JPH0647746Y2 - ルーズリーフ綴じ構造 - Google Patents

ルーズリーフ綴じ構造

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JPH0647746Y2
JPH0647746Y2 JP1989125056U JP12505689U JPH0647746Y2 JP H0647746 Y2 JPH0647746 Y2 JP H0647746Y2 JP 1989125056 U JP1989125056 U JP 1989125056U JP 12505689 U JP12505689 U JP 12505689U JP H0647746 Y2 JPH0647746 Y2 JP H0647746Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はルーズリーフ綴じ構造に関する。さらに詳しく
は写真アルバムやスクラップブックなどのような綴じ本
に適用されるルーズリーフブックのルーズリーフ綴じ構
造に関する。
[従来の技術] ルーズリーフブックは、リーフの追加や差し替えが自由
にできて便利なので広く使われている。従来のこの種の
ルーズリーフの着脱自在な綴じ構造についての提案は多
種多様であるが、本考案の考案者も台湾実用新案登録第
14556号(1981年6月1日公告第37711号)で、ヒンジ継
手方式の綴じ構造を提案した。すなわち第7図に示すよ
うに、各リーフ(D)の一端縁部に、金属帯状の綴じ部
材(A)を設け、この綴じ部材(A)の端縁部に、前後
両面側へそれぞれ片寄らせて隣接ルーズリーフの綴じ部
材(A)と綴じ合わせられる複数の円筒状のヒンジ
(B)、(C)を交互に形成している。そして隣接ルー
ズリーフ同士を揃えて重ねると、これら隣接ヒンジ部
(B)と(C)または(C)と(B)は、相互に一直線
上に交番配列してヒンジ継手を構成し、綴じ部材(A)
とほぼ同一長さのワイヤーからなるピン部材(E)を通
して綴じるようにしている。
しかしこのものは、一般にヒンジ部(B)、(C)およ
びピン部材(E)が元々繊細にできており、使用時に少
しでも無理をすれば変形しやすいうえ、一旦わずかでも
変形が起きると綴じ付けが困難になり、果ては不可能に
なる。さらによく不注意によりピン部材(E)の挿入が
適正になされず、ピン部材(E)の先端を突出させて手
を傷付けることがある。また材料のコストもしかること
ながら、綴じ付けが容易なように各構成部材の寸法は正
確に作られなくてはならないため、その製造コストは勢
い高めとなり、前記使用時の欠点も合わせてなお解決が
待たれる。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の目的は叙上に鑑みこれら欠点を解消しようとす
るもので、さほど精密さを要することなく、製造手順を
容易にすることにより低いコストで製造でき、さらに変
形し難く通常の使用では変形に気を使う必要もなく、か
つ安全性にも懸念のないルーズリーフの綴じ構造を提供
せんとすることにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案のルーズリーフ綴じ構
造は、その一端縁部に帯状綴じ付け部材を有するルーズ
リーフを多数枚重ね、前記綴じ付け部材に設けられた着
脱可能なヒンジ継手構造により、隣接するルーズリーフ
同士を相互に綴じ合わせるようにしたルーズリーフ綴じ
構造であって、前記綴じ付け部材の端縁部に沿って、そ
れぞれがその対応する面側の表面から片寄って互いに平
行な2軸線方向に、等ピッチ間隔をあけて複数の円柱を
設け、前記各円柱と、隣接するルーズリーフの対応する
円柱とを、ヒンジピン部および該ヒンジピン部と係合す
るピン穴部からなり、前記ピン穴部の周壁部に軸線方向
に沿う割り溝が設けられてなるヒンジ継手構造によって
それぞれ交番配列状態で連結して形成される。さらに前
記綴じ付け部材は可撓性材料で形成し、ヒンジピン部は
短めに形成している。
[作用] 前記構成によれば、ルーズリーフの綴じ付け部材は、片
面側から片寄っているヒンジピン部またはピン穴部と、
隣接するルーズリーフの綴じ付け部材の対面する他面側
から片寄っているピン穴部またはヒンジピン部とがヒン
ジ継手となるように係合することができる。そしてその
ヒンジ継手を構成するピン穴部とヒンジピン部とは綴じ
付け部材と共に、たとえば可撓性樹脂材料によりモール
ド成形することができる。したがって、多少手荒に扱っ
て変形しても復元し、またたとえ復元しなくても継続使
