る機能、変倍機能、画像回転機能、コントラスト調整機
能、マスクメモリ7内のデータを着色して表示する機
能、マスクメモリ7内のデータを半透明で表示する機
能、表示優先順序の変更機能、イメージメモリ5内のデ
ータとマスクメモリ7内のデータとを重畳して表示する
機能等を有する画像表示調整装置である。9は、CTR
ディスプレイ等のカラー画像表示装置である。
10は、スタイラスペン11による座標点指定により、イメ
ージメモリ5およびマスクメモリ7のアドレスと対応し
た座標点データを入力するX−Yデジタイザ等であり、
指定された座標点は画像表示装置9の画面において対応
する位置に部分画像区画枠として表示される。スタイラ
スペン11は、それに付属のスイッチを押すことによっ
て、画像表示装置9の画面に表示された部分画像区画枠
について輪郭線の検出を行うことをCPU1に対し指定
する。
12は、YMCKの色分解版のうち輪郭線の明確なものか
ら順に幾つの色分解版を採用するかを指示したり、必要
な指示を入力したりするキーボード、13は、部分画像区
画枠Nの大きさ(半径)を設定しまた変更する第1エン
コーダ、14は、後述するp−タイル比を設定しまた変更
する第2エンコーダである。
次に、この実施例の動作を第2図のフローチャートを中
心にし、第3図〜第9図の動作説明図を参照しつつ説明
する。
オペレータの指示によりCPU1は、ステップS1にお
いて、抽出すべき特定画像を含む画像のYMCKの各色
分解版の画像データをディスクメモリ4から読み出し、
イメージメモリ5の対応するYメモリ5,Mメモリ5
,Cメモリ5,Kメモリ5にそれぞれ格納する。
ステップS2で、マスクメモリ7をクリアする。
ステップS3で、イメージメモリ5から画像表示調整装
置8にYMCKの各色分解版の画像データを送出する
と、それらの画像データは画像表示調整装置8によって
D/A変換された後、RGB信号に変換されて画像表示
装置9に特定画像を含むカラー画像が表示される。その
一例を第3図(A)に示す。Iが特定画像を、lが輪郭
線を表す。
次いで、オペレータは、キーボード12の操作によって、
YMCKの色分解版のうち輪郭線の明確なものから順に
(この点については後述する)、幾つの色分解版を採用
するかの採用版数Tの初期値を入力するが、CPU1
は、ステップS4で、入力された採用版数Tのデータを
RAM3に格納する。
次いで、オペレータがデジタイザ10においてスタイラス
ペン11で指示する座標点データおよび第1エンコーダ13
で指示される部分画像区画枠Nの大きさをステップS5
で読み取ってRAM3に格納するとともに、画像表示装
置9の画面上の対応する位置を中心として指示された大
きさで部分画像区画枠Nを表示する。第3図(A)のN
はその例を示す。部分画像区画枠Nの位置および大きさ
はスタイラスペン11の移動および第1エンコーダ13の操
作に伴って変化する。オペレータは、画像表示装置9の
画面を見ながら、表示されている特定画像Iの輪郭線l
上に部分画像区画枠Nがくるようにスタイラスペン11を
操作する。
ステップS6で、キーボード12から処理終了の指示が入
力されたかどうかを判断するが、輪郭データの検出が終
了していないので、次のステップS7に進む。スタイラ
スペン11の操作によって部分画像区画枠Nが輪郭線lの
上または直近にきたときに、オペレータはスタイラスペ
ン11のスイッチを押して輪郭線の検出を指示するが、そ
れがステップS7で判断される。この判断がNOである
ことは部分画像区画枠Nの移動操作中であることを示し
ており、そのときはステップS5にリターンする。
ステップS8で、イメージメモリ5から部分画像区画枠
Nの領域に対応したYMCKの各色分解版の画像データ
を順序的に読み出し、各々の版の各画素ごとに微分処理
を施し、その結果得られた微分値をRAM3の微分値テ
ーブル3aに格納するとともに、RAM3の微分値度数
分布(ヒストグラム)テーブル3bを作成し、微分値の
ばらつき(分布)を表す統計量を算出してRAM3に格
納する。
