JPH0643614U - 光路分割切換え機構 - Google Patents
光路分割切換え機構Info
- Publication number
- JPH0643614U JPH0643614U JP8179092U JP8179092U JPH0643614U JP H0643614 U JPH0643614 U JP H0643614U JP 8179092 U JP8179092 U JP 8179092U JP 8179092 U JP8179092 U JP 8179092U JP H0643614 U JPH0643614 U JP H0643614U
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- optical path
- mirrors
- mirror
- switching mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光束分割光学素子の平行移動による光束の分
割比率の変更を行う従来の機構が、所要スペースが大き
い、迅速な操作ができない等の欠点があるので、回動移
動方式でこれらの欠点の改善を目的とする。 【構成】 回動部材2に任意の反射率・透過率を持つ3
枚以上の複数枚のミラー1a〜1cを光軸12a上に係
止可能に配置してある。対物レンズ9より射出された光
束は、ミラー1a〜1cのいずれかに入射し、ミラーの
反射率・透過率に従って反射光と透過光に分光する。反
射光は全反射ミラー10を介して観察光学系11に、透
過光は写真撮影光学系12に導かれる。
割比率の変更を行う従来の機構が、所要スペースが大き
い、迅速な操作ができない等の欠点があるので、回動移
動方式でこれらの欠点の改善を目的とする。 【構成】 回動部材2に任意の反射率・透過率を持つ3
枚以上の複数枚のミラー1a〜1cを光軸12a上に係
止可能に配置してある。対物レンズ9より射出された光
束は、ミラー1a〜1cのいずれかに入射し、ミラーの
反射率・透過率に従って反射光と透過光に分光する。反
射光は全反射ミラー10を介して観察光学系11に、透
過光は写真撮影光学系12に導かれる。
Description
【0001】
本考案は、顕微鏡に用い迅速な操作が可能で省スペースな光路分割切換え機構 に関するものである。
【0002】
顕微鏡光学系における従来の光路分割切換え機構について、この機構を持つ三 眼鏡筒を例にとり図3及び図4を用い説明する。図3で、16は光路の分割を行 うプリズムであり、直角プリズム16aと円柱ガラス体16bを図3に示すよう にはり合わせ構成してある。17aはプリズム16が固定されている移動部材、 17bは移動部材17aが紙面に垂直な方向に移動する場合の案内面を有する固 定部材である。18は写真撮影光路、19は観察光路であって、試料方向Sから 図示を省略した対物レンズ系を介して光路分割プリズム16の直角プリズム16 aに入射した光束は、P1 点で反射光と透過光とに分光され、透過光は円柱ガラ ス体16bから射出し写真撮影光路18に沿って進行する。P1 点での反射光は P2 点で全反射し、反射光は直角プリズム16aから射出し観察光路19に沿っ て進行する。このようなプリズム16が、固定部材17b上を水平に移動するこ とにより、光路の分割比率の選択がなされている。図4はその移動範囲を示す斜 視図である。
【0003】
しかし、上述した従来の構造では、横幅の寸法が少なくとも光束径の5倍は必 要であり、特に超広視野の顕微鏡鏡筒においては、装置の大型化を招くという問 題がある。また、右側の光路から左側の光路へ切換える際に、移動距離が大きく 迅速な切換え操作ができないという問題もある。
【0004】 本考案は、上述の事情に鑑みて、装置の大型化を招くことなく、また、迅速な 切換え操作が行える顕微鏡光学系の光路の分割切換え機構の提供を目的としたも のである。
【0005】
本考案の光路分割切換え機構は、顕微鏡光学系の光路分割切換え機構において 、任意の反射率・透過率を有する3枚以上の複数枚のミラーを、光軸上に係止可 能に回動部材へ配置したことを特徴としている。
【0006】 また、本考案の光路分割切換え機構は、顕微鏡光学系の光路分割切換え機構に おいて、任意の反射率・透過率を有する3枚以上の複数枚のミラーを、透明な材 質で形成した回動部材と一体的に光軸上に係止可能に形成してあることを特徴と している。
【0007】
回動自在な回動部材に配置され任意の反射率・透過率を有するミラーを、回動 操作により光軸上に位置させて係止する。対物レンズより射出された光束は、ミ ラーにより反射光と透過光に分光される。この場合、光軸上に位置させて係止す るミラーの反射率と透過率の比率に従って、反射光と透過光の分割比率を変更で きる。
【0008】
