JPH0647154B2 - 薄板連続鋳造設備における注湯装置 - Google Patents
薄板連続鋳造設備における注湯装置Info
- Publication number
- JPH0647154B2 JPH0647154B2 JP28636087A JP28636087A JPH0647154B2 JP H0647154 B2 JPH0647154 B2 JP H0647154B2 JP 28636087 A JP28636087 A JP 28636087A JP 28636087 A JP28636087 A JP 28636087A JP H0647154 B2 JPH0647154 B2 JP H0647154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow passage
- pouring
- molten steel
- continuous casting
- thin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/064—Accessories therefor for supplying molten metal
- B22D11/0642—Nozzles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレードルやタンディッシュから薄板連続鋳造設
備の鋳型内に溶鋼を注湯する注湯装置に関する。
備の鋳型内に溶鋼を注湯する注湯装置に関する。
従来の技術 第8図に示すように、たとえばタンディッシュ21からタ
ンディッシュノズル22を介して鋳型23内に溶鋼24を注湯
する場合、均質な鋳片25を鋳造するために、鋳型23内の
湯面24aは常に一定レベルに保持する必要があり、その
ためタンディッシュノズル22からの注湯量は鋳片25の鋳
造量に等しく調節される。この注湯量を調節するものと
しては、従来からタンディッシュ21内に垂下された棒状
のストッパ26を昇降させることにより、ストッパ26の下
端部でタンディッシュノズル22の入口開口部22aの開度
を調節していた。
ンディッシュノズル22を介して鋳型23内に溶鋼24を注湯
する場合、均質な鋳片25を鋳造するために、鋳型23内の
湯面24aは常に一定レベルに保持する必要があり、その
ためタンディッシュノズル22からの注湯量は鋳片25の鋳
造量に等しく調節される。この注湯量を調節するものと
しては、従来からタンディッシュ21内に垂下された棒状
のストッパ26を昇降させることにより、ストッパ26の下
端部でタンディッシュノズル22の入口開口部22aの開度
を調節していた。
発明が解決しようとする問題点 ところが上記構成において、特に薄板連続鋳造の場合に
は鋳造量が少ないため、タンディッシュノズル22をスト
ッパ26により絞り込まねばならないときに、入口開口部
22aとストッパ26下端部の間隙が小さくなり、長時間に
わたる鋳造中に部分的にフロックにより閉塞しやすくな
る。その対策として、一時的にストッパ26を上昇してタ
ンディッシュノズル22を全開し、フロックを除去する
が、そのため鋳型23内の湯面レベル24aが上昇して鋳造
中の鋳片25に悪影響をあたえることになる。
は鋳造量が少ないため、タンディッシュノズル22をスト
ッパ26により絞り込まねばならないときに、入口開口部
22aとストッパ26下端部の間隙が小さくなり、長時間に
わたる鋳造中に部分的にフロックにより閉塞しやすくな
る。その対策として、一時的にストッパ26を上昇してタ
ンディッシュノズル22を全開し、フロックを除去する
が、そのため鋳型23内の湯面レベル24aが上昇して鋳造
中の鋳片25に悪影響をあたえることになる。
本発明は上記問題点を解決するもので、長時間の使用に
もノズルが閉塞することのない注湯装置を提供すること
を目的とする。
もノズルが閉塞することのない注湯装置を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、鋳型に溶鋼を注
湯する注湯ノズルを、上部垂直流路部と下部垂直流路部
とこれらにそれぞれ連結される中間部水平流路部とで構
成し、前記中間部水平流路部の周囲に、水平流路部内の
溶鋼に流送方向とは逆方向の力を与える磁界を発生する
電磁コイルを設けた構成としたものである。
湯する注湯ノズルを、上部垂直流路部と下部垂直流路部
とこれらにそれぞれ連結される中間部水平流路部とで構
成し、前記中間部水平流路部の周囲に、水平流路部内の
溶鋼に流送方向とは逆方向の力を与える磁界を発生する
電磁コイルを設けた構成としたものである。
作用 上記構成において、電磁コイルにより回転磁界を発生さ
せ、その磁束が中間部水平流路中を通過する溶鋼にうず
電流を発生させ、磁束の方向とその電流の方向により溶
鋼の流送方向とは逆方向の力を発生させて溶鋼の流れを
