JPH064249B2 - 更生タイヤ用トレッド金型 - Google Patents

更生タイヤ用トレッド金型

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JPH064249B2
JPH064249B2 JP1077390A JP7739089A JPH064249B2 JP H064249 B2 JPH064249 B2 JP H064249B2 JP 1077390 A JP1077390 A JP 1077390A JP 7739089 A JP7739089 A JP 7739089A JP H064249 B2 JPH064249 B2 JP H064249B2
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tread
cavity
mold
rubber
angle
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幸三 山本
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は更生タイヤ用トレッド金型であって、特に、台
タイヤにクッション層を介して加硫接着させる加硫済み
トレッドを製造するための金型に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕
一般に、この種の金型としては、第6図に示す様に、キ
ャビティaの両側端近傍に、仕切部b,bを介してゴム
逃げ溜部c,cが長手方向に沿って形成されるが、従来
では、図例の如く溜部cの容積は小さく、また、キャビ
ティaの側面dは傾斜面状とされ、ゴム逃げ溜部cの内
側面eは鉛直面状とされている。そのため、加硫中にゴ
ムの逆戻りが生じ、ベア等の不良が生じ、さらには、加
硫ロット間において、トレッドの厚さ寸法にバラツキが
生じる虞れがあり、また、加硫成型後、はみ出しゴム付
きトレッからはみ出しゴムを切除するのが容易でなく、
作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明では、高精度にて厚さ寸法を設定するこ
とができ、しかもベア等の不良が生じることなく、更
に、はみ出しゴムの切除作業性に優れた更生タイヤ用ト
レッド金型を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を解決するために、本発明に係る更生タイヤ用
トレッド金型は、トレッドを形成するキャビティの両側
端近傍に、仕切部を介してゴム逃げ溜部を長手方向に沿
って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部の全体の容積を、
上記キャビティの容積の2.5%〜10%としたものであ
り、また、ゴム逃げ溜部の内側面を、鉛直面に対して10
゜〜70゜の角度でもって合わせ面側に拡大する傾斜面とし
たものであり、また、キャビティの側面外端部に面取部
を設け、かつ、外面取部の切欠面を、水平面に対して30
゜〜70゜の角度に設定したものであり、また、ゴム逃げ溜
部の内側面を、鉛直面に対して10゜〜70゜の角度でもって
合わせ面側に拡大する傾斜面とし、かつ、上記キャビテ
ィの側面外端部に面取部を形成すると共に、該面取部の
切欠面を、水平面に対して30゜〜70゜の角度に設定したも
のであり、また、ゴム逃げ溜部の全体の容積を、上記キ
ャビティの容積の2.5%〜10%とし、かつ、該ゴム逃げ
溜部の内側面を、鉛直面に対して10゜〜70゜の角度でもっ
て合わせ面側に拡大する傾斜面としたものであり、ま
た、ゴム逃げ溜部の全体の容積を、上記キャビティの容
積の2.5%〜10%とし、さらに、該キャビティの側面外
端部に面取部を設けると共に、該面取部の切欠面を、水
平面に対して30゜〜70゜の角度に設定したものであり、ま
た、ゴム逃げ溜部の全体の容積を、上記キャビティ8の
容積の2.5%〜10%とし、さらに、該ゴム逃げ溜部の内
側面を、鉛直面に対して10゜〜70゜の角度でもって合わせ
面側に拡大する傾斜面とし、かつ、上記キャビティの側
面外端部に面取部を形成すると共に、該面取部の切欠面
を、水平面に対して30゜〜70゜の角度に設定したものであ
る。
〔作用〕
ゴム逃げ溜部の全体の容積が、キャビティの容積の2.5
%〜10%であれば、加硫中には、余分なゴムは完全にゴ
ム逃げ溜部に流れ込み、スラグへの押圧力が不足するこ
とがなく、しかも、流れ込み量がゴム逃げ溜部の容積よ
り大とならないように設定することができる。
また、ゴム逃げ溜部の内側面が10゜〜70゜の傾斜面とされ
れば、はみ出しゴムと製品(トレッド)との間の空間部
が広くなり、該はみ出しゴムの切り離す際に、ナイフ等
を挿入させやすい。
さらに、キャビティの側面外端部に、面取部を設けると
共に、該面取部の切欠面を、水平面に対して30゜〜70゜の
角度に設定すれば、ウィング部が形成されることにな
り、このトレッドを台タイヤに結合させた際に、該ウィ
ング部が台タイヤとトレッドとの境界部をカバーするこ
とになり、該境界部の剥離損傷を防止する。また、キャ
ビティとゴム逃げ溜部との仕切部のプロファイルを上述
のような傾斜面としたことによって該溜部へのゴムの流
れが遅くなり、その結果、スラグへの押圧記を一層十分
なものとすることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳説する。
