JPH064815A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH064815A JPH064815A JP15930192A JP15930192A JPH064815A JP H064815 A JPH064815 A JP H064815A JP 15930192 A JP15930192 A JP 15930192A JP 15930192 A JP15930192 A JP 15930192A JP H064815 A JPH064815 A JP H064815A
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- head core
- magnetic head
- glass
- groove
- magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドにおいて、2つのヘッドコア半体
のモールドガラスによる接合強度を高め、製造過程にお
ける磁気ヘッドコアの破損等の発生防止を図る。 【構成】 本発明の磁気ヘッドは、これを構成する磁気
ヘッドコア10が一対のヘッドコア半体10a,10b
におけるいずれか一方のヘッドコア半体10bにのみ形
成されたコイルとなる巻線を施すための溝12の上部
(摺動面側)のみ、もしくは上部と下部に接合前の段階
でガラスがモールドされた状態で設けられており、他方
のヘッドコア半体10aの溝12に対向する部分が磁気
ヘッド側面より見た時、摺動面より始まり、この溝下端
部と一致するか、これよりも遠い範囲まで及ぶモールド
ガラス部3,13aによりなるように構成されているこ
とを特徴とする。
のモールドガラスによる接合強度を高め、製造過程にお
ける磁気ヘッドコアの破損等の発生防止を図る。 【構成】 本発明の磁気ヘッドは、これを構成する磁気
ヘッドコア10が一対のヘッドコア半体10a,10b
におけるいずれか一方のヘッドコア半体10bにのみ形
成されたコイルとなる巻線を施すための溝12の上部
(摺動面側)のみ、もしくは上部と下部に接合前の段階
でガラスがモールドされた状態で設けられており、他方
のヘッドコア半体10aの溝12に対向する部分が磁気
ヘッド側面より見た時、摺動面より始まり、この溝下端
部と一致するか、これよりも遠い範囲まで及ぶモールド
ガラス部3,13aによりなるように構成されているこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドに関し、更に
詳細にはVTR若しくはFDD等の磁気記録再生装置に
おける磁気ヘッドに関する。
詳細にはVTR若しくはFDD等の磁気記録再生装置に
おける磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図5には従来の磁気ヘッドの一例として
MIGタイプ(メタルインギャップタイプ)の磁気ヘッ
ドを構成する磁気ヘッドコア1が示されている。この磁
気ヘッドコア1は図6に示されるように一対の高透磁率
フェライトそれぞれに所望のトラック幅を得るための狭
トラック加工と、磁気ヘッドコア1を補強するための補
強溝を機械加工等で施しヘッドコア半体1a,1b形状
とした後、この例の場合図6中左のヘッドコア半体1a
の対向面のみに高飽和磁束密度の金属磁性膜4を薄膜形
成法により成膜し、図6において示された部分に接合の
ためのガラス3をモールドする。
MIGタイプ(メタルインギャップタイプ)の磁気ヘッ
ドを構成する磁気ヘッドコア1が示されている。この磁
気ヘッドコア1は図6に示されるように一対の高透磁率
フェライトそれぞれに所望のトラック幅を得るための狭
トラック加工と、磁気ヘッドコア1を補強するための補
強溝を機械加工等で施しヘッドコア半体1a,1b形状
とした後、この例の場合図6中左のヘッドコア半体1a
の対向面のみに高飽和磁束密度の金属磁性膜4を薄膜形
成法により成膜し、図6において示された部分に接合の
ためのガラス3をモールドする。
【0003】ガラスモールド後、一方のフェライト即ち
ヘッドコア半体1bに対してはコイルとなる巻線を施す
ための溝2が設けられる。従って、図6に示されるよう
に一対のヘッドコア半体1a,1bそれぞれは同一形状
とは成り得ない(但し、この時図6に示されるような形
状のフェライトコア半体1a,1bに対して、同図にお
いて示されたような形状にガラスをモールドすることは
困難であるが、実際の例においては、図6において示さ
れるような形状を1要素としてこれが連続して連なった
ブロック構造体に対してガラスモールドを施すこととな
るため、このブロック構造体の1要素について表現する