具体例を示すと、第4図(A)のように、ある色分解版
の画像データのうち部分画像区画枠Nの領域内にある各
画素のレベルP(i=1,2,3……n;nは部分画
像区画枠Nの領域内の全画素数)について、公知のm×
m画素の微分オペレーションを施し、微分値E(i=
1,2,3……n)を算出し、それを第4図(B)に示
すように微分値テーブル3aに格納する。画素のレベル
は、輪郭線lを境として大きく変化し、輪郭線lの
両側においてはそれぞれほぼ一定の値を保つ。したがっ
て、微分値Eは、輪郭線lを構成する画素において大
きな値をとり、それ以外のレベルの平坦な画素において
は小さい値をとる。
微分値Eは、YMCKの各色分解版ごとに異なるのが
普通である。YMCKごとの微分値EをそれぞれE
Yi,EMi,ECi,EKiで表し、各々のばらつき
を示す統計量をそれぞれS,S,S,Sで表
す。ばらつきを示す統計量としては、分散や残差の絶対
値和等があり、それぞれ例えば次式に基づいて算出され
る。
ただし、ここで、 である。
各統計量S,S,S,Sは、YMCKの各色分
解版の微分値EYi,EMi,ECi,EKiの分布の
偏りを示すもので、明確な輪郭線をもつ色分解版ほど大
きな値をもち、輪郭線の形状が不明確な色分解版では小
さな値をもつ。
第5図(A)〜(D)は、各色分解版の微分値EYi
Mi,ECi,EKiのヒストリグラムの一例を示
し、横軸が微分値、縦軸が度数を表す。この例では、ば
らつきを表す統計量S,S,S,Sは、S
>S>Sとなっている。ステップS4におい
て、キーボード12の操作によりYMCKの各色分解版の
うち輪郭線の明確なものから順に幾つかの色分解版を採
用することを決定したが、それは統計量S,S,S
,Sの大小関係に基づいて行うのであり、例えば第
5図の場合において3つの色分解版を採用するときは、
統計量の大きい方からC版,Y版,M版を採用すること
になる。
次いで、ステップS9で、キーボード12から採用版数T
の変更の指示があれば、RAM3に格納する採用版数T
を変更する。変更がなければ、RAM3内にすでに格納
されている採用版数Tを保持する。
ステップS10で、第2エンコーダ14からp−タイル比α
を読み込み、RAM3に格納する。p−タイル比αは、
次のようにして予め決められている。すなわち、第6図
はYMCKの色分解版のうちいずれか1つの色分解版の
統計量を示すヒストグラムであるが、このヒストグラム
において、部分画像区画枠Nの領域内で2値化によって
ONとなる画素数PONとOFFとなる画素数POFF
との比(ヒストグラムにおける面積比)、すなわち、 p−タイル比=PON/POFF または、 p−タイル比=POFF/PON として定義される。
p−タイル比は、あるいは全画素数と、2値化によりO
N(またはOFF)となる画素数PON(またはP
OFF)との比、すなわち、 p−タイル比=PON/(PON+POFF) または、 p−タイル比=POFF/(PON+POFF) として定義してもよい。
次に、ステップS11において、ステップS9で更新され
た採用版数T、あるいはステップS9での更新がなかっ
た場合にはステップS4で設定された採用版数Tの色分
解版のうちから、統計量が最大で輪郭線が最も明確な色
分解版を選択する。
ステップS12において、ステップS10で読み込んだp−
タイル比αに基づいて、その選択色分解版についての現
在の部分画像区画枠Nの領域内のヒストグラムを二分
し、その二分の境界に相当する微分値を、微分値の2値
化のための基準レベルEthとして決定し、RAM3に
格納する。第6図の例では、p−タイル比=POFF
(PON+POFF)に基づいてヒストグラムを二分し
ている。
このヒストグラムとp−タイル比とから基準レベルE
thを決定する方法は、例えば第7図のように部分画像
区画枠Nの領域内の一定割合の画素が輪郭線を形成する
ように基準レベルEthを決定したい場合において、た
とえ、微分値が第8図(A)のように大きい方に偏って
分布していても、逆に同図(B)のように小さい方に偏
って分布していても、同じp−タイル比を与えるだけで
