JPH0642682Y2 - ダンパ - Google Patents
ダンパInfo
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- JPH0642682Y2 JPH0642682Y2 JP1988027655U JP2765588U JPH0642682Y2 JP H0642682 Y2 JPH0642682 Y2 JP H0642682Y2 JP 1988027655 U JP1988027655 U JP 1988027655U JP 2765588 U JP2765588 U JP 2765588U JP H0642682 Y2 JPH0642682 Y2 JP H0642682Y2
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- damper
- blades
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、火災時にダクト内の通気を遮断して延焼を防
止する場合等に使用するダンパに関する。
止する場合等に使用するダンパに関する。
[従来の技術] 高層ビル等では、火災が発生した場合、火がダクトを通
って他の部屋や他の階に廻る恐れがあるために、ダクト
内の通気を速やかに遮断しなければならない。このた
め、ダクトには、火災時にダクト内の流路を閉鎖し、通
気を遮断するダンパが設けられている。
って他の部屋や他の階に廻る恐れがあるために、ダクト
内の通気を速やかに遮断しなければならない。このた
め、ダクトには、火災時にダクト内の流路を閉鎖し、通
気を遮断するダンパが設けられている。
このようなダンパとして、実開昭60−43341号に示され
たものがある。このダンパは、第4図に示したように、
ダクトDの側壁どうしの間に、シャフト4が回動自在に
取り付けられており、このシャフト4には、ダクトDの
流路を閉鎖する羽根1と、この羽根1を閉方向に付勢す
るスプリング2とが取り付けられているものである。前
記羽根1は、平常時にはロック機構により開状態に支持
されているが、火災時には自動的にロック機構が解除さ
れ、スプリング2によって閉方向(第4図中矢印方向)
に回動され、ダクトD内の流路を閉鎖するようになって
いる。前記羽根1には、ショックアブソーバー3が取り
付けられており、羽根1の回動がゆっくりと行なわれ、
羽根1の閉鎖時にダクトD内に衝撃や振動を生じないよ
うにしている。
たものがある。このダンパは、第4図に示したように、
ダクトDの側壁どうしの間に、シャフト4が回動自在に
取り付けられており、このシャフト4には、ダクトDの
流路を閉鎖する羽根1と、この羽根1を閉方向に付勢す
るスプリング2とが取り付けられているものである。前
記羽根1は、平常時にはロック機構により開状態に支持
されているが、火災時には自動的にロック機構が解除さ
れ、スプリング2によって閉方向(第4図中矢印方向)
に回動され、ダクトD内の流路を閉鎖するようになって
いる。前記羽根1には、ショックアブソーバー3が取り
付けられており、羽根1の回動がゆっくりと行なわれ、
羽根1の閉鎖時にダクトD内に衝撃や振動を生じないよ
うにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、火災が発生すると、上記のようにロック機構
が解除され、羽根1がスプリング2の弾性力により閉方
向に回動を開始する。このスプリング2の弾性力は、羽
根1の回動の開始時に最大となっているが、羽根1が閉
状態に近付くにつれて、徐々に小さくなる。一方、火災
時には、ダクト内に強い空気の流れが生じることがあ
り、このため、羽根1が閉状態に近付き、羽根1に対す
るスプリング2の付勢力が弱まると、この空気の流れに
より、羽根1の回動が阻止されることがある。この場
合、羽根1がダクト内の流路を遮断することができない
ので、火がダクトを通り、延焼を生じてしまうという問
題点があった。また、ダクト内、例えばダクト内壁に異
物が付着している場合にも、羽根1の回動がこの異物に
よって同様に停止され、前記と同様に火がダクトを通り
延焼を生じてしまうという問題点があった。
が解除され、羽根1がスプリング2の弾性力により閉方
向に回動を開始する。このスプリング2の弾性力は、羽
根1の回動の開始時に最大となっているが、羽根1が閉
状態に近付くにつれて、徐々に小さくなる。一方、火災
時には、ダクト内に強い空気の流れが生じることがあ
り、このため、羽根1が閉状態に近付き、羽根1に対す
