JPH0643322A - 粘着偏光板 - Google Patents
粘着偏光板Info
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- JPH0643322A JPH0643322A JP4199507A JP19950792A JPH0643322A JP H0643322 A JPH0643322 A JP H0643322A JP 4199507 A JP4199507 A JP 4199507A JP 19950792 A JP19950792 A JP 19950792A JP H0643322 A JPH0643322 A JP H0643322A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】偏光板(2)とその保護フィルム(3)とを含
んでなる粘着偏光板(1)において、保護フィルム
(3)を偏光板(2)の支持体(2a)に接着させる粘
着剤層(4)が両者(3、2a)の間に介在され、か
つ、常温における偏光板(2)に対する初期の接着力が
約10〜100g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板
(1)を約70℃で約2時間放置したときの接着力の変
化が初期接着力の約1.5倍以内であるゴム系粘着剤を
粘着剤層(4)として用いた構成。 【効果】高温放置工程を経ても、偏光板の支持体および
保護フィルム間の界面において接着力が増大しないの
で、保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことがで
き、液晶表示素子や発生した静電気による駆動回路の破
損を抑制することができる。
んでなる粘着偏光板(1)において、保護フィルム
(3)を偏光板(2)の支持体(2a)に接着させる粘
着剤層(4)が両者(3、2a)の間に介在され、か
つ、常温における偏光板(2)に対する初期の接着力が
約10〜100g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板
(1)を約70℃で約2時間放置したときの接着力の変
化が初期接着力の約1.5倍以内であるゴム系粘着剤を
粘着剤層(4)として用いた構成。 【効果】高温放置工程を経ても、偏光板の支持体および
保護フィルム間の界面において接着力が増大しないの
で、保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことがで
き、液晶表示素子や発生した静電気による駆動回路の破
損を抑制することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置の液晶表
示素子に接着して使用する粘着偏光板に関する。
示素子に接着して使用する粘着偏光板に関する。
【0002】
【従来の技術】単純マトリクス方式やアクティブ・マト
リクス方式の液晶表示装置の液晶表示素子(液晶表示パ
ネル)に接着して使用する従来の粘着偏光板は、例え
ば、当該粘着偏光板を取り扱うときに、汚れや傷が付く
のを防止するために偏光板の表面に保護フィルムが貼り
付けられている。すなわち、粘着偏光板は、例えば、2
枚の支持体とこれらの間にはさまれた偏光子から構成さ
れた偏光板、該偏光板の表面に貼り付けられた保護フィ
ルム、偏光板の裏面に設けられ、当該粘着偏光板を液晶
表示素子に接着させるための粘着剤層、およびこの粘着
剤層を覆う離型フィルムが積層されて構成されている。
リクス方式の液晶表示装置の液晶表示素子(液晶表示パ
ネル)に接着して使用する従来の粘着偏光板は、例え
ば、当該粘着偏光板を取り扱うときに、汚れや傷が付く
のを防止するために偏光板の表面に保護フィルムが貼り
付けられている。すなわち、粘着偏光板は、例えば、2
枚の支持体とこれらの間にはさまれた偏光子から構成さ
れた偏光板、該偏光板の表面に貼り付けられた保護フィ
ルム、偏光板の裏面に設けられ、当該粘着偏光板を液晶
表示素子に接着させるための粘着剤層、およびこの粘着
剤層を覆う離型フィルムが積層されて構成されている。
【0003】このような偏光板が使用された技術として
は、例えばテレビジョン学会技術報告 アイ・ティー・
イー・ジェイ テクニカル レポート 12巻、ナンバー3
2、29〜34頁、アイ・ディー'88-75、1988年8月(ITEJ T
echnical Report Vol.12 No.32,pp.29〜34, ID'88-75(A
ug, 1988))に記載されている。
は、例えばテレビジョン学会技術報告 アイ・ティー・
イー・ジェイ テクニカル レポート 12巻、ナンバー3
2、29〜34頁、アイ・ディー'88-75、1988年8月(ITEJ T
echnical Report Vol.12 No.32,pp.29〜34, ID'88-75(A
ug, 1988))に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の粘着偏光板に使
用されているEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)か
らなる保護フィルムは、偏光板の表面に貼り付けるのに
特別な粘着剤層を介在させず、偏光板の表面に密着させ
ることのみにより、保護フィルムの材料自体の特性によ
り偏光板表面に接着される自己接着型であった。
用されているEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)か