阻害することにより、ストッパを使用することなく、注
湯ノズルの注湯量を最適に調整することが可能となる。
せ、その磁束が中間部水平流路中を通過する溶鋼にうず
電流を発生させ、磁束の方向とその電流の方向により溶
鋼の流送方向とは逆方向の力を発生させて溶鋼の流れを
阻害することにより、ストッパを使用することなく、注
湯ノズルの注湯量を最適に調整することが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて説明
する。
する。
第1図〜第4図において、1はタンディッシュ2から、
一対のモールドロール3と溶鋼受4とを備えた鋳型5内
に溶鋼10を注湯する注湯ノズルで、この注湯ノズル1は
耐火材で形成され、上端部がタンディッシュ2に接続さ
れた上部垂直流路部6と、下端部が溶鋼受4内に至る下
部垂直流路部7と、これら流路部6,7の中間部で、一
端が上部垂直流路部6の下端部に接続されるとともに他
端が下部垂直流路部7の上端部に接続された中間部水平
流路部8とから構成される。前記中間部水平流路部8
は、水平面上でほぼ360°にわたる円弧状を一周するよ
うに形成される。
一対のモールドロール3と溶鋼受4とを備えた鋳型5内
に溶鋼10を注湯する注湯ノズルで、この注湯ノズル1は
耐火材で形成され、上端部がタンディッシュ2に接続さ
れた上部垂直流路部6と、下端部が溶鋼受4内に至る下
部垂直流路部7と、これら流路部6,7の中間部で、一
端が上部垂直流路部6の下端部に接続されるとともに他
端が下部垂直流路部7の上端部に接続された中間部水平
流路部8とから構成される。前記中間部水平流路部8
は、水平面上でほぼ360°にわたる円弧状を一周するよ
うに形成される。
9は中間部水平流路部8の外周部に配設された電磁コイ
ルで、中間部水平流路8を横切る回転磁界を形成し、中
間部水平流路部8内の溶鋼10に渦電流を発生させ、中間
部水平流路部8の流れ方向とは逆方向の力を発生させる
ものであり、このことにより注湯ノズル1の注湯量を調
節可能である。
ルで、中間部水平流路8を横切る回転磁界を形成し、中
間部水平流路部8内の溶鋼10に渦電流を発生させ、中間
部水平流路部8の流れ方向とは逆方向の力を発生させる
ものであり、このことにより注湯ノズル1の注湯量を調
節可能である。
この基本原理を第5図および第6図により説明する。
リング状の導体(溶鋼)11の外周部にN,S一対の磁石
12A,12Bを矢印A方向に回転すれば、導体11を横切る
磁束13により、導体11にうず電流による電流Iが発生
し、この電流Iが磁束13を下方に横切ると、フレミング
の左手の法則により、磁石12A,12Bの回転方向である
矢印A方向と同方向の力Fが発生し、導体11は磁石と同
一方向に回転されることになる。このような回転磁界は
誘導電動機と同じ原理で作ることができる。
12A,12Bを矢印A方向に回転すれば、導体11を横切る
磁束13により、導体11にうず電流による電流Iが発生
し、この電流Iが磁束13を下方に横切ると、フレミング
の左手の法則により、磁石12A,12Bの回転方向である
矢印A方向と同方向の力Fが発生し、導体11は磁石と同
一方向に回転されることになる。このような回転磁界は
誘導電動機と同じ原理で作ることができる。
次に、本実施例において流体(溶鋼)の流れを停止させ
る原理について説明する。
る原理について説明する。
第7図において、A,B間での流体の持つエネルギーを
圧力水頭:H1のみであるとすると、この圧力水頭:H
1に等しいエネルギー:H2を生じさせるような速度:
υを、水平流路部8で生じさせるようにすればよい。
圧力水頭:H1のみであるとすると、この圧力水頭:H
1に等しいエネルギー:H2を生じさせるような速度:
υを、水平流路部8で生じさせるようにすればよい。
すなわち、 P:流体の圧力、γ:流体の比重量 これを等しくおくと このような速度:υを発生させるための回転磁界を発生
させる周波数を求めてみると、以下のようになる。
させる周波数を求めてみると、以下のようになる。
ここで、回転磁界の回転数:N(rpm)、水平流路部の周
囲に配設される磁極数:P0、磁界発生のために加えら
れる周波数:S(Hz)との関係は、 である。
囲に配設される磁極数:P0、磁界発生のために加えら
れる周波数:S(Hz)との関係は、 である。
また、半径:rの水平流路部での速度:υと回転数:N
との関係は、 である。
との関係は、 である。
(1)のυ、(2)のNとを(3)に代入すると、加え
るべき周波数Sが求められる。
るべき周波数Sが求められる。
ここで具体例を示す。
流路の水頭:h=750mm、溶鋼の比重量:γ=7×103kg
/m3、水平流路部半径:r=50mm、磁極数:P0=6、
g=9.8m/sec2とすると、 しかし、流体は実際に上記回転磁界と一緒に、すなわち
回転数:Nでは回転しない。したがって、実際に加える
