JPH0647128B2 - 圧延機の板厚変動防止装置 - Google Patents

圧延機の板厚変動防止装置

Info

Publication number
JPH0647128B2
JPH0647128B2 JP63144406A JP14440688A JPH0647128B2 JP H0647128 B2 JPH0647128 B2 JP H0647128B2 JP 63144406 A JP63144406 A JP 63144406A JP 14440688 A JP14440688 A JP 14440688A JP H0647128 B2 JPH0647128 B2 JP H0647128B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup roll
pressure
rotation angle
roll
deviation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63144406A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01313104A (ja
Inventor
重雄 渡辺
信夫 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP63144406A priority Critical patent/JPH0647128B2/ja
Publication of JPH01313104A publication Critical patent/JPH01313104A/ja
Publication of JPH0647128B2 publication Critical patent/JPH0647128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/58Roll-force control; Roll-gap control
    • B21B37/66Roll eccentricity compensation systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧延機のロール偏心に起因する被圧延材の板
厚変動を防止する、板厚変動防止装置に関する。
(従来の技術) 例えば、4重圧圧延装置は、上下一対のワークロールお
よび、該ワークロールのそれぞれを補強する一対のバッ
クアップロールよりなる。圧延は、上下ワークロールの
間にホットストリップ等の被圧延材を通過させることに
よりなされるが、被圧延材の板厚変動を防止するために
はそれらの間隔を一定に保持することが絶対条件とな
る。つまり、被圧延材の通過により上下ワークロール間
に生じた離反力を相殺しなければならない。このため、
圧延装置には、バックアップロールを介して上下ワーク
ロールの間に圧力を印加するための加圧機構が備わって
いる。
この場合、加圧機構は、回転するバックアップロールに
非常に大きな圧力を印加することになるのでそれらの係
合部には耐摩耗性が要求される。つまり、少なくともバ
ックアップロールと加圧機構の係合部に耐摩耗性に優れ
た材料を用いることが必要になるが、一般には、摩滅時
の交換等や製造上の問題から、この種の材料によるスリ
ーブ等を係合部に被着する方法が採られている。
バックアップロールの加圧機構との係合部にスリーブを
被着する場合には、スリーブの回りによる該係合部の摩
耗を防止するためにスリーブの回り止めを設ける。しか
しながら、この回り止めを設けることにより、該係合部
およびスリーブの弾性が不均一となり、バックアップロ
ールの偏心を生ずる。
以上はバックアップロールの偏心の主な発生原因である
が、この偏心は、加圧機構の印加圧力に影響し、上下ワ
ークロールの間隔変動、すなわち、被圧延材の板厚変動
をもたらす。
この種のバックアップロールの偏心に起因する板厚変動
を防止する上では、遅れ要素が許されないため、その周
期性を利用した予測制御が専ら採用されている。すなわ
ち、各バックアップロールの回転角をアドレスとして偏
心量を記憶しておき、圧延中にそのときの各バックアッ
プロールの回転角に対応する偏心量を読み出して印加圧
力を補正し、板厚に与える影響を除去する制御であり、
例えば、特開昭55-117510号公報,特開昭58-6718号公報
および特開昭59-45013号公報等に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、バックアップロールの偏心量は、その回転角
