JPH0646486U - 魚の鱗剥離装置 - Google Patents

魚の鱗剥離装置

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JPH0646486U
JPH0646486U JP9025992U JP9025992U JPH0646486U JP H0646486 U JPH0646486 U JP H0646486U JP 9025992 U JP9025992 U JP 9025992U JP 9025992 U JP9025992 U JP 9025992U JP H0646486 U JPH0646486 U JP H0646486U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 魚の両面の鱗を一度の工程で機械的に除去で
きる装置を提供する。 【構成】 魚47を載せて搬送する上下二段の搬送ベル
ト5,10をそれぞれ傾斜して設け、該搬送ベルト5,
10の上面にそれぞれ摺接して回転可能な複数のロール
ブラシ6,7,13,14,15を配設し、該ロールブ
ラシ6,7,13,14,15と搬送ベルト5,10の
摺接面に向けてそれぞれ開口する複数の噴射ノズル8,
9,17,18を設け、前記上段の搬送ベルト10に尻
尾を先にして移動する魚47の片面の鱗48が噴射ノズ
ル17,18から噴出する高圧水により剥離されると、
ロールブラシ15と噴射ノズル19から噴出する高圧水
とにより反転しながら下段の搬送ベルト5に落下し、移
動しながらロールブラシ6,7に挟まれて噴射ノズル
8,9から噴出する高圧水により、他の片面の鱗48が
剥離されるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は魚の鱗剥離装置に関し、魚の両面の鱗を一度の工程で除去できるもの である。
【0002】
【従来の技術】
魚を干物その他に加工するに際しては、必ず鱗を除去する必要がある。その鱗 取りは、従来、作業員が包丁にて全く手作業で行っており、生の魚は表面に粘り があって固定し難く、かつ、生身を傷つけないように鱗のみを取ることは困難で あるために実用性のある機械・装置が提供されていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、昨今の労働力不足により、魚の鱗取り作業に要する人員を確保 する事が難しくなり、しかも、この鱗取り作業が最も多い冬期には長期間にわた り水を使用する苛酷な労働となるために、肉体的負担の大きな作業である。
【0004】 そこで、本考案は上記事情に鑑み、魚の両面の鱗取りを一度の工程で機械的に 行える魚の鱗剥離装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる魚の鱗剥離装置は、それぞれ傾斜方向を異にして多段に配置さ れ、かつ、エンドレスに回動する複数の搬送ベルトと、該搬送ベルトの搬送面に 摺接して回動可能に配置された複数のロールブラシと、該ロールブラシと搬送ベ ルトの摺接面前側に向けて噴出する高圧水の噴射ノズルと、上段の搬送ベルトの 下端部に摺接して回動可能に配置されたロールブラシとを設けてなることを特徴 とする。
【0006】
【作用】 上記構成の本考案によれば、上段の搬送ベルトに尻尾を先にして移動する魚が ロールブラシに押えられ、かつ、高圧水の噴射により鱗が剥離されると、下段の 搬送ベルトに反転して落下し、移動しつつロールブラシに押えられながら高圧水 により、魚の他の片面の鱗が剥離され、魚の両面の鱗を一度の工程で除去できる 。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を説明する。図1に示すように、四隅底部にキャスター等 のコロ1dを取り付けた所定高さの枠台1内に隔壁2を設け、その隔壁2の下部 付近に高さ位置を異にして駆動ローラー3,4を所定の距離で離間して回転可能 に軸支し、それらの駆動ローラー3,4に搬送ベルト5を右に傾斜してエンドレ スに掛け回し回動可能に装着する。この搬送ベルト5の上部にほぼ接触する位置 で、一対のロールブラシ6,7が所定の間隔を有して回転可能に隔壁2に軸支さ れている。さらに、このロールブラシ6,7が搬送ベルト5と接触する部位に向 けて、噴射ノズル8,9が配管とともに隔壁2に固定されている。なお、噴射ノ ズル8,9の形状,個数,角度,圧力等は適宜のものを選択すればよい。
