JPH0647536B2 - トコフエロ−ル類含有液剤 - Google Patents
トコフエロ−ル類含有液剤Info
- Publication number
- JPH0647536B2 JPH0647536B2 JP60296442A JP29644285A JPH0647536B2 JP H0647536 B2 JPH0647536 B2 JP H0647536B2 JP 60296442 A JP60296442 A JP 60296442A JP 29644285 A JP29644285 A JP 29644285A JP H0647536 B2 JPH0647536 B2 JP H0647536B2
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- Japan
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- tocopherols
- liquid
- polyethylene
- glycyrrhizinate
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はトコフエロール類を含有する液剤に関し、更に
詳述すると表面の少なくとも一部がポリエチレンにて形
成された容器内に充填された場合でも、トコフエロール
類の含量低下が良好に防止され、透明性が長期間に亘り
維持されるトコフエロール類含有液剤に関する。
詳述すると表面の少なくとも一部がポリエチレンにて形
成された容器内に充填された場合でも、トコフエロール
類の含量低下が良好に防止され、透明性が長期間に亘り
維持されるトコフエロール類含有液剤に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 酢酸トコフエロール等のトコフエロール類は、点眼液な
どにおいて有効成分として配合されるが、酢酸トコフエ
ロール等のトコフエロール類を含有する点眼液等の液剤
は、これをポリエチレン製容器に充填し、保存しておく
と、透明性が失なわれ、白濁、沈殿が生じ、またトコフ
エロール類が容器に吸着して、その含量が低下するとい
う問題がある。
どにおいて有効成分として配合されるが、酢酸トコフエ
ロール等のトコフエロール類を含有する点眼液等の液剤
は、これをポリエチレン製容器に充填し、保存しておく
と、透明性が失なわれ、白濁、沈殿が生じ、またトコフ
エロール類が容器に吸着して、その含量が低下するとい
う問題がある。
通常、点眼液などを収容する容器の材質として、ポリエ
チレンは保存中に内容物を透過させる問題があるので、
このような点眼液などの容器を製造する場合、容器本体
は透湿性の小さいポリエチレンテレフタレート、Uポリ
マー等の材質を用いて形成する。しかしながら、例えば
点眼液容器の場合は、使用時に適量を点眼するために、
弾力性をもったポリエチレン製の中栓を用いることが望
ましいが、保存中の横転や使用時には内容液が中栓と接
触する。このため、点眼液中に酢酸トコフエロール等の
トコフエロール類が含有されていると、トコフエロール
類が中栓のポリエチレンに吸着され、その含量が低下
し、白濁、沈殿が生じる。従って、このような問題を避
けるため、トコフエロール類を含有した点眼液を充填す
る場合、従来は中栓として点眼液に触れる外層をポリブ
チレンテレフタレート等の非吸着性の材質により形成
し、内層をポリエチレンにて形成した二層構成のものを
使用していたが、二層構成の中栓はコストが高く、経済
性の点で問題があった。
チレンは保存中に内容物を透過させる問題があるので、
このような点眼液などの容器を製造する場合、容器本体
は透湿性の小さいポリエチレンテレフタレート、Uポリ
マー等の材質を用いて形成する。しかしながら、例えば
点眼液容器の場合は、使用時に適量を点眼するために、
弾力性をもったポリエチレン製の中栓を用いることが望
ましいが、保存中の横転や使用時には内容液が中栓と接
触する。このため、点眼液中に酢酸トコフエロール等の
トコフエロール類が含有されていると、トコフエロール
類が中栓のポリエチレンに吸着され、その含量が低下
し、白濁、沈殿が生じる。従って、このような問題を避
けるため、トコフエロール類を含有した点眼液を充填す
る場合、従来は中栓として点眼液に触れる外層をポリブ
チレンテレフタレート等の非吸着性の材質により形成
し、内層をポリエチレンにて形成した二層構成のものを
使用していたが、二層構成の中栓はコストが高く、経済
性の点で問題があった。
本発明は上記事情を改善するためになされたもので、液
剤が触れる表面の少なくとも一部がポリエチレンにより
形成された容器に充填された場合でも、白濁、沈殿が防
止され、透明性が長期間に亘り維持されると共に、トコ
フエロール類が安定に保持され、その含量低下が防止さ
