JPH0647569B2 - バリオ−ルアミン誘導体およびその製造法 - Google Patents
バリオ−ルアミン誘導体およびその製造法Info
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- JPH0647569B2 JPH0647569B2 JP61095940A JP9594086A JPH0647569B2 JP H0647569 B2 JPH0647569 B2 JP H0647569B2 JP 61095940 A JP61095940 A JP 61095940A JP 9594086 A JP9594086 A JP 9594086A JP H0647569 B2 JPH0647569 B2 JP H0647569B2
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- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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- C07H15/20—Carbocyclic rings
- C07H15/22—Cyclohexane rings, substituted by nitrogen atoms
- C07H15/222—Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
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- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
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- C12P19/46—Preparation of O-glycosides, e.g. glucosides having an oxygen atom of the saccharide radical bound to a cyclohexyl radical, e.g. kasugamycin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なバリオ−ルアミン誘導体、さらに詳し
くは、〔(1S)−(1,4,6/5)−4,5,6−
トリヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)−2−シク
ロヘキセニル〕〔(1S)−(1,2,4,5(OH)
/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミンすなわち
バリドキシルアミンG(下記の式(I)においてRが水
素である化合物)および〔(1S)−1,4,6/5)
−4,5,6−トリヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチ
ル)−2−シクロヘキセニル〕〔4−O−β−D−グリ
コピラノシル−(1S)−(1,2,4,5(OH)/
3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕〕アミンすなわ
ちバリダマイシンG(下記の式(I)においてRがβ−
D−グルコピラノシル基である化合物)ならびにそれら
の製造法、すなわちストレプトマイセス属に属し、下記
の式(I)で表わされるバリオールアミン誘導体を生産
する能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に一
般式(I)で表わされる化合物を生成蓄積せしめ、これ
を採取することを特徴とする一般式(I)で表わされる
バリオ−ルアミン誘導体の製造法に関する。
くは、〔(1S)−(1,4,6/5)−4,5,6−
トリヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)−2−シク
ロヘキセニル〕〔(1S)−(1,2,4,5(OH)
/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミンすなわち
バリドキシルアミンG(下記の式(I)においてRが水
素である化合物)および〔(1S)−1,4,6/5)
−4,5,6−トリヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチ
ル)−2−シクロヘキセニル〕〔4−O−β−D−グリ
コピラノシル−(1S)−(1,2,4,5(OH)/
3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−5−
(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕〕アミンすなわ
ちバリダマイシンG(下記の式(I)においてRがβ−
D−グルコピラノシル基である化合物)ならびにそれら
の製造法、すなわちストレプトマイセス属に属し、下記
の式(I)で表わされるバリオールアミン誘導体を生産
する能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に一
般式(I)で表わされる化合物を生成蓄積せしめ、これ
を採取することを特徴とする一般式(I)で表わされる
バリオ−ルアミン誘導体の製造法に関する。
(式中、Rは水素またはβ−D−グルコピラノシル基を
示す。) 本発明者らは、ストレプトマイセス・ハイグロスコピク
ス・サブエスピ−・リモネウス(Streptomyces hygros
copicus subsp.limoneus)を好気条件下に培養するこ
とによって得られる種々の化合物の中に、上記のバリド
キシルアミンGおよびバリダマイシンGが存在すること
を見出し、さらに鋭意研究を続けた結果、本発明を完成
した。
示す。) 本発明者らは、ストレプトマイセス・ハイグロスコピク
ス・サブエスピ−・リモネウス(Streptomyces hygros
copicus subsp.limoneus)を好気条件下に培養するこ
とによって得られる種々の化合物の中に、上記のバリド
キシルアミンGおよびバリダマイシンGが存在すること
を見出し、さらに鋭意研究を続けた結果、本発明を完成
した。
従来の技術 本発明者らは先に上記のストレプトマイセス属に属する
放線菌が一連のバリダマイシン群抗生物質すなわちバリ
ダマイシンA,B,C,D,E,FおよびバリドキシルアミンA,Bを
生産することを見出した〔ザ・ジャ−ナル・オブ・アン
ティバイオティクス(J.Antibiotcs)第25巻,48〜
53頁(1972)参照〕。また、これらの化合物の化
学構造式は、その後の研究の結果をも合わせて、第4表
に示した様に推定されている。
放線菌が一連のバリダマイシン群抗生物質すなわちバリ
ダマイシンA,B,C,D,E,FおよびバリドキシルアミンA,Bを
生産することを見出した〔ザ・ジャ−ナル・オブ・アン
ティバイオティクス(J.Antibiotcs)第25巻,48〜
53頁(1972)参照〕。また、これらの化合物の化
学構造式は、その後の研究の結果をも合わせて、第4表
に示した様に推定されている。
発明が解決しようとする問題点 本発明者はこれらの成果をもとにさらに検討を加え、上
記のバリダマイシン群抗生物質とは構造の異なる一般式
(I)で示される構造の化合物がストレプトマイセス属
に属する菌によって生産され得るという新知見を得て、
一般式(I)中Rが水素である化合物をバリドキシルア
ミンGと、一般式(I)中Rがβ−D−グルコピラノシ
ル基である化合物をバリダマイシンGと命名した。(以
下、バリダマイシンはVMと、バリドキシルアミンはV
Aと、従って、例えばバリダマイシンGはVM−Gと、
バリドキシルアミンGはVA−Gと略する場合があ
る)。本発明はこのバリダマイシンGおよびバリドキシ
ルアミンGおよびそれらの製法を提供するものである。
記のバリダマイシン群抗生物質とは構造の異なる一般式
(I)で示される構造の化合物がストレプトマイセス属
に属する菌によって生産され得るという新知見を得て、
一般式(I)中Rが水素である化合物をバリドキシルア
ミンGと、一般式(I)中Rがβ−D−グルコピラノシ
ル基である化合物をバリダマイシンGと命名した。(以
下、バリダマイシンはVMと、バリドキシルアミンはV
Aと、従って、例えばバリダマイシンGはVM−Gと、
バリドキシルアミンGはVA−Gと略する場合があ
る)。本発明はこのバリダマイシンGおよびバリドキシ
ルアミンGおよびそれらの製法を提供するものである。
問題点を解決するための手段 第4表に示したように、VA−GおよびVM−Gはそれ
ぞれ共通の構成成分として−NH−結合を介して結合し
たバリオ−ルアミン〔ザ・ジャ−ナル・オブ・アンティ
バイオティクス(J.Antibiotcs)第37巻,1301〜
1307頁(1984)参照〕およびバリエナミン〔ジ
ェ−・シ−・エス・ケミカル・コミュニケ−ション(J.
Chem.Soc.Chem.Comm.)1972年,476〜747頁
参照〕を含んでおり、一方VM−A,C,D,E,Fお
よびVA−Aは共通の構成成分として−NH−結合を介
して結合しているバリエナミンとバリダミン〔ザ・ジャ
−ナル・オブ・アンティバイオティクス(J.Antibiotc
s)第24巻,59〜63頁(1971)参照〕を、V
M−BおよびVA−Bは共通の構成成分として−NH−
結合を介して結合しているバリエナミンとヒドロキシバ
リダミン〔ザ・ジャ−ナル・オブ・アンティバイオティ
クス(J.Antibiotcs)第24巻,59〜63頁(197
1)参照〕を含んでいるがバリオ−ルアミンを含まない
点で異なっている。
ぞれ共通の構成成分として−NH−結合を介して結合し
たバリオ−ルアミン〔ザ・ジャ−ナル・オブ・アンティ
バイオティクス(J.Antibiotcs)第37巻,1301〜
1307頁(1984)参照〕およびバリエナミン〔ジ
ェ−・シ−・エス・ケミカル・コミュニケ−ション(J.