【0008】 そして、搬送ベルト5の上部に所定の高さを有して搬送ベルト10が左に傾斜 して駆動ローラー11,12にて回動可能に設けられている。駆動ローラー11 は前記搬送ベルト5の上部で駆動ローラー3の近くに配置され、駆動ローラー1 2は前記駆動ローラー4の上部で駆動ローラー11よりも高い位置に配置されて いる。この搬送ベルト10にほぼ接触する状態でロールブラシ13,14,15 が所定の間隔を有して隔壁2に回転可能に軸支されている。なお、搬送ベルト5 ,10は魚を搬送するためのものであり、魚体が揺動しないように摩擦係数の高 いものが好ましい。
【0009】 ロールブラシ13,14は搬送ベルト10の上部に配置されているが、ロール ブラシ15は搬送ベルト10の端部で駆動ローラー11に対向する配置である。 そして、これらのロールブラシ13,14が搬送ベルト10とほぼ接触する部位 に向けてそれぞれ噴射ノズル17,18が配管とともに隔壁2に固定されている 。さらに、ロールブラシ15の背面において搬送ベルト10,5間に向けて噴射 ノズル19が配管とともに隔壁2に固定されている。なお、噴射ノズル17,1 8,19の形状,個数,角度,圧力等は適宜のものを選択すればよい。
【0010】 なお、搬送ベルト5,10を支持するために、搬送ベルト5,10の裏面に摺 接する固定板50が隔壁2に固定されている。搬送ベルト10は板面に敵宜の孔 10a(図3参照)が多数穿設されており、水を排出し易いようになっている。 また、搬送ベルト5にも水の排出のため同様に板面に敵宜の孔が多数穿設されて いる。ロールブラシ6,7,13,14,15は搬送ベルト5,10上に載置し て搬送される魚が噴射水によって揺動しないように魚を押さえつける働きをする ものであり、そのための適度な弾力を有している。そのため、噴射水が当たる位 置では魚は搬送ベルト5,10とロールブラシ6,7,13,14,15に挾ま れた状態で搬送されていることが特徴である。
【0011】 そして、前記搬送ベルト5,10及びロールブラシ6,7,13,14,15 はそれぞれギアドモーターによって独立して駆動される。図2に示すように、上 段の搬送ベルト10を掛け回した駆動ローラー12及びロールブラシ6,7,1 5を回転させるために、ギアドモーター32を隔壁2に固定し、その多条出力プ ーリー33にプーリーベルト28を介して駆動ローラー11のプーリー30を回 転させると共に、多条出力プーリー33とロールブラシ6の同軸複プーリー35 をプーリーベルト34で、更に同軸複プーリー35とロールブラシ7の同軸複プ ーリー37とをプーリーベルト36で、又駆動ローラー11のプーリー30とロ ールブラシ15のプーリー29をプーリーベルト38で、それぞれ全て同じ方向 へ回転させる。
【0012】 さらに、下段の搬送ベルト5を掛け回した駆動ローラー3及びロールブラシ1 3,14を回転させるために、ギアドモーター20を隔壁2に固定し、その多条 出力プーリー21にプーリーベルト22を介して駆動ローラー4のプーリー39 を回転させると共に、多条出力プーリー21とロールブラシ14の同軸複プーリ ー25をプーリーベルト23で、更に同軸複プーリー25とロールブラシ13の 同軸複プーリー27とをプーリーベルト26でそれぞれ全て同じ方向へ回転させ る。
【0013】 また、枠台2の底部には電動モーター40の出力プーリー41とポンプ44の プーリー43との間をベルト42で連結し、ポンプ44にホース等を介して適宜 の水源を接続してポンプ44から高圧の水を配管46を介し前記噴射ノズル8, 9,17,18,19にそれぞれ供給できるようになっている。
【0014】 そこで、上記実施例の作用を説明すると、ギアドモーター20,32を駆動す る電源を操作して搬送ベルト5,10を回動させるとともに、電動モーター40 を操作して高圧水を噴射ノズル8,9,17,18,19に供給し、図1におい て、天板1aの上部に設けた投入口1bからカレイなどの魚47を尻尾の方から 投入して搬送ベルト10に魚47の頭を上にして落下させる。なお、魚の種類或 いは噴射ノズル8,9,17,18,19の方向を変換することにより、魚47 を頭の方向から投入する構成も選択できる。