るスプリング2の付勢力が弱まると、この空気の流れに
より、羽根1の回動が阻止されることがある。この場
合、羽根1がダクト内の流路を遮断することができない
ので、火がダクトを通り、延焼を生じてしまうという問
題点があった。また、ダクト内、例えばダクト内壁に異
物が付着している場合にも、羽根1の回動がこの異物に
よって同様に停止され、前記と同様に火がダクトを通り
延焼を生じてしまうという問題点があった。
こうした問題を解消しうる技術としては、例えば、実開
昭54−19327号公報に記載されたダンパがある。このダ
ンパは、エアシリンダを用いた倍力装置によって、羽根
を閉方向および開方向に動作させるものである。この技
術では、エアシリンダによって羽根に大きなトルクを与
えることができ、羽根を比較的確実に開閉動作させるこ
とができる。
昭54−19327号公報に記載されたダンパがある。このダ
ンパは、エアシリンダを用いた倍力装置によって、羽根
を閉方向および開方向に動作させるものである。この技
術では、エアシリンダによって羽根に大きなトルクを与
えることができ、羽根を比較的確実に開閉動作させるこ
とができる。
しかしながら、この従来のダンパには、つぎのような欠
点が存在している。すなわち、このダンパでは、エアシ
リンダを用いて羽根を開閉させるために、エアシリンダ
に対して、動力源としての圧縮空気を供給しなければな
らない。その為、このダンパでは、ダンパの近傍に空気
圧縮機(コンプレッサ)を設置し、しかも、この空気圧
縮機からエアシリンダまでの配管を敷設しなければなら
ない。さらに、ダクト用のダンパでは、火災緊急時に、
誤りなく確実に動作させる必要があることから、空気圧
縮機を常時作動させておくか、あるいは、すくなくと
も、緊急時に、自動的にかつ確実に始動するように、設
備を行なっておく必要がある。このため、従来の技術で
は、コストが相当に上昇するばかりか、仮に圧縮機の動
作に何等かの不良が生じると、ダンパとしての基本的な
性能(すなわち閉動作すること)すら発揮できず、延焼
の危険性が潜在するという問題があった。加えて、空気
圧縮機からエアシリンダまでの配管を配設した場合、特
にこの種のダンパの使用状態においては、ねずみなどの
外部要因によって配管に損傷を受けるおそれもあり、こ
の点からも、エアシリンダの動作不良を起こす可能性が
ある。そして、こうした問題を完全に予防しようとする
と、ますます、設備のコスト上昇を招くという問題があ
った。以上の通り、前記従来のダンパは、実際の建造物
に使用する場合に若干の問題があり、使用が困難であ
る。
点が存在している。すなわち、このダンパでは、エアシ
リンダを用いて羽根を開閉させるために、エアシリンダ
に対して、動力源としての圧縮空気を供給しなければな
らない。その為、このダンパでは、ダンパの近傍に空気
圧縮機(コンプレッサ)を設置し、しかも、この空気圧
縮機からエアシリンダまでの配管を敷設しなければなら
ない。さらに、ダクト用のダンパでは、火災緊急時に、
誤りなく確実に動作させる必要があることから、空気圧
縮機を常時作動させておくか、あるいは、すくなくと
も、緊急時に、自動的にかつ確実に始動するように、設
備を行なっておく必要がある。このため、従来の技術で
は、コストが相当に上昇するばかりか、仮に圧縮機の動
作に何等かの不良が生じると、ダンパとしての基本的な
性能(すなわち閉動作すること)すら発揮できず、延焼
の危険性が潜在するという問題があった。加えて、空気
圧縮機からエアシリンダまでの配管を配設した場合、特
にこの種のダンパの使用状態においては、ねずみなどの
外部要因によって配管に損傷を受けるおそれもあり、こ
の点からも、エアシリンダの動作不良を起こす可能性が
ある。そして、こうした問題を完全に予防しようとする
と、ますます、設備のコスト上昇を招くという問題があ
った。以上の通り、前記従来のダンパは、実際の建造物
に使用する場合に若干の問題があり、使用が困難であ
る。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、ダクト内
に風やゴミなどの異物等が存在してもダクト内の流路を
閉鎖することができ、しかも、設置コストを低く押える
ことができ、さらには、閉動作が確実で安全性に優れた
ダンパを提供することを目的とする。
に風やゴミなどの異物等が存在してもダクト内の流路を
閉鎖することができ、しかも、設置コストを低く押える
ことができ、さらには、閉動作が確実で安全性に優れた
