JPH0642622Y2 - ダーツ縫いミシン - Google Patents
ダーツ縫いミシンInfo
- Publication number
- JPH0642622Y2 JPH0642622Y2 JP1987066578U JP6657887U JPH0642622Y2 JP H0642622 Y2 JPH0642622 Y2 JP H0642622Y2 JP 1987066578 U JP1987066578 U JP 1987066578U JP 6657887 U JP6657887 U JP 6657887U JP H0642622 Y2 JPH0642622 Y2 JP H0642622Y2
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- Japan
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- sewing machine
- darts
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ダーツ縫いにおけるダーツ深さを可変調整
するに際して、布押えの調整操作を容易化すると共に、
ダーツ深さが変化してもゼロポイントの調整を不要と
し、しかも全体としてコンパクトに纏められたダーツ縫
いミシンに関するものである。
するに際して、布押えの調整操作を容易化すると共に、
ダーツ深さが変化してもゼロポイントの調整を不要と
し、しかも全体としてコンパクトに纏められたダーツ縫
いミシンに関するものである。
従来技術 第3図に示すように、例えばスラックス22の腰部分にダ
ーツ縫い(縫い目が表に現われないように、ひだを取っ
て縫う縫い方を云う)をするには、そのダーツ縫いの開
始点となるゼロポイント(0)から所要のダーツ深さh1
で縫製を行なう必要がある。例えば工業用ミシンを使用
して、スラックスに代表される加工布に大量のダーツ縫
いを施す場合に、スラックス寸法の種類に応じてそのダ
ーツ深さを適宜頻繁に変更しなければならない。そして
このダーツ深さの変更には、ゼロポイントからのダーツ
の深さを決定するダーツ角度の調整と、ダーツの進入量
の調節とを必要としている。
ーツ縫い(縫い目が表に現われないように、ひだを取っ
て縫う縫い方を云う)をするには、そのダーツ縫いの開
始点となるゼロポイント(0)から所要のダーツ深さh1
で縫製を行なう必要がある。例えば工業用ミシンを使用
して、スラックスに代表される加工布に大量のダーツ縫
いを施す場合に、スラックス寸法の種類に応じてそのダ
ーツ深さを適宜頻繁に変更しなければならない。そして
このダーツ深さの変更には、ゼロポイントからのダーツ
の深さを決定するダーツ角度の調整と、ダーツの進入量
の調節とを必要としている。
前述したダーツ深さを調節する手段として、例えば特公
昭56−5553号公報に開示される布挿入装置が存在する。
この公報に開示される装置では、中間腕に対する布支
持板の角度を変更してダーツ縫いの角度を調節する調節
ねじ,長孔,ねじ孔からなる第1調節手段と、布支え
と布押え間に進入した布支持板の縁部に対向して移動か
つ係止可能に支持されて、ダーツ進入量を調節する偏心
ピン,長孔,ねじ,摺動体からなる第2調節手段とを備
えている。
昭56−5553号公報に開示される布挿入装置が存在する。
この公報に開示される装置では、中間腕に対する布支
持板の角度を変更してダーツ縫いの角度を調節する調節
ねじ,長孔,ねじ孔からなる第1調節手段と、布支え
と布押え間に進入した布支持板の縁部に対向して移動か
つ係止可能に支持されて、ダーツ進入量を調節する偏心
ピン,長孔,ねじ,摺動体からなる第2調節手段とを備
えている。
考案が解決しようとする問題点 前述した公報記載の装置は、複雑な機構を有する第1お
よび第2の調節手段を必要として製造コストが嵩むと共
に、ダーツの深さを変更するために前記第1および第2
の調節手段を夫々操作しなければならず、極めて繁雑な
手間を必要とする欠点があった。またダーツ縫いの縫製
開始点となるゼロポイントの微調整を、第1および第2
の調節手段によって調整する必要も加わって、全体とし
ての作業能率が著しく阻害される難点がある。また従来
のダーツ縫いミシンでは、加工布が挿通される支持板の
配設構造や、該支持板に挿通支持した加工布を捕捉する
押え部材の構成が複雑であり、機構が大型化してコンパ
