JPH0643565Y2 - 摺動部材の微動装置 - Google Patents
摺動部材の微動装置Info
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- JPH0643565Y2 JPH0643565Y2 JP1987151299U JP15129987U JPH0643565Y2 JP H0643565 Y2 JPH0643565 Y2 JP H0643565Y2 JP 1987151299 U JP1987151299 U JP 1987151299U JP 15129987 U JP15129987 U JP 15129987U JP H0643565 Y2 JPH0643565 Y2 JP H0643565Y2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
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- Friction Gearing (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摺動部材を微動させる装置に係り、例えば三
次元測定機等の精密測定機に利用できるものである。
次元測定機等の精密測定機に利用できるものである。
各種の精密測定機において、測定子と被測定物とを相対
移動させるために、ガイドレールに沿って摺動部材を摺
動自在としており、通常、摺動部材の摺動を粗動、微動
に切換可能として測定作業の高速化、高精度化を図る必
要があるとともに、摺動部材をガイドレールにクランプ
可能とすることにより測定精度の信頼性向上、測定作業
の確実化を達成できるようにする必要がある。
移動させるために、ガイドレールに沿って摺動部材を摺
動自在としており、通常、摺動部材の摺動を粗動、微動
に切換可能として測定作業の高速化、高精度化を図る必
要があるとともに、摺動部材をガイドレールにクランプ
可能とすることにより測定精度の信頼性向上、測定作業
の確実化を達成できるようにする必要がある。
摺動部材の摺動を粗動、微動に切換可能にしかつ摺動部
材をガイドレールにクランプ可能とした従来技術とし
て、実公昭58-5208、特開昭58-90104がある。これら
は、摺動部材に設けられたマイクロメータヘッドをクラ
ンプ部材に連結したものであり、クランプ部材をガイド
レールにクランプすることにより摺動部材はクランプ状
態となる。この状態でマイクロメータヘッドを回転操作
すると、このヘッドのスピンドルとスリーブとの相対移
動により摺動部材は微動し、またクランプ部材のクラン
プを解除すると摺動部材を粗動できるようになる。
材をガイドレールにクランプ可能とした従来技術とし
て、実公昭58-5208、特開昭58-90104がある。これら
は、摺動部材に設けられたマイクロメータヘッドをクラ
ンプ部材に連結したものであり、クランプ部材をガイド
レールにクランプすることにより摺動部材はクランプ状
態となる。この状態でマイクロメータヘッドを回転操作
すると、このヘッドのスピンドルとスリーブとの相対移
動により摺動部材は微動し、またクランプ部材のクラン
プを解除すると摺動部材を粗動できるようになる。
以上の従来技術では、マイクロメータヘッドが摺動部材
をガイドレールに沿って微動させる駆動手段となってお
り、これに対しクランプ手段はクランプ部材としてガイ
ドレールに押し付けられる押しねじやこれを支持するホ
ルダ等により構成され、駆動手段とクランプ手段はそれ
ぞれ別の構成部品によって構成され、両手段は全く独立
したものとなっていた。このため、それだけ数多くの部
品を必要とし、また構造が複雑になるという問題があっ
た。
をガイドレールに沿って微動させる駆動手段となってお
り、これに対しクランプ手段はクランプ部材としてガイ
ドレールに押し付けられる押しねじやこれを支持するホ
ルダ等により構成され、駆動手段とクランプ手段はそれ
ぞれ別の構成部品によって構成され、両手段は全く独立
したものとなっていた。このため、それだけ数多くの部
品を必要とし、また構造が複雑になるという問題があっ
た。
また、摺動部材を微動させることができる範囲はマイク
ロメータヘッドの移動ストロークだけであり、充分に長
い微動ストロークを得られないという問題点もあった。
ロメータヘッドの移動ストロークだけであり、充分に長
い微動ストロークを得られないという問題点もあった。
本考案の目的は、摺動手段の構成部品がクランプ手段の
構成部品ともなり、従って構成部品の兼用化が図られ、
