JPH0643380B2 - 4−ハロゲノ−1−ナフト−ル誘導体 - Google Patents

4−ハロゲノ−1−ナフト−ル誘導体

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JPH0643380B2
JPH0643380B2 JP25975285A JP25975285A JPH0643380B2 JP H0643380 B2 JPH0643380 B2 JP H0643380B2 JP 25975285 A JP25975285 A JP 25975285A JP 25975285 A JP25975285 A JP 25975285A JP H0643380 B2 JPH0643380 B2 JP H0643380B2
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
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    • G03C7/344Naphtholic couplers

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1−ヒドロキシ−4−アルコキシ−5−アミ
ノ−2−ナフトエ酸誘導体の製造に有用な鍵中間体であ
る。新規な4−ハロゲノ−1−ナフトール誘導体に関す
るものである。
(従来の技術) 1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸誘導体
は、工業原料として汎用性の高い化合物であり、また、
4位にヒドロキシ基を有する誘導体はナフトハイドロキ
ノン構造を有し、その還元性は置換基の導入、2、5位
の置換基の変換によつて調整できる。そのため、1−ヒ
ドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸誘導体は、種々
の還元剤や酸化防止剤、あるいは生理活性を有する化合
物へ誘導するための合成中間体として重要な位置をしめ
ている。
さらに、1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸
誘導体は、カラー写真感光材料の分野においてシアン色
素形成カプラーの合成中間体として重要である。
特に近年、2−カルバモイル−5−アミドナフトール系
シアン色素形成カプラーが疲労した漂白液または漂白定
着液を用いても発色濃度低下を生じない。言いかえれ
ば、疲労した漂白液あるいは漂白定着液に多量に存在す
るFe2+による退色を受けにくいこと、しかも生成色素の
暗熱堅牢性に優れていることが見い出されており(たと
えば特願昭59−93605、特願昭59−26427
7、特願昭59−268135)、1−ヒドロキシ−5
−アミノ−2−ナフトエ酸誘導体は、これらのカプラー
の合成中間体として注目されるに至つた。
ところで、写真用カプラーはその発色色素の色相によつ
て大別され、さらに化学量論から4当量カプラー及び2
当量カプラーの2種に大きく分類される。4当量カプラ
ーはハロゲン化銀4モルの消費によつて色素1モルが生
成するのに対し、2当量カプラーはカプラーのカツプリ
ング位に離脱基を有しており、ハロゲン化銀2モルの消
費によつて色素1モルが生成するため、節銀の立場から
有利なカプラーであることが知られている。例えば、シ
アン色素形成カプラーについていえば、2当量カプラー
はその発色速度が大きいため、写真感度の向上が達成さ
れる(米国特許第3,476,563号、同第3,61
7,291号、同第3,880,661号、同第4,0
52,212号、同第4,147,766号、英国特許
第1,531,927号、同第2,006,755号、
特開昭55−32,071号、同56−1,938号、
同56−27,147号など参照)。
こうして、近年のカラーネガフイルムの高感化に伴つ
て、カツプリング位に離脱基を導入した高速2当量カプ
ラーが多用されるようになり、4位に種々の置換基を有
する1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸誘導
体及びその合成法の開発が重要な課題になつている。