べき周波数:Sは、上記の式で求められた値に効率(0.
01%〜10%の範囲)で除された値となる。
/m3、水平流路部半径:r=50mm、磁極数:P0=6、
g=9.8m/sec2とすると、 しかし、流体は実際に上記回転磁界と一緒に、すなわち
回転数:Nでは回転しない。したがって、実際に加える
べき周波数:Sは、上記の式で求められた値に効率(0.
01%〜10%の範囲)で除された値となる。
ここで効率を1%とすると、 となる。
上記の効率はノズルの材質、溶鋼の材質、温度に関係
し、大きくは磁束に関係するコイルに流れる電流に影響
される。
し、大きくは磁束に関係するコイルに流れる電流に影響
される。
なお、上記実施例によれば、中間部水平流路部8をほぼ
360°にわたる円弧状としたが、60°を越える円弧状で
あればよく、また複数周にわたる流路でもよい。さら
に、これら中間部水平流路は円弧状でなくても、折曲る
直線による多角形状であってもよい。また、この水平流
路部8の断面を矩形状としたが、円形であってもよい。
360°にわたる円弧状としたが、60°を越える円弧状で
あればよく、また複数周にわたる流路でもよい。さら
に、これら中間部水平流路は円弧状でなくても、折曲る
直線による多角形状であってもよい。また、この水平流
路部8の断面を矩形状としたが、円形であってもよい。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明によれば、電磁コイルに流す
周波数と電流を調節することにより、注湯ノズルの注湯
量を調節できるので、従来のように摩耗による交換頻度
の高いストッパが不必要で、経済的である。また、流量
を絞る時に発生する逆流が溶鋼中のフロックや壁シェル
を再溶鋼できるので、注湯ノズルの閉塞が防止でき、安
定した流量調節を行える。さらに、閉塞や摩耗による流
量の変化を監視しながらストッパをコントロールする必
要がなくなり、きわめてコントロールが容易に行える。
周波数と電流を調節することにより、注湯ノズルの注湯
量を調節できるので、従来のように摩耗による交換頻度
の高いストッパが不必要で、経済的である。また、流量
を絞る時に発生する逆流が溶鋼中のフロックや壁シェル
を再溶鋼できるので、注湯ノズルの閉塞が防止でき、安
定した流量調節を行える。さらに、閉塞や摩耗による流
量の変化を監視しながらストッパをコントロールする必
要がなくなり、きわめてコントロールが容易に行える。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は中
間部水平流路部を示す斜視図、第2図は注湯ノズルの全
体図、第3図は中間部水平流路部を示す側面断面図、第
4図は第3図に示すI−I矢視図、第5図および第6図
はそれぞれ基本原理を示す説明図、第7図は実施例の原
理を示す概略説明図、第8図は従来の注湯ノズルを示す
全体図である。 1……注湯ノズル、2……タンディッシュ、5……鋳
型、6……上部垂直流路部、7……下部垂直流路部、8
……中間部水平流路部、9……電磁コイル、10……溶
鋼。
間部水平流路部を示す斜視図、第2図は注湯ノズルの全
体図、第3図は中間部水平流路部を示す側面断面図、第
4図は第3図に示すI−I矢視図、第5図および第6図
はそれぞれ基本原理を示す説明図、第7図は実施例の原
理を示す概略説明図、第8図は従来の注湯ノズルを示す
全体図である。 1……注湯ノズル、2……タンディッシュ、5……鋳
型、6……上部垂直流路部、7……下部垂直流路部、8
……中間部水平流路部、9……電磁コイル、10……溶
鋼。
Claims (1)
- 【請求項1】鋳型に溶鋼を注湯する注湯ノズルを、上部
垂直流路部と、下部垂直流路部とこれらにそれぞれ連結
される中間部水平流路部とで構成し、前記中間部水平流
路部の周囲に、水平流路部内の溶鋼に流送方向とは逆方
向の力を与える磁界を発生する電磁コイルを設けたこと
を特徴とする薄板連続鋳造設備における注湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28636087A JPH0647154B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 薄板連続鋳造設備における注湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28636087A JPH0647154B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 薄板連続鋳造設備における注湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01127149A JPH01127149A (ja) | 1989-05-19 |