に関係することは勿論のこと、加圧機構から印加された
圧力にも深く関係する。しかしながら、従来技術のいず
れにおいてもこの点に対する配慮は一切なされていな
い。加圧機構から印加される圧力は、被圧延材の厚さや
目標の板厚が異なれば大きく変化するが、従来技術はこ
のような場合にバックアップロールの偏心が板厚に与え
る影響を除去できないことになる。
(発明の目的) 本発明は、被圧延材の厚さや目標の板厚が異なる場合に
おいても、バックアップロールの偏心が板厚に与える影
響を精度良く除去する圧延機の板厚変動防止装置を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明においては、 被圧延材を挟み込むための第1および第2ワークロー
ル;第1および第2ワークロールをそれぞれ補強する第
1および第2バックアップロール;および、第1および
第2ワークロールを介して第1ワークロールと第2ワー
クロールとの間に圧力を印加する加圧手段;を備える圧
延機において: 第1バックアップロールおよび前記第2バックアップロ
ールが基準角度にあるとき、加圧手段より印加された圧
力を基準圧力とし、該基準圧力毎に、該基準圧力に対す
る印加圧力の偏差または印加圧力を、第1バックアップ
ロールの回転角度および第2バックアップロールの回転
角度に対応付けて記憶し、圧延時には、そのときの基準
圧力,第1バックアップロールの回転角度および第2バ
ックアップロールの回転角度に対応付けされたデータを
読み出して印加出力の増減制御するものとする。
この場合、基準圧力として、第1バックアップロールお
よび前記第2バックアップロールの回転時の印加圧力の
平均値を用いても良い。
(作用) これによれば、基準圧力毎に第1バックアップロールの
回転角度および第2バックアップロールの回転角度に対
応付した補正データを記憶しているので、被圧延材の厚
さや目標の板厚が異なる場合においても、バックアップ
ロールの偏心に起因する板厚変動を効果的に抑えること
ができる。
特に、前述したようなバックアップロールの加圧手段と
の係合部に被着したスリーブの回り止めによる弾性変化
は非線形となるため、基準圧力毎に補正データを備える
効果は大きく、精度が高い圧延機の板厚変動防止装置を
提供することができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図に本発明を一例で実施する4重圧圧延装置の構成
を示す。ただし、この第1図は幅方向に全く対称な構成
の一方のみを示したものであることを了解されたい。
この装置は、機械系統と電気系統とに大別することがで
きる。
機械系統は、ハウジング11,ハウジング11に支持された
上下一対のワークロール(WR)12u,12d,ワークロール12u,
12dをそれぞれバックアップするバックアップロール(BU
R)13u,13d,バックアップロール13u,13dにそれぞれ係合
するチョック14u,14d,および、プレッシャ15を主体とし
てなる。
ハウジング11は剛性が高い枠体であり、特に縦方向の延
びに関しては慎重に考慮されており、充分な補強がなさ
れている。
ワークロール12uおよび12dは対向しており、圧延時には
図示のようにホットストリップSLPがそれらの間を通過
する。
バックアップロール13uおよび13dは、それぞれワークロ
ール12uあるいは12dと圧接している。アッパーバックア
ップロール13uが受ける圧力は、アッパーチョック14uお
よびプレッシャ15を介してハウジング11に吸収され、ロ
ワバックアップロール13dが受ける圧力は、ロワチョッ
ク14dを介してハウジング11に吸収される。
ここで、アッパーバックアップロール13u,アッパーチ
ョック14uおよびプレッシャ15の係合関係について、第
2図を参照して説明する。この第2図は、第1図に示し
た機械系統の垂直断面の一部に相当するが、第1図にお
いては構成を簡潔に示すために略図を用いたので各部の
形状等が不一致となったことを了解されたい。
アッパーバックアップロール13uは軸方向に延びるテー
パネック131uを有しており、そこにはスリーブ132uが被
着されている。スリーブ132uは耐摩耗材の円筒であり、
スリーブ止め133uにより軸方向に、キー134uにより回転
方向に固定されている。
スリーブ132uの外周面には、アッパーチョック14uのボ
ディ141uに嵌装されたブッシング142uが被着されてい
る。ブッシング142uはスリーブ132uと同様に耐摩耗材の