このように、工業用原料、還元剤、写真感光材料におけ
るカプラーの合成中間体として重要な、4位にヒドロキ
シ基、脂肪族オキシ基をもつ1−ヒドロキシ−5−アミ
ノ−2−ナフトエ酸誘導体はこれまで全く知られていな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、電子吸引性基によつて活性化されていない芳香
族化合物に脂肪族オキシ基、芳香族オキシ基を導入する
方法としては、銅塩(CuI、CuCl、CuCl2など)の存在下
に、芳香族ハロゲン化物とアルコキシドを反応する例が
いくつか知られている(たとえば、特開昭55−69,
536、J.Org.Chem.,44、3305(1979)、特
開昭55−94,329、Tetrahedron40、1433
(1984)など)。
しかし、フエノール誘導体の場合、いずれも2位にハロ
ゲン原子を有するフエノール誘導体を用いており、この
場合に限つて脂肪族オキシ基を高収率で導入できるとい
うものである。4位にハロゲン原子を有するフエノール
誘導体からは目的とする4−脂肪族オキシフエノールは
きわめて低収率で得られるのみで、原料の回収がほとん
どである(J.Org.Chem.,44、3305(1979)参
照)。また、2位に脂肪族オキシ基を導入する場合で
も、基質によつて差はあるもののハロゲン原子が水素原
子におきかわつた還元体がかなりの収率で副生してく
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、1−ヒドロキシ−4−脂肪族オキシ−5
−アミノ−2−ナフトエ酸誘導体を合成すべく種々の研
究を重ねた結果、5位の置換基が置換反応に大きく影響
し、5位をアセトアミド基、トリフルオロアセトアミド
基、スルホンアミド基、アルコキシカルボンアミド基な
どに変えた化合物としたところ、種々のアルコキシドと
の置換反応が低温(15〜20℃)でスムーズに進行
し、高収率で期待した4−置換体が得られるところを見
い出した。これらの反応においては還元的脱ハロゲン化
もほとんど起こらない。
さらに、同条件下、5位に置換基のない誘導体、及び5
−アミノ誘導体においては置換反応は全く起こらない。
このようなナフタレン環のペリ位に存在する置換アミノ
基によつて置換反応が加速されたという例はこれまで全
く知られていない。本発明はこの知見に基づきなされる
に至つたものである。
すなわち、本発明は一般式〔I〕 式中、XはClまたはBrを示し、Yは−CO−または−
SO2−を示し、Rは、Yが−CO−のとき、メチル基、
トリフルオロメチル基、p−ニトロフェニル基、炭素数
1ないし8のアルコキシ基、ジメチルアミノ基を示し、
Yが−SO2−のとき、炭素数1ないし4のアルキル基を
示し、Rは、ヒドロキシ基、フェノキシ基、p−ニト
ロフェノキシ基、炭素数1ないし8のアルキルアミノ
基、シクロヘキシルアミノ基を示す。ただし、前記アル
キルアミノ基は、炭素数10ないし12のアルコキシ基
または2,4−ジ−t−アミルフェノキシ基で置換され
ていてもよい。
以下に本発明の一般式〔I〕で表わされる化合物の具体
例を示すが、本発明の化合物はこれらに限定されるもの
ではない。
前記一般式〔I〕で表わされる本発明の化合物は、下記
のスキーム1に示される合成工程によつて製造される。
スキーム1 次にスキーム1について詳述する。
まず、前記一般式〔I〕で表わされる化合物は、一般式
〔II〕で表わされる化合物から、一般式〔III〕、一般
式〔IV〕で表わされる化合物を経由して合成することが
できる。
一般式〔II〕で表わされる1−ヒドロキシ−5−アミノ
−2−ナフトエ酸誘導体より、一般式〔III〕で表わさ
れる化合物の合成は、R1−Y−Cl(あるいは場合によ
つては(R1−Y)2O)を反応させることにより達成さ
れる。反応溶媒としては、活性プロトンを有しないもの
であれば、特に制限なく使用できるが、溶解性に富む溶
媒が生産性の点からも好ましく、ジメチルホルムアミド
(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMAC)、N,
N−ジメチルイミダゾリン−2−オン(DMI)、アセ
トニトリル、テトラヒドロフラン、クロロホルム、塩化
