JPH0646921B2 - 豆腐の製造装置 - Google Patents
豆腐の製造装置Info
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- JPH0646921B2 JPH0646921B2 JP63026535A JP2653588A JPH0646921B2 JP H0646921 B2 JPH0646921 B2 JP H0646921B2 JP 63026535 A JP63026535 A JP 63026535A JP 2653588 A JP2653588 A JP 2653588A JP H0646921 B2 JPH0646921 B2 JP H0646921B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、豆腐の製造装置に関するものである。
[従来の技術] 従来豆腐の製造方法は、大豆に充分に水に浸して、磨砕
し、水を加えた液(これを呉液という)を煮沸し、布で
濾して豆乳を作り、その豆乳を凝固剤であるニガリ(主
成分は塩化マグネシウム)で固めてつくられるものであ
り、その製造は、職人の手で作られ、つい最近までは、
家内工業的性格を色濃く残していた。
し、水を加えた液(これを呉液という)を煮沸し、布で
濾して豆乳を作り、その豆乳を凝固剤であるニガリ(主
成分は塩化マグネシウム)で固めてつくられるものであ
り、その製造は、職人の手で作られ、つい最近までは、
家内工業的性格を色濃く残していた。
何故なら、塩化マグネシウムの反応性が高すぎて、豆腐
の製造に熟練が必要であり、それ故、大量生産に向かな
いとされて来たためである。
の製造に熟練が必要であり、それ故、大量生産に向かな
いとされて来たためである。
しかしながら、一次、塩化マグネシウムが、入手困難と
なったことや、上記の塩化マグネシウムの反応性が高す
ぎることから、数十年前から凝固剤として硫酸カルシウ
ムやグルコノデルタラクトンが使われ始めて、昔ながら
の伝統的な製法とは、全く違った豆腐が、市場に大量に
でまわっている。
なったことや、上記の塩化マグネシウムの反応性が高す
ぎることから、数十年前から凝固剤として硫酸カルシウ
ムやグルコノデルタラクトンが使われ始めて、昔ながら
の伝統的な製法とは、全く違った豆腐が、市場に大量に
でまわっている。
現在、市場に大量にでまわっている豆腐は大きく分け
て、木綿ごし豆腐、絹ごし豆腐、充填豆腐の三種類に分
けられる。以下に、その三種類の従来の製造を述べる。
て、木綿ごし豆腐、絹ごし豆腐、充填豆腐の三種類に分
けられる。以下に、その三種類の従来の製造を述べる。
a.木綿ごし豆腐 大豆を充分に水に浸して、磨砕し、9倍量程度の水を加
えた液(これを呉液という)を煮沸し、布で濾す(これ
を豆乳という)。豆乳に消泡剤を少々加えて100℃ま
で熱し、3分間保持した後濾過、温度が75℃になった
ところで、温湯に凝固剤(硫酸カルシウムを豆の2%程
度)を加えたもの(またはニガリを豆の2%程度)を加
え、10分間放置する。上部にザルをおいて、中の澄み
水(廃液)を汲み取る。乳液を布箱(多くの小穴のある
箱に布をあて)に移して、上に1cm2につき5g厚の
板をおいて、20分間圧搾する。これを適当にきって、
清水中に浸して保存する。
えた液(これを呉液という)を煮沸し、布で濾す(これ
を豆乳という)。豆乳に消泡剤を少々加えて100℃ま
で熱し、3分間保持した後濾過、温度が75℃になった
ところで、温湯に凝固剤(硫酸カルシウムを豆の2%程
度)を加えたもの(またはニガリを豆の2%程度)を加
え、10分間放置する。上部にザルをおいて、中の澄み
水(廃液)を汲み取る。乳液を布箱(多くの小穴のある
箱に布をあて)に移して、上に1cm2につき5g厚の
板をおいて、20分間圧搾する。これを適当にきって、
清水中に浸して保存する。
b.絹ごし豆腐 大豆から濃い目に呉液を作る(重量で4倍程度のも
の)。煮沸し、布で濾す。豆乳に消泡剤を少々加えて1
00℃まで熱し、3分間保持した後濾過、温度が70℃
になったところで、凝固剤(硫酸カルシウムを豆の約
0.6%)を加え、穴のない箱の中で70℃で1時間保
って、全体を凝集させる。これを適当に切って、清水中
に浸して保存する。
の)。煮沸し、布で濾す。豆乳に消泡剤を少々加えて1
00℃まで熱し、3分間保持した後濾過、温度が70℃
になったところで、凝固剤(硫酸カルシウムを豆の約
0.6%)を加え、穴のない箱の中で70℃で1時間保
って、全体を凝集させる。これを適当に切って、清水中
に浸して保存する。
c.充填豆腐 大豆から濃い目に呉液を作る(重量で4倍程度のも
の)。煮沸し、布で濾す。豆乳に消泡剤を少々加えて1
00℃まで熱し、3分間保持した後、冷却器で18℃程
まで冷やす。凝固剤(グルコノデルタラクトン)を加
え、一丁分の容器に充填し、密閉後90℃に加熱(この
とき凝固する)。容器のまま水冷、保存する。
