JPH0644902B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH0644902B2 JPH0644902B2 JP63094056A JP9405688A JPH0644902B2 JP H0644902 B2 JPH0644902 B2 JP H0644902B2 JP 63094056 A JP63094056 A JP 63094056A JP 9405688 A JP9405688 A JP 9405688A JP H0644902 B2 JPH0644902 B2 JP H0644902B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- filter
- light
- type filter
- infrared absorption
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- Laser Surgery Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、経内視鏡的にレーザー治療できるCCD等の
固体撮像素子を挿入部先端に具備した、或いは接眼部に
ビデオカメラを取りつけ観察画像をモニタに投映するこ
とのできる内視鏡に関する。
固体撮像素子を挿入部先端に具備した、或いは接眼部に
ビデオカメラを取りつけ観察画像をモニタに投映するこ
とのできる内視鏡に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 現在、胃或いは大腸といった体腔内患部の切開切除また
は出血部の凝固を目的としてレーザー光が経内視鏡的に
使用されている。また、レーザーには、一般に赤外波長
域のレーザー光を発振するNd−YAGレーザーを使用
する場合が広く知られている。
は出血部の凝固を目的としてレーザー光が経内視鏡的に
使用されている。また、レーザーには、一般に赤外波長
域のレーザー光を発振するNd−YAGレーザーを使用
する場合が広く知られている。
ところで、たとえば第5図に示すように電子内視鏡装置
1とNd−YAGレーザーを併用した場合、Nd−YA
Gレーザーは、体腔内患部3に挿入された電子内視鏡4
の挿入部5内に設けられたチャンネル6内にレーザーフ
ァイバプローブ7を挿通して使用され、レーザー装置8
からのNd−YAGレーザ光をレザーファイバプローブ
7により体腔内患部3に照射される。すると、光源装置
9からライトガイド10を介して体腔内患部3に照射さ
れて反射した照明光と同時に前記観察に不必要なレーザ
ー反射光が電子内視鏡4の挿入部5先端部に内蔵された
固体撮像素子12に入射するため、電子内視鏡4の操作
部13側部から延設された信号線14及びビデオプロセ
ッサ15を介して、テレビモニタ16に画像表示される
観察画像は、白っぽく見にくいものになってしまう。
尚、第5図において符号11は、固体撮像素子カバーガ
ラスである。
1とNd−YAGレーザーを併用した場合、Nd−YA
Gレーザーは、体腔内患部3に挿入された電子内視鏡4
の挿入部5内に設けられたチャンネル6内にレーザーフ
ァイバプローブ7を挿通して使用され、レーザー装置8
からのNd−YAGレーザ光をレザーファイバプローブ
7により体腔内患部3に照射される。すると、光源装置
9からライトガイド10を介して体腔内患部3に照射さ
れて反射した照明光と同時に前記観察に不必要なレーザ
ー反射光が電子内視鏡4の挿入部5先端部に内蔵された
固体撮像素子12に入射するため、電子内視鏡4の操作
部13側部から延設された信号線14及びビデオプロセ
ッサ15を介して、テレビモニタ16に画像表示される
観察画像は、白っぽく見にくいものになってしまう。
尚、第5図において符号11は、固体撮像素子カバーガ
ラスである。
そこで、上記のような問題を解消するため、例えば実開
昭62−142311号及び特開昭62−129047
号公報で開示されている。これらの関連技術では、第5
図に示すようにレーザー光をカットするためのレーザー
カットフィルタ17を対物レンズ系18に設ける方法が
とられている。
昭62−142311号及び特開昭62−129047
号公報で開示されている。これらの関連技術では、第5
図に示すようにレーザー光をカットするためのレーザー
カットフィルタ17を対物レンズ系18に設ける方法が
とられている。