メチレンなどが挙げられる。また、反応温度は0〜80
℃の範囲、より好ましくは5〜60℃の範囲が高選択性
を得るのに適している。
塩基の添加は、通常必要としないが、場合によつては弱
い有機塩基の添加が望ましい。弱塩基としては、たとえ
ばピリジンが望ましい。これに対し強塩基(たとえばト
リエチルアミン、1,4−ジアザビシクロオクタン、ジ
アザビシクロウンデセン、ジアザビシクロノネンなど)
を用いると、目的の一般式〔III〕で表わされる化合物
はほとんど得られず、ヒドロキシ基が反応した化合物、
またアミノ基とヒドロキシ基が複数反応した化合物な
ど、複雑な混合物を与える。
前記一般式〔IV〕で表わされる化合物は、一般式〔II
I〕で表わされる化合物とRHとの脱水縮合(R
アリールオキシ基、アルキルオキシ基、またはアミノ基
の場合)、または〔III〕とRの金属塩との置換反応
(Rが脂肪族基、芳香族基の場合)で合成される。縮
合剤としてはジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)、四塩化炭素/トリフエニルホスフイン、塩化チオ
ニル、オキシ塩化リン、塩化チタンなどが用いられる。
またRがアミノ基の場合、対応するフエノキシカルボ
ニル化合物 とRHを無溶媒あるいは非プロトン性溶媒を用いて、
加熱することによつても達成される。反応温度は用いる
Hの求核性にもよるが、50℃〜140℃が好まし
い。Rが脂肪族基または芳香族基の場合の金属塩とし
ては、リチウム塩またはマグネシウム塩が好ましく、特
にマグネシウム塩が好ましい。
一般式〔I〕で表わされる本発明の4−ハロゲノナフト
ール誘導体の合成は、一般式〔IV〕で表わされる化合物
のハロゲン化によつて達成される。R=−OHの場合
には、一般式〔III〕で表わされる化合物のハロゲン化
によつて達成される。ハロゲン化剤としてはハロゲン原
子がクロル原子の場合、塩素、スルフリルクロリド、N
−クロロスクシンイミドなどが用いられ、ブロム原子の
場合は、臭素、N−ブロモスクシンイミドなどが用いら
れる。反応溶媒としては、好ましくはハロゲン系溶媒
(塩化メチレン、クロロホルム、ジクロルエタンな
ど)、アセトニトリル、酢酸などが用いられる。
次に、前記一般式〔I〕で表わされる化合物は、下記ス
キーム2に示される合成工程に従つて、工業的に重要な
合成中間体である、1−ヒドロキシ−4−アルコキシ−
5−アミド−2−ナフトエ酸誘導体〔V〕もしくは、場
合によつては1−ヒドロキシ−4−アルコキシ−5−ア
ミノ−2−ナフトエ酸誘導体〔VI〕へと誘導することが
できる。
スキーム2 本発明の一般式〔I〕で表わされる化合物を、塩基又は
銅化合物存在下、アルコールと反応させることによつて
4位にアルコキシ基を導入することができる。
塩基としては、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸セシウム、酸化バリウム等用いること
ができるが、副反応である脱ハロゲン化を低減するため
には水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
を化合物〔I〕に対して4〜10当量用いるのが望まし
い。
銅化合物としては、Cu(O)、Cu(I)、Cu(II)等を用
いることができるが、特にCu(I)(CuCl、CuBr、CuIな
ど)を触媒量(好ましくは、化合物〔I〕に対して0.
05〜1当量)用いるのが望ましい。
反応溶媒は、非プロトン性で、しかもアルカリ条件で解
離したり分解したりしない溶媒であれば全て使用できる
が、好ましくは芳香族系溶媒(キシレン、トルエン、ア
ニソール、ニトロベンゼン、ベンゼンなど)、エーテル
系溶媒(ジグライム、ジメトキシエタン、ジオキサン、
テトラヒドロフランなど)、アミド系溶媒(ジメチルア
セトアミド、ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
イミダゾリン−2−オン、ヘキサメチル燐酸アミド、N
−メチルピロリドンなど)、ピリジン系溶媒(ピリジ
ン、2,6−ルチジン、2,4−ルチジン、2,4,6
−コリジンなど)、イオウ系溶媒(スルホラン、ジメチ
ルスルホキシドなど)、ハロゲン系溶媒(ジクロロエタ