【0015】 そうすると、図3及び図4に示すように、魚47は搬送ベルト10とロールブ ラシ13,14によって搬送ベルト5に向けて移動する。魚47がロールブラシ 13を通過した部位において、噴射ノズル17から噴出する高圧水が魚47に当 たりその鱗48が剥離する。さらに、魚47がロールブラシ14を通過した部位 に噴射ノズル18から噴出する高圧水が当たり魚47の鱗48が剥離する。鱗4 8は魚47の頭から尻尾にかけて重なりながら斜めに植設されているから、高圧 水が鱗48の間に入り込んで一枚一枚をはぎ取るのである。
【0016】 そして、図1において、魚47が搬送ベルト10の端部に移動するとロールブ ラシ15に挟まれながら搬送ベルト5に向けて落下する。このとき噴射ノズル1 9から噴出する高圧水が魚47の鱗48を剥離した側に当たり、魚47は鱗48 を落としていない側を上にして搬送ベルト5上に落下する。すなわち、噴射ノズ ル19は魚47が搬送ベルト5に落ちるとき反転するのを補助するのである。
【0017】 そして、搬送ベルト5に移動した魚47はロールブラシ6,7に挟まれながら 移動し、かつ、噴射ノズル8,9から噴出する高圧水によって反転した側の鱗が 前記同様にして剥離されるのである。かくして、魚47の両面の鱗48が落とさ れることになる。そして、両面の鱗48が剥離された魚47は枠台2の下部に設 けた出口1cから尻尾を先にして排出される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した本考案によれば、魚の鱗取り作業を機械的に行うようにしたので 、大量の魚を短時間で能率よく処理でき、したがって、鱗取り作業員の労働力を 省略できて人員確保の難しい現今においてきわめて実益性の高い考案である。し かも、魚を尻尾を先にして搬送ベルト上に落とし込むだけの簡単な作業で足りる から、肉体的疲労も少なくなる。
【0019】 また、搬送ベルトを多段に配置したので、装置の全長を短く構成でき、装置全 体をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図。
【図2】本考案の実施例を示す背面図。
【図3】作用説明図。
【図4】作用説明図。
【符号の説明】
1…枠台 2…隔壁 3,4,11,12…駆動ローラー 5,10…搬送ベルト 6,7,13,14,15…ロールブラシ 8,9,17,18,19…噴射ノズル 20,32…ギアドモーター 33…電動モーター 44…ポンプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ傾斜方向を異にして多段に配置
    され、かつ、エンドレスに回動する複数の搬送ベルト
    と、該搬送ベルトの搬送面に摺接して回動可能に配置さ
    れた複数のロールブラシと、該ロールブラシと搬送ベル
    トの摺接面前側に向けて噴出する高圧水の噴射ノズル
    と、上段の搬送ベルトの下端部に摺接して回動可能に配
    置されたロールブラシとを有することを特徴とする魚の
    鱗剥離装置。
  2. 【請求項2】 魚を載せて搬送する上下二段の搬送ベル
    トを枠台にそれぞれ互いに異なる方向へ傾斜して設け、
    該搬送ベルトの搬送面にそれぞれ摺接して回転可能な複
    数のロールブラシを配設し、該ロールブラシと搬送ベル
    トの摺接面前側に向けてそれぞれ噴出する複数の噴射ノ
    ズルを設け、前記上段の搬送ベルトに尻尾を先にして移
    動する魚がロールブラシに押えられ、かつ、高圧水の噴
    射により鱗が剥離されると、下段の搬送ベルトに反転し
    て落下し、移動しつつロールブラシに押えられながら高
    圧水により、魚の他の片面の鱗が剥離されるようにした
    ことを特徴とする魚の鱗剥離装置。
JP1992090259U 1992-12-07 1992-12-07 魚の鱗剥離装置 Expired - Lifetime JPH0735569Y2 (ja)

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