クトになし得ない難点も有していた。
よび第2の調節手段を必要として製造コストが嵩むと共
に、ダーツの深さを変更するために前記第1および第2
の調節手段を夫々操作しなければならず、極めて繁雑な
手間を必要とする欠点があった。またダーツ縫いの縫製
開始点となるゼロポイントの微調整を、第1および第2
の調節手段によって調整する必要も加わって、全体とし
ての作業能率が著しく阻害される難点がある。また従来
のダーツ縫いミシンでは、加工布が挿通される支持板の
配設構造や、該支持板に挿通支持した加工布を捕捉する
押え部材の構成が複雑であり、機構が大型化してコンパ
クトになし得ない難点も有していた。
考案の目的 この考案は、前述した従来技術に係るダーツ縫いミシン
に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、簡単な操作で確実にダー
ツ深さを調整することができ、しかもゼロポイントは常
に一定であるために微妙なゼロポイント調整の必要がな
く、全体としてコンパクトに纏められたダーツ縫いミシ
ンを提供することを目的とする。
に内在している前記欠点に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、簡単な操作で確実にダー
ツ深さを調整することができ、しかもゼロポイントは常
に一定であるために微妙なゼロポイント調整の必要がな
く、全体としてコンパクトに纏められたダーツ縫いミシ
ンを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記問題点を克服し、所期の目的を達成するため本考案
に係るダーツ縫いミシンは、ミシンテーブル上に座標系
のX軸およびY軸方向へ水平移動し得るよう配設され、
ミシン縫針の針落ち位置を囲繞する開口部を画成した送
り板と、 この送り板に一体的に移動可能に配設され、昇降駆動機
構に接続して該送り板に対し昇降運動を行なう第1押え
部材と、 この第1押え部材に枢支軸を介して枢支され、所要の角
度範囲内で水平回動自在な第2押え部材と、 前記第1押え部材に所要中心角で穿設した円弧孔に挿通
され、該第1押え部材に対して前記第2押え部材の回動
角度を所要範囲内で規制可能な調節手段と、 前記送り板の側方に位置して前記ミシンテーブルに配設
され、ピストンロッドを前記座標系のY軸方向へ水平に
往復動させるシリンダと、 前記ピストンロッドにその往復動方向に対し直交する方
向に固定され、常には前記送り板の手前側に位置すると
共に、前記シリンダの駆動により該送り板の上方でかつ
縫針の針落ち位置を越えた個所まで到来可能なセットプ
レートと、 前記送り板の後方側に設けた回動軸に多数固定され、前
記セットプレートに挿通されて前記送り板の上方に到来
した加工布を解放自在に捕捉する押え爪とから構成した
ことを特徴とする。
に係るダーツ縫いミシンは、ミシンテーブル上に座標系
のX軸およびY軸方向へ水平移動し得るよう配設され、
ミシン縫針の針落ち位置を囲繞する開口部を画成した送
り板と、 この送り板に一体的に移動可能に配設され、昇降駆動機
構に接続して該送り板に対し昇降運動を行なう第1押え
部材と、 この第1押え部材に枢支軸を介して枢支され、所要の角
度範囲内で水平回動自在な第2押え部材と、 前記第1押え部材に所要中心角で穿設した円弧孔に挿通
され、該第1押え部材に対して前記第2押え部材の回動
角度を所要範囲内で規制可能な調節手段と、 前記送り板の側方に位置して前記ミシンテーブルに配設
され、ピストンロッドを前記座標系のY軸方向へ水平に
往復動させるシリンダと、 前記ピストンロッドにその往復動方向に対し直交する方
向に固定され、常には前記送り板の手前側に位置すると
共に、前記シリンダの駆動により該送り板の上方でかつ
縫針の針落ち位置を越えた個所まで到来可能なセットプ
レートと、 前記送り板の後方側に設けた回動軸に多数固定され、前
記セットプレートに挿通されて前記送り板の上方に到来
した加工布を解放自在に捕捉する押え爪とから構成した
ことを特徴とする。
実施例 次に本考案に係るダーツ縫いミシンにつき、好適な実施
例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。第
1図に示す如く、作業者によるペダルの踏込み操作によ
り始動し、所定数の縫目形成後に停止する、例えば閂止
めミシンに代表されるサイクルミシン10(2点鎖線で示
す)が、テーブル12上に載置されている。このミシン10