Chem.Soc.Chem.Comm.)1972年,476〜747頁
参照〕を含んでおり、一方VM−A,C,D,E,Fお
よびVA−Aは共通の構成成分として−NH−結合を介
して結合しているバリエナミンとバリダミン〔ザ・ジャ
−ナル・オブ・アンティバイオティクス(J.Antibiotc
s)第24巻,59〜63頁(1971)参照〕を、V
M−BおよびVA−Bは共通の構成成分として−NH−
結合を介して結合しているバリエナミンとヒドロキシバ
リダミン〔ザ・ジャ−ナル・オブ・アンティバイオティ
クス(J.Antibiotcs)第24巻,59〜63頁(197
1)参照〕を含んでいるがバリオ−ルアミンを含まない
点で異なっている。
一般式(I)で表わされる化合物は種々の酸付加塩を形
成する。例えば、硫酸,塩酸,臭化水素酸,りん酸,硝
酸などの無機酸塩,メタンスルホン酸,p−トルエンス
ルホン酸などの有機酸塩を形成する。したがって、本発
明の化合物はそれらの塩の形で採取したり、精製したり
してもよい。
成する。例えば、硫酸,塩酸,臭化水素酸,りん酸,硝
酸などの無機酸塩,メタンスルホン酸,p−トルエンス
ルホン酸などの有機酸塩を形成する。したがって、本発
明の化合物はそれらの塩の形で採取したり、精製したり
してもよい。
本発明のバリドキシルアミンGおよびバリダマイシンG
の理化学的性質は次の通りである。
の理化学的性質は次の通りである。
バリドキシルアミンG 1)外観 白色粉末 2)元素分析値(分子式) C14H25NO9・H2O 計算値(%):C,45.52;H,7.36;N,3.79 実験値(%):C,45.83;H,7.45;N,3.62 3)比旋光度 ▲〔α〕25 D▼+118.6°(c1,H2O) 4)紫外線吸収スペクトル 水溶液は200〜360nmの間の領域で特徴的な吸収
極大を示さず、末端吸収を示すのみである。
極大を示さず、末端吸収を示すのみである。
5)赤外線吸収スペクトル KBr法により測定したスペクトルを第1図に示す。ま
た主な吸収極大の波数を下に示す。
た主な吸収極大の波数を下に示す。
3270,2880,1620,1460,1390, 1350,1300,1265,1235,1160, 1140,1100,1040,1025,975, 930,905,895,885,860,835cm-1 6)1H核磁気共鳴スペクトル 重水中、100MHz(ppm;内部標準 ナトリウム
2,2−ジメチル−2−シラペンタン−5−スルフォ
ナート(DSS))で測定した測定値〔ケミカルシフト
値(δ),分裂のパタ−ン(s:シングレット,d:ダ
ブレット,t:トリプレット,dd,ダブルダブレット,
dt:ダブルトリプレット,ABq:ABカルテット,m:
マルチプレット)および結合定数(J)等〕はδ1.5
0(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H−6),
2.12(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H−
6),3.36〜4.20(12H),6.06(1
H,d,J=4.3Hz,H−2′)であった。また、
そのスぺクトルを第2図に示す。更に、バリドキシルア
ミンGを無水酢酸−ピリジンでアセチル化して得たバリ
ドキシルアミンGのオクタアセタ−トのCDCl3中、
400MHz(ppm;内部標準テトラメチルシラン(T
MS))で測定したケミカルシフト値(δ),分裂のパ
タ−ンおよび結合定数(J)を第1表に示す。
2,2−ジメチル−2−シラペンタン−5−スルフォ
ナート(DSS))で測定した測定値〔ケミカルシフト
値(δ),分裂のパタ−ン(s:シングレット,d:ダ
ブレット,t:トリプレット,dd,ダブルダブレット,
dt:ダブルトリプレット,ABq:ABカルテット,m:
マルチプレット)および結合定数(J)等〕はδ1.5
0(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H−6),
2.12(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H−
6),3.36〜4.20(12H),6.06(1
H,d,J=4.3Hz,H−2′)であった。また、
そのスぺクトルを第2図に示す。更に、バリドキシルア
ミンGを無水酢酸−ピリジンでアセチル化して得たバリ
ドキシルアミンGのオクタアセタ−トのCDCl3中、
400MHz(ppm;内部標準テトラメチルシラン(T
MS))で測定したケミカルシフト値(δ),分裂のパ
タ−ンおよび結合定数(J)を第1表に示す。
7)13C核磁気共鳴スぺクトル 重水中、100MHz(ppm;内部標準DSS)で測定
したデカップル条件下でのケミカルシフト値(δ)およ
びオフレゾナンス条件下で測定した分裂のパターンを第
2表に示す。
したデカップル条件下でのケミカルシフト値(δ)およ
びオフレゾナンス条件下で測定した分裂のパターンを第
2表に示す。
8)溶剤に対する溶解性 水、ジメチルスルホキシド、メタノ−ルに可溶。
エタノ−ル、酢酸エチル、クロロホルム、アセトンに難
溶または不溶。
溶または不溶。
9)呈色反応 グレイク・リ−バック(Greig-Leaback)試薬による反
応:陽性 ナフトレゾルシン−硫酸反応:陰性 10)薄層クロマトグラフィ− TLCプレ−ト・シリカゲル 60 F254(メルク社製)
で、展開液として1-PrOH-AcOH-H2O(4:1:1)(展
開液I)および1-BuOH-MeOH-CHCl3-28%NH4OH(4:
5:2:5)(展開液II)を用いて測定した時のRf値
を第3表に示す。
応:陽性 ナフトレゾルシン−硫酸反応:陰性 10)薄層クロマトグラフィ− TLCプレ−ト・シリカゲル 60 F254(メルク社製)
で、展開液として1-PrOH-AcOH-H2O(4:1:1)(展
開液I)および1-BuOH-MeOH-CHCl3-28%NH4OH(4:
5:2:5)(展開液II)を用いて測定した時のRf値
を第3表に示す。
バリダマイシンG 1)外観 白色粉末 2)元素分析値(分子式) C20H35NO14・H2O 計算値(%):C,45.19;H,7.01;N,2.63 実験値(%):C,45.31;H,7.19;N,2.47 3)比旋光度 ▲〔α〕25 D▼+52.8°(c 1,H2O) 4)紫外線吸収スぺクトル 水溶液は200〜360nmの間の領域で特徴的な吸収
極大をしめさず、末端吸収を示すのみである。
極大をしめさず、末端吸収を示すのみである。
5)赤外線吸収スぺクトル KBr法により測定したスぺクトルを第3図に示す。ま
た主な吸収極大の波数を下に示す。
た主な吸収極大の波数を下に示す。
3370,2900,1635,1410,1260, 1160,1075,1030,900,845cm-1 6)1H核磁気共鳴スぺクトル 重水中、100MHz(ppm;内部標準DSS)で測定
した測定値(ケミカルシフト値(δ)分裂のパタ−ンお
よび結合定数(J)等〕はδ 1.53(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H-6, 2.12(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H-6, 3.30〜4.20(18H),4.47(1H,d,J=7.1Hz,H−
1″),6.04(1H,d,J=4.6Hz,H−2′)であっ
た。また、そのスぺクトルを第4図に示す。更に、バリ