れたトコフエロール類含有液剤を提供することを目的と
する。
剤が触れる表面の少なくとも一部がポリエチレンにより
形成された容器に充填された場合でも、白濁、沈殿が防
止され、透明性が長期間に亘り維持されると共に、トコ
フエロール類が安定に保持され、その含量低下が防止さ
れたトコフエロール類含有液剤を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明者らは上記目的を達成するため鋭意検討を行なっ
た結果、トコフエロール類0.001〜0.5重量%を含有する
点眼液等の液剤に対し、ポリオキシエチレン(以下、PO
Eと略記する)硬化ヒマシ油を配合すると共に、グリチ
ルリチン酸塩と第4級アンモニウム型カチオン性界面活
性剤とを配合し、かつグリチルリチン酸塩を0.1〜0.5重
量%で、グリチルリチン酸塩を第4級アンモニウム型カ
チオン性界面活性剤1モルに対し特定量、即ち、0.5〜
5モルの範囲で配合することにより、トコフエロール類
のポリエチレンへの吸着が良好に防止され、トコフエロ
ール類含有液剤がポリエチレンに接触してもトコフエロ
ール類の含量低下がなく、液剤の透明性が長期間に亘り
維持されて白濁、沈殿が生じることがなく、このためト
コフエロール類含有液剤を収容する容器を製造する場合
の材質としてポリエチレンを有効に使用し得ることを知
見し、本発明をなすに至ったものである。
た結果、トコフエロール類0.001〜0.5重量%を含有する
点眼液等の液剤に対し、ポリオキシエチレン(以下、PO
Eと略記する)硬化ヒマシ油を配合すると共に、グリチ
ルリチン酸塩と第4級アンモニウム型カチオン性界面活
性剤とを配合し、かつグリチルリチン酸塩を0.1〜0.5重
量%で、グリチルリチン酸塩を第4級アンモニウム型カ
チオン性界面活性剤1モルに対し特定量、即ち、0.5〜
5モルの範囲で配合することにより、トコフエロール類
のポリエチレンへの吸着が良好に防止され、トコフエロ
ール類含有液剤がポリエチレンに接触してもトコフエロ
ール類の含量低下がなく、液剤の透明性が長期間に亘り
維持されて白濁、沈殿が生じることがなく、このためト
コフエロール類含有液剤を収容する容器を製造する場合
の材質としてポリエチレンを有効に使用し得ることを知
見し、本発明をなすに至ったものである。
この場合、POE硬化ヒマシ油を配合しない場合は、トコ
フエロール類含有液剤の透明性は維持されるが、トコフ
エロール類の含量低下が著しく、またグリチルリチン酸
塩、第4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤を配合
しない場合は保存により液剤に白濁が生じ、トコフエロ
ール類の含量低下が起る。更に、グリチルリチン酸塩を
第4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤1モルに対
し0.5〜5モルという範囲を外れて配合する場合は液剤
に顕著な白濁、沈殿が生じ、いずれも本発明の目的が達
成し得ないものであり、POE硬化ヒマシ油、グリチルリ
チン酸塩、第4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤
の三者を配合すること、しかもグリチルリチン酸塩と第
4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤とを上述した
特定のモル比範囲で併用する場合にのみ、ポリエチレン
との接触条件下においてトコフエロール類含有液剤の透
明性を維持し、トコフエロール類を安定に配合するとい
う本発明の目的が達成されるものである。
フエロール類含有液剤の透明性は維持されるが、トコフ
エロール類の含量低下が著しく、またグリチルリチン酸
塩、第4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤を配合
しない場合は保存により液剤に白濁が生じ、トコフエロ
ール類の含量低下が起る。更に、グリチルリチン酸塩を
第4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤1モルに対
し0.5〜5モルという範囲を外れて配合する場合は液剤
に顕著な白濁、沈殿が生じ、いずれも本発明の目的が達
成し得ないものであり、POE硬化ヒマシ油、グリチルリ
チン酸塩、第4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤
の三者を配合すること、しかもグリチルリチン酸塩と第
4級アンモニウム型カチオン性界面活性剤とを上述した
特定のモル比範囲で併用する場合にのみ、ポリエチレン
との接触条件下においてトコフエロール類含有液剤の透
明性を維持し、トコフエロール類を安定に配合するとい
