JPH0643188Y2 - 織機の緯糸緊張装置 - Google Patents
織機の緯糸緊張装置Info
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- JPH0643188Y2 JPH0643188Y2 JP2287389U JP2287389U JPH0643188Y2 JP H0643188 Y2 JPH0643188 Y2 JP H0643188Y2 JP 2287389 U JP2287389 U JP 2287389U JP 2287389 U JP2287389 U JP 2287389U JP H0643188 Y2 JPH0643188 Y2 JP H0643188Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、緯入れする緯糸の種類や特性に対応して、
緯糸緊張用のノズルの噴射方向を切り換えることができ
る、織機の緯糸緊張装置に関する。
緯糸緊張用のノズルの噴射方向を切り換えることができ
る、織機の緯糸緊張装置に関する。
従来技術 織機において、緯糸を織前に筬打ちする際、緯入れ直後
の緯糸に対して、緊張を積極的に維持しておく必要があ
る場合と、その必要がない場合とがある。
の緯糸に対して、緊張を積極的に維持しておく必要があ
る場合と、その必要がない場合とがある。
これは、主として緯糸の種類や特性によって決まるもの
である。たとえば、ナイロンフィラメント糸等の伸縮性
の強い糸にあっては、緯糸の弛緩による織物欠点を防止
するために、緯入れされた緯糸は、筬打ちまで、その緊
張の維持が必要であり、これに反して、たとえばスパン
糸にあっては、一般に、このような配慮を加える必要が
なく、過大な緊張力は、却って緯糸が途中で切断され、
いわゆる胴切れ事故の原因となる。
である。たとえば、ナイロンフィラメント糸等の伸縮性
の強い糸にあっては、緯糸の弛緩による織物欠点を防止
するために、緯入れされた緯糸は、筬打ちまで、その緊
張の維持が必要であり、これに反して、たとえばスパン
糸にあっては、一般に、このような配慮を加える必要が
なく、過大な緊張力は、却って緯糸が途中で切断され、
いわゆる胴切れ事故の原因となる。
そこで、多色織のように異種異番手の緯糸を混在させて
緯入れする場合、円滑な製織を実現するためには、緯入
れされる緯糸の種類や特性によって、その緊張維持の要
否を判別した上、これを正確に切換え実行することが大
切である。
緯入れする場合、円滑な製織を実現するためには、緯入
れされる緯糸の種類や特性によって、その緊張維持の要
否を判別した上、これを正確に切換え実行することが大
切である。
ところで、エアジェット式の織機の場合、緯入れ直後の
緯糸に緊張力を付与し、これを保持するために、織布の
反緯入れ側において、緯糸の先端部を空気流によって折
り曲げ、緯糸を緊張状態に保つようにした緯糸緊張装置
が知られている。
緯糸に緊張力を付与し、これを保持するために、織布の
反緯入れ側において、緯糸の先端部を空気流によって折
り曲げ、緯糸を緊張状態に保つようにした緯糸緊張装置
が知られている。
このものは、緯糸Yの飛走経路の終端部において、筬R
の前面側と後面側とを連通するスリットR1を形成し(第
4図)、このスリットR1を介して、筬Rの前後面側に、
それぞれノズルN1と捕捉パイプPとを配設するととも
に、その下流側に、別のノズルN2を配設してなる。ま
た、ノズルN1の上流側とノズルN2の下流側とには、それ
ぞれ、正常に緯入れされた緯糸Yを検知する緯糸フィー
ラWF1と、胴切れ事故を生じたときに、緯糸Yのちぎれ
た先端部Ybを検出するための緯糸フィーラWF2とが配設
されている。ノズルN1の噴射方向は、正常に緯入れされ
た緯糸Yの先端部Yaを捕捉パイプPの中に吹き込んで屈
曲させることができるように、緯糸Yの緯入れ方向(同
図の矢印K方向)にほぼ直角の方向とする一方、ノズル
N2のそれは、胴切れを生じた緯糸Yの先端部Ybを、緯糸