(第1実施例) 図1は、本考案の光路分割切換え機構に関する第1実施例の構成を示す顕微鏡 の写真撮影光路付鏡筒の図である。図1(b)は図1(a)のA方向からの矢視 図である。図中、1a,1b及び1cはそれぞれ任意の反射率及び透過率を有す るミラー、2はミラー1a,1b及び1cが点対称的に配置・固定されている回 動部材(本実施例の場合、以下、ターレットと称する)、3aは回動自在に筐体 4に枢着されているターレット2の回動軸である。5aはターレット2に共軸的 に固定されているギア、5bは回動軸3bによって回動自在に筐体4に枢着され 、かつ、ギア5aに歯合しており歯数がギア5aと同数のギア、5cはギア5b に歯合しており歯数がギア5bの歯数の2倍、したがって直径がギア5bの2倍 のギアである。
【0009】 6はギア5cの上部に共軸的に固定されている円板形の操作つまみである。操 作性をよくするため、操作つまみ6の円周部には刻み目があり、かつ、操作つま み6の円周部の一部は、筐体4の外部に露出している。図示はしてないが、ギア 5cと操作つまみ6は、回動自在に筐体4に枢着されている。7はギア5bの上 部に共軸的に固定されている円筒形の回動阻止部である。ミラー1a,1b及び 1cの個数3に合わせて、回動阻止部7の側面には三つのV形溝が120°の中 心角ごとに刻設されている。8は筐体4に保持されている回動阻止ピンである。 回動阻止ピン8は、一端で筐体4に保持され、他端は回動阻止部7の側面に直角 に当接しており、かつ、その他端が回動阻止部7のV形溝に合致すると、弾装さ れている係止玉が先端からV形溝に突出し、回動阻止部7を係止する公知の機構 になっている。
【0010】 次に、9は対物レンズ、9aは結像レンズ、10は全反射ミラー、11は観察 光学系、12は写真撮影光学系、13は光学補正プリズムである。ミラー1a, 1b及び1cは任意の反射率及び透過率を有するが、例えばミラー1aを反射率 100%,透過率0%,ミラー1bを反射率20%,透過率80%,ミラー1c を反射率0%,透過率100%として、ターレット2に配置・固定されている。 また、ミラー1a,1b及び1cのそれぞれの中心が、光軸12aと合致したと き、回動阻止ピン8の先端から係止玉が回動阻止部7のV形溝に突出するように 構成されている。そうして、操作つまみ6を360°回動させると、ターレット 2は同方向に720°回動する。なお、回動軸3a及び3bの部分については、 耐久性・高精度を確保する必要がある場合、ボールベアリング等の回動機構を用 いてもよい。
【0011】 本考案の光路分割切換え機構は、上述のように構成されているので、回動阻止 部7が係止されている状態から、操作つまみ6を120°の整数倍回動操作する と、再びミラー1a,1b及び1cのいずれかの中心が光軸に合致するとともに 、回動阻止部7のV形溝に回動阻止ピン8の係止玉が突出し、ギア5aと共軸の ターレット2は回動を阻止され、したがって光軸12aと中心が合致したミラー 1a又は1b又は1cのいずれも確実に係止する。
【0012】 上述のミラー1a,1b及び1cのいずれかを確実に係止している状態の下に おいて、対物レンズ9から射出された光束は、結像レンズ9aを透過しミラー1 a,1b及び1cのいずれかに入射し、ミラーの反射率、透過率に従って反射及 び透過に分光される。反射した光束は、更に全反射ミラー10で全反射し観察光 学系11に導かれるので、図示を省略した接眼レンズを介して、試料を観察する ことができる。一方、透過した光束は、写真撮影光学系12に導かれるので、写 真カメラ又はTVカメラによって撮影することができる。この際、ミラー1a, 1b及び1cのいずれかを透過した光束に、それぞれミラー1a,1b及び1c の厚さによって歪みが生ずる場合には、光学補正プリズム13を配置し、ミラー 1a,1b及び1cのいずれかを透過した光束を光学補正プリズム13に透過せ しめて補正できる。本実施例では、ターレット2の回動機構としてスパーギア列 伝動を用いたが、このほかにもベベルギア伝動、ベルト伝動などを用いることが できる。また、任意の反射率・透過率を有するミラーが3枚の場合の機構につい て述べたが、ミラーの枚数がそれ以上の機構でも差し支えない。
【0013】 (第2実施例) 図2は、本考案の光路分割切換え機構に関する第2実施例を示す図で、回動部 材に透明な材質を用い、かつ、任意の反射率・透過率を有する3枚以上の複数枚 のミラーを光軸上に係止可能にこの透明な回動部材と一体的に形成してある。す なわち、図中、14は透明な材質を用いて構成した回動部材、15a,15b及 び15cは透明回動部材14上に一体的に形成し、それぞれ任意の反射率、透過 率を持つミラーである。
【0014】 より詳細に説明すれば、例えば、透明回動部材14上に15aは全透過ミラー 、15bは半透過ミラー、15cは全反射ミラーを構成してある。すなわち、ミ ラー15a相当部分には入射光束の100%を透過するような薄膜をコーティン グし、ミラー15b相当部分には入射光束の50%を透過、50%を反射するよ うな薄膜をコーティングし、更に、ミラー15c相当部分には入射光束の100 %を反射するような薄膜をコーティングしてある。コーティングする部分は、光 束をカバーしている範囲でよいので、ことさら形状にはこだわらない。このよう に構成したミラー15a〜15cを一体形成してある透明回動部材14は、第1 実施例のミラー1a〜1cが点対称的に配置・固定されているターレット2と同 等の機能・効果を有する。
