JPH0647773Y2 - 食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器 - Google Patents
食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器Info
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- JPH0647773Y2 JPH0647773Y2 JP1988090427U JP9042788U JPH0647773Y2 JP H0647773 Y2 JPH0647773 Y2 JP H0647773Y2 JP 1988090427 U JP1988090427 U JP 1988090427U JP 9042788 U JP9042788 U JP 9042788U JP H0647773 Y2 JPH0647773 Y2 JP H0647773Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、デザート、調理済みの食品等に包装に用い
られるアルミニウム箔樹脂積層容器に関するものであ
る。
られるアルミニウム箔樹脂積層容器に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の容器としては、(i)合成樹脂製容器、
(ii)アルミニウム箔製容器、および(iii)鉄製容器
が知られている。
(ii)アルミニウム箔製容器、および(iii)鉄製容器
が知られている。
考案が解決しようとする課題 上記従来の容器には、つぎのような問題があった。
(i)合成樹脂製容器 高級感に乏しく、デザイン性に劣り、また光や酸素、水
分等を遮断するいわゆるバリヤー性が金属製容器に比べ
て著しく劣るため、比較的流通期間が短い食品や変質し
難い食品を内容物として包装する場合にしか使用できな
い。
分等を遮断するいわゆるバリヤー性が金属製容器に比べ
て著しく劣るため、比較的流通期間が短い食品や変質し
難い食品を内容物として包装する場合にしか使用できな
い。
(ii)アルミニウム箔製容器 高級感がありかつバリヤー性にも優れていることから、
デザートや調理済み食品包装用容器として広く使用され
てきたが、強度が低く、このため落下等の衝撃によって
凹みを生じ易い。
デザートや調理済み食品包装用容器として広く使用され
てきたが、強度が低く、このため落下等の衝撃によって
凹みを生じ易い。
(iii)鉄製容器 缶詰等に用いられる鉄製容器には、バリヤー性および強
度が共に優れているが、高級感に乏しく、また非常に錆
やすいため、酸素あるいは酸性物質等が含まれている食
品を包装するには不向きであり、かつ食品の長期の保存
がきかない。
度が共に優れているが、高級感に乏しく、また非常に錆
やすいため、酸素あるいは酸性物質等が含まれている食
品を包装するには不向きであり、かつ食品の長期の保存
がきかない。
なお、近年、容器本体およびこれの開口周縁部に設けら
れた鍔部を備え、鍔部の表面側の第1フィルム層が剥離
可能となされていて、鍔部の容器本体開口周縁部もしく
は該周縁部寄り部分において、蓋の熱封緘材層に接合さ
れるべき表面側の第1フィルム層に切り目が鍔部の全周
をめぐるように設けられている食品包装用易開封容器が
知られている(例えば特開昭62-251363号公報参照)
が、この従来の食品包装用易開封容器は、容器本体およ
び鍔部が樹脂製多層シートを真空成形もしくは圧空成形
により形成されるものであるため、生産性に劣り、かつ
設備コストが高くつくうえに、容器はガスバリヤー製に
劣るものであるという問題があった。
れた鍔部を備え、鍔部の表面側の第1フィルム層が剥離
可能となされていて、鍔部の容器本体開口周縁部もしく
は該周縁部寄り部分において、蓋の熱封緘材層に接合さ
れるべき表面側の第1フィルム層に切り目が鍔部の全周
をめぐるように設けられている食品包装用易開封容器が
知られている(例えば特開昭62-251363号公報参照)
が、この従来の食品包装用易開封容器は、容器本体およ
び鍔部が樹脂製多層シートを真空成形もしくは圧空成形
により形成されるものであるため、生産性に劣り、かつ
設備コストが高くつくうえに、容器はガスバリヤー製に
劣るものであるという問題があった。
この考案の目的は、上記従来技術の問題を解決し、バリ
ヤー性に優れていて、内容物の保存を長期間有効に果す
ことができるとともに、高級感があってデザイン性に優
れており、しかも強度が強く非常に高く、従って衝撃に