の)。煮沸し、布で濾す。豆乳に消泡剤を少々加えて1
00℃まで熱し、3分間保持した後、冷却器で18℃程
まで冷やす。凝固剤(グルコノデルタラクトン)を加
え、一丁分の容器に充填し、密閉後90℃に加熱(この
とき凝固する)。容器のまま水冷、保存する。
近年自然食を望む声が高まり、大量生産で安価な充填豆
腐が手に入る現代だが、人工添加物を含まない昔ながら
のニガリを使った豆腐の需要が急速に伸びてきた。
腐が手に入る現代だが、人工添加物を含まない昔ながら
のニガリを使った豆腐の需要が急速に伸びてきた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、ニガリを使った豆腐では、上記のようにニガリ
は反応性が高く、凝固させる工程は、熟練を要する。そ
のため、機械による製造はままならず、手作業で生産す
るため、小規模で、高価な豆腐を地元だけにしか供給で
きなかった。
は反応性が高く、凝固させる工程は、熟練を要する。そ
のため、機械による製造はままならず、手作業で生産す
るため、小規模で、高価な豆腐を地元だけにしか供給で
きなかった。
加えて、ニガリの反応性の高さのため、絹ごし豆腐は硫
酸カルシウムとグルコノデルタラクトンを凝固剤として
しか生産されていなかった。
酸カルシウムとグルコノデルタラクトンを凝固剤として
しか生産されていなかった。
そこで、本発明は、安価な豆腐を得るため、ニガリを使
用した豆腐の製造装置を提供することを目的とする。
用した豆腐の製造装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1の発明に係る木綿ごし豆腐の製造装置では、凝
固槽中の豆乳を攪拌する攪拌手段と、攪拌された豆乳に
液状のニガリを投入した際に攪拌流れを止める流れ止め
手段とを備え、豆乳中の蛋白成分を凝固させる豆腐の製
造装置において、 前記凝固槽の上方に設けられた昇降可能な昇降台と、 前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回転軸に連
結された前記攪拌手段としてのスクリューと、 前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回動軸に連
結された前記流れ止め手段としての止板と、 前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添加する際に、前記
昇降台を降下させて前記スクリューと止板とを凝固槽中
に浸すための昇降操作手段と、 前記スクリューを回転させて攪拌する際には前記止板を
流れに逆らわない向きとすると共に、所定の量の前記ニ
ガリを添加すると同時に前記スクリューを止めた時には
攪拌流れを止めるために前記止板を攪拌流れに直交する
向きに回動させる止板回動操作手段とを備えたものであ
る。
固槽中の豆乳を攪拌する攪拌手段と、攪拌された豆乳に
液状のニガリを投入した際に攪拌流れを止める流れ止め
手段とを備え、豆乳中の蛋白成分を凝固させる豆腐の製
造装置において、 前記凝固槽の上方に設けられた昇降可能な昇降台と、 前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回転軸に連
結された前記攪拌手段としてのスクリューと、 前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回動軸に連
結された前記流れ止め手段としての止板と、 前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添加する際に、前記
昇降台を降下させて前記スクリューと止板とを凝固槽中
に浸すための昇降操作手段と、 前記スクリューを回転させて攪拌する際には前記止板を
流れに逆らわない向きとすると共に、所定の量の前記ニ
ガリを添加すると同時に前記スクリューを止めた時には
攪拌流れを止めるために前記止板を攪拌流れに直交する
向きに回動させる止板回動操作手段とを備えたものであ
る。
また、請求項2の発明の絹ごし豆腐の製造装置では、顆
粒状のニガリを投入した凝固槽中の豆乳を攪拌板を上下
することによって攪拌する攪拌手段を備え、豆乳中の蛋
白成分を凝固させる豆腐の製造装置において、 前記凝固槽が成形型を兼ねた横断面矩形状の容器であ
り、 前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであり、 前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設けられ
た顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列に投
入するニガリ投入板と、 前記容器の内形よりも若干小さい形状の前記攪拌板に穿
設された幾つかの穿設穴と、 前記容器内で型枠凝固させるために、前記投入板上に均
一に並べられた顆粒状のニガリを反転投入する投入板反