ン、クロロホルムなど)が挙げられる。反応温度は0℃
〜120℃の範囲が好ましく、還元的脱ハロゲン化の低
減を考えると0℃〜60℃の範囲が特に好ましい。
また、5位に置換基のない誘導体、及び5−アミノ誘導
体は以上述べたような条件下、求核置換を全く受けずに
原料が回収される。
これに対し、本発明の化合物〔I〕の場合には、前記の
通りきわめて容易に温和の条件下、高収率で目的とする
求核置換生成物が得られる。
これらの結果は、5位のアミノ基を本発明の化合物
〔I〕のように修飾することによつて、求核置換反応を
受けやすくしていると理解され、本発明の化合物〔I〕
の合成中間体としての有用性を示す結果と考えることが
できる。
一般式〔I〕で表わされる化合物の求核置換反応によつ
て得られる化合物〔V〕は、それ自身、工業的に有用な
合成中間体であるが、その加水分解などによつて工業的
にさらに汎用性のある合成中間体〔VI〕へ導くことも可
能である。
(発明の効果) 本発明の4−ハロゲノ−1−ナフトール誘導体は、次の
ような優れた効果を奏する。
安価に容易に入手できる出発原料を用いて合成でき、
4位に脂肪族オキシ基を導入した1−ヒドロキシ−5−
アミド−2−ナフトエ酸誘導体、及び1−ヒドロキシ−
5−アミノ−2−ナフトエ酸誘導体の製造に有用な鍵中
間体となる。
これを用いれば、短い工程でしかも高収率で4位に脂
肪族オキシ基を導入した1−ヒドロキシ−5−アミド−
2−ナフトエ酸誘導体を製造できる。
さらに、これ自身、写真用2当量シアンカプラーとし
て発色性に優れた有用な素材である。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づき、さらに詳細に説明する。
実施例1 例示化合物(2)の合成 −1−ヒドロキシ−5−メトキシカルボンアミド−2−
ナフトエ酸の合成− 1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸101.
6g(0.5モル)をジメチルアセトアミド600mlに
加熱溶解したのち、水冷下クロル炭酸メチル88.9ml
(1.15モル)を1時間かけて滴下する。滴下終了
後、内温50℃にて1.5時間撹拌し、室温にもどした
のち3.5の水に注ぐ。析出した結晶を濾過し水(2
)にて洗浄し、続いてアセトニトリル(1)にて洗
浄し、標記化合物126.0g(収率92%)を得た。
−2−シクロヘキシルカルバモイル−5−メトキシカル
ボンアミド−1−ナフトールの合成− 上で得た1−ヒドロキシ−5−メトキシカルボンアミド
−2−ナフトエ酸275g(1.0モル)、シクロヘキ
シルアミン99.2g(1.0モル)、ジメチルアミノ
ピリジン6g、ジメチルホルムアミド1を仕込み、窒
素雰囲気下、内温70−80℃に加熱し、これにジシク
ロヘキシルカルボジイミド(DCC)206.3g
(1.0モル)をジメチルホルムアミド500mlに溶か
した溶液を20分かけて滴下した。滴下後さらに3時間
加熱したのち水冷し、析出したジシクロヘキシルウレア
を濾別した。濾液に酢酸エチル2を加え、飽和食塩水
にて2回洗浄し芒硝にて乾燥した。芒硝を除き、酢酸エ
チル溶液に活性炭30gを加え30分間還流した。活性
炭を除去した後、溶媒を減圧留去し、アセトニトリル
2.5を加え、析出した結晶を濾過し標記化合物24
6.9g(収率72%)を得た。
−例示化合物(2)の合成− 上で得た2−シクロヘキシルカルバモイル−5−メトキ
シカルボンアミド−1−ナフトール171.2g(0.
5モル)を塩化メチレン1に分散し、氷冷下、臭素8
3.7g(0.525モル)の塩化メチレン250ml溶
液を30分かけて滴下した。さらに30分間撹拌したの
ち2回水洗し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去してアセトニ
トリル1.5にて晶析した。析出した結晶を濾過して
例示化合物(2)164.0g(収率78%)を得た。m.
p.185〜191℃(dec.) 実施例2 例示化合物(10)の合成 −1−ヒドロキシ−5−トリフルオロアセトアミド−2
−ナフトエ酸の合成− 1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸304.