らなる保護フィルムは、偏光板の表面に貼り付けるのに
特別な粘着剤層を介在させず、偏光板の表面に密着させ
ることのみにより、保護フィルムの材料自体の特性によ
り偏光板表面に接着される自己接着型であった。
【0005】なお、液晶表示素子に粘着偏光板を貼り付
けたあと、液晶表示素子の液晶材料の配向性を安定化さ
せるために、粘着偏光板が貼り付けられた液晶表示素子
には高温放置工程(70℃×2時間)が施される。
けたあと、液晶表示素子の液晶材料の配向性を安定化さ
せるために、粘着偏光板が貼り付けられた液晶表示素子
には高温放置工程(70℃×2時間)が施される。
【0006】上記EVAからなる保護フィルムは、この
高温放熱工程を経ると、偏光板の支持体を構成するTA
C(トリアセチル(三酢酸)セルロース)と該保護フィ
ルムのEVAとの親和力が増大し、熱硬化が進み、偏光
板の支持体に対する接着力(以下、対偏光板接着力と称
す)が工程前の常温時の約10〜15倍に増大してしま
う。
高温放熱工程を経ると、偏光板の支持体を構成するTA
C(トリアセチル(三酢酸)セルロース)と該保護フィ
ルムのEVAとの親和力が増大し、熱硬化が進み、偏光
板の支持体に対する接着力(以下、対偏光板接着力と称
す)が工程前の常温時の約10〜15倍に増大してしま
う。
【0007】これにより、粘着偏光板を液晶表示素子
に貼り付け、上記高温放置工程を経たあと、粘着偏光板
の表面から保護フィルムをはく離するときに、はく離作
業が困難となり、無理にはく離すると、はく離が良好に
行なわれず、液晶表示素子を破損してしまうことがあっ
た。さらに、保護膜のはく離時に大きな静電気が発生
し、この静電気により液晶表示素子のMOS−ICの駆
動回路が破損してしまうことがあった。
に貼り付け、上記高温放置工程を経たあと、粘着偏光板
の表面から保護フィルムをはく離するときに、はく離作
業が困難となり、無理にはく離すると、はく離が良好に
行なわれず、液晶表示素子を破損してしまうことがあっ
た。さらに、保護膜のはく離時に大きな静電気が発生
し、この静電気により液晶表示素子のMOS−ICの駆
動回路が破損してしまうことがあった。
【0008】本発明の目的は、高温放置工程を経ても、
保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことができ、
液晶表示素子や駆動回路の破損を抑制することができる
粘着偏光板を提供することにある。
保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことができ、
液晶表示素子や駆動回路の破損を抑制することができる
粘着偏光板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、偏光板とその保護フィルムとを含んで
なる粘着偏光板において、上記保護フィルムを上記偏光
板に接着させる粘着剤層が両者の間に介在され、かつ、
常温における上記偏光板に対する初期の接着力が約10
〜100g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板を約7
0℃で約2時間放置したときの上記接着力の変化が上記
初期接着力の約1.5倍以内であるゴム系粘着剤を上記
粘着剤層として用いた粘着偏光板を提供する。
めに、本発明は、偏光板とその保護フィルムとを含んで
なる粘着偏光板において、上記保護フィルムを上記偏光
板に接着させる粘着剤層が両者の間に介在され、かつ、
常温における上記偏光板に対する初期の接着力が約10
〜100g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板を約7
0℃で約2時間放置したときの上記接着力の変化が上記
初期接着力の約1.5倍以内であるゴム系粘着剤を上記
粘着剤層として用いた粘着偏光板を提供する。
【0010】さらに、上記保護フィルムが透明なポリエ
ステル(PET)、ポリプロピレン(PP)、またはポ
リエチレン(PE)からなることを特徴とする。
ステル(PET)、ポリプロピレン(PP)、またはポ
リエチレン(PE)からなることを特徴とする。
【0011】なお、従来のEVAからなる保護フィルム
は、熱により溶解し、接着力が増大する性質があり、高
温放置による偏光板の支持体を構成するTACと保護フ
ィルムのEVAとの親和力の増大の程度は、酢酸ビニル
の含有量により、大幅に変化する。本発明では、偏光板
の支持体および保護フィルム間の界面において、加熱に
よる対偏光板接着力の増大の少ない弱粘性の粘着剤およ
び保護フィルムの基材を有する粘着偏光板を提供するも
のである。
は、熱により溶解し、接着力が増大する性質があり、高
温放置による偏光板の支持体を構成するTACと保護フ
ィルムのEVAとの親和力の増大の程度は、酢酸ビニル
の含有量により、大幅に変化する。本発明では、偏光板
の支持体および保護フィルム間の界面において、加熱に
よる対偏光板接着力の増大の少ない弱粘性の粘着剤およ
び保護フィルムの基材を有する粘着偏光板を提供するも
のである。
【0012】
【作用】本発明の粘着偏光板では、保護フィルムを偏光
板に貼り付けるのに、上記ゴム系粘着剤を使用するの
で、高温放置工程を経ても、偏光板の支持体および保護
フィルム間の界面において接着力が増大しない。したが
って、保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことが
でき、液晶表示素子や発生した静電気による駆動回路の
