JPH0647978A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0647978A
JPH0647978A JP20382892A JP20382892A JPH0647978A JP H0647978 A JPH0647978 A JP H0647978A JP 20382892 A JP20382892 A JP 20382892A JP 20382892 A JP20382892 A JP 20382892A JP H0647978 A JPH0647978 A JP H0647978A
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belt
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隆司 野島
Tetsuo Suzuki
哲夫 鈴木
Hiroyuki Saito
広行 斉藤
Masahiro Taniguro
昌宏 谷黒
Soichi Hiramatsu
壮一 平松
Haruyuki Yanagi
治幸 柳
Satoshi Saikawa
悟志 才川
Hideaki Kawakami
英明 川上
Hiroyuki Kinoshita
啓之 木下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリッジ駆動源からの震動により印字不良
や騒音発生をおこさないための接合を駆動手段とキャリ
ッジとに有する。 【構成】 記録装置のキャリッジには、凹状の隙間を形
成するように対向して第1の凸部としてのベルト接合部
と、第2の凸部としてのベルト接合部が形成されてい
る。この第1の凸部にはタイミングベルトの歯と噛み合
うように凹凸は形成されており、第1の凸部と第2の凸
部との溝の距離はタイミングベルトの厚みより0.1m
mから0.5mmの隙間を設けて形成されている。この
隙間にタイミングベルトを第1の凸部の凹凸に合わせて
挿入し、これから外れないようにタイミングベルトに押
し込むように接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本発明は記録装置のキャリッジ走査
用のタイミングベルトとそのキャリッジとの接合部に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
などの記録装置は、転送されていく画像情報に基づい
て、記録ヘッドのエネルギー発生体を駆動することによ
り、紙やプラスチック薄板などの記録媒体にドットパッ
ターンからなる画像を記録する構成となっている。
【0003】その記録装置には、記録方式により、イン
クジェット方式、ワイヤードット方式、サーマル方式、
レーザービーム方式などがある。
【0004】また、記録機構の構成により、フルマルチ
型とシリアル型に分類されており、フルマルチ型は、記
録幅全域にわたる記録手段を有し、用紙を副走査方向に
移動させて記録を行ない、シリアル型は、主走査を行な
うキャリッジに搭載された記録手段を走査し、用紙を副
走査方向に移動させて記録を行なう。
【0005】特にシリアル型の記録装置は、幅広の記録
手段が必要でないため装置が安価になる、このため現在
広く普及している。
【0006】シリアル型の主走査手段であるキャリッジ
は、通常モーターなどの駆動源よりプーリを介してベル
トのより駆動される。このベルトは通常2個のプーリに
よって取り付けられており、たるみを防止するため片側
のプーリによってテンションが加えられている。
【0007】そして、より高精度の主走査を行なうため
ベルトとプーリに凹凸形状を設けた、いわゆる歯付タイ
ミングベルト(以下、「ベルト」という)およびタイミ
ングプーリを用いスリップなどの印字不良を防止するも
のが一般的である。
【0008】このような記録装置におけるベルトとキャ
リッジの接合方法は、様々な方法が考案されており、い
ずれの接合方法もキャリッジのベルト接合部にガタの無
いように接合されている。
【0009】図10は、従来の記録装置のベルト接合部
を示した概略構成図である。
【0010】図に示すようにキャリッジ1には凹状の隙
間を有するベルト接合部2が一体的に形成されており、
ベルトの厚みより若干広めの間隔で凹状の隙間が設けら
れている。この凹状の隙間を形成している凸部のうち一
つには、ベルトの歯に噛み合うように凹凸が形成されて
おり、この凹状の隙間にベルト3を挿入して円柱状の固
定ピン4を圧入することによりベルト3をキャリッジ1
に固定する。
【0011】ベルト接合部2の凹状の隙間とベルト1と
の接合方法は、ゴムなどの弾性部材より作られるベルト
1をピン4で押し付けることによりキャリッジ1とベル
ト3はガタの無いように接合される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置におけるベルトとキャリッジの接合
方法では、以下のような欠点がある。ベルトによる駆動
方式では、キャリッジの駆動源であるキャリッジモータ
ーの震動によりベルトが震動したり、あるいは歯付きタ
イミングプーリとベルトが噛み合うときに発生する震動
によりベルトが震動したりする。この震動は、キャリッ
ジが堅固に固定されているためキャリッジに搭載されて
いる記録ヘッドにまで伝達されることがある。このた
め、印字不良の原因となったり、またキャリッジに組み
込まれている部品が共振するなどの騒音発生の原因とな
るという問題点がある。
【0013】特にキャリッジ駆動モーターにステッピン
グモーターを用いた場合、駆動時の震動が発生しやすい
傾向がある。