円筒であり、スリーブ132uの外径よりわずかに大きい内
径を有する。
ボディ141uには、キャップ143uおよびスリーブ止め133u
を回転自在に支持する軸受144u等が装着されて油圧室14
5uを構成する。この油圧室145uにはオイルが圧入され
る。このオイルは、スリーブ132uの外周面とブッシング
142uの内周面との間隙に浸入するが、その間隙は他端に
備わるシール146uにより閉じられているので、ここにオ
イルフィルム147uが形成される。このオイルフィルム14
7uは、スリーブ132uとブッシング142uとの間の摩擦を低
減する。
ボディ141uの上面はフラットになっており、そこにはプ
レッシャ15が作用している。
プレッシャ15は、スクリュー151,ナット152および油圧
シリンダ153を備える。
スクリュー151は、ナット152がハウジング11により回転
方向に固定されているので、回転により上下に移動す
る。この回転は、第1図に示したように、その頭部に固
着されたホイール16wおよびそれに噛合うピニオン16pを
介してモータMより与えられる。
また、スクリュー151の先端はピストンを兼用してお
り、油圧シリンダ153のシリンダ室1531内に収容されて
いる。このシリンダ室1531には、第1図に示したよう
に、ソレノイドバルブ17を介してポンプPが接続されて
いる。ソレノイドバルブ17は、シリンダ室1531の取入ポ
ートとポンプPの出力ポートとの間、および、シリンダ
室1531の排出ポートとドレイン(図示せず)との間を連
通/遮断する。
なお、上記の第2図よりプレッシャ15を除けばロワバッ
クアップロール13dとロワチョック14dとの係合関係にほ
ぼ等しくなるので、ここでの図示を省略する。
再度、第1図を参照する。
電気系統は、コントローラ21を中心に、サーボモータド
ライバ22,センサドライバ23,24,25,ソレノイドドライ
バ26および各種センサにより構成される。
サーボモータドライバ22には、モータMおよびポジショ
ンセンサ(PS)221が接続されている。ポジションセンサ2
21はポテンショメータであり、スクリュー151のポジシ
ョンに対応する電圧を出力する。サーボモータドライバ
22は、この電圧出力を監視しながらモータMを正逆転付
勢し、コントローラ21より指示されたポジションにスク
リュー151を位置決めする。
センサドライバ23には、ストロークセンサ231が接続さ
れている。このストロークセンサ231は誘導式であり、
スクリュー151の先端(つまりピストン)とシリンダ室1
531の内壁との間隔(以下、シリンダ153のストロークと
いう)に応じてそのインダクタンスが変化する。センサ
ドライバ23では、このインダクタンスをシリンダ153の
ストロークを表わすデジタルデータに変換し、コントロ
ーラ21に与える。
センサドライバ24には、アッパーロードセル241uおよび
ロワロードセル241dが接続されている。アッパーロード
セル241uはハウジング11とナット152との間に介挿され
ており、ロワロードセル241dがロワチョック14dの下面
とハウジング11との間に介挿されている。これらのロー
ドセルには歪ゲージを利用しており、それらの抵抗値は
ハウジング11の内壁上下面の間に挟まれる要素に加わる
圧力に対応して変化する。センサドライバ24は各ロード
セルの抵抗値を読み取り、ハウジング11とナット152と
の間の圧力および、ロワチョック14dの下面とハウジン
グ11との間の圧力をそれぞれ表わすデジタルデータに変
換してコントローラ21に与える。コントローラ21では、
これらのデータを用いて演算により真の圧力(“真”は
最も確かしいという程の意味)を求めている。
センサドライバ25には、アッパーレゾルバ251uおよびロ
ワレゾルバ251dが接続されている。アッパーレゾルバ25
1uの入力軸はアッパーバックアップロール13uの回転軸
に、ロワレゾルバ251dの入力軸はロワバックアップロー
ル13dの回転軸に、それぞれ結合されている。センサド
ライバ24は、これらのレゾルバの出力を読み取り、各バ
ックアップロールの回転角を示すデジタルデータに変換
してコントローラ21に与える。なお、この場合、各バッ
クアップロール毎に、一周を32分割したアドレスを付
し、0〜31の数値によりそれぞれの回転角を表わしてい
る。
ソレノイドドライバ26は、コントローラの指示に応答し
てソレノイドバルブ17を制御し、シリンダ室1531の取入
ポートとポンプPの出力ポートとの間、および、シリン
ダ室1531の排出ポートとの間を連通/遮断する。
コントローラ21は、ホストコンピュータの指示に応答し