これにより部品点数の削除、構造の簡単化を達成でき、
また摺動部材を長いストロークに亘って微動させること
ができる摺動部材の微動装置を提供するところにある。
構成部品ともなり、従って構成部品の兼用化が図られ、
これにより部品点数の削除、構造の簡単化を達成でき、
また摺動部材を長いストロークに亘って微動させること
ができる摺動部材の微動装置を提供するところにある。
このため本考案に係る摺動部材の微動装置は、ガイドレ
ールに対し摺動自在となった摺動部材をガイドレールに
沿って微動させる摺動部材の微動装置において、ガイド
レールの長手方向と直交する方向に前記摺動部材に移動
自在に連結されたケースと、このケースに設けられ、操
作部材と前記ガイドレールに当接可能なローラとを含ん
で構成されるとともに、この操作部材側からローラ側へ
のみ回転を伝動し、前記摺動部材をガイドレールに沿っ
て微動させる駆動手段と、前記ケースを前記ガイドレー
ルの長手方向と直交する方向に移動させて前記ローラを
前記ガイドレールに対し当接、離隔させるローラ変位手
段とを含んで構成されたことを特徴とするものである。
ールに対し摺動自在となった摺動部材をガイドレールに
沿って微動させる摺動部材の微動装置において、ガイド
レールの長手方向と直交する方向に前記摺動部材に移動
自在に連結されたケースと、このケースに設けられ、操
作部材と前記ガイドレールに当接可能なローラとを含ん
で構成されるとともに、この操作部材側からローラ側へ
のみ回転を伝動し、前記摺動部材をガイドレールに沿っ
て微動させる駆動手段と、前記ケースを前記ガイドレー
ルの長手方向と直交する方向に移動させて前記ローラを
前記ガイドレールに対し当接、離隔させるローラ変位手
段とを含んで構成されたことを特徴とするものである。
ローラ変位手段によりローラをガイドレールに当接させ
た後、操作部材を操作するとローラは回転し、摺動部材
は操作部材を操作している限りガイドレールに沿って長
いストローク微動する。一方、操作部材を操作しない場
合には、摺動部材にガイドレールに沿った移動力を作用
させてローラを回転させようとしてもローラは回転しな
いため、摺動部材は一定位置に停止してガイドレールに
クランプされた状態になる。このようにローラは駆動手
段の構成部品であるだけではなく、摺動部材をガイドレ
ールにクランプするクランプ手段の構成部品ともなる。
た後、操作部材を操作するとローラは回転し、摺動部材
は操作部材を操作している限りガイドレールに沿って長
いストローク微動する。一方、操作部材を操作しない場
合には、摺動部材にガイドレールに沿った移動力を作用
させてローラを回転させようとしてもローラは回転しな
いため、摺動部材は一定位置に停止してガイドレールに
クランプされた状態になる。このようにローラは駆動手
段の構成部品であるだけではなく、摺動部材をガイドレ
ールにクランプするクランプ手段の構成部品ともなる。
ローラ変位手段によりローラをガイドレールから離隔す
れば、摺動部材をガイドレールに沿って粗動できるよう
になり、ローラ変位手段によって粗動、微動の切り換え
が可能となる。
れば、摺動部材をガイドレールに沿って粗動できるよう
になり、ローラ変位手段によって粗動、微動の切り換え
が可能となる。
第1図は本考案の実施例に係る装置の要部を示す一部断
面の正面図であり、第2図は第1図のII−II線断面図で
ある。本実施例に係る装置は三次元測定機に使用され、
三次元測定機の被測定物が載置される基台の側部には水
平方向に延びるガイドレール1が設けられ、測定子が取
り付けられた移動体にはガイドレール1に支持された摺
動部材2が設けられ、この摺動部材2はガイドレール1
に沿って摺動自在である。
面の正面図であり、第2図は第1図のII−II線断面図で
ある。本実施例に係る装置は三次元測定機に使用され、
三次元測定機の被測定物が載置される基台の側部には水
平方向に延びるガイドレール1が設けられ、測定子が取
り付けられた移動体にはガイドレール1に支持された摺
動部材2が設けられ、この摺動部材2はガイドレール1
に沿って摺動自在である。
摺動部材2には上下の板ばね3,4による平行ばねを介し
て微動装置のケース5が連結され、このケース5は板ば
ね3,4の撓み作用で上下に移動可能である。ケース5の
内部にはコ字型のホルダ6が配置され、第2図の通りこ
のホルダ6はピボット軸7,8によりケース5に垂直面内
で揺動自在に支持されている。
て微動装置のケース5が連結され、このケース5は板ば
ね3,4の撓み作用で上下に移動可能である。ケース5の
内部にはコ字型のホルダ6が配置され、第2図の通りこ
