JPH0647019Y2 - 糸の延伸仮撚機 - Google Patents

糸の延伸仮撚機

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JPH0647019Y2
JPH0647019Y2 JP3999190U JP3999190U JPH0647019Y2 JP H0647019 Y2 JPH0647019 Y2 JP H0647019Y2 JP 3999190 U JP3999190 U JP 3999190U JP 3999190 U JP3999190 U JP 3999190U JP H0647019 Y2 JPH0647019 Y2 JP H0647019Y2
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JP
Japan
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yarn
false twisting
weight
temperature
twisting machine
Prior art date
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Application number
JP3999190U
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JPH04675U (ja
Inventor
一嘉 鈴木
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、加撚−熱固定−解撚を連続して行う延伸仮撚
ユニットの多数錘を有する糸の延伸仮撚機に係わり、特
に品質管理を行う品質管理装置を設けた糸の延伸仮撚機
に関する。
〔従来の技術〕
まず、この種の糸の延伸仮撚機における延伸仮撚ユニッ
トの機器構成を第5図に基づいて説明する。第5図にお
いて、左右対称の一対の延伸仮撚ユニットが紙面厚み方
向に多数錘(例えば216錘)配置されたものである。一
つの錘の機器構成は以下の通りである。糸50は、第1フ
ィードローラ51と第2フィードローラ52によって延伸可
能な糸張力に保持される。これら二組のフィードローラ
51、52の間の下流側に、ニップツイスターの如き仮撚装
置53が設けられている。この仮撚装置53によって、フィ
ードローラ51までの糸50は撚りが入った状態となってい
る。また、これら二組のフィードローラ51、52の間の上
流側に、熱固定用のヒータ54が設けられている。このヒ
ータ54は、延伸した糸の撚りを加熱固定するので、ダウ
サム蒸気等で精度良く温度コントールされた熱板に糸を
接触させながら加熱するタイプのものが採用されてい
る。第2フィードローラ52の後に、さらに第3フィード
ローラ55が設けられている。これら二組のフィードロー
ラ52、55間に、二次ヒータ56が設けられている。この二
次ヒータ56は、かさ高加工後の糸に再熱処理を行って伸
縮性を減じ、かさ高性のみ残すものであり必要に応じて
使用される。第6図は、ニップツイスター仮撚装置53の
詳細を示す斜視図である。糸50は、二本の特殊なツイス
ターベルト53Aで完全にニップされ、ツイスターベルト5
3Aと糸50の間ではスリップのない状態で撚られるもので
ある。すなわち、糸50に作用する力は撚り成分VTと送り
成分VFに分けられ、VTとVFはツイスターベルト53Aの交
叉角度Θにより決定される。
上述した構造の延伸仮撚機は、第1及び第2フィードロ
ーラ51、52の間の速度比である延伸比DR、ツイスターベ
ルト53Aの交叉角度Θ、ツイスターベルト53Aの送り成分
VFに依存する速度比VR、ヒータ54の加熱温度H1、二次ヒ
ータ56の加熱温度H2、第2及び第3フィードローラ52、
55の間の速度比であるオバーフィード率OF2、第3フィ
ードローラ55と巻取装置57の速度比であるオバーフィー
ド率OF3等の加工条件を適切に設定することにより、初
めて所望の加工糸に加工できる。また、これらの加工条
件DR、Θ、VR、H1、H2、OF2、OF3は一定ではなく、POY
(PARTIAL ORIENTED YARN)のデニールDE、POYの加工速
度YS、所望の捲縮性を決める撚り数TPMによって異なる
ものである。したがって、この種延伸仮撚機の加工条件
はテスト加工により設定条件を決めるのが一般的であ
る。そして、実際に運転した結果、加工糸の品質をチェ
ックし、どの品質(毛羽、未解撚、糸切れ、捲縮性)が
どのように不十分であるかを判断する(例えば、毛羽が
多い等)。そして、例えば、毛羽が多い場合には、最も
影響を与える加工条件(DR,VR)を調整する。一旦、調
整された後は、その加工条件を維持していく。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で延べられた糸の延伸仮撚機においては、加
工条件DR、Θ、VR、H1、H2、OF2、OF3を一定にするよう
制御されており、糸の品質に直接影響を与える糸張力変
動、糸温度変動又は糸速度変動等は監視されておらず、
製品の抜き取り検査で始めて品質の異常が発見され、異
常に対する早期対策を施すことができないという問題点
を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、簡単
な機器を付加するだけで、糸の品質の異常を早期に検出
することができる糸の延伸仮撚機を提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における糸の延伸仮
撚機は、一対のフィードローラ間に仮撚装置とヒータを
配置した延伸仮撚ユニットの多数錘を備えた糸の延伸仮
撚機に、前記ヒータより下流にあって糸が摩擦走行する
特定の固定ガイドの全錘に埋設された温度検出センサ
と、該温度検出センサからの温度データを錘間で比較し
て偏差を求める手段と、偏差が大きい錘を検出して表示
する手段とから成る品質管理装置を設けたものである。
〔作用〕
加工された糸が摩擦走行する固定ガイドの温度を全錘で
測定し、錘間で比較することによって、糸の品質に大き
く影響する糸張力変動、糸温度変動又は糸速度変動等の
