JPH0645177A - コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

コンデンサ及びその製造方法

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JPH0645177A
JPH0645177A JP19768592A JP19768592A JPH0645177A JP H0645177 A JPH0645177 A JP H0645177A JP 19768592 A JP19768592 A JP 19768592A JP 19768592 A JP19768592 A JP 19768592A JP H0645177 A JPH0645177 A JP H0645177A
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electrode foil
capacitor element
capacitor
winding shaft
diameter
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Isao Yamaguchi
山口  勲
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動軸からコンデンサ素子の巻軸への駆動力
の伝達装置を非常に簡易化すると共に、巻き上げられた
コンデンサ素子の潰れによる短絡及びコンデンサ素子と
収納ケースとの接触を完全に防止して安定した高性能の
コンデンサを容易に製造できるようにすることである。 【構成】 一端に円板が固着された中空の巻軸に陽極用
電極箔、陰極用電極箔及び電解紙を交互に重ね合わせて
円板の直径よりも小径となるように巻き上げ、円板の直
径よりわずかに大きい内径を有する収納ケースにコンデ
ンサ素子の外周と該収納ケースの内周との間に一定の隙
間を形成させて収納するようにした構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサ及びその製
造方法に係り、特に巻き上げられたコンデンサ素子の潰
れによる短絡及びコンデンサ素子と収納ケースとの接触
を完全に防止でき、安定した性能を有するコンデンサ及
び該コンデンサを容易に製造できるようにしたコンデン
サの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5及び図6を参照して、例えば
電解コンデンサ素子1は、純度99.99%程度、厚さ
60乃至100μmのアルミニウム箔の表面に酸化皮膜
を形成した陽極用電極箔2と、厚さ40乃至50μmの
アルミニウム箔である陰極用電極箔3とに極引出し用タ
ブ(図示せず)を固着し、該陽極用電極箔2、陰極用電
極箔3と電解紙4とを交互に重ね合わせて円筒形状に巻
き上げて製作されている。
【0003】しかしコンデンサ素子1の中心部1aは、
中空となっているので、真空含浸槽中で該コンデンサ素
子1に電解液を含浸させる際及び搬送時等に矢印A方向
の外力が作用すると、コンデンサ素子1は容易に変形し
てしまい、潰れて中心部の陽極用電極箔2と陰極用電極
箔3とが接触して短絡し、コンデンサ素子1が不良品と
なるおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、陽極用電極箔、陰極用電極箔及び
電解紙を交互に重ね合わせて巻軸に巻き取り、該巻軸を
中心部にそのまま残して円筒状に巻き上げてコンデンサ
素子を製作することにより、コンデンサ素子の潰れによ
る短絡を完全に防止すると共に、コンデンサ素子を常に
安定した一定の形状に容易に巻き上げできるようにする
ことであり、またこれによってバラツキが非常に小さく
安定した品質を有しかつ高性能のコンデンサを提供する
ことである。
【0005】また他の目的は、中空の巻軸の中心穴に角
錐状の駆動軸を押圧して巻軸を回転させて陽極用電極
箔、陰極用電極箔及び電解紙を巻き上げることにより、
駆動軸の複数のエッジを巻軸の中心穴に食い込ませて駆
動できるようにすることであり、また複雑な巻軸の駆動
装置を要することなく簡単な装置で巻軸を回転させて陽
極用電極箔、陰極用電極箔及び電解紙を巻き上げること
ができるようにし、巻き取り装置の構造の簡易化とコス
トの低減を図ることである。
【0006】更に他の目的は、中空の巻軸の一端に円板
を固着すると共に陽極用電極箔、陰極用電極箔及び電解
紙を交互に重ね合わせて該円板の直径よりも小径となる
ように巻き上げて製作したコンデンサ素子を、該円板の
直径よりわずかに大きい内径を有する収納ケースに収納
することにより、コンデンサ素子の外周と該収納ケース
の内周との間に一定の隙間を形成させ、コンデンサ素子
を収納ケース内に偏りなく安定して配置できるようにす
ることであり、また内壁との干渉を皆無として、長期間
安定した性能を維持することができるコンデンサを得る
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明に係る
