JPH0647821B2 - 連続地中壁の構築工法及び連続地中壁構築用鋼製パネル - Google Patents
連続地中壁の構築工法及び連続地中壁構築用鋼製パネルInfo
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- JPH0647821B2 JPH0647821B2 JP20970189A JP20970189A JPH0647821B2 JP H0647821 B2 JPH0647821 B2 JP H0647821B2 JP 20970189 A JP20970189 A JP 20970189A JP 20970189 A JP20970189 A JP 20970189A JP H0647821 B2 JPH0647821 B2 JP H0647821B2
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Description
本発明は、連続地中壁の構築工法及びその壁材として使
用する鋼製パネルに関する。
用する鋼製パネルに関する。
従来の一般の連続地中壁工法では、先行エレメントと後
行エレメントについてそれぞれ次のような作業が必要で
あった。 先行エレメント 先行エレメントの掘削。 インターロッキングパイプ及びジョイントパイプの建
込み。 鉄筋カゴの建込み。 コンクリートの打設。 後行エレメント 後行エレメントの掘削。 ジョイントボックスの引き抜き。 鉄筋カゴの建込み。 コンクリートの打設。
行エレメントについてそれぞれ次のような作業が必要で
あった。 先行エレメント 先行エレメントの掘削。 インターロッキングパイプ及びジョイントパイプの建
込み。 鉄筋カゴの建込み。 コンクリートの打設。 後行エレメント 後行エレメントの掘削。 ジョイントボックスの引き抜き。 鉄筋カゴの建込み。 コンクリートの打設。
そのため、次のような問題点があった。 (1)大深度の立杭を構築する場合、例えば鉄筋カゴの寸
法が幅1m、長さ6.3m、高さ50m程度となると、その
建込みのために、150tクラスの大型クレーンが必要で
あった。 (2)150tクラスの大型クレーンを使用する場合、100m
×200m程度の作業ヤードが必要であった。 (3)鉄筋カゴを組みたてるためのヤードとして、生材置
場,生材加工置場,鉄筋カゴ組立架台,鉄筋カゴ仮置場
等が必要なことから、役4500m2程度確保する必要があっ
た。 (4)泥水中でコンクリートを打ち継ぐので、水平継手付
近の止水性の確保が難しかった。 (5)設計上、掘削時に支保工の設置が必要であった。 (6)立杭掘削時、底盤に溜まった水を処理する排水設備
が必要であり、ポンプを掘削状況に合わせて移動しなけ
ればならず、作業性が悪かった。 (7)地上からボーリングしての底盤地盤改良では、施工
精度や土質状況により時々ボイリング,ヒービィングの
問題が発生することがあった。 (8)工事現場にて鉄筋加工及び鉄筋カゴの製作を行うの
で、現場毎に鉄筋工などの熟練工を集める必要があっ
た。 (9)鉄筋コンクリートのため、設計上立杭の壁厚がかな
り厚くなる傾向があった。 本発明は、大深度の連続壁を上記のような問題なく能率
的にかつ簡単にしかも作業性良く構築できるようにする
ことを目的とする。
法が幅1m、長さ6.3m、高さ50m程度となると、その
建込みのために、150tクラスの大型クレーンが必要で
あった。 (2)150tクラスの大型クレーンを使用する場合、100m
×200m程度の作業ヤードが必要であった。 (3)鉄筋カゴを組みたてるためのヤードとして、生材置
場,生材加工置場,鉄筋カゴ組立架台,鉄筋カゴ仮置場
等が必要なことから、役4500m2程度確保する必要があっ
た。 (4)泥水中でコンクリートを打ち継ぐので、水平継手付
近の止水性の確保が難しかった。 (5)設計上、掘削時に支保工の設置が必要であった。 (6)立杭掘削時、底盤に溜まった水を処理する排水設備
が必要であり、ポンプを掘削状況に合わせて移動しなけ
ればならず、作業性が悪かった。 (7)地上からボーリングしての底盤地盤改良では、施工
精度や土質状況により時々ボイリング,ヒービィングの