【0014】本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑
みてなされたものであり、キャリッジ駆動源からの震動
により印字不良や騒音発生をおこさないための接合を駆
動手段とキャリッジとに有する記録装置を提供すること
を目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の記録装置は、記録媒体を搬送するための搬送
手段と、前記記録媒体に像を記録するための記録手段
と、前記記録手段を搭載して移動可動なキャリッジと、
前記キャリッジを移動させるために駆動源からの動力を
前記キャリッジに伝達するための伝達手段とを有する記
録装置において、前記伝達手段と前記キャリッジとの接
合部が震動吸収構造であることを特徴とする。
【0016】また、前記伝達手段は歯付きのタイミング
ベルトであることを特徴とする。
【0017】そして、前記タイミングベルトと前記キャ
リッジとの接合部は、タイミングベルトの歯が噛み合う
ような凹凸が形成された第1の凸部と、タイミングベル
トの厚さより0.1mmから0.5mm離れた位置に設
けた第2の凸部とからなる凹状の溝が前記キャリッジに
形成されており、この溝にタイミングベルトを緩挿して
前記タイミングベルトと前記キャリッジとが接合してな
ることを特徴とするものであったり、前記タイミングベ
ルトと前記キャリッジの接合部は、タイミングベルトの
歯が噛み合うような凹凸が形成された第1の凸部と、タ
イミングベルトの厚さより離れた位置に設けた第2の凸
部とからなる凹状の溝が前記キャリッジに形成されてお
り、この溝に前記タイミングベルトが挿入された前記第
2の凸部と前記タイミングベルトとの隙間に弾性体を挿
入して前記タイミングベルトと前記キャリッジとが接合
してなることを特徴とするもので、前記弾性体はゴム部
材または板ばね部材であることを特徴とするものであ
る。
【0018】さらには、記録媒体を搬送するための搬送
手段と、前記記録媒体に像を記録するための記録手段
と、前記記録手段を搭載して移動可動なキャリッジと、
前記キャリッジを移動させるために駆動源からの動力を
前記キャリッジに伝達するための伝達手段とを有する記
録装置において、前記伝達手段と前記キャリッジとの接
合部が震動吸収体を介して前記キャリッジに接合してい
ることを特徴とするものや、前記震動吸収体と前記キャ
リッジとの接合は回転自在に取り付けられているを特徴
とするもので、前記接合部の一部または全部が弾性部材
で構成したことを特徴とするものであったり、前記震動
吸収体と前記接合部はバネ部材を介して取り付けられて
いることを特徴とするものである。
【0019】上述した記録装置の記録手段は、インク吐
出用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体をそ
なえていることを特徴とし、前記電気熱変換体によって
印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰
を利用して吐出口よりインクを吐出させることを特徴と
する。
【0020】
【作用】上記のとおり構成された本発明に係る伝達手段
とキャリッジとの接合部は、前記キャリッジに形成され
た第1の凸部と第2の凸部とからなる凹状の溝に、タイ
ミングベルトが第1の凸部に形成された凹凸と噛み合う
ように挿入され、タイミングベルトの歯の反対側の背と
第2の凸部との隙間に空間が設けられたり、弾性体が挿
入されることにより、前記接合部が震動吸収構造とな
る。
【0021】また、前記伝達手段との接合部とキャリッ
ジとの接合が震動吸収体を介して接合することにより、
伝達手段からの震動がキャリッジに伝わらなくなる。
【0022】
【実施例】以下、上記ベルト接合手段を適用した本発明
の実施例について図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の記録装置の全体斜視図で
ある。この図をもとに全体構成について説明する。AS
F(AUTO SEET FEEDER)110に複数
枚積載された不図示の記録シートは給紙命令に応じて順
次不図示の分離機構により1枚づつ記録部に給紙され
る。
【0024】ASF110から1枚づつ送られた記録シ
ートは紙送りローラー113とピンチローラー116で
ニップされ、紙送りギア114によって連結した紙送り
モーター112からの駆動により紙送りローラー112
が回転し記録シートが搬送される。
【0025】記録の終了した記録シートの排紙ローラー
115と不図示の排紙ピンチローラーによって排紙され
る。
【0026】記録ヘッド102は記録シートに対向する
ようキャリッジ101に搭載されており、キャリッジ1
01は円形断面のガイドシャフト103及び同じく円形
断面のリアガイド軸111によって摺動自在に取り付け
られている。
【0027】キャリッジモーター107が回転すると、
キャリッジモーター107に取り付けられた外周面にタ
イミングベルト109と噛み合う凹凸が形成されたモー
タープーリ108が回転し、動力はタイミングベルト1
09に伝わる。このタイミングベルト109はモーター
プーリ108とプーリホルダ105に回転自在に取り付
けられていたアイドルプーリ104との間に掛けられ、
テンションバネ106によって弛みの無いよう適当な張
力をもって張られている。タイミングベルト109はキ
ャリッジ101に後述の接合方法によって接合され、記
録信号に応じてキャリッジ101を走査しつつ記録ヘッ
ド102を駆動させて適宜記録を行なう。
【0028】(第1実施例)図2は、本発明のベルト接
合部の第1実施例を示す拡大詳細図である。