よっても凹みが生じ難く、そのうえ冷間深絞り成形によ
り成形されるために、生産性にすぐれていて、市場に安
価に供給し得、さらに開封が容易で使用に便利な食品包
装用アルミニウム箔樹脂積層容器を提供しようとするに
ある。
ヤー性に優れていて、内容物の保存を長期間有効に果す
ことができるとともに、高級感があってデザイン性に優
れており、しかも強度が強く非常に高く、従って衝撃に
よっても凹みが生じ難く、そのうえ冷間深絞り成形によ
り成形されるために、生産性にすぐれていて、市場に安
価に供給し得、さらに開封が容易で使用に便利な食品包
装用アルミニウム箔樹脂積層容器を提供しようとするに
ある。
課題を解決するための手段 この考案は、上記目的を達成するために、容器本体およ
びこれの開口周縁部に設けられた鍔部を備え、鍔部の表
面側の第1フィルム層が剥離可能となされていて、鍔部
の容器本体開口周縁部もしくは該周縁部寄り部分におい
て、蓋の熱封緘材層に接合されるべき表面側の第1フィ
ルム層に切り目が鍔部の全周をめぐるように設けられて
いる食品包装用容器において、容器本体および鍔部が、
厚さ40〜150μmのアルミニウム箔と、これの片面に接
合された厚さ200〜400μmの未延伸合成樹脂共押出しフ
ィルムとよりなる積層シートを未延伸合成樹脂共押出し
フィルムを内側にして冷間深絞り成形することにより形
成されたものであり、上記アルミニウム箔に接合された
未延伸共押出しフィルムが、2層以上のフィルム層を有
していて、表面側の第1フィルム層が剥離可能となされ
ているものであることを特徴とする、食品包装用アルミ
ニウム箔樹脂積層容器を要旨としている。
びこれの開口周縁部に設けられた鍔部を備え、鍔部の表
面側の第1フィルム層が剥離可能となされていて、鍔部
の容器本体開口周縁部もしくは該周縁部寄り部分におい
て、蓋の熱封緘材層に接合されるべき表面側の第1フィ
ルム層に切り目が鍔部の全周をめぐるように設けられて
いる食品包装用容器において、容器本体および鍔部が、
厚さ40〜150μmのアルミニウム箔と、これの片面に接
合された厚さ200〜400μmの未延伸合成樹脂共押出しフ
ィルムとよりなる積層シートを未延伸合成樹脂共押出し
フィルムを内側にして冷間深絞り成形することにより形
成されたものであり、上記アルミニウム箔に接合された
未延伸共押出しフィルムが、2層以上のフィルム層を有
していて、表面側の第1フィルム層が剥離可能となされ
ているものであることを特徴とする、食品包装用アルミ
ニウム箔樹脂積層容器を要旨としている。
上記において、アルミニウム箔の厚さは40〜150μmで
ある。ここで、アルミニウム箔の厚さが40μm未満であ
れば、容器の冷間深絞り成形時に鍔部に凹凸部が生じ
る。また150μmを越えると、アルミニウム材料の使用
量が多くなり、経済的に不利である。
ある。ここで、アルミニウム箔の厚さが40μm未満であ
れば、容器の冷間深絞り成形時に鍔部に凹凸部が生じ
る。また150μmを越えると、アルミニウム材料の使用
量が多くなり、経済的に不利である。
なお、容器の絞り比、すなわち深さ/口径(H/W)が2/5
以上である場合には、冷間深絞り成形後のボイル殺菌、
あるいは食品包装後のレトルト殺菌において鍔部に波打
ち状態のしわが生じないように、アルミニウム箔の厚さ
は80〜150μmであるのが望ましい。
以上である場合には、冷間深絞り成形後のボイル殺菌、
あるいは食品包装後のレトルト殺菌において鍔部に波打
ち状態のしわが生じないように、アルミニウム箔の厚さ
は80〜150μmであるのが望ましい。
未延伸合成樹脂共押出しフィルムとしては、例えばポリ
プロプレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリカーボネート等の合成樹脂の組合わせであっ
て、例えばポリプロピレンと高密度ポリエチレンとの2
層などよりなる未延伸共押出しフィルムを用いる。この
場合、両層の剥離強度は500〜1500g/15mm幅、好ましく
は700〜900g/15mm幅である。勿論、共押出しフィルムは
その他の樹脂の組合わせであって、2層以上のものであ
ってもよい。
プロプレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリカーボネート等の合成樹脂の組合わせであっ
て、例えばポリプロピレンと高密度ポリエチレンとの2
層などよりなる未延伸共押出しフィルムを用いる。この
場合、両層の剥離強度は500〜1500g/15mm幅、好ましく