問題が発生することがあった。 (8)工事現場にて鉄筋加工及び鉄筋カゴの製作を行うの
で、現場毎に鉄筋工などの熟練工を集める必要があっ
た。 (9)鉄筋コンクリートのため、設計上立杭の壁厚がかな
り厚くなる傾向があった。 本発明は、大深度の連続壁を上記のような問題なく能率
的にかつ簡単にしかも作業性良く構築できるようにする
ことを目的とする。
本発明の構築工法では、壁材として縦長の鋼製パネルを
使用する。この鋼製パネルは、中空二重壁構造、つまり
内外の鋼板とその間の複数枚の鋼リブとで箱形をなし、
この箱形内部に軽量充填材を充填、または空洞部を形成
して浮力を持たせてある。この鋼製パネルを掘削溝の泥
水中に浮かせた状態で、鋼製パネル相互の鋼板の左右両
端及び上下両端を溶接等で連結することにより、鋼製パ
ネルを左右及び上下に順次継ぎ足しながら沈降させ、所
望の形体の鋼製二重壁体にして所定深度まで沈設した
後、該鋼製二重壁体の外周と上記掘削溝の内壁との間
に、コンクリートを打設またはその間の泥水を固化して
固定する。 鋼製パネルの継ぎ足しは千鳥状にすることが好ましい。 所定深度まで沈設後、鋼製パネルの箱形内部を除く内外
の鋼板の間にコンクリートを打設することができる。 内外の鋼板とその間の複数枚の鋼リブとで箱状部を形成
するとともに、この箱状部外へ突出する外側の鋼板に開
口部を設ければ、鋼製二重壁体の外周と掘削溝の内壁と
の間に、この開口部を通じてコンクリートを打設するこ
とができる。 鋼製パネルの内外の鋼板の左右両側縁に継手部を設ける
ことができる。
使用する。この鋼製パネルは、中空二重壁構造、つまり
内外の鋼板とその間の複数枚の鋼リブとで箱形をなし、
この箱形内部に軽量充填材を充填、または空洞部を形成
して浮力を持たせてある。この鋼製パネルを掘削溝の泥
水中に浮かせた状態で、鋼製パネル相互の鋼板の左右両
端及び上下両端を溶接等で連結することにより、鋼製パ
ネルを左右及び上下に順次継ぎ足しながら沈降させ、所
望の形体の鋼製二重壁体にして所定深度まで沈設した
後、該鋼製二重壁体の外周と上記掘削溝の内壁との間
に、コンクリートを打設またはその間の泥水を固化して
固定する。 鋼製パネルの継ぎ足しは千鳥状にすることが好ましい。 所定深度まで沈設後、鋼製パネルの箱形内部を除く内外
の鋼板の間にコンクリートを打設することができる。 内外の鋼板とその間の複数枚の鋼リブとで箱状部を形成
するとともに、この箱状部外へ突出する外側の鋼板に開
口部を設ければ、鋼製二重壁体の外周と掘削溝の内壁と
の間に、この開口部を通じてコンクリートを打設するこ
とができる。 鋼製パネルの内外の鋼板の左右両側縁に継手部を設ける
ことができる。
鋼製パネルは、軽量充填材を充填するところまで工場で
製作し、現場では組立作業を要することなくそのまま建
込むことができる。鋼製パネルは、軽量充填材または中
空部により浮力を与えられているので、泥水中に浮かせ
て重量を軽減し、小型のクレーンを使用して簡便に施工
できる。鋼製パネル相互は、その内外の鋼板を溶接等に
より連結できるため、施工性が非常に良く、また打ち継
ぎ部の止水性も良い。中空二重壁構造の鋼製パネルとコ
ンクリートとの剛性相乗効果により、構造性能も良好に
なる。
製作し、現場では組立作業を要することなくそのまま建
込むことができる。鋼製パネルは、軽量充填材または中
空部により浮力を与えられているので、泥水中に浮かせ
て重量を軽減し、小型のクレーンを使用して簡便に施工
できる。鋼製パネル相互は、その内外の鋼板を溶接等に
より連結できるため、施工性が非常に良く、また打ち継
ぎ部の止水性も良い。中空二重壁構造の鋼製パネルとコ
ンクリートとの剛性相乗効果により、構造性能も良好に
なる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第2図は本発明の工法において使用する鋼製パネルの一
例の斜視図である。先ず、この鋼製パネル1から説明す
ると、それは二枚の鋼矢板と角鋼管とを一体化したよう
な形態になっている。すなわち、左右両側縁に断面U字
状の継手部2をそれぞれ有する内外二枚の縦長の鋼板
(鋼矢板)3,4と、これと同じ上下長さの左右2枚の
鋼リブ5とを井桁状に一体成型して、中央に箱形部(角
鋼管)6、その左右に凹部7を形成し、箱形部6内に、