破損を抑制することができる。
板に貼り付けるのに、上記ゴム系粘着剤を使用するの
で、高温放置工程を経ても、偏光板の支持体および保護
フィルム間の界面において接着力が増大しない。したが
って、保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことが
でき、液晶表示素子や発生した静電気による駆動回路の
破損を抑制することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の粘着偏光板の部
分断面図である。1は粘着偏光板、2は偏光板、2a、
2bはそれぞれ偏光板の支持体、2cは偏光子、3は保
護フィルム、4は保護フィルム2を偏光板2の支持体2
aの表面に接着させるためのゴム系粘着剤層、65は偏
光板2の支持体2bに設けられ、当該粘着偏光板1をこ
こでは図示しない液晶表示素子(図4、図10参照)に
接着させるための粘着剤層、66は粘着剤層65を覆
い、当該粘着偏光板1を液晶表示素子に接着させるとき
にはがす離型フィルムである。
分断面図である。1は粘着偏光板、2は偏光板、2a、
2bはそれぞれ偏光板の支持体、2cは偏光子、3は保
護フィルム、4は保護フィルム2を偏光板2の支持体2
aの表面に接着させるためのゴム系粘着剤層、65は偏
光板2の支持体2bに設けられ、当該粘着偏光板1をこ
こでは図示しない液晶表示素子(図4、図10参照)に
接着させるための粘着剤層、66は粘着剤層65を覆
い、当該粘着偏光板1を液晶表示素子に接着させるとき
にはがす離型フィルムである。
【0014】偏光板2の支持体2a、2bはTAC(ト
リアセチルセルロース)で形成されている。偏光板2は
支持体2a、偏光子2c、支持体2bを積層したものを
延伸して作製する。偏光子2cはポリ酢酸ビニル(PV
A)をヨウ素(I2)で染めて作製する。偏光板2の厚
さは約190μm、支持体2a、2bの厚さは約80μ
m、偏光子2cの厚さは約30μmである。
リアセチルセルロース)で形成されている。偏光板2は
支持体2a、偏光子2c、支持体2bを積層したものを
延伸して作製する。偏光子2cはポリ酢酸ビニル(PV
A)をヨウ素(I2)で染めて作製する。偏光板2の厚
さは約190μm、支持体2a、2bの厚さは約80μ
m、偏光子2cの厚さは約30μmである。
【0015】保護フィルム3は、粘着偏光板1を取り扱
うときに、偏光板2の表面、すなわち、支持体2aの表
面が汚れたり、傷付いたりするのを防止するために設け
られ、支持体2aの表面にゴム系粘着剤層4により貼り
付けられている。保護フィルム3は例えばポリエステル
(PET)で形成され、厚さは約50μm、ゴム系粘着
剤層4の厚さは約20μmである。ゴム系粘着剤層4は
例えば下記の配合のものを使用した。
うときに、偏光板2の表面、すなわち、支持体2aの表
面が汚れたり、傷付いたりするのを防止するために設け
られ、支持体2aの表面にゴム系粘着剤層4により貼り
付けられている。保護フィルム3は例えばポリエステル
(PET)で形成され、厚さは約50μm、ゴム系粘着
剤層4の厚さは約20μmである。ゴム系粘着剤層4は
例えば下記の配合のものを使用した。
【0016】
【表1】
【0017】離型フィルム66は、粘着偏光板1を液晶
表示素子に貼り付けるための粘着剤層65を保護するた
めに設けられ、当該粘着偏光板1を液晶表示素子に貼り
付けるときにはがす。離型フィルム66は例えばポリエ
ステル(PET)フィルム上にシリカ(Si)をコーテ
ィングして作製する。離型フィルム66の厚さは約38
μmである。粘着剤層65は例えばアクリル系粘着剤
で、その厚さは約25μmである。
表示素子に貼り付けるための粘着剤層65を保護するた
めに設けられ、当該粘着偏光板1を液晶表示素子に貼り
付けるときにはがす。離型フィルム66は例えばポリエ
ステル(PET)フィルム上にシリカ(Si)をコーテ
ィングして作製する。離型フィルム66の厚さは約38
μmである。粘着剤層65は例えばアクリル系粘着剤
で、その厚さは約25μmである。
【0018】なお、粘着偏光板8の総計の厚さは約21
0μmである。
0μmである。
【0019】保護フィルム3と離型フィルム66の材料
は、上記ポリエステルの他、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、アクリル、ポリスチレン、トリアセチルセルロー
ス(TAC)、ポリエステルサルフォン等を用いること
ができる。保護フィルム3と離型フィルム66は、例え
ば、型に流し込んで作製し、光学的に無軸の特性をも
つ。したがって、本実施例の粘着偏光板1では、両フィ
ルムをはがして粘着偏光板1を液晶表示素子に接着・実
装しなくても、両フィルムを粘着偏光板1に貼り付けた
状態で偏光度むらを検査することができる。したがっ
て、偏光度むらがあった場合でも粘着偏光板1を貼り直
さなくて済み、液晶表示素子の生産性を向上することが
できる。なお、偏光度むらを検査するには、偏光度むら
の無い理想的な2枚の偏光板をそれぞれの吸収軸が直角
になるように配置し、その間に検査すべき粘着偏光板1
を置いて偏光度むらの有無を肉眼により光弾性的に検査
する。
は、上記ポリエステルの他、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、アクリル、ポリスチレン、トリアセチルセルロー
ス(TAC)、ポリエステルサルフォン等を用いること
ができる。保護フィルム3と離型フィルム66は、例え