は700〜900g/15mm幅である。勿論、共押出しフィルムは
その他の樹脂の組合わせであって、2層以上のものであ
ってもよい。
未延伸合成樹脂共押出しフィルムの厚さは200〜400μ
m、好ましくは250〜350μmである。ここで、共押出し
フィルムの厚さが200μm未満では、該フィルムのリジ
ッド性が劣り、充分な強度が得られず、かつ冷間深絞り
成形後の仕上り形状がきれいでない。また400μmを越
えると、いわゆる復元性が大きく、冷間深絞り成形が不
可能であり、容器の生産性が劣る。
m、好ましくは250〜350μmである。ここで、共押出し
フィルムの厚さが200μm未満では、該フィルムのリジ
ッド性が劣り、充分な強度が得られず、かつ冷間深絞り
成形後の仕上り形状がきれいでない。また400μmを越
えると、いわゆる復元性が大きく、冷間深絞り成形が不
可能であり、容器の生産性が劣る。
上記アルミニウム箔と未延伸合成樹脂共押出しフィルム
とを接合するには、例えばウレタン系接着剤、ポリエス
テル系接着剤およびマレイン化ポリプロピレン等の通常
の接着剤、またはアイオノマーすなわちモノオレフィン
−不飽和カルボン酸共重合体樹脂ないしその金属塩(例
えば特公昭61-54587号公報参照)よりなる接着剤を、被
着体である未延伸合成樹脂共押出しフィルムの種類に応
じて適宜使用する。
とを接合するには、例えばウレタン系接着剤、ポリエス
テル系接着剤およびマレイン化ポリプロピレン等の通常
の接着剤、またはアイオノマーすなわちモノオレフィン
−不飽和カルボン酸共重合体樹脂ないしその金属塩(例
えば特公昭61-54587号公報参照)よりなる接着剤を、被
着体である未延伸合成樹脂共押出しフィルムの種類に応
じて適宜使用する。
なお、接着剤を適宜の溶剤に溶かした溶液で塗布する場
合には、接着剤の塗布量は、3〜5g/m2程度とするのが
好ましい。またアルミニウム箔と未延伸合成樹脂共押出
しフィルムとの間に、溶融した接着剤をサンドイッチ状
に介在させる場合、あるいは接着剤フィルムを挾み込ん
で加熱融着する場合には、接着剤の膜厚を5〜50μmと
するのが好ましい。
合には、接着剤の塗布量は、3〜5g/m2程度とするのが
好ましい。またアルミニウム箔と未延伸合成樹脂共押出
しフィルムとの間に、溶融した接着剤をサンドイッチ状
に介在させる場合、あるいは接着剤フィルムを挾み込ん
で加熱融着する場合には、接着剤の膜厚を5〜50μmと
するのが好ましい。
上記のように未延伸共押出しフィルムは、2層以上のフ
ィルム層を有していて、表面側の第1フィルム層が剥離
可能となされており、鍔部の容器本体開口周縁部もしく
は該周縁部より部分において、蓋の熱封緘材層に接合さ
れるべき未延伸共押出しフィルムの表面側の第1フィル
ム層に切り目が鍔部の全周をめぐるように設けられてい
る。
ィルム層を有していて、表面側の第1フィルム層が剥離
可能となされており、鍔部の容器本体開口周縁部もしく
は該周縁部より部分において、蓋の熱封緘材層に接合さ
れるべき未延伸共押出しフィルムの表面側の第1フィル
ム層に切り目が鍔部の全周をめぐるように設けられてい
る。
なお、アルミニウム箔の外面には、通常接着剤層を介し
て印刷層が設けられ、さらにその外側には保護被覆層が
設けられる。印刷層は、必要に応じて設けられるもので
あり、これは例えばポリ塩化ビニル−酢酸ビニル系、ニ
トロセルロース系およびウレタン系等のインキを用いて
施される。なお場合によっては、印刷層がアルミニウム
箔のつぎに設けられ、その外側に接着剤層が設けられて
いてもよい。
て印刷層が設けられ、さらにその外側には保護被覆層が
設けられる。印刷層は、必要に応じて設けられるもので
あり、これは例えばポリ塩化ビニル−酢酸ビニル系、ニ
トロセルロース系およびウレタン系等のインキを用いて
施される。なお場合によっては、印刷層がアルミニウム
箔のつぎに設けられ、その外側に接着剤層が設けられて
いてもよい。
最も外側の保護被覆層は、アルミニウム箔を保護するた
めのものであって、これには耐薬品性、耐候性等にすぐ
れた合成樹脂の溶液をコーティングすることにより形成
されるか、または同合成樹脂のフィルムを接合すること
により形成される。例えばエポキシ系樹脂溶液、あるい
はニトロセルロース系樹脂溶液をりコーティングする場
合には、これらの樹脂の塗布量は1〜3g/m2とするのが
好ましい。また、保護被覆層が、例えばポリエチレンフ
タレートのフィルムよりなる場合には、その厚さ12〜16
μm、未延伸ポリプロピレンのフィルムよりなる場合に
は、その厚さを20〜50μm、ナイロンのフィルムよりな