用できる。
またピン穴部に割り溝が設けられているため、ピン穴部
とヒンジピン部との係合が、縦の軸線方向に加えて横の
径方向からも可能となり、かつより容易にでき、ヒンジ
ピン部および割り溝を対応させて長めにしても、係合に
差支えをきたさない。
[実施例] つぎに図面を参照しながら本考案の綴じ構造を説明す
る。
第1図は本考案のルーズリーフ綴じ構造の一実施例を示
す分解斜視図、第2図は第1図の要部説明のための部分
拡大平面図、第3図は第1図の(III)−(III)線断面
図、第4図は本考案の綴じ構造の他の実施例の拡大平面
図、第5図は第4図の綴じ構造の係合状態を示す平面
図、第6図は本考案の綴じ構造のさらに他の実施例の拡
大縦断面図、第7図は従来のルーズリーフ綴じ構造の一
例を示す分解斜視図である。
第1図中、(10)は各ルーズリーフ(1)の綴じ付け部
材であって、細長帯状の板であり、両面側の接着テープ
(2)、(2a)によりリーフ(13)の一端縁部と接続さ
せている。前記接続は接着テープ(2)、(2a)に限ら
ず、他のいかなる接続手段でもよい。またリーフ(13)
は、用途に応じて単なる紙であってもよく、または図示
のように、紙の両面をさらにボール紙によるフレーム
(14)でサンドイッチ状に挟持させたものでもよい。そ
の状態の断面を第3図に示す。
前記綴じ付け部材(10)の外端縁部は、両表面からそれ
ぞれ片寄った2本の平行軸線(u)、(v)に沿って、
それぞれ等ピッチ間隔をあけて2列の円柱の列が、円柱
同士が交互になるように設けられている。すなわち一方
の軸線(u)上には前記間隔とほぼ同一長の円柱(11)
の列が、他方の軸線(v)上には前記円柱(11)とほぼ
同一長の円柱(12)が両方で交番配列(たとえば(1
1)、(12)、(11)、(12)の順)となるように設け
られている。そして第2図のごとく一方の軸線(u)上
の円柱(11)の両端より突出状のヒンジピン部(111)
が、他方の軸線(v)上の円柱(12)の両端には凹陥状
ピン穴部(121)がそれぞれ形成されている。またピン
穴部(121)にはさらに周壁部に軸線(v)に沿ってヒ
ンジピン部(111)の太さよりやや幅狭の割り溝(122)
が設けられている。この割り溝(122)には、ピン穴部
(121)の周壁部の肉厚方向に外広がりのテーパーが付
けられることが好ましい。
つぎに前記実施例の構成にしたときの、ルーズリーフ
(1)の差し替えなどの着脱操作について説明する。
ルーズリーフ(1)を互いに揃えて重ねると、各ルーズ
リーフ(1)の片側表面から片寄っている円柱(11)の
列は、そのヒンジピン部(111)が、隣接するルーズリ
ーフ(1)の対向する他側表面から片寄っている円柱
(12)の列のそれぞれの両端と当接するように交番して
配列される。ついでそれぞれのヒンジピン部(111)
を、各対応する割り溝(122)を経てピン穴部(121)内
へ押圧することにより割り込ませると、ヒンジピン部
(111)と割り溝(122)の開口部分とが一旦変形し、ヒ
ンジピン部(111)がピン穴部(121)へ割り込んだあ
と、原形に復元し係合する。ついで、前記要領で、当該
ルーズリーフ(1)の他側表面から片寄っている円柱
(12)の列も、逆側の他のルーズリーフ(1)の前記円
柱(11)の列と、それぞれの円柱を交番させてピン穴部
(121)とヒンジピン部(111)とにより結合すると、両
面側の隣接するルーズリーフ(1)が綴じ合わされて、
ルーズリーフブックを構成するようになる。
さらにまた、前記円柱(11)の両端にヒンジピン部(11
1)を、他方の円柱(12)の両端にはピン穴部(121)
を、それぞれ仕分けて形成するようにせずに、第4図お
よび第5図に示すように、両方の円柱(11)、(12)の
いずれにも、一端部には突出状ヒンジピン部(21)を、
他端部には凹陥状ピン穴部(22)および前記と同様にそ
の周壁部に外広テーパーをつけた割り溝(23)を、それ
ぞれ形成することもできる。なおこの実施例にあって
も、前述の実施例とはとくに操作や使用効果において変
わりはない。
さらになお、ヒンジピン部(111)、(21)の長さ寸法
に対し、第6図に示すようにピン穴部(31)をヒンジピ
ン部(111)、(21)よりわずかに長めにし、他方、割
り溝(32)をヒンジピン部(111)、(21)よりわずか
に短めにすれば、たとえヒンジピン部(111)、(21)
が多少寸法不足に製造されたり、使用後の摩耗のため多
少短くなったとしても、確実に係合し、容易には外れな
いようになる。