前記レーザーカットフィルタとしては、レーザー波長光
を吸収することによりレーザー光の透過率を減少させる
赤外線吸収型フィルタ及びレーザー波長の光を反射し、
レーザー光の透過率を落とすレーザー光反射型フィルタ
がすでに知られている。
を吸収することによりレーザー光の透過率を減少させる
赤外線吸収型フィルタ及びレーザー波長の光を反射し、
レーザー光の透過率を落とすレーザー光反射型フィルタ
がすでに知られている。
通常の臨床において、レーザー光を使用する場合、例え
ばNd−YAGレーザー光に於いては、50Wのものが
使われ、このとき、0.01%のレーザー透過率のフィ
ルタがあれば観察に充分な画像が得られるとされてい
る。さらに、より高画質な観察像が要求される場合、或
いは100Wの高出力のNd−YAGレーザー光を使用
した場合、1.0×10−3%〜0.5×10−5のレ
ーザー透過率のフィルタが必要とされている。
ばNd−YAGレーザー光に於いては、50Wのものが
使われ、このとき、0.01%のレーザー透過率のフィ
ルタがあれば観察に充分な画像が得られるとされてい
る。さらに、より高画質な観察像が要求される場合、或
いは100Wの高出力のNd−YAGレーザー光を使用
した場合、1.0×10−3%〜0.5×10−5のレ
ーザー透過率のフィルタが必要とされている。
現在のところ、赤外線吸収型フィルタ、レーザー反射型
フィルタのいずれも、一枚のみでは要求される透過率を
満たすことは困難な状況にある。例えば、一般の赤外線
吸収型フィルタは、KG5,CM500S,C500S
といったものが一般に市販されていて、厚さ0.5mmで
約10%のレーザー透過率を示す。レーザー透過率を低
下させるには厚さを増せば良いが、実際に内視鏡対物レ
ンズ系に組込んだ場合、スペースの制約からフィルタ厚
さの大幅な増大は望めない。一方、レーザー反射型フィ
ルタは、白板に多層コーティングを施すことにより制作
され、第6図のような透過特性、を持つ。レーザーカッ
ト率を高めるには限界があり、それは、透過率特性に可
視部での部分的なダウン(リップル)19や可視部での
透過特性そのものの歪みにより画像の色調が乱れる為
で、レーザー透過率約1%が限度とされている。したが
って、必要とされるレーザー透過率を達成する為には、
レーザーカットフィルタを2種類以上組合せて使用しな
ければならない。
フィルタのいずれも、一枚のみでは要求される透過率を
満たすことは困難な状況にある。例えば、一般の赤外線
吸収型フィルタは、KG5,CM500S,C500S
といったものが一般に市販されていて、厚さ0.5mmで
約10%のレーザー透過率を示す。レーザー透過率を低
下させるには厚さを増せば良いが、実際に内視鏡対物レ
ンズ系に組込んだ場合、スペースの制約からフィルタ厚
さの大幅な増大は望めない。一方、レーザー反射型フィ
ルタは、白板に多層コーティングを施すことにより制作
され、第6図のような透過特性、を持つ。レーザーカッ
ト率を高めるには限界があり、それは、透過率特性に可
視部での部分的なダウン(リップル)19や可視部での
透過特性そのものの歪みにより画像の色調が乱れる為
で、レーザー透過率約1%が限度とされている。したが
って、必要とされるレーザー透過率を達成する為には、
レーザーカットフィルタを2種類以上組合せて使用しな
ければならない。
組合せのパターンとしては、レーザー反射型フィルタ同
士、レーザー吸収型フィルタ同士、及びレーザー反射型
フィルタとレーザー吸収型フィルタの組合せの3種類が
考えられる。
士、レーザー吸収型フィルタ同士、及びレーザー反射型
フィルタとレーザー吸収型フィルタの組合せの3種類が
考えられる。
第7図(a)に示すように、共に透過率が0.1%のレ
ーザー反射型フィルタ20,20をコーティングした白
板同士で組合せて使用した場合、レーザー光は、1/1
000の確率で第1のレーザー反射型フィルタ20を透
過し、残りは除去される。第1のレーザー反射タイプの
フィルタ20を通過したレーザー光は、第1のレーザー
反射型フィルタ20と第2のレーザー反射型フィルタ2
0との間で、反射の都度0.1%透過させながら多重反
射を起こし、いずれは第1のレーザー反射型フィルタ2
0、第2のレーザー反射型フィルタ20より透過してい
くため、第1のレーザー反射型フィルタ20を通過した
レーザー光は2分の1の率で第2のレーザー反射型フィ
ルタ20を通過する。しやがって、レーザー反射型フィ