てワークロール12uと12dの間隔、つまり圧延厚を調整
し、圧延中は、各種センサの出力を監視しながらシリン
ダ153のストロークを調整する。この調整は、予め記憶
された補正テーブルに基づいてなされる。
補正テーブルは、バックアップロール13uおよび13dの偏
心による生じる圧力変動の補正値を各バックアップロー
ルのアドレス(回転角)に対応付けたテーブルであり、
本実施例においては、異なる条件で作成した3種、すな
わち、第1,第2および第3補正テーブルを用意してい
る。
第1補正テーブルは、キスロール状態(ワークロール12
uと12dとの間に挟み込みがない状態)でバックアップロ
ール13uおよび13dのアドレスを0に合わせ、真の圧力が
700[ton]になるまでスクリュー151を締込み、その後、
バックアップロール13uおよび13dを回転させながら真の
圧力の変動(700[ton]に対する偏差)を測定し、各アド
レスに対応付けて整理する。したがって、このテーブル
は32×32のマトリクスとなる。
ここで第1補正テーブルの作成態様について更に説明す
ると、先に説明したようにバックアップロール13uおよ
び13dのそれぞれの1回転を32分割し、1回転の間の角
度を0〜31で表わし、それぞれ角度0を基点にしている
ので、例えばバックアップロール13uの角度が0のとき
バックアップロール13dの角度は0〜31の32通りがあ
り、したがってバックアップロール13uおよび13dの回転
角の組合せは、32×32通りがある。すなわち、バックア
ップロール13uのアドレス(回転角)をi(i=0,
1,2,・・・31),バックアップロール13dのアドレ
スをj(j=0,1,2,・・・31)とすると、その組
合せ(i,j)は、(0,0),(0,1),(0,
2),・・・(1,0),(1,1),(1,2),・
・・(2,0),(2,1)・・・(31,0),(31,
1),(31,2),・・・(31,31)と1024(=32×32)
通りとなる。第1補正テーブルは、バックアップロール
13uのアドレスi=0とバックアップロール13dのアドレ
スj=0の組合せ(0,0)を基点アドレスとして、(3
1,31)までのアドレスを有するものとしている。そし
て、バックアップロール13uのアドレス(回転角)i=
0およびバックアップロール13dのアドレスJ=0とし
て、700〔ton〕になるまでスクリュー151を締め込み
保定し、保定後、スクリュー151の圧下位置情報をセー
ブして、バックアップロール13uとバックアップロール1
3dとを回転させながら、それらの回転角度の組合せ
(0,0),(1,1),(2,2)・・・(31,31)で
のバックアップロール実測荷重を各々測定する。次にバ
ックアップロール13uとバックアップロール13dの回転角
度を相対的に1ステップ分ずらして(このずらしのため
にスクリュー151の緩めが必要であればスクリュー15を
緩めて相対的にずらし回転し、そしてスクリュー151
を、セーブしている圧下位置情報の所まで締め込む)、
バックアップロール13uとバックアップロール13dとを回
転させながら、それらの回転角度の組合せ(0,1),
(1,2),(2,3)・・・(31,0)でのバックア
ップロール実測荷重を各々測定する。以下同様にして、
(0,31),(1,0),(2,1)・・・(31,30)の
組合せまでバックアップロール実測荷重を測定する。以
上で、(0,0)〜(31,31)(合計32×32個)の実測荷
重が得られる。(0,0)〜(32,32)の実測荷重から700
〔ton〕を減算した残り値すなわち基準点(0,0)
の荷重700〔ton〕に対する各点(0,0)〜(31,31)
の実測荷重偏差(以下圧力偏差と称す)を、各点に対応
する第1補正テーブルのアドレス(0,0)〜(31,31)
に書込む。この状態で例えばバックアップロールのアド
レス(0,1)でロール実測荷重が、710〔ton〕で
あれば、バックアップロールの基準アドレス(0,0)
に比べて+10であるので、第1補正テーブルのアドレス
(0,1)には、圧力偏差+10〔ton〕が書込まれ、
バックアップロールのアドレス(0,31)でロール実測
荷重が、690〔ton〕であれば、第1補正テーブルの
アドレス(0,31)に圧力偏差−10〔ton〕が書込ま
れる。このようにして、第1補正テーブルには、1024
(=32×32)通りの圧力偏差が格納されている。
第2および第3補正テーブルの作成は、バックアップロ
ール13uおよび13dのアドレス(回転角)の組合せが