なお本願の実用新案登録請求の範囲の範囲外であるが、
割り溝(122)を設けないばあいは、ヒンジピン部(11
1)の突出長さを、ピン穴部(121)との係合に必要な長
さの限度内において短めにし、さらに隣接するルーズリ
ーフ(1)の互いの円柱(11)および(12)の長さは、
それらが一直線に並んだときに適当な隙間があくような
寸法(円柱同士の間隔よりも短めの寸法)にしておく。
それにより互いの先端部同士を押圧によりやや弾性変形
させながら係合させうる。このばあいはヒンジピン部
(111)の先端がピン穴部(121)の開口端に当接し、押
圧によって両者が変形してヒンジピン部(111)の先端
がピン穴部(121)に嵌入したあと、原形に復元して係
合するようになる。
[考案の効果] 本考案は、ルーズリーフブックにおけるルーズリーフの
綴じ構造として、各リーフの端縁部にヒンジ継手である
綴じ構造を備えた綴じ付け部材を設け、この綴じ付け部
材を可撓性材料によって形成すると共に、当該綴じ構造
において、対向する円柱の両端に、一方は突出状のヒン
ジピン部を、他方は凹陥状のピン穴部をそれぞれ設け、
前記ピン穴部の周壁部に軸線方向に沿う割り溝が設けら
れてなるものである。このものは、ヒンジピン部とピン
穴部の弾性変形後復元する性質を利用してヒンジピン部
を、各対応する割り溝を経てピン穴部内へ押圧すること
により簡単に嵌入係合することができるので、ルーズリ
ーフを容易に際限無く増訂でき、また任意の差し替えが
簡単にできるようになる。またそのようなルーズリーフ
綴じ構造がさほど精密さを要することなく、また製造手
順が簡単容易なため低いコストで製造できる。しかも変
形しにくいため、通常の使用では変形に気を使う必要も
なく、かつ安全性にも懸念がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のルーズリーフ綴じ構造の一実施例を示
す分解斜視図、第2図は第1図の要部説明のための部分
拡大平面図、第3図は第1図の(III)−(III)線断面
図、第4図は本考案の綴じ構造の他の実施例の拡大平面
図、第5図は第4図の綴じ構造の係合状態を示す平面
図、第6図は本考案の綴じ構造のさらに他の実施例の拡
大縦断面図、第7図は従来のルーズリーフ綴じ構造の一
例を示す分解斜視図である。 (図面の主要符号) (D)、(1):ルーズリーフ (A)、(10):綴じ付け部材 (B)、(C)、(11)、(12):円柱 (21)、(111):ヒンジピン部 (22)、(31)、(121):ピン穴部 (23)、(32)、(122):割り溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その一端縁部に帯状の綴じ付け部材を有す
    るルーズリーフを多数枚重ね、前記綴じ付け部材に設け
    られた着脱可能なヒンジ継手構造により、隣接するルー
    ズリーフ同士を相互に綴じ合わせるようにしたルーズリ
    ーフ綴じ構造であって、前記綴じ付け部材の端縁部に沿
    って、それぞれが対応する面側の表面から片寄って互い
    に平行な2軸線方向に、等ピッチ間隔をあけて複数の円
    柱を設け、前記各円柱と、隣接するルーズリーフの対応
    する円柱とを、それぞれの端部に設けられたピンおよび
    隣接するルーズリーフの対応するピンを回転自在に受け
    るピン穴部からなり、前記ピン穴部の周壁部に軸線方向
    に沿う割り溝が設けられてなるヒンジ継手構造により交
    番配列された形態で連結するとともに前記綴じ付け部材
    を可撓性材料から形成し、ヒンジピン部を短めに形成し
    たルーズリーフ綴じ構造。
  2. 【請求項2】前記円柱の一端にヒンジピン部が、他端に
    ピン穴部がそれぞれ設けられ、該ピン穴部の周壁部に軸
    線方向に沿う割り溝が設けられてなる請求項1記載のル
    ーズリーフ綴じ構造。
JP1989125056U 1989-10-24 1989-10-24 ルーズリーフ綴じ構造 Expired - Lifetime JPH0647746Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4601489A (en) 1985-07-26 1986-07-22 Enzo Stancato Album design and method of fabrication

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