のホルダ6はピボット軸7,8によりケース5に垂直面内
で揺動自在に支持されている。
ホルダ6の上下の延出部6A,6Bの間にはウォーム9が回
転自在に支持され、このウォーム9にはガイドレール1
の長手方向と直交する水平方向が軸方向となったウォー
ムホイール10が噛合し、第2図の通りこのウォームホイ
ール10の軸10A,10Bはケース5の両側部に軸受11,12で回
転自在に支持されている。第1図の通りホルダ6の下部
背面とケース5の端面下部との間には板ばね13が架設さ
れ、この架設はピボット軸7,8を中心としたホルダ6の
揺動によりウォーム9がウォームホイール10側に板ばね
13のばね力で常時付勢されるように行われ、これによ
り、ウォーム9とウォームホイール10との間のバックラ
ッシュが除去される。本実施例ではこれらの板ばね13、
ホルダ6、ピボット軸7,8によりこのバックラッシュ除
去を行うバックラッシュ除去手段Aが構成される。
転自在に支持され、このウォーム9にはガイドレール1
の長手方向と直交する水平方向が軸方向となったウォー
ムホイール10が噛合し、第2図の通りこのウォームホイ
ール10の軸10A,10Bはケース5の両側部に軸受11,12で回
転自在に支持されている。第1図の通りホルダ6の下部
背面とケース5の端面下部との間には板ばね13が架設さ
れ、この架設はピボット軸7,8を中心としたホルダ6の
揺動によりウォーム9がウォームホイール10側に板ばね
13のばね力で常時付勢されるように行われ、これによ
り、ウォーム9とウォームホイール10との間のバックラ
ッシュが除去される。本実施例ではこれらの板ばね13、
ホルダ6、ピボット軸7,8によりこのバックラッシュ除
去を行うバックラッシュ除去手段Aが構成される。
第3図の通りホルダ6の下部の延出部6Bにはロックナッ
ト14で小ねじ15が位置調整自在に固定され、この小ねじ
15の上部とウォーム9の下端との間には小ねじ15の凹部
15Aに収めたばね16とボール17とが介在されている。ボ
ール17にはばね16の上向きのばね力が作用しているた
め、ウォーム9は軸方向上方へ常時付勢され、第1図の
通りストッパ18で上方への位置規制が行われたウォーム
9はロックナット14、小ねじ15、ばね16、ボール17によ
るスラストプランジャBにより軸方向のガタつきが防止
されている。
ト14で小ねじ15が位置調整自在に固定され、この小ねじ
15の上部とウォーム9の下端との間には小ねじ15の凹部
15Aに収めたばね16とボール17とが介在されている。ボ
ール17にはばね16の上向きのばね力が作用しているた
め、ウォーム9は軸方向上方へ常時付勢され、第1図の
通りストッパ18で上方への位置規制が行われたウォーム
9はロックナット14、小ねじ15、ばね16、ボール17によ
るスラストプランジャBにより軸方向のガタつきが防止
されている。
ウォーム9の上端からはホルダ6の延出部6A、ケース5
の開口部20を通って操作軸19が上方へ延び、この操作軸
19の先端に操作部材としてのつまみ21が設けられ、つま
み21の操作によりウォーム9は回転する。
の開口部20を通って操作軸19が上方へ延び、この操作軸
19の先端に操作部材としてのつまみ21が設けられ、つま
み21の操作によりウォーム9は回転する。
第2図の通り前記ウォームホイール10の軸10A,10Bはケ
ース5から突出し、一方の軸10Aの先端弐は微動駆動ロ
ーラ23が設けられ、このローラ23はウォームホイール10
と一体に回転する。ローラ23はガイドレール1の下部に
あり、ガイドレール1の上部には第1図の通りケース5
の側面に支点軸24を中心に摺動自在に取り付けられた水
平なレバー25が配置され、垂直面内で揺動するこのレバ
ー25の先端にはローラ23と上下に対向するベアリングに
よる回転体26が回転自在に設けられている。レバー25の
上部には支持部材27を介してケース5に支持された押し
ねじ28が配置され、この押しねじ28は回転操作によりレ
バー25に対し上下に進退する。
ース5から突出し、一方の軸10Aの先端弐は微動駆動ロ
ーラ23が設けられ、このローラ23はウォームホイール10
と一体に回転する。ローラ23はガイドレール1の下部に
あり、ガイドレール1の上部には第1図の通りケース5
の側面に支点軸24を中心に摺動自在に取り付けられた水
平なレバー25が配置され、垂直面内で揺動するこのレバ
ー25の先端にはローラ23と上下に対向するベアリングに
よる回転体26が回転自在に設けられている。レバー25の
上部には支持部材27を介してケース5に支持された押し
ねじ28が配置され、この押しねじ28は回転操作によりレ