(0,0)のとき、前述の700〔ton〕に代えてそれ
ぞれ1500〔ton〕および2000〔ton〕とする点が異
なり、他は上述の第1補正テーブルの作成と同様にして
作成される。
バックアップロール13uおよび13dのアドレス(回転角)
の組合せ(1024通り)の1つ(i,j)における、第
1,第2および第3補正テーブルのデータ(圧力偏差)
を、基準圧力(アドレス(0,0)で保定した荷重値)
を横軸とし、縦軸を圧力偏差としたグラフ上に示すと、
第4図に示す黒丸となる。例えば、バックアップロール
のアドレス(0,1)のとき、基準圧力700〔ton〕
でロール実測荷重が、710〔ton〕とすると、圧力偏
差が+10〔ton〕(第4図の左側の黒丸),さらにバ
ックアップロールのアドレス(0,1)のとき、基準圧
力1500〔ton〕でロール実測荷重が、1520〔ton〕
とすると、圧力偏差が+20〔ton〕(第4図の真中の
黒丸)、さらにバックアップロールのアドレス(0,
1)のとき、基準圧力2000〔ton〕でロール実測荷重
が、2030〔ton〕とすると、圧力偏差が+30〔to
n〕(第4図の右側の黒丸)となる。
第4図に示すグラフは、第1補正テーブル,第2補正テ
ーブルおよび第3補正テーブルのデータに基づいて、各
アドレス宛て1個、計1024(=32×32)通りできる。
第4図に示すように、基準圧力1500〔ton〕の圧力偏
差(黒丸)と基準圧力700〔ton〕の圧力偏差(黒
丸)とを結ぶ直線を700〔ton〕未満領域に延ばし、
基準圧力1500〔ton〕の圧力偏差(黒丸)と基準圧力
2000〔ton〕の圧力偏差(黒丸)とを結ぶ直線を2000
〔ton〕を得える領域に延ばすことにより、圧延荷重
700,1500,2000〔ton〕以外の圧延荷重Fの場合に
も、該圧延荷重Fに対するアドレス(i,j)における
圧力偏差ΔFを、内挿法又は外挿法で算出することがで
きる。例えばバックアップロールのアドレス(0,1)
のとき、基準圧力1750〔ton〕のとき、ロール実測荷
重1775〔ton〕,圧力偏差が+25〔ton〕と推定す
る。
したがって、圧延荷重700,1500,2000〔ton〕以外の
圧延荷重Fの場合にも、バックアップロール13uおよび1
3dの回転角(アドレス)の組合せ(0,0)〜(31,31)
のすべてに対して、第1〜第3補正テーブルの圧力偏差
と同等の圧力偏差を得ることができる。
次に、第3a図および第3b図に示したフローチャート
を参照してコントローラ21の制御処理を説明する。
コントローラ21は、電源が投入され、各部に所定の電圧
が供給されるとS1(フローチャートのステップに付し
た番号に対応する:以下同様)において入出力ポートお
よび内部レジスタ等を初期化し、S2において待機モー
ドを設定する。この待機モードで、ホストコンピュータ
よりの制御開始指示を受けると、待機モードを解除し、
S3において、同時に転送される圧延装置のミル定数
M,ホットストリップSLPの塑性変形率Y,目標板厚t
および、ホットストリップSLPの搬送速度に応じてシリ
ンダ153の応答遅れを補償するアッパーバックアップロ
ール13uの進角定数αならびにロワバックアップロー
ル13dの進角定数αを読み取る。
S4においては、予め用意したミル定数M,塑性変形率
Yおよび目標板厚tを変数とする関数pにより、ワーク
ロール12uと12dとの間隔を目標板厚tに等しくするスク
リュー151のポジションPを求め、S5においてサーボ
モータドライバ22に位置制御を指示する。これによりサ
ーボモータドライバ22は、ポジションセンサ221の出力
を監視しながらスクリュー151をポジションPに位置決
めする。
S6はロックオン、すなわち、ホットストリップSLPの
噛込みを待つループである。ホットストリップSLPの噛
込みは、ワークロール12uおよび12dの離反力として作用
し、各ロードセルに大きな圧力が印加される。それを検
出するとS7に進み、これにおいて、アッパロードセル
241uで検出した圧力F,ロワロードセル241dで検出し
た圧力F,アッパーバックアップロール13uのアドレ
スθ,ロワバックアップロール13dのアドレスθ
よびシリンダ153のストロークGを読み取る。
S8においては、予め用意した関数f12を用いて検出
出力FおよびFより真の圧力(以下現在圧力とい
う)Fを求める。
S9〜S20は、各バックアップロールのアドレスが0の
ときの真の圧力(以下基準圧力という)Fを推定する
処理である。
これにおいては、まず、S9においてそのときの圧力偏
差ΔFを0に仮定し、S10においてそれをΔF′として