ダンパを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、その目的を達成させるために、次のような構
成としている。すなわち、本考案に係るダンパは、ダク
ト内にこのダクト内の流路を開閉する羽根が設けられた
ダンパにおいて、前記羽根を閉方向に付勢するスプリン
グと、前記羽根を閉方向に付勢する押し出し力のあるシ
ョックアブソーバーと、前記羽根を開放する手段とを備
えたものとしている。
成としている。すなわち、本考案に係るダンパは、ダク
ト内にこのダクト内の流路を開閉する羽根が設けられた
ダンパにおいて、前記羽根を閉方向に付勢するスプリン
グと、前記羽根を閉方向に付勢する押し出し力のあるシ
ョックアブソーバーと、前記羽根を開放する手段とを備
えたものとしている。
[作用] 本考案に係るダンパでは、スプリングおよび押し出し力
のあるショックアブソーバーにより、羽根を閉方向に常
時付勢している。このため、火災時などにおいてロック
機構が解除されると、直ちに羽根を閉方向に移動させ、
これを閉状態とすることができる。スプリングおよび押
し出し力のあるショックアブソーバーは、それ自体とし
て、すなわち、他の駆動源や制御機構を一切必要とせず
に、羽根を閉方向に移動させることができる。また、ス
プリングと押し出し力のあるショックアブソーバーとを
併用しているので、回転角度が小さくてスプリングの弾
発力が大きい領域では、ショックアブソーバーにより羽
根の回転速度を減速させ、空気流と羽根との干渉による
羽根の損傷等の問題を防止することができる。さらに、
押し出し力のあるショックアブソーバーの押し出し力に
より、羽根が閉状態となる直前であっても、この羽根に
十分な回転トルクを与えることができ、確実に閉状態と
することができる。一方、羽根を開状態に復帰させるに
は、スプリングおよび押し出し力のあるショックアブソ
ーバーによる回転トルクに対抗して、人力やモータなど
の任意の手段(羽根を開放する手段)により、羽根を開
方向に逆転させ、初期状態に復帰させる。
のあるショックアブソーバーにより、羽根を閉方向に常
時付勢している。このため、火災時などにおいてロック
機構が解除されると、直ちに羽根を閉方向に移動させ、
これを閉状態とすることができる。スプリングおよび押
し出し力のあるショックアブソーバーは、それ自体とし
て、すなわち、他の駆動源や制御機構を一切必要とせず
に、羽根を閉方向に移動させることができる。また、ス
プリングと押し出し力のあるショックアブソーバーとを
併用しているので、回転角度が小さくてスプリングの弾
発力が大きい領域では、ショックアブソーバーにより羽
根の回転速度を減速させ、空気流と羽根との干渉による
羽根の損傷等の問題を防止することができる。さらに、
押し出し力のあるショックアブソーバーの押し出し力に
より、羽根が閉状態となる直前であっても、この羽根に
十分な回転トルクを与えることができ、確実に閉状態と
することができる。一方、羽根を開状態に復帰させるに
は、スプリングおよび押し出し力のあるショックアブソ
ーバーによる回転トルクに対抗して、人力やモータなど
の任意の手段(羽根を開放する手段)により、羽根を開
方向に逆転させ、初期状態に復帰させる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
ダクトD1とダクトD2との間には、本実施例に係るダンパ
10が配設されている。このダンパ10の側壁どうしの間に
は、上下2本のシャフト14が掛け渡されている。これら
のシャフト14は、ダンパ10の側壁に回動自在に支持され
ているものである。
10が配設されている。このダンパ10の側壁どうしの間に
は、上下2本のシャフト14が掛け渡されている。これら
のシャフト14は、ダンパ10の側壁に回動自在に支持され
ているものである。
前記シャフト14には、それぞれ羽根11a・11bが固定され
ている。これらの羽根11a・11bは、板状のもので、それ
ぞれがダクトの上半分と下半分とを閉鎖できる大きさに
形成されており、羽根11a・11bが両方閉鎖したときにダ
クト内の流路を遮断できるようになっている。前記羽根
11aと羽根11bとは、互いにリンク機構(図示せず)で連
結されており、羽根11aが閉方向に回動すると羽根11bも
同様に閉方向に回動し、ダクト内の流路を遮断するもの
である。前記羽根11aは、従来と同様に、ロック機構
(図示せず)により第2図に示すような開状態に支持さ
れており、通常時にはダクト内の通気を妨害しないよう
になっている。前記羽根11a・11bの各先端近傍には、羽