8g(1.5モル)にジメチルアセトアミド600mlを
加え、内温80−90℃に加熱し完溶させた後、水冷
下、無水トリフルオロ酢酸270ml(2.0モル)を2
時間かけて滴下した。その後さらに1時間撹拌した後、
内温80−90℃に加熱し、水3を30分かけて滴下
した。滴下後、水冷し析出した結晶を濾過し、標記化合
物365.0g(収率81%)を得た。
−例示化合物(10)の合成− 上で得た1−ヒドロキシ−5−トリフルオロアセトアミ
ド−2−ナフトエ酸204.0g(0.68モル)にク
ロロホルム2を加え、加熱還流下、塩化スルフリル1
10ml(1.36モル)を1.5時間かけて滴下した。
滴下後さらに30分還流したのち水冷し、析出した結晶
を濾過し、クロロホルム(1)、アセトニトリル
(1.5)、水(2)、アセトニトリル(1.5
)の順に洗浄して例示化合物(10)150.0g(収率
60%)を得た。m.p.>250℃ 実施例3 例示化合物(11)の合成 −2−フエノキシカルボニル−5−トリフルオロアセト
アミド−1−ナフトールの合成− 実施例2にて得た1−ヒドロキシ−5−トリフルオロア
セトアミド−2−ナフトエ酸367.6g(1.26モ
ル)、フエノール126.0g(1.32モル)をアセ
トニトリル2に分散し、これにジメチルホルムアミド
30mlを加え、加熱還流下、塩化チオニル200mlを1
時間かけて滴下した。さらに1時間還流したのち水6
を30分かけて滴下し、水冷後析出した結晶を濾過し、
標記化合物469.0g(収率91%)を得た。
−例示化合物(11)の合成− 上で得た2−フエノキシカルボニル−5−トリフルオロ
アセトアミドナフトール469.0g(1.25モル)
を塩化メチレン4に分散し、加熱還流下、塩化スルフ
リル145ml(1.94モル)を1時間かけて滴下し
た。さらに30分間還流したのち水冷下、アセトニトリ
ル4、H2O2を加え析出した結晶を濾過し、例示化
合物(11)321.0g(収率68%)を得た。m.p.18
8−190℃ 実施例4 例示化合物(19)の合成 −1−ヒドロキシ−5−イソブトキシカルボンアミド−
2−ナフトエ酸の合成− 1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸203.
2g(1.0モル)をジメチルアセトアミド1に溶解
し、クロル炭酸イソブチル140g(1.025モル)
を30分かけて滴下した。滴下後さらに1時間撹拌した
のち、反応溶液を水10に加え、析出した結晶を濾過
して粗結晶を得た。得られた粗結晶にメタノール2、
活性炭15gを加え30分間還流した。活性炭を除去
し、さらに溶媒を留去したのち、アセトニトリル700
mlにて晶析した。結晶を濾過して標記化合物208.5
g(収率69%)を得た。
−2−フエノキシカルボニル−5−イソブトキシカルボ
ンアミド−ナフトールの合成− 上で得た1−ヒドロキシ−5−イソブトキシカルボンア
ミド−2−ナフトエ酸65.5g(0.216モル)、
フエノール21.4g(0.227モル)アセトニトリ
ル300ml、ジメチルホルムアミド5mlを仕込み、加熱
還流下、塩化チオニル28.3g(0.238モル)を
30分かけて滴下した。滴下後さらに30分間還流した
のち水冷し、析出した結晶を過して標記化合物57.
7g(収率70%)を得た。
−2−ドデシルオキシプロピルカルバモイル−5−イソ
ブトキシカルボンアミドナフトールの合成− 上で得た2−フエノキシカルボニル−5−イソブトキシ
カルボンアミドナフトール63.4g(0.167モ
ル)、ドデシルオキシプロピルアミン42.6g(0.
175モル)を仕込み、窒素気流下、内温80−90℃
にて5時間撹拌した。これにアセトニトリル200mlを
加え、室温にもどし析出した結晶を濾過して標記化合物
72.5g(収率82%)を得た。
−例示化合物(19)の合成− 上で得た2−ドデシルオキシプロピルカルバモイル−5
−イソブトキシカルボンアミドナフトール52.9g
(0.1モル)、N−クロロスクシンイミド(0.10
5モル)、塩化メチレン500mlを仕込み室温暗所にて
20時間撹拌した。溶液を2回水洗し芒硝にて乾燥した
のち、溶媒を留去して黄色油状物を得た。これをアセト
ニトリル1にて晶析し、析出した結晶を濾過し、例示
化合物(19)42.9(収率76%)を得た。m.p.70.
