JPH0648977U - 点溶接機の電極チップ研磨装置 - Google Patents

点溶接機の電極チップ研磨装置

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JPH0648977U
JPH0648977U JP9094292U JP9094292U JPH0648977U JP H0648977 U JPH0648977 U JP H0648977U JP 9094292 U JP9094292 U JP 9094292U JP 9094292 U JP9094292 U JP 9094292U JP H0648977 U JPH0648977 U JP H0648977U
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雅康 夏目
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株式会社ナツメ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極チップの先端径の部分を良好に、かつ滑
らかに研磨できてナゲット径を保持することができるの
みならず、耐久性にも優れる点溶接機の電極チップ研磨
装置を提供する。 【構成】 表側と裏側の両面が内側に湾曲したプーリ3
4の湾曲面にダイヤモンド電着層36,38が形成され
た回転研磨体32を、本体フレーム22前部の開口窓2
6に回転可能に取り付け、前記本体フレーム22の後側
には駆動用プーリ50またはスプロケットを回転可能に
取り付けるとともに、前記プーリ34,50間またはス
プロケット間に駆動用ベルト48またはチェーンを張設
してなる本体部20と、駆動軸66が前記本体部内の駆
動用プーリ50の中心部に挿通固着された駆動モータ6
4を有して本体部に取り付けられた駆動部60とからな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、点溶接機の電極チップ研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における点溶接機の電極チップ研磨装置として、表と裏の両面に円錐形の 窪み面を有してその窪み面に複数の切欠溝が放射状に形成された研磨片を回転さ せるようにした研磨装置が提案されている(実公平3−18068号公報参照) 。
【0003】 しかし従来の研磨装置は、放射状に形成された切欠溝によって電極チップを回 転研磨するものであるため、電極チップの先端径の部分を滑らかに研磨できず、 表面が微細に波打ち易く、ナゲット径を保持し難い問題がある。その結果、良好 な点溶接を行えない場合がある。また、電極チップの研磨中に前記研磨片の切欠 溝部分が電極チップ表面に食い込んで欠ける恐れもある。そのため、研磨片の早 期の交換が必要となる問題もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は、前記の点に鑑みなされたもので、電極チップの先端径の部 分を良好に、かつ表面を滑らかに研磨できてナゲット径を保持できるとともに、 耐久性にも優れる点溶接機の電極チップ研磨装置を提供しようとするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、回転研磨体を有する本体部と、前記回転研磨体を回転させるため の駆動部とを有する点溶接機の電極チップ研磨装置において、前記本体部は、表 側と裏側の両面が内側に湾曲したプーリまたはスプロケットの前記湾曲面にダイ ヤモンド電着層が形成された回転研磨体を、本体フレーム前部の開口窓に回転可 能に取り付け、前記本体フレームの後側には駆動用プーリまたはスプロケットを 回転可能に取り付けるとともに、前記プーリ間またはスプロケット間に駆動用ベ ルトまたはチェーンを張設してなり、前記駆動部は、前記本体部内の駆動用プー リまたはスプロケットの中心部に駆動軸を挿通固着した駆動モータを有してなる ことを特徴とする点溶接機の電極チップ研磨装置に係る。
【0006】
【作用】