における上方アーム10aの下方には、パルスモータを駆
動源とし、X軸方向およびY軸方向の任意の位置に水平
移動可能な送り台14が配設されると共に、この送り台14
に配設固定した送り板18をミシン頭部10bの下方に水平
に延出させている。ミシン頭部10bの下方に位置する前
記送り板18には、縫針16の針落ち位置を囲繞し、かつ当
該送り板18が所要の水平領域をX軸方向およびY軸方向
に移動するのを許容する三角形状の開口部18aが画成さ
れている。
例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。第
1図に示す如く、作業者によるペダルの踏込み操作によ
り始動し、所定数の縫目形成後に停止する、例えば閂止
めミシンに代表されるサイクルミシン10(2点鎖線で示
す)が、テーブル12上に載置されている。このミシン10
における上方アーム10aの下方には、パルスモータを駆
動源とし、X軸方向およびY軸方向の任意の位置に水平
移動可能な送り台14が配設されると共に、この送り台14
に配設固定した送り板18をミシン頭部10bの下方に水平
に延出させている。ミシン頭部10bの下方に位置する前
記送り板18には、縫針16の針落ち位置を囲繞し、かつ当
該送り板18が所要の水平領域をX軸方向およびY軸方向
に移動するのを許容する三角形状の開口部18aが画成さ
れている。
また前記送り台14上に押え腕20が配設固定され、その頭
部20aを送り板18の上方に臨ませている。この頭部20aに
は、送り板18に対し昇降自在で、かつその下降位置にお
いて加工布22を前記送り板18との間で押圧可能な布押え
24が設けられている。この布押え24は、送り台14に固設
した押え腕20に設けられている結果として、前記送り板
18と一体的に移動するものであって、後述する如く、送
り板18に対し昇降駆動される第1押え部材26と、この第
1押え部材26に水平回動自在に枢支される第2押え部材
28とから構成される。
部20aを送り板18の上方に臨ませている。この頭部20aに
は、送り板18に対し昇降自在で、かつその下降位置にお
いて加工布22を前記送り板18との間で押圧可能な布押え
24が設けられている。この布押え24は、送り台14に固設
した押え腕20に設けられている結果として、前記送り板
18と一体的に移動するものであって、後述する如く、送
り板18に対し昇降駆動される第1押え部材26と、この第
1押え部材26に水平回動自在に枢支される第2押え部材
28とから構成される。
図において符号30は、前述した送り板18および布押え24
からなる布押え装置中に、スラックスの如くダーツ縫い
が施される加工布22を送込む素材送込み装置を示す。す
なわち前記テーブル12の右端部に設けたガイド32,32に
送り部材34が摺動自在に配設され、この送り部材34は、
前記テーブル12に固定的に設けたエアシリンダ36のピス
トンロッド38にブラケット40を介して接続され、当該シ
リンダ36の正逆付勢により矢印Y方向に水平に往復移動
可能である。前記送り部材34の先端には、支柱42を介し
て平担な変形板材からなるセットプレート44が送り方向
に対し直交する方向に固定され、このセットプレート44
は後述する如く、前記送り板18上方でかつ縫針16の針落
ち位置を越えた個所まで到来可能になっている。なおセ
ットプレート44の布押え装置側に指向する端縁部に設け
た切欠溝44aは、後述する押え爪54の先端が該プレート4
4に直に接触するのを回避するために形成してある。
からなる布押え装置中に、スラックスの如くダーツ縫い
が施される加工布22を送込む素材送込み装置を示す。す
なわち前記テーブル12の右端部に設けたガイド32,32に
送り部材34が摺動自在に配設され、この送り部材34は、
前記テーブル12に固定的に設けたエアシリンダ36のピス
トンロッド38にブラケット40を介して接続され、当該シ
リンダ36の正逆付勢により矢印Y方向に水平に往復移動
可能である。前記送り部材34の先端には、支柱42を介し
て平担な変形板材からなるセットプレート44が送り方向
に対し直交する方向に固定され、このセットプレート44
は後述する如く、前記送り板18上方でかつ縫針16の針落
ち位置を越えた個所まで到来可能になっている。なおセ
ットプレート44の布押え装置側に指向する端縁部に設け
た切欠溝44aは、後述する押え爪54の先端が該プレート4