と図6のように表される)。このようにして得られた一
対のフェライトコア半体1a,1bを突き合わせた状態
で、高温下でガラスを再溶融することで2つのヘッドコ
ア半体1a,1bは接合され、図5に示される磁気ヘッ
ドコア1が形成される。
ヘッドコア半体1bに対してはコイルとなる巻線を施す
ための溝2が設けられる。従って、図6に示されるよう
に一対のヘッドコア半体1a,1bそれぞれは同一形状
とは成り得ない(但し、この時図6に示されるような形
状のフェライトコア半体1a,1bに対して、同図にお
いて示されたような形状にガラスをモールドすることは
困難であるが、実際の例においては、図6において示さ
れるような形状を1要素としてこれが連続して連なった
ブロック構造体に対してガラスモールドを施すこととな
るため、このブロック構造体の1要素について表現する
と図6のように表される)。このようにして得られた一
対のフェライトコア半体1a,1bを突き合わせた状態
で、高温下でガラスを再溶融することで2つのヘッドコ
ア半体1a,1bは接合され、図5に示される磁気ヘッ
ドコア1が形成される。
【0004】図7は接合後の巻線窓部を磁気ヘッド側面
より見たときの図である。高温下で再溶融され、粘性の
低下したモールドガラスは巻線窓頂点(以下、A−pe
x部と称する)に流動し、フェライトとモールドガラス
との濡れ性によって決まる接触角によりその端部の形状
が決定され、更にガラス自身の表面張力からその縁部が
ある双曲線形状となる。
より見たときの図である。高温下で再溶融され、粘性の
低下したモールドガラスは巻線窓頂点(以下、A−pe
x部と称する)に流動し、フェライトとモールドガラス
との濡れ性によって決まる接触角によりその端部の形状
が決定され、更にガラス自身の表面張力からその縁部が
ある双曲線形状となる。
【0005】図7において、ヘッドコア半体1bに設け
られた巻線溝2に対向する部分のヘッドコア半体1aに
おけるガラス領域は、その下端部がヘッドコア半体1b
の巻線溝2の下端部よりも図中、上方(摺動面側)にあ
るためヘッドコア半体1aのガラス領域における下端部
のガラスは、その対向面が空間であり、ヘッドコア半体
同士の接合には全く関与していないと言える。
られた巻線溝2に対向する部分のヘッドコア半体1aに
おけるガラス領域は、その下端部がヘッドコア半体1b
の巻線溝2の下端部よりも図中、上方(摺動面側)にあ
るためヘッドコア半体1aのガラス領域における下端部
のガラスは、その対向面が空間であり、ヘッドコア半体
同士の接合には全く関与していないと言える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般にMIGタイプの
磁気ヘッドは、高温下にさらすとフェライトと高飽和磁
束密度の金属磁性膜との間に拡散による疑似的な磁気ギ
ャップが発生しやすいため、モールドガラスとしては低
融点のものが選択される。具体的な融点は500℃から
600℃程度のものが使用される場合が多く、そのガラ
ス組成をPbO主体とすることで低融点を実現してい
る。
磁気ヘッドは、高温下にさらすとフェライトと高飽和磁
束密度の金属磁性膜との間に拡散による疑似的な磁気ギ
ャップが発生しやすいため、モールドガラスとしては低
融点のものが選択される。具体的な融点は500℃から
600℃程度のものが使用される場合が多く、そのガラ
ス組成をPbO主体とすることで低融点を実現してい
る。
【0007】しかしながら、PbOを主体とした低融点
モールドガラスは耐水性に乏しいだけでなく、その強度
が従来の高融点モールドガラスと比較して極めて低いこ
とが知られている。従って、これらの低融点モールドガ
ラスを使用した磁気ヘッドのコア強度は一般に低く、そ
の製造工程においてコア破損等の不良が発生する大きな
要因となっていた。
モールドガラスは耐水性に乏しいだけでなく、その強度
が従来の高融点モールドガラスと比較して極めて低いこ
とが知られている。従って、これらの低融点モールドガ
ラスを使用した磁気ヘッドのコア強度は一般に低く、そ
の製造工程においてコア破損等の不良が発生する大きな
要因となっていた。
【0008】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、コア強度を向上し、製造
工程における磁気コア破損等の不良の発生を防止した磁
気ヘッドを提供することにある。
決するためになされたもので、コア強度を向上し、製造
工程における磁気コア破損等の不良の発生を防止した磁
気ヘッドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドは、
いずれか一方のヘッドコア半体にのみ形成されたコイル