ば、型に流し込んで作製し、光学的に無軸の特性をも
つ。したがって、本実施例の粘着偏光板1では、両フィ
ルムをはがして粘着偏光板1を液晶表示素子に接着・実
装しなくても、両フィルムを粘着偏光板1に貼り付けた
状態で偏光度むらを検査することができる。したがっ
て、偏光度むらがあった場合でも粘着偏光板1を貼り直
さなくて済み、液晶表示素子の生産性を向上することが
できる。なお、偏光度むらを検査するには、偏光度むら
の無い理想的な2枚の偏光板をそれぞれの吸収軸が直角
になるように配置し、その間に検査すべき粘着偏光板1
を置いて偏光度むらの有無を肉眼により光弾性的に検査
する。
【0020】図2は、本発明によるゴム系粘着剤を用い
た場合と、従来のEVA保護膜を用いた場合の、高温放
置時間と対偏光板接着力との関係を比較して示す図であ
る。
た場合と、従来のEVA保護膜を用いた場合の、高温放
置時間と対偏光板接着力との関係を比較して示す図であ
る。
【0021】図2から明らかなように、70℃、2時間
の高温放置工程を経たあと、従来のEVA保護膜を用い
た場合は、20〜30g/25mm幅から290g/25
mm幅と対偏光板接着力が約10〜15倍と大幅に増大す
るのに対し、本発明によるゴム系粘着剤では、初期と工
程後の対偏光板接着力は70g/25mm幅と変化せず、
対偏光板接着力は増大しない。
の高温放置工程を経たあと、従来のEVA保護膜を用い
た場合は、20〜30g/25mm幅から290g/25
mm幅と対偏光板接着力が約10〜15倍と大幅に増大す
るのに対し、本発明によるゴム系粘着剤では、初期と工
程後の対偏光板接着力は70g/25mm幅と変化せず、
対偏光板接着力は増大しない。
【0022】このように、本実施例の粘着偏光板1で
は、保護フィルム3を偏光板2に貼り付けるのに、上記
のゴム系粘着剤を使用するので、高温放置工程を経て
も、偏光板2の支持体2aおよび保護フィルム3間の界
面において接着力が増大しない。したがって、保護フィ
ルム3のはく離作業を容易に行なうことができ、液晶表
示素子や発生した静電気による駆動回路の破損を抑制す
ることができる。
は、保護フィルム3を偏光板2に貼り付けるのに、上記
のゴム系粘着剤を使用するので、高温放置工程を経て
も、偏光板2の支持体2aおよび保護フィルム3間の界
面において接着力が増大しない。したがって、保護フィ
ルム3のはく離作業を容易に行なうことができ、液晶表
示素子や発生した静電気による駆動回路の破損を抑制す
ることができる。
【0023】なお、本発明によるゴム系粘着剤は、常温
における偏光板2に対する初期対偏光板接着力は約10
〜100g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板1を約
70℃で約2時間放置したときの対偏光板接着力の変化
が上記初期接着力の約1.5倍以内であるのが望まし
い。
における偏光板2に対する初期対偏光板接着力は約10
〜100g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板1を約
70℃で約2時間放置したときの対偏光板接着力の変化
が上記初期接着力の約1.5倍以内であるのが望まし
い。
【0024】図3は本発明になる液晶表示素子62を上
側から見た場合の電極基板上における液晶分子の配列方
向(例えばラビング方向)、液晶分子のねじれ方向、偏
光板の偏光軸(あるいは吸収軸)方向、および複屈折効
果をもたらす部材の光学軸方向を示し、図5は本発明に
なる液晶表示素子62の要部斜視図を示す。
側から見た場合の電極基板上における液晶分子の配列方
向(例えばラビング方向)、液晶分子のねじれ方向、偏
光板の偏光軸(あるいは吸収軸)方向、および複屈折効
果をもたらす部材の光学軸方向を示し、図5は本発明に
なる液晶表示素子62の要部斜視図を示す。
【0025】液晶分子のねじれ方向10とねじれ角θ
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
【0026】図4において、液晶層50を挟持する2枚
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部51を備えた枠状のシール剤52に
より接着し、その間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性
物質を所定量添加されたネマチック液晶を封入すると、
液晶分子はその電極基板間で図中のねじれ角θのらせん
状構造の分子配列をする。なお31、32はそれぞれ例
えば酸化インジウム又はITO(Indium Tin Oxide)か
らなる透明な上、下電極である。このようにして構成さ
れた液晶セル60の上電極基板11の上側に複屈折効果
をもたらす部材(以下複屈折部材と称す。藤村他「ST
N−LCD用位相差フィルム」、雑誌電子材料1991
年2月号第37−41頁)40が配設されており、さら
にこの部材40および液晶セル60を挟んで上、下偏光
板15、16が設けられる。
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部51を備えた枠状のシール剤52に
より接着し、その間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性
物質を所定量添加されたネマチック液晶を封入すると、
液晶分子はその電極基板間で図中のねじれ角θのらせん
状構造の分子配列をする。なお31、32はそれぞれ例