バー25に対し上下に進退する。
以上説明したつまみ21、ウォーム9、ウォームホイール
10、ローラ23により、摺動部材2を微動させる駆動手段
Cが構成される。また、押しねじ28、支点軸24、レバー
25、回転体26により、ケース5を摺動部材2に対し上下
に移動させてローラ23をガイドレール1に対し当接、離
隔させるローラ変位手段Dが構成される。さらに、ウォ
ーム9とウォームホイール10との噛合によりローラ23側
からつまみ21側へは回転が伝達されることはないため、
ローラ23、ウォームホイール10、ウォーム9により、摺
動部材2をガイドレール1にクランプするクランプ手段
Eが構成される。このためローラ23、ウォームホイール
10、ウォーム9は駆動手段Cの構成部品であるとともに
クランプ手段Eの構成部品ともになっており、部品の兼
用化が図られている。
10、ローラ23により、摺動部材2を微動させる駆動手段
Cが構成される。また、押しねじ28、支点軸24、レバー
25、回転体26により、ケース5を摺動部材2に対し上下
に移動させてローラ23をガイドレール1に対し当接、離
隔させるローラ変位手段Dが構成される。さらに、ウォ
ーム9とウォームホイール10との噛合によりローラ23側
からつまみ21側へは回転が伝達されることはないため、
ローラ23、ウォームホイール10、ウォーム9により、摺
動部材2をガイドレール1にクランプするクランプ手段
Eが構成される。このためローラ23、ウォームホイール
10、ウォーム9は駆動手段Cの構成部品であるとともに
クランプ手段Eの構成部品ともになっており、部品の兼
用化が図られている。
また、第1図から明らかな通り前記バックラッシュ除去
手段A、スラストプランジャBを含めてこれらの手段C,
D,Eはいずれもケース5に設けられ、全体にコンパクト
化されている。
手段A、スラストプランジャBを含めてこれらの手段C,
D,Eはいずれもケース5に設けられ、全体にコンパクト
化されている。
次に作用について説明する。
押しねじ28を回転操作して押し込むと、この押しねじ28
の下端が上面に当接し、かつ回転体26がガイドレール1
の上面に当接しているレバー25は支点軸24を中心に下向
きに揺動するため、その反作用によりケース5は板ばね
3,4を上向きに撓ませて摺動部材2に対し上方へ移動
し、この結果、前記ローラ変位手段Dの作用によりロー
ラ23はガイドレール1の下面に当接し、ガイドレール1
は回転体26とローラ23とで挟着される。第1図はこの状
態を示している。この状態でつまみ21を回転操作する
と、ウォーム9、ウォームホイール10を介してローラ23
が回転し、つまみ21の回転はウォーム9、ウォームホイ
ール10の減速作用でローラ23に減速されながら伝達さ
れ、ケース5を介して摺動部材2はガイドレール1に沿
って微動する。つまみ21の回転方向を逆にすればローラ
23の回転方向も逆になるため、摺動部材2は反対方向に
微動する。
の下端が上面に当接し、かつ回転体26がガイドレール1
の上面に当接しているレバー25は支点軸24を中心に下向
きに揺動するため、その反作用によりケース5は板ばね
3,4を上向きに撓ませて摺動部材2に対し上方へ移動
し、この結果、前記ローラ変位手段Dの作用によりロー
ラ23はガイドレール1の下面に当接し、ガイドレール1
は回転体26とローラ23とで挟着される。第1図はこの状
態を示している。この状態でつまみ21を回転操作する
と、ウォーム9、ウォームホイール10を介してローラ23
が回転し、つまみ21の回転はウォーム9、ウォームホイ
ール10の減速作用でローラ23に減速されながら伝達さ
れ、ケース5を介して摺動部材2はガイドレール1に沿
って微動する。つまみ21の回転方向を逆にすればローラ
23の回転方向も逆になるため、摺動部材2は反対方向に
微動する。
以上の微動操作はガイドレール1の全長に亘る長いスト
ロークについて行うことができ、また微動方向の転換は
任意な位置においてつまみ21の回転方向を逆にすること
により直ちに行え、従ってこの装置が適用される三次元
測定機の操作性が良好となり、測定作業の作業効率が向
上する。
ロークについて行うことができ、また微動方向の転換は
任意な位置においてつまみ21の回転方向を逆にすること
により直ちに行え、従ってこの装置が適用される三次元
測定機の操作性が良好となり、測定作業の作業効率が向
上する。
また、前述の通りウォーム9とウォームホイール10との
間のバックラッシュはバックラッシュ除去手段Aにより
除去されているため、つまみ21の回転方向を逆にして微
動方向を転換した場合、この転換はガタが発生すること