ダマイシンGを無水酢酸−ピリジンでアセチル化して得
たバリダマイシンGのウンデカアセタートのCDCl3
中、400MHz(ppm;内部標準TMS)で測定した
ケミカルシフト値(δ),分裂のパターンおよび結合定
数(J)を第1表に示す。
した測定値(ケミカルシフト値(δ)分裂のパタ−ンお
よび結合定数(J)等〕はδ 1.53(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H-6, 2.12(1H,dd,J=3Hz,15.5Hz,H-6, 3.30〜4.20(18H),4.47(1H,d,J=7.1Hz,H−
1″),6.04(1H,d,J=4.6Hz,H−2′)であっ
た。また、そのスぺクトルを第4図に示す。更に、バリ
ダマイシンGを無水酢酸−ピリジンでアセチル化して得
たバリダマイシンGのウンデカアセタートのCDCl3
中、400MHz(ppm;内部標準TMS)で測定した
ケミカルシフト値(δ),分裂のパターンおよび結合定
数(J)を第1表に示す。
7)13C核磁気共鳴スぺクトル 重水中、100MHz(ppm;内部標準DSS)測定し
たデカップル条件下でのケミカルシフト値(δ)および
オフレゾナンス条件下で測定した分裂のパターンを第2
表に示す。
たデカップル条件下でのケミカルシフト値(δ)および
オフレゾナンス条件下で測定した分裂のパターンを第2
表に示す。
8)溶剤に対する溶解性 水、ジメチルスルホキシド、メタノ−ルに可溶。
エタノ−ル、酢酸エチル、クロロホルム、アセトンに難
溶または不溶。
溶または不溶。
9)呈色反応 グレイク・リ−バック(Greig-Leaback)試薬による反
応:陽性 10)薄層クロマトグラフィ− TLCプレ−ト・シリカゲル 60 F254(メルク社製)
で、展開液として1−PrOH−AcOH−H2O(4:1:1)
(展開溶媒1)および1-BuOH-MeOH-CHCl3-28%NH4OH
(4:5:2:5)(展開液II)を用いて測定した時の
Rf値を第3表に示す。
応:陽性 10)薄層クロマトグラフィ− TLCプレ−ト・シリカゲル 60 F254(メルク社製)
で、展開液として1−PrOH−AcOH−H2O(4:1:1)
(展開溶媒1)および1-BuOH-MeOH-CHCl3-28%NH4OH
(4:5:2:5)(展開液II)を用いて測定した時の
Rf値を第3表に示す。
溶媒系I:1-PrOH-AcOH-H2O(4:1:1) II:1-BuOH-MeOH-CHCl3-28% NH4OH(4:5:2:5) 薄層 シリカゲル 60 F254(メルク社製) 第4表 VA−A R1=R2=R3=R4=R5=R6=H VA−B R2=OH,R1=R3=R4=R5=R6=H VA−G R1=OH,R2=R3=R4=R5=R6=H VM−A R3=β−D−G1c,R1=R2=R4=R5=R6=H VM−B R2=OH,R3=β−D−G1c,R1=R4=
R5=R6=H VM−C R3=β−D−G1c,R6=α−D−G1c,R1=R2
=R4=R5=H VM−D R4=α−D−G1c,R1=R2=R3=R5=R6=H VM−E R3=α−D−G1c−(1→4)−β−D−G
1c,R1=R2=R4=R5=R6=H VM−F R3=β−D−G1c,R5=α−D−G1c,R1=R2
=R4=R6=H, VM−G R1=OH,R3=β−D−G1c,R2=R4=R5=R6=
H VA=バリドキシルアミン,VM=バリダマイシン,α
−D−G1c=α−D−グルコピラノシル、β−D−G1c
=β−D−グルコピラノシル 本発明のバリドキシルアミンGおよびバリダマイシンG
は、文献未記載の新規化合物であり、例えば次のような
方法によって製造される。即ち、ストレプトマイセス属
に属するストレプトマイセス・ハイグロスコピクス・サ
ブエスピ−・リモネウス(Streptomycest hygroscopic
us subsp.limoneus)を好気条件下に培養することに
よってバリドキシルアミンGおよびバリダマイシンGが
得られる。
R5=R6=H VM−C R3=β−D−G1c,R6=α−D−G1c,R1=R2
=R4=R5=H VM−D R4=α−D−G1c,R1=R2=R3=R5=R6=H VM−E R3=α−D−G1c−(1→4)−β−D−G
1c,R1=R2=R4=R5=R6=H VM−F R3=β−D−G1c,R5=α−D−G1c,R1=R2
=R4=R6=H, VM−G R1=OH,R3=β−D−G1c,R2=R4=R5=R6=
H VA=バリドキシルアミン,VM=バリダマイシン,α
−D−G1c=α−D−グルコピラノシル、β−D−G1c
=β−D−グルコピラノシル 本発明のバリドキシルアミンGおよびバリダマイシンG
は、文献未記載の新規化合物であり、例えば次のような
方法によって製造される。即ち、ストレプトマイセス属
に属するストレプトマイセス・ハイグロスコピクス・サ
ブエスピ−・リモネウス(Streptomycest hygroscopic
us subsp.limoneus)を好気条件下に培養することに
よってバリドキシルアミンGおよびバリダマイシンGが
得られる。
ストレプトマイセス・ハイグロスコピクス・サブエスピ
−・リモネウスは、財団法人発酵研究所にIFO127
03、工業技術院微生物工業技術研究所にFERM−P
No.468、ジ・アメリカン・タイプ・カルチャ−・
コレクション(The American Type Culture Collectio
n)にATCC21431としてそれぞれ寄託されてい
る。
−・リモネウスは、財団法人発酵研究所にIFO127
03、工業技術院微生物工業技術研究所にFERM−P
No.468、ジ・アメリカン・タイプ・カルチャ−・
コレクション(The American Type Culture Collectio
n)にATCC21431としてそれぞれ寄託されてい
る。
なお、上記の菌株も微生物の一般的性質として自然的
に、または変異剤によって変異を起し得る。たとえばX
線、ガンマ−線、紫外線等の放射線の照射、更には単胞
子分離、種々の薬剤による処理、または薬剤を含有する
培地上での培養、その他の手段で変異させて得られる変
異株、あるいは自然的に得られる突然変異株であっても
バリダマイシンGおよび/またはバリドキシルアミンG
を生産する性質を有するものはすべて本発明の方法に利
用し得る。
に、または変異剤によって変異を起し得る。たとえばX
線、ガンマ−線、紫外線等の放射線の照射、更には単胞
子分離、種々の薬剤による処理、または薬剤を含有する
培地上での培養、その他の手段で変異させて得られる変
異株、あるいは自然的に得られる突然変異株であっても
バリダマイシンGおよび/またはバリドキシルアミンG
を生産する性質を有するものはすべて本発明の方法に利
用し得る。
本発明の方法における上記の微生物の培養に用いられる
培地は上記の菌株が利用し得る栄養源を含むものなら、
液状でも固状でもよいが、大量を処理するときには液状
培地を用いるのがより適当である。培地には上記の微生
物が利用し得る炭素源、窒素源、無機物質、微量栄養素
等が適宜配合される。炭素源としては、例えばぶどう
糖,乳糖,しょ糖,麦芽糖,デキストリン,でん粉,グ
リセリン,マンニト−ル,ソルビト−ル、油脂類(例え
ば、大豆油,ラ−ド油,チキン油など)、窒素源として
は、例えば肉エキス,酵母エキス,乾燥酵母,大豆粉,
コ−ン・スチ−プ・リカ−,ペプトン,綿実粉,糖蜜,
尿素,アンモニウム塩類(例えば、硫酸アンモニウム,