フィーラWF2の位置にまで確実に搬送することができる
ように、緯入れ方向にほぼ平行の所定の角度方向(以
下、進行方向という)に設定してあるものとする。
の前面側と後面側とを連通するスリットR1を形成し(第
4図)、このスリットR1を介して、筬Rの前後面側に、
それぞれノズルN1と捕捉パイプPとを配設するととも
に、その下流側に、別のノズルN2を配設してなる。ま
た、ノズルN1の上流側とノズルN2の下流側とには、それ
ぞれ、正常に緯入れされた緯糸Yを検知する緯糸フィー
ラWF1と、胴切れ事故を生じたときに、緯糸Yのちぎれ
た先端部Ybを検出するための緯糸フィーラWF2とが配設
されている。ノズルN1の噴射方向は、正常に緯入れされ
た緯糸Yの先端部Yaを捕捉パイプPの中に吹き込んで屈
曲させることができるように、緯糸Yの緯入れ方向(同
図の矢印K方向)にほぼ直角の方向とする一方、ノズル
N2のそれは、胴切れを生じた緯糸Yの先端部Ybを、緯糸
フィーラWF2の位置にまで確実に搬送することができる
ように、緯入れ方向にほぼ平行の所定の角度方向(以
下、進行方向という)に設定してあるものとする。
緯入れされた緯糸Yが、緊張維持を必要とするものであ
るときは、ノズルN1を作動させ、緯糸Yの先端部Yaを、
スリットR1を介して捕捉パイプPに向かうように屈曲さ
せれば、緯糸Yは、スリットR1の直近上流側の筬羽R2の
前端縁に係止されるから、筬打ちまで、よく、その緊張
状態を保つことができる。一方、緊張維持を要しない緯
糸Yに対しては、ノズルN2を作動させ、胴切れ事故の際
に、先端部Ybの搬送を確実なものとすることができる。
るときは、ノズルN1を作動させ、緯糸Yの先端部Yaを、
スリットR1を介して捕捉パイプPに向かうように屈曲さ
せれば、緯糸Yは、スリットR1の直近上流側の筬羽R2の
前端縁に係止されるから、筬打ちまで、よく、その緊張
状態を保つことができる。一方、緊張維持を要しない緯
糸Yに対しては、ノズルN2を作動させ、胴切れ事故の際
に、先端部Ybの搬送を確実なものとすることができる。
考案が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、緯入れされる緯
糸の種類や特性によって切り換えて作動させる2個のノ
ズルを独立に設けるものであったから、ノズルの全体と
しての重量が過大となり、また、スペース的にも、緯糸
飛走経路の終端部への取付けが困難となりがちであっ
た。すなわち、これらのノズルは、筬とともに高速往復
運動するものであるから、頑丈な取付部材を必要とし、
したがって、複数に分割されているときは、この取付部
材の重量と大きさとが、大きな制約となるものである。
糸の種類や特性によって切り換えて作動させる2個のノ
ズルを独立に設けるものであったから、ノズルの全体と
しての重量が過大となり、また、スペース的にも、緯糸
飛走経路の終端部への取付けが困難となりがちであっ
た。すなわち、これらのノズルは、筬とともに高速往復
運動するものであるから、頑丈な取付部材を必要とし、
したがって、複数に分割されているときは、この取付部
材の重量と大きさとが、大きな制約となるものである。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、単一のノズルを使用し、その噴射方向を、捕捉パイ
プ側と緯糸の進行方向側とに選択可能とすることによ
り、重量的、スペース的な制約を格段に緩和することが
できる、新規の織機の緯糸緊張装置を提供することにあ
る。
み、単一のノズルを使用し、その噴射方向を、捕捉パイ
プ側と緯糸の進行方向側とに選択可能とすることによ
り、重量的、スペース的な制約を格段に緩和することが
できる、新規の織機の緯糸緊張装置を提供することにあ
る。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、緯糸飛
走経路の終端部において筬の前後を連通するスリットに
対し、筬の後面側から開口する捕捉パイプと、この捕捉