えば酸化インジウム又はITO(Indium Tin Oxide)か
らなる透明な上、下電極である。このようにして構成さ
れた液晶セル60の上電極基板11の上側に複屈折効果
をもたらす部材(以下複屈折部材と称す。藤村他「ST
N−LCD用位相差フィルム」、雑誌電子材料1991
年2月号第37−41頁)40が配設されており、さら
にこの部材40および液晶セル60を挟んで上、下偏光
板15、16が設けられる。
【0027】液晶50における液晶分子のねじれ角θは
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
【0028】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
【0029】さらに、本発明になる液晶表示素子62は
複屈折による楕円偏光を利用しているので偏光板15、
16の軸と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折
板を用いる場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基
板11、12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重
要である。
複屈折による楕円偏光を利用しているので偏光板15、
16の軸と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折
板を用いる場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基
板11、12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重
要である。
【0030】図3で上記の関係の作用効果について説明
する。図3は、図4の構成の液晶表示装置を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
する。図3は、図4の構成の液晶表示装置を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
【0031】図4において、5は一軸性の透明複屈折部
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
【0032】ここで本明細書における角α、β、γの測
り方を定義する。図8において、複屈折部材40の光学
軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にとっ
て説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図8
に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来るが、本
明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を採用す
る。すなわち、図8(a)においてはφ1<φ2であるか
ら、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角αとし、
図8(b)においてはφ1>φ2だからφ2を光学軸5と
液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1=φ2の場合
はどちらを採っても良い。
り方を定義する。図8において、複屈折部材40の光学
軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にとっ
て説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図8
に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来るが、本
明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を採用す
る。すなわち、図8(a)においてはφ1<φ2であるか
ら、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角αとし、
図8(b)においてはφ1>φ2だからφ2を光学軸5と
液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1=φ2の場合
はどちらを採っても良い。
【0033】本発明になる液晶表示装置においては角度
α、β、γが極めて重要である。
α、β、γが極めて重要である。
【0034】角度αは好ましくは50度から90度、よ
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
【0035】なお、液晶セル60の液晶層50のねじれ
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
【0036】なお、図4においては、複屈折部材40が
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図4の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図4の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
【0037】実施例1 基本構造は図3および図4に示したものと同様である。