退避し、S11において現在圧力Fから圧力偏差ΔFを減
じて基準圧力Fを仮定する。
本実施例では、前述したように3種の補正テーブルしか
用意していないので、第4図に示すように直線近似によ
りその間のデータを補間する。この場合、仮定した基準
圧力Fが1500[ton]以下であれば第1補正テーブルお
よび第2補正テーブルの補正値(圧力偏差)を用い、15
00[ton]を超えれば第2補正テーブルおよび第3補正テ
ーブルの補正値を用いる。つまり、S13またはS15にお
いて直線補間のための比例配分定数Kを求め、S14また
はS16において第1補正テーブルおよび第2補正テーブ
ル、あるいは、第2補正テーブルおよび第3補正テーブ
ルを参照してそのときの各バックアップロールアドレス
θおよびθに対応する補正値(圧力偏差)を読出
し、S17において比例配分により仮定した基準圧力F
に対応する圧力偏差ΔFを求める。
S18およびS19においては、新しく求めた圧力偏差ΔF
と、その前の圧力偏差ΔF′との差分を所定値εと比
較する。
S10〜S19の処理を繰り返し実行することにより、この
差分は小さくなり、所定値ε以下の値に収斂するの
で、そのときはS20に進み、現在圧力Fから圧力偏差Δ
Fを減じて基準圧力Fを確定する。
S21〜S23においては、確定した基準圧力Fを用いて
比例配分定数Kを求める。
S24においては、予め用意した圧力偏差ΔFをシリンダ
153のストロークに換算する関数gに、ミル定数M,塑
性変形率Yおよび圧力偏差ΔFを代入し、ストロークの
偏差ΔGを求め、S25においては、そのときのストロー
クGにより偏差ΔGを減じて各バックアップロールのア
ドレスが0のときのストローク(以下基準ストロークと
いう)Gを推定する。
以上は準備段階の処理であり、圧延間の板厚変動防止制
御処理は以下のS26〜S39において行なう。
S26においては、各バックアップロールのアドレスθ
およびθを読み取り、S27においては、進角定数α
およびαを用いてこれらの値を補正する。
S28〜S31においては、第1補正テーブルおよび第2補
正テーブル、あるいは、第2補正テーブルおよび第3補
正テーブルを参照して補正後の各バックアップロールア
ドレスθおよびθに対応する補正値を読出し、比例
配分により基準圧力Fに対応させ、補償すべき圧力偏
差ΔFを求める。
S32〜S33においては、前述した関数gに、ミル定数
M,塑性変形率Yおよび圧力偏差ΔFを代入して補償す
べきストロークの偏差ΔGを求め、基準ストロークG
に加えて目標ストロークG′を決定する。
S34〜S39においては、シリンダ153のストロークGを
監視しながらソレノイドドライバ26を介してソレノイド
バルブ17を制御し、シリンダ153を拡張/収縮して目標
ストロークG′の許容範囲内(±δ)にそれをセットす
る。
以上のS26〜S39の処理を圧延処理を終了するまで繰り
返す。
以上説明した実施例においては、各バックアップロール
のアドレスが0のときの真の圧力を各補正テーブルの基
準圧力にしているが、スクリュー151を任意の状態に固
定して各バックアップロールを回転し、一周期分の真の
圧力を平均して基準圧力としても良い。また、上記実施
例においては各補正テーブルを各バックアップロールの
アドレスと圧力の偏差との相関による作成したが、各バ
ックアップロールのアドレスと圧力との相関により作成
しても良い。これらはいずれもデータの取扱い方が若干
異なるだけで制御上の変更は必要としない。
また、本実施例のおいては、2つのロードセルを備えて
真の圧力を算出しているが、これは必ず必要な処理では
なく、処理を簡単化するのであればいずれか一方のロー
ドセルによる検出圧力のみを用いれば良い。
(発明の効果) 以上説明したとおり、本発明によれば、基準圧力毎に第
1バックアップロールの回転角度および第2バックアッ
プロールの回転角度に対応付けした補正データを記憶し
ているので、被圧延材の厚さや目標の板厚が異なる場合
においても、バックアップロールの偏心に起因する板厚
変動を効果的に抑えることができる。
特に、実施例で説明したように、バックアップロールに
スリーブを被着し、回り止めを備える場合には、それに
よる弾性変化が非線形となるために基準圧力毎に補正デ
ータを備えることにより高い精度の圧延機の板厚変動防
止装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一例で実施する4重圧圧延装置の構成
を示すブロック図であり、第2図はその一部を詳細に示
