JPH0644337U - ケーブル終端部の遮蔽縁切部 - Google Patents
ケーブル終端部の遮蔽縁切部Info
- Publication number
- JPH0644337U JPH0644337U JP7633992U JP7633992U JPH0644337U JP H0644337 U JPH0644337 U JP H0644337U JP 7633992 U JP7633992 U JP 7633992U JP 7633992 U JP7633992 U JP 7633992U JP H0644337 U JPH0644337 U JP H0644337U
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- cable
- insulating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 tanδ測定試験のための課電用終端部などに
有用な、耐電圧特性の向上したケーブル終端部の遮蔽縁
切部を提供する。 【構成】 ケーブル終端部10のケーブル絶縁体12外
周に設けられた絶縁補強層13下方のケーブルシース端
(図示なし)寄りのケーブル絶縁体12上に、紡錘状の
補助絶縁補強層16を設け、この上に絶縁補強層13か
らケーブル外部半導電層17に跨って、一端が絶縁補強
層13とケーブル外部半導電層17にそれぞれ接触する
一対の遮蔽層19、20を設けるとともに、これらの他
端部を補助絶縁補強層16上で絶縁層18を介して対置
させる。
有用な、耐電圧特性の向上したケーブル終端部の遮蔽縁
切部を提供する。 【構成】 ケーブル終端部10のケーブル絶縁体12外
周に設けられた絶縁補強層13下方のケーブルシース端
(図示なし)寄りのケーブル絶縁体12上に、紡錘状の
補助絶縁補強層16を設け、この上に絶縁補強層13か
らケーブル外部半導電層17に跨って、一端が絶縁補強
層13とケーブル外部半導電層17にそれぞれ接触する
一対の遮蔽層19、20を設けるとともに、これらの他
端部を補助絶縁補強層16上で絶縁層18を介して対置
させる。
Description
【0001】
本考案は、 tanδ測定試験の課電用終端部などに有用なケーブル終端部の遮蔽 縁切部に関する。
【0002】
従来より、CVケーブルの tanδ測定試験を行うための課電用終端部において は、ケーブル終端の影響を防止するために、遮蔽層を縁切りすることが行われて いる。 すなわち、図3は、このような課電用終端部における遮蔽縁切部の一例を示し たもので、ケーブル終端部1のケーブル外部半導電層2端からケーブル絶縁体3 上に跨って半導電テープ層4を設け、この半導電テープ層4上からケーブル絶縁 体3に跨って絶縁テープ層5を設け、さらにこの絶縁テープ層5上から、ケーブ ル絶縁体3外周に油浸絶縁紙層6を介して装着されたモールドコンデンサブッシ ング7の端部に跨って半導電テープ層8を、両半導電テープ層4、8の各端部が 絶縁層を介して対向するように設けて構成されている。ここで、両半導電テープ 層4、8は、課電試験を行う場合のそれぞれ内側電極、外側電極となるものであ る。なお、図3中、9はケーブル導体(図示なし)に圧着された端子を示してい る。
【0003】
しかしながら、このような従来の縁切部では、内側電極となる半導電テープ層 4先端が絶縁テープ層5に対して半導電突起となり、しかも、その先端下の絶縁 厚がケーブル絶縁体3の厚さ分しかないため絶縁性能に乏しく、高温、高電界で の tanδの測定ができないという問題があった。
【0004】 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、 tanδ測定試験な どの課電用終端部などに有用な、耐電圧特性の向上したケーブル終端部の遮蔽縁 切部を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、ケーブル終端部のケーブル絶縁体外周に設けられた絶縁補強層から ケーブル外部半導電層に跨って、一端が、前記絶縁補強層とケーブル外部半導電 層にそれぞれ接触し、他端が絶縁層を介して対置されてなる一対の遮蔽層を具備 してなるケーブル終端部の遮蔽縁切部において、 前記絶縁補強層に続くケーブル絶縁体外周に補助絶縁補強層を設け、この補助 絶縁補強層上で前記一対の遮蔽層を対置させてなることを特徴とする。
【0006】
本考案のケーブル終端部の遮蔽縁切部においては、補助絶縁補強層を設け、こ の補助絶縁補強層上で一対の遮蔽層を対置させるようにしたことによって、一対 の遮蔽層の対向端部下の絶縁厚が厚くなるため、該部の電界が緩和され、絶縁性 能が向上する。 したがって、たとえば、これをtan δ測定試験の課電用終端部に適用した場合 に、高温、高電界でのtan δの測定が可能になる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例の遮蔽縁切部を用いたケーブルの tanδ測定試験の ための課電用終端部を示す縦断面図である。 図1において、10は、ケーブル終端部を示し、その段剥して露出されたケー ブル導体(図示なし)には課電用の端子11が圧着され、また、ケーブル絶縁体 12の外周には絶縁補強層13が設けられている。この絶縁補強層13は、ケー ブル絶縁体12上に油浸絶縁紙14を巻回し、その上に予め所定の形状に成形し ておいたモールドコンデンサブッシング15を装着するとともに、その内部に絶 縁油を充填して構成されている。
【0008】 そして、本考案にかかる遮蔽縁切部は、このように構成された絶縁補強層13 下方のケーブルシース端(図示なし)寄りのケーブル絶縁体12上に、絶縁補強 層13とケーブル端末側に縮径するテーパ面16aで接するように紡錘状の補助 絶縁補強層16を設けるとともに、この上に絶縁補強層13からケーブル外部半 導電層17に跨って、一端が、絶縁補強層13のモールドコンデンサブッシング 15とケーブル外部半導電層17にそれぞれ接触し、他端が補助絶縁補強層16 上で絶縁層18を介して対置するように一対の遮蔽層19、20を設けて構成さ れている。
【0009】 なお、図中、21は、各遮蔽層19、20上にそれぞれ巻き付けられたアルミ テープなどの金属テープ、22は、その金属テープ21上を覆って設けられた、 加硫ゴムテープの巻回などからなる油止めのための保護層である。また、23お よび24は、tan δを測定するにあたって遮蔽層19および遮蔽層20にそれぞ れ接続される接地線および測定用リード線を示している。