【0029】キャリッジ101には第1の凸部としての
ベルト接合部201及び第2の凸部としての202とか
らなる凹状の隙間が一体的に形成されている。これらの
うちベルト接合部201にはタイミングベルト109の
凹凸と噛み合うように凹凸が形成され、ベルト接合部2
01と対向する位置には間隔Bを隔ててベルト接合部2
02が形成されている。
【0030】ベルト接合部201及び202の間隔Bは
タイミングベルト109の厚みAより厚く、A<Bの関
係になり、かつタイミングベルト109の歯の厚みをC
とし、タイミングベルト109をベルト接合部201及
び202の間隔に挿入したときのタイミングベルト10
9の凹凸と反対側の背とベルト接合部202との間隔を
Dとすると、C>Dの関係になるように設定してベルト
接合部201とベルト接合部202の間隔Aを決定し設
計されている。
【0031】例えばA=1.3mm、C=0.75mm
のタイミングベルト109を使用する場合は、D=0.
1〜0.5mm程度に設定するのが望ましい。
【0032】図3は、キャリッジとの接合関係を示す概
略構成図である。
【0033】タイミングベルト109、アイドルプーリ
104、モータープーリ108とベルト接合部201及
び202との位置関係において、タイミングベルト10
9がキャリッジ101のベルト接合部201及び202
から外れないように押し込まれて位置されることでキャ
リッジ101が接合される。
【0034】(第2実施例)図4は、本発明のベルト接
合部の第2実施例を示す拡大詳細図である。
【0035】キャリッジ101には第1の凸部としての
ベルト接合部301及び第2の凸部としての302とか
らなる凹状の隙間が一体的に形成されている。これらの
うちベルト接合部301にはタイミングベルト109の
凹凸と噛み合うように凹凸が形成され、ベルト接合部3
01と対向する位置には間隔Bを隔ててベルト接合部3
02が形成されている。
【0036】ベルト接合部201及び202の間隔Bは
タイミングベルト109の厚みAより厚く、A<Bの関
係に設定して設計されている。
【0037】ベルト接合部301とベルト接合部302
の間にタイミングベルト109が挿入された後、タイミ
ングベルト109の凹凸の反対側の背とベルト接合部3
02との隙間Dにゴムなどの弾性体303が圧入もしく
は敢入されることでキャリッジ101が接合される。
【0038】(第3実施例)図5は、本発明のベルト接
合部の第3実施例を示す拡大詳細図である。
【0039】この実施例は本発明の第2実施例と基本構
成は同一のため、その同一部分においては重複するので
説明を省略する。
【0040】この実施例では、第1の凸部としてのベル
ト接合部401と第2の凸部としてのベルト接合部40
2の間にタイミングベルト109が挿入された後、タイ
ミングベルト109の凹凸の反対側の背とベルト接合部
402との隙間Dに板ばね403が圧入もしくは敢入さ
れることでキャリッジ101が接合される。
【0041】(第4実施例)図6は、本発明のベルト接
合部の第4実施例を示す拡大詳細図である。
【0042】キャリッジ101にはガイド部501が一
体的に形成されており、ガイド部501はベルト接合部
502が挿入して取り付けられるように形成されてい
る。また、ベルト接合部502にはタイミングベルト1
09の凹凸と噛み合うように凹凸が形成され、ベルト接
合部502のタイミングベルト109を挿入する隙間が
タイミングベルト109と同一幅に設けられている。
【0043】ここにタイミングベルト109を挿入した
後、このタイミングベルト109と接合されたベルト接
合部502をさらにキャリッジ101と一体に形成され
たガイド部501に挿入する。ガイド部501とベルト
接合部502には、図6のように隙間Eが設けられ、こ
の隙間Eは0.1〜0.5mm程度が望ましい。
【0044】キャリッジ101との接合は、図3のよう
にタイミングベルト109、アイドルプーリ104、モ
ータープーリ108とベルト接合部502との位置関係
において、タイミングベルト109がキャリッジ101
のベルト接合部502から外れないように押し込まれて
位置されている。
【0045】ここでのタイミングベルト109とベルト
接合部502との固定方法は、従来技術のあらゆる技術
を利用してもよいし、第1実施例、第2実施例および第
3実施例で説明したように固定してもよい。
【0046】(第5実施例)図7は、本発明のベルト接
合部の第5実施例を示す拡大詳細図である。
【0047】キャリッジ101には接合穴部601が設
けられており、接合穴部601はベルト接合部602が
ゆるく嵌合できるように形成されている。また、ベルト
接合部602にはタイミングベルト109の凹凸と噛み
合うように凹凸が形成され、ベルト接合部602のタイ
ミングベルト109を挿入する隙間がタイミングベルト
109と同一幅に設けられている。
【0048】ここにタイミングベルト109を挿入した
後、このタイミングベルト109と接合されたベルト接
合部602をさらにキャリッジ101の接合穴部602
に挿入する。
【0049】キャリッジ101との接合は、図3のよう
にタイミングベルト109、アイドルプーリ104、モ
ータープーリ108とベルト接合部602との位置関係
において、タイミングベルト109がキャリッジ101
のベルト接合部602から外れないように押し込まれて
位置されている。
【0050】ここでのタイミングベルト109とベルト
接合部材602との固定方法は、従来技術のあらゆる技
術を利用してもよいし、第1実施例、第2実施例および
第3実施例で説明したように固定してもよい。