5−72℃ 実施例5 例示化合物(23)の合成 −2−シクロヘキシルカルバモイル−5−アミノナフト
ール、p−トルエンスルホン酸塩の合成− 1−ヒドロキシ−5−アミノ−2−ナフトエ酸203.
2g(1.0モル)、シクロヘキシルアミン99.2g
(1.0モル)、ジメチルアミノピリジン6g、ジメチ
ルホルムアミド1を仕込み、窒素雰囲気下、内温80
〜90℃に加熱しながらジシクロヘキシルカルボジイミ
ド(DCC)206.3g(1.0モル)をジメチルホ
ルムアミド300mlに溶かした溶液を添加し、3.5時
間撹拌した。水冷後、セライト濾過にてジシクロヘキシ
ルウレアを除去し、濾液に酢酸エチル3を加え飽和食
塩水にて2回洗浄し、有機層をセライト濾過して不溶物
を除去したのち減圧濃縮した。これにアセトニトリル
1.6、p−トルエンスルホン酸209.0g(1.
1モル)を加え、析出した結晶を濾過して標記化合物2
56.4g(収率56%) −2−シクロヘキシルカルバモイル−5−ブタンスルホ
ンアミドナフトールの合成− 上で得た2−シクロヘキシルカルバモイル−5−アミノ
ナフトール、p−トルエンスルホン酸塩182.8g
(0.4モル)をジメチルアセトアミド500mlに溶解
し、窒素雰囲気下、室温にてピリジン83.5g(1.
06モル)を30分かけて滴下し、さらにブタンスルホ
ニルクロリド75.4g(0.48モル)を30分かけ
て滴下した。滴下後さらに6時間室温にて撹拌したの
ち、酢酸エチル1を加え飽和食塩水にて3回洗浄し、
芒硝乾燥した。芒硝を除き溶媒を留去して得られたかつ
色油状物にイソプロパノール1を加え、不溶物を濾別
した後、濾液を濃縮しこれにメタノール1を加え晶析
した。析出した結晶を濾過して標記化合物68.5g
(収率42%)を得た。
−例示化合物(23)の合成− 上で得た2−シクロヘキシルカルバモイル−5−ブタン
スルホンアミドナフトール60.7g(0.15モル)
を塩化メチレン600mlに分散し、これにスルフリルク
ロリド21.3g(0.158モル)を10分で滴下し
た。さらに30分撹拌したのち、塩化メチレンを1.2
加え、水洗2回後、芒硝で乾燥した。芒硝を除き溶媒
を留去して得られた粗結晶にメタノール1.5を加
え、加熱完溶し室温までゆつくり冷却した。さらに水冷
下30分撹拌したのち、結晶を濾過して例示化合物(23)
40.3g(収率61%)を得た。m.p.216〜21
8.5℃ 本発明のその他の化合物は、実施例1〜5の処方に準じ
て合成されるが、代表的化合物について、その融点を第
2表にまとめた。
本発明の一般式〔I〕で表わされる4−ハロゲノナフト
ール誘導体が4位にアルコキシ基が導入された1−ヒド
ロキシ−5−アミド(または5−アミノ)ナフトール誘
導体の合成上、きわめて有用な鍵中間体となることを以
下の応用例によつて示す。
応用例1 2−シクロヘキシルカルバモイル−5−エト
キシカルボンアミド−4−(2−ヒドロキシエトキシ)
ナフトールの合成 エチレングリコール500mlに窒素雰囲気下、炭酸カリ
ウム34.6g(0.25モル)を加え、スチームバス
で加熱して均一な溶液にした。その後、水冷下、塩化第
一銅1.0g(0.01モル)を加え10分間撹拌し
た。そののち例示化合物(2)42.1g(0.1モル)
を加え、さらにピリジン500mlを加え、2時間撹拌し
た。反応溶液に酢酸エチル1.5、水1.5を加え
水冷下、塩酸を用いて注意深く水層を酸性化した。抽出
分液後、有機層を飽和食塩水で2回洗浄し芒硝で乾燥し
た。芒硝を除き、溶媒を留去して得られた反応混合物に
アセトニトリル400mlを加え晶析した。析出した結晶
を濾過し、標記化合物33.0g(収率82%)を得
た。m.p.229〜231℃ 応用例2 2−シクロヘキシルカルバモイル−5−トリ
フルオロアセトアミド−4−(3−クロロプロピルオキ
シ)ナフトール及び2−シクロヘキシルカルバモイル−
5−アミノ−4−(3−クロロプロピルオキシ)ナフト
ールの合成 3−クロロプロパノール400mlに窒素雰囲気下、炭酸
カリウム34.6g(0.25モル)を加え加熱して均
一にした。そののち水冷下、塩化第一銅1.0g(0.