転手段と、 該反転手段によってニガリが投入されると同時に前記攪
拌板を上下に1又は2回移行させる攪拌板駆動手段とを
備えたものである。
粒状のニガリを投入した凝固槽中の豆乳を攪拌板を上下
することによって攪拌する攪拌手段を備え、豆乳中の蛋
白成分を凝固させる豆腐の製造装置において、 前記凝固槽が成形型を兼ねた横断面矩形状の容器であ
り、 前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであり、 前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設けられ
た顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列に投
入するニガリ投入板と、 前記容器の内形よりも若干小さい形状の前記攪拌板に穿
設された幾つかの穿設穴と、 前記容器内で型枠凝固させるために、前記投入板上に均
一に並べられた顆粒状のニガリを反転投入する投入板反
転手段と、 該反転手段によってニガリが投入されると同時に前記攪
拌板を上下に1又は2回移行させる攪拌板駆動手段とを
備えたものである。
[作用] 請求項1の発明における木綿ごし豆腐(寄せ豆腐)の製
造装置においては、凝固槽の上方に設けられた昇降可能
な昇降台と、前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされ
た回転軸に連結された前記攪拌手段としてのスクリュー
と、前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回動軸
に連結された前記流れ止め手段としての止板とを備え、
液状の前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添加する際
に、昇降操作手段によって前記昇降台を降下させて、前
記スクリューと止板とを凝固槽中に浸す。更に、止板回
動操作手段によって、前記止板を流れに逆らわない向き
で前記スクリューを回転させて攪拌し、所定の量の前記
ニガリを添加すると同時に前記スクリューを止め、前記
止板を攪拌流れに直交する向きに回動させて攪拌流れを
止めるものであるため、スクリューによって激しく攪拌
された豆乳に一度に所定のニガリを添加させ、即座に流
れを止めるため、ニガリが均一に混ざり、これを別途の
成形器に入れて圧搾成形を行なうことにより、均一な木
綿ごし豆腐ができる。
造装置においては、凝固槽の上方に設けられた昇降可能
な昇降台と、前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされ
た回転軸に連結された前記攪拌手段としてのスクリュー
と、前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回動軸
に連結された前記流れ止め手段としての止板とを備え、
液状の前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添加する際
に、昇降操作手段によって前記昇降台を降下させて、前
記スクリューと止板とを凝固槽中に浸す。更に、止板回
動操作手段によって、前記止板を流れに逆らわない向き
で前記スクリューを回転させて攪拌し、所定の量の前記
ニガリを添加すると同時に前記スクリューを止め、前記
止板を攪拌流れに直交する向きに回動させて攪拌流れを
止めるものであるため、スクリューによって激しく攪拌
された豆乳に一度に所定のニガリを添加させ、即座に流
れを止めるため、ニガリが均一に混ざり、これを別途の
成形器に入れて圧搾成形を行なうことにより、均一な木
綿ごし豆腐ができる。
即ち、本装置では、攪拌のためのスクリューと攪拌流れ
を止める止板とを個別にし、同一の昇降台に取り付けた
ものであるため、攪拌及び止板の動作が簡略であり、メ
ンテナンス等が容易となる。また、凝固槽を順次取り替
えることにより、連続して凝固反応を行なうことができ
る。
を止める止板とを個別にし、同一の昇降台に取り付けた
ものであるため、攪拌及び止板の動作が簡略であり、メ
ンテナンス等が容易となる。また、凝固槽を順次取り替
えることにより、連続して凝固反応を行なうことができ
る。
また、本装置で、所定の液状のニガリ量を投入して均一
に混合することは、何の熟練を必要とせず、それ故に全
くの初心者でも製造が可能となった。
に混合することは、何の熟練を必要とせず、それ故に全
くの初心者でも製造が可能となった。
また、請求項2の発明における絹ごし豆腐の製造装置に
おいては、凝固槽が成形型を兼ねた横断面矩形状の容器
であり、前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであ
り、前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設け