なく直ちに行われ、測定作業を円滑に行なえる。さら
に、このバックラッシュ除去手段Aは板ばね13によりウ
ォーム9をウォームホイール10側に弾性的に付勢するも
のであるため、ウォーム9の歯やウォームホイール10の
歯が摩耗した場合、あるいはウォーム9とウォームホイ
ール10との軸間距離が微妙に変化した場合には、これに
ウォーム9が追従する動きを行えるようになっている。
間のバックラッシュはバックラッシュ除去手段Aにより
除去されているため、つまみ21の回転方向を逆にして微
動方向を転換した場合、この転換はガタが発生すること
なく直ちに行われ、測定作業を円滑に行なえる。さら
に、このバックラッシュ除去手段Aは板ばね13によりウ
ォーム9をウォームホイール10側に弾性的に付勢するも
のであるため、ウォーム9の歯やウォームホイール10の
歯が摩耗した場合、あるいはウォーム9とウォームホイ
ール10との軸間距離が微妙に変化した場合には、これに
ウォーム9が追従する動きを行えるようになっている。
また、ウォーム9の軸方向のガタつきは前述スラストプ
ランジャBにより防止されているため、この軸方向のガ
タつきによる微動方向の移動誤差の発生は防止される。
ランジャBにより防止されているため、この軸方向のガ
タつきによる微動方向の移動誤差の発生は防止される。
以上のように摺動部材2を所定位置まで微動させた後、
つまみ21の回転操作をやめると、摺動部材2にガイドレ
ール1の長手方向への移動力を作用させてもローラ23側
からつまみ21側への回転の伝達はウォームホイール10、
ウォーム9により阻止され、ローラ23は回転することは
ないため、摺動部材2はガイドレール1に沿って移動せ
ず、このようにこの場合には前記クランプ手段Eによる
クランプが行われることになる。このクランプ時にもバ
ックラッシュ除去手段A,スラストプランジャBの機能が
発揮され、ウォームホイール10の回転方向のガタおよび
ウォーム9の軸方向のガタは発生しないため、摺動部材
2は所定位置に正確に停止することになる。また、以上
のクランプ時、および前記微動時、ガイドレール1はロ
ーラ23と回転体26とで上下から挟着された状態となって
いるため、ローラ23だけの当接力を受ける場合と異なり
ガイドレール1が撓み変形することはない。
つまみ21の回転操作をやめると、摺動部材2にガイドレ
ール1の長手方向への移動力を作用させてもローラ23側
からつまみ21側への回転の伝達はウォームホイール10、
ウォーム9により阻止され、ローラ23は回転することは
ないため、摺動部材2はガイドレール1に沿って移動せ
ず、このようにこの場合には前記クランプ手段Eによる
クランプが行われることになる。このクランプ時にもバ
ックラッシュ除去手段A,スラストプランジャBの機能が
発揮され、ウォームホイール10の回転方向のガタおよび
ウォーム9の軸方向のガタは発生しないため、摺動部材
2は所定位置に正確に停止することになる。また、以上
のクランプ時、および前記微動時、ガイドレール1はロ
ーラ23と回転体26とで上下から挟着された状態となって
いるため、ローラ23だけの当接力を受ける場合と異なり
ガイドレール1が撓み変形することはない。
ガイドレール1に沿って摺動部材2を粗動させる場合に
は、前記押しねじ28を前述とは反対側に回転操作して上
昇させる。これにより、ケース5の自重により回転体26
がガイドレール1の上面に常に当接しているレバー25は
支点軸24を中心に上向きに揺動し、この結果、ケース5
は自重によって板ばね3,4を下向きに撓ませながら摺動
部材2に対して下降し、このケース5の下降によりロー
ラ23はガイドレール1から離れ、このようにしてローラ
23は前記ローラ変位手段Dによりガイドレール1から離
隔する。このため、この後、図示しない自動駆動装置に
よりまたは手動操作により、摺動部材2をガイドレール
1に沿って粗動させることができる。
は、前記押しねじ28を前述とは反対側に回転操作して上
昇させる。これにより、ケース5の自重により回転体26
がガイドレール1の上面に常に当接しているレバー25は
支点軸24を中心に上向きに揺動し、この結果、ケース5
は自重によって板ばね3,4を下向きに撓ませながら摺動
部材2に対して下降し、このケース5の下降によりロー
ラ23はガイドレール1から離れ、このようにしてローラ
23は前記ローラ変位手段Dによりガイドレール1から離
隔する。このため、この後、図示しない自動駆動装置に
よりまたは手動操作により、摺動部材2をガイドレール
1に沿って粗動させることができる。
以上のようにローラ変位手段Dの操作により摺動部材2