4に直に接触するのを回避するために形成してある。
前述した布押え24は、図示の如く、第1押え部材26と第
2押え部材28とから構成される。すなわち第1押え部材
26は、前記押え腕20の頭部20aに内装したエアシリンダ
(図示せず)からなる昇降駆動機構により垂直方向に昇
降駆動されるものであって、この第1押え部材26の延出
部26aは、その垂直基部に対して水平に折曲され、前記
送り板18の上方において開口部18aの一方の斜辺に対し
平行に延在している。また第1押え部材26における前記
延出部26aの裏面には、前記開口部18aの一方の斜辺より
充分長い矩形状板片からなる第2押え部材28が配設さ
れ、当該延出部26aの一端部に枢支軸46を介して水平回
動自在に枢支されている。すなわち第2押え部材28は、
第2図から判明する如く、三角形状の開口部18aの斜辺
に対し平行な位置(2点鎖線で示す)を起点とし、この
起点から開口部18a内方に所要角度だけ水平移動可能に
なっている。またミシン10の縫針16が落下する針落ち位
置は、前述した如く、三角形状の開口部18aの内方に常
に位置している。
2押え部材28とから構成される。すなわち第1押え部材
26は、前記押え腕20の頭部20aに内装したエアシリンダ
(図示せず)からなる昇降駆動機構により垂直方向に昇
降駆動されるものであって、この第1押え部材26の延出
部26aは、その垂直基部に対して水平に折曲され、前記
送り板18の上方において開口部18aの一方の斜辺に対し
平行に延在している。また第1押え部材26における前記
延出部26aの裏面には、前記開口部18aの一方の斜辺より
充分長い矩形状板片からなる第2押え部材28が配設さ
れ、当該延出部26aの一端部に枢支軸46を介して水平回
動自在に枢支されている。すなわち第2押え部材28は、
第2図から判明する如く、三角形状の開口部18aの斜辺
に対し平行な位置(2点鎖線で示す)を起点とし、この
起点から開口部18a内方に所要角度だけ水平移動可能に
なっている。またミシン10の縫針16が落下する針落ち位
置は、前述した如く、三角形状の開口部18aの内方に常
に位置している。
また第1押え部材26の延出部26aの他端部には、所要中
心角に設定した円弧孔48が穿設され、この円弧孔48に挿
通した調節ねじ50が第2押え部材28に緩締自在に螺挿さ
れるようになっている。従って前記調節ねじ50を緩める
ことにより、第1押え部材26に対し第2押え部材28を前
記円弧孔48の範囲内で所要の角度だけ回動させることが
できる。また調節ねじ50を締付けることによって、第2
押え部材28を第1押え部材26に対して固定可能である。
心角に設定した円弧孔48が穿設され、この円弧孔48に挿
通した調節ねじ50が第2押え部材28に緩締自在に螺挿さ
れるようになっている。従って前記調節ねじ50を緩める
ことにより、第1押え部材26に対し第2押え部材28を前
記円弧孔48の範囲内で所要の角度だけ回動させることが
できる。また調節ねじ50を締付けることによって、第2
押え部材28を第1押え部材26に対して固定可能である。
更に第2押え部材28の他端部(調節ねじ50が配設されて
いない側の端部)に近接する部位において、前記送り板
18の上面に対し所要の間隔を保持して、ダーツの深さを
目盛りで読取り可能とするための深さゲージ52が、前記
送り台14に固定されている。なお第1図において、符号
54はセットプレート44に挿通されて送り板18の上方に到
来した加工布22を捕捉するための押え爪を示す。この押
え爪54は、送り台14に水平に枢支した回動軸56に多数固
定され、この回動軸56はその先端に設けたピニオン56a
と、シリンダ58に連結したラック60との噛合い作用下
に、送り板18の上方に張出す水平位置と、これに対し垂
直に立上がった待機位置との間を回動し得るようになっ
ている。また前記エアシリンダ36の各ストロークエンド
には、夫々リミットスイッチLS1,LS2が設けられ、これ
によりセットプレート44の後進端および前進端を夫々検
出し得るようになっている。
いない側の端部)に近接する部位において、前記送り板
18の上面に対し所要の間隔を保持して、ダーツの深さを
目盛りで読取り可能とするための深さゲージ52が、前記
送り台14に固定されている。なお第1図において、符号
54はセットプレート44に挿通されて送り板18の上方に到
来した加工布22を捕捉するための押え爪を示す。この押