ルタ2枚を組合せたときの合計透過率は1/1000×
1/2=1/2000より0.05%となる。
ーザー反射型フィルタ20,20をコーティングした白
板同士で組合せて使用した場合、レーザー光は、1/1
000の確率で第1のレーザー反射型フィルタ20を透
過し、残りは除去される。第1のレーザー反射タイプの
フィルタ20を通過したレーザー光は、第1のレーザー
反射型フィルタ20と第2のレーザー反射型フィルタ2
0との間で、反射の都度0.1%透過させながら多重反
射を起こし、いずれは第1のレーザー反射型フィルタ2
0、第2のレーザー反射型フィルタ20より透過してい
くため、第1のレーザー反射型フィルタ20を通過した
レーザー光は2分の1の率で第2のレーザー反射型フィ
ルタ20を通過する。しやがって、レーザー反射型フィ
ルタ2枚を組合せたときの合計透過率は1/1000×
1/2=1/2000より0.05%となる。
第7図(b)に示すように、共に透過率が10%の赤外
線吸収タイプのフィルタ22,22同士を組合せた場
合、合計透過率は1%になる。
線吸収タイプのフィルタ22,22同士を組合せた場
合、合計透過率は1%になる。
第7図(c)に示すように、透過率0.1%のレーザー
反射型フィルタ20がコーティングされた白板と透過率
10%のレーザー吸収型フィルタ22を組合せた場合、
合計透過率は0.01%となる。
反射型フィルタ20がコーティングされた白板と透過率
10%のレーザー吸収型フィルタ22を組合せた場合、
合計透過率は0.01%となる。
ゆえに、求められるレーザー透過率を保証する為には、
レーザー吸収型フィルタとレーザー反射型フィルタを組
合せて使用するのが浪良い。この組合せとしては、レザ
ー吸収型フィルタの表面にレーザー反射型フィルタをコ
ーティングする方式がすでに知られている。このような
赤外線吸収型フィルタとレーザー反射型フィルタを組合
せたとき、その配置方向を無造作に決定した場合、例え
ばレーザー吸収型フィルタをコーティングした面を挿入
部奥側にし、入射光が直接赤外線吸収型フィルタに入射
するような設置を行ってしまったとすると、比較的熱量
の大きいレーザー光を大量に含む反射光は、まず直接赤
外線吸収型フィルタに入射する。赤外線吸収型フィルタ
では、この大量のレーザー光を吸収してしまうため熱量
の過剰蓄積が起こり加熱する。このフィルタの加熱によ
り、内視鏡先端部の温度上昇に伴う撮像系への影響,赤
外線吸収フィルタ自体の破損等の不具合が生じる。ま
た、大量のレーザー光が赤外線吸収型フィルタに入射す
ると性能上の問題により、赤外線吸収能力の低下が起こ
り当初予定していたレーザーカット効果が得られない場
合もある。
レーザー吸収型フィルタとレーザー反射型フィルタを組
合せて使用するのが浪良い。この組合せとしては、レザ
ー吸収型フィルタの表面にレーザー反射型フィルタをコ
ーティングする方式がすでに知られている。このような
赤外線吸収型フィルタとレーザー反射型フィルタを組合
せたとき、その配置方向を無造作に決定した場合、例え
ばレーザー吸収型フィルタをコーティングした面を挿入
部奥側にし、入射光が直接赤外線吸収型フィルタに入射
するような設置を行ってしまったとすると、比較的熱量
の大きいレーザー光を大量に含む反射光は、まず直接赤
外線吸収型フィルタに入射する。赤外線吸収型フィルタ
では、この大量のレーザー光を吸収してしまうため熱量
の過剰蓄積が起こり加熱する。このフィルタの加熱によ
り、内視鏡先端部の温度上昇に伴う撮像系への影響,赤
外線吸収フィルタ自体の破損等の不具合が生じる。ま
た、大量のレーザー光が赤外線吸収型フィルタに入射す
ると性能上の問題により、赤外線吸収能力の低下が起こ
り当初予定していたレーザーカット効果が得られない場
合もある。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、赤外線吸
収型フィルタの加熱,能力低下をを防止し、安全且つレ
ーザーカット効率の高い内視鏡を提供することを目的と
している。
収型フィルタの加熱,能力低下をを防止し、安全且つレ
ーザーカット効率の高い内視鏡を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段及び作用] 前記目的を達成するため、本発明による内視鏡は、対物
光学系内に、特定の波長領域の光を吸収する吸収型フィ
ルタと、前記特定の波長領域の光を反射する反射型フィ