パイプに対向し、筬の前面側に配設したノズルとからな
り、このノズルは、その噴射方向を、捕捉パイプ側と緯
糸の進行方向側とに選択可能としたことをその要旨とす
る。
走経路の終端部において筬の前後を連通するスリットに
対し、筬の後面側から開口する捕捉パイプと、この捕捉
パイプに対向し、筬の前面側に配設したノズルとからな
り、このノズルは、その噴射方向を、捕捉パイプ側と緯
糸の進行方向側とに選択可能としたことをその要旨とす
る。
また、ノズルは、噴射方向を切り換えるモータを有する
ようにしてもよく、さらに、噴射方向に対応する複数の
ノズル孔を有するようにすることもできる。
ようにしてもよく、さらに、噴射方向に対応する複数の
ノズル孔を有するようにすることもできる。
作用 而して、この構成によるときは、ノズルと捕捉パイプと
は、筬の前後を連通するスリットを介して対向している
から、緯糸飛走経路を飛走して来た緯糸の先端部に対
し、噴射方向を捕捉パイプ側に向けてノズルを作動させ
れば、この空気噴射により、緯糸の先端部は、ほぼ直角
に折り曲げられてスリットを通過し、さらに、捕捉パイ
プ内に導かれる。このとき、緯糸は、噴射による空気流
によって、その先端方向に引っ張られるとともに、スリ
ット入口の筬羽の前端縁に当接するようにして屈曲する
ので、筬打ち時まで、その必要な緊張状態を保持するこ
とができる。緊張維持の必要がない緯糸に対しては、ノ
ズルの噴射方向を緯糸の進行方向側に向ければよく、こ
のとき、ノズルは、胴切れした緯糸のちぎれた先端部
を、その下流側に円滑に搬送誘導することができる。
は、筬の前後を連通するスリットを介して対向している
から、緯糸飛走経路を飛走して来た緯糸の先端部に対
し、噴射方向を捕捉パイプ側に向けてノズルを作動させ
れば、この空気噴射により、緯糸の先端部は、ほぼ直角
に折り曲げられてスリットを通過し、さらに、捕捉パイ
プ内に導かれる。このとき、緯糸は、噴射による空気流
によって、その先端方向に引っ張られるとともに、スリ
ット入口の筬羽の前端縁に当接するようにして屈曲する
ので、筬打ち時まで、その必要な緊張状態を保持するこ
とができる。緊張維持の必要がない緯糸に対しては、ノ
ズルの噴射方向を緯糸の進行方向側に向ければよく、こ
のとき、ノズルは、胴切れした緯糸のちぎれた先端部
を、その下流側に円滑に搬送誘導することができる。
また、ノズルが、噴射方向を切り換えるモータを有する
ようにすれば、このモータによりノズルを反転駆動し、
1本のノズルを用いて、その噴射方向を切り換えること
ができる。
ようにすれば、このモータによりノズルを反転駆動し、
1本のノズルを用いて、その噴射方向を切り換えること
ができる。
さらに、ノズルは、噴射方向に対応する複数のノズル孔
を有するようにすれば、たとえば、ノズルと圧力空気源
との間に空気流路切換え用の3方弁等を設置し、これを
作動させて所定方向に向いたノズル孔に対してのみ噴射
用の空気を供給することにより、その噴射方向を容易に
選択することができる。
を有するようにすれば、たとえば、ノズルと圧力空気源
との間に空気流路切換え用の3方弁等を設置し、これを
作動させて所定方向に向いたノズル孔に対してのみ噴射
用の空気を供給することにより、その噴射方向を容易に
選択することができる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
織機の緯糸緊張装置は、筬Rの前後を連通するスリット
R1に対し、筬Rの前後にそれぞれ配設したノズル11と捕
捉パイプ20とからなる(第1図)。
R1に対し、筬Rの前後にそれぞれ配設したノズル11と捕
捉パイプ20とからなる(第1図)。
筬Rは、多数の筬羽R2、R2…と、筬羽R2、R2…の上下両
端部の縁金R3、R4とからなり、スレイS上に強固に固着
されている。スレイSの上面には、取付溝S1が形成して
あり、縁金R4を取付溝S1の前方の側壁に当接した上、ボ
ルト22bを介して楔ブロックR5をスレイSに締め付ける
