JPH06451Y2 - グロ−放電分解装置 - Google Patents
グロ−放電分解装置Info
- Publication number
- JPH06451Y2 JPH06451Y2 JP11749287U JP11749287U JPH06451Y2 JP H06451 Y2 JPH06451 Y2 JP H06451Y2 JP 11749287 U JP11749287 U JP 11749287U JP 11749287 U JP11749287 U JP 11749287U JP H06451 Y2 JPH06451 Y2 JP H06451Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- glow discharge
- mask body
- film
- discharge decomposition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えばアモルファスシリコンから成る電子写真
感光体ドラムを製造するためのグロー放電分解装置に関
するものである。
感光体ドラムを製造するためのグロー放電分解装置に関
するものである。
今日、アモルファスシリコンを光導電層とした電子写真
感光体が実用化されており、その優れた耐摩耗性、耐熱
性及び光感度特性並びに無公害性等々によって急速に市
場に浸透しつつある。
感光体が実用化されており、その優れた耐摩耗性、耐熱
性及び光感度特性並びに無公害性等々によって急速に市
場に浸透しつつある。
この電子写真感光体は円筒状基板の周面をグロー放電分
解法により成膜して得られるが、その成膜には基板温度
を約300℃に設定しており、そのため、成膜後に基板温
度が室温にまで下降した場合、アモルファスシリコン層
(以下、アモルファスシリコンをa-Siと略す)と基板の
熱膨張率の差が原因となって基板端部に応力が集中し、
これにより、基板端部が変形したり或いはその端部付近
に成膜されたa-Si槽が剥離するという問題があった。
解法により成膜して得られるが、その成膜には基板温度
を約300℃に設定しており、そのため、成膜後に基板温
度が室温にまで下降した場合、アモルファスシリコン層
(以下、アモルファスシリコンをa-Siと略す)と基板の
熱膨張率の差が原因となって基板端部に応力が集中し、
これにより、基板端部が変形したり或いはその端部付近
に成膜されたa-Si槽が剥離するという問題があった。
従って本考案は叙上の事情に鑑みて完成されたものであ
り、その目的は基板端部の変形並びに膜の剥離が生じな
いようにしたグロー放電分解装置を提供することにあ
る。
り、その目的は基板端部の変形並びに膜の剥離が生じな
いようにしたグロー放電分解装置を提供することにあ
る。
本考案によれば、成膜用ガスが導入される反応室内部に
円筒状基板が設置され、該基板と対向してグロー放電用
電極板が配置されており、グロー放電により基板周面上
に成膜されるグロー放電分解装置において、前記基板周
面の端部にマスク体を設置して該端部が成膜されないよ
うにしたことを特徴とするグロー放電分解装置が提供さ
れる。
円筒状基板が設置され、該基板と対向してグロー放電用
電極板が配置されており、グロー放電により基板周面上
に成膜されるグロー放電分解装置において、前記基板周
面の端部にマスク体を設置して該端部が成膜されないよ
うにしたことを特徴とするグロー放電分解装置が提供さ
れる。
以下、本考案をa-Si感光体ドラムを製作することができ
るグロー放電分解装置を例にとって詳細に説明する。
るグロー放電分解装置を例にとって詳細に説明する。
第1図は本考案グロー放電分解装置であり、第2図は感
光体ドラムの端部を示す。
光体ドラムの端部を示す。
第1図において、1は円筒形状の反応容器、1aはその
蓋体、1bはその周壁であり、2は円筒形状のグロー放
電用電極板であり、3は筒状の導電性基板支持体、4は
成膜用筒状基板であり、この基板4は基板支持体3の鍔
部3aに載置され、両者の周面は相互にゆるやかに接触
して電気的に導通している。そして、蓋体1aの上に付
設されたモーター5により回転軸6を介して基板支持体
3が回転駆動され、これに伴って筒状基板4が回転す
る。また、基板支持体3、回転軸6、蓋体1a及び周壁
1bは電気的に導通しており、周壁1bに付設された電
力入力用端子7とグロー放電用電極板2に付設された電
力入力用端子8は高周波電源9に接続され、このような
電力印加系のもとでグロー放電用電極板2と基板4の間
でグロー放電が発生する、尚、10、11は電極板2と
反応容器1を電気的に絶縁するリング体である。
蓋体、1bはその周壁であり、2は円筒形状のグロー放
電用電極板であり、3は筒状の導電性基板支持体、4は
成膜用筒状基板であり、この基板4は基板支持体3の鍔
部3aに載置され、両者の周面は相互にゆるやかに接触
して電気的に導通している。そして、蓋体1aの上に付
設されたモーター5により回転軸6を介して基板支持体