第2図は本発明に係る更生タイヤ用トレッド金型の簡略
図を示し、この金型は、第5図に示す様に、トレッド1
が台タイヤ2にクッション層3を介して結合されてなる
更生タイヤ4の加硫済みトレッド1を加硫成形するため
のものであり、上下型5,6と、エアバック7と、を備
えている。また、下型6は、パターンピッチ毎のパター
ン模様(溝)を有する板状の多数個のセグメントを、相
互に両端が接するようにプレス基板31上に縦列させてな
るものであり、上型5はプレス上枠(図示省略)に固定
れている。図中、32はプレス基台である。
従って、この金型は下型6上にスラグS(トレッド1用
の生ゴム)を載置し、そして、上型5に対して下側6を
上昇させ、該スラグSを挾圧加硫する。
そして、金型の閉状態では、第1図に示す様に、上型5
の下面5aとの間にトレッド1を形成すべきキャビティ
8が形成され、さらには、該キャビティ8の両側端近傍
に、仕切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10が長手方
向に沿って形成されている。
そして、この場合、ゴム逃げ溜部10,10の全容積は、キ
ャビティ8の容積の2.5%〜10%とされ、また、ゴム逃
げ溜部10は外側面11が鉛直面とされ、内側面12が傾斜面
とされる。ここで、この傾斜面の傾斜角度θ1とは、鉛
直面に対して10゜〜70゜の角度であって、合わせ面側に拡
大する。
また、キャビティ8の側面13,13は、鉛直面に対して所
定角度(10゜〜15゜)でもって傾斜し、その外端部に、面取
14,14が形成されている。そして、この面取部14の切
欠面15は、水平面に対して30゜〜70゜の傾斜角度θ2でも
ってキャビティ8側へ拡大する傾斜面とされる。
次に、上述の金型を使用してトレッド1を製造する方法
を説明する。
まず、下型6上にスラグSを載置する。この場合のスラ
グSは、キャビティ8の容積より2.5%〜10%以上多目
とする。けだし、少なければ、スラグSを十分に押圧す
ることができず、ベア発生等の不良品となるからであ
る。
そして、下型6を第2図の矢印の如く、エアバック7の
膨張により上型5に対して上昇させ、金型を閉状態とし
て、加熱加圧する。このとき、余分なゴムは、仕切部
9,9を介してゴム逃げ溜部10,10に流れ、第3図に示
す様に、はみ出しゴム16付きトレッド1が形成される。
次に、エアバック7を収縮して下型6を下降させ金型を
開状態として、はみ出しゴム16付トレッド1を該金型か
ら取り出し、第3図に仮想線で示す様に、はみ出しゴム
16をトレッド1から切り離せば、台タイヤ2に取付ける
ための加硫済のトレッド1が形成される。ここに、ゴム
逃げ溜部10,10の全容積を、キャビティ8の容積の2.5%
〜10%としたのは、この範囲より小であれば、金型閉状
態において、スラグSへの押圧力が不足し、トレッド表
面に、ベア、エア溜り等の不良が発生する虞れがあり、
また、10%より台であれば、金型外へのゴムの流出によ
り、加硫ロッド間のトレッドゲージの不均一を招く虞れ
があり、材料の無駄となるからである。
しかして、金型から取り出されたはみ出しゴム16付トレ
ッド1は、第4図に示す様に、トレッド1とはみ出しゴ
ム16とが、薄肉の連結部17を介して連結され、トレッド
1の側面18とはみ出しゴムに内側面19との間に空間部20
が形成される。そして、はみ出しゴム16を切り離すに
は、まず、連結部17の端部に、ナイフ、鋏等にて切り込
みを形成し、その後、手ではみ出しゴム16を第3図に示
す矢印の如く引張る。
ここに、はみ出しゴム16の内側面19は傾斜面とされてい
るので、空間部20が大となり、ナイフ、鋏等のこの空間
部20への挿入が容易となり、切り込みを形成する作業が
極めて行ないやすいものとなる。また、傾斜角度θ1を1
0゜〜70゜としたのは、この範囲より小であれば、手で引
張っただけで切り離すことができないものとなり、ま
た、この範囲より大であれば、溜り部10の容積をとりに
くいからである。
また、第4図に示す一点鎖線に沿ってはみ出しゴム16を
トレッド1から切り離せば、トレッド1には、面取部14
にてトレッドと台タイヤの境界部をカバーするウィング
部21が形成される。ここに、面取部14の切欠面15の傾斜
角度θ2を、30゜〜70゜としたのは、この範囲より小であ
れば、ウィング部21の肉厚寸法が小となり、仕上げの際
のバフがけを行ないにくくなり、また、この範囲より大
であれば、ウィング部21の突出長さが短くなって、この
ウィング部21がなくなる虞れがあるからである。
しかして、上述の如く形成された加硫済みトレッド1
は、第5図に示す様に、台タイヤ2に、クッション層3
を介して結合され、クッション層3を加硫することによ
りトレッド1と台タイヤ2が一体化され、更生タイヤ4
が形成される。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、ゴ
ム逃げ溜部10の容積をキャビティ8の容積の2.5%〜10
%とすること(以下という。)、ゴム逃げ溜部10の内
側面12を傾斜角度θ1が10゜〜70゜とされる傾斜面とする
こと(以下という。)、面取部14の切欠面15を傾斜角
度θ2が30゜〜70゜とされる傾斜面とすること(以下と
いう。)のうちの少なくとも一つを備えていればよい。
つまり、のみ、のみ、のみ、と、と、
と、とと(実施例)を備えているものであって
もよい。また、実施例とは上下逆の金型であってもよ