図5において、液晶分子のねじれ角θは240度であ
り、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向(ホ
モジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度の液
晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と旋光
性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μm)の
比d/pは0.67とした。配向膜21、22は、ポリ
イミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理したものを使
用した。このラビング処理を施した配向膜がこれに接す
る液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチルト角(p
retilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈折部材4
0のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液晶分子が
240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1・d1は約
0.8μmである。
図5において、液晶分子のねじれ角θは240度であ
り、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向(ホ
モジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度の液
晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と旋光
性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μm)の
比d/pは0.67とした。配向膜21、22は、ポリ
イミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理したものを使
用した。このラビング処理を施した配向膜がこれに接す
る液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチルト角(p
retilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈折部材4
0のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液晶分子が
240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1・d1は約
0.8μmである。
【0038】このとき、角度αを約90度、角度βを約
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
【0039】図6は図5の構成で角度αを変化させたと
きの1/200デューティで時分割駆動時のコントラス
ト変化を示したものである。角度αが90度近傍では極
めて高いコントラストを示していたものが、この角度か
らずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくなる
と点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大きく
なると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれにし
ても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γにつ
いてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記し
たように50度から90度近く回転すると逆転の白黒表
示となる。
きの1/200デューティで時分割駆動時のコントラス
ト変化を示したものである。角度αが90度近傍では極
めて高いコントラストを示していたものが、この角度か
らずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくなる
と点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大きく
なると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれにし
ても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γにつ
いてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記し
たように50度から90度近く回転すると逆転の白黒表
示となる。
【0040】実施例2 基本構造は実施例1と同様である。ただし、液晶層50
の液晶分子のねじれ角は260度、Δn1・d1は約0.
65μm〜0.75μmである点が異なる。一軸性透明
複屈折部材40として使用している平行配向液晶層のΔ
n2・d2は実施例1と同じ約0.58μmである。液晶
層の厚みd1(μm)と旋光性物質が添加されたネマチッ
ク液晶材料のらせんピッチp(μm)との比はd/p=
0.72とした。
の液晶分子のねじれ角は260度、Δn1・d1は約0.