補強及び浮力を与えるための発泡コンクリート8を充填
したものである。鋼製パネル1を左右に継ぎ足したとき
円筒形になるように、外側の鋼板4の幅員は内側の鋼板
3より大きくなっている。図に示す鋼製パネル1では、
外側の鋼板4の左右両側部に、多数の開口部9が上下に
所定の間隔をおいて設けられている。この開口部9は、
後述するように左右の凹部7に充填されるコンクリート
を外部へ流出させるためのもので、これは全ての鋼製パ
ネル1に設ける必要はなく、全く設けていない鋼製パネ
ルや左右のいずれか一方側だけ設けた鋼製パネルもある
ものとする。 なお、発泡コンクリート8は多数の独立気泡を含むコン
クリートであって、例えば発泡剤を泡で作り、それとセ
メントミルクとを混練して箱形部6内で硬化させること
により容易に作ることができる。発泡コンクリート8で
はなく、通常のコンクリートを用いた場合には、それに
中空部10を形成して浮力を持たせる。また、同図では箱
形部6が一つのものを例示したが、第8図及び第10図に
示すように左右に複数連設したものでも良い。いずれの
形態の鋼製パネル1も工場で製作され、適宜の長さにし
て現場に持ち込まれる。 第3図は本発明の工法の作業手順の一例を示す説明図、
第1図はその途中の過程を詳細に示す斜視図である。第
3図において、(a)のようにパワーショベル11等で後記
ガイドウォールのための事前掘削を行い、(b)及び(c)の
ように掘削機12で孔の掘削を繰り返し、(d)のように泥
水13が入った所定深さのリング状の溝14を掘設する。 (d)のように鋼製パネル1をクレーン15で吊持した状態
で、鋼製パネル1同士の継手部2を溶接して鋼製パネル
1を左右に順次止水連結し、最下段の円筒形二重胴エレ
メント161を形成する。そしてこれをクレーン15で吊持
したまま泥水13中に浮かべる。円周方向に隣接する鋼製
パネル1相互は、それらの凹部7を連続させて縦長の空
洞を形成するが、図の例では、開口部9のある鋼製パネ
ル1と、それが無いまたは片側だけある鋼製パネル1と
を併用することから、開口部9のある空洞17とそれが無
い空洞18とができる。最下段の円筒形二重胴エレメント
161に限っては、開口部9の無い空洞17の下端を密閉し
ておく。 次に、最下段の円筒形二重胴エレメント161の鋼製パネ
ル1の上端に、(e)のように2段目の鋼製パネル1の下
端を溶接し、さらに2段目でも同様にクレーン15で鋼製
パネル1を吊持したまま継手部2においても左右に連結
して、2段目の円筒形二重胴エレメント162を継ぎ足
し、2段の円筒形二重胴エレメント161,162が連続した
円筒形の鋼製二重壁体である二重胴殻16を構成する。こ
の場合、上下の鋼製パネル1の継ぎ目は強度を考慮して
千鳥配列になるように、しかも開口部9のある空洞17と
それが無い空洞18とがそれぞれ別々に上下に連続するよ
うにする。 開口部9が無い空洞18中に注水して上記二重胴殻16を、
(f)のように所要深さまでガイドリング19(第1図)で
案内して沈降させ、この状態で3段目の円筒形二重胴エ
レメント163を継ぎ足し、以下同様の作業を繰り返して
(h)のように、設計段数の円筒形二重胴エレメントによ
る二重胴殻16を所定深度まで沈設する。なお、二重胴殻
16の重量が、その自重だけで泥水13中に自然に沈設して
いく重さの場合には、例えばエアーパッカ等により外部
から浮力を与えるか、またはガイドリング19に支持して
泥水13中に浮かせた状態に保持し、継ぎ足し作業を行
う。また、第2図に示すような中空部10を設けた鋼製パ
ネルについては、この中空部10に注水して沈降させるこ
とができる。この場合は、開口部9の無い空洞18は必ず
しも必要ではない。 上記の如く所定深度までの沈降が終了したら、開口部9
が無い空洞18中の水を排水し、必要に応じてその空洞18
中に第4図のようにコンクリート20を打設し、剛性の強
化を図る。なお、21はガイドウォールである。また、開
口部9のある空洞17中にトレミー管22からコンクリート
を注入し、そのコンクリートを開口部9を通じて流出さ
せ、二重胴殻16と溝14の内壁との間及び空洞17内に第5
図のようにコンクリート23を打設するか、またはこれら