え爪54は、送り台14に水平に枢支した回動軸56に多数固
定され、この回動軸56はその先端に設けたピニオン56a
と、シリンダ58に連結したラック60との噛合い作用下
に、送り板18の上方に張出す水平位置と、これに対し垂
直に立上がった待機位置との間を回動し得るようになっ
ている。また前記エアシリンダ36の各ストロークエンド
には、夫々リミットスイッチLS1,LS2が設けられ、これ
によりセットプレート44の後進端および前進端を夫々検
出し得るようになっている。
次に、このように構成した本実施例に係るダーツ縫いミ
シンの使用の実際につき説明する。ダーツ縫いを行なう
に先立ち、前記押え爪54は垂直に立上がって、その爪に
よる加工布22の捕捉を待機している。また第1押え部材
26は、図示しない昇降駆動機構の作動により所要距離だ
け上昇して、当該部材26に枢支した第2押え部材28を送
り板18よりも所要距離だけ上方に位置させている。更に
エアシリンダ36は前進端まで付勢されており、そのセッ
トプレート44にスラックスの如きダーツ縫いを要する加
工布22を載置して、その身頃となる部分を布押え24側に
指向させる。
シンの使用の実際につき説明する。ダーツ縫いを行なう
に先立ち、前記押え爪54は垂直に立上がって、その爪に
よる加工布22の捕捉を待機している。また第1押え部材
26は、図示しない昇降駆動機構の作動により所要距離だ
け上昇して、当該部材26に枢支した第2押え部材28を送
り板18よりも所要距離だけ上方に位置させている。更に
エアシリンダ36は前進端まで付勢されており、そのセッ
トプレート44にスラックスの如きダーツ縫いを要する加
工布22を載置して、その身頃となる部分を布押え24側に
指向させる。
次いでエアシリンダ36を付勢してセットプレート44を送
り板18に向け後退させれば、該プレートに載置した加工
布22は、送り板18の上方に到来する。このエアシリンダ
36の後退端をリミットスイッチLS1により検出し、前記
シリンダ58を付勢して、垂直待機位置にある押え爪54を
回動させて送り板18の上方に水平に張出させ、送り板18
上に位置している加工布22を捕捉する。次いでタイマ
(図示せず)が作動して所定時間が経過すると、エアシ
リンダ36が逆付勢され、これによりセットプレート44は
送り板18上に押え爪54によって係止された加工布22を残
留させたまま前進して退出する。このセットプレート44
が前進端に達したことをリミットスイッチLS2が検出
し、その信号を図示しない昇降駆動機構に送り、これに
より布押え24が下降して送り板18との間に加工布22を挟
持する。この状態でミシン10を始動させて、ゼロポイン
トからのダーツ縫いを開始する。このダーツ縫いは、所
定数の縫目形成が行なわれた時点で自動的にその縫製が
停止される。
り板18に向け後退させれば、該プレートに載置した加工
布22は、送り板18の上方に到来する。このエアシリンダ
36の後退端をリミットスイッチLS1により検出し、前記
シリンダ58を付勢して、垂直待機位置にある押え爪54を
回動させて送り板18の上方に水平に張出させ、送り板18
上に位置している加工布22を捕捉する。次いでタイマ
(図示せず)が作動して所定時間が経過すると、エアシ
リンダ36が逆付勢され、これによりセットプレート44は
送り板18上に押え爪54によって係止された加工布22を残
留させたまま前進して退出する。このセットプレート44
が前進端に達したことをリミットスイッチLS2が検出
し、その信号を図示しない昇降駆動機構に送り、これに
より布押え24が下降して送り板18との間に加工布22を挟
持する。この状態でミシン10を始動させて、ゼロポイン
トからのダーツ縫いを開始する。このダーツ縫いは、所
定数の縫目形成が行なわれた時点で自動的にその縫製が
停止される。
ダーツの深さを変更する場合は、第2図に示すように先
ず調節ねじ50を緩め、これにより第2押え部材28を第1
押え部材26に対して、枢支軸46を中心として所要角度だ
け水平に回動させる。すなわち第2押え部材28は、三角
形状の開口部18aの斜辺に対し平行な位置を起点とし、
この起点から開口部内方に向けて所要角度だけ水平移動
させることができ、これにより一定のダーツ深さを決定
した後、再び調節ねじ50を締付けてダーツ深さの変更を
終了する。なお前述したように、送り板18上には深さゲ
ージ52が配設されているので、これを目安とすることに
よって、所要のダーツ深さを決定するのに極めて便利で