根11a・11bの回動時の空気抵抗を増加させて回動をゆっ
くり行わせる凹所11cが形成されている。
ている。これらの羽根11a・11bは、板状のもので、それ
ぞれがダクトの上半分と下半分とを閉鎖できる大きさに
形成されており、羽根11a・11bが両方閉鎖したときにダ
クト内の流路を遮断できるようになっている。前記羽根
11aと羽根11bとは、互いにリンク機構(図示せず)で連
結されており、羽根11aが閉方向に回動すると羽根11bも
同様に閉方向に回動し、ダクト内の流路を遮断するもの
である。前記羽根11aは、従来と同様に、ロック機構
(図示せず)により第2図に示すような開状態に支持さ
れており、通常時にはダクト内の通気を妨害しないよう
になっている。前記羽根11a・11bの各先端近傍には、羽
根11a・11bの回動時の空気抵抗を増加させて回動をゆっ
くり行わせる凹所11cが形成されている。
また、前記シャフト14には、第1図中2点鎖線で示すス
プリング12が取り付けられている。このスプリング12
は、前記羽根11aを閉方向(第1図中矢印方向)に付勢
しているものである。
プリング12が取り付けられている。このスプリング12
は、前記羽根11aを閉方向(第1図中矢印方向)に付勢
しているものである。
さらに、前記シャフト14には、第1図に示すように、押
し出し力のあるショックアブソーバー13が取り付けられ
ている。このショックアブソーバー13は、一端が前記シ
ャフト14に固定され、他端がシャフト14の直上よりもや
やずれた位置においてダクト10の内壁に固定されている
もので、筒状の本体13aと、この本体13aに一端が嵌入さ
れたロッド13bとからなるものである。ロッド13bの他端
は、シャフト14に固定されたシャフト取付部14aに回動
自在に取り付けられている。前記本体13aは、図示しな
い内部機構により、ロック13bの移動に対して緩衝作用
を行うとともに、常態では、ロッド13bをロッド13bの突
出方向すなわち羽根11aの閉方向に押し出すようになっ
ている。ここで、ロッド13bを押し出すトルクは第3図
中破線で示される特性を有している。
し出し力のあるショックアブソーバー13が取り付けられ
ている。このショックアブソーバー13は、一端が前記シ
ャフト14に固定され、他端がシャフト14の直上よりもや
やずれた位置においてダクト10の内壁に固定されている
もので、筒状の本体13aと、この本体13aに一端が嵌入さ
れたロッド13bとからなるものである。ロッド13bの他端
は、シャフト14に固定されたシャフト取付部14aに回動
自在に取り付けられている。前記本体13aは、図示しな
い内部機構により、ロック13bの移動に対して緩衝作用
を行うとともに、常態では、ロッド13bをロッド13bの突
出方向すなわち羽根11aの閉方向に押し出すようになっ
ている。ここで、ロッド13bを押し出すトルクは第3図
中破線で示される特性を有している。
15は、シャフト14に固定されて羽根11を開放する手段と
してのハンドルであって、ダクトの外壁に取り付けられ
て羽根11の開閉を行えるようになっている。
してのハンドルであって、ダクトの外壁に取り付けられ
て羽根11の開閉を行えるようになっている。
次に、上記のように構成された本実施例のダンパの作用
について説明する。火災が発生して、ダクト内の空気が
熱くなると、羽根11aが支持していたロック機構が解除
され、スプリング12の付勢力により羽根11aが閉方向に
回動する。同時に、リンク機構によって羽根11bも閉方
向に回動し、これら羽根11a・11bによりダクト内の流路
が遮断される。このとき、シャフト14には、ショックア
ブソーバー13が取り付けられているので、羽根11a・11b
の回動がゆっくり行われ、ダクト内に衝撃や振動を生じ
ることがない。また、従来の羽根11a・11bの閉方向への
トルクは、もっぱらスプリング12によっていたため、第
3図中実線で示すように、閉状態に近付くにしたがって
トルクが小さくなり、風や異物等により回動が阻止され
やすいという欠点を有していたが、本実施例のダンパ10
では、ショックアブソーバー13が第3図中破線で示すよ
うな閉方向へのトルクを有しているので、羽根11a・11b
に働くトルクは図中一点鎖線で示すようになり、トルク
の減少がほとんど生じない。このため、ダクト内の風や
ゴミ等の異物等により羽根11a・11bの回動が阻止される
ようなことがなく、ダクト内の流路を遮断して火災の延
焼を防止できるという利点がある。
について説明する。火災が発生して、ダクト内の空気が