3が回転駆動され、これに伴って筒状基板4が回転す
る。また、基板支持体3、回転軸6、蓋体1a及び周壁
1bは電気的に導通しており、周壁1bに付設された電
力入力用端子7とグロー放電用電極板2に付設された電
力入力用端子8は高周波電源9に接続され、このような
電力印加系のもとでグロー放電用電極板2と基板4の間
でグロー放電が発生する、尚、10、11は電極板2と
反応容器1を電気的に絶縁するリング体である。
12はガス導入口、13はガス排出口であり、a-Si成膜
用ガスがガス導入口12を介して反応容器1の内部へ導
入され、次いで電極板2に貫設された複数個のガス噴出
口14を介して基板4に向けて噴き出される。
用ガスがガス導入口12を介して反応容器1の内部へ導
入され、次いで電極板2に貫設された複数個のガス噴出
口14を介して基板4に向けて噴き出される。
そして、上記グロー放電分解装置においては、基板4の
上端及び/又は下端にそれぞれリング状のマスク体15
を挿着しており、基板4の端部面が成膜されないように
している。
上端及び/又は下端にそれぞれリング状のマスク体15
を挿着しており、基板4の端部面が成膜されないように
している。
a-Si感光体ドラムを製作する場合、上記のような電力印
加系及びガス流系の下で基板4が回転駆動され、更に基
板支持体3の内部に配置されたヒータ16によって基板
4を所定の温度に設定し、グロー放電分解によって基板
4上にa-Si膜が気相成長される。そして、この気相成長
に伴って生じるガス分解残余ガスはガス排出口13を介
して排出される。尚、図中の矢印はガス流の方向を表わ
す。
加系及びガス流系の下で基板4が回転駆動され、更に基
板支持体3の内部に配置されたヒータ16によって基板
4を所定の温度に設定し、グロー放電分解によって基板
4上にa-Si膜が気相成長される。そして、この気相成長
に伴って生じるガス分解残余ガスはガス排出口13を介
して排出される。尚、図中の矢印はガス流の方向を表わ
す。
上記構成のグロー放電分解装置を用いて成膜し、成膜終
了後にマスク体15を取り外すと第2図(A)に示すよ
うにa-Si層17が形成されるが、基板周面端部に非成膜
部4aができる。このように成膜された基板4において
はその端部に応力が集中しておらず、その結果、基板端
部が変形せず、その端部面におけるa-Si層の剥離がな
い。然るに、マスク体15を用いない従来のグロー放電
分解装置においては、第2図(B)に示すように基板端
部で変形し、また、a-Si層の一部が(C)箇所で剥離し
ていた。
了後にマスク体15を取り外すと第2図(A)に示すよ
うにa-Si層17が形成されるが、基板周面端部に非成膜
部4aができる。このように成膜された基板4において
はその端部に応力が集中しておらず、その結果、基板端
部が変形せず、その端部面におけるa-Si層の剥離がな
い。然るに、マスク体15を用いない従来のグロー放電
分解装置においては、第2図(B)に示すように基板端
部で変形し、また、a-Si層の一部が(C)箇所で剥離し
ていた。
上記マスク体15と基板4の間には実質上隙間がないの
が望ましく、それによってa-Si成膜用ガスがマスク体1
5の内側に入り込まなくなって本考案の目的を有利に達
成することができる。
が望ましく、それによってa-Si成膜用ガスがマスク体1
5の内側に入り込まなくなって本考案の目的を有利に達
成することができる。
更にマスク体15にはその熱膨張率が基板4の熱膨張率
に比べて同等又は小さい材質を選択するのがよく、これ
により、室温下でマスク体15を基板4に挿着し、次い
で基板4を昇温し、グロー放電を発生させた場合、その
昇温に伴ってマスク体15と基板4の隙間をなくすこと
ができる。
に比べて同等又は小さい材質を選択するのがよく、これ
により、室温下でマスク体15を基板4に挿着し、次い
で基板4を昇温し、グロー放電を発生させた場合、その
昇温に伴ってマスク体15と基板4の隙間をなくすこと
ができる。
このマスク体15は350℃以下で変形しなく、更に耐
熱性を備えているのがよく、そして、グロー放電が生じ
ている間にそれ自体よりガスが発生しない材料でもって
構成するのがよい。このような材料としてステンレス、
アルミニウムなどがある。次に本考案者等が行った実験
を述べる。
熱性を備えているのがよく、そして、グロー放電が生じ
ている間にそれ自体よりガスが発生しない材料でもって
構成するのがよい。このような材料としてステンレス、
アルミニウムなどがある。次に本考案者等が行った実験
を述べる。
第1図に示すグロー放電分解装置において、アルミニウ
ムから成る基板4(長さ340mm、外径100mm、厚み4mm)
を設置し、その基板にSUSから成るマスク体15(長
さ5mm、外径104mm)を基板両端部に挿着し、次いでグロ
ー放電を行い、基板周面にa-Si層(厚み30μm)を気相
成長させた。然る後、マスク体15を取り外し、基板端部
付近の外径を測定したところ、第3図に示す通りの結果
が得られた。