ことにより、筬Rの全体をスレイSに堅固に固着する。
また、スレイSは、図示しない織機本体と連結されてお
り、筬打ちのために、筬Rとともに高速往復運動するも
のである。
端部の縁金R3、R4とからなり、スレイS上に強固に固着
されている。スレイSの上面には、取付溝S1が形成して
あり、縁金R4を取付溝S1の前方の側壁に当接した上、ボ
ルト22bを介して楔ブロックR5をスレイSに締め付ける
ことにより、筬Rの全体をスレイSに堅固に固着する。
また、スレイSは、図示しない織機本体と連結されてお
り、筬打ちのために、筬Rとともに高速往復運動するも
のである。
スリットR1は、筬Rの反緯入れ側、すなわち、筬羽R2、
R2…の前面の中央付近に形成されている緯糸飛走経路R6
の終端部において、筬Rの前面側と後面側とを連通して
形成されている。スリットR1は、2枚の筬羽R2、R2間
に、捕捉パイプ20の挿入ピン23、23を割り込ませること
により、または、筬羽R2、R2…の一部を抜き取ることに
より、正規の筬羽間隔より広い筬羽間隔として形成され
ている。緯糸Yは、図示しない緯入れ装置により緯入れ
され、緯糸飛走経路R6内を矢印K方向に飛走するものと
する。
R2…の前面の中央付近に形成されている緯糸飛走経路R6
の終端部において、筬Rの前面側と後面側とを連通して
形成されている。スリットR1は、2枚の筬羽R2、R2間
に、捕捉パイプ20の挿入ピン23、23を割り込ませること
により、または、筬羽R2、R2…の一部を抜き取ることに
より、正規の筬羽間隔より広い筬羽間隔として形成され
ている。緯糸Yは、図示しない緯入れ装置により緯入れ
され、緯糸飛走経路R6内を矢印K方向に飛走するものと
する。
捕捉パイプ20は、筬Rの後面側に、スリットR1に開口す
るようにして配設されている。すなわち、捕捉パイプ20
は、屈曲パイプ21とブラケット22と挿入ピン23、23とか
らなり、屈曲パイプ21の一端は、ブラケット22に固着さ
れ、ブラケット22に穿設した透孔22aを介して、スリッ
トR1に向けて開口している。ブラケット22は、ボルト22
bによって楔ブロックR5の上面に固定してあり、スリッ
トR1の後方において屈曲パイプ21を支持している。挿入
ピン23、23は、透孔22aを挾んで、その上方と下方とに
立設してあり、緯糸飛走経路R6を上下に挾んだ状態で、
筬羽R2、R2間に挿入されている。挿入ピン23、23は、捕
捉パイプ20の左右方向の位置決めをするとともに、スリ
ットR1を上下に分割することにより、スリットR1に吹き
込まれた緯糸Yを、確実に捕捉パイプ20に導くための通
路を形成している。
るようにして配設されている。すなわち、捕捉パイプ20
は、屈曲パイプ21とブラケット22と挿入ピン23、23とか
らなり、屈曲パイプ21の一端は、ブラケット22に固着さ
れ、ブラケット22に穿設した透孔22aを介して、スリッ
トR1に向けて開口している。ブラケット22は、ボルト22
bによって楔ブロックR5の上面に固定してあり、スリッ
トR1の後方において屈曲パイプ21を支持している。挿入
ピン23、23は、透孔22aを挾んで、その上方と下方とに
立設してあり、緯糸飛走経路R6を上下に挾んだ状態で、
筬羽R2、R2間に挿入されている。挿入ピン23、23は、捕
捉パイプ20の左右方向の位置決めをするとともに、スリ
ットR1を上下に分割することにより、スリットR1に吹き
込まれた緯糸Yを、確実に捕捉パイプ20に導くための通
路を形成している。
ノズル11は、その先端のノズル孔11aが、スリットR1を
介して捕捉パイプ20に対向するようにして、筬Rの前面
側に配設してある。ただし、ノズル11は、モータ12によ
って、ノズル孔11aが、捕捉パイプ20側と緯糸Yの進行
方向側とに反転駆動することができるものとし(第1図
の矢印K1)、この反転駆動は、図示しない緯糸選択装置
からの糸種選択信号によって制御するものとする。ノズ
ル11とモータ12とは、ホルダ13を介して、スレイSに固