コンデンサの製造方法(請求項1)は、複数のエッジを
有する角錐状の駆動軸を該駆動軸よりも硬度の小さい素
材で製作された中空の巻軸の中心穴に押圧して該巻軸を
回転させ、極引出し用タブが固着された陽極用電極箔、
陰極用電極箔及び電解紙を交互に重ね合わせて前記巻軸
に巻き取り、円筒状に巻き上げてコンデンサ素子とする
ことを特徴とするものである。
【0008】また本発明に係るコンデンサ(請求項2)
は、収納ケースの内径よりもわずかに小さい直径を有す
る円板が一端に固着された中空の巻軸に、極引出し用タ
ブが固着された陽極用電極箔、陰極用電極箔及び電解紙
を交互に重ね合わせて前記円板の直径よりも小径となる
ように巻き上げてなるコンデンサ素子を含むことを特徴
とするものである。
【0009】また本発明に係るコンデンサ(請求項3)
は、一端に円板が固着された中空の巻軸に極引出し用タ
ブが固着された陽極用電極箔、陰極用電極箔及び電解紙
を交互に重ね合わせて前記円板の直径よりも小径に巻き
上げ、該巻き上げられたコンデンサ素子を前記円板の直
径よりわずかに大きい内径を有する収納ケースに収納
し、前記コンデンサ素子の外周と該収納ケースの内周と
の間に一定の隙間が形成されるように構成したことを特
徴とするものである。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図4を参照して、本発明に係るコンデン
サ10は、コンデンサ素子11と、収納ケース12とを
備えている。
【0011】コンデンサ素子11は、巻軸13に陽極用
電極箔14、陰極用電極箔15及び電解紙16を交互に
重ね合わせて巻き上げて製作されており、巻軸13は中
心穴13aが形成された中空のアルミニウムパイプ13
bの一端に円板13cが固着された形状となっている。
【0012】そして該巻軸13よりも大きい硬度を持つ
素材、例えば鉄で製作され、一端18aが角錐の一例た
る四角錐状に形成された駆動軸18を該巻軸13の中心
穴13aに矢印B方向に押圧してアルミニウムパイプ1
3bに角部18bを食い込ませて、例えば4箇所に回転
駆動力伝達用の凹陥部13d(図4)を形成し、矢印C
方向に回転させて巻軸13に陽極用電極箔14、陰極用
電極箔15及び電解紙16を交互に重ね合わせて円板1
3cの直径よりも小径となるように巻き上げて製作され
る。
【0013】陽極用電極箔14、陰極用電極箔15に
は、リード線19aが固着された極引出し用タブ19が
該陽極用電極箔14及び陰極用電極箔15と共に図示し
ないぐさり針を貫通させて穴19bをあけることにより
夫々固着されている。
【0014】収納ケース12は、コンデンサ素子11を
収納するためのものであって、底部12aを持つアルミ
ニウムで製作された円筒状容器であり、その内径は巻軸
13の円板13cの直径よりもわずかに大きく製作され
ている。
【0015】そしてコンデンサ10は、上記の如く製作
されたコンデンサ素子11を該収納ケース12内に挿入
することにより、コンデンサ素子11の外周11aと収
納ケース12の内周12cとの間に隙間21を形成させ
て収納し、開口部12bを封口ゴム20で塞いでなるも
のである。
【0016】そして本発明に係るコンデンサの製造方法
(請求項1)は、複数のエッジ18bを有する角錐状の
駆動軸18を該駆動軸18よりも硬度の小さい素材で製
作された中空の巻軸13の中心穴13aに押圧して巻軸
13を回転させ、極引出し用タブ19が固着された陽極
用電極箔14、陰極用電極箔15及び電解紙16を交互
に重ね合わせて巻軸13に巻き取り、円筒状に巻き上げ
てコンデンサ素子11とするコンデンサ10の製造方法
である。
【0017】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図1から図4におい
て、駆動軸18の角部18bを矢印B方向にアルミニウ
ムパイプ13bに押圧して食い込ませると、図4に示す
ような4個の凹陥部13dが形成されるので、これによ
り回転力を駆動軸18からアルミニウムパイプ13bに
伝達し得る状態とし、駆動軸18を矢印C方向に回転さ
せて陽極用電極箔14、陰極用電極箔15及び電解紙1
6を交互に重ね合わせ、芯とした巻軸13に巻き上げて
コンデンサ素子11としているので、該コンデンサ素子
11の外方から何らかの力が作用してもコンデンサ素子
11は潰れることはなく、従って陽極用電極箔14と陰
極用電極箔15とが接触して短絡することもない。
【0018】また陽極用電極箔14、陰極用電極箔15
及び電解紙16は、円板13cに沿って巻き上げられて
いるので整然と巻くことができ、巻きが崩れることもな
く、電気的特性も安定した素子を製作することができ
る。
【0019】また巻き上げられた陽極用電極箔14、陰
極用電極箔15及び電解紙16の直径は円板13cより
も小径とされ、かつ円板13cの直径は収納ケース12
の内径よりわずかに小さい寸法に設定されているので、
コンデンサ素子11は巻き上げられた陽極用電極箔1
4、陰極用電極箔15及び電解紙16の巻きが崩れるこ