る場合には、その厚さを15〜20μmとするのが好まし
い。
めのものであって、これには耐薬品性、耐候性等にすぐ
れた合成樹脂の溶液をコーティングすることにより形成
されるか、または同合成樹脂のフィルムを接合すること
により形成される。例えばエポキシ系樹脂溶液、あるい
はニトロセルロース系樹脂溶液をりコーティングする場
合には、これらの樹脂の塗布量は1〜3g/m2とするのが
好ましい。また、保護被覆層が、例えばポリエチレンフ
タレートのフィルムよりなる場合には、その厚さ12〜16
μm、未延伸ポリプロピレンのフィルムよりなる場合に
は、その厚さを20〜50μm、ナイロンのフィルムよりな
る場合には、その厚さを15〜20μmとするのが好まし
い。
作用 上記食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器によれば、
容器本体および鍔部が、厚さ40〜150μmのアルミニウ
ム箔と、これの片面に接合された厚さ200〜400μmの未
延伸合成樹脂共押出しフィルムとよりなる積層シート
を、未延伸合成樹脂共押出しフィルム内側にして冷間深
絞り成形することにより形成せられたものであるから、
バリヤー性に優れていて、デザートや調理済み食品等の
内容物の保存を長期間有効に果すことができる。しかも
強度が非常に高く、従って冷間深絞り成形のさいに鍔部
に凹凸を生じるようなことが全くなく、容器の仕上がり
がきれいであり、かつ冷間深絞り成形後、容器の使用の
さいに、衝撃等によって凹みが生じ難い。
容器本体および鍔部が、厚さ40〜150μmのアルミニウ
ム箔と、これの片面に接合された厚さ200〜400μmの未
延伸合成樹脂共押出しフィルムとよりなる積層シート
を、未延伸合成樹脂共押出しフィルム内側にして冷間深
絞り成形することにより形成せられたものであるから、
バリヤー性に優れていて、デザートや調理済み食品等の
内容物の保存を長期間有効に果すことができる。しかも
強度が非常に高く、従って冷間深絞り成形のさいに鍔部
に凹凸を生じるようなことが全くなく、容器の仕上がり
がきれいであり、かつ冷間深絞り成形後、容器の使用の
さいに、衝撃等によって凹みが生じ難い。
そのうえ、合成樹脂共押出しフィルムは、未延伸である
ため、方向性が少なく、従って冷間深絞り成形性が良好
で、冷間深絞り成形のさい、アルミニウム箔によく追従
して塑性変形するため、冷間絞り成形により成形される
ものであり、従って深さの深い食品包装用アルミニウム
箔樹脂積層容器の製造を非常に能率よく行なうことがで
きて、生産性にすぐれている。
ため、方向性が少なく、従って冷間深絞り成形性が良好
で、冷間深絞り成形のさい、アルミニウム箔によく追従
して塑性変形するため、冷間絞り成形により成形される
ものであり、従って深さの深い食品包装用アルミニウム
箔樹脂積層容器の製造を非常に能率よく行なうことがで
きて、生産性にすぐれている。
なお、アルミニウム箔に接合された未延伸合成樹脂共押
出しフィルムは、合成樹脂の共押出しよりなるものであ
って、2層以上のフィルム層を有し、表面側の第1フィ
ルム層に切り目が設けられているので、熱封緘後、蓋を
剥がすと、鍔部において第1フィルム層の切り目より外
側部分が蓋の熱封緘材層に接合されたまゝ簡単に剥さ
れ、従って容器の開封が容易である。
出しフィルムは、合成樹脂の共押出しよりなるものであ
って、2層以上のフィルム層を有し、表面側の第1フィ
ルム層に切り目が設けられているので、熱封緘後、蓋を
剥がすと、鍔部において第1フィルム層の切り目より外
側部分が蓋の熱封緘材層に接合されたまゝ簡単に剥さ
れ、従って容器の開封が容易である。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
この考案による食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器
(10)は、厚さ120μmのアルミニウム箔(2)と、こ
れの片面に接着剤層(4)を介して接合された厚さ300
μmの未延伸合成樹脂共押出しフィルム(3)とよりな
る第1図に示す積層シート(1)を、未延伸合成樹脂共
押出しフィルム(3)を内側にして、第2図に示すよう
に、容器本体(11)の絞り比、すなわち深さ/口径(H/
W)を3/4として、冷間深絞り成形することにより、形成
された容器本体(11)と、これの開口周縁部に設けられ
た鍔部(12)とよりなるものである。
(10)は、厚さ120μmのアルミニウム箔(2)と、こ