【0010】 このように構成される課電用終端部は、たとえば次のように形成される。 すなわち、常法により段剥ぎしたケーブル終端部10のケーブル外部半導電層 17近傍のケーブル絶縁体12上に、架橋可能なポリエチレンテープと架橋ポリ エチレンテープとを紡錘状に交互巻きして補助絶縁補強層16となる絶縁テープ 巻回層を設ける。次いで、この上からケーブル外部半導電層17に跨って、架橋 可能な半導電ポリエチレンテープを巻き付けて遮蔽層20となる半導電テープ巻 回層を設け、さらに、この半導電テープ巻回層の前記絶縁テープ巻回層上の端部 を覆うように架橋可能なポリエチレンテープを巻き付けて、絶縁層18となる絶 縁テープ巻回層を設ける。ここで、一旦加熱してこれらの各テープ巻回層間を一 体に融着させるとともに、未架橋の各テープを架橋させて、補助絶縁補強層16 、遮蔽層20、および絶縁層18を形成する。次いで、補助絶縁補強層16に続 くケーブル絶縁体12上に油浸絶縁紙14を巻回し、その上にモールドコンデン サブッシング15を装着した後、モールドコンデンサブッシング15の端部上か ら絶縁層18上に跨って、端部が遮蔽層20の端部と所定の重なり幅をもって対 置されるように半導電クレープ紙を巻回するか、あるいは架橋可能な半導電ポリ エチレンテープを巻回し、次いで加熱架橋して、遮蔽層19を形成する。しかる 後、各遮蔽層19、20上に金属テープ21を巻き付け、さらに、これらを覆う ように、加硫ゴムテープを巻回するなどして保護層22を設けるとともに、モー ルドコンデンサブッシング15内に絶縁油を充填して上記課電用終端部が完成す る。
【0011】 このように形成された課電用終端部においては、電界が集中し大きな電気的ス トレスがかかる遮蔽層20の対向側端部下が、補助絶縁補強層16によって絶縁 補強されているので、該部の電界が緩和され、耐電圧特性が向上する。したがっ て、従来のものでは困難であった高温、高電界条件での tanδ測定が可能になる 。
【0012】 なお、本発明においては、上記遮蔽層20の対向側端部に、丸みを設けること が望ましく、これによって絶縁性能をより向上させることができる。このような 丸みを有する遮蔽層20を形成するには、図1の円内部分を拡大して示した図2 に示すように、遮蔽層20用のたとえば架橋可能な半導電ポリエチレンテープ 20aを巻回する際に、その端縁を折り返すとともに、この折り返し部の内側に 同種の架橋可能な半導電ポリエチレンテープ20bを挿入するようにすればよい 。加熱架橋時にこれらのテープ20a、20bが溶融し、端縁に丸みを有する遮 蔽層20が形成される。
【0013】
以上説明したように、本考案によれば、電界が集中し大きな電気的ストレスが かかる遮蔽層端部下の絶縁厚が厚くなるため、該部の電界が緩和され、絶縁性能 が向上する。したがって、たとえば、これを tanδ測定試験の課電用終端部に適 用すれば、高温、高電界での tanδの測定が可能な課電用終端部を得ることがで きる。
【図1】本考案の一実施例の遮蔽縁切部を用いたケーブ
ルの tanδ測定試験のための課電用終端部を示す縦断面
図。
ルの tanδ測定試験のための課電用終端部を示す縦断面
図。
【図2】本考案の一実施例の要部拡大断面図。
【図3】ケーブルのtan δ測定試験のための課電用終端
部における遮蔽縁切部の従来例を示す縦断面図。
部における遮蔽縁切部の従来例を示す縦断面図。
10………ケーブル終端部 12………ケーブル絶縁体 13………絶縁補強層 16………補助絶縁補強層 17………ケーブル外部半導電層 19、20………遮蔽層
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブル終端部のケーブル絶縁体外周に
設けられた絶縁補強層からケーブル外部半導電層に跨っ
て、一端が、前記絶縁補強層とケーブル外部半導電層に
それぞれ接触し、他端が絶縁層を介して対置されてなる
一対の遮蔽層を具備してなるケーブル終端部の遮蔽縁切
部において、 前記絶縁補強層に続くケーブル絶縁体外周に補助絶縁補
強層を設け、この補助絶縁補強層上で前記一対の遮蔽層
を対置させてなることを特徴とするケーブル終端部の遮
蔽縁切部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7633992U JPH0644337U (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ケーブル終端部の遮蔽縁切部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7633992U JPH0644337U (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ケーブル終端部の遮蔽縁切部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644337U true JPH0644337U (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=13602608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7633992U Pending JPH0644337U (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ケーブル終端部の遮蔽縁切部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644337U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150106639A (ko) * | 2014-03-12 | 2015-09-22 | 엘에스전선 주식회사 | 종단접속함 |
| CN108539672A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-14 | 江苏中天科技电缆附件有限公司 | 一种电缆半导电断口处理方法 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP7633992U patent/JPH0644337U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150106639A (ko) * | 2014-03-12 | 2015-09-22 | 엘에스전선 주식회사 | 종단접속함 |
| CN108539672A (zh) * | 2018-04-11 | 2018-09-14 | 江苏中天科技电缆附件有限公司 | 一种电缆半导电断口处理方法 |
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