何れかの異常が特定の錘に発生していることを事前に検
出できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は固定ガイド1に温度検出センサとしての熱電対
Sが埋設された状態で示す。この固定ガイド1は例えば
セラミックバーであり、その中心で糸Yが走行する位置
に熱電対Sが埋設されている。そして、この固定ガイド
1の外周を糸Yが摩擦走行し、摩擦熱によって固定ガイ
ド1全体が昇温し、その温度を熱電対Sが測定するもの
である。このような固定ガイド1の延伸仮撚機への取付
場所を説明する。第5図において、二次ヒータ56と第3
フィードローラ55との間の固定ガイド1A、第3フィード
ローラ55と巻取装置57との間の固定ガイド1B,1Cが適切
である。この位置の固定ガイドであれば加工後の糸が接
触する場所であり、糸張力変動、糸温度変動又は糸速度
変動等の何らかの異常があれば、摩擦熱の程度も変化
し、固定ガイドの温度が変わるからである。また、熱電
対が埋設される固定ガイドは各錘とも同じ条件にし、全
錘に熱電対付きの固定ガイドを設ける。なお、温度検出
センサとして、熱電対に限らずサーミスタやポジスター
等を用いることができる。
つぎに、第2図により熱電対付きの固定ガイドを用いた
品質管理装置を説明する。第2図において、延伸仮撚ユ
ニットU1〜U216の各々に熱電対S1〜S216が設けられ、マ
ルチプレクサ2を介して、順次熱電対S1〜S216の温度デ
ータが取り込まれていく。このマルチプレクサ2を介す
ることによって、以後の測定機器は延伸仮撚機全体で一
つあればよく、既設のものを流用することもできる。そ
して、温度データは増幅器3及びA/D変換器4を介して
マイコン5に入力される。また、マイコン5でデータ処
理された結果は、D/A変換器6を経て表示装置7に出力
される。なお、錘選択装置8はマイコン5の指示により
マルチプレクサ2を作動させるものである。
つぎに、第3図により、マイコン5内のデータ処理を説
明する。まず、各錘からの温度データを順次マルチプレ
クサを介して読み込む(ブロック)。なお、この温度
データはワンポイントではなく、所定時間毎に各錘の温
度データを数回読み込み、この各錘における数回の温度
データの平均を各錘の温度データとすることもできる。
つぎに、これらの温度データから平均温度を演算する
(ブロック)。この平均温度は全錘で求めるのが通常
であるが、特定のグループ例えば12錘毎のグループでの
平均を求めることもできる。つぎに、この平均温度を基
にして各錘の温度の偏差値を演算する(ブロック)。
この偏差値は平均値との差に限らず、例えば標準偏差値
とすることもできる。つぎに、この偏差値が基準以内か
どうか判断する(ブロック)。基準以内であれば、一
定時間T経過後再び〜ブロックを繰り返す(ブロッ
ク)。基準より外れると、その錘を異常錘として表示
する(ブロック)。以上のデータ処理による異常錘の
検出例を第4図により説明する。第4図は便宜上6錘を
図示している。時間tはマルチプレクサが順次温度デー
タを読み込む時間であるが、温度変化を起こす時間に比
較して短く、216錘の場合でも演算上無視できる時間で
ある。そして、一定時間T毎に温度データの読み込みを
行っている。例えば、Nn回目の測定ではNO.3の錘の偏差
値が大きく異常錘として表示され、Nm間目の測定ではN
O.5の錘の偏差値が大きく異常錘として表示される。こ
の表示の仕方としては、アラームランプの点灯と共に、
錘番号をコントロールパネルに液晶表示するものがあ
る。そして、オペレータが異常錘を点検することにより
何が異常かを確認し、必要な処置をすることができる。
〔考案の効果〕
本考案における糸の延伸仮撚機は、一対のフィードロー
ラ間に仮撚装置とヒータを配置した延伸仮撚ユニットの
多数錘を備えた糸の延伸仮撚機に、前記ヒータより下流
であって糸が摩擦走行する特定の固定ガイドの全錘に埋
設された温度検出センサと、該温度検出センサからの温
度データを錘間で比較して偏差を求める手段と、偏差が
大きい錘を検出して表示する手段とから成る品質管理装
置を設けたものであり、糸の品質に大きく影響する糸張
力変動、糸温度変動又は糸速度変動等の何らかの異常が
特定の錘に発生していることを事前に検出でき、早期に
対策を施すことができる。さらに、各錘にもともと存在
する固定ガイドに温度検出センサを埋設するだけであ
り、錘間の比較管理であるので高価な測定機器は延伸仮
撚機全体で一つあればよく、全体として安価な品質管理
装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定ガイドに埋設された温度検出センサを示す
図、第2図は品質管理装置の機器ブロック図、第3図は
マイコンのデータ処理を示すフローチャート図、第4図
は錘毎の温度データ例を示すグラフ図、第5図は延伸仮
撚機の機器構成図、第6図はツイスターベルト仮撚装置
を示す斜視図である。 1……固定ガイド、 S……熱電対(温度検出センサ)、 U1〜U216……延伸仮撚ユニット、 51……第1フィードローラ、 52……第2フィードローラ、 53……延伸仮撚装置、54……ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のフィードローラ間に仮撚装置とヒー
    タを配置した延伸仮撚ユニットの多数錘を備えた糸の延
    伸仮撚機に、前記ヒータより下流にあって糸が摩擦走行
    する特定の固定ガイドの全錘に埋設された温度検出セン
    サと、該温度検出センサからの温度データを錘間で比較
    して偏差を求める手段と、偏差が大きい錘を検出して表
    示する手段とから成る品質管理装置を設けたことを特徴
    とする糸の延伸仮撚機。
JP3999190U 1990-04-13 1990-04-13 糸の延伸仮撚機 Expired - Lifetime JPH0647019Y2 (ja)

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JPH04675U JPH04675U (ja) 1992-01-07
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