を微動、粗動させることができる状態に切り換えること
ができ、またローラ23をガイドレール1に当接させた場
合にはクランプ手段Eにより摺動部材2をガイドレール
1にクランプすることができる。
を微動、粗動させることができる状態に切り換えること
ができ、またローラ23をガイドレール1に当接させた場
合にはクランプ手段Eにより摺動部材2をガイドレール
1にクランプすることができる。
以上述べたように本実施例においては、ローラ23をガイ
ドレール1に当接させた後、つまみ21を操作することに
より駆動手段Cで摺動部材2をガイドレール1に沿って
微動させることができるとともに、つまみ21を操作しな
ければクランプ手段Eにより摺動部材2をガイドレール
1にクランプすることができ、これらの駆動手段C、ク
ランプ手段Eはローラ23、ウォームホイール10、ウォー
ム9を共通部品として構成されており、部品の兼用化に
よって部品点数が削減され、それだけ構造の簡単化が実
現されている。また、つまみ21の回転操作により摺動部
材2をガイドレール1の全長に亘って微動させることが
でき、充分に長い微動ストロークを得られる。
ドレール1に当接させた後、つまみ21を操作することに
より駆動手段Cで摺動部材2をガイドレール1に沿って
微動させることができるとともに、つまみ21を操作しな
ければクランプ手段Eにより摺動部材2をガイドレール
1にクランプすることができ、これらの駆動手段C、ク
ランプ手段Eはローラ23、ウォームホイール10、ウォー
ム9を共通部品として構成されており、部品の兼用化に
よって部品点数が削減され、それだけ構造の簡単化が実
現されている。また、つまみ21の回転操作により摺動部
材2をガイドレール1の全長に亘って微動させることが
でき、充分に長い微動ストロークを得られる。
第4図はバックラッシュ除去手段Aの別実施例を示す。
ホルダ6の背面にはウレタンゴム等による弾性部材29が
固定され、ケース5に設けた延出部5Aには押しねじ30が
螺合され、この押しねじ30を回転させて押し力を弾性部
材29に作用させることにより、弾性部材29の弾発力でウ
ォーム9はウォームホイール10側に弾性的に付勢され
る。このようにバックラッシュ除去手段Aの構造は前記
実施例のものに限定されず、任意である。
ホルダ6の背面にはウレタンゴム等による弾性部材29が
固定され、ケース5に設けた延出部5Aには押しねじ30が
螺合され、この押しねじ30を回転させて押し力を弾性部
材29に作用させることにより、弾性部材29の弾発力でウ
ォーム9はウォームホイール10側に弾性的に付勢され
る。このようにバックラッシュ除去手段Aの構造は前記
実施例のものに限定されず、任意である。
また、前記実施例では駆動手段Cは操作部材としてのつ
まみ21、ウォーム9、ウォームホイール10、ローラ23に
より構成されていたが、この駆動手段は操作部材とロー
ラとの間に例えばラチェット機構を介入したものとし、
このラチェット機構により操作部材側からローラ側へは
回転を伝達するが、ローラ側から操作部材側へは回転を
伝達しないようにしてもよく、これによっても駆動手段
とクランプ手段とを部品の兼用化を達成しながら構成で
きる。また、前記実施例ではケース5は摺動部材2に板
ね3,4により移動自在に連結されていたが、この連結を
例えばレバー等の揺動部材によって行ってもよい。
まみ21、ウォーム9、ウォームホイール10、ローラ23に
より構成されていたが、この駆動手段は操作部材とロー
ラとの間に例えばラチェット機構を介入したものとし、
このラチェット機構により操作部材側からローラ側へは
回転を伝達するが、ローラ側から操作部材側へは回転を
伝達しないようにしてもよく、これによっても駆動手段
とクランプ手段とを部品の兼用化を達成しながら構成で
きる。また、前記実施例ではケース5は摺動部材2に板
ね3,4により移動自在に連結されていたが、この連結を
例えばレバー等の揺動部材によって行ってもよい。
本考案によれば、摺動部材とクランプ手段とを部品を共
通させて構成できるようになり、部品の兼用化が達成さ
せるため、部品点数の削減、構造の簡単化を実現でき、
また摺動部材の微動ストロークをガイドレールの全長に
亘る長いものにできる。
通させて構成できるようになり、部品の兼用化が達成さ
せるため、部品点数の削減、構造の簡単化を実現でき、
また摺動部材の微動ストロークをガイドレールの全長に
亘る長いものにできる。
第1図は本考案の実施例に係る装置の要部を示す一部断
面の正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図