この考案における点溶接機の電極チップ研磨装置は、駆動モータの駆動軸の回 転により駆動用プーリまたはスプロケットが回転し、その駆動用プーリまたはス プロケットに掛けられた駆動用ベルトまたはチェーンを介して本体部前側の回転 研磨体が回転する。そして、その回転研磨体表側と裏側のダイヤモンド電着層に 押圧された電極チップ表面を研磨する。その際、回転研磨体の表面がダイヤモン ド電着層からなり、切欠溝がないため電極チップの先端径部分の表面を滑らかに 研磨できる。また、ダイヤモンド電着層が電極チップ表面に食い込んで破損する 恐れもない。
【0007】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。図1はこの考案の一実施 例に係る電極チップ研磨装置の要部について一部断面で示す側面図、図2は平面 図、図3は電極チップ研磨装置の取り付け状態を示す側面図、図4は旋回装置の 平面図である。
【0008】 この実施例の電極チップ研磨装置10は、本体部20と、駆動部60と、旋回 装置70とからなる。 本体部20は、本体フレーム22と、回転研磨体32と、駆動用プーリ50と 駆動用ベルト48を有する。 本体フレーム22は、二つのフレーム半体24,25が組み合わされて略長方 形の板形状にされたものである。フレーム半体24,25は、その前部に本体フ レーム22の表裏間を貫通する円形の開口窓26,27が形成され、フレーム半 体24,25後側の合わせ面23に、円形の凹部28,29が形成されてその一 方の凹部28がフレーム半体24の外面に開口している。また前記開口窓26, 27と凹部28,29とを連通する通路30がフレーム半体24,25の合わせ 面23に形成されている。なお、31は後記する旋回装置70への取り付け用プ レートである。
【0009】 回転研磨体32は、表側と裏側の両面が内側にほぼ碗状に湾曲したプーリ34 の湾曲面にダイヤモンド電着層36,37が設けられて、その両側のダイヤモン ド電着層36,37間を貫通する研磨屑排出孔38が複数形成されてなる。前記 ダイヤモンド電着層36,37としては、メッシュ#60〜#100(約200 〜330μ)のダイヤモンド粒子が公知の方法により電着されたものが好ましい 。研磨屑排出孔38は、回転研磨体32の湾曲面中央に設けた大なる径の孔39 と、その周囲に放射状に設けた小なる径の孔40とで構成するのが好ましい。
【0010】 前記回転研磨体32は、本体フレーム22の前側にある開口窓26,27にベ アリング42,43を介して回転可能に取り付けられる。なお、44,46は、 駆動用ベルト48の外れ防止用カラーである。
【0011】 駆動用プーリ50は、後記する駆動モータの駆動軸66が中心部に挿通固着さ れて本体フレーム22後側の凹部28,29内に回転可能に取り付けられている 。 駆動用ベルト48は、駆動モータの駆動力を回転研磨体32に伝達するための もので、回転研磨体32と駆動用プーリ50間に張設されて前記本体フレーム2 2内の通路30内に配置される。 なお、前記駆動用ベルト48に代えてチェーンを用いる場合には、前記回転研 磨体32のプーリ34および駆動用プーリ50は、各々スプロケットにされる。
【0012】 駆動部60は、前記フレーム半体24外面に取り付けられたケース62と、そ のケース62内部に収容された駆動モータ64とからなり、その駆動モータ64 の駆動軸66が前記駆動用プーリ50の中心部に挿通固着される。駆動モータ6 4は、エアモータあるいは電動モータが使用される。駆動軸66の回転数は14 000〜16000回転/分が好ましい。
【0013】 旋回装置70は、前記本体部20の回転研磨体32を、その回転研磨体32の 回転面と平行に旋回させて電極チップ表面を効率的に研磨するためのものである 。この旋回装置70は、支持プレート72と、3個の歯車74,76,78と、 旋回プレート80とからなる。
【0014】 支持プレート72は、後部が下方に屈曲し、その屈曲部86が後記するアーム 83,84先端に回動可能に軸着されて電極チップ研磨装置支持用の支柱79に 取り付けられている。また支持プレート72の先端側には、3個の歯車74,7 6,78が回転可能に噛み合わされて直線的に配置されている。その両端の歯車 74,78には、前記支持プレート72とは反対側の表面に歯車74,78の回 転中心から離れた偏心位置に突軸75,77が形成されている。また端部の歯車 78には歯車回転用駆動モータ81が取り付けられている。一方、旋回プレート 80は、前記歯車の突軸75,77に対応する位置に孔82,83が形成され、 その孔82,83に歯車の突軸75,77が挿通されて歯車74,76,78の 回転により旋回運動するようにされている。この旋回プレート80の先端側には 前記取り付け用プレート31を介して本体部20が取り付けられる。