の中の泥水を固化させ、二重胴殻16を地中に固定する。
これによって、鋼製の二重壁構造をなす全体円筒形の連
続地中壁24が構築される。 次に、第6図に示すようにこの連続地中壁24の所要箇所
に残しておいた空間部(空洞)25から、地盤改良用の水
平ボーリング装置26及び地上への配管27を設置し、連続
地中壁24で囲まれた底盤28の地盤改良を行う。 この後、第7図に示すように連続地中壁24で囲まれた地
盤を地上から掘削する。この場合、連続地中壁24の鋼製
内壁に垂直連続排土装置(トレリフタ)29及び自動掘削
機30を取り付けて無人施工することができる。また、底
盤28の水の処理に関しては、空間部25内に排水ポンプ31
を設置し、連続地中壁24の鋼製内壁に設けたストレーナ
32を通して吸い出す。さらに、連続地中壁24の鋼製内壁
には、エレベータ33や階段等を設けることもできる。 上記の実施例では、リング状の連続した溝14を掘削した
後、その中に、円筒形に連結した鋼製パネル1を順次上
に継ぎ足しながら沈設したが、溝を始めからリング状に
連続させないで円周分割して掘削し、その掘削した溝に
所定深度まで鋼製パネル1を沈設した後、その溝の掘削
と鋼製パネル1の沈設を交互に繰り返して最終的に円筒
形に連続させる方法もある。 第8図及び第9図はその一例で、所要の幅員の溝34を掘
削した後、その溝34内にクレーンで吊持した第1番目の
鋼製パネル11を挿入し、これを泥水中に浮かせて例え
ばガイドリング35で所要の深さに固定しておき、次の第
2番目の鋼製パネル12を継手部2において左側または
右側に継ぎ、同じ要領で第3番目の鋼製パネル13を継
ぐ。このようにして連結された3枚の鋼製パネル11〜
13を1エレメントとして、その上に次のエレメントを
順次継ぎ足す。所定深さまで沈設したら、両側の鋼製パ
ネル11,13の継手部2付近にモルタルジャケット36
を設置し、該モルタルジャケット36で囲まれた間隙37の
泥水を固化させる。これによって1区画分の鋼製二重壁
体が構成される。モルタルジャケット36の遮蔽具38は、
吊治具39、吊ロープ40、クレーンフック41を使用して泥
水が固化するまで吊持しておく。泥水固化後、次の隣接
する溝を掘削し、この溝内において上記と同様に鋼製パ
ネル11〜13を連結し、さらに上に継ぎ足す。この場
合、既に設置されている1区画分の鋼製二重壁体と継手
部2で連結する。以下、溝の掘削と鋼製パネル11〜1
3の連結・継ぎ足しを交互に繰り返し、円筒形に連続し
た連続地中壁を構築する。 第10図及び第11は同様に円周分割による方法であるが、
第8図及び第9図に示した例とは継手部2の処理が異な
る。すなわち、両端の鋼製パネル11,13の継手部2
にグリース等を詰めてここでは泥水固化が生じないよう
にしておき、1区画分の鋼製二重壁体を構成後、その全
周の泥水42を固化させる。鋼製二重壁体を固定した後、
第11図のように両端の鋼製パネル11,13の継手部2
について、それをガイドとしてジェットクリーナ等の洗
浄機43を取り付け移動させ、該継手部2の周囲の泥水固
化材を撤去する。 なお、溝の掘削時に何等かのトラブルで掘削部をそのま
まの状態で長時間維持する必要がある場合、または掘削
部が崩壊しやすい場合には、撹拌によりゲル状態を解放
する性質のゲル化剤(いわゆるケミカルゲル薬)を使用
して泥水をゲル化して安定させると良い。そのゲル化泥
水は適時に撹拌機で撹拌して元の泥水に戻す。この場
合、撹拌機は鋼製二重壁体に取り付けることができる。 なお、本発明は全体円筒形の連続地中壁を構築する場合
に限らず、矩形や楕円形などの他の形状の連続地中壁を
構築する場合にも広く適用できるものである。
る。 第2図は本発明の工法において使用する鋼製パネルの一
例の斜視図である。先ず、この鋼製パネル1から説明す
ると、それは二枚の鋼矢板と角鋼管とを一体化したよう
な形態になっている。すなわち、左右両側縁に断面U字
状の継手部2をそれぞれ有する内外二枚の縦長の鋼板
(鋼矢板)3,4と、これと同じ上下長さの左右2枚の
鋼リブ5とを井桁状に一体成型して、中央に箱形部(角
鋼管)6、その左右に凹部7を形成し、箱形部6内に、
補強及び浮力を与えるための発泡コンクリート8を充填