となる巻線を施すための溝の上部(摺動面側)のみ、若
しくは上部と下部に接合前の段階でガラスがモールドさ
れた状態で設けられており、他方のヘッドコア半体の前
記溝に対向する部分が磁気ヘッド側面より見た時、摺動
面より始まり、この溝下端部と一致するか、これよりも
遠い範囲まで及ぶガラス領域で構成されることを特徴と
する。
いずれか一方のヘッドコア半体にのみ形成されたコイル
となる巻線を施すための溝の上部(摺動面側)のみ、若
しくは上部と下部に接合前の段階でガラスがモールドさ
れた状態で設けられており、他方のヘッドコア半体の前
記溝に対向する部分が磁気ヘッド側面より見た時、摺動
面より始まり、この溝下端部と一致するか、これよりも
遠い範囲まで及ぶガラス領域で構成されることを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明の磁気ヘッドによると、巻線のために設
けた溝の上端部のみならず、下端部においてもモールド
ガラスによるヘッドコア半体の接合個所が設けられ、ガ
ラスによる接合面積が増加し、低融点モールドガラスの
強度の不足が補われる。
けた溝の上端部のみならず、下端部においてもモールド
ガラスによるヘッドコア半体の接合個所が設けられ、ガ
ラスによる接合面積が増加し、低融点モールドガラスの
強度の不足が補われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の磁気ヘッドを図に示される実
施例について更に詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施例に係る磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコア10
の巻線窓部11を、磁気ヘッド側面より見たときの拡大
図である。図1において、10a,10bは互いに接合
される一対のヘッドコア半体を示し、12は巻線を施す
ためにヘッドコア半体10bに形成された溝を示してい
る。
施例について更に詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施例に係る磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコア10
の巻線窓部11を、磁気ヘッド側面より見たときの拡大
図である。図1において、10a,10bは互いに接合
される一対のヘッドコア半体を示し、12は巻線を施す
ためにヘッドコア半体10bに形成された溝を示してい
る。
【0012】図2は、図1に示される2つのヘッドコア
半体10a,10bを突き合わせる前の状態の巻線窓部
を示し、これを熱処理し、モールドガラスを溶融させて
接合することで図1に示される磁気ヘッドコア10が得
られる。この第1の実施例の磁気ヘッドにおける磁気ヘ
ッドコア10では、ヘッドコア半体10aに設けたモー
ルドガラス部が、対向するヘッドコア半体10bの溝1
2下端部12aよりも摺動面からみて下方まだ伸びてい
る。この伸長部を符号13aで示す。
半体10a,10bを突き合わせる前の状態の巻線窓部
を示し、これを熱処理し、モールドガラスを溶融させて
接合することで図1に示される磁気ヘッドコア10が得
られる。この第1の実施例の磁気ヘッドにおける磁気ヘ
ッドコア10では、ヘッドコア半体10aに設けたモー
ルドガラス部が、対向するヘッドコア半体10bの溝1
2下端部12aよりも摺動面からみて下方まだ伸びてい
る。この伸長部を符号13aで示す。
【0013】このように構成された第1の実施例に係る
磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコア10によると、ヘッ
ドコア半体10aに設けられたモールドガラス部が対向
するヘッドコア半体10bの溝12下端部12aを越え
てその下方に伸びているため、モールドガラス3は溝1
2の上端部においてのみ2つのヘッドコア半体10a,
10bの接合を行なっているわれではなく、溝12の下
端部12aにおいてもヘッドコア半体10a,10bの
接合に関与している。これは、モールドガラスとフェラ
イトとの濡れ性に起因するものであり、ヘッドコア半体
10aに設けられたモールドガラス3の下端部における
対向面を、ヘッドコア半体10bにおける溝12側面と
することでガラスの流動が可能となる。このような接合
個所の増加は、接合に関与するモールドガラス断面積の
増加を意味し、即ち接合強度の増加を与える。
磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコア10によると、ヘッ