ムから成る基板4(長さ340mm、外径100mm、厚み4mm)
を設置し、その基板にSUSから成るマスク体15(長
さ5mm、外径104mm)を基板両端部に挿着し、次いでグロ
ー放電を行い、基板周面にa-Si層(厚み30μm)を気相
成長させた。然る後、マスク体15を取り外し、基板端部
付近の外径を測定したところ、第3図に示す通りの結果
が得られた。
同図中、横軸は基板端部からの長さ(mm単位)であり、
縦軸は成膜前の基板外径よりの外径変化量を示す。ま
た、○印は上記のようにマスク体15を用いた場合のプロ
ットであり、●印はマスク体15を用いない場合のプロッ
トであり、a及びbはそれぞれの特性曲線である。
縦軸は成膜前の基板外径よりの外径変化量を示す。ま
た、○印は上記のようにマスク体15を用いた場合のプロ
ットであり、●印はマスク体15を用いない場合のプロッ
トであり、a及びbはそれぞれの特性曲線である。
この結果より明らかな通り、マスク体15を挿着した場合
には基板端部が何等変形しなかったことが判る。これに
対して、マスク体を挿着しなかった場合、端部から8mm
の範囲内で基板端部が変形した。
には基板端部が何等変形しなかったことが判る。これに
対して、マスク体を挿着しなかった場合、端部から8mm
の範囲内で基板端部が変形した。
以上の通り、本考案のグロー放電分解装置によれば、基
板周面端部が成膜されず、膜と基板の熱膨張差が原因と
なる応力集中がなくなり、これにより、基板端部の変形
並びに膜の剥離がなくなった。
板周面端部が成膜されず、膜と基板の熱膨張差が原因と
なる応力集中がなくなり、これにより、基板端部の変形
並びに膜の剥離がなくなった。
尚、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の要旨を
逸脱しない範囲において種々の変更、改良等は何等差支
えない。
逸脱しない範囲において種々の変更、改良等は何等差支
えない。
第1図は本考案グロー放電分解装置の説明図、第2図
(A)はマスク体を用いて成膜された場合の基板端部の
概略図、第2図(B)はマスク体を用いなくて成膜され
た場合の基板端部の概略図、第3図は基板端部の変形度
を表わす線図である。 1・・・反応容器 2・・・グロー放電用電極板 4・・・成膜用筒状基板 15・・・マスク体
(A)はマスク体を用いて成膜された場合の基板端部の
概略図、第2図(B)はマスク体を用いなくて成膜され
た場合の基板端部の概略図、第3図は基板端部の変形度
を表わす線図である。 1・・・反応容器 2・・・グロー放電用電極板 4・・・成膜用筒状基板 15・・・マスク体
Claims (1)
- 【請求項1】成膜用ガスが導入される反応室内部に円筒
状基板が設置され、該基板と対向してグロー放電用電極
板が配置されており、グロー放電により基板周面上に成
膜されるグロー放電分解装置において、前記基板周面の
端部にマスク体を設置して該端部が成膜されないように
したことを特徴とするグロー放電分解装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11749287U JPH06451Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | グロ−放電分解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11749287U JPH06451Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | グロ−放電分解装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6422771U JPS6422771U (ja) | 1989-02-06 |
| JPH06451Y2 true JPH06451Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31360997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11749287U Expired - Lifetime JPH06451Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | グロ−放電分解装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06451Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP11749287U patent/JPH06451Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6422771U (ja) | 1989-02-06 |
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