う本発明の目的が達成されるものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明において使用されるトコフエロール類としてはト
コフエロール、酢酸トコフエロール、コハク酸トコフエ
ロール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用い
られるが、本発明によればこれらトコフエロール類のい
ずれを用いた場合もポリエチレンへの吸着が防止されて
安定に配合され得る。
コフエロール、酢酸トコフエロール、コハク酸トコフエ
ロール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上が用い
られるが、本発明によればこれらトコフエロール類のい
ずれを用いた場合もポリエチレンへの吸着が防止されて
安定に配合され得る。
なお、トコフエロール類の配合量は、液剤の種類、使用
目的等により相違するが、一般的には0.001〜0.5%(重
量%、以下同じ)であり、特に点眼液に用いる場合には
0.005〜0.05%である。
目的等により相違するが、一般的には0.001〜0.5%(重
量%、以下同じ)であり、特に点眼液に用いる場合には
0.005〜0.05%である。
本発明のトコフエロール類含有液剤は、トコフエロール
類の安定化のために、上述したようにPOE硬化ヒマシ
油、グリチルリチン酸塩、第4級アンモニウム型カチオ
ン性界面活性剤を配合するものでるが、ここでPOE硬化
ヒマシ油としてはオキシエチレンの重合度が約40〜1
00のものが好適に用いられる。また、グリチルリチン
酸塩としてはジカリウム、ジナトリウム、モノアンモニ
ウムなどの塩が挙げられ、これらの1種又は2種以上が
使用される。更に、第4級アンモニウム型カチオン性界
面活性剤としては特に制限されないが、塩化ベンゼトニ
ウム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム
が好ましく、これらの1種又は2種以上が用いられる。
類の安定化のために、上述したようにPOE硬化ヒマシ
油、グリチルリチン酸塩、第4級アンモニウム型カチオ
ン性界面活性剤を配合するものでるが、ここでPOE硬化
ヒマシ油としてはオキシエチレンの重合度が約40〜1
00のものが好適に用いられる。また、グリチルリチン
酸塩としてはジカリウム、ジナトリウム、モノアンモニ
ウムなどの塩が挙げられ、これらの1種又は2種以上が
使用される。更に、第4級アンモニウム型カチオン性界
面活性剤としては特に制限されないが、塩化ベンゼトニ
ウム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウム
が好ましく、これらの1種又は2種以上が用いられる。
この場合、POE硬化ヒマシ油の配合量は0.02〜0.5%であ
り、特に点眼液の場合には0.05〜0.3%、より望ましく
は0.1〜0.3%が好適である。POE硬化ヒマシ油量が少な
過ぎる場合はトコフエロール類の安定化効果が十分でな
く、逆に多過ぎる場合は乳状白濁に分散する場合が生じ
る。
り、特に点眼液の場合には0.05〜0.3%、より望ましく
は0.1〜0.3%が好適である。POE硬化ヒマシ油量が少な
過ぎる場合はトコフエロール類の安定化効果が十分でな
く、逆に多過ぎる場合は乳状白濁に分散する場合が生じ
る。
また、グリチルリチン酸塩の配合量は0.1〜0.5%であ
り、点眼液の場合には0.025〜0.25%、特に0.05〜0.15
%とすることが好ましい。
り、点眼液の場合には0.025〜0.25%、特に0.05〜0.15
%とすることが好ましい。
本発明においては、グリチルリチン酸塩と第4級アンモ
ニウム型カチオン性界面活性剤とを特定モル比、即ちグ
リチルリチン酸塩の第4級アンモニウム型カチオン性界
面活性剤に対するモル比が0.5〜5モルとなるように配
合するものであり、この範囲を外れる場合はトコフエロ
ール類の安定配合という本発明の目的が十分発揮されな
い。
ニウム型カチオン性界面活性剤とを特定モル比、即ちグ
リチルリチン酸塩の第4級アンモニウム型カチオン性界
面活性剤に対するモル比が0.5〜5モルとなるように配
合するものであり、この範囲を外れる場合はトコフエロ
ール類の安定配合という本発明の目的が十分発揮されな
い。
本発明の液剤には、上述した成分に加え、液剤の種類、
使用目的等に応じた適宜な成分を配合し得る。例えば、
点眼液の場合には、有効成分として、サルファ剤、塩酸
ジフエンヒドラミン、アスパラギン酸カリウム、アミノ
エチルスルフォン酸、ε−アミノカプロン酸、マレイン
酸クロルフェニラミン、メチル硫酸ネオスチグミン等を
配合することができ、また塩化ナトリウム、塩化カリウ
ムなどの等張化剤、多価アルコール、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ハイドロキシエチルセル