自動的に基準レベルEthが調整されて決定されること
から、濃度変化において特にゆるやかな輪郭部と急峻な
輪郭部とを同じ輪郭線上にもつ特定画像の輪郭線を検出
する際にも安定した結果が得られえる。
例えば、第7図において、輪郭部の画素数をA、輪郭
部の両側の画素数をA,Aとして、分割比A
(A+A+A)=20%としたい場合、p−タイル
比は80/100=80%となり、ヒストグラムを80:20で二分
したとき、第8図(A)の場合はEth=70、同図
(B)の場合はEth=30となっている。ただし、第8
図の横軸は相対微分値を表している。
ステップS13では、部分画像区画枠Nの領域内におい
て、選択色分解版の各画素の微分値をRAM3内の微分
値テーブル3aから読み出し、その微分値を前記の決定
された基準レベルEthとの比較に基づいて2値化し、
その2値データとマスクメモリ7内のデータとの論理和
(OR)をとって、その結果を再びマスクメモリ7内に
書き込む。このような2値化,論理和演算および書き込
みは、部分画像区画枠Nの領域内の1画素ごとについて
順序的に行われる。
輪郭線の最も明確な最初の選択色分解版についての論理
和の場合、マスクメモリ7内はステップS3で予めクリ
アされているので、その選択色分解版のみの2値データ
がマウスメモリ7に書き込まれる。
論理和をとるのは、この部分画像区画枠Nの領域によっ
て検出される輪郭線と、その前後に隣接する部分画像区
画枠Nによって検出される輪郭線とをスムーズにつなぐ
ためと、その選択色分解版だけでは、“H”(または
“L”)となる2値データが部分画像区画枠Nの領域内
にある輪郭線の全長に沿った画素で連続しない場合があ
るためである。すなわち、色分解版によっては、特定画
像Iの輪郭線lの内側と外側とで画素のレベルの差がほ
とんど生じない画素部分が存在する場合があるからであ
る。この点は、後述する動作説明によってより明らかと
なる。
部分画像区画枠Nの領域内の全画素についての順序的な
2値データの書き込みが完了すると、ステップS14に進
み、統計量が2番目に大きい色分解版を選択する。
ステップS15で、それまでに選択された色分解版の総数
が採用版数Tよりも大きくなったかどうかを判断し、達
していないときにはステップS12にリターンし、前述同
様にステップS12〜S15を実行する。
すなわち、2番目に輪郭線の明確な色分解版について、
前回と同じp−タイル比に基づいて、2番目の選択色分
解版について同一の部分画像区画枠Nでの基準レベルE
thの決定と、2値化と、論理和処理後の2値データの
マスクメモリ7への書き込みとを、その部分画像区画枠
Nの領域内の全画素について1画素ずつ順次的に行う。
この場合、マウスメモリ7への書き込みに際して、2値
データとマスクメモリ7内にすでに格納されている1番
目の選択色分解版についての2値データとの論理和をと
ることにより、換言すれば、1番目と2番目の2値デー
タどうしを合成することにより、1番目の2値データで
は不連続となっていた画素部分の一部または全部に2値
データが書き込まれることになり、輪郭データとして連
続性が向上することになる。
2番目の選択色分解版についてのステップS15での判断
で、それまでに選択された色分解版の総数が採用版数T
にいまだ達していないときには再びステップS12にリタ
ーンし、3番目に大きな統計量の色分解版について前述
同様にステップS12〜S15を実行する。これにより、輪
郭データの連続性が一層向上する。通常の被処理原画で
あれば、輪郭データは、その部分画像区画枠Nの領域内
に存在する特定画像Iの輪郭線lの全長に沿って連続し
たものとなる。このときのマスクメモリ7内の輪郭デー
タを視覚的に表すと第9図(A)のようになる。
採用版数Tのすべての色分解版についての前述の処理が
終了すると、ステップS16に進み、マスクメモリ7から
輪郭データを表す2値データを画像表示調整装置8に送
出し、着色の処理,半透明化の処理をするなどしてその
部分画像区画枠Nでの部分的な検出輪郭線を画像表示装