したものである。鋼製パネル1を左右に継ぎ足したとき
円筒形になるように、外側の鋼板4の幅員は内側の鋼板
3より大きくなっている。図に示す鋼製パネル1では、
外側の鋼板4の左右両側部に、多数の開口部9が上下に
所定の間隔をおいて設けられている。この開口部9は、
後述するように左右の凹部7に充填されるコンクリート
を外部へ流出させるためのもので、これは全ての鋼製パ
ネル1に設ける必要はなく、全く設けていない鋼製パネ
ルや左右のいずれか一方側だけ設けた鋼製パネルもある
ものとする。 なお、発泡コンクリート8は多数の独立気泡を含むコン
クリートであって、例えば発泡剤を泡で作り、それとセ
メントミルクとを混練して箱形部6内で硬化させること
により容易に作ることができる。発泡コンクリート8で
はなく、通常のコンクリートを用いた場合には、それに
中空部10を形成して浮力を持たせる。また、同図では箱
形部6が一つのものを例示したが、第8図及び第10図に
示すように左右に複数連設したものでも良い。いずれの
形態の鋼製パネル1も工場で製作され、適宜の長さにし
て現場に持ち込まれる。 第3図は本発明の工法の作業手順の一例を示す説明図、
第1図はその途中の過程を詳細に示す斜視図である。第
3図において、(a)のようにパワーショベル11等で後記
ガイドウォールのための事前掘削を行い、(b)及び(c)の
ように掘削機12で孔の掘削を繰り返し、(d)のように泥
水13が入った所定深さのリング状の溝14を掘設する。 (d)のように鋼製パネル1をクレーン15で吊持した状態
で、鋼製パネル1同士の継手部2を溶接して鋼製パネル
1を左右に順次止水連結し、最下段の円筒形二重胴エレ
メント161を形成する。そしてこれをクレーン15で吊持
したまま泥水13中に浮かべる。円周方向に隣接する鋼製
パネル1相互は、それらの凹部7を連続させて縦長の空
洞を形成するが、図の例では、開口部9のある鋼製パネ
ル1と、それが無いまたは片側だけある鋼製パネル1と
を併用することから、開口部9のある空洞17とそれが無
い空洞18とができる。最下段の円筒形二重胴エレメント
161に限っては、開口部9の無い空洞17の下端を密閉し
ておく。 次に、最下段の円筒形二重胴エレメント161の鋼製パネ
ル1の上端に、(e)のように2段目の鋼製パネル1の下
端を溶接し、さらに2段目でも同様にクレーン15で鋼製
パネル1を吊持したまま継手部2においても左右に連結
して、2段目の円筒形二重胴エレメント162を継ぎ足
し、2段の円筒形二重胴エレメント161,162が連続した
円筒形の鋼製二重壁体である二重胴殻16を構成する。こ
の場合、上下の鋼製パネル1の継ぎ目は強度を考慮して
千鳥配列になるように、しかも開口部9のある空洞17と
それが無い空洞18とがそれぞれ別々に上下に連続するよ
うにする。 開口部9が無い空洞18中に注水して上記二重胴殻16を、
(f)のように所要深さまでガイドリング19(第1図)で
案内して沈降させ、この状態で3段目の円筒形二重胴エ
レメント163を継ぎ足し、以下同様の作業を繰り返して
(h)のように、設計段数の円筒形二重胴エレメントによ
る二重胴殻16を所定深度まで沈設する。なお、二重胴殻
16の重量が、その自重だけで泥水13中に自然に沈設して
いく重さの場合には、例えばエアーパッカ等により外部
から浮力を与えるか、またはガイドリング19に支持して
泥水13中に浮かせた状態に保持し、継ぎ足し作業を行
う。また、第2図に示すような中空部10を設けた鋼製パ
ネルについては、この中空部10に注水して沈降させるこ
とができる。この場合は、開口部9の無い空洞18は必ず
しも必要ではない。 上記の如く所定深度までの沈降が終了したら、開口部9
が無い空洞18中の水を排水し、必要に応じてその空洞18
中に第4図のようにコンクリート20を打設し、剛性の強
化を図る。なお、21はガイドウォールである。また、開
口部9のある空洞17中にトレミー管22からコンクリート
を注入し、そのコンクリートを開口部9を通じて流出さ
せ、二重胴殻16と溝14の内壁との間及び空洞17内に第5
図のようにコンクリート23を打設するか、またはこれら
の中の泥水を固化させ、二重胴殻16を地中に固定する。
これによって、鋼製の二重壁構造をなす全体円筒形の連