ある。
ず調節ねじ50を緩め、これにより第2押え部材28を第1
押え部材26に対して、枢支軸46を中心として所要角度だ
け水平に回動させる。すなわち第2押え部材28は、三角
形状の開口部18aの斜辺に対し平行な位置を起点とし、
この起点から開口部内方に向けて所要角度だけ水平移動
させることができ、これにより一定のダーツ深さを決定
した後、再び調節ねじ50を締付けてダーツ深さの変更を
終了する。なお前述したように、送り板18上には深さゲ
ージ52が配設されているので、これを目安とすることに
よって、所要のダーツ深さを決定するのに極めて便利で
ある。
このダーツ深さの変更に伴い、送り台14のX軸方向およ
びY軸方向の移動距離を随伴的に変更する必要が生じ、
コンピュータ制御式のミシンである場合は、図示しない
テンキーの操作によりその位置データを入力指示する。
この場合において、第2押え部材28を第1押え部材26に
対し所要角度だけ回動させた際に、この動きに連動し
て、送り台14のX軸方向およびY軸方向の移動距離のデ
ータを自動的にコンピュータ入力するようにしてもよい
ことは勿論である。
びY軸方向の移動距離を随伴的に変更する必要が生じ、
コンピュータ制御式のミシンである場合は、図示しない
テンキーの操作によりその位置データを入力指示する。
この場合において、第2押え部材28を第1押え部材26に
対し所要角度だけ回動させた際に、この動きに連動し
て、送り台14のX軸方向およびY軸方向の移動距離のデ
ータを自動的にコンピュータ入力するようにしてもよい
ことは勿論である。
スラックスに代表される加工布22へのダーツ縫いが終了
すると、押え腕20の頭部20aに内装した昇降駆動機構が
逆作動して、第1および第2押え部材26,28からなる布
押え24を上昇させてその押えを解除する。次いで図示し
ないエアー吹付管から高圧エアーが加工布22に吹付けら
れ、当該加工布22をスタッカーに向けて気送する。
すると、押え腕20の頭部20aに内装した昇降駆動機構が
逆作動して、第1および第2押え部材26,28からなる布
押え24を上昇させてその押えを解除する。次いで図示し
ないエアー吹付管から高圧エアーが加工布22に吹付けら
れ、当該加工布22をスタッカーに向けて気送する。
考案の効果 以上説明した如く、本考案に係るダーツ縫いミシンによ
れば、従来繁雑な手間を要していたダーツ深さの決定を
簡単な1回の操作で達成することができる。またゼロポ
イントを調整する必要もないため、作業能率が著しく向
上し、更に複雑な機構を要しないから製造コストを低廉
になし得ると共に、全体の機械的構成をコンパクトにな
し得る等の優れた利点を有する。
れば、従来繁雑な手間を要していたダーツ深さの決定を
簡単な1回の操作で達成することができる。またゼロポ
イントを調整する必要もないため、作業能率が著しく向
上し、更に複雑な機構を要しないから製造コストを低廉
になし得ると共に、全体の機械的構成をコンパクトにな
し得る等の優れた利点を有する。
第1図は、本考案に係るダーツ縫いミシンの好適実施例
に係る概略構成を示す斜視図、第2図は、好適実施例に
使用する布押え装置の作動状態を示す平面図、第3図
は、例えばスラックスにダーツ縫いを施す際の説明図で
ある。 12……ミシンテーブル 16……縫針、18……送り板 18a……開口部、22……加工布 24……布押え、26……第1押え部材 28……第2押え部材、36……シリンダ 38……ピストンロッド 44……セットプレート 46……枢支軸、48……円弧孔 50……調節手段、54……押え爪 56……回動軸
に係る概略構成を示す斜視図、第2図は、好適実施例に
使用する布押え装置の作動状態を示す平面図、第3図
は、例えばスラックスにダーツ縫いを施す際の説明図で
ある。 12……ミシンテーブル 16……縫針、18……送り板 18a……開口部、22……加工布 24……布押え、26……第1押え部材 28……第2押え部材、36……シリンダ 38……ピストンロッド 44……セットプレート 46……枢支軸、48……円弧孔 50……調節手段、54……押え爪 56……回動軸
Claims (1)
- 【請求項1】ミシンテーブル(12)上に座標系のX軸お
よびY軸方向へ水平移動し得るよう配設され、ミシン縫
針(16)の針落ち位置を囲繞する開口部(18a)を画成
した送り板(18)と、 この送り板(18)に一体的に移動可能に配設され、昇降