す部分拡大断面図である。 第3a図および第3b図は第1図に示したコントローラ
21の制御動作を示すフローチャートである。 第4図は直線近似によるデータの補間を示すグラフであ
る。 11:ハウジング 12u,12d:ワークロール 13u,13d:バックアップロール 14u,14d:チョック 15:プレッシャ 11,14,15:(加圧手段) 16w,16p:ギア 17:ソレノイドバルブ 21:コントローラ(制御手段,記憶手段) 22:サーボモータドライバ 23,24,25:センサドライバ 231:ストロークセンサ 241u,241d:ロードセル(検出手段) 251u,251d:レゾルバ(回転角検出手段) 26:ソレノイドドライバ SLP:ストリップ(被圧延材) M:モータ P:ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向して備わり、被圧延材を挟み込むため
    の第1ワークロールおよび第2ワークロール; 前記第1ワークロールを補強する少なくとも1つの第1
    バックアップロール; 前記第2ワークロールを補強する少なくとも1つの第2
    バックアップロール; 前記第1バックアップロールおよび前記第2バックアッ
    プロールを介して前記第1ワークロールと前記第2ワー
    クロールとの間に圧力を印加する加圧手段; 前記加圧手段が印加する圧力を検出する検出手段; 前記第1バックアップロールの回転角度を検出する第1
    回転角検出手段; 前記第2バックアップロールの回転角度を検出する第2
    回転角検出手段; 前記第1バックアップロールおよび前記第2バックアッ
    プロールが基準角度にあるときに前記検出手段が検出し
    た圧力を示す基準圧力毎に、該基準圧力に対する該検出
    手段が検出した圧力の偏差を、前記第1バックアップロ
    ールの回転角度および前記第2バックアップロールの回
    転角度に対応付けて記憶する記憶手段;および、 圧延時において、前記記憶手段から、そのときの基準圧
    力,前記第1バックアップロールの回転角度および前記
    第2バックアップロールの回転角度に対応付けされた圧
    力の偏差を読み出し、該偏差を相殺する印加圧力の増減
    を前記加圧手段に指示する、制御手段; を備える、圧延機の板厚変動防止装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、前記第1バックアップロ
    ールおよび前記第2バックアップロールが基準角度にあ
    るときに前記検出手段が検出した圧力を示す基準圧力毎
    に、該検出手段が検出した圧力を、前記第1バックアッ
    プロールの回転角度および前記第2バックアップロール
    の回転角度に対応付けて記憶し、 前記制御手段は、圧延時において、該記憶手段から、そ
    のときの基準圧力,第1バックアップロールの回転角度
    および第2バックアップロールの回転角度に対応付けさ
    れた圧力を読み出し、該圧力とそのときの基準圧力に対
    する偏差を相殺する印加圧力の増減を加圧手段に指示す
    る、 前記特許請求の範囲第(1)項記載の圧延機の板厚変動防
    止装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、前記第1バックアップロ
    ールおよび前記第2バックアップロールの回転時に前記
    検出手段が検出した圧力の平均を示す基準圧力毎に、該
    基準圧力に対する該検出手段が検出した圧力の偏差を、
    前記第1バックアップロールの回転角度および前記第2
    バックアップロールの回転角度に対応付けて記憶し、 前記制御手段は、圧延時において、該記憶手段から、そ
    のときの基準圧力,前記第1バックアップロールの回転
    角度および前記第2バックアップロールの回転角度に対
    応付けされた圧力の偏差を読み出し、該偏差を相殺する
    印加圧力の増減を前記加圧手段に指示する、 前記特許請求の範囲第(1)項記載の圧延機の板厚変動防
    止装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、前記第1バックアップロ
    ールおよび前記第2バックアップロールの回転時に前記
    検出手段が検出した圧力の平均を示す基準圧力毎に、該
    検出手段が検出した圧力を、前記第1バックアップロー
    ルの回転角度および前記第2バックアップロールの回転
    角度に対応付けて記憶し、 前記制御手段は、圧延時において、該記憶手段から、そ