は第1図の一部拡大断面図、第4図は別実施例を示す一
部断面の正面図である。 1……ガイドレール、2……摺動部材、5……ケース、
6……ホルダ、9……ウォーム、10……ウォームホイー
ル、21……操作部材であるつまみ、23……微動駆動ロー
ラ、25……レバー、26……回転体、28……押しねじ、A
……バックラッシュ除去手段、B……スラストプランジ
ャ、C……駆動手段、D……ローラ変位手段、E……ク
ランプ手段。
面の正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図
は第1図の一部拡大断面図、第4図は別実施例を示す一
部断面の正面図である。 1……ガイドレール、2……摺動部材、5……ケース、
6……ホルダ、9……ウォーム、10……ウォームホイー
ル、21……操作部材であるつまみ、23……微動駆動ロー
ラ、25……レバー、26……回転体、28……押しねじ、A
……バックラッシュ除去手段、B……スラストプランジ
ャ、C……駆動手段、D……ローラ変位手段、E……ク
ランプ手段。
Claims (2)
- 【請求項1】水平なガイドレールに対し摺動自在となっ
た摺動部材をこのガイドレールに沿って微動させる摺動
部材の微動装置において、 前記ガイドレールの長手方向と直交する上下方向に前記
摺動部材に移動自在に連結されたケースと、 このケースに設けられ、操作部材と、前記ガイドレール
の下面に当接可能なローラとを含んで構成されるととも
に、この操作部材側から前記ローラ側へのみ回転を伝達
し、前記摺動部材を前記ガイドレールに沿って微動させ
る駆動手段と、 前記ケースに前記ガイドレールの上部において垂直面内
で揺動自在に設けられた水平なレバーと、このレバーに
回転自在に取り付けられ、前記ガイドレールの上面に当
接する回転体と、下端が前記レバーの上面に当接して前
記ケースに上下に進退自在に設けられた押し部材とを備
えるローラ変位手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする摺動部材の微動装
置。 - 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項において、
前記駆動手段は、前記操作部材と前記ローラとの間に互
いに噛合して介入された操作部材側のウォームとローラ
側のウォームホイールとを含んで構成されたことを特徴
とする摺動部材の微動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987151299U JPH0643565Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 摺動部材の微動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987151299U JPH0643565Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 摺動部材の微動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6455359U JPS6455359U (ja) | 1989-04-05 |
| JPH0643565Y2 true JPH0643565Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31425216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987151299U Expired - Lifetime JPH0643565Y2 (ja) | 1987-10-01 | 1987-10-01 | 摺動部材の微動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643565Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440851Y2 (ja) * | 1974-07-22 | 1979-11-30 |
-
1987
- 1987-10-01 JP JP1987151299U patent/JPH0643565Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6455359U (ja) | 1989-04-05 |
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