れの片面に接着剤層(4)を介して接合された厚さ300
μmの未延伸合成樹脂共押出しフィルム(3)とよりな
る第1図に示す積層シート(1)を、未延伸合成樹脂共
押出しフィルム(3)を内側にして、第2図に示すよう
に、容器本体(11)の絞り比、すなわち深さ/口径(H/
W)を3/4として、冷間深絞り成形することにより、形成
された容器本体(11)と、これの開口周縁部に設けられ
た鍔部(12)とよりなるものである。
上記未延伸合成樹脂共押出しフィルム(3)は、高密度
ポリエチレンよりなる厚さ70μmの表面側の第1フィル
ム層(3a)と、アルミニウム箔(2)側のポリプロピレ
ンよりなる厚さ230μmの第2フィルム層(3b)を有し
ており、約800g/15mm幅の接着強度で、剥離可能に密着
せられている。
ポリエチレンよりなる厚さ70μmの表面側の第1フィル
ム層(3a)と、アルミニウム箔(2)側のポリプロピレ
ンよりなる厚さ230μmの第2フィルム層(3b)を有し
ており、約800g/15mm幅の接着強度で、剥離可能に密着
せられている。
またこの実施例においては、第1図に示すように、アル
ミニウム箔(2)の外面に接着剤層(5)を介して印刷
層(6)が設けられ、さらにその外側に厚さ30μmの未
延伸ポリプロピレンよりなる保護被覆層(7)が設けら
れている。
ミニウム箔(2)の外面に接着剤層(5)を介して印刷
層(6)が設けられ、さらにその外側に厚さ30μmの未
延伸ポリプロピレンよりなる保護被覆層(7)が設けら
れている。
そして第3図と第4図に示すように、容器(10)の鍔部
(12)の容器本体開口周縁部寄り部分において、蓋(1
3)の熱封緘材層(14)に接合されるべき未延伸共押出
しフィルム(3)の表面側の第1フィルム層(3a)に切
り目(16)が鍔部(12)の全周をめぐるように設けられ
ている。
(12)の容器本体開口周縁部寄り部分において、蓋(1
3)の熱封緘材層(14)に接合されるべき未延伸共押出
しフィルム(3)の表面側の第1フィルム層(3a)に切
り目(16)が鍔部(12)の全周をめぐるように設けられ
ている。
上記本考案による食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容
器(10)に、デザートや調理済み食品等の内容物(図示
略)が収められたのち、下面に熱封緘材層(14)を有す
る蓋(13)が被せられて、容器(10)の鍔部(12)にお
ける共押出しフィルム(3)表面側の第1フィルム層
(3a)の切り目(16)より外側部分と、これに対応する
蓋(13)側の熱封緘層(14)部分とが加熱融着され、熱
封緘される。蓋(13)の周縁部の一側には、開封用摘み
部(15)が設けられている。
器(10)に、デザートや調理済み食品等の内容物(図示
略)が収められたのち、下面に熱封緘材層(14)を有す
る蓋(13)が被せられて、容器(10)の鍔部(12)にお
ける共押出しフィルム(3)表面側の第1フィルム層
(3a)の切り目(16)より外側部分と、これに対応する
蓋(13)側の熱封緘層(14)部分とが加熱融着され、熱
封緘される。蓋(13)の周縁部の一側には、開封用摘み
部(15)が設けられている。
この状態で、蓋(13)の開封用摘み部(15)を持って上
方に引くと、未延伸共押出しフィルム(3)の2つのフ
ィルム層(3a)(3b)間は約800g/15mm幅の接着強度で
離れ易い状態に密着しているので、同図に2点鎖線で示
すように、共押出しフィルム(3)のうち表面側の第1
フィルム層(3a)の切り目(16)より外側部分が、蓋
(13)の熱封緘材層(14)に接合されたまゝで、第2フ
ィルム層(3b)より簡単に剥され、イージー・ピールが
可能である。
方に引くと、未延伸共押出しフィルム(3)の2つのフ
ィルム層(3a)(3b)間は約800g/15mm幅の接着強度で
離れ易い状態に密着しているので、同図に2点鎖線で示
すように、共押出しフィルム(3)のうち表面側の第1
フィルム層(3a)の切り目(16)より外側部分が、蓋
(13)の熱封緘材層(14)に接合されたまゝで、第2フ
ィルム層(3b)より簡単に剥され、イージー・ピールが
可能である。
なお、上記実施例において、表面側の第1フィルム層
(3a)に設けられる切り目(16)の横断面形状は、図示
のものに限らず任意である。また図示のものは、鍔部
(12)の容器本体開口周縁部寄り部分において表面側の
第1フィルム層(3a)に切り目(16)が設けられている
が、このような切り目(16)は、鍔部(12)の容器本体