ロース、ハイドロキシプロピルセルロースなどの高分子
添加剤等を配合することもできる。
使用目的等に応じた適宜な成分を配合し得る。例えば、
点眼液の場合には、有効成分として、サルファ剤、塩酸
ジフエンヒドラミン、アスパラギン酸カリウム、アミノ
エチルスルフォン酸、ε−アミノカプロン酸、マレイン
酸クロルフェニラミン、メチル硫酸ネオスチグミン等を
配合することができ、また塩化ナトリウム、塩化カリウ
ムなどの等張化剤、多価アルコール、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ハイドロキシエチルセル
ロース、ハイドロキシプロピルセルロースなどの高分子
添加剤等を配合することもできる。
本発明の液剤は各種容器に充填されて保存或いは使用さ
れるが、本発明においてはトコフエロール類含有液剤が
ポリエチレンに触れても白濁、沈殿、トコフエロール類
の含量低下が防止されるので、ポリエチレン容器材質と
して有効に使用することができ、液剤が触れる表面の少
なくとも一部がポリエチレンにて形成された容器中に本
発明のトコフエロール類含有液剤を充填することができ
る。
れるが、本発明においてはトコフエロール類含有液剤が
ポリエチレンに触れても白濁、沈殿、トコフエロール類
の含量低下が防止されるので、ポリエチレン容器材質と
して有効に使用することができ、液剤が触れる表面の少
なくとも一部がポリエチレンにて形成された容器中に本
発明のトコフエロール類含有液剤を充填することができ
る。
発明の効果 本発明のトコフエロール類含有液剤によれば、POE硬化
ヒマシ油、更にグリチルリチン酸塩と第4級アンモニウ
ム型カチオン性界面活性剤との特定モル比における配合
により、トコフエロール類の安定化配合が達成され、液
剤がポリエチレンと接触しても液剤の白濁、沈殿生成が
良好に防止され、透明性が長期間維持されると共に、ト
コフエロール類の含量低下も可及的に防止されるもので
ある。
ヒマシ油、更にグリチルリチン酸塩と第4級アンモニウ
ム型カチオン性界面活性剤との特定モル比における配合
により、トコフエロール類の安定化配合が達成され、液
剤がポリエチレンと接触しても液剤の白濁、沈殿生成が
良好に防止され、透明性が長期間維持されると共に、ト
コフエロール類の含量低下も可及的に防止されるもので
ある。
次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。
第1表に示す処方の液剤を調製し、これにポリエチレン
ピースを浸漬し、40℃に加温して経時的に白濁及び沈
殿の発生状態並びに酢酸トコフエロールの残存率を調べ
た。結果を第2表に示す。
ピースを浸漬し、40℃に加温して経時的に白濁及び沈
殿の発生状態並びに酢酸トコフエロールの残存率を調べ
た。結果を第2表に示す。
なお、酢酸トコフエロールの含量は高速液体クロマトグ
ラフィー(カラム:Partisil-10CCS/C8,移動相:アセ
トニトリル:水=90:10,測定波長:284nm)に
より求めた。
ラフィー(カラム:Partisil-10CCS/C8,移動相:アセ
トニトリル:水=90:10,測定波長:284nm)に
より求めた。
第2表の結果から明らかなように、液剤中にポリエチレ
ンピースが浸漬されているという状態において、POE硬
化ヒマシ油を配合しない場合(組成C)は、液剤の透明
性は良好であったが、酢酸トコフェロールの残存率が著
しく低下し、また、グリチルリチン酸ジカリウムの塩化
ベンザルコニウムに対するモル比が高過ぎる場合(組成
D)は、酢酸トコフェロール含量の低下は非常に少ない
ものであるが、液剤に白濁,沈澱が生じるものであっ
た。また、グリチルリチン酸ジカリウムと塩化ベンザル
コニウムを配合しない場合(組成E)は、液剤の外観が
低下し、酢酸トコフェロールの含量も低下するものであ
った。これに対し、POE硬化ヒマシ油を配合し、かつグ
リチルリチン酸ジカリウムと塩化ベンザルコニウムとを
所定のモル比範囲で配合した場合(組成A,B)は、液
剤の透明性が保持され、酢酸トコフェロールの含量低下
が良好に防止されるものであることが知見された。
ンピースが浸漬されているという状態において、POE硬
化ヒマシ油を配合しない場合(組成C)は、液剤の透明
性は良好であったが、酢酸トコフェロールの残存率が著
しく低下し、また、グリチルリチン酸ジカリウムの塩化
ベンザルコニウムに対するモル比が高過ぎる場合(組成
D)は、酢酸トコフェロール含量の低下は非常に少ない
ものであるが、液剤に白濁,沈澱が生じるものであっ
た。また、グリチルリチン酸ジカリウムと塩化ベンザル
コニウムを配合しない場合(組成E)は、液剤の外観が
低下し、酢酸トコフェロールの含量も低下するものであ
った。これに対し、POE硬化ヒマシ油を配合し、かつグ