着されている。すなわち、ホルダ13は、スレイSのT溝
S2に挿着したT溝ボルト13aと、ナット13bとを介して、
スレイSに取り付けられている。
介して捕捉パイプ20に対向するようにして、筬Rの前面
側に配設してある。ただし、ノズル11は、モータ12によ
って、ノズル孔11aが、捕捉パイプ20側と緯糸Yの進行
方向側とに反転駆動することができるものとし(第1図
の矢印K1)、この反転駆動は、図示しない緯糸選択装置
からの糸種選択信号によって制御するものとする。ノズ
ル11とモータ12とは、ホルダ13を介して、スレイSに固
着されている。すなわち、ホルダ13は、スレイSのT溝
S2に挿着したT溝ボルト13aと、ナット13bとを介して、
スレイSに取り付けられている。
ここで、糸種の異なる2種類の緯糸Y1、Y2を用いて製織
する場合、ノズル11は、次のように作用する(第2
図)。ただし、緯糸Y1は、ナイロンフィラメント糸等の
伸縮性の強い糸であり、緯入れ直後に緊張力を付与し
て、その緊張を維持する必要があるものとし、一方、緯
糸Y2は、スパン糸のように、緊張維持の必要がないもの
とする。
する場合、ノズル11は、次のように作用する(第2
図)。ただし、緯糸Y1は、ナイロンフィラメント糸等の
伸縮性の強い糸であり、緯入れ直後に緊張力を付与し
て、その緊張を維持する必要があるものとし、一方、緯
糸Y2は、スパン糸のように、緊張維持の必要がないもの
とする。
また。緯糸飛走経路R6に沿って、ノズル11の上流側に
は、正常に緯入れされた緯糸Y1、Y2の先端部を検知する
緯糸フィーラWF1を配設し、ノズル11の下流側には、胴
切れを生じたとき、緯糸Y2のちぎれた先端部Y2bを検知
するための緯糸フィーラWF21を配設し、さらに、捕捉パ
イプ20の終端部近傍には、別の緯糸フィーラWF22を付設
しておく。なお、正常に緯入れされた緯糸Y1、Y2は、そ
の先端部が、緯糸フィーラWF1を通過するが、緯糸フィ
ーラWF21、WF22のいずれにも到達しないものとする。す
なわち、この条件を満たす緯糸Y1、Y2の長さを規定長と
すれば、緯糸フィーラWF1を通過しない緯糸Y1、Y2は、
規定長以下のショートピックやベントピック等であり、
また、緯糸フィーラWF1を通過し、さらに緯糸フィーラW
F21、あるいは緯糸フィーラWF22を通過した緯糸Y1、Y2
は、胴切れを起こしたり、過長となったりしたものであ
り、これらは、いずれも緯入れが異常であることを示
す。
は、正常に緯入れされた緯糸Y1、Y2の先端部を検知する
緯糸フィーラWF1を配設し、ノズル11の下流側には、胴
切れを生じたとき、緯糸Y2のちぎれた先端部Y2bを検知
するための緯糸フィーラWF21を配設し、さらに、捕捉パ
イプ20の終端部近傍には、別の緯糸フィーラWF22を付設
しておく。なお、正常に緯入れされた緯糸Y1、Y2は、そ
の先端部が、緯糸フィーラWF1を通過するが、緯糸フィ
ーラWF21、WF22のいずれにも到達しないものとする。す
なわち、この条件を満たす緯糸Y1、Y2の長さを規定長と
すれば、緯糸フィーラWF1を通過しない緯糸Y1、Y2は、
規定長以下のショートピックやベントピック等であり、
また、緯糸フィーラWF1を通過し、さらに緯糸フィーラW
F21、あるいは緯糸フィーラWF22を通過した緯糸Y1、Y2
は、胴切れを起こしたり、過長となったりしたものであ
り、これらは、いずれも緯入れが異常であることを示
す。
いま、緯糸Y1が選択されたときは、これを告知する糸種
選択信号によりモータ12を駆動し、ノズル11を回転させ
て、ノズル孔11aを捕捉パイプ20側に向ける(第2図
(A))。つづいて、緯糸Y1の先端が、ほぼ緯糸フィー
ラWF1の位置に到達するタイミングに合わせて、ノズル
孔11aから空気を噴射すれば、緯糸Y1の先端は、スリッ
トR1を通過して捕捉パイプ20内に誘導され、緯糸Y1は、
スリットR1の直近上流側を形成する筬羽R2の前端縁によ
って屈曲され、筬打ちまで、その緊張を保持することが
