JPH0642073A - Pc床版への鉄骨梁及びその耐火被覆の同時先付け工法 - Google Patents

Pc床版への鉄骨梁及びその耐火被覆の同時先付け工法

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JPH0642073A
JPH0642073A JP15481992A JP15481992A JPH0642073A JP H0642073 A JPH0642073 A JP H0642073A JP 15481992 A JP15481992 A JP 15481992A JP 15481992 A JP15481992 A JP 15481992A JP H0642073 A JPH0642073 A JP H0642073A
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Isao Yanagisawa
功 柳沢
Tadao Murano
忠男 村野
Tomoyuki Sagami
友行 相模
Michio Suzuki
通夫 鈴木
Eiichi Akahori
栄一 赤堀
Teruo Aida
照雄 相田
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NIPPON INSULATION KK
Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鉄骨梁とその耐火被覆が同時先付けされたP
C床版を提供する。 【構成】 PC床版成形に於ける型枠内へのコンクリー
ト打込みを利用して、PC床版の本体部に対し、鉄骨梁
並びにその耐火被覆としての溝型耐火成形材を、上記梁
と一体のアンカー部並びに上記耐火材と一体のアンカー
金物を介し、同時に一体的に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPC床版への鉄骨梁及び
その耐火被覆の同時先付け工法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】近時、床施工に於ける作業能
率向上を目的として、鉄骨梁を一体に備えたPC床版
(プレキャストコンクリート床版)が提案されている。
【0003】PC床版に一体に備えられた鉄骨梁には、
建築基準法で定められた耐火被覆を施すことが必要であ
り、このような耐火被覆の施工は、例えば床施工前に耐
火成形板を用いて行なうことができるが、これは次の通
りの問題点がある。
【0004】a 鉄骨梁に対し耐火成形板を直接的に取
付け固定するための適当な手段がなく、どうしても取付
け治具の適用が必要になり、耐火被覆施工に多大の人手
と時間を要する。
【0005】b 耐火被覆施工を行うための作業スペー
スの確保が必要になる。
【0006】作業スペース確保の問題点bは、床施工後
に耐火被覆施工を行なうことにより解消できるが、この
場合であっても作業能率面の問題点aは依然として解消
できないのみならず、次の問題点が新たに生ずる。
【0007】c 高所作業となるために足場組み及び施
工階への材料の揚重が必要になり、作業能率が一層悪く
なる。
【0008】本発明ではこのような従来の問題点を一掃
することを目的としてなされたものである。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明は、型枠内にコ
ンクリートを打設しPC床版を成形するに際し、型枠と
して所定部位に下方へ突出する溝型部を有するものを用
い、該溝型部内に、溝型の耐火成形材と、該成形材の両
側壁の内面に固設されたアンカー金物と、該成形材によ
り耐火被覆が施される鉄骨梁とを、耐火成形材は、その
両側壁の上端が型枠の床面と略々面一となるように、ま
たアンカー金物はその上部のアンカー部が型枠の床面よ
り上方へ突出するように、また鉄骨梁はその上端フラン
ジの上面が型枠の床面と略々面一となると共に該上面よ
りスタッドボルトなどのようなアンカー部が上方へ突出
するように、それぞれ収容設置し、この収容設置状態の
もとに、上記型枠内に常法通りコンクリートを打設する
ことにより、PC床版の本体部に対し、鉄骨梁及びその
耐火被覆としての耐火成形材を、それぞれに一体に備え
たアンカー部及びアンカー金物を介し一体的に取付け固
定することを特徴とするPC床版への鉄骨梁及びその耐