続地中壁24が構築される。 次に、第6図に示すようにこの連続地中壁24の所要箇所
に残しておいた空間部(空洞)25から、地盤改良用の水
平ボーリング装置26及び地上への配管27を設置し、連続
地中壁24で囲まれた底盤28の地盤改良を行う。 この後、第7図に示すように連続地中壁24で囲まれた地
盤を地上から掘削する。この場合、連続地中壁24の鋼製
内壁に垂直連続排土装置(トレリフタ)29及び自動掘削
機30を取り付けて無人施工することができる。また、底
盤28の水の処理に関しては、空間部25内に排水ポンプ31
を設置し、連続地中壁24の鋼製内壁に設けたストレーナ
32を通して吸い出す。さらに、連続地中壁24の鋼製内壁
には、エレベータ33や階段等を設けることもできる。 上記の実施例では、リング状の連続した溝14を掘削した
後、その中に、円筒形に連結した鋼製パネル1を順次上
に継ぎ足しながら沈設したが、溝を始めからリング状に
連続させないで円周分割して掘削し、その掘削した溝に
所定深度まで鋼製パネル1を沈設した後、その溝の掘削
と鋼製パネル1の沈設を交互に繰り返して最終的に円筒
形に連続させる方法もある。 第8図及び第9図はその一例で、所要の幅員の溝34を掘
削した後、その溝34内にクレーンで吊持した第1番目の
鋼製パネル11を挿入し、これを泥水中に浮かせて例え
ばガイドリング35で所要の深さに固定しておき、次の第
2番目の鋼製パネル12を継手部2において左側または
右側に継ぎ、同じ要領で第3番目の鋼製パネル13を継
ぐ。このようにして連結された3枚の鋼製パネル11〜
13を1エレメントとして、その上に次のエレメントを
順次継ぎ足す。所定深さまで沈設したら、両側の鋼製パ
ネル11,13の継手部2付近にモルタルジャケット36
を設置し、該モルタルジャケット36で囲まれた間隙37の
泥水を固化させる。これによって1区画分の鋼製二重壁
体が構成される。モルタルジャケット36の遮蔽具38は、
吊治具39、吊ロープ40、クレーンフック41を使用して泥
水が固化するまで吊持しておく。泥水固化後、次の隣接
する溝を掘削し、この溝内において上記と同様に鋼製パ
ネル11〜13を連結し、さらに上に継ぎ足す。この場
合、既に設置されている1区画分の鋼製二重壁体と継手
部2で連結する。以下、溝の掘削と鋼製パネル11〜1
3の連結・継ぎ足しを交互に繰り返し、円筒形に連続し
た連続地中壁を構築する。 第10図及び第11は同様に円周分割による方法であるが、
第8図及び第9図に示した例とは継手部2の処理が異な
る。すなわち、両端の鋼製パネル11,13の継手部2
にグリース等を詰めてここでは泥水固化が生じないよう
にしておき、1区画分の鋼製二重壁体を構成後、その全
周の泥水42を固化させる。鋼製二重壁体を固定した後、
第11図のように両端の鋼製パネル11,13の継手部2
について、それをガイドとしてジェットクリーナ等の洗
浄機43を取り付け移動させ、該継手部2の周囲の泥水固
化材を撤去する。 なお、溝の掘削時に何等かのトラブルで掘削部をそのま
まの状態で長時間維持する必要がある場合、または掘削
部が崩壊しやすい場合には、撹拌によりゲル状態を解放
する性質のゲル化剤(いわゆるケミカルゲル薬)を使用
して泥水をゲル化して安定させると良い。そのゲル化泥
水は適時に撹拌機で撹拌して元の泥水に戻す。この場
合、撹拌機は鋼製二重壁体に取り付けることができる。 なお、本発明は全体円筒形の連続地中壁を構築する場合
に限らず、矩形や楕円形などの他の形状の連続地中壁を
構築する場合にも広く適用できるものである。
本発明の効果を以下に列記する。 重量のある鉄筋カゴの代わりに中空二重壁構造の鋼製
パネルを使用し、これを泥水中に浮かせて継ぎ足してい
くので、従来は150tクラスのクレーンが必要であった
ところ、50tクラスのクレーンでも作業が可能であり、
大深度の連続地中壁を能率的に施工でき、かつ作業スペ
ースも小さくて済む。 鋼製パネルは工場で製作でき、しかも泥水中への沈降
に伴い順次継ぎ足すことができるので、鉄筋カゴの現場
組立のような大きな作業スペースは不要で、その分だけ
でも作業スペースを2〜3割程度縮小できる。 構築された壁の中空部を利用して排水設備や底盤改良