塩化アンモニウム,硝酸アンモニウム,酢酸アンモニウ
ムなど)、その他が用いられる。更に、ナトリウム,カ
リウム,カルシウム,マグネシウム,鉄,マンガン,亜
鉛,コバルト,ニッケルなどの金属塩類、りん酸,硫
酸,硝酸,炭酸,塩酸などの無機酸の塩類、酢酸,プロ
ピオン酸,酪酸,酒石酸,くえん酸,フマル酸,グルコ
ン酸などの有機酸の塩類が適宜用いられる。その他、ア
ミノ酸(例えば、グルタミン酸,アスパラギン酸,アラ
ニン,バリン,リジン,メチオニン,プロリンなど)、
ペプチド(例えば、ジペプチド、トリペプチドなど)、
ビタミン類(例えば、B1,B2,ニコチン酸,B12,C
など)、核酸類(例えば、プリン,ピリミジンおよびそ
の誘導体など)を含有させてもよい。もちろん培地のpH
を調節する目的で無機または有機の酸,アルカリ類,緩
衝剤等を加えても、あるいは消泡の目的で油脂類,表面
活性剤などの適量を添加してもよい。
培地は上記の菌株が利用し得る栄養源を含むものなら、
液状でも固状でもよいが、大量を処理するときには液状
培地を用いるのがより適当である。培地には上記の微生
物が利用し得る炭素源、窒素源、無機物質、微量栄養素
等が適宜配合される。炭素源としては、例えばぶどう
糖,乳糖,しょ糖,麦芽糖,デキストリン,でん粉,グ
リセリン,マンニト−ル,ソルビト−ル、油脂類(例え
ば、大豆油,ラ−ド油,チキン油など)、窒素源として
は、例えば肉エキス,酵母エキス,乾燥酵母,大豆粉,
コ−ン・スチ−プ・リカ−,ペプトン,綿実粉,糖蜜,
尿素,アンモニウム塩類(例えば、硫酸アンモニウム,
塩化アンモニウム,硝酸アンモニウム,酢酸アンモニウ
ムなど)、その他が用いられる。更に、ナトリウム,カ
リウム,カルシウム,マグネシウム,鉄,マンガン,亜
鉛,コバルト,ニッケルなどの金属塩類、りん酸,硫
酸,硝酸,炭酸,塩酸などの無機酸の塩類、酢酸,プロ
ピオン酸,酪酸,酒石酸,くえん酸,フマル酸,グルコ
ン酸などの有機酸の塩類が適宜用いられる。その他、ア
ミノ酸(例えば、グルタミン酸,アスパラギン酸,アラ
ニン,バリン,リジン,メチオニン,プロリンなど)、
ペプチド(例えば、ジペプチド、トリペプチドなど)、
ビタミン類(例えば、B1,B2,ニコチン酸,B12,C
など)、核酸類(例えば、プリン,ピリミジンおよびそ
の誘導体など)を含有させてもよい。もちろん培地のpH
を調節する目的で無機または有機の酸,アルカリ類,緩
衝剤等を加えても、あるいは消泡の目的で油脂類,表面
活性剤などの適量を添加してもよい。
培養の手段としては、静置培養、振盪培養あるいは通気
攪拌培養法などの手段が用いられる。大量の処理には、
いわゆる深部通気攪拌培養いよるのが望ましい。培養の
条件は培地の状態や組成,菌株の種類、培養の手段など
によって一定しないのは当然であるが、それらは通常2
0°〜45℃の温度で、初発pH6〜8付近に選択するの
がよい。とりわけ、培養中期の温度は24°〜37℃、
また初発pHは6.5〜8.5の条件が望ましい。培養時間も前
記の諸条件により一定しないが、バリドキシルアミンG
および/またはバリダマイシンGの濃度が最大となるま
で培養するのがよい。これに要する時間は液体培地を用
いる振盪培養または通気攪拌の場合は通常24〜192
時間程度であり、好ましくは72〜168時間程度であ
る。
攪拌培養法などの手段が用いられる。大量の処理には、
いわゆる深部通気攪拌培養いよるのが望ましい。培養の
条件は培地の状態や組成,菌株の種類、培養の手段など
によって一定しないのは当然であるが、それらは通常2
0°〜45℃の温度で、初発pH6〜8付近に選択するの
がよい。とりわけ、培養中期の温度は24°〜37℃、
また初発pHは6.5〜8.5の条件が望ましい。培養時間も前
記の諸条件により一定しないが、バリドキシルアミンG
および/またはバリダマイシンGの濃度が最大となるま
で培養するのがよい。これに要する時間は液体培地を用
いる振盪培養または通気攪拌の場合は通常24〜192
時間程度であり、好ましくは72〜168時間程度であ
る。
培養液中から目的物を採取するには、通常微生物代謝物
を採取するのに用いられる手段が単独あるいは任意の順
序に組み合わせて、または反復して用いられる。すなわ
ち、例えば、濾過,遠心分離,濃縮,乾燥,凍結乾燥,
吸着,脱着,各種溶媒に対する溶解度の差を利用する方
法(例えば、沈澱,結晶化など)、クロマトグラフィ−
などが用いられる。またバリドキシルアミンGおよびバ
リダマイシンGが水溶性の塩基性物質であることを利用
して、いわゆる水溶性塩基性物質の単離精製に用いられ
る方法、例えばイオン交換樹脂,活性炭,ハイポ−ラス
ポリマ−,セファデックス,セファデックスイオン交換
体,セルロ−ズ,イオン交換セルロ−ズ,シリカゲル,
アルミナなどを用いるクロマトグラフィ−や吸脱着法が
有利に用いられる。
を採取するのに用いられる手段が単独あるいは任意の順
序に組み合わせて、または反復して用いられる。すなわ
ち、例えば、濾過,遠心分離,濃縮,乾燥,凍結乾燥,
吸着,脱着,各種溶媒に対する溶解度の差を利用する方
法(例えば、沈澱,結晶化など)、クロマトグラフィ−
などが用いられる。またバリドキシルアミンGおよびバ
リダマイシンGが水溶性の塩基性物質であることを利用
して、いわゆる水溶性塩基性物質の単離精製に用いられ
る方法、例えばイオン交換樹脂,活性炭,ハイポ−ラス
ポリマ−,セファデックス,セファデックスイオン交換
体,セルロ−ズ,イオン交換セルロ−ズ,シリカゲル,
アルミナなどを用いるクロマトグラフィ−や吸脱着法が
有利に用いられる。
更に具体的には、例えば、培養液より遠心分離あるいは
濾過によって菌体を除去し、好ましくは上澄みあるいは
濾液のpHを塩基性に調整した後、目的物を活性炭のクロ
マトカラムに吸着させ、例えばメタノ−ル,エタノ−
ル,n−プロピルアルコ−ル,イソ−プロピルアルコ−
ル,n−ブチルアルコ−ルなどの低級アルコ−ルあるい
はアセトンなどを含有する水溶液で溶出することができ
る。また目的物を陽イオン交換樹脂(例えば、ダウエッ
クス50W×8などのスルホン酸型のイオン交換樹脂な
ど)に吸着させ、酸(例えば塩酸)、アルカリ(例え
ば、アンモニア水や水酸化ナトリウム溶液)、あるいは
緩衝液(例えば、ピリジン酢酸緩衝液)等を用いて溶出
することもできる。このようにして得られた溶出液は減
圧濃縮後、必要ならば活性炭クロマトグラフィ−やイオ
ン交換樹脂クロマトグラフィ−を適宜繰り返して更に精
製することができる。またダウエックス1×2(OH-
型)のような陰イオン交換樹脂を用いるクロマトグラフ
ィ−に付し、例えば水で溶出することによって目的物を
精製単離することができる。
濾過によって菌体を除去し、好ましくは上澄みあるいは
濾液のpHを塩基性に調整した後、目的物を活性炭のクロ
マトカラムに吸着させ、例えばメタノ−ル,エタノ−
ル,n−プロピルアルコ−ル,イソ−プロピルアルコ−
ル,n−ブチルアルコ−ルなどの低級アルコ−ルあるい
はアセトンなどを含有する水溶液で溶出することができ
る。また目的物を陽イオン交換樹脂(例えば、ダウエッ
クス50W×8などのスルホン酸型のイオン交換樹脂な
ど)に吸着させ、酸(例えば塩酸)、アルカリ(例え
ば、アンモニア水や水酸化ナトリウム溶液)、あるいは
緩衝液(例えば、ピリジン酢酸緩衝液)等を用いて溶出
することもできる。このようにして得られた溶出液は減
圧濃縮後、必要ならば活性炭クロマトグラフィ−やイオ
ン交換樹脂クロマトグラフィ−を適宜繰り返して更に精
製することができる。またダウエックス1×2(OH-