火被覆の同時先付け工法に係る。
【0010】
【実施例】以下に本発明工法の1実施例を添附図面にも
とづき説明すると次の通りである。
【0011】本発明工法の実施に際しては、型枠1、溝
型の耐火成形材2、アンカー金物3及び鉄骨梁4が用い
られる。
【0012】型枠1はコンクリートの打設によりPC床
版を成形するためのものであり、所定部位に下方へ突出
する溝型部11を有し、該溝型部11は鉄骨梁4と、そ
の耐火被覆を構成する耐火成形材2とを、実質的に隙間
なしに収容できるような大きさに形成されている。溝型
部11以外の構成は通常のこの種型枠と実質的に異なる
所がない。溝型部11の形成本数並びに形成位置は、型
枠1ひいては成形して得られるPC床版の寸法(縦×
横)により適宜選択決定すればよい。
【0013】耐火成形材2は鉄骨梁4に耐火被覆を施す
ためのものであり、鉄骨梁4の巾及び高さに対応する溝
巾及び溝深さとなるように、例えば耐火成形板21並び
に釘22などを用いて溝型に組立てられている。その他
溝型の一体成形品であってもよい。
【0014】アンカー金物3は、打込み手段の適用によ
り耐火成形材2をPC床版に一体的に結合するためのも
のであり、帯状の金物から構成されている。アンカー金
物3は溝型の耐火成形材2の側壁23の内面に添接固定
される保持部31と、側壁23の上端より上方へ突出す
るアンカー部32とを有し、保持部31にはボルト締め
又はビス止めするための取付け穴(図示せず)が形成さ
れている。アンカー金物3は大別して分離タイプ(図1
参照)とコ字状の連成タイプ(図6参照)とがあり、厚
みは下記に述べる隙間5(図3参照)の開口巾をできる
だけ小さくするために、薄肉厚であることが好ましく、
通常は1〜3mm程度のものが用いられる。また巾は強
度などを考慮し、50〜100mm程度が適当である。
【0015】鉄骨梁4としては常法通りH型鋼が用いら
れ、上端フランジ41の上面には、打込み手段の適用に
よりPC床版との結合一体化を計るためのスタッドボル
ト42が溶接手段の適用により固設されている。
【0016】本発明工法の実施に際しては、先ず最初に
型枠1の溝型部11内に溝型の耐火成形材2が収容設置
される。収容設置直前の状況が図1に、また収容設置後
の状況が図2に、それぞれ示されている。
【0017】溝型の耐火成形材2は、例えば1〜2m程
度の短尺のものを1ブロックとして用い、各ブロックを
型枠1の溝型部11内への収容設置後に例えばステーブ
ル(図示せず)などを用いて接続一体化するようにして
もよい。勿論、長尺の実質的に一体物を、溝型部11内
に収容設置するようにしてもよい。
【0018】耐火成形材2の側壁23内面へのアンカー
金物3の取付け固定は、溝型部11内への収容設置前又
は後のいずれでもよく、図には前者の場合が示されてい
る。溝型を耐火成形板21を用いて組立てる場合は、予
めまたは組立て途中に於て、耐火成形板21に取付ける
ようにしてもよい。
【0019】溝型部11内に溝型耐火成形材2及びアン
カー金物3を収容設置した状態に於ては、図2に示すよ
うに、耐火成形材2の両側壁23、23の上端面は、型
枠1の床面12と略々面一となり、またアンカー金物3
の上部のアンカー部32は上記床面12より上方へ突出
している。アンカー金物3は梁の長さ方向に適当な間隔
で設置されており、設置間隔はアンカー金物3の強度、
例えば巾の大きさなどを考慮し適宜選択決定すればよ
い。
【0020】次に溝型耐火成形材2内に鉄骨梁4が収容
設置される。収容設置直前の状態が図2に、また収容設
置後の状態が図3に、それぞれ示され、鉄骨梁4の上端
フランジ41の上面上には、アンカー部としてスタッド
ボルト42が例えば左、右2本を1組として、長さ方向
に適当な間隔を置いて、溶接手段の適用により固設され
ている。
【0021】図3に示すように、収容設置後の状態に於
ては、鉄骨梁4の上端フランジ41の上面は型枠1の床
面12並びに耐火成形材2の両側壁21、21の上端と
略々面一となり、またスタッドボルト42は上記床面1
2より上方へ突出する。
【0022】図3に概略的に示すように、耐火成形材2
の両側壁23、23と該成形材2内に収容設置された鉄
骨梁4の上端フランジ41の両端縁との間には、アンカ
ー金物3の肉厚に相当する隙間5が生ずる。この隙間5
の開口幅は上記金物3の厚み(通常1〜3mm程度)と