65μm〜0.75μmである点が異なる。一軸性透明
複屈折部材40として使用している平行配向液晶層のΔ
n2・d2は実施例1と同じ約0.58μmである。液晶
層の厚みd1(μm)と旋光性物質が添加されたネマチッ
ク液晶材料のらせんピッチp(μm)との比はd/p=
0.72とした。
【0041】このとき、角度αを約100度、角度βを
約35度、角度γを約15度とすることにより、実施例
1と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の軸の
位置を上記値より50度から90度回転することにより
逆転の白黒表示が可能である点もほぼ実施例1同様であ
る。角度α、β、γのずれに対する傾向も実施例1とほ
ぼ同様である。
約35度、角度γを約15度とすることにより、実施例
1と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の軸の
位置を上記値より50度から90度回転することにより
逆転の白黒表示が可能である点もほぼ実施例1同様であ
る。角度α、β、γのずれに対する傾向も実施例1とほ
ぼ同様である。
【0042】上記いずれの実施例においても一軸性透明
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
【0043】さらに以上の実施例においては複屈折部材
は単一であったが、図4において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
は単一であったが、図4において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
【0044】実施例3 基本構造は実施例1と同様である。ただし図7に示す如
く、上電極基板11上に赤、緑、青のカラーフィルタ3
3R、33G、33B、各フィルター同志の間に光遮光
膜33Dを設けることにより、多色表示が可能になる。
く、上電極基板11上に赤、緑、青のカラーフィルタ3
3R、33G、33B、各フィルター同志の間に光遮光
膜33Dを設けることにより、多色表示が可能になる。
【0045】なお、図7においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0046】実施例4 実施例3による液晶表示素子62と、この液晶表示素子
62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパクトに
一体にまとめた液晶表示モジュール63である。
62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパクトに
一体にまとめた液晶表示モジュール63である。
【0047】図8はその分解斜視図を示すものである。
液晶表示素子62を駆動するIC34は、中央に液晶表
示素子62を嵌め込む為の窓部を備えた枠状体のプリン
ト基板35に搭載される。液晶表示素子62を嵌め込ん
だプリント基板35はプラスチックモールドで形成され
た枠状体42の窓部に嵌め込まれ、これに金属製フレー
ム41を重ね、その爪43を枠状体42に形成されてい
る切込み44内に折り曲げることによりフレーム41を
枠状体42に固定する。
液晶表示素子62を駆動するIC34は、中央に液晶表
示素子62を嵌め込む為の窓部を備えた枠状体のプリン
ト基板35に搭載される。液晶表示素子62を嵌め込ん
だプリント基板35はプラスチックモールドで形成され
た枠状体42の窓部に嵌め込まれ、これに金属製フレー
ム41を重ね、その爪43を枠状体42に形成されてい
る切込み44内に折り曲げることによりフレーム41を
枠状体42に固定する。
【0048】液晶表示素子62の上下端に配置される冷
陰極蛍光灯36、この冷陰極蛍光灯36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光体37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光体37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図8の順序で、枠状体42の裏側からその
窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光灯36を点灯する為の
インバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側裏
部に設けられた凹部(図示せず。反射板38の凹所45
に対向する位置にある。)に収納される。拡散板39、
導光体37、冷陰極蛍光灯36および反射板38は、反
射板38に設けられている舌片46を枠状体42に設け
られている小口47内に折り曲げることにより固定され
る。
陰極蛍光灯36、この冷陰極蛍光灯36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光体37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光体37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図8の順序で、枠状体42の裏側からその
窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光灯36を点灯する為の
インバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側裏
部に設けられた凹部(図示せず。反射板38の凹所45
に対向する位置にある。)に収納される。拡散板39、
導光体37、冷陰極蛍光灯36および反射板38は、反
射板38に設けられている舌片46を枠状体42に設け
られている小口47内に折り曲げることにより固定され
る。
【0049】実施例5 実施例4による液晶表示モジュール63をラップトップ
パソコンの表示部に使用したものである。
パソコンの表示部に使用したものである。
【0050】図9にそのブロックダイアグラムを、図1
0にラップトップパソコン64に実装した図を示す。マ
イクロプロセッサ49で計算した結果を、コントロール
用LSI48を介して駆動用IC34で液晶表示モジュ
ール63を駆動するものである。
0にラップトップパソコン64に実装した図を示す。マ
イクロプロセッサ49で計算した結果を、コントロール
用LSI48を介して駆動用IC34で液晶表示モジュ
ール63を駆動するものである。
【0051】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示装置を実現する
ことができる。
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示装置を実現する
ことができる。
【0052】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、粘着偏光板は、図1に