型)のような陰イオン交換樹脂を用いるクロマトグラフ
ィ−に付し、例えば水で溶出することによって目的物を
精製単離することができる。
発明の効果 本特許の化合物VA−GおよびVM−Gは他のバリダマ
イシン群抗生物質と同様に稲紋枯病防除作用を示す。例
えばリゾクトニア・ソラニ−(Rhizoctonia solanii)
の菌糸先端の分枝異常を指標とする試験法〔ザ・ジャ−
ナル・オブ・アンティバイオティクス(J.Antibiotic
s)第24巻,114〜118頁(1971)参照]で
効果を示した最小濃度はVM−Gで0.5μg/mL,VA
−Gで2.5μg/mLであった。
イシン群抗生物質と同様に稲紋枯病防除作用を示す。例
えばリゾクトニア・ソラニ−(Rhizoctonia solanii)
の菌糸先端の分枝異常を指標とする試験法〔ザ・ジャ−
ナル・オブ・アンティバイオティクス(J.Antibiotic
s)第24巻,114〜118頁(1971)参照]で
効果を示した最小濃度はVM−Gで0.5μg/mL,VA
−Gで2.5μg/mLであった。
さらに、VA−GおよびVM−Gはα−グルコシダ−ゼ
阻害活性をも有しており、例えばスクラーゼ(ブタの小
腸由来)に対するIC50(基質としてスクロース50mM
を用いた場合に酵素活性を50%阻害するに必要なモル
濃度)はVM−Gで1.1x10-4M、VA−Gで8.8x10-6
Mであった。従って、これらの化合物は過血糖に起因す
る種々の疾患に対する薬剤、例えば抗肥満剤、抗糖尿病
剤として利用しうる。
阻害活性をも有しており、例えばスクラーゼ(ブタの小
腸由来)に対するIC50(基質としてスクロース50mM
を用いた場合に酵素活性を50%阻害するに必要なモル
濃度)はVM−Gで1.1x10-4M、VA−Gで8.8x10-6
Mであった。従って、これらの化合物は過血糖に起因す
る種々の疾患に対する薬剤、例えば抗肥満剤、抗糖尿病
剤として利用しうる。
その他、VA−GおよびVM−Gはバリオ−ルアミンの
製造原料として有用な化合物である。すなわち、例え
ば、VA−GおよびVM−Gを化学的にまたは微生物の
酵素を用いて酵素的に分解することによって、バリオ−
ルアミンを製造することができる。化学的に分解する方
法としては、例えば、VA−Gを接触還元用触媒、例え
ば二酸化白金,白金黒,パラジウム黒,バラジウムカ−
ボン,ラネ−ニッケル等の触媒の存在下に、水,酢酸−
水,メタノ−ル−水,エタノ−ル−水,等の溶媒中で水
素化分解(hydrogenolysis)反応に付すことによってバ
リオ−ルアミンを得る方法があげられる。反応は通常、
室温,常温で行われるが、加温下に反応させてもよく、
また加圧下に反応させてもよい。原料としてVM−Gを
用いる場合には上記のVA−Gの場合と同様の方法でV
M−Gを水素化分解(hydrogenolysis)反応に付した
後、得られたβ−D−グルコピラノシルバリオ−ルアミ
ンを加水分解することによって目的とするバリオ−ルア
ミンを得る方法があげられる。
製造原料として有用な化合物である。すなわち、例え
ば、VA−GおよびVM−Gを化学的にまたは微生物の
酵素を用いて酵素的に分解することによって、バリオ−
ルアミンを製造することができる。化学的に分解する方
法としては、例えば、VA−Gを接触還元用触媒、例え
ば二酸化白金,白金黒,パラジウム黒,バラジウムカ−
ボン,ラネ−ニッケル等の触媒の存在下に、水,酢酸−
水,メタノ−ル−水,エタノ−ル−水,等の溶媒中で水
素化分解(hydrogenolysis)反応に付すことによってバ
リオ−ルアミンを得る方法があげられる。反応は通常、
室温,常温で行われるが、加温下に反応させてもよく、
また加圧下に反応させてもよい。原料としてVM−Gを
用いる場合には上記のVA−Gの場合と同様の方法でV
M−Gを水素化分解(hydrogenolysis)反応に付した
後、得られたβ−D−グルコピラノシルバリオ−ルアミ
ンを加水分解することによって目的とするバリオ−ルア
ミンを得る方法があげられる。
酵素的に分解する方法としてはVM−GまたはVA−G
に作用してバリオ−ルアミンを産生する能力を有する微
生物、例えばフラボバクテリウム・サッカロフィルム
(Flavobacterium saccharophilum)(IFO 139
84,FERM−P No.5707)、サイトファ−ガ
・ヘパリナ(Cytophaga heparina)(IFO 120
17),アグロバクテリウ・ラジオバクタ−(Agrobact
erium radiobacter)(IFO 12664),アグロ
バクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tum
efaciens)(IFO 3058)等の培養物またはその
処理物をVM−GまたはVA−Gに作用させることによ
ってバリオ−ルアミンを得る方法があげられる。ここに
「処理物」とは上記の微生物の培養物を処理化学的処
理、例えばろ過,遠心分離,超音波処理,フレンチプレ
ス処理,アルミナ磨砕処理,溶菌酵素処理,界面活性剤
処理,有機溶媒処理などで得た菌体あるいは酵素を含む
菌体破砕物、さらにこの菌体破砕物を濾過,遠心分離,
硫安分画,透析,クロマトグラフィ−,電気泳動,ゲル
濾過などの公知の精製手段を用いて精製して得た酵素お
よび公知の方法で固定化した菌体または酵素をいう。
に作用してバリオ−ルアミンを産生する能力を有する微
生物、例えばフラボバクテリウム・サッカロフィルム
(Flavobacterium saccharophilum)(IFO 139
84,FERM−P No.5707)、サイトファ−ガ
・ヘパリナ(Cytophaga heparina)(IFO 120
17),アグロバクテリウ・ラジオバクタ−(Agrobact
erium radiobacter)(IFO 12664),アグロ
バクテリウム・ツメファシエンス(Agrobacterium tum
efaciens)(IFO 3058)等の培養物またはその
処理物をVM−GまたはVA−Gに作用させることによ
ってバリオ−ルアミンを得る方法があげられる。ここに
「処理物」とは上記の微生物の培養物を処理化学的処
理、例えばろ過,遠心分離,超音波処理,フレンチプレ
ス処理,アルミナ磨砕処理,溶菌酵素処理,界面活性剤
処理,有機溶媒処理などで得た菌体あるいは酵素を含む
菌体破砕物、さらにこの菌体破砕物を濾過,遠心分離,
硫安分画,透析,クロマトグラフィ−,電気泳動,ゲル
濾過などの公知の精製手段を用いて精製して得た酵素お
よび公知の方法で固定化した菌体または酵素をいう。
バリオ−ルアミンはそれ自体強いα−グルコシダ−ゼ阻
害活性を示すほか、より強いα−グルコシダ−ゼ阻害活
性を示すN−置換バリオ−ルアミン誘導体(特開昭57
−200335,特開昭58−59946,特開昭58
−162597,特開昭58−216145,特開昭5
9−73549,特開昭59−95297)の製造原料
として重要な化合物である。
害活性を示すほか、より強いα−グルコシダ−ゼ阻害活
性を示すN−置換バリオ−ルアミン誘導体(特開昭57
−200335,特開昭58−59946,特開昭58
−162597,特開昭58−216145,特開昭5
9−73549,特開昭59−95297)の製造原料
として重要な化合物である。
上記の強いα−グルコシダ−ゼ阻害活性を示すN−置換