ルタとを備え、該反射型フィルタを前記吸収型フィルタ
よりも被写体側に配置して構成されている。この構成に
より、入射してくるレーザー光の大部分が反射型フィル
タで反射,除去された後、反射型フィルタを通過した残
りのレーザー光が吸収型フィルタに入射し、吸収されて
除去される。
光学系内に、特定の波長領域の光を吸収する吸収型フィ
ルタと、前記特定の波長領域の光を反射する反射型フィ
ルタとを備え、該反射型フィルタを前記吸収型フィルタ
よりも被写体側に配置して構成されている。この構成に
より、入射してくるレーザー光の大部分が反射型フィル
タで反射,除去された後、反射型フィルタを通過した残
りのレーザー光が吸収型フィルタに入射し、吸収されて
除去される。
[実施例] 第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は電子内視鏡先端部の詳細断面図、第2図はレーザー
装置を使用したときの電子内視鏡装置を示す概略構成
図、第3図は面取りの状態を示す比較図である。
図は電子内視鏡先端部の詳細断面図、第2図はレーザー
装置を使用したときの電子内視鏡装置を示す概略構成
図、第3図は面取りの状態を示す比較図である。
第2図に示すように、内視鏡装置31は、内視鏡32
と、この内視鏡32内に内蔵された固体撮像素子33か
ら信号線34を介して送られてくる信号等の処理を行う
ビデオプロセッサ35と、このビデオプロセッサ35か
らの信号を画像表示するテレビモニタ36と、照明光を
供給する光源装置37とからなる。
と、この内視鏡32内に内蔵された固体撮像素子33か
ら信号線34を介して送られてくる信号等の処理を行う
ビデオプロセッサ35と、このビデオプロセッサ35か
らの信号を画像表示するテレビモニタ36と、照明光を
供給する光源装置37とからなる。
前記内視鏡は、細長で可撓性を有する挿入部38と、こ
の挿入部38の後端に連設された操作部39とからな
り、この操作部39には電子内視鏡32内に設けられた
チャンネル40の挿入口41が設けられている。また、
挿入部38内には、先端に配光レンズ42を有するライ
トガイド43が内蔵され、このライトガイド43は、前
記光源装置37に接続されるようになっている。さら
に、前記挿入部38内には、被写体44からの反射光を
前記固体撮像素子33に結像させる対物レンズ系45が
設けられ、この対物レンズ系45の最後部には、前面に
特定の波長領域の光を反射する反射型フィルタとしての
レーザー反射型フィルタ46がコーティングされた、特
定の波長領域の光を吸収する吸収型フィルタとしての赤
外線吸収型フィルタ47と同じく前面にレーザー反射型
フィルタ46がコーティングされた固体撮像素子カバー
ガラス48とが配設され、、この固体撮像素子カバーガ
ラス48の後面には、前記固体撮像素子33が固定され
ている。また、前記内視鏡32のチャンネル40内に
は、挿入口41から、レーザーファイバプローブ49と
レーザー装置50とから構成されるNd−YAGレーザ
ーの、前記レーザーファイバプローブ49が挿通され、
このレーザーファイバプローブ49の先端からレーザー
光が体腔内患部44に照射されるようになっている。
の挿入部38の後端に連設された操作部39とからな
り、この操作部39には電子内視鏡32内に設けられた
チャンネル40の挿入口41が設けられている。また、
挿入部38内には、先端に配光レンズ42を有するライ
トガイド43が内蔵され、このライトガイド43は、前
記光源装置37に接続されるようになっている。さら
に、前記挿入部38内には、被写体44からの反射光を
前記固体撮像素子33に結像させる対物レンズ系45が
設けられ、この対物レンズ系45の最後部には、前面に
特定の波長領域の光を反射する反射型フィルタとしての
レーザー反射型フィルタ46がコーティングされた、特
定の波長領域の光を吸収する吸収型フィルタとしての赤
外線吸収型フィルタ47と同じく前面にレーザー反射型
フィルタ46がコーティングされた固体撮像素子カバー
ガラス48とが配設され、、この固体撮像素子カバーガ
ラス48の後面には、前記固体撮像素子33が固定され
ている。また、前記内視鏡32のチャンネル40内に
は、挿入口41から、レーザーファイバプローブ49と
レーザー装置50とから構成されるNd−YAGレーザ
ーの、前記レーザーファイバプローブ49が挿通され、
このレーザーファイバプローブ49の先端からレーザー
光が体腔内患部44に照射されるようになっている。