られた顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列
に投入するニガリ投入板と、前記容器の内形よりも若干
小さい形状の前記攪拌板に穿設された幾つかの穿設穴と
を備え、投入板反転手段によって前記投入板上に均一に
並べられた前記顆粒状のニガリを反転投入すると同時
に、攪拌板駆動手段によって前記攪拌板を上下に1又は
2回移行させて、前記容器内で型枠凝固させるものであ
るため、顆粒状態のニガリを使い、それをニガリ投入板
上に均一に並べ一度に添加させ、粒径が3.5〜1mmの
顆粒状態のニガリが溶出する前に、攪拌板を緩やかに攪
拌して、静置することにより、均一な絹ごし豆腐ができ
る。
おいては、凝固槽が成形型を兼ねた横断面矩形状の容器
であり、前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであ
り、前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設け
られた顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列
に投入するニガリ投入板と、前記容器の内形よりも若干
小さい形状の前記攪拌板に穿設された幾つかの穿設穴と
を備え、投入板反転手段によって前記投入板上に均一に
並べられた前記顆粒状のニガリを反転投入すると同時
に、攪拌板駆動手段によって前記攪拌板を上下に1又は
2回移行させて、前記容器内で型枠凝固させるものであ
るため、顆粒状態のニガリを使い、それをニガリ投入板
上に均一に並べ一度に添加させ、粒径が3.5〜1mmの
顆粒状態のニガリが溶出する前に、攪拌板を緩やかに攪
拌して、静置することにより、均一な絹ごし豆腐ができ
る。
また、本装置では、所定のニガリ量を投入することは何
の熟練を必要とせず、それ故に全くの初心者でも製造が
可能となった。
の熟練を必要とせず、それ故に全くの初心者でも製造が
可能となった。
[実施例] 以下に豆腐の製造を示す。
A.木綿ごし豆腐の製造 第1図は木綿ごし豆腐の製造工程を示した工程図であ
る。第2図は本発明の豆腐製造装置の一実施例の構成を
示す正面図Aと側面図Bである。
る。第2図は本発明の豆腐製造装置の一実施例の構成を
示す正面図Aと側面図Bである。
図において、11は豆乳を入れた凝固容器、12は先端
にスクリューを備えた攪拌器、13は攪拌機12を回転
させるモータ、14は攪拌機12によって攪拌された豆
乳の流れを止める止板、16は止板14を支持棒15に
対して回動させる回動装置、17はモータ13と回動装
置16を備え支持棒18に沿って上下する駆動箱であ
る。
にスクリューを備えた攪拌器、13は攪拌機12を回転
させるモータ、14は攪拌機12によって攪拌された豆
乳の流れを止める止板、16は止板14を支持棒15に
対して回動させる回動装置、17はモータ13と回動装
置16を備え支持棒18に沿って上下する駆動箱であ
る。
使用した豆乳は、大豆重量の9倍量の水を加えた豆乳1
0を使用し、温度の下がった豆乳ならば温度を上げて
凝固容器11に入れた。豆乳の温度が72〜76℃とな
った時点で、駆動箱17を所定の位置まで下げて、攪拌
機12と止板14を豆乳に浸した。豆乳を攪拌機12で
渦ができる程激しく攪拌した。この時、止板14は豆乳
の流れを妨げない方向に回動しておく。激しく攪拌した
後、ニガリ溶液(ソフトウェーバまたはクリスタリン;
赤穂社製)を150ml、一度に加える(これをニガリを
打つと言う)と同時に攪拌機12を止め、止板14を流
れに直角になるように回動させ流れを急速に止めた。ニ
ガリを打ってから2〜3秒の間に、豆乳11のタンパク
質が水と分離してできた白いおぼろ状の塊が生じた(こ
れを寄せ豆腐と呼ぶ)。このままの状態で、約20分間
静置して完全に寄せ豆腐を生成させた。
0を使用し、温度の下がった豆乳ならば温度を上げて
凝固容器11に入れた。豆乳の温度が72〜76℃とな
った時点で、駆動箱17を所定の位置まで下げて、攪拌
機12と止板14を豆乳に浸した。豆乳を攪拌機12で
渦ができる程激しく攪拌した。この時、止板14は豆乳
の流れを妨げない方向に回動しておく。激しく攪拌した
後、ニガリ溶液(ソフトウェーバまたはクリスタリン;
赤穂社製)を150ml、一度に加える(これをニガリを
打つと言う)と同時に攪拌機12を止め、止板14を流
れに直角になるように回動させ流れを急速に止めた。ニ
ガリを打ってから2〜3秒の間に、豆乳11のタンパク
質が水と分離してできた白いおぼろ状の塊が生じた(こ
れを寄せ豆腐と呼ぶ)。このままの状態で、約20分間
静置して完全に寄せ豆腐を生成させた。
駆動箱17を上げ、凝固容器11を取り出し、生成した
寄せ豆腐を、所定の成形器に入れ、上に1cm2につき
約5g圧の板をおいて、20分間圧搾成形した。
寄せ豆腐を、所定の成形器に入れ、上に1cm2につき