| JPH0647154B2 true JPH0647154B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=17703373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28636087A Expired - Lifetime JPH0647154B2 (ja) | 1987-11-12 | 1987-11-12 | 薄板連続鋳造設備における注湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647154B2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-12 JP JP28636087A patent/JPH0647154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01127149A (ja) | 1989-05-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2266798C2 (ru) | Способ и устройство для непрерывной разливки металлов в кристаллизатор | |
| CN1178758C (zh) | 连续铸造期间用电磁场控制金属流动的方法和装置 | |
| EP0401504A2 (en) | Apparatus and method for continuous casting | |
| CA1238503A (en) | Device for the electro-magnetic measuring of the filling level of metallurgical vessels | |
| US6044858A (en) | Electromagnetic flow control valve for a liquid metal | |
| US4749026A (en) | Device for stirring molten metal in a continuous casting plant | |
| RU2468886C2 (ru) | Электромагнитное тормозное устройство, устанавливаемое на кристаллизаторах для непрерывной разливки | |
| JPH0647154B2 (ja) | 薄板連続鋳造設備における注湯装置 | |
| AU771606B2 (en) | Equipment for supplying molten metal to a continuous casting ingot mould and method for using same | |
| JPH0614924Y2 (ja) | 連続鋳造設備における注湯装置 | |
| EP0679115B2 (en) | A.c. magnetic stirring modifier for continuous casting of metals | |
| JPH09262650A (ja) | 連続鋳造における鋳型内流動制御方法および装置 | |
| CN2504014Y (zh) | 连铸熔池液面波动的电磁制动装置 | |
| US7237597B2 (en) | Method and device for continuous casting of metals in a mold | |
| JPH0614925Y2 (ja) | 注湯装置 | |
| GB2061783A (en) | Electromagnetic stirring in continuous casting | |
| JPH01150450A (ja) | 流し込みストランドの非凝固部分の取扱い方法及び装置 | |
| US6929055B2 (en) | Equipment for supplying molten metal to a continuous casting ingot mould | |
| JPH06238413A (ja) | 低温溶湯の連続鋳造法 | |
| JPS63119962A (ja) | 電磁攪拌用ロ−ル装置 | |
| JPH09182943A (ja) | 鋼の連続鋳造方法 | |
| AU649321B2 (en) | System for removing non-metallic inclusions in molten metal | |
| JP2633766B2 (ja) | 連続鋳造モールド内溶鋼流動制御方法 | |
| JPH09277006A (ja) | 溶融金属の連続鋳造方法 | |
| JPH08174165A (ja) | 連続鋳造におけるモールド内の溶鋼流制御装置 |