前記挿入部38先端部は、第1図に示すように、金属等
の硬性の部材からなる円柱状の先端部本体52を備え、
この先端部本体52の先端側には、カバー部材53が装
着されている。前記先端部本体52及びカバー部材53
には、前記挿入部38の長手方向に平行に貫通する観察
用透孔54、前記チャンネル40、図示しない照明用透
孔が形成されている。前記観察用透孔54内の先端側に
は、レンズ枠55が嵌着されている。そして、対物レン
ズ系45の一部としての対物前球56が、その光軸が前
記挿入部38の長手方向に平行になるように前記レンズ
枠55に保持されている。この対物前球56の後方に
は、フィルタ57が配列されている。前記フィルタ57
の後面には、前記レンズ枠55に内接して、フィルタ5
7を押える押え枠58が連設され、さらに、この押え枠
58に前部を内接させて前記対物前球56及びフィルタ
57を除く対物光学系45を保持するレンズ枠59が設
けられている。また、対物光学系45の最後部に配置さ
れている赤外線吸収型フィルタ47の前面にはレーザー
反射型フィルタ46がコーティングされ、後面は外周が
面取り60がされている。そして、前記レーザー反射型
フィルタ46がコーティングされた赤外線吸収型フィル
タ47は、前面の外周に設けられたレンズ押え61と面
取り60部分に施される接着剤62とで、固定されてい
る。
の硬性の部材からなる円柱状の先端部本体52を備え、
この先端部本体52の先端側には、カバー部材53が装
着されている。前記先端部本体52及びカバー部材53
には、前記挿入部38の長手方向に平行に貫通する観察
用透孔54、前記チャンネル40、図示しない照明用透
孔が形成されている。前記観察用透孔54内の先端側に
は、レンズ枠55が嵌着されている。そして、対物レン
ズ系45の一部としての対物前球56が、その光軸が前
記挿入部38の長手方向に平行になるように前記レンズ
枠55に保持されている。この対物前球56の後方に
は、フィルタ57が配列されている。前記フィルタ57
の後面には、前記レンズ枠55に内接して、フィルタ5
7を押える押え枠58が連設され、さらに、この押え枠
58に前部を内接させて前記対物前球56及びフィルタ
57を除く対物光学系45を保持するレンズ枠59が設
けられている。また、対物光学系45の最後部に配置さ
れている赤外線吸収型フィルタ47の前面にはレーザー
反射型フィルタ46がコーティングされ、後面は外周が
面取り60がされている。そして、前記レーザー反射型
フィルタ46がコーティングされた赤外線吸収型フィル
タ47は、前面の外周に設けられたレンズ押え61と面
取り60部分に施される接着剤62とで、固定されてい
る。
前記レンズ枠の後方は、円筒部材63が外装され、レン
ズ枠59が内装された後方には、段部64を介して内径
が大きくなっている。
ズ枠59が内装された後方には、段部64を介して内径
が大きくなっている。
前記段部64には、前面にレーザー反射型フィルタ46
がコーティングされた固体撮像素子カバーガラス48が
外周を装着等により固定され、固体撮像素子カバーガラ
ス48の後面には、固体撮像素子33が固定されてい
る。また、この固体撮像素子33からは、信号線34が
延設されている。
がコーティングされた固体撮像素子カバーガラス48が
外周を装着等により固定され、固体撮像素子カバーガラ
ス48の後面には、固体撮像素子33が固定されてい
る。また、この固体撮像素子33からは、信号線34が
延設されている。
また、前記チャンネル40内には、レーザーファイバプ
ローブ49が挿通されている。そして、先端部本体52
には、可撓性のチューブ65が外装され、さらに、可撓
性のチューブ66が外装されている。
ローブ49が挿通されている。そして、先端部本体52
には、可撓性のチューブ65が外装され、さらに、可撓
性のチューブ66が外装されている。
以上のような構成により、矢印67で示す入射光(レー
ザー光を含む照明反射光)は、赤外線吸収タイプのフィ
ルタ47の前面にコーティングされたレーザー反射型フ
ィルタ46により、大部分が反射し除去される。前記レ
ーザー反射型フィルタ46は、実験によれば、レーザー
光の透過率を約1/1000にまで低下させている。
ザー光を含む照明反射光)は、赤外線吸収タイプのフィ
ルタ47の前面にコーティングされたレーザー反射型フ
ィルタ46により、大部分が反射し除去される。前記レ