約5g圧の板をおいて、20分間圧搾成形した。
これを所定の大きさに切って、清水中に約3時間水浸
し、17℃以下に冷却した後、冷蔵庫で5℃以下にし
て、一晩(7時間程度)熟成させた。この熟成により、
豆腐の固化が促進され型崩れし難い木綿ごし豆腐ができ
た。
し、17℃以下に冷却した後、冷蔵庫で5℃以下にし
て、一晩(7時間程度)熟成させた。この熟成により、
豆腐の固化が促進され型崩れし難い木綿ごし豆腐ができ
た。
また、この木綿ごし豆腐の製造装置では、所定のニガリ
量を投入して均一に混合することは、何の熟練を必要と
せず、それ故に全くの初心者でも製造が可能となった。
量を投入して均一に混合することは、何の熟練を必要と
せず、それ故に全くの初心者でも製造が可能となった。
B.絹ごし豆腐の製造 第3図は絹ごし豆腐の製造工程を示した工程図である。
第4図は絹ごし豆腐の製造装置の構成を示す斜視図であ
る。
第4図は絹ごし豆腐の製造装置の構成を示す斜視図であ
る。
図において、21は豆乳、22は豆乳21を入れた成形
容器を兼ねた直方体の凝固容器、23は凝固容器22の
内径よりも少し小さくその内部に2列に3つづつ穴24
が開いている打込み板、25は凝固容器22のほぼ長手
方向中央列に渡したニガリ投入板で、その上に等間隔で
所定量のニガリ26が乗せてある。27は打込み板23
を上下に駆動する駆動部を搭載した駆動箱である。
容器を兼ねた直方体の凝固容器、23は凝固容器22の
内径よりも少し小さくその内部に2列に3つづつ穴24
が開いている打込み板、25は凝固容器22のほぼ長手
方向中央列に渡したニガリ投入板で、その上に等間隔で
所定量のニガリ26が乗せてある。27は打込み板23
を上下に駆動する駆動部を搭載した駆動箱である。
使用される豆乳は、大豆重量の4倍量の水を加えた豆乳
15を使用し、温度の下がった豆乳ならば温度を上げ
て凝固容器22に入れた。豆乳21の温度が70〜73
℃となった時点で、粒径が3.5〜1mmに砕いた顆粒状
態のニガリ26(ソフトウェーバー;赤穂社製)35g
をニガリ投入板25上に均等に並べ、打込み板23の2
列の穴24のほぼ中央にそれを一度に添加、すぐに打込
み板23で穏やかに1〜2往復上下に駆動して攪拌した
後、10〜15分間静置し凝固させた。
15を使用し、温度の下がった豆乳ならば温度を上げ
て凝固容器22に入れた。豆乳21の温度が70〜73
℃となった時点で、粒径が3.5〜1mmに砕いた顆粒状
態のニガリ26(ソフトウェーバー;赤穂社製)35g
をニガリ投入板25上に均等に並べ、打込み板23の2
列の穴24のほぼ中央にそれを一度に添加、すぐに打込
み板23で穏やかに1〜2往復上下に駆動して攪拌した
後、10〜15分間静置し凝固させた。
凝固後所定の大きさに切断し、清水中に4〜6時間水浸
し、17℃以下に冷却した後、冷蔵庫で5℃以下にし
て、一晩(7時間程度)熟成させた。
し、17℃以下に冷却した後、冷蔵庫で5℃以下にし
て、一晩(7時間程度)熟成させた。
この熟成により、豆腐の固化が促進され型崩れし難い絹
ごし豆腐ができた。
ごし豆腐ができた。
また、本絹ごし豆腐の製造装置では、所定のニガリ量を
投入することは何の熟練を必要とせず、それ故に全くの
初心者でも製造が可能となった。
投入することは何の熟練を必要とせず、それ故に全くの
初心者でも製造が可能となった。
[発明の効果] 本発明は以上説明したとおり、凝固槽の上方に設けられ
た昇降可能な昇降台と、前記昇降台から前記凝固槽方向
に伸ばされた回転軸に連結された前記攪拌手段としての
スクリューと、前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばさ
れた回動軸に連結された前記流れ止め手段としての止板
とを備え、液状の前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添
加する際に、昇降操作手段によって前記昇降台を降下さ
せて、前記スクリューと止板とを凝固槽中に浸す。更
に、止板回動操作手段によって、前記止板を流れに逆ら
わない向きで前記スクリューを回転させて攪拌し、所定
の量の前記ニガリを添加すると同時に前記スクリューを
止め、前記止板を攪拌流れに直交する向きに回動させて
攪拌流れを止めるものであるため、スクリューによって
激しく攪拌された豆乳に一度に所定のニガリを添加さ
せ、即座に流れを止めるため、ニガリが均一に混ざり、
これを別途の成形器に入れて圧搾成形を行なうことによ
り、初心者でも均一な木綿ごし豆腐ができる。
た昇降可能な昇降台と、前記昇降台から前記凝固槽方向
に伸ばされた回転軸に連結された前記攪拌手段としての
スクリューと、前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばさ
れた回動軸に連結された前記流れ止め手段としての止板
とを備え、液状の前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添