【0015】
以上説明したように本考案の光路分割切換え装置は、光束分割光学素子の平行 移動による光束の分割比率の変更を行う従来の機構に比べ、回動部材の回動によ って光束の分割比率の変更を行う機構を用いているので、空きスペースが少なく 省スペース構造であり、装置を小形化できる。また、平行移動による端から端ま での従来の移動は、回動部材の回動による移動に取って代わられ、迅速な操作が できるようになった。
【図1】(a)は本考案の光路分割切換え機構による第
1実施例の構成を示す図、(b)は(a)のA方向から
の矢視図である。
1実施例の構成を示す図、(b)は(a)のA方向から
の矢視図である。
【図2】本考案の光路分割切換え機構に関する第2実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】顕微鏡光学系における従来の光路分割切換え機
構についての説明図である。
構についての説明図である。
【図4】顕微鏡光学系における従来の光路分割切換え機
構についての説明図である。
構についての説明図である。
1a 任意の反射率・透過率を有するミラー 1b 任意の反射率・透過率を有するミラー 1c 任意の反射率・透過率を有するミラー 2 回動部材(ターレット) 5a ギア 5b ギア 5c ギア 7 回動阻止部 8 回動阻止ピン 11 観察光学系 12 写真撮影光学系 14 透明回動部材 15a 全透過ミラー 15b 半透過ミラー 15c 全反射ミラー
Claims (2)
- 【請求項1】 顕微鏡光学系の光路分割切換え機構にお
いて、任意の反射率・透過率を有する3枚以上の複数枚
のミラーを、光軸上に係止可能に回動部材へ配置したこ
とを特徴とする光路分割切換え機構。 - 【請求項2】 回動部材が透明な材質で形成され、か
つ、前記回動部材にミラーが一体的に形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の光路分割切換え機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8179092U JPH0643614U (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 光路分割切換え機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8179092U JPH0643614U (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 光路分割切換え機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643614U true JPH0643614U (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=13756289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8179092U Pending JPH0643614U (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 光路分割切換え機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643614U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011164447A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Olympus Corp | 顕微鏡鏡筒、及び、それを用いた顕微鏡 |
| JP2012198322A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Olympus Corp | 光路切換えプリズム |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP8179092U patent/JPH0643614U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011164447A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Olympus Corp | 顕微鏡鏡筒、及び、それを用いた顕微鏡 |
| JP2012198322A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Olympus Corp | 光路切換えプリズム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990406 |