駆動機構に接続して該送り板(18)に対し昇降運動を行
なう第1押え部材(26)と、 この第1押え部材(26)に枢支軸(46)を介して枢支さ
れ、所要の角度範囲内で水平回動自在な第2押え部材
(28)と、 前記第1押え部材(26)に所要中心角で穿設した円弧孔
(48)に挿通され、該第1押え部材(26)に対して前記
第2押え部材(28)の回動角度を所要範囲内で規制可能
な調節手段(50)と、 前記送り板(18)の側方に位置して前記ミシンテーブル
(12)に配設され、ピストンロッド(38)を前記座標系
のY軸方向へ水平に往復動させるシリンダ(36)と、 前記ピストンロッド(38)にその往復動方向に対し直交
する方向に固定され、常には前記送り板(18)の手前側
に位置すると共に、前記シリンダ(36)の駆動により該
送り板(18)の上方でかつ縫針(16)の針落ち位置を越
えた個所まで到来可能なセットプレート(44)と、 前記送り板(18)の後方側に設けた回動軸(56)に多数
固定され、前記セットプレート(44)に挿通されて前記
送り板(18)の上方に到来した加工布(22)を解放自在
に捕捉する押え爪(54)とから構成したことを特徴とす
るダーツ縫いミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987066578U JPH0642622Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | ダーツ縫いミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987066578U JPH0642622Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | ダーツ縫いミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63171163U JPS63171163U (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0642622Y2 true JPH0642622Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=30904714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987066578U Expired - Lifetime JPH0642622Y2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | ダーツ縫いミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642622Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0667419B2 (ja) * | 1990-11-05 | 1994-08-31 | 平井ミシン株式会社 | 自動縫いミシンによるタック縫い装置 |
| CN103741382B (zh) * | 2013-12-17 | 2016-01-20 | 苏州鑫帛泰纺织科研有限公司 | 褶皱缝纫装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5623637A (en) * | 1979-07-31 | 1981-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Heating-cooking appliance |
| JPS6135183U (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-04 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | ボビンの配列間隔保持装置 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP1987066578U patent/JPH0642622Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63171163U (ja) | 1988-11-08 |
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