バリオ−ルアミン誘導体としては例えば (1)N−フェネチルバリオールアミン, (2)N−(3−フェニルアリル)バリオ−ルアミン, (3)N−フルフリルバリオ−ルアミン, (4)N−テニルバリオ−ルアミン, (5)N−(3−ピリジルメチル)バリオ−ルアミン, (6)N−(4−ブロモベンジル)バリオ−ルアミン, (7)N−〔(R)−β−ヒドロキシフェネチル〕バリオ
−ルアミン, (8)N−〔(S)−β−ヒドロキシフェネチル〕バリオ
−ルアミン, (9)N−(β−ヒドロキシ−2−メトキシフェネチル)
バリオ−ルアミン, (10)N−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)バリオールアミン, (11)N−(シクロヘキシルメチル)バリオ−ルアミン, (12)N−ゲラニルバリオ−ルアミン, (13)N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル)バリ
オ−ルアミン, (14)N−(1,3−ジヒドロキシ−1−フェニル−2−
プロピル)バリオ−ルアミン, (15)N−〔(R)−α−(ヒドロキシメチル)ベンジ
ル〕バリオ−ルアミン, (16)N−シクロヘキシルバリオ−ルアミン, (17)N−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)バリオ−ル
アミン, (18)N−〔(1R,2R)−2−ヒドロキシシクロヘキ
シル〕バリオールアミン, (19)N−(2−ヒドロキシシクロペンチル)バリオ−ル
アミン, (20)メチル 4−〔(1S,2S)−(2,4,5(O
H)/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−
5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミン−
4,6−ジデオキシ−α−D−グルコピラノシド, (21)メチル 4−〔(1S,2S)−(2,4,5(O
H)/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−
5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミノ−4
−デオキシ−α−D−グルコピラノシド, (22)〔(1S,2S)−(2,4,5(OH)/3,
5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−5−(ヒド
ロキシメチル)シクロヘキシル〕〔(1S,2S)−
(2,6/3,4)−4−アミノ−2,3−ジヒドロキ
シ−6−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミ
ン, (23)N−〔(1R,2S)−(2,4/3,5)−2,
3,4−トリヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)シ
クロヘキシル〕バリオ−ルアミン, (24)N−〔(1R,2S)−(2,6/3,4)−4−
アミノ−2,3−ジヒドロキシ−6−メチルシクロヘキ
シル〕バリオ−ルアミン, (25)N−〔(1R,2S)−(2,6/3,4)−2,
3,4−トリヒドロキシ−6−メチルシクロヘキシル〕
バリオ−ルアミン, (26)N−〔(1R,2S)−(2,4,6/3)−2,
3,4−トリヒドロキシ−6−メチルシクロヘキシル〕
バリオ−ルアミン, (27)4−O−α−〔4−〔〔(1S)−(1,2,4,
5(OH)/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロ
キシ−5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミ
ノ〕−4,6−ジデオキシ−D−グルコピラノシル〕−
D−グルコピラノ−ス, (28)1,6−アンヒドロ−4−O−α−〔4−〔〔(1
S)−(1,2,4,5(OH)/3,5)−2,3,
4,5−テトラヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)
シクロヘキシル〕アミノ〕−4,6−ジデオキシ−D−
グルコピラノシル〕−β−D−グルコピラノ−ス などが挙げられる。
バリオ−ルアミン誘導体としては例えば (1)N−フェネチルバリオールアミン, (2)N−(3−フェニルアリル)バリオ−ルアミン, (3)N−フルフリルバリオ−ルアミン, (4)N−テニルバリオ−ルアミン, (5)N−(3−ピリジルメチル)バリオ−ルアミン, (6)N−(4−ブロモベンジル)バリオ−ルアミン, (7)N−〔(R)−β−ヒドロキシフェネチル〕バリオ
−ルアミン, (8)N−〔(S)−β−ヒドロキシフェネチル〕バリオ
−ルアミン, (9)N−(β−ヒドロキシ−2−メトキシフェネチル)
バリオ−ルアミン, (10)N−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ
ベンジル)バリオールアミン, (11)N−(シクロヘキシルメチル)バリオ−ルアミン, (12)N−ゲラニルバリオ−ルアミン, (13)N−(1,3−ジヒドロキシ−2−プロピル)バリ
オ−ルアミン, (14)N−(1,3−ジヒドロキシ−1−フェニル−2−
プロピル)バリオ−ルアミン, (15)N−〔(R)−α−(ヒドロキシメチル)ベンジ
ル〕バリオ−ルアミン, (16)N−シクロヘキシルバリオ−ルアミン, (17)N−(2−ヒドロキシシクロヘキシル)バリオ−ル
アミン, (18)N−〔(1R,2R)−2−ヒドロキシシクロヘキ
シル〕バリオールアミン, (19)N−(2−ヒドロキシシクロペンチル)バリオ−ル
アミン, (20)メチル 4−〔(1S,2S)−(2,4,5(O
H)/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−
5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミン−
4,6−ジデオキシ−α−D−グルコピラノシド, (21)メチル 4−〔(1S,2S)−(2,4,5(O
H)/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−
5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミノ−4
−デオキシ−α−D−グルコピラノシド, (22)〔(1S,2S)−(2,4,5(OH)/3,
5)−2,3,4,5−テトラヒドロキシ−5−(ヒド
ロキシメチル)シクロヘキシル〕〔(1S,2S)−
(2,6/3,4)−4−アミノ−2,3−ジヒドロキ
シ−6−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミ
ン, (23)N−〔(1R,2S)−(2,4/3,5)−2,
3,4−トリヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)シ
クロヘキシル〕バリオ−ルアミン, (24)N−〔(1R,2S)−(2,6/3,4)−4−
アミノ−2,3−ジヒドロキシ−6−メチルシクロヘキ
シル〕バリオ−ルアミン, (25)N−〔(1R,2S)−(2,6/3,4)−2,
3,4−トリヒドロキシ−6−メチルシクロヘキシル〕
バリオ−ルアミン, (26)N−〔(1R,2S)−(2,4,6/3)−2,
3,4−トリヒドロキシ−6−メチルシクロヘキシル〕
バリオ−ルアミン, (27)4−O−α−〔4−〔〔(1S)−(1,2,4,