用水平ボーリング設備を設置できる。 鋼製パネルは工場で製作するので、均一な品質の壁体
ができる。 継手部は完全溶接できるので、連壁として完全な止水
性が確保できる。 鋼製パネルの製作は現場作業とは別工程でできるの
で、工事現場での工程を約2分の1に短縮できる。 階段やエレベータ等の昇降設備を、連続地中壁の鋼製
内壁を利用して正確かつ確実に取り付けることができ
る。 壁・躯体継手がある場合、所定の位置に配置できる。 壁にかかる応力を鋼製連壁の円周方向にも伝達させ、
構造物全体で応力を受ける形とし、切梁・腹起しを使用
しないで、短期間で掘削ができる。
パネルを使用し、これを泥水中に浮かせて継ぎ足してい
くので、従来は150tクラスのクレーンが必要であった
ところ、50tクラスのクレーンでも作業が可能であり、
大深度の連続地中壁を能率的に施工でき、かつ作業スペ
ースも小さくて済む。 鋼製パネルは工場で製作でき、しかも泥水中への沈降
に伴い順次継ぎ足すことができるので、鉄筋カゴの現場
組立のような大きな作業スペースは不要で、その分だけ
でも作業スペースを2〜3割程度縮小できる。 構築された壁の中空部を利用して排水設備や底盤改良
用水平ボーリング設備を設置できる。 鋼製パネルは工場で製作するので、均一な品質の壁体
ができる。 継手部は完全溶接できるので、連壁として完全な止水
性が確保できる。 鋼製パネルの製作は現場作業とは別工程でできるの
で、工事現場での工程を約2分の1に短縮できる。 階段やエレベータ等の昇降設備を、連続地中壁の鋼製
内壁を利用して正確かつ確実に取り付けることができ
る。 壁・躯体継手がある場合、所定の位置に配置できる。 壁にかかる応力を鋼製連壁の円周方向にも伝達させ、
構造物全体で応力を受ける形とし、切梁・腹起しを使用
しないで、短期間で掘削ができる。
第1図は本発明の工法の一例の斜視図、第2図は本発明
による鋼製パネルの一例の斜視図、第3図(a)〜(h)は本
発明の工法の作業手順の一例を示す説明図、第4図はそ
れにおけるコンクリート打設状態の断面図、第5図はコ
ンクリート打設及び泥水固化後の状態を示す平面図、第
6図は連続地中壁構築後の底盤の地盤改良状態を示す断
面図、第7図は立杭堀削状態を示す断面図、第8図及び
第9図は本発明の工法の他の例の平面図及び断面図、第
10図及び第11図はさらに別の例の平面図である。 1……鋼製パネル、2……継手部、3,4……内外の鋼
板、5……鋼リブ、6……箱形部、8……発泡コンクリ
ート、9……開口部、10……中空部、13……泥水、14,
34……溝。
による鋼製パネルの一例の斜視図、第3図(a)〜(h)は本
発明の工法の作業手順の一例を示す説明図、第4図はそ
れにおけるコンクリート打設状態の断面図、第5図はコ
ンクリート打設及び泥水固化後の状態を示す平面図、第
6図は連続地中壁構築後の底盤の地盤改良状態を示す断
面図、第7図は立杭堀削状態を示す断面図、第8図及び
第9図は本発明の工法の他の例の平面図及び断面図、第
10図及び第11図はさらに別の例の平面図である。 1……鋼製パネル、2……継手部、3,4……内外の鋼
板、5……鋼リブ、6……箱形部、8……発泡コンクリ
ート、9……開口部、10……中空部、13……泥水、14,
34……溝。
フロントページの続き (72)発明者 鶴岡 進 東京都港区北青山2丁目5番8号 株式会 社間組内 (56)参考文献 特開 昭63−70713(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】内外の鋼板とその間の複数枚の鋼リブとで
箱形をなす縦長の鋼製パネルの箱形内部に軽量充填材を
充填、または空洞部を形成して浮力を持たせ、該鋼製パ
ネルを掘削溝の泥水中に浮かせた状態で、鋼製パネル相
互の鋼板の左右両端及び上下両端を溶接等で連結するこ
とにより、鋼製パネルを左右及び上下に順次継ぎ足しな
がら沈降させ、所望の形体の鋼製二重壁体にして所定深
度まで沈設した後、該鋼製二重壁体の外周と上記掘削溝
の内壁との間に、コンクリートを打設またはその間の泥
水を固化することを特徴とする連続地中壁の構築工法。 - 【請求項2】鋼製パネルを千鳥状に継ぎ足しながら沈降
させることを特徴とする請求項1記載の連続地中壁の構