ドコア半体10aに設けられたモールドガラス部が対向
するヘッドコア半体10bの溝12下端部12aを越え
てその下方に伸びているため、モールドガラス3は溝1
2の上端部においてのみ2つのヘッドコア半体10a,
10bの接合を行なっているわれではなく、溝12の下
端部12aにおいてもヘッドコア半体10a,10bの
接合に関与している。これは、モールドガラスとフェラ
イトとの濡れ性に起因するものであり、ヘッドコア半体
10aに設けられたモールドガラス3の下端部における
対向面を、ヘッドコア半体10bにおける溝12側面と
することでガラスの流動が可能となる。このような接合
個所の増加は、接合に関与するモールドガラス断面積の
増加を意味し、即ち接合強度の増加を与える。
【0014】次に、図3は本発明の第2の実施例に磁気
ヘッドにおける磁気ヘッドコア20の巻線窓部21を、
磁気ヘッド側面より見たときの拡大図である。図3にお
いて、20a,20bは互いに接合される一対のヘッド
コア半体を示し、22は巻線を施すためにヘッドコア半
体20bに形成された溝を示している。
ヘッドにおける磁気ヘッドコア20の巻線窓部21を、
磁気ヘッド側面より見たときの拡大図である。図3にお
いて、20a,20bは互いに接合される一対のヘッド
コア半体を示し、22は巻線を施すためにヘッドコア半
体20bに形成された溝を示している。
【0015】図4は、図3に示される2つのヘッドコア
半体20a,20bを突き合わせる前の状態の巻線窓部
を示し、これを熱処理し、モールドガラスを溶融させて
接合することで図3に示される磁気ヘッドコア20が得
られる。この第2の実施例の磁気ヘッドにおける磁気ヘ
ッドコア20では、ヘッドコア半体20aに設けたモー
ルドガラス部は、第1の実施例の磁気ヘッドにおける磁
気ヘッドコア10のヘッドコア半体10aと同様に、対
向するヘッドコア半体20bの溝22下端部22aより
も摺動面からみて下方まで伸びており、この部分を23
aで示す。
半体20a,20bを突き合わせる前の状態の巻線窓部
を示し、これを熱処理し、モールドガラスを溶融させて
接合することで図3に示される磁気ヘッドコア20が得
られる。この第2の実施例の磁気ヘッドにおける磁気ヘ
ッドコア20では、ヘッドコア半体20aに設けたモー
ルドガラス部は、第1の実施例の磁気ヘッドにおける磁
気ヘッドコア10のヘッドコア半体10aと同様に、対
向するヘッドコア半体20bの溝22下端部22aより
も摺動面からみて下方まで伸びており、この部分を23
aで示す。
【0016】他方、ヘッドコア半体20bは、溝22の
下端部22から下方にモールドガラス部23bが設けら
れている。このモールドガラス部23bは他のモールド
ガラス3と同様に図4に示されるように2つのコア半体
20a,20bの接合前に予め配置されている。
下端部22から下方にモールドガラス部23bが設けら
れている。このモールドガラス部23bは他のモールド
ガラス3と同様に図4に示されるように2つのコア半体
20a,20bの接合前に予め配置されている。
【0017】このように構成された第2の実施例に係る
磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコア20によると、ヘッ
ドコア半体20aに設けられたモールドガラス部が対向
するヘッドコア半体20bの溝22下端部22aを越え
てその下方に伸びているため、モールドガラス3は溝2
2の上端部だけではなく下端部22aにおいてもヘッド
コア半体20a,20bの接合に関与していることは第
1の実施例の場合と同様であるが、更にヘッドコア半体
20bにおける溝22の下部にも予めモールドガラス2
3bを配してあるため、この部分において2つのヘッド
コア半体20a,20bそれぞれに設けられたモールド
ガラス同士の相互溶融が生じ、第1の実施例の場合より
も更に接合に関与するモールドガラス断面積の増加を図
ることができる。
磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコア20によると、ヘッ
ドコア半体20aに設けられたモールドガラス部が対向
するヘッドコア半体20bの溝22下端部22aを越え
てその下方に伸びているため、モールドガラス3は溝2
2の上端部だけではなく下端部22aにおいてもヘッド
コア半体20a,20bの接合に関与していることは第
1の実施例の場合と同様であるが、更にヘッドコア半体
20bにおける溝22の下部にも予めモールドガラス2
3bを配してあるため、この部分において2つのヘッド
コア半体20a,20bそれぞれに設けられたモールド
ガラス同士の相互溶融が生じ、第1の実施例の場合より
も更に接合に関与するモールドガラス断面積の増加を図