5(OH)/3,5)−2,3,4,5−テトラヒドロ
キシ−5−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル〕アミ
ノ〕−4,6−ジデオキシ−D−グルコピラノシル〕−
D−グルコピラノ−ス, (28)1,6−アンヒドロ−4−O−α−〔4−〔〔(1
S)−(1,2,4,5(OH)/3,5)−2,3,
4,5−テトラヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)
シクロヘキシル〕アミノ〕−4,6−ジデオキシ−D−
グルコピラノシル〕−β−D−グルコピラノ−ス などが挙げられる。
以下に参考例、実施例を記載してこの発明の内容を説明
する。
する。
参考例1 バリドキシルアミンG(100mg)を0.05Mリン酸緩
衝液(pH7.0)(20mL)に溶解し、フラボバクテリウ
ム・サッカロフィルム(Flavobacterium saccharophil
um)IFO 13984の湿菌体(約2g)を加え攪拌
下に27℃で24時間反応させた、。反応混合物を遠心
分離して菌体を除去し、上澄液をアンバ−ライトIRC
−50(NH4 +型,ロ−ム・アンド・ハ−ス社製)の
カラム(50mL)に吸着させ、水洗後、0.5Nアンモニア
水で溶出した。溶出液を減圧濃縮乾固し、残留物を再び
アンバ−ライトIRC−50(▲NH+ 4▼型)のカラム
(50mL)に吸着させ、0.1Nアンモニア水で溶出した。
バリエナミンを含む画分(溶出画分120〜140mL)
に続いてバリオ−ルアミンを含む画分(溶出画分340
〜430mL)が溶出された。バリオ−ルアミンの溶出画
分を減圧濃縮乾固し、残留物をダウエックス1x2(O
H-型,ダウ・ケミカル社製;2mL)のカラムクロマトに
付し、溶出液を減圧下に濃縮乾固して、バリオ−ルアミ
ンの白色粉末(35mg)を得た。
衝液(pH7.0)(20mL)に溶解し、フラボバクテリウ
ム・サッカロフィルム(Flavobacterium saccharophil
um)IFO 13984の湿菌体(約2g)を加え攪拌
下に27℃で24時間反応させた、。反応混合物を遠心
分離して菌体を除去し、上澄液をアンバ−ライトIRC
−50(NH4 +型,ロ−ム・アンド・ハ−ス社製)の
カラム(50mL)に吸着させ、水洗後、0.5Nアンモニア
水で溶出した。溶出液を減圧濃縮乾固し、残留物を再び
アンバ−ライトIRC−50(▲NH+ 4▼型)のカラム
(50mL)に吸着させ、0.1Nアンモニア水で溶出した。
バリエナミンを含む画分(溶出画分120〜140mL)
に続いてバリオ−ルアミンを含む画分(溶出画分340
〜430mL)が溶出された。バリオ−ルアミンの溶出画
分を減圧濃縮乾固し、残留物をダウエックス1x2(O
H-型,ダウ・ケミカル社製;2mL)のカラムクロマトに
付し、溶出液を減圧下に濃縮乾固して、バリオ−ルアミ
ンの白色粉末(35mg)を得た。
参考例2 参考例1と同様の方法で、バリダマイシンG(150m
g)をフラボバクテリウム・サッカロフィルム IFO
13984の湿菌体(約2g)を用いて酵素分解に付
して、バリオ−ルアミンの白色粉末(34mg)を得た。
g)をフラボバクテリウム・サッカロフィルム IFO
13984の湿菌体(約2g)を用いて酵素分解に付
して、バリオ−ルアミンの白色粉末(34mg)を得た。
参考例3 バリドキシルアミンG(420mg)の水溶液(50mL)
に酸化第二白金(20mg)を加えて室温常圧で接触還元
した。触媒をろ去し、ろ液をアンバ−ライトCG−50
(NH4 +型,50mL)のカラムに吸着させ、水洗後、0.5
Nアンモニア水(200mL)で溶出した。溶出後を減
圧濃縮し、ダウエックス1x2(OH-型,100mL)のカ
ラムクロマトに付し、水で溶出した。溶出画分(120
〜200mL)を減圧濃縮乾固してバリオ−ルアミンの白
色粉末(60mg)を得た。
に酸化第二白金(20mg)を加えて室温常圧で接触還元
した。触媒をろ去し、ろ液をアンバ−ライトCG−50
(NH4 +型,50mL)のカラムに吸着させ、水洗後、0.5
Nアンモニア水(200mL)で溶出した。溶出後を減
圧濃縮し、ダウエックス1x2(OH-型,100mL)のカ
ラムクロマトに付し、水で溶出した。溶出画分(120
〜200mL)を減圧濃縮乾固してバリオ−ルアミンの白
色粉末(60mg)を得た。
参考例4 バリダマイシンG(106mg)の水溶液(30mL)に二
酸化白金(10mg)を加えて常温常圧で接触還元した。
触媒を濾去し、濾液をアンバ−ライトCG−50(NH
4 +型,30mL)のカラムに吸着させ、水洗後、0.5
Nアンモニア水で溶出した。溶出液を減圧濃縮乾固し、
残留物を1N硫酸(20mL)に溶解し、80℃で10時
間加水分解した。反応液を水酸化バリウムで中和し、遠
心分離後、上澄液を減圧濃縮した。濃縮液をアンバ−ラ
イトCG−50(アンモニア型,20mL)のカラムに吸
着させ、水洗後、0.5Nアンモニア水で溶出した。溶
出後を減圧濃縮し、ダウエックス1x2(OH-型,1
00mL)のカラムクロマトに付し、水で溶出した。溶出
画分を減圧濃縮し、凍結乾燥するとバリオ−ルアミンの
白色粉末(11mg)が得られた。
酸化白金(10mg)を加えて常温常圧で接触還元した。
触媒を濾去し、濾液をアンバ−ライトCG−50(NH
4 +型,30mL)のカラムに吸着させ、水洗後、0.5
Nアンモニア水で溶出した。溶出液を減圧濃縮乾固し、
残留物を1N硫酸(20mL)に溶解し、80℃で10時
間加水分解した。反応液を水酸化バリウムで中和し、遠
心分離後、上澄液を減圧濃縮した。濃縮液をアンバ−ラ
イトCG−50(アンモニア型,20mL)のカラムに吸
着させ、水洗後、0.5Nアンモニア水で溶出した。溶
出後を減圧濃縮し、ダウエックス1x2(OH-型,1
00mL)のカラムクロマトに付し、水で溶出した。溶出
画分を減圧濃縮し、凍結乾燥するとバリオ−ルアミンの
白色粉末(11mg)が得られた。
実施例1 a)滅菌した2L坂口フラスコ中の培地(グルコース3
%,生大豆粉2.2%,ペプトン0.3%,炭酸カルシウム0.
4%,水500mL,pH7)に、グルコ−ス・アルパラギ
ン寒天培地上で培養したストレプトマイセス・ハイグロ
スコピクス・サブエスピ−・リモネウス(IFO 12
703,FERM−P 468,ATCC 2143
1)の1白金耳を接種し、往復振盪機上で28℃で48
時間培養した。この培養液500mLを、滅菌した50mL
ステンレス・スチール醗酵槽中の培地(グルコース5
%,生大豆粉3.6%,ペプトン0.5%,炭酸カルシウム0.
4%,水30L,pH7)に移植し、28℃で114時間
通気攪拌下に培養した。得られた培養液をpH9に調節
後、濾過助剤を加えて濾過し、濾液(25L)を活性炭
のカラム(10L)に吸着させ、水洗後、7%n−ブチ
ルアルコ−ル水で溶出した。溶出後を減圧濃縮乾固して
粗粉末123gを得た。
%,生大豆粉2.2%,ペプトン0.3%,炭酸カルシウム0.
4%,水500mL,pH7)に、グルコ−ス・アルパラギ
ン寒天培地上で培養したストレプトマイセス・ハイグロ
スコピクス・サブエスピ−・リモネウス(IFO 12
703,FERM−P 468,ATCC 2143
1)の1白金耳を接種し、往復振盪機上で28℃で48
時間培養した。この培養液500mLを、滅菌した50mL
ステンレス・スチール醗酵槽中の培地(グルコース5
%,生大豆粉3.6%,ペプトン0.5%,炭酸カルシウム0.