開口周縁部自体において第1フィルム層(3a)に設けら
れていてもよい。
(3a)に設けられる切り目(16)の横断面形状は、図示
のものに限らず任意である。また図示のものは、鍔部
(12)の容器本体開口周縁部寄り部分において表面側の
第1フィルム層(3a)に切り目(16)が設けられている
が、このような切り目(16)は、鍔部(12)の容器本体
開口周縁部自体において第1フィルム層(3a)に設けら
れていてもよい。
考案の効果 この考案による食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器
は、上述のように、容器本体およびこれの開口周縁部に
設けられた鍔部を備え、鍔部の表面側の第1フィルム層
が剥離可能となされていて、鍔部の容器本体開口周縁部
もしくは該周縁部寄り部分において、蓋の熱封緘材層に
接合されるべき表面側の第1フィルム層に切り目が鍔部
の全周をめぐるように設けられている食品包装用容器に
おいて、容器本体および鍔部が、厚さ40〜150μmのア
ルミニウム箔と、これの片面に接合された厚さ200〜400
μmの未延伸合成樹脂共押出しフィルムとよりなる積層
シートを未延伸合成樹脂共押出しフィルムを内側にして
冷間深絞り成形することにより形成されたものであり、
上記アルミニウム箔に接合された未延伸共押出しフィル
ムが、2層以上のフィルム層を有していて、表面側の第
1フィルム層が剥離可能となされているものであること
を特徴とするものである。
は、上述のように、容器本体およびこれの開口周縁部に
設けられた鍔部を備え、鍔部の表面側の第1フィルム層
が剥離可能となされていて、鍔部の容器本体開口周縁部
もしくは該周縁部寄り部分において、蓋の熱封緘材層に
接合されるべき表面側の第1フィルム層に切り目が鍔部
の全周をめぐるように設けられている食品包装用容器に
おいて、容器本体および鍔部が、厚さ40〜150μmのア
ルミニウム箔と、これの片面に接合された厚さ200〜400
μmの未延伸合成樹脂共押出しフィルムとよりなる積層
シートを未延伸合成樹脂共押出しフィルムを内側にして
冷間深絞り成形することにより形成されたものであり、
上記アルミニウム箔に接合された未延伸共押出しフィル
ムが、2層以上のフィルム層を有していて、表面側の第
1フィルム層が剥離可能となされているものであること
を特徴とするものである。
この考案の食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器によ
れば、容器本体および鍔部が、厚さ40〜150μmのアル
ミニウム箔と、これの片面に接合された厚さ200〜400μ
mの未延伸合成樹脂共押出しフィルムとよりなる積層シ
ートを、未延伸合成樹脂共押出しフィルム内側にして冷
間深絞り成形することにより形成せられたものであるか
ら、バリヤー性に優れていて、デザートや調理済み食品
等の内容物の保存を長期間有効に果すことができるとと
もに、高級感があり、かつデザイン性に優れている。し
かも強度が非常に高く、従って冷間深絞り成形のさいに
鍔部に凹凸を生じるようなことが全くなく、容器の仕上
がりがきれいであり、かつ冷間深絞り成形後、容器の使
用のさいに、衝撃等によって凹みが生じ難い。
れば、容器本体および鍔部が、厚さ40〜150μmのアル
ミニウム箔と、これの片面に接合された厚さ200〜400μ
mの未延伸合成樹脂共押出しフィルムとよりなる積層シ
ートを、未延伸合成樹脂共押出しフィルム内側にして冷
間深絞り成形することにより形成せられたものであるか
ら、バリヤー性に優れていて、デザートや調理済み食品
等の内容物の保存を長期間有効に果すことができるとと
もに、高級感があり、かつデザイン性に優れている。し
かも強度が非常に高く、従って冷間深絞り成形のさいに
鍔部に凹凸を生じるようなことが全くなく、容器の仕上
がりがきれいであり、かつ冷間深絞り成形後、容器の使
用のさいに、衝撃等によって凹みが生じ難い。
そのうえ、合成樹脂共押出しフィルムは、未延伸である
ため、方向性が少なく、従って冷間深絞り成形性が良好
で、冷間深絞り成形のさい、アルミニウム箔によく追従
して塑性変形するため、冷間絞り成形により成形される
ものであり、従って深さの深い食品包装用アルミニウム
箔樹脂積層容器の製造を非常に能率よく行なうことがで
きて、生産性にすぐれており、ひいては食品包装用アル
ミニウム箔樹脂積層容器を市場に安価に供給し得る。ま
た容器本体および鍔部は冷間深絞り成形により形成せら
れるため、設備コストが安くつくという効果を奏する。