置9に特定画像とともに再表示させる。
次いで、ステップS5にリターンし、デジタイザ10にお
けるスタイラスペン11の操作によって、先の1番目の部
分画像区画枠Nに一部重畳する状態で隣接する2番目の
部分画像区画枠Nを画像表示装置9に表示し、今度はそ
の2番目の部分画像区画枠Nにおいて前述同様の動作を
実行する。これによって、マスクメモリ7には、1番目
の部分画像区画枠Nの輪郭データと2番目の部分画像区
画枠Nの輪郭データとが格納されることになる。すなわ
ち、ステップS13で論理和操作を行っているからであ
る。
そして、2番目の部分画像区画枠Nでの部分的な検出輪
郭線が1番目の部分画像区画枠Nでの部分的な検出輪郭
線に連続した状態で画像表示装置9に表示される。
以下、同様にして、第3図の(B)〜(C)に示すよう
に、3番目,4番目……というように部分画像区画枠N
を輪郭線lに沿って順次移動させながら同様の処理を実
行する。最後には1番目の部分画像区画枠Nに一部重畳
する状態の部分画像区画枠Nでの処理を実行する。以上
によって輪郭線lに沿って一巡した処理が完了し、画像
表示装置9にはすべての部分的な検出輪郭線が連続した
最後の閉ループの検出輪郭線が表示される。
第3図(B)の段階でのマスクメモリ7内の輪郭データ
を視覚的に表すと第9図(B)のようになり、第3図
(C)の段階でのマスクメモリ7内の輪郭データを視覚
的に表すと第9図(C)のようになる。
そして、オペレータがキーボード12から処理終了の指示
を与えると、ステップS6においてシーケンス動作を終
了する。この処理終了の指示は、デジタイザ10から行う
ように構成してもよい。
なお、閉ループの検出輪郭線を表示した段階では、マス
クメモリ7に閉ループの輪郭データが格納されているこ
とはいうまでもないが、上記のシーケンス動作の終了前
に、あるいは終了前に、あるいは終了に引き続いたサブ
ルーチンにおいて、検出輪郭データを“H”(または
“L”)として有する閉ループの画素群の内側または外
側に位置する全画素群を公知の方法によって“H”(ま
たは“L”)に変換するいわゆる塗りつぶしや、前記閉
ループの画素群に対するベクトル化処理を電子的に施す
ことによって、抜きマスクを作成することができる。
部分画像区画枠Nの大きさは、第1エンコーダ13によっ
て変更することができるので、濃度レベルが互いに異な
る領域が複雑に入り込んでいる場合であっても、部分画
像区画枠Nを小さく変更することにより、抽出すべき特
定画像のみの輪郭線のデータを検出することができ、ま
た、逆に部分画像区画枠Nを大きくしてもよい場合に
は、スタイラスペン11による部分画像区画枠Nの位置指
示の操作回数が少なくなり、作業性を向上できる。
なお、部分画像区画枠(ノズル)Nの形状は、円形に限
る必要はなく、方形その他任意の形状のものが使用でき
る。また、部分画像区画枠Nの移動の仕方としては、必
ずしも輪郭線lに沿って連続的に移動させる必要はな
く、飛び飛びに移動させたり、同じ箇所に繰り返して形
成してもよい。ただし、最終的には輪郭線lの全長範囲
をカバーする必要がある。
また、本発明では、検出された輪郭線を、マスクメモリ
7に論理和をとって書き加えていくため、修正手段とし
てマスクメモリ7の全面あるいはデジタイザ10の座標指
示による部分的な消去およびデジタイザ10の座標指示に
よる直線や円弧を用いた加筆ができる。
被処理原画の条件が良く、単に1つの色分解版において
抽出すべき特定画像の輪郭線が明確である場合には、採
用版数Tを1とし、その色分解版のみを選択すればよ
い。また、被処理原画がモノクロの場合には、イメージ
メモリ5を構成する4つのメモリYメモリ5,Mメモ
リ5,Cメモリ5,Kメモリ5のうちいずれか1
つのメモリのみを使用するように構成すればよい。
〈発明の効果〉 本発明によれば、次の効果が発揮される。
基準レベルと比較して2値データを得る対象を画素の濃
度レベルではなく、その濃度レベルの微分値とする第1
の方法によれば、特定画像濃度レベルと背景画像濃度レ