い。つまり、上型にキャビティ8及びゴム逃げ溜部10を
形成する凹溝を設けるようにするも好ましい。
〔発明の効果〕
本発明は、上述の如く構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
ゴム逃げ溜部10,10の全体の容積をキャビティ8の容積
の2.5%〜10%とすれば、スラグSへの押圧力が不足す
るということがなく、加硫ロット毎のトレッド1の厚さ
寸法にバラツキがなくなり高精度のトレッド1を製造す
ることができ、しかも、ゴムの逆戻り現象がなく、ベア
等の不良が生じない。
また、ゴム逃げ溜部10の内側面12を傾斜角度θ1が10゜
〜70゜とされる傾斜面とすれば、トレッド1とはみ出し
ゴム16の間の空間部20が大となり、はみ出しゴム16の切
り離し作業が容易となる。
さらに、面取部14の切欠面15の傾斜角度θ2を、30゜〜70
゜とすれば、トレッドと台タイヤの境界部をカバーする
ウィング部21を確実に形成することができ、境界部の剥
離損傷の防止に寄与する。また、キャビティ8とゴム逃
げ溜部10の仕切部9のプロファイルを上述の通り特定の
傾斜面としたので、溜部10へのゴム流れが遅くなり、ス
ラグSへの押圧力が一層十分なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部拡大断面図、第2図は
全体の簡略断面斜視図、第3図は加硫後のトレッドの斜
視図、第4図は同拡大断面図、第5図は更生タイヤの断
面図である。第6図は従来の下型の要部断面図である。 1…トレッド、4…更生タイヤ、8…キャビティ、9…
仕切部、10…ゴム逃げ溜部、12…内側面、13…側面、1
4…面取部、15…切欠面、θ1,θ2…傾斜角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 30:00 4F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部10,10の全体の容
    積を、上記キャビティ8の容積の2.5%〜10%としたこ
    とを特徴とする更生タイヤ用トレッド金型。
  2. 【請求項2】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部10の内側面12を、
    鉛直面に対して10゜〜70゜の角度θ1でもって合わせ面側
    に拡大する傾斜面としたことを特徴とする更生タイヤ用
    トレッド金型。
  3. 【請求項3】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該キャビティ8の側面13外端部に
    面取部14を設け、かつ、該面取部14の切欠面15を、水平
    面に対して30゜〜70゜の角度θ2に設定したことを特徴と
    する更生タイヤ用トレッド金型。
  4. 【請求項4】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部10の内側面12を、
    鉛直面に対して10゜〜70゜の角度θ1でもって合わせ面側
    に拡大する傾斜面とし、かつ、上記キャビティ8の側面
    13外端部に面取部14を形成すると共に、該面取部14の切
    欠面15を、水平面に対して30゜〜70゜の角度θ2に設定し
    たことを特徴とする更生タイヤ用トレッド金型。
  5. 【請求項5】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部10,10の全体の容
    積を、上記キャビティ8の容積の2.5%〜10%とし、か
    つ、該ゴム逃げ溜部10の内側面12を、鉛直面に対して10
    ゜〜70゜の角度θ1でもって合わせ面側に拡大する傾斜面
    としたことを特徴とする更生タイヤ用トレッド金型。
  6. 【請求項6】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部10,10の全体の容
    積を、上記キャビティ8の容積の2.5%〜10%とし、さ
    らに、該キャビティ8の側面13外端部に面取部14を設け
    ると共に、該面取部14の切欠面15を、水平面に対して30
    ゜〜70゜の角度θ2に設定したことを特徴とする更生タイ
    ヤ用トレッド金型。
  7. 【請求項7】更生タイヤ4用の加硫済みトレッド1を製
    造するための金型であって、 トレッド1を形成するキャビティ8の両側端近傍に、仕
    切部9,9を介してゴム逃げ溜部10,10を長手方向に沿
    って形成すると共に、該ゴム逃げ溜部10,10の全体の容
    積を、上記キャビティ8の容積の2.5%〜10%とし、さ
    らに、該ゴム逃げ溜部10の内側面12を、鉛直面に対して
    10゜〜70゜の角度θ1でもって合わせ面側に拡大する傾斜
    面とし、かつ、上記キャビティ8の側面13外端部に面取
    部14を形成すると共に、該面取部14の切欠面15を、水平
    面に対して30゜〜70゜の角度θ2に設定したことを特徴と
    する更生タイヤ用トレッド金型。
JP1077390A 1989-03-28 1989-03-28 更生タイヤ用トレッド金型 Expired - Lifetime JPH064249B2 (ja)

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