    のときの基準圧力,第1バックアップロールの回転角度
    および第2バックアップロールの回転角度に対応付けさ
    れた圧力を読み出し、該圧力とそのときの基準圧力に対
    する偏差を相殺する印加圧力の増減を加圧手段に指示す
    る、 前記特許請求の範囲第(1)項記載の圧延機の板厚変動防
    止装置。
JP63144406A 1988-06-11 1988-06-11 圧延機の板厚変動防止装置 Expired - Lifetime JPH0647128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63144406A JPH0647128B2 (ja) 1988-06-11 1988-06-11 圧延機の板厚変動防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63144406A JPH0647128B2 (ja) 1988-06-11 1988-06-11 圧延機の板厚変動防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01313104A JPH01313104A (ja) 1989-12-18
JPH0647128B2 true JPH0647128B2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=15361433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63144406A Expired - Lifetime JPH0647128B2 (ja) 1988-06-11 1988-06-11 圧延機の板厚変動防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647128B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7103896B2 (ja) * 2018-09-05 2022-07-20 株式会社Uacj 制御装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01313104A (ja) 1989-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102548678B (zh) 轧钢机及轧钢机的调零方法
US20110247391A1 (en) Method for calibrating two interacting working rollers in a rolling stand
US6070443A (en) Apparatus for forming an annular member
JPH0647128B2 (ja) 圧延機の板厚変動防止装置
JP7127447B2 (ja) 圧延機の設定方法
WO2021044926A1 (ja) 電動シリンダシステム及び電動シリンダの異常検出方法
US4843854A (en) Rolling mill roll eccentricity control
JP3055838B2 (ja) 圧延機の作業ロールの位置検出方法及び位置調整方法並びに圧延機
JPH02235510A (ja) 多段圧延機の形状修正装置
JP4161606B2 (ja) 圧延機の零調方法
JP7127446B2 (ja) 圧延機の設定方法
JPH01313105A (ja) 圧延機の板厚変動防止装置
JP3073623B2 (ja) 圧延機及び圧延機のロールクロス方法
JPS5848244B2 (ja) ロ−ル軸方向調整装置
JPS61182816A (ja) 上下非対称圧延機のロ−ル平行度制御方法及びその装置
JP3311959B2 (ja) 圧延機の制御方法及び制御装置
JPH10100027A (ja) 軸受の締付方法
US4378685A (en) Method of setting axial position of loosely carried sleeve in a rolling mill
JPS646946Y2 (ja)
JPS6323851B2 (ja)
JP2932227B2 (ja) 圧延機のロール自動圧下制御方法
JPH0123601Y2 (ja)
JPS598446B2 (ja) 型鋼圧延機
JPH0522327Y2 (ja)
JPH1085812A (ja) 熱間圧延仕上圧延機のレベリング零調方法