熱くなると、羽根11aが支持していたロック機構が解除
され、スプリング12の付勢力により羽根11aが閉方向に
回動する。同時に、リンク機構によって羽根11bも閉方
向に回動し、これら羽根11a・11bによりダクト内の流路
が遮断される。このとき、シャフト14には、ショックア
ブソーバー13が取り付けられているので、羽根11a・11b
の回動がゆっくり行われ、ダクト内に衝撃や振動を生じ
ることがない。また、従来の羽根11a・11bの閉方向への
トルクは、もっぱらスプリング12によっていたため、第
3図中実線で示すように、閉状態に近付くにしたがって
トルクが小さくなり、風や異物等により回動が阻止され
やすいという欠点を有していたが、本実施例のダンパ10
では、ショックアブソーバー13が第3図中破線で示すよ
うな閉方向へのトルクを有しているので、羽根11a・11b
に働くトルクは図中一点鎖線で示すようになり、トルク
の減少がほとんど生じない。このため、ダクト内の風や
ゴミ等の異物等により羽根11a・11bの回動が阻止される
ようなことがなく、ダクト内の流路を遮断して火災の延
焼を防止できるという利点がある。
このように、ダクト内の流路を閉鎖した後に、再びダク
トを使用する場合には、ハンドル15を人力あるいはモー
ターで動かし、羽根11a・11bを開放して、ダクト内の流
路を開くことができる。
トを使用する場合には、ハンドル15を人力あるいはモー
ターで動かし、羽根11a・11bを開放して、ダクト内の流
路を開くことができる。
[考案の効果] 本考案は、ダクト内にこのダクト内の流路を開閉する羽
根が設けられたダンパにおいて、前記羽根を閉方向に付
勢するスプリングと、前記羽根を閉方向に付勢する押し
出し力のあるショックアブソーバーと、前記羽根を開放
する手段とを備えたダンパに構成されるので、ダクト内
に風が吹き込んだり、ダクトにゴミ等の異物が存在して
も、従来のように羽根の動きが阻止されるようなことが
生じにくく、このため、ダクト内の流路を羽根によって
一層確実に遮断することができ、ダクトを通って火災が
延焼するおそれを減少できる。また、本考案では、スプ
リングと押し出し力のあるショックアブソーバーとによ
って羽根を閉方向に付勢しているので、従来のような、
エアシリンダを用いた技術と異なり、空気圧縮機や配管
を配設することなく、羽根を閉状態とすることができ
る。ここで、従来の技術のように、エアシリンダによっ
てダンパを開閉する構成では、安全上最も重要な、羽根
の閉動作が、空気圧縮機や配管の保守状況などに左右さ
れ、最悪の場合、閉動作を行なわないおそれがあるが、
本考案の装置によれば、空気圧縮機や配管の状態に影響
されることなく、安全上最も重要な閉動作を、確実に実
現することができる。これにより、火災の延焼を一層確
実に防止することができる。
根が設けられたダンパにおいて、前記羽根を閉方向に付
勢するスプリングと、前記羽根を閉方向に付勢する押し
出し力のあるショックアブソーバーと、前記羽根を開放
する手段とを備えたダンパに構成されるので、ダクト内
に風が吹き込んだり、ダクトにゴミ等の異物が存在して
も、従来のように羽根の動きが阻止されるようなことが
生じにくく、このため、ダクト内の流路を羽根によって
一層確実に遮断することができ、ダクトを通って火災が
延焼するおそれを減少できる。また、本考案では、スプ
リングと押し出し力のあるショックアブソーバーとによ
って羽根を閉方向に付勢しているので、従来のような、
エアシリンダを用いた技術と異なり、空気圧縮機や配管
を配設することなく、羽根を閉状態とすることができ
る。ここで、従来の技術のように、エアシリンダによっ
てダンパを開閉する構成では、安全上最も重要な、羽根
の閉動作が、空気圧縮機や配管の保守状況などに左右さ
れ、最悪の場合、閉動作を行なわないおそれがあるが、
本考案の装置によれば、空気圧縮機や配管の状態に影響
されることなく、安全上最も重要な閉動作を、確実に実
現することができる。これにより、火災の延焼を一層確
実に防止することができる。
よって、本考案のダンパによれば、前記した点(異物や
空気流が存在していても羽根を確実に閉状態となしうる
点)との相乗効果により、ダンパとしての安全性をさら
に向上させることができる。
空気流が存在していても羽根を確実に閉状態となしうる
点)との相乗効果により、ダンパとしての安全性をさら
に向上させることができる。
加えて、本考案によれば、従来の、エアシリンダを用い
た技術に比較し、動力源や配管を設置する必要がないた
め、装置の専有面積を小さくすることができ、さらに