ーザー反射型フィルタ46は、実験によれば、レーザー
光の透過率を約1/1000にまで低下させている。
前記レーザー反射型フィルタ46によりレーザー光が大
幅に除去された入射光は、その後に赤外線吸収型フィル
タ47へと入射し、ここでさらに、レーザー光が吸収さ
れ除去される。実験では、前記赤外線吸収型フィルタ4
7は、レーザー光の透過率をさらに約1/10に減少さ
せている。また、固体撮像素子カバーガラス48にコー
ティングされたレーザー反射型フィルタ46で反射され
たレーザー光は、赤外線吸収型フィルタ47で吸収され
るので、多重反射が起こらない。
幅に除去された入射光は、その後に赤外線吸収型フィル
タ47へと入射し、ここでさらに、レーザー光が吸収さ
れ除去される。実験では、前記赤外線吸収型フィルタ4
7は、レーザー光の透過率をさらに約1/10に減少さ
せている。また、固体撮像素子カバーガラス48にコー
ティングされたレーザー反射型フィルタ46で反射され
たレーザー光は、赤外線吸収型フィルタ47で吸収され
るので、多重反射が起こらない。
以上説明したように本実施例によれば、レーザー反射型
フィルタ46でレーザー光の大部分が反射し除去された
後、赤外線吸収型フィルタ47に入射するようになって
いるので、赤外線吸収型フィルタ47にレーザー光が過
剰に吸収されることがなく、したがって加熱や性能低下
を生じる子とがない。
フィルタ46でレーザー光の大部分が反射し除去された
後、赤外線吸収型フィルタ47に入射するようになって
いるので、赤外線吸収型フィルタ47にレーザー光が過
剰に吸収されることがなく、したがって加熱や性能低下
を生じる子とがない。
また、本実施例では、赤外吸収型フィルタ47に、第3
図(a)に示すように面取り60が施されているが、第
3図(b)のように、レーザー反射型フィルタ46がコ
ーティングされている側に面取りを施すことも考えられ
る。しかし、通常面取りまたは丸め工程において、レー
ザー反射型フィルタ46のコーティングが面取りエッジ
に沿って反射特性が劣化する。この劣化部分は一般に約
50μm程度考えれば良いが、このレーザー反射型フィ
ルタ46のコーティング面をレンズ押えで固定する場
合、劣化部分からレーザー光が直接赤外吸収型フィルタ
47に入射してしまうため、この劣化部分を完全にマス
クするように、レンズ押え内径を設定しなければならな
い。
図(a)に示すように面取り60が施されているが、第
3図(b)のように、レーザー反射型フィルタ46がコ
ーティングされている側に面取りを施すことも考えられ
る。しかし、通常面取りまたは丸め工程において、レー
ザー反射型フィルタ46のコーティングが面取りエッジ
に沿って反射特性が劣化する。この劣化部分は一般に約
50μm程度考えれば良いが、このレーザー反射型フィ
ルタ46のコーティング面をレンズ押えで固定する場
合、劣化部分からレーザー光が直接赤外吸収型フィルタ
47に入射してしまうため、この劣化部分を完全にマス
クするように、レンズ押え内径を設定しなければならな
い。
第3図(a),(b)を比較すればわかるように、レー
ザー反射型フィルタ46側を面取りした場合、レンズ押
えは本実施例のレンズ押え61よりも内径が小さくなっ
てしまう。したがって、本実施例と同じ内径を得ようと
すれば、外径の大きな赤外線吸収型フィルタを使用しな
ければならず、結果として、内視鏡先端部が大きくな
る。
ザー反射型フィルタ46側を面取りした場合、レンズ押
えは本実施例のレンズ押え61よりも内径が小さくなっ
てしまう。したがって、本実施例と同じ内径を得ようと
すれば、外径の大きな赤外線吸収型フィルタを使用しな
ければならず、結果として、内視鏡先端部が大きくな
る。
したがって、本実施例のような面取りをすることによっ
て、内視鏡先端部を小形化化していると共に、レーザー
反射型フィルタがコーティングされた側とされていない
側の識別を容易に行える。
て、内視鏡先端部を小形化化していると共に、レーザー
反射型フィルタがコーティングされた側とされていない
側の識別を容易に行える。
尚、本実施例では、他のレーザー光及び赤外線に対して
も適用できる。また、電子内視鏡に限らず、接眼部にテ
レビカメラ等を装着し、モニタテレビに観察像を投影す
ることができるファイバースコープにおいても同様の効
果が得られる。
も適用できる。また、電子内視鏡に限らず、接眼部にテ
レビカメラ等を装着し、モニタテレビに観察像を投影す
ることができるファイバースコープにおいても同様の効