リチルリチン酸ジカリウムと塩化ベンザルコニウムとを
所定のモル比範囲で配合した場合(組成A,B)は、液
剤の透明性が保持され、酢酸トコフェロールの含量低下
が良好に防止されるものであることが知見された。
以下、実施例を示すが、本発明は下記の実施例に制限さ
れるものではない。
れるものではない。
〔実施例1〕 点眼液 約80mlの蒸留精製水に塩化ナトリウム0.6g、塩化カ
リウム0.3gを加えて溶解した後、マレイン酸クロルフ
ェニラミン0.02g、メチル硫酸ネオスチグミン0.002g
及びグリチルリチン酸ジカリウム0.1gを加えて溶解す
る。次に、酢酸トコフェロール0.015gをPOE(40)硬化ヒ
マシ油0.15gと温時に混合したものを先の液に加えた
後、塩化ベンザルコニウム0.01gを加え、蒸留精製水を
追加して全量を100mlとし、過した後、ポリエチレ
ン製の中栓を有する点眼用容器に貯える。
リウム0.3gを加えて溶解した後、マレイン酸クロルフ
ェニラミン0.02g、メチル硫酸ネオスチグミン0.002g
及びグリチルリチン酸ジカリウム0.1gを加えて溶解す
る。次に、酢酸トコフェロール0.015gをPOE(40)硬化ヒ
マシ油0.15gと温時に混合したものを先の液に加えた
後、塩化ベンザルコニウム0.01gを加え、蒸留精製水を
追加して全量を100mlとし、過した後、ポリエチレ
ン製の中栓を有する点眼用容器に貯える。
〔実施例2〕 点眼液 約80mlの蒸留精製水にコンドロイチン硫酸ナトリウム
0.1g、塩酸ジフェンヒドラミン0.03g、グリチルリチ
ン酸ジカリウム0.2g及びホウ酸1.2gを加えて溶解した
後、酢酸トコフェロール0.02gをPOE(60)硬化ヒマシ油
0.3gと温時に混合したものを先の液に加えた後、塩化
ベンゼトニウム0.03gを加え蒸留精製水を追加して全量
を100mlとし、過した後ポリエチレン製の中栓を有
する点眼用容器に貯える。
0.1g、塩酸ジフェンヒドラミン0.03g、グリチルリチ
ン酸ジカリウム0.2g及びホウ酸1.2gを加えて溶解した
後、酢酸トコフェロール0.02gをPOE(60)硬化ヒマシ油
0.3gと温時に混合したものを先の液に加えた後、塩化
ベンゼトニウム0.03gを加え蒸留精製水を追加して全量
を100mlとし、過した後ポリエチレン製の中栓を有
する点眼用容器に貯える。
実施例1,2の点眼液は、いずれも長期間保存しても透
明性が維持され、酢酸トコフェロール含量の低下が防止
されるものであった。
明性が維持され、酢酸トコフェロール含量の低下が防止
されるものであった。
Claims (2)
- 【請求項1】トコフェロールを0.001〜5重量%と、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油を0.02〜0.5重量%と、
グリチルリチン酸塩を0.1〜0.5重量%と、第4級アンモ
ニウム型カチオン性界面活性剤を該活性剤1モルに対し
てグリチルリチン酸塩0.5〜5モルの割合となる量で配
合したことを特徴とするトコフェロール類含有液剤。 - 【請求項2】第4級アンモニウム型カチオン性界面活性
剤が塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム及び塩
化セチルピリジニウムからなる群より選択される1以上
のものである特許請求の範囲第1項記載の液剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60296442A JPH0647536B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | トコフエロ−ル類含有液剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60296442A JPH0647536B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | トコフエロ−ル類含有液剤 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7209936A Division JPH08245382A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 点眼液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149671A JPS62149671A (ja) | 1987-07-03 |