ともなく、収納ケース12内に安定させて収納すること
ができる。
【0020】そしてコンデンサ素子11の外周11aと
収納ケース12の内周12cとの間には常に一定寸法の
隙間21が形成されるので、素子の電気的特性が安定し
た高性能のコンデンサ10を容易に得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記のように陽極用電極箔、
陰極用電極箔及び電解紙を交互に重ね合わせて巻軸に巻
き取り、該巻軸を中心部にそのまま残して円筒状に巻き
上げてコンデンサ素子を製作するようにしたので、コン
デンサ素子の潰れによる短絡を完全に防止できると共
に、コンデンサ素子を常に安定した一定の形状に容易に
巻き上げることができ、またこの結果バラツキが非常に
小さく安定した品質を有しかつ高性能のコンデンサを提
供することができる効果がある。
【0022】また中空の巻軸の中心穴に角錐状の駆動軸
を押圧して巻軸を回転させて陽極用電極箔、陰極用電極
箔及び電解紙を巻き上げるようにしたので、駆動軸の複
数のエッジを巻軸の中心穴に食い込ませるだけで駆動で
きることとなり、また複雑な巻軸の駆動装置を要するこ
となく簡単な装置で巻軸を回転させて陽極用電極箔、陰
極用電極箔及び電解紙を巻き上げることができるから、
巻き取り装置の構造の簡易化とコストの低減を図ること
ができる効果がある。
【0023】更には、中空の巻軸の一端に円板を固着す
ると共に陽極用電極箔、陰極用電極箔及び電解紙を交互
に重ね合わせて該円板の直径よりも小径となるように巻
き上げて製作したコンデンサ素子を、該円板の直径より
わずかに大きい内径を有する収納ケースに収納したの
で、コンデンサ素子の外周と該収納ケースの内周との間
に一定の隙間を形成させ、コンデンサ素子を収納ケース
内に偏りなく安定して配置できる効果があり、また内壁
との干渉を皆無として、長期間安定した性能を維持する
ことができるコンデンサを得ることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図4は本発明の実施例に係り、図1は
電極箔及び電解紙が角錐状の駆動軸により中空の巻軸に
巻き取られる状態を示す斜視図である。
【図2】中空の巻軸の斜視図である。
【図3】コンデンサ素子が収納ケースに収納されたコン
デンサの部分破断斜視図である。
【図4】巻き上げられたコンデンサ素子の平面図であ
る。
【図5】図5及び図6は従来例に係り、図5は巻き上げ
られたコンデンサ素子の平面図である。
【図6】中央部が外力により潰れた状態を示すコンデン
サ素子の平面図である。
【符号の説明】
10 コンデンサ 11 コンデンサ素子 11a コンデンサ素子の外周 12 収納ケース 12c 収納ケースの内周 13 巻軸 13a 中心穴 13c 円板 14 陽極用電極箔 15 陰極用電極箔 16 電解紙 18 駆動軸 18b エッジ 19 極引出し用タブ 21 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエッジを有する角錐状の駆動軸を
    該駆動軸よりも硬度の小さい素材で製作された中空の巻
    軸の中心穴に押圧して該巻軸を回転させ、極引出し用タ
    ブが固着された陽極用電極箔、陰極用電極箔及び電解紙
    を交互に重ね合わせて前記巻軸に巻き取り、円筒状に巻
    き上げてコンデンサ素子とすることを特徴とするコンデ
    ンサの製造方法。
  2. 【請求項2】 収納ケースの内径よりもわずかに小さい
    直径を有する円板が一端に固着された中空の巻軸に、極
    引出し用タブが固着された陽極用電極箔、陰極用電極箔
    及び電解紙を交互に重ね合わせて前記円板の直径よりも
    小径となるように巻き上げてなるコンデンサ素子を含む
    ことを特徴とするコンデンサ。
  3. 【請求項3】 一端に円板が固着された中空の巻軸に極
    引出し用タブが固着された陽極用電極箔、陰極用電極箔
    及び電解紙を交互に重ね合わせて前記円板の直径よりも
    小径に巻き上げ、該巻き上げられたコンデンサ素子を前
    記円板の直径よりわずかに大きい内径を有する収納ケー
    スに収納し、前記コンデンサ素子の外周と該収納ケース
    の内周との間に一定の隙間が形成されるように構成した
    ことを特徴とするコンデンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2765947A1 (fr) 1997-07-09 1999-01-15 Nitto Kohki Co Connecteur de tubes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2765947A1 (fr) 1997-07-09 1999-01-15 Nitto Kohki Co Connecteur de tubes

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