できる。
選択信号によりモータ12を駆動し、ノズル11を回転させ
て、ノズル孔11aを捕捉パイプ20側に向ける(第2図
(A))。つづいて、緯糸Y1の先端が、ほぼ緯糸フィー
ラWF1の位置に到達するタイミングに合わせて、ノズル
孔11aから空気を噴射すれば、緯糸Y1の先端は、スリッ
トR1を通過して捕捉パイプ20内に誘導され、緯糸Y1は、
スリットR1の直近上流側を形成する筬羽R2の前端縁によ
って屈曲され、筬打ちまで、その緊張を保持することが
できる。
緯糸Y2が選択されたときは、糸種選択信号を受けたモー
タ12がノズル11を回転させることにより、ノズル孔11a
の位置を約70〜80度回転させ、ノズル11の噴射方向を緯
糸Y2の進行方向側に向ける(同図(B))。これによ
り、胴切れ等をおこした緯糸Y2の先端部Y2bは、確実
に、緯糸フィーラWF21にまで搬送され、検知することが
できる。
タ12がノズル11を回転させることにより、ノズル孔11a
の位置を約70〜80度回転させ、ノズル11の噴射方向を緯
糸Y2の進行方向側に向ける(同図(B))。これによ
り、胴切れ等をおこした緯糸Y2の先端部Y2bは、確実
に、緯糸フィーラWF21にまで搬送され、検知することが
できる。
なお、緯糸Y1が胴切れを生じたときは、緯糸フィーラWF
22によって検出することができるが、一般に、緊張維持
が必要な緯糸は強度が大きく、胴切れを生じることは極
めて稀であるから、緯糸フィーラWF22は、これを省略す
ることもできる。また、モータ12としては、一般的な電
動機のみならず、ロータリソレノイド、エアモータ等の
任意の形式のものを使用することができる。
22によって検出することができるが、一般に、緊張維持
が必要な緯糸は強度が大きく、胴切れを生じることは極
めて稀であるから、緯糸フィーラWF22は、これを省略す
ることもできる。また、モータ12としては、一般的な電
動機のみならず、ロータリソレノイド、エアモータ等の
任意の形式のものを使用することができる。
他の実施例 ノズル11は、モータ12を用いて、その噴射方向を選択的
に変更するに代えて、2本のノズル11f、11bを一体に組
み合わせて形成し、それぞれ、捕捉パイプ20側に向かう
ノズル孔11f1、緯糸Yの進行方向側に向かうノズル孔11
b1を形成するようにしてもよい(第3図)。このとき
は、糸種選択信号により、たとえば、ノズル11と、図示
しない圧力空気源との間に介装した空気流路切換え用の
3方弁等を制御して、ノズル孔11f1、11b1の一方を選択
すれば、簡単に、ノズル11の噴射方向を選択することが
できる。
に変更するに代えて、2本のノズル11f、11bを一体に組
み合わせて形成し、それぞれ、捕捉パイプ20側に向かう
ノズル孔11f1、緯糸Yの進行方向側に向かうノズル孔11
b1を形成するようにしてもよい(第3図)。このとき
は、糸種選択信号により、たとえば、ノズル11と、図示
しない圧力空気源との間に介装した空気流路切換え用の
3方弁等を制御して、ノズル孔11f1、11b1の一方を選択
すれば、簡単に、ノズル11の噴射方向を選択することが
できる。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、ノズルの噴射
方向を、捕捉パイプ側と緯糸の進行方向側とに選択可能
とすることにより、筬打ち前に緊張を保持しておく必要
のある緯糸と、緊張維持をする必要がない緯糸とに対
し、単一のノズルで対処することができるから、それぞ
れの噴射方向ごとに独立のノズルを使用する場合に比し
て、重量的にもスペース的にも、その制約を格段に緩和
することができるという優れた効果がある。
方向を、捕捉パイプ側と緯糸の進行方向側とに選択可能
とすることにより、筬打ち前に緊張を保持しておく必要
のある緯糸と、緊張維持をする必要がない緯糸とに対
し、単一のノズルで対処することができるから、それぞ
れの噴射方向ごとに独立のノズルを使用する場合に比し
て、重量的にもスペース的にも、その制約を格段に緩和