果が得られる。
第4図は本発明の第2実施例に係る電子内視鏡先端部の
断面図である。
断面図である。
本実施例では、第1実施例におけるフィルタ57の代り
にレーザー反射型フィルタ46がコーティングされた赤
外線吸収型フィルタ47が配置され、固体撮像素子カバ
ーガラス48には、レーザー反射型フィルタ46がコー
ティングされておらず、最初の赤外線吸収タイプのフィ
ルタ47の前面にコーティングされたレーザー反射型フ
ィルタ46で大部分が反射され、このレーザー反射型フ
ィルタ46で反射されずに透過したレーザー光は、赤外
線吸収タイプのフィルタ47で吸収し減少される。さら
に、赤外線吸収タイプのフィルタ47で吸収されずに透
過したレーザー光は、対物レンズ系45の最後部に配置
された赤外線吸収タイプのフィルタ47にコーティング
されたレーザー反射型フィルタと赤外線吸収タイプのフ
ィルタ46とで反射及び吸収される。その他の構成,作
用は第1実施例と同じであり、効果においても第1実施
例と略同等の効果を得ることができる。
にレーザー反射型フィルタ46がコーティングされた赤
外線吸収型フィルタ47が配置され、固体撮像素子カバ
ーガラス48には、レーザー反射型フィルタ46がコー
ティングされておらず、最初の赤外線吸収タイプのフィ
ルタ47の前面にコーティングされたレーザー反射型フ
ィルタ46で大部分が反射され、このレーザー反射型フ
ィルタ46で反射されずに透過したレーザー光は、赤外
線吸収タイプのフィルタ47で吸収し減少される。さら
に、赤外線吸収タイプのフィルタ47で吸収されずに透
過したレーザー光は、対物レンズ系45の最後部に配置
された赤外線吸収タイプのフィルタ47にコーティング
されたレーザー反射型フィルタと赤外線吸収タイプのフ
ィルタ46とで反射及び吸収される。その他の構成,作
用は第1実施例と同じであり、効果においても第1実施
例と略同等の効果を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による内視鏡によれば、赤
外線吸収型フィルタの前方に、レーザー反射型フィルタ
が設けられている為、入射してきたレーザー光の大部分
が反射されて赤外線吸収型フィルタに入射されるので、
赤外線吸収型フィルタでのレーザー光の過剰吸収による
熱量の過剰蓄積が起こることがない。
外線吸収型フィルタの前方に、レーザー反射型フィルタ
が設けられている為、入射してきたレーザー光の大部分
が反射されて赤外線吸収型フィルタに入射されるので、
赤外線吸収型フィルタでのレーザー光の過剰吸収による
熱量の過剰蓄積が起こることがない。
したがって、内視鏡先端部の温度上昇に伴う撮像系への
影響、赤外線吸収型フィルタの破損及び赤外線吸収能力
の低下を防止できる効果がある。
影響、赤外線吸収型フィルタの破損及び赤外線吸収能力
の低下を防止できる効果がある。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は電子内視鏡先端部の詳細断面図、第2図はレーザー
装置を使用したときの電子内視鏡装置を示す概略構成
図、第3図は面取りの状態を示す比較図、第4図は本発
明の第2実施例に係る内視鏡先端部の断面図、第5図は
レーザー装置を使用したときの従来の電子内視鏡装置を
示す概略構成図、第6図はレーザー反射型フィルタの透
過特性を示した図、第7図はレーザー反射型フィルタと
赤外線吸収型フィルタの組合せを示す比較図である。 33……固体撮像素子 44……対物レンズ 46……レーザー反射型フィルタ 47……赤外線吸収型フィルタ 60……面取り
図は電子内視鏡先端部の詳細断面図、第2図はレーザー
装置を使用したときの電子内視鏡装置を示す概略構成
図、第3図は面取りの状態を示す比較図、第4図は本発
明の第2実施例に係る内視鏡先端部の断面図、第5図は
レーザー装置を使用したときの従来の電子内視鏡装置を
示す概略構成図、第6図はレーザー反射型フィルタの透
過特性を示した図、第7図はレーザー反射型フィルタと
赤外線吸収型フィルタの組合せを示す比較図である。 33……固体撮像素子 44……対物レンズ 46……レーザー反射型フィルタ 47……赤外線吸収型フィルタ 60……面取り
Claims (1)
- 【請求項1】対物光学系内に、特定の波長領域の光を吸
収する吸収型フィルタと、前記特定の波長領域の光を反
射する反射型フィルタとを備え、該反射型フィルタを前