ベルとの差が小さくても、輪郭線の検出能力を向上でき
るとともに、基準レベルの変更回数を減少して作業性を
改善できる。
また、第2の方法によれば、特定画像が多色画像である
場合に、輪郭線の明確な色分解版から順に処理し、か
つ、輪郭データを色分解版ごとの2値データの論理和と
して記憶するから、色分解版間の微分値の差に起因する
検出能力の低下をカバーできる。
第3の方法によれば、第2の方法における色分解版の選
択を、各部分画像区画枠の各画素の微分値についてのば
らつきを示す統計量の大きいものから順に行うから、そ
の選択を容易に自動化して作業性を一層向上することが
できる。
第4図の方法によれば、第1または第2の方法におい
て、各部分画像区画枠ごとに統計量におけるp−タイル
比に基づいて基準レベルを決定するから、同じ輪郭線上
に濃度変化のゆるやか部分と急峻な部分とが混在してい
ても、それぞれに応じた基準レベルを自動的に決定で
き、被処理原画の状態の変化に対するフレキシビリティ
を拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図は本発明の実施例に係り、第1図は画
像輪郭データ作成方法を実施するシステムの概要構成
図、第2図は動作説明に供するフローチャート、第3図
は部分画像区画枠の順次移動の様子の説明図、第4図は
部分画像区画枠領域内における各画素の濃度レベルの微
分値をとる説明図、第5図は色分解版ごとに異なるヒス
トグラムの様子の説明図、第6図はヒストグラムから基
準レベルの決定法の説明図、第7図は特定画像の輪郭線
の一例を示す図、第8図はヒストグラムの状態変化を示
す図、第9図はマスクメモリに順次記憶されていく輪郭
データを示す図である。 1……特定画像 l……輪郭線 N……部分画像区画枠 Eth……基準レベル E……微分値

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定画像を含む階調画像を表示し、その特
    定画像の輪郭線の一部を含む部分画像区画枠を指示し、
    その部分画像区画枠領域内で各画素ごとに微分処理を施
    し、各画素の濃度レベルの微分値と適当な基準レベルと
    の比較に基づいて各画素の微分値を2値化し、その2値
    データを前記部分画像区画枠における輪郭データとして
    記憶し、部分画像区画枠を特定画像の輪郭線に沿って順
    次移動させて各部分画像区画枠において前記と同様の処
    理を施し、得られた2値データを順次記憶して特定画像
    の輪郭線についての輪郭データを得る画像輪郭データ作
    成方法。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載の方法において、特定画
    像を含む被処理原画が多色原画であり、複数の色分解版
    に色分解されているとき、その色分解版のうちから輪郭
    線の明確なものから順に1つ以上の色分解版を選択し、
    選択された色分解版ごとに各部分画像区画枠における微
    分処理,微分値と基準レベルとの比較による微分値の2
    値化を行い、各部分画像区画枠において色分解版ごとに
    得られた2値データを順次記憶する際に先に得られた色
    分解版ごとの2値データがある場合にはその2値データ
    との論理和をとって記憶する画像輪郭データ作成方法。
  3. 【請求項3】請求項(2)に記載の方法において、各部分
    画像区画枠ごとに、明確な輪郭線をもつ色分解版の選択
    を、各色分解版のその部分画像区画枠内の各画素の微分
    値についてのばらつきを示す統計量の大きいものから順
    に行う画像輪郭データ作成方法。
  4. 【請求項4】請求項(1)または(2)に記載の方法におい
    て、各部分画像区画枠ごとに、統計量におけるp−タイ
    ル比に基づいて基準レベルを決定する画像輪郭データ作
    成方法。
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