することができるという優れた効果がある。
第1図と第2図は実施例を示し、第1図は全体構成説明
図、第2図(A)、(B)は動作説明図である。 第3図は他の実施例を示す第2図相当図である。 第4図は従来例を示す第2図相当図である。 R…筬 R1…スリット R6…緯糸飛走経路 Y、Y1,Y2…緯糸 11…ノズル 11a、11f1、11b1…ノズル孔 12…モータ 20…捕捉パイプ
図、第2図(A)、(B)は動作説明図である。 第3図は他の実施例を示す第2図相当図である。 第4図は従来例を示す第2図相当図である。 R…筬 R1…スリット R6…緯糸飛走経路 Y、Y1,Y2…緯糸 11…ノズル 11a、11f1、11b1…ノズル孔 12…モータ 20…捕捉パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】緯糸飛走経路の終端部において筬の前後を
連通するスリットに対し、筬の後面側から開口する捕捉
パイプと、該捕捉パイプに対向し、筬の前面側に配設し
たノズルとからなり、該ノズルは、噴射方向を、前記捕
捉パイプ側と緯糸の進行方向側とに選択可能であること
を特徴とする織機の緯糸緊張装置。 - 【請求項2】前記ノズルは、噴射方向を切り換えるモー
タを有することを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の織機の緯糸緊張装置。 - 【請求項3】前記ノズルは、噴射方向に対応する複数の
ノズル孔を有することを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の織機の緯糸緊張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2287389U JPH0643188Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 織機の緯糸緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2287389U JPH0643188Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 織機の緯糸緊張装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02115583U JPH02115583U (ja) | 1990-09-17 |
| JPH0643188Y2 true JPH0643188Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31241377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2287389U Expired - Lifetime JPH0643188Y2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 織機の緯糸緊張装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643188Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4410048B2 (ja) * | 2004-02-19 | 2010-02-03 | 株式会社豊田中央研究所 | ジェットルームにおける緯糸張力付与装置 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP2287389U patent/JPH0643188Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02115583U (ja) | 1990-09-17 |
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