築工法。 - 【請求項3】鋼製二重壁体にして所定深度まで沈設した
後、鋼製パネルの箱形内部を除く内外の鋼板の間にコン
クリートを打設することを特徴とする請求項1または2
に記載の連続地中壁の構築工法。 - 【請求項4】内外の鋼板とその間の複数枚の鋼リブとで
箱状部を形成するとともに、この箱状部外へ突出する外
側の鋼板に開口部を設けた縦長の鋼製パネルを使用し、
その箱状部に軽量充填材を充填、または空洞部を形成し
て浮力を持たせ、該鋼製パネルを掘削溝の泥水中に浮か
せた状態で、鋼製パネル相互の鋼板の左右両端及び上下
両端を溶接等で連結することにより、鋼製パネルを左右
及び上下に順次継ぎ足しながら沈降させ、所望の形体の
鋼製二重壁体にして所定深度まで沈設した後、該鋼製二
重壁体の外周と上記掘削溝の内壁との間に、上記開口部
を通じてコンクリートを打設することを特徴とする連続
地中壁の構築工法。 - 【請求項5】縦長の内外二枚の鋼板を複数枚の鋼リブで
連結して箱状部を形成するとともに、この箱状部外へ突
出する外側の鋼板に開口部を設け、この箱状部内に軽量
充填材を充填しまたは空洞部を形成して浮力を持たせ、
上記内外の鋼板の左右両側縁に継手部を設けたことを特
徴とする連続地中壁構築用鋼製パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20970189A JPH0647821B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 連続地中壁の構築工法及び連続地中壁構築用鋼製パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20970189A JPH0647821B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 連続地中壁の構築工法及び連続地中壁構築用鋼製パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0376922A JPH0376922A (ja) | 1991-04-02 |
| JPH0647821B2 true JPH0647821B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=16577205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20970189A Expired - Fee Related JPH0647821B2 (ja) | 1989-08-15 | 1989-08-15 | 連続地中壁の構築工法及び連続地中壁構築用鋼製パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647821B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013163906A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Giken Seisakusho Co Ltd | 鋼管杭 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0649524U (ja) * | 1992-12-02 | 1994-07-08 | 房夫 坂野 | 近接線上に構築される連結壁 |
-
1989
- 1989-08-15 JP JP20970189A patent/JPH0647821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013163906A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Giken Seisakusho Co Ltd | 鋼管杭 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0376922A (ja) | 1991-04-02 |
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