加する際に、昇降操作手段によって前記昇降台を降下さ
せて、前記スクリューと止板とを凝固槽中に浸す。更
に、止板回動操作手段によって、前記止板を流れに逆ら
わない向きで前記スクリューを回転させて攪拌し、所定
の量の前記ニガリを添加すると同時に前記スクリューを
止め、前記止板を攪拌流れに直交する向きに回動させて
攪拌流れを止めるものであるため、スクリューによって
激しく攪拌された豆乳に一度に所定のニガリを添加さ
せ、即座に流れを止めるため、ニガリが均一に混ざり、
これを別途の成形器に入れて圧搾成形を行なうことによ
り、初心者でも均一な木綿ごし豆腐ができる。
また、凝固槽が成形型を兼ねた横断面矩形状の容器であ
り、前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであり、
前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設けられ
た顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列に投
入するニガリ投入板と、前記容器の内形よりも若干小さ
い形状の前記攪拌板に穿設された幾つかの穿設穴とを備
え、投入板反転手段によって前記投入板上に均一に並べ
られた前記顆粒状のニガリを反転投入すると同時に、攪
拌板駆動手段によって前記攪拌板を上下に1又は2回移
行させて、前記容器内で型枠凝固させるものであるた
め、顆粒状態のニガリを使い、それをニガリ投入板上に
均一に並べ一度に添加させ、粒径が3.5〜1mmの顆粒
状態のニガリが溶出する前に、攪拌板を緩やかに攪拌し
て、静置することにより、初心者でも均一な絹ごし豆腐
ができる。
り、前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであり、
前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設けられ
た顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列に投
入するニガリ投入板と、前記容器の内形よりも若干小さ
い形状の前記攪拌板に穿設された幾つかの穿設穴とを備
え、投入板反転手段によって前記投入板上に均一に並べ
られた前記顆粒状のニガリを反転投入すると同時に、攪
拌板駆動手段によって前記攪拌板を上下に1又は2回移
行させて、前記容器内で型枠凝固させるものであるた
め、顆粒状態のニガリを使い、それをニガリ投入板上に
均一に並べ一度に添加させ、粒径が3.5〜1mmの顆粒
状態のニガリが溶出する前に、攪拌板を緩やかに攪拌し
て、静置することにより、初心者でも均一な絹ごし豆腐
ができる。
第1図は木綿ごし豆腐の製造工程を示した工程図であ
る。第2図は本発明の豆腐製造装置の一実施例の構成を
示す正面図Aと側面図Bである。第3図は絹ごし豆腐の
製造工程を示した工程図である。第4図は絹ごし豆腐の
製造装置の構成を示す斜視図である。 図に置いて、11は凝固容器、12は攪拌機、13はモ
ータ、14は止板、15は支持棒、16は回動装置、1
7は駆動箱、21は豆乳、22は凝固容器、23は打込
み板、25はニガリ投入板、26はニガリ、27は駆動
箱である。
る。第2図は本発明の豆腐製造装置の一実施例の構成を
示す正面図Aと側面図Bである。第3図は絹ごし豆腐の
製造工程を示した工程図である。第4図は絹ごし豆腐の
製造装置の構成を示す斜視図である。 図に置いて、11は凝固容器、12は攪拌機、13はモ
ータ、14は止板、15は支持棒、16は回動装置、1
7は駆動箱、21は豆乳、22は凝固容器、23は打込
み板、25はニガリ投入板、26はニガリ、27は駆動
箱である。
Claims (2)
- 【請求項1】凝固槽中の豆乳を攪拌する攪拌手段と、攪
拌された豆乳に液状のニガリ(塩化マグネシウム)を投
入した際に攪拌流れを止める流れ止め手段とを備え、豆
乳中の蛋白成分を凝固させる豆腐の製造装置において、 前記凝固槽の上方に設けられた昇降可能な昇降台と、 前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回転軸に連
結された前記攪拌手段としてのスクリューと、 前記昇降台から前記凝固槽方向に伸ばされた回動軸に連
結された前記流れ止め手段としての止板と、 前記ニガリを前記凝固槽中の豆乳に添加する際に、前記
昇降台を降下させて前記スクリューと止板とを凝固槽中
に浸すための昇降操作手段と、 前記スクリューを回転させて攪拌する際には前記止板を
流れに逆らわない向きとすると共に、所定の量の前記ニ
ガリを添加すると同時に前記スクリューを止めた時には
攪拌流れを止めるために前記止板を攪拌流れに直交する
向きに回動させる止板回動操作手段とを備えたことを特
徴とする豆腐の製造装置。 - 【請求項2】顆粒状のニガリ(塩化マグネシウム)を投