ため、方向性が少なく、従って冷間深絞り成形性が良好
で、冷間深絞り成形のさい、アルミニウム箔によく追従
して塑性変形するため、冷間絞り成形により成形される
ものであり、従って深さの深い食品包装用アルミニウム
箔樹脂積層容器の製造を非常に能率よく行なうことがで
きて、生産性にすぐれており、ひいては食品包装用アル
ミニウム箔樹脂積層容器を市場に安価に供給し得る。ま
た容器本体および鍔部は冷間深絞り成形により形成せら
れるため、設備コストが安くつくという効果を奏する。
なおここで、上記アルミニウム箔の厚さは40〜150μm
であることが必須である。というのは、アルミニウム箔
の厚さが40μm未満であれば、容器の冷間深絞り成形時
に鍔部に凹凸が生じる。また150μmを越えると、アル
ミニウム材料の使用量が多くなり、経済的に不利である
からである。一方、このアルミニウム箔に接合される未
延伸合成樹脂共押出しフィルムの厚さ200〜400μmであ
ることが必須である。というのは、未延伸合成樹脂共押
出しフィルムの厚さが200μm未満では、該フィルムの
リジッド性が劣り、充分な強度が得られず、かつ冷間深
絞り成形後の仕上り形状がきれいでない。また400μm
を越えると、いわゆる復元性が大きく、冷間絞り成形が
不可能であり、容器の生産性が劣るからである。
であることが必須である。というのは、アルミニウム箔
の厚さが40μm未満であれば、容器の冷間深絞り成形時
に鍔部に凹凸が生じる。また150μmを越えると、アル
ミニウム材料の使用量が多くなり、経済的に不利である
からである。一方、このアルミニウム箔に接合される未
延伸合成樹脂共押出しフィルムの厚さ200〜400μmであ
ることが必須である。というのは、未延伸合成樹脂共押
出しフィルムの厚さが200μm未満では、該フィルムの
リジッド性が劣り、充分な強度が得られず、かつ冷間深
絞り成形後の仕上り形状がきれいでない。また400μm
を越えると、いわゆる復元性が大きく、冷間絞り成形が
不可能であり、容器の生産性が劣るからである。
なお、上記アルミニウム箔に接合された未延伸合成樹脂
フィルムは、合成樹脂の共押出しよりなるものであっ
て、2層以上のフィルム層を有していて、表面側の第1
フィルム層が剥離可能となされており、鍔部の容器本体
開口周縁部もしくは該周縁部寄り部分において、未延伸
合成樹脂共押出しフィルムの熱封緘材層に接合されるべ
き表面側の第1フィルム層に切り目が鍔部の全周をめぐ
るように設けられていて、熱封緘後、蓋を剥がすと、鍔
部において共押出しフィルムのうち第1フィルム層の切
り目より外側部分が蓋の熱封緘材層に接合されたまゝ簡
単に剥され、従って容器の開封が小異であり、使用に便
利である。切り目は第1フィルム層にのみ設けられてい
て、熱封緘後、包装容器の内容物がアルミニウム箔に触
れるようなことがなく、内容物の保存を長期間確実に行
なうことができるものである。
フィルムは、合成樹脂の共押出しよりなるものであっ
て、2層以上のフィルム層を有していて、表面側の第1
フィルム層が剥離可能となされており、鍔部の容器本体
開口周縁部もしくは該周縁部寄り部分において、未延伸
合成樹脂共押出しフィルムの熱封緘材層に接合されるべ
き表面側の第1フィルム層に切り目が鍔部の全周をめぐ
るように設けられていて、熱封緘後、蓋を剥がすと、鍔
部において共押出しフィルムのうち第1フィルム層の切
り目より外側部分が蓋の熱封緘材層に接合されたまゝ簡
単に剥され、従って容器の開封が小異であり、使用に便
利である。切り目は第1フィルム層にのみ設けられてい
て、熱封緘後、包装容器の内容物がアルミニウム箔に触
れるようなことがなく、内容物の保存を長期間確実に行
なうことができるものである。
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は本考案
の容器を構成する積層シートの部分拡大断面図、第2図
は本考案品の概略断面図、第3図は第2図の容器に蓋を
施した状態の要部拡大断面図、第4図は同容器の蓋を施
した状態の斜視図である。 (1)……積層シート、(2)……アルミニウム箔、
(3)……未延伸合成樹脂共押出しフィルム、(3a)…
…第1フィルム層、(3b)……第2フィルム層、(4)
(5)……接着剤層、(6)……印刷層、(7)……保
護被覆層、(10)……食品包装用アルミニウム箔樹脂積
層容器、(11)……容器本体、(12)……鍔部、(13)
……蓋、(14)……熱封緘材層。
の容器を構成する積層シートの部分拡大断面図、第2図
は本考案品の概略断面図、第3図は第2図の容器に蓋を
施した状態の要部拡大断面図、第4図は同容器の蓋を施
した状態の斜視図である。 (1)……積層シート、(2)……アルミニウム箔、
(3)……未延伸合成樹脂共押出しフィルム、(3a)…
…第1フィルム層、(3b)……第2フィルム層、(4)
(5)……接着剤層、(6)……印刷層、(7)……保
護被覆層、(10)……食品包装用アルミニウム箔樹脂積
層容器、(11)……容器本体、(12)……鍔部、(13)
……蓋、(14)……熱封緘材層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田村 英治 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−251363(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】容器本体(11)およびこれの開口周縁部に
設けられた鍔部(12)を備え、鍔部(12)の表面側の第
1フィルム層(3a)が剥離可能となされていて、鍔部
(12)の容器本体開口周縁部もしくは該周縁部寄り部分
において、蓋(13)の熱封緘材層(14)に接合されるべ
き表面側の第1フィルム層(3a)に切り目(16)が鍔部
(12)の全周をめぐるように設けられている食品包装用
容器において、容器本体(11)および鍔部(12)が、厚
さ40〜150μmのアルミニウム箔(2)と、これの片面
に接合された厚さ200〜400μmの未延伸合成樹脂共押出
しフィルム(3)とよりなる積層シート(1)を未延伸
合成樹脂共押出しフィルム(3)を内側にして冷間深絞
り成形することにより形成されたものであり、上記アル
ミニウム箔(2)に接合された未延伸共押出しフィルム
(3)が、2層以上のフィルム層(3a)(3b)を有して
いて、表面側の第1フィルム層(3a)が剥離可能となさ
れているものであることを特徴とする、食品包装用アル
ミニウム箔樹脂積層容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988090427U JPH0647773Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1988-07-06 | 食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18318987 | 1987-11-30 | ||
| JP62-183189 | 1987-11-30 | ||
| JP1988090427U JPH0647773Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1988-07-06 | 食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01141213U JPH01141213U (ja) | 1989-09-27 |
| JPH0647773Y2 true JPH0647773Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31718654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988090427U Expired - Lifetime JPH0647773Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1988-07-06 | 食品包装用アルミニウム箔樹脂積層容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647773Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62251363A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-11-02 | 出光石油化学株式会社 | 簡易ピ−ル容器 |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP1988090427U patent/JPH0647773Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01141213U (ja) | 1989-09-27 |
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