【0051】(第6実施例)図8は、本発明のベルト接
合部の第6実施例を示す拡大詳細図である。
【0052】第4実施例及び第5実施例のベルト接合部
502及び602の材質はモールド成形品であるが、全
体あるいは一部分が弾性を有する部材で形成されていて
もよい。
【0053】例えば、ベルト接合部にゴム成形品を用い
たり、あるいは図8に示すように2色成形を利用して衝
突する部分のみにエラストマー701を用いて弾性をも
たせてもよい。
【0054】(第7実施例)図9は、本発明のベルト接
合部の第7実施例を示す拡大詳細図である。
【0055】キャリッジ101には第4実施例と同様の
構成でガイド部801が一体的に形成されており、ガイ
ド部801はベルト接合部802が挿入して取り付けら
れるように形成されている。この図のようにベルト接合
部802の両側は、それぞれ圧縮ばね803により付勢
されている。なおタイミングベルト109には、これま
で述べた実施例の方法でベルト接合部802に固定され
ている。
【0056】以上の第1実施例から第7実施例に説明し
たベルト接合部を有する本発明の記録装置は、記録ヘッ
ドを搭載するキャリッジと、これを走査させる移動手段
の有するベルトとが柔構造にて接合されているのでモー
ターなどの震動が伝わらない。
【0057】また本発明は、特にインクジェット記録方
式の中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成
し、記録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録
装置において、優れた効果をもたらすものである。
【0058】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(イ
ンク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0059】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
【0060】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
【0061】加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
【0062】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
【0063】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0064】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
【0065】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
【0066】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであれば良い。
【0067】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としても良い。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0068】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダと組み合せた複写装置、さらには
送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの
であってもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明は上記のとおり構成されているの
で、以下に記載する効果を奏する。
【0070】キャリッジと伝達手段としてのベルトとの
接合部が震動吸収構造であったり、前記接合部が震動吸
収体を介して接合されることにより、キャリッジの駆動
源であるキャリッジモーターの震動によりベルトが震動
したり、あるいは歯付タイミングプーリとベルトが噛み
合うときに発生する震動によりベルトが震動したりする
ことがなくなる。このため、印字不良や、キャリッジに
組み込まれている部品が共振するなどの騒音発生がなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の全体斜視図である。
【図2】本発明の記録装置のベルト接合部の第1実施例
を示す拡大詳細図である。
【図3】キャリッジとの接合関係を示す概略構成図であ
る。
【図4】本発明の記録装置のベルト接合部の第2実施例
を示す拡大詳細図である。
【図5】本発明の記録装置のベルト接合部の第3実施例
を示す拡大詳細図である。
【図6】本発明の記録装置のベルト接合部の第4実施例
を示す拡大詳細図である。
【図7】本発明の記録装置のベルト接合部の第5実施例
を示す拡大詳細図である。
【図8】本発明の記録装置のベルト接合部の第6実施例
を示す拡大詳細図である。
【図9】本発明の記録装置のベルト接合部の第7実施例
を示す拡大詳細図である。
【図10】従来の記録装置のベルト接合部を示した概略
構成図である。
【符号の説明】