4%,水30L,pH7)に移植し、28℃で114時間
通気攪拌下に培養した。得られた培養液をpH9に調節
後、濾過助剤を加えて濾過し、濾液(25L)を活性炭
のカラム(10L)に吸着させ、水洗後、7%n−ブチ
ルアルコ−ル水で溶出した。溶出後を減圧濃縮乾固して
粗粉末123gを得た。
b)実施例a)で得られたバリダマイシンGおよびバリドキ
シルアミンGを含有する粗粉末100gをダウエックス
1x2(OH-型,ダウ・ケミカル社製;1.8L)の
カラムクロマトに付し、水で溶出し、バリドキシルアミ
ンGを含む画分(溶出画分3〜5L;以下「溶出画分
I」と略称する)とバリダマイシンGを含む画分(溶出
画分6〜8L;以下「溶出画分II」と略称する)を得
た。溶出画分Iおよび溶出画分IIをそれぞれ濃縮乾固し
て、溶出画分Iより粗粉末2.7gを、溶出画分IIより粗粉
末3.0gを得た。溶出画分Iより得た粗粉末(2.7g)をダ
ウエックス50Wx8(ピリジン型,ダウ・ケミカル社
製;200mL)のカラムクロマトに付し、0.2Mピリジ
ン−酢酸緩衝液(pH6.0)で溶出した。バリドキシルア
ミンBおよびバリダマイシンDを含む画分(溶出画分1
00〜420mL)に続いてバリドキシルアミンGを含む
画分(溶出画分520〜1140mL)が溶出された。バ
リドキシルアミンGの溶出画分を減圧濃縮乾固して、バ
リドキシルアミンGの白色粉末(0.8g)を得た。
シルアミンGを含有する粗粉末100gをダウエックス
1x2(OH-型,ダウ・ケミカル社製;1.8L)の
カラムクロマトに付し、水で溶出し、バリドキシルアミ
ンGを含む画分(溶出画分3〜5L;以下「溶出画分
I」と略称する)とバリダマイシンGを含む画分(溶出
画分6〜8L;以下「溶出画分II」と略称する)を得
た。溶出画分Iおよび溶出画分IIをそれぞれ濃縮乾固し
て、溶出画分Iより粗粉末2.7gを、溶出画分IIより粗粉
末3.0gを得た。溶出画分Iより得た粗粉末(2.7g)をダ
ウエックス50Wx8(ピリジン型,ダウ・ケミカル社
製;200mL)のカラムクロマトに付し、0.2Mピリジ
ン−酢酸緩衝液(pH6.0)で溶出した。バリドキシルア
ミンBおよびバリダマイシンDを含む画分(溶出画分1
00〜420mL)に続いてバリドキシルアミンGを含む
画分(溶出画分520〜1140mL)が溶出された。バ
リドキシルアミンGの溶出画分を減圧濃縮乾固して、バ
リドキシルアミンGの白色粉末(0.8g)を得た。
溶出画分IIより得た粗粉末(3.0g)をダウエックス50
Wx8(ピリジン型,200mL)のカラムクロマトに付
し、0.2Mピリジン−酢酸緩衝液(pH6.0)で溶出した。
バリダマイシンCを含む画分(溶出画分120〜220
mL)に続いてバリダマイシンGを含む画分(溶出画分4
60〜620mL)が溶出された。バリダマイシンGを含
む溶出画分を減圧濃縮乾固し、残留分をダウエックス1
x2(OH-型,50mL)のカラムクロマトに付し、水
で溶出した。バリダマイシンGの溶出画分を減圧濃縮乾
固して、バリダマイシンGの白色粉末(0.6g)を得た。
Wx8(ピリジン型,200mL)のカラムクロマトに付
し、0.2Mピリジン−酢酸緩衝液(pH6.0)で溶出した。
バリダマイシンCを含む画分(溶出画分120〜220
mL)に続いてバリダマイシンGを含む画分(溶出画分4
60〜620mL)が溶出された。バリダマイシンGを含
む溶出画分を減圧濃縮乾固し、残留分をダウエックス1
x2(OH-型,50mL)のカラムクロマトに付し、水
で溶出した。バリダマイシンGの溶出画分を減圧濃縮乾
固して、バリダマイシンGの白色粉末(0.6g)を得た。
第1図はバリドキシルアミンGの赤外線吸収スぺクト
ル、第2図はバリドキシルアミンGの核磁気共鳴スぺク
トル、第3図はバリダマイシンGの赤外線吸収スぺクト
ルおよび第4図はバリダマイシンGの核磁気共鳴スぺク
トルを示す。
ル、第2図はバリドキシルアミンGの核磁気共鳴スぺク
トル、第3図はバリダマイシンGの赤外線吸収スぺクト
ルおよび第4図はバリダマイシンGの核磁気共鳴スぺク
トルを示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/13 ACN 9283−4C 31/71 ADP 8314−4C (C12P 13/00 C12R 1:465) (C12P 19/46 C12R 1:465)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I) (式中、Rは水素またはβ−D−グルコピラノシル基を
示す。)で表わされるバリオ−ルアミン誘導体。 - 【請求項2】ストレプトマイセス属に属し、一般式
(I) (式中、Rは水素またはβ−D−グルコピラノシル基を
示す。)で表わされるバリオ−ルアミン誘導体を生産す
る能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に一般
式(I)で表わされるバリオ−ルアミン誘導体を生成蓄
積せしめ、これを採取することを特徴とする一般式
(I)で表わされるバリオ−ルアミン誘導体の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8951385 | 1985-04-24 | ||
| JP60-89513 | 1985-04-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6248692A JPS6248692A (ja) | 1987-03-03 |
| JPH0647569B2 true JPH0647569B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=13972863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61095940A Expired - Lifetime JPH0647569B2 (ja) | 1985-04-24 | 1986-04-24 | バリオ−ルアミン誘導体およびその製造法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4923975A (ja) |
| EP (1) | EP0199591B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0647569B2 (ja) |
| AT (1) | ATE58142T1 (ja) |
| CA (1) | CA1289904C (ja) |
| DE (1) | DE3675424D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100369911C (zh) * | 2005-02-06 | 2008-02-20 | 浙江工业大学 | 井冈羟胺a-4,7,4’,7’-二缩醛或酮类化合物及其制备与应用 |
| CN103865845B (zh) * | 2014-02-21 | 2016-04-13 | 杭州华东医药集团新药研究院有限公司 | 一种吸水链霉菌及其在制备伏格列波糖中的应用 |
| CN113321591B (zh) * | 2020-02-29 | 2022-11-25 | 浙江工业大学 | 井冈类酯化物及其制备和抑菌应用 |
| EP4301765A4 (en) * | 2021-03-03 | 2025-03-12 | Emergent Product Development Gaithersburg Inc. | VALIOLAMINE DERIVATIVES AS GLUCOSIDASINE INHIBITORS |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4011391A (en) * | 1971-04-20 | 1977-03-08 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | Validamycin c, d, e and f antibiotics |
| US4089947A (en) * | 1971-04-20 | 1978-05-16 | Takeda Chemical Industries Ltd. | Antibiotic compositions containing validamycin compounds |
| JPS5764648A (en) * | 1980-10-06 | 1982-04-19 | Takeda Chem Ind Ltd | N-substituted derivative of valienamine, its preparation, and alpha-glucosidase inhibitor |
| US4595678A (en) * | 1982-03-19 | 1986-06-17 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | N-substituted pseudo-aminosugars and pharmaceutical compositions containing same |
-
1986
- 1986-04-23 EP EP86303048A patent/EP0199591B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-23 DE DE8686303048T patent/DE3675424D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-04-23 CA CA000507406A patent/CA1289904C/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-23 AT AT86303048T patent/ATE58142T1/de not_active IP Right Cessation
- 1986-04-24 JP JP61095940A patent/JPH0647569B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-24 US US06/855,407 patent/US4923975A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6248692A (ja) | 1987-03-03 |
| EP0199591A2 (en) | 1986-10-29 |
| ATE58142T1 (de) | 1990-11-15 |
| DE3675424D1 (de) | 1990-12-13 |
| US4923975A (en) | 1990-05-08 |
| EP0199591A3 (en) | 1987-10-28 |
| CA1289904C (en) | 1991-10-01 |
| EP0199591B1 (en) | 1990-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |