JPH0643008B2 - 切断機の制御装置 - Google Patents

切断機の制御装置

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JPH0643008B2
JPH0643008B2 JP19616485A JP19616485A JPH0643008B2 JP H0643008 B2 JPH0643008 B2 JP H0643008B2 JP 19616485 A JP19616485 A JP 19616485A JP 19616485 A JP19616485 A JP 19616485A JP H0643008 B2 JPH0643008 B2 JP H0643008B2
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孝一 板垣
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、圧延系統内で被圧延材の端部を切断する切断
機の制御装置に関する。
〔発明の技術的背景と問題点〕
第2図はこの種の切断機を含む圧延系統を示し、上流の
圧延機1および下流の圧延機2間にルーパー3を有し、
このうち、上流の圧延機1およびルーパー3間に切断機
4が設けられており、さらに、上流の圧延機1の出側に
は被圧延材(以下材料と言う)10の端を検出する材料
検出器5Aが設けられている。
第3図はかかる圧延系統の制御装置と、切断機4の制御
装置とを併せて示したブロック図である。同図におい
て、圧延機1にはギヤ11を介してロール駆動電動機1
2が結合され、同様に、圧延機2にはギヤ21を介して
ロール駆動電動機22が結合されている。このうち、電
動機12は速度設定器13の設定値になるように速度制
御器14によって回転速度が制御され、電動機22もま
た速度設定器23の設定値になるように速度制御器24
によって回転速度が制御される。また、ルーパー3には
ループ制御器31が接続されている。これは、圧延機1
の出側材料速度Vと、圧延機2の入側材料速度V
が異なる時ループ高さが変化して好ましくないので、こ
れを一定に保つために、上流の圧延機1の速度制御器1
4に対して速度制御補償量(以下ループサクセス量と言
う)を与えるものである。
一方、切断機4にはこれを駆動する電動機41が結合さ
れており、この電動機41は制御装置50によって起動
タイミングが制御されるようになっている。
ここで、制御装置50は圧延機駆動電動機12の回転に
比例したパルスを発生するパルス発振器51と、このパ
ルス発振器51のパルスを計数し、上記材料検出器5A
が材料の端を検出した時点で0クリアされるカウンタ5
2と、材料の先端切断長を設定する設定器53と、材料
の後端切断長を設定する設定器54と、これら設定器の
設定値およびカウンタ52の計数値に基づいて適切なタ
イミングで電動機41に起動指令を与える切断長制御回
路55とで構成されている。
かかる制御装置50は、材料10の先端部が切断機4を
抜け、設定機53に設定された先端切断長になった時点
で切断が行なわれるように電動機41に対して起動指令
csを与える一方、材料10の後端部が切断機4を抜け
る直前で、設定器54に設定された後端切断長になった
時点で切断が行なわれるように電動機41に対して起動
指令Tcsを与えるものであるが、その概略動作を、第4
図を用いて以下に説明する。
先ず、第4図(a)に示すように材料10の先端が圧延
機1を抜けた後、同図(b)に示すように材料検出器5
Aの位置に到達すると、材料検出器5Aが信号を発生し
てカウンタ52をリセットする。
次に、材料10の先端が同図(c)に示すように、材料
検出器5Aおよび切断機4の間を進行する間パルス発振
器51のパルスがカウンタ52によって計数され、その
計数値が材料10の先端の移動距離に対応している。そ
して、材料10の先端が同図(d)に示すように圧延機
4を抜け、カウンタ52の計数値が距離′に相当す
る大きさになった時点で電動機41に起動指令Tcsを与
えると、切断機4は同図(e)に示すように駆動され、
続いて、同図(f)に示した時点、すなわち、材料10
の先端が切断機4を抜けて設定器53に設定された先端
切断長Lだけ進んだ時点で切断機4が切断を行なう。
ここで、距離′は、材料検出器5Aおよび切断機4
間の距離LHSに先端切断長Lを加算した距離から、切
断機4の起動より切断点に至るまでに要する時間中に材
料10が走行する距離と検出機5A等の検出遅れ時間中
に材料10が走行する距離とを加算した距離′を減
じたものとなる。
なお、材料10の後端を切断する場合は、先端切断長が
後端切断長になることと、距離LHS+Lから距離
′を減じる代わりに距離LHS−L(後端切断長)
から距離′を減じる以外は先端を切断する場合と同
様であるのでのその説明を省略する。
かかる演算はカウンタ52の計数値および設定器53,
54の設定値を入力する切断長制御回路55が実行する
が、以下第5図および第6図をも参照してその演算内容
を具体的に説明する。
先ず、切断機4を駆動する電動機41(以下単に切断機
4とも言う)に起動指令Tcsを与えた場合、第5図に示
すように時刻tまで加速動作して切断速度Vに到達
し、時刻tから切断点としての時刻tまで等速動作
する。このとき、加速に要する時間をT、等速動作す
る時間をT、切断機の加速度の絶対値をαとすると、
時間Tは次式によって求められる。
次に、切断機4の切断刃の回転距離は伴っているの
で、T時間での切断刃の回転距離′は となり、この(2)式に上記(1)式を代入すると、 となり、この距離′を速度Vで割ることによって
時間Tとなる。
(1)式および(4)式の和として求められる切断機4
の起動から切断点までの時間T+Tとなる。ここで、切断機の切断速度Vと、材料10の
圧延速度Vとの間でV=KV(Kは固定値)の関
係があると、上記(7)式は次のようになる。
一方、T+T時間中に速度Vの材料が走行する距
離は となる。
これにより、第4図に示す距離′は になる。このようにして得られた距離′をカウンタ
52のパルス数Pに変換するために、圧延機1のロー
ル形をD〔mm〕、電動機12の回転数をN〔rp
m〕、圧延機1のギヤ比(減速比)をi、圧延機1の
先進率をf、パルス発振器51が1回転したときのパ
ルス数をP〔PLS/REV〕とすると、圧延機1の出側の
材料速度Vとなり、パルス発振器51の1パルス当たりの進行距離
すなわち1パルスの重みLP1となる。
かくして、パルス発振器51による切断機4に対して起
動指令を与えるパルスカウント設定値Pとなる。
よって、第6図に示すように、材料検出器5Aが材料1
0の先端を検出することによって時刻tc1にてクリアさ
れたカウンタ52の計数値が、(15)式より得られる
カウンタ設定値Pになった時刻tc2にて切断長制御回
路55から切断機駆動用の電動機41に対して先端カッ
トの起動指令が出力される。
一方、切断長制御回路55は上述したと同様にして材料
後端の切断タイミングのためのパルスカウント設定値P
′を演算するが、このとき、圧延機1の出側材料速度
と、圧延機2の入側材料速度Vとの間にV>V
の関係があり、しかも、そのループサクセス量LPS
UCを速度制御器14に与えられることから後端切断長
に誤差を生じることがあった。このことを、第7図を用
いて説明する。
圧延器1の出側材料速度Vと圧延機2の出側材料速度
とが第7図に示すようにV>Vの関係にあると
き、ループ制御器31はループ高さを一定にするためル
ープサクセス量LPSUCを速度制御器14に与える。
これによって、圧延機1の出側材料速度は時刻tより
曲線Aに従って増大せしめられ、圧延機2の出側材料速
度に等しくなる。この間、圧延機1の回転を検出するパ
ルス発振器51のパルスの重みLP1は(14)式で求め
られた値と一致する。
しかしながら、時刻tにて材料10が圧延機1を抜け
てしまうと、ループサクセス量LPSUCが供給されな
くなるため、圧延機1の出側材料速度は直線Bに従って
に戻る。
これによって、圧延機1の出側材料速度Vと圧延機2
の出側材料速度Vとの間に速度偏差V−Vが生
じ、パルス発振機51のパルスの重みLP1が出側材料速
度に対応しなくなる。
かくして、従来の切断機の制御装置にあっては、後端切
断長に比較的大きな誤差を生じ、この分だけ切断長精度
が低下するという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記の問題点を解決するためになれたもので、
材料後端の切断長精度を大幅に向上させ得る切断機の制
御装置の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
この目的を達成するために第1の発明は、上流の圧延機
および切断機間に所定の間隔で配置された2個の材料検
出器と、材料の後端切断長を設定する設定器と、下流の
圧延器のロールの回転に比例したパルスを発生するパル
ス発振器と、このパルス発振器の発生パルスを計数する
計数手段と、2個の材料検出器が材料の後端を検出する
時点を含む上記計数手段の計数値と材料検出器の相互間
隔とに基づいてパルス発振器が1パルスを発生する間の
下流圧延機入側の材料移動量を演算し、この演算結果を
用いて、材料の後端切断長が上記設定器に設定された寸
法になるように切断機に起動指令を与える切断長制御回
路とを具備したことを特徴としている。
また、上記目的を達成するために第2の発明は、上流の
圧延機および切断機間に所定の間隔で配置された2個の
材料検出器と、材料の後端切断長を設定する第1の設定
器および先端切断長を設定する第2の設定器と、下流の
圧延器のロールの回転に比例したパルスを発生する第1
のパルス発振器および上流の圧延機のロールの回転に比
例したパルスを発生する第2のパルス発振器と、第1の
パルス発振器の発生パルスを計数する第1の計数手段お
よび第2のパルス発振器の発生パルスを計数する第2の
計数手段と、2個の材料検出器が材料の後端を検出する
時点を含む第1の計数手段の計数値および材料検出器の
相互間隔とに基づいて第1のパルス発振器が1パルスを
発生する間の下流圧延機入側の材料移動量を演算し、こ
の演算結果を用いて材料の後端切断長が第1の設定器に
設定された寸法になるように切断機に起動指令を与え、
2個の材料検出器が材料の先端を検出する時点を含む第
2の計数手段の計数値および材料検出器の相互間隔とに
基づいて第2のパルス発振器が1パルスを発生する間の
上流圧延機出側の材料移動量を演算し、この演算結果を
用いて材料の先端切断長が第2の設定器に設定された寸
法になるように切断機に起動指令を与える切断長制御回
路とを具備したことを特徴としている。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例の構成を、圧延制御系と併せ
て示したブロック図であり、第3図と同一の符号を付し
たものはそれぞれ同一の要素を示している。そして、材
料検出器5Aの後流に距離LABだけ隔てた位置にもう1
つの材料検出機5Bを設けた点、切断長制御回路50の
代わりに、圧延機駆動電動機22の回転に比例したパル
スを発生するパルス発振器56と、材料検出器5A,5
Bがそれぞれ材料端部を検出する間にパルス発振器56
が発生するパルスを計数するカウンタ57とを付加して
制御装置50aを用いた点が第3図と異なっている。
以下、本実施例の作用を、特に第3図と異なる点を中心
にして以下に説明する。
先ず、制御装置50aを構成するカウンタ52はパルス
発振器51の出力パルスを計数し、材料検出器5Aが材
料10の先端を検出する毎に0クリアされる。切断長制
御回路55は、材料検出器5Bが材料10の先端を検出
した時点のカウンタ52の計数値PAB1と、材料検出器
5A,5Bの相互間隔LABとに基づき次式の演算を行な
うことによって1パルスを発生する間の材料移動量LP1
を求める。
次に、切断長制御回路55はこの材料移動量LP1と、
(11)式による距離′とを用いて(15)式の演
算を行なうことにより材料先端を切断するためのパルス
カウント設定値Pを演算し、続いて、カウンタ52の
計数値がこのパルスカウント設定値Pになった時点で
切断機駆動電動機41に対して起動指令Tcsを出力す
る。
一方、制御装置50aの構成するカウンタ57にパルス
発振器56の出力パルスを計数し、材料検出機5Aが材
料10の後端を検出する毎に0クリアされる。これに対
して、切断長制御回路55は、材料検出器5Bが材料1
0の後端を検出した時点のカウンタ57の計数値PAB2
と、材料検出器5A,5Bの相互間隔LABとに基づき次
式の演算を行なうことによって1パルスを発生する間の
材料移動量LP2を求める。
続いて、切断長制御回路55はこの材料移動量LP2
(11)式による距離′とを用いて(15)式の演
算を行なうことにより材料後端を切断するためのパルス
カウント設定値P′を演算し、さらに、カウンタ57
の計数値がこのパルスカウント設定値P′になった時
点で切断機駆動電動機41に対して起動指令Tcsを出力
する。
かくしてこの実施例によれば、上流の圧延機に対応して
設けられたパルス発振器51およびカウンタ52と、上
流の圧延機出側に設けられた2個の材料検出器5A,5
Bとを用いて1パルス当たりの材料先端の移動量を演算
する一方、下流の圧延機に対応して設けられたパルス発
振器56およびカウンタ57と、上流の圧延機出側に設
けられた2個の材料検出器5A,5Bとを用いて1パル
ス当りの材料後端の移動量を演算しているので、従来装
置のように先進率を仮定する必要がなくなり、その分だ
け先後端切断長精度を向上させることができる。
また、この実施例では、材料後端が上流の圧延機を抜け
た時点でリープサクセス量LPSUCが上流の圧延機の
速度制御器に供給されなくなったとしても、材料の後端
を材料検出器5A,5Bで検出した値を用いて1パルス
当たりの材料移動量を演算しているので、従来装置の欠
点であった後端切断長の精度の低さを大幅に向上させる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな如く、ルーパーの制御補償
量によって上流の圧延器の速度に修正を加える圧延系統
内の前記上流の圧延機およびルーパー間に配置された切
断機によって材料後端を切断する場合でも、その切断長
精度を大幅に向上させることができる。
この場合、圧延系統には2個の材料検出器と、圧延機ロ
ールの回転を検出するパルス発信器とを設けるだけで1