略々等しく極く小さいので、隙間5よりの打設コンクリ
ートの流出は殆んど生じないか或は仮に生じたとしても
無視できる程度に極く少ないので特に問題はないが、場
合によっては適宜のシール材(図示せず)を用いてシー
ルを施すことができる。
【0023】図3に示す迄の作業工程を終えた後は、常
法通り型枠1内に下筋及び上筋(図では省略されてい
る)が配筋され、次いで型枠1内にコンクリート6が打
設される。このコンクリート6の打設状況が図4に示さ
れている。
【0024】図4に示す状態でコンクリート6の養生固
化を終えた後、図5に示すように脱型を行うことによ
り、鉄骨梁4と、その耐火被覆としての耐火成形材2と
が、アンカー金物3及びアンカー部42を介し同時先付
けされたPC床版が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明工法によれば、次の通りの効果が
得られる。
【0026】イ PC床版にPC床版の成形時を利用し
て、鉄骨梁とその耐火被覆としての耐火成形材とが同時
先付けされているので、このようなPC床版を用いて床
施工を行うことにより、床施工前又は後に於ける鉄骨梁
への耐火被覆工事を省略でき、床施工能率を著るしく向
上できる。
【0027】ロ 鉄骨梁への耐火被覆がPC床版の成形
時を利用して行なわれるので、耐火被覆工事を床施工前
に行う場合にみられるような作業スペースの確保が必要
でなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工法に於ける型枠溝型部への溝型耐火成
形材の収容設置直前の状況を示す説明図である。
【図2】同収容設置後の状況を示す説明図である。
【図3】同溝型耐火成形材内への鉄骨梁の収容設置状況
を示す説明図である。
【図4】同コンクリートの打設時の状況を示す説明図で
ある。
【図5】同脱型時の状況を示す説明図である。
【図6】アンカー金物の他の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 型枠 2 溝型耐火成形材 3 アンカー金物 4 鉄骨梁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相模 友行 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 鈴木 通夫 東京都中央区新川1丁目14番5号 日本イ ンシュレーション株式会社東京本部内 (72)発明者 赤堀 栄一 東京都中央区新川1丁目14番5号 日本イ ンシュレーション株式会社東京本部内 (72)発明者 相田 照雄 東京都中央区新川1丁目14番5号 日本イ ンシュレーション株式会社東京本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型枠内にコンクリートを打設しPC床版
    を成形するに際し、型枠として所定部位に下方へ突出す
    る溝型部を有するものを用い、該溝型部内に、溝型の耐
    火成形材と、該成形材の両側壁の内面に固設されたアン
    カー金物と、該成形材により耐火被覆が施される鉄骨梁
    とを、耐火成形材は、その両側壁の上端が型枠の床面と
    略々面一となるように、またアンカー金物はその上部の
    アンカー部が型枠の床面より上方へ突出するように、ま
    た鉄骨梁はその上端フランジの上面が型枠の床面と略々
    面一となると共に該上面よりスタッドボルトなどのよう
    なアンカー部が上方へ突出するように、それぞれ収容設
    置し、この収容設置状態のもとに、上記型枠内に常法通
    りコンクリートを打設することにより、PC床版の本体
    部に対し、鉄骨梁及びその耐火被覆としての耐火成形材
    を、それぞれに一体に備えたアンカー部及びアンカー金
    物を介し一体的に取付け固定することを特徴とするPC
    床版への鉄骨梁及びその耐火被覆の同時先付け工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016044494A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 株式会社竹中工務店 基礎の施工方法

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