ることができる。
【0018】なお、本発明はその一実施例としてMIG
タイプの磁気ヘッドについて説明したが、非磁性基板上
に薄膜形成法により単一の金属磁性膜、もしくは金属磁
性膜と絶縁層とを交互に積層した磁性層を設け、さらに
この磁性層上にいま一つの非磁性基板をガラス等で接合
し、ヘッドコア半体形状に加工した後、磁気ギャップ部
を設け該ヘッドコアをガラスにより接合したいわゆる積
層合金膜タイプの磁気ヘッドについても同様であること
はいうまでもない。
タイプの磁気ヘッドについて説明したが、非磁性基板上
に薄膜形成法により単一の金属磁性膜、もしくは金属磁
性膜と絶縁層とを交互に積層した磁性層を設け、さらに
この磁性層上にいま一つの非磁性基板をガラス等で接合
し、ヘッドコア半体形状に加工した後、磁気ギャップ部
を設け該ヘッドコアをガラスにより接合したいわゆる積
層合金膜タイプの磁気ヘッドについても同様であること
はいうまでもない。
【0019】次に、本発明による実施例による磁気ヘッ
ドと従来の磁気ヘッドに於ける接合強度について具体的
に比較する。表−1に従来例による磁気ヘッドと本発明
の実施例による磁気ヘッドの接合強度を比較した結果を
示す。接合強度の測定は、図8に示す評価機により行
い、簡易的に磁気ヘッドコアが破断したときの荷重によ
り接合強度を表した。なお、図8において、30はロー
ドセル(荷重変換器)、31は磁気ヘッドコア支持台、
32は磁気ヘッドコア押し付け治具、33は荷重を印加
するための移動機構をそれぞれ示している。この評価機
により測定される磁気ヘッドコアはいずれもモールドガ
ラスとしてはPbO-TeO2-B2O3-Al2O3-ZnO-ZrO2なる組成よ
りなり、転移点355℃、軟化点429℃、作業温度5
16℃なるものを使用した。
ドと従来の磁気ヘッドに於ける接合強度について具体的
に比較する。表−1に従来例による磁気ヘッドと本発明
の実施例による磁気ヘッドの接合強度を比較した結果を
示す。接合強度の測定は、図8に示す評価機により行
い、簡易的に磁気ヘッドコアが破断したときの荷重によ
り接合強度を表した。なお、図8において、30はロー
ドセル(荷重変換器)、31は磁気ヘッドコア支持台、
32は磁気ヘッドコア押し付け治具、33は荷重を印加
するための移動機構をそれぞれ示している。この評価機
により測定される磁気ヘッドコアはいずれもモールドガ
ラスとしてはPbO-TeO2-B2O3-Al2O3-ZnO-ZrO2なる組成よ
りなり、転移点355℃、軟化点429℃、作業温度5
16℃なるものを使用した。
【0020】
【0021】前述の表−1から明らかなように、本発明
の実施例に係る磁気ヘッドの場合には、いずれか一方の
コア半体にのみコイルとなる巻線を施すための溝がその
上部(摺動面側)のみ、もしくは上部と下部に接合前の
段階でガラスがモールドされた状態で設けられており、
他方のコア半体のこの溝に対向する部分が磁気ヘッド側
面より見た時、摺動面より始まり、この溝下端部と一致
するか、これよりも遠い範囲まで及ぶガラス領域で構成
されていることから、従来例に比較して高い接合強度を
示すことがわかる。
の実施例に係る磁気ヘッドの場合には、いずれか一方の
コア半体にのみコイルとなる巻線を施すための溝がその
上部(摺動面側)のみ、もしくは上部と下部に接合前の
段階でガラスがモールドされた状態で設けられており、
他方のコア半体のこの溝に対向する部分が磁気ヘッド側
面より見た時、摺動面より始まり、この溝下端部と一致
するか、これよりも遠い範囲まで及ぶガラス領域で構成
されていることから、従来例に比較して高い接合強度を
示すことがわかる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ドによれば、巻線のために設けられた溝の上端部のみな
らず、下端部においてもモールドガラスによるヘッドコ
ア半体の接合個所が設けられ、これによりガラスによる
接合面積が増加し、低融点モールドガラスの強度不足を
補うことができることから優れた接合強度と良好な記録
再生特性を得ることができ、製造工程における磁気ヘッ
ドコア破損等の不良の発生も防止することができる。
ドによれば、巻線のために設けられた溝の上端部のみな
らず、下端部においてもモールドガラスによるヘッドコ
ア半体の接合個所が設けられ、これによりガラスによる
接合面積が増加し、低融点モールドガラスの強度不足を
補うことができることから優れた接合強度と良好な記録
再生特性を得ることができ、製造工程における磁気ヘッ
ドコア破損等の不良の発生も防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る磁気ヘッドにおけ