は、ダンパの製造、設置コストを低く押えることもでき
るという効果がある。
た技術に比較し、動力源や配管を設置する必要がないた
め、装置の専有面積を小さくすることができ、さらに
は、ダンパの製造、設置コストを低く押えることもでき
るという効果がある。
さらに、本考案のダンパでは、スプリングと押し出し力
のあるショックアブソーバーとを併用しているので、回
転角度が小さくてスプリングの弾発力が大きい領域で
は、ショックアブソーバーによって羽根の移動速度を減
速し、これによって、空気流と羽根との干渉による羽根
の損傷等の問題を未然に防止することができる。このた
め、ダンパとしての安全性をますます向上させることが
できるという効果がある。
のあるショックアブソーバーとを併用しているので、回
転角度が小さくてスプリングの弾発力が大きい領域で
は、ショックアブソーバーによって羽根の移動速度を減
速し、これによって、空気流と羽根との干渉による羽根
の損傷等の問題を未然に防止することができる。このた
め、ダンパとしての安全性をますます向上させることが
できるという効果がある。
第1図は本実施例に使用される押し出し力のあるショッ
クアブソーバーの側面図、第2図は本実施例のダンパの
側面図、第3図は本実施例に使用されるスプリングのト
ルクと、押し出し力のあるショックアブソーバーのトル
クと、羽根に作用するトルクとをそれぞれ示す図、第4
図は従来のダンパを示す断面図である。 10…ダンパ、11a・11b…羽根、13…押し出し力のあるシ
ョックアブソーバー、15…羽根を開放する手段としての
ハンドル。
クアブソーバーの側面図、第2図は本実施例のダンパの
側面図、第3図は本実施例に使用されるスプリングのト
ルクと、押し出し力のあるショックアブソーバーのトル
クと、羽根に作用するトルクとをそれぞれ示す図、第4
図は従来のダンパを示す断面図である。 10…ダンパ、11a・11b…羽根、13…押し出し力のあるシ
ョックアブソーバー、15…羽根を開放する手段としての
ハンドル。
Claims (1)
- 【請求項1】ダクト内にこのダクト内の流路を開閉する
羽根が設けられたダンパにおいて、前記羽根を閉方向に
付勢するスプリングと、前記羽根を閉方向に付勢する押
し出し力のあるショックアブソーバーと、前記羽根を開
放する手段とを備えたことを特徴とするダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988027655U JPH0642682Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988027655U JPH0642682Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | ダンパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130750U JPH01130750U (ja) | 1989-09-05 |
| JPH0642682Y2 true JPH0642682Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31250332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988027655U Expired - Lifetime JPH0642682Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642682Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6318864Y2 (ja) * | 1977-07-12 | 1988-05-26 | ||
| JPS6043341U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-27 | 株式会社日本総合メインテナンス | 閉鎖音防止型防煙・防火ダンパ− |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP1988027655U patent/JPH0642682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01130750U (ja) | 1989-09-05 |
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