示した構成、材料、厚さ等に限定されず、種々のものに
適用可能である。また、上記実施例では、単純マトリク
ス方式の液晶表示装置に適用した例を示したが、本発明
は、アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置にも適
用することができることは言うまでもない。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、粘着偏光板は、図1に
示した構成、材料、厚さ等に限定されず、種々のものに
適用可能である。また、上記実施例では、単純マトリク
ス方式の液晶表示装置に適用した例を示したが、本発明
は、アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置にも適
用することができることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粘着偏光
板では、高温放置工程を経ても、偏光板の支持体および
保護フィルム間の界面において接着力が増大しないの
で、保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことがで
き、液晶表示素子や発生した静電気による駆動回路の破
損を抑制することができる。
板では、高温放置工程を経ても、偏光板の支持体および
保護フィルム間の界面において接着力が増大しないの
で、保護フィルムのはく離作業を容易に行なうことがで
き、液晶表示素子や発生した静電気による駆動回路の破
損を抑制することができる。
【図1】本発明の一実施例の粘着偏光板の部分断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明によるゴム系粘着剤を用いた場合と、従
来のEVA保護膜を用いた場合の、高温放置時間と対偏
光板接着力との関係を示す図である。
来のEVA保護膜を用いた場合の、高温放置時間と対偏
光板接着力との関係を示す図である。
【図3】本発明になる液晶表示素子の第一の実施例にお
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
【図4】本発明になる液晶表示素子の第一の実施例の要
部分解斜視図である。
部分解斜視図である。
【図5】本発明になる液晶表示素子の第2の実施例にお
ける液晶分子のねじれ方向、偏向板の軸の方向および複
屈折部材の光学軸の関係を示した説明図である。
ける液晶分子のねじれ方向、偏向板の軸の方向および複
屈折部材の光学軸の関係を示した説明図である。
【図6】本発明になる液晶表示素子の第一の実施例につ
いてのコントラスト、透過光色−交角α特性を示すグラ
フである。
いてのコントラスト、透過光色−交角α特性を示すグラ
フである。
【図7】本発明になる液晶表示素子の第3の実施例にお
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏向
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏向
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
【図8】本発明になる液晶表示モジュールの分解斜視図
である。
である。
【図9】交角α、β、γの測り方を説明するための図で
ある。
ある。
【図10】本発明になる液晶表示素子の一実施例の上電
極基板部の一部切欠斜視図である。
極基板部の一部切欠斜視図である。
【図11】本発明になるラップトップパソコンの一実施
例のブロックダイアグラムである。
例のブロックダイアグラムである。
【図12】本発明になるラップトップパソコンの一実施
例の斜視図である。
例の斜視図である。
1…粘着偏光板、2…偏光板、2a、2b…支持体、2
c…偏光子、3…保護フィルム、4…ゴム系粘着剤層、
65…粘着剤層、66…離型フィルム。
c…偏光子、3…保護フィルム、4…ゴム系粘着剤層、
65…粘着剤層、66…離型フィルム。
Claims (2)
- 【請求項1】偏光板とその保護フィルムとを含んでなる
粘着偏光板において、上記保護フィルムを上記偏光板に
接着させる粘着剤層が両者の間に介在され、かつ、常温
における上記偏光板に対する初期の接着力が約10〜1
00g/25mm幅で、かつ、当該粘着偏光板を約70℃
で約2時間放置したときの上記接着力の変化が上記初期
接着力の約1.5倍以内であるゴム系粘着剤を上記粘着
剤層として用いたことを特徴とする粘着偏光板。 - 【請求項2】上記保護フィルムが透明なポリエステル、
ポリプロピレン、またはポリエチレンからなることを特
徴とする請求項1記載の粘着偏光板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4199507A JPH0643322A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 粘着偏光板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4199507A JPH0643322A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 粘着偏光板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643322A true JPH0643322A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16408972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4199507A Pending JPH0643322A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 粘着偏光板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643322A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6171187B1 (en) | 1995-02-23 | 2001-01-09 | Jean-Pierre Audebert | Interface device for central processing unit or network terminal, keyboard, portable computer and accessory for games console |
| WO2007102327A1 (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-13 | Konica Minolta Opto, Inc. | 偏光板及び液晶表示装置 |
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