る磁気ヘッドコアの巻線窓部を拡大して示す側面図であ
る。
る磁気ヘッドコアの巻線窓部を拡大して示す側面図であ
る。
【図2】図1に示される磁気ヘッドコアにおいて、2つ
のヘッドコア半体を突き合わせる前の状態の巻線窓部を
示す側面図である。
のヘッドコア半体を突き合わせる前の状態の巻線窓部を
示す側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る磁気ヘッドにおけ
る磁気ヘッドコアの巻線窓部を拡大して示す側面図であ
る。
る磁気ヘッドコアの巻線窓部を拡大して示す側面図であ
る。
【図4】図3に示される磁気ヘッドコアにおいて、2つ
のヘッドコア半体を突き合わせる前の状態の巻線窓部を
示す側面図である。
のヘッドコア半体を突き合わせる前の状態の巻線窓部を
示す側面図である。
【図5】従来の磁気ヘッドにおける磁気ヘッドコアを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】図5に示される従来の磁気ヘッドコアにおい
て、2つのヘッドコア半体を突き合わせる前の状態を示
す斜視図である。
て、2つのヘッドコア半体を突き合わせる前の状態を示
す斜視図である。
【図7】図5に示される従来の磁気ヘッドコアにおける
巻線窓部を拡大して示す側面図である。
巻線窓部を拡大して示す側面図である。
【図8】磁気ヘッドコアの接合強度を測定するための評
価機を概略的に示す構成説明図である。
価機を概略的に示す構成説明図である。
3 モールドガラス 10 磁気ヘッドコア 10a ヘッドコア半体 10b ヘッドコア半体 11 巻線窓部 12 溝 13 モールドガラス部伸長部 20 磁気ヘッドコア 20a ヘッドコア半体 20b ヘッドコア半体 21 巻線窓部 22 溝 23a モールドガラス部伸長部 23b 溝下端部下方のモールドガラス部
Claims (2)
- 【請求項1】 高透磁率フェライトからなる一対のヘッ
ドコア半体の互いに対向する面に非磁性材をギャップス
ペーサとして配設して磁気ギャップを形成した後、予め
これら一対のヘッドコア半体の対向面の一部に充填され
たガラスを溶融することで前記ヘッドコア半体を相互に
接合してなる磁気ヘッドにおいて、いずれか一方の前記
ヘッドコア半体にのみ形成されたコイルとなる巻線を施
すための溝の上部(摺動面側)に接合前の段階でガラス
がモールドされた状態で設けられており、他方の前記ヘ
ッドコア半体の前記溝に対向する部分が磁気ヘッド側面
より見た時、摺動面より始まり、前記溝下端部よりも遠
い範囲まで及ぶガラス領域よりなることを特徴とする磁
気ヘッド。 - 【請求項2】 高透磁率フェライトからなる一対のヘッ
ドコア半体の互いに対向する面に非磁性材をギャップス
ペーサとして配設して磁気ギャップを形成した後、予め
これら一対のヘッドコア半体の対向面の一部に充填され
たガラスを溶融することで前記ヘッドコア半体を相互に
接続してなる磁気ヘッドにおいて、いずれか一方の前記
ヘッドコア半体にのみ形成されたコイルとなる巻線を施
すための溝の上部(摺動面側)と下部に接合前の段階で
ガラスがモールドされた状態で設けられており、他方の
前記ヘッドコア半体の前記溝に対向する部分が磁気ヘッ
ド側面から見た時、摺動面より始まり、前記溝下端部よ
りも遠い範囲まで及ぶガラス領域よりなることを特徴と
する磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15930192A JPH064815A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15930192A JPH064815A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064815A true JPH064815A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15690812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15930192A Pending JPH064815A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064815A (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15930192A patent/JPH064815A/ja active Pending
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