パルス当たりの材料移動量を演算することが可能とな
り、材料の移動量を測定するメジャーリングロール等、
特殊な要素を用いないで済むことになる。
また、付随的な効果として、仮定による先進率や後進率
を用いる必要性がなくなるので、その分だけ切断長精度
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を、圧延制御系と併せ
て示したブロック図、第2図は一般的な圧延機に切断機
を配置した系統図、第3図は従来の圧延機の制御装置の
構成を、圧延制御系と併せて示したブロック図、第4図
は同装置の作用を説明するための圧延状態図、第5図乃
至第7図は同装置の作用を説明するめに、それぞれ時間
と、切断機速度、カウンタの計数値、材料速度との関係
を示した線図である。 1……上流の圧延機、2……下流の圧延機、3……ルー
パー、4……切断機、5A,5B……材料検出器、1
2,22……圧延機駆動電動機、14,24……速度制
御器、31……ループ制御器、41……切断機駆動電動
機、50a……制御装置、51,56……パルス発振
器、52,57……カウンタ、53,54……設定器、
55……切断長制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流の圧延機および下流の圧延機間にルー
    パーを有し、このルーパーの制御補償量によって前記上
    流の圧延機の速度に修正を加える圧延系統内の前記上流
    の圧延機およびルーパー間に配置され、被圧延材の端部
    を切断する切断機において、前記上流の圧延機および切
    断機間に所定の間隔で配置され、それぞれ被圧延材の端
    を検出する2個の材料検出器と、被圧延材の後端部の切
    断長を設定する設定器と、前記下流の圧延機のロールの
    回転に比例したパルスを発生するパルス発振器と、この
    パルス発振器の発生パルスを計数する計数手段と、前記
    2個の材料検出器が被圧延材の後端を検出する時点を含
    む前記計数手段の計数値と前記材料検出器の相互間隔と
    に基づき、前記パルス発振器が1パルスを発生する間の
    前記下流の圧延機入側の被圧延材の移動量を演算すると
    共に、この演算結果を用いて被圧延材の後端切断長が前
    記設定器に設定された寸法になるように前記切断機に起
    動指令を与える切断長制御回路とを具備したことを特徴
    とする切断機の制御装置。
  2. 【請求項2】上流の圧延機および下流の圧延機間にルー
    パーを有し、このルーパーの制御補償量によって前記上
    流の圧延機の速度に修正を加える圧延系統内の前記上流
    の圧延機およびルーパー間に配置され、被圧延材の端部
    を切断する切断機において、前記上流の圧延機および切
    断機間に所定の間隔で配置され、それぞれ被圧延材の端
    を検出する2個の材料検出器と、被圧延材の後端部の切
    断長を設定する第1の設定器および先端部の切断長を設
    定する第2の設定器と、前記下流の圧延機のロールの回
    転に比例したパルスを発生する第1のパルス発振器およ
    び前記上流の圧延機のロールの回転に比例したパルスを
    発生する第2のパルス発振器と、前記第1のパルス発振
    器の発生パルスを計数する第1の計数手段および前記第
    2のパルス発振器の発生パルスを計数する第2の計数手
    段と、前記2個の材料検出器が被圧延材の後端を検出す
    る時点を含む前記第1の計数手段の計数値と前記材料検
    出器の相互間隔とに基づき、前記第1のパルス発振器が
    1パルスを発生する間の前記下流の圧延機入側の被圧延
    材の移動量を演算すると共に、この演算結果を用いて被
    圧延材の後端切断長が前記第1の設定器に設定された寸
    法になるように前記切断機に起動指令を与え、前記2個
    の材料検出器が被圧延材の先端を検出する時点を含む前
    記第2の計数手段の計数値と前記材料検出器の相互間隔
    とに基づき、前記第2のパルス発振器が1パルスを発生
    する間の前記上流の圧延機出側の被圧延材の移動量を演
    算すると共に、この演算結果を用いて被圧延材の先端切
    断長が前記第2の設定器に設定された寸法になるように
    前記切断機に起動指令を与える切断長制御回路とを具備
    したことを特徴とする切断機の制御装置。
JP19616485A 1985-09-05 1985-09-05 切断機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0643008B2 (ja)

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