01モル)を加え、さらに例示化合物(13)41.5g
(0.1モル)、ピリジン500mlを加え5時間撹拌し
た。その後、応用例1と同様の後処理を行ない、得られ
た反応混合物をn−ヘキサン−トルエンにて晶析し、結
晶を濾過して2−シクロヘキシルカルバモイル−5−ト
リフルオロアセトアミド−4−(3−クロロプロピルオ
キシ)ナフトール32.6g(収率69%)を得た。m.
p.185〜188℃ 得られた結晶23.6g(0.05モル)をメタノール
200mlに溶かした溶液に、窒素雰囲気下、NaOH10.
0g(0.25モル)を水100mlに溶かした溶液を滴
下し、内温40〜50℃にて30分間撹拌した。反応溶
液に水500mlを加え塩酸を用いて中和し、酢酸エチル
500mlを加え抽出分液後、有機層を飽和食塩水にて2
回洗浄し芒硝で乾燥した。芒硝を除き、溶媒を減圧濃縮
し、得られた赤かつ色油状物をカラムクロマトグラフイ
ー(クロロホルム/酢酸エチル=1/1〜1/2)にて
精製し、淡赤色油状物13.8g(収率73%)を得
た。
以上に示した如く、本発明の化合物を利用することによ
り、1−ヒドロキシ−4−アルコキシ−5−アミド−2
−ナフトエ酸誘導体が収率よく合成されるが、その他の
代表的化合物について構造式、収率、融点を第3表に示
す。
次に比較例として本発明化合物〔I〕の類似化合物を用
いた場合の求核置換反応について記述する。
比較例1 2−シクロヘキシルカルバモイル−4−クロ
ロナフトールの場合 応用例1と全く同じ条件下、標記化合物を用いて置換反
応を試みたが全くの原料回収であつた。その後、内温6
0−70℃にて3時間撹拌したが、やはり全くの原料回
収であつた。
比較例2 2−シクロヘキシル−4−クロロ−5−アミ
ノナフトールの場合 応用例1と全く同じ条件下、標記化合物を用いて置換反
応を試みたが全くの原料回収であつた。その後60−7
0℃に加熱すると、目的物は得られずに未変の原料がほ
とんどで、それ以外に還元的脱ハロゲン化物、すなわち
2−シクロヘキシル−5−アミノナフトールと原点に着
色成分がわずかに得られるのみであつた。
以上の比較例に示したように、5−無置換体及び5−ア
ミノ体からは、目的とするアルコキシ化合物が全く得ら
れず、本発明の化合物の特異性は明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03C 7/34

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式〔I〕で表わされるナフトール
    誘導体。 式中、XはClまたはBrを示し、Yは−CO−または−
    SO2−を示し、Rは、Yが−CO−のとき、メチル基、
    トリフルオロメチル基、p−ニトロフェニル基、炭素数
    1ないし8のアルコキシ基、ジメチルアミノ基を示し、
    Yが−SO2−のとき、炭素数1ないし4のアルキル基を
    示し、Rは、ヒドロキシ基、フェノキシ基、p−ニト
    ロフェノキシ基、炭素数1ないし8のアルキルアミノ
    基、シクロヘキシルアミノ基を示す。ただし、前記アル
    キルアミノ基は、炭素数10ないし12のアルコキシ基
    または2,4−ジ−t−アミノフェノキシ基で置換され
    ていてもよい。
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