【0015】 また前記支持プレート72の後部屈曲部86の上下に軸着されたアーム83, 84は支柱79に回動可能に取り付けられて、そのアーム84の後端には支持プ レート72を水平に保持するための重り87が吊り下げられている。なお、88 ,89は電極チップ表面の研磨時に、回転研磨体32のダイヤモンド電着層36 ,37による電極チップ表面の押圧力を調節して、研磨量を調節するためのスプ リングである。
【0016】 このようにしてなる電極チップ研磨装置10は、駆動モータ64の駆動により 、駆動用プーリ50および駆動用ベルト48を介して回転研磨体32が回転し、 その回転研磨体32両側のダイヤモンド電着層36,37に押圧された電極チッ プ90表面を研磨する。またその際に、電極チップ研磨装置10の本体部20を 支持する旋回装置70は、歯車回転用駆動モータ81の駆動により歯車74,7 6,78が回転し、その両端の歯車74,78に偏心して取り付けられた旋回プ レート80およびその旋回プレート80前端に取り付けられた電極チップ研磨装 置10の本体部20を旋回運動させる。それにより本体部20内の回転研磨体3 2も同様に旋回し、その回転研磨体32に接する電極チップ90を効率よくかつ 均一に研磨する。なお、電極チップ90の研磨屑は、回転研磨体32に形成され た研磨屑排出孔38を通って回転研磨体32のダイヤモンド電着層76,78表 面から除去され、研磨を妨げることがない。
【0017】 なお、前記実施例においては、旋回装置を有する場合について説明したが、旋 回装置を有しないものであってもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案の電極チップ研磨装置によれば、電極チ ップの先端径の部分を良好に、かつ表面を滑らかに研磨できてナゲット径を保持 することができ、しかもその研磨時に回転研磨体が損傷する恐れもなく耐久性に 優れる効果がある。また、この考案の電極チップ研磨装置を旋回装置に取り付け ることにより、電極チップ表面をより効率的に、かつ均一に研磨できるようにな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る電極チップ研磨装置
の要部について一部断面で示す側面図である。
【図2】同実施例の要部を示す平面図である。
【図3】同実施例の電極チップ研磨装置を支柱に取り付
けた状態を示す側面図である。
【図4】旋回装置の平面図である。
【符号の説明】
10 電極チップ研磨装置 20 本体部 22 本体フレーム 26 開口窓 27 開口窓 32 回転研磨体 34 プーリ 36 ダイヤモンド電着層 37 ダイヤモンド電着層 38 研磨屑排出孔 48 駆動用ベルト 50 駆動用プーリ 60 駆動部 64 駆動モータ 66 駆動モータの駆動軸 70 旋回装置 90 電極チップ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転研磨体を有する本体部と、前記回転
    研磨体を回転させるための駆動部とを有する点溶接機の
    電極チップ研磨装置において、 前記本体部は、表側と裏側の両面が内側に湾曲したプー
    リまたはスプロケットの前記湾曲面にダイヤモンド電着
    層が形成された回転研磨体を、本体フレーム前部の開口
    窓に回転可能に取り付け、前記本体フレームの後側には
    駆動用プーリまたはスプロケットを回転可能に取り付け
    るとともに、前記プーリ間またはスプロケット間に駆動
    用ベルトまたはチェーンを張設してなり、 前記駆動部は、前記本体部内の駆動用プーリまたはスプ
    ロケットの中心部に駆動軸を挿通固着した駆動モータを
    有してなることを特徴とする点溶接機の電極チップ研磨
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、本体部を回転研磨体
    の回転面と平行に旋回させる旋回装置が前記本体部の後
    側に取り付けられていることを特徴とする点溶接機の電
    極チップ研磨装置。
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