| JPH0647536B2 true JPH0647536B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=17833590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60296442A Expired - Lifetime JPH0647536B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | トコフエロ−ル類含有液剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647536B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005330276A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-12-02 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 防腐剤及びこれを含有する水性組成物 |
| JP2011184452A (ja) * | 2004-04-23 | 2011-09-22 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 防腐剤及びこれを含有する水性組成物 |
Families Citing this family (5)
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|---|---|---|---|---|
| JP2536786B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1996-09-18 | ゼリア新薬工業株式会社 | 安定な点眼剤 |
| JPH03145422A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-20 | Zeria Pharmaceut Co Ltd | 安定な点眼剤 |
| JPH0812568A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Shiseido Co Ltd | 化粧料 |
| CA2310433A1 (en) * | 1998-09-18 | 2000-03-30 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for solubilizing pyridonecarboxylic acid, solubilizer therefor, aqueous solution preparation containing pyridonecarboxylic acid and production method thereof |
| JP7102107B2 (ja) * | 2017-06-26 | 2022-07-19 | 小林製薬株式会社 | 水性製剤 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5218811A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-12 | Eisai Co Ltd | Preparation of aqueous solution of fat- soluble substances |
| JPS5762219A (en) * | 1980-10-01 | 1982-04-15 | Lion Corp | Ophthalmic solution |
| JPS58140014A (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-19 | Ss Pharmaceut Co Ltd | 透明液状医薬組成物 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60296442A patent/JPH0647536B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005330276A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-12-02 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | 防腐剤及びこれを含有する水性組成物 |
| JP2011184452A (ja) * | 2004-04-23 | 2011-09-22 | Rohto Pharmaceutical Co Ltd | 防腐剤及びこれを含有する水性組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62149671A (ja) | 1987-07-03 |
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