記吸収型フィルタよりも被写体側に配置したことを特徴
とする内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63094056A JPH0644902B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63094056A JPH0644902B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 内視鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01265934A JPH01265934A (ja) | 1989-10-24 |
| JPH0644902B2 true JPH0644902B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=14099886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63094056A Expired - Lifetime JPH0644902B2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644902B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012006811A1 (zh) * | 2010-07-15 | 2012-01-19 | 广州宝胆医疗器械科技有限公司 | 硬质激光内镜系统 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0323832A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-01-31 | Toshiba Corp | 電子内視鏡装置 |
| JPH0412727A (ja) * | 1990-05-02 | 1992-01-17 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
| JPH08256975A (ja) * | 1995-03-22 | 1996-10-08 | Asahi Optical Co Ltd | 電子内視鏡用固体撮像装置 |
| JP4731194B2 (ja) * | 2005-04-07 | 2011-07-20 | Hoya株式会社 | 内視鏡用光源装置 |
| JP2007181044A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Mitsumi Electric Co Ltd | カメラモジュール |
| JP2007264115A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Mitsumi Electric Co Ltd | カメラモジュール |
| JP5380690B2 (ja) * | 2008-01-08 | 2014-01-08 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡対物光学系及びそれを用いた内視鏡システム |
| WO2013061990A1 (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | 旭硝子株式会社 | 光学フィルタとその製造方法、並びに撮像装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62243548A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP63094056A patent/JPH0644902B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012006811A1 (zh) * | 2010-07-15 | 2012-01-19 | 广州宝胆医疗器械科技有限公司 | 硬质激光内镜系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01265934A (ja) | 1989-10-24 |
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