入した凝固槽中の豆乳を攪拌板を上下することによって
攪拌する攪拌手段を備え、豆乳中の蛋白成分を凝固させ
る豆腐の製造装置において、 前記凝固槽が成形型を兼ねた横断面矩形状の容器であ
り、 前記顆粒状のニガリの粒径が3.5〜1mmであり、 前記容器の上方に長手方向に沿って反転可能に設けられ
た顆粒状のニガリを前記容器のほぼ長手方向中央列に投
入するニガリ投入板と、 前記容器の内形よりも若干小さい形状の前記攪拌板に穿
設された幾つかの穿設穴と、 前記容器内で型枠凝固させるために、前記投入板上に均
一に並べられた顆粒状のニガリを反転投入する投入板反
転手段と、 該反転手段によってニガリが投入されると同時に前記攪
拌板を上下に1又は2回移行させる攪拌板駆動手段とを
備えたことを特徴とする豆腐の製造装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63026535A JPH0646921B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 豆腐の製造装置 |
| US07/307,827 US4992294A (en) | 1988-02-08 | 1989-02-07 | Methods of producing soybean milk and bean curd |
| JP52A JPH06197721A (ja) | 1988-02-09 | 1993-10-28 | 豆腐の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63026535A JPH0646921B2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 豆腐の製造装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52A Division JPH06197721A (ja) | 1988-02-09 | 1993-10-28 | 豆腐の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01202270A JPH01202270A (ja) | 1989-08-15 |
| JPH0646921B2 true JPH0646921B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=12196184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63026535A Expired - Fee Related JPH0646921B2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-09 | 豆腐の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646921B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0646785A (ja) * | 1992-08-03 | 1994-02-22 | Mamegen:Kk | 油揚生地用豆乳の凝固方法 |
| CN103404605A (zh) * | 2013-08-13 | 2013-11-27 | 成都香香嘴食品有限公司 | 一种五香味豆腐干的调味加工工艺 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56102764A (en) * | 1980-01-17 | 1981-08-17 | Takai Seisakusho:Kk | Coagulation of soybean curd |
| JPS57208967A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-22 | Kiyohiro Nagai | Preparation of bean curd |
| JPS60232069A (ja) * | 1984-04-30 | 1985-11-18 | Nec Home Electronics Ltd | 豆腐製造方法 |
| JPS62265958A (ja) * | 1987-02-25 | 1987-11-18 | Isao Moriya | 豆腐の製造方法 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63026535A patent/JPH0646921B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01202270A (ja) | 1989-08-15 |
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