101 キャリッジ 102 記録ヘッド 103 ガイドシャフト 104 アイドルプーリ 105 プーリホルダ 106 テンションバネ 107 キャリッジモーター 108 モータープーリ 109 タイミングベルト 110 ASF 111 リアガイド軸 112 紙送りモーター 113 紙送りローラー 114 紙送りギア 115 排紙ローラー 116 ピンチローラー 201,202 ベルト接合部 301,302 ベルト接合部 303 弾性体 401,402 ベルト接合部 403 板ばね 501 ガイド部 502 ベルト接合部 503 ピン 601 嵌合穴部 602 ベルト接合部 701 エラストマー 801 ガイド部 802 ベルト接合部 803 圧縮ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷黒 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平松 壮一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柳 治幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 才川 悟志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川上 英明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木下 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 前記記録媒体に像を記録するための記録手段と、 前記記録手段を搭載して移動可動なキャリッジと、 前記キャリッジを移動させるために駆動源からの動力を
    前記キャリッジに伝達するための伝達手段とを有する記
    録装置において、 前記伝達手段と前記キャリッジとの接合部が震動吸収構
    造であることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記伝達手段は歯付きのタイミングベル
    トであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記タイミングベルトと前記キャリッジ
    との接合部は、 タイミングベルトの歯が噛み合うような凹凸が形成され
    た第1の凸部と、 タイミングベルトの厚さより0.1mmから0.5mm
    離れた位置に設けた第2の凸部とからなる凹状の溝が前
    記キャリッジに形成されており、この溝にタイミングベ
    ルトを緩挿して前記タイミングベルトと前記キャリッジ
    とが接合してなることを特徴とする請求項2に記載の記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミングベルトと前記キャリッジ
    の接合部は、 タイミングベルトの歯が噛み合うような凹凸が形成され
    た第1の凸部と、 タイミングベルトの厚さより離れた位置に設けた第2の
    凸部とからなる凹状の溝が前記キャリッジに形成されて
    おり、この溝に前記タイミングベルトが挿入された前記
    第2の凸部と前記タイミングベルトとの隙間に弾性体を
    挿入して前記タイミングベルトと前記キャリッジとが接
    合してなることを特徴とする請求項2に記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記弾性体はゴム部材であることを特徴
    とした請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性体は板ばね部材であることを特
    徴とした請求項4に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 前記記録媒体に像を記録するための記録手段と、 前記記録手段を搭載して移動可動なキャリッジと、 前記キャリッジを移動させるために駆動源からの動力を
    前記キャリッジに伝達するための伝達手段とを有する記
    録装置において、 前記伝達手段と前記キャリッジとの接合部が震動吸収体
    を介して前記キャリッジに接合していることを特徴とす
    る記録装置。
  8. 【請求項8】 前記震動吸収体と前記キャリッジとの接
    合は回転自在に取り付けられているを特徴とする請求項
    7に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記接合部の一部または全部が弾性部材
    で構成したことを特徴とする請求項7または8に記載の
    記録装置。
  10. 【請求項10】 前記震動吸収体と前記接合部はバネ部
    材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項
    7に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録手段は、インク吐出用の熱エ
    ネルギーを発生するための電気熱変換体をそなえている
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録手段は、前記電気熱変換体に
    よって印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる
    膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを
    特徴とする請求項11に記載の記録装置。
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US7025431B2 (en) 2002-08-09 2006-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus

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