JPH0649219A - 両末端ヒドロポリシラン及びその製造方法 - Google Patents
両末端ヒドロポリシラン及びその製造方法Info
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- JPH0649219A JPH0649219A JP4223372A JP22337292A JPH0649219A JP H0649219 A JPH0649219 A JP H0649219A JP 4223372 A JP4223372 A JP 4223372A JP 22337292 A JP22337292 A JP 22337292A JP H0649219 A JPH0649219 A JP H0649219A
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- hydropolysilane
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- polysilane
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/0896—Compounds with a Si-H linkage
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 不活性ガス雰囲気下、ポリシラン可溶性溶媒
中にて下記式(2)で表される両末端クロロポリシラン
を溶解し、LiAlH4を用いて還元することにより、
下記式(1)で表される両末端ヒドロポリシランを製造
する。 【化1】H[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kH
・・・(1) Cl[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kCl ・
・・(2) (式中、R1,R2,R3,R4は同一又は異種の置換又は
非置換の炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を
示し、n,m,kは0≦n≦10,0≦m≦10,n+
m≧10,k≧1を満たす数である。) 【効果】 本発明によれば、得られた両末端ヒドロポリ
シランは種々の官能基を導入することができると共に、
他のポリマーとの共重合体を製造する原料として好適な
ものである。
中にて下記式(2)で表される両末端クロロポリシラン
を溶解し、LiAlH4を用いて還元することにより、
下記式(1)で表される両末端ヒドロポリシランを製造
する。 【化1】H[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kH
・・・(1) Cl[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kCl ・
・・(2) (式中、R1,R2,R3,R4は同一又は異種の置換又は
非置換の炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を
示し、n,m,kは0≦n≦10,0≦m≦10,n+
m≧10,k≧1を満たす数である。) 【効果】 本発明によれば、得られた両末端ヒドロポリ
シランは種々の官能基を導入することができると共に、
他のポリマーとの共重合体を製造する原料として好適な
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の官能基を導入す
ることができると共に、他のポリマーとの共重合体を製
造する原料として好適な両末端ヒドロポリシラン及びこ
れを製造する方法に関する。
ることができると共に、他のポリマーとの共重合体を製
造する原料として好適な両末端ヒドロポリシラン及びこ
れを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ポリシランの一般的な工業的製造方法は、「ジャーナル
・オブ・ポリマー・サイエンス:ポリマー・ケミストリ
ー・エディション,Vol.22,p159−170
(1984)」、「ジャーナル・オブ・オルガノメタリ
ック・ケミストリー,Vol.300,p327(19
86)」、「ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエン
ス:ポリマー・レター・エディション,Vol.21,
p819(1983)」で報告されているように、アル
カリ金属を用いたジハロゲノシランのカップリング反応
を利用した製造方法であった。
ポリシランの一般的な工業的製造方法は、「ジャーナル
・オブ・ポリマー・サイエンス:ポリマー・ケミストリ
ー・エディション,Vol.22,p159−170
(1984)」、「ジャーナル・オブ・オルガノメタリ
ック・ケミストリー,Vol.300,p327(19
86)」、「ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエン
ス:ポリマー・レター・エディション,Vol.21,
p819(1983)」で報告されているように、アル
カリ金属を用いたジハロゲノシランのカップリング反応
を利用した製造方法であった。
【0003】この製造方法によって得られるポリシラン
は環状ポリマーと末端がハロゲン原子或いは水素原子か
らなるポリマーとの混合物であるため、この混合物から
末端を変性したポリマーを定量的に得ることは困難であ
った。
は環状ポリマーと末端がハロゲン原子或いは水素原子か
らなるポリマーとの混合物であるため、この混合物から
末端を変性したポリマーを定量的に得ることは困難であ
った。
【0004】また、片末端変性ポリシランの合成に関し
ては、桜井らによってジシランユニットを含むポリマー
からのリビング重合が検討されており、水素、カルボン
酸の導入が行われているほかPMMA(ポリメチルメタ
クリレート)との共重合が報告されている(化学と工業
第42巻第4号744ページ)。
ては、桜井らによってジシランユニットを含むポリマー
からのリビング重合が検討されており、水素、カルボン
酸の導入が行われているほかPMMA(ポリメチルメタ
クリレート)との共重合が報告されている(化学と工業
第42巻第4号744ページ)。
【0005】しかしながら、この方法は置換基に制限が
あることや、モノマーの入手が困難な点など、工業化に
おいていくつかの問題点がある。
あることや、モノマーの入手が困難な点など、工業化に
おいていくつかの問題点がある。
【0006】両末端或いは片末端反応性ポリシランにつ
いて、「ジャーナル・オブ・オルガノメタリック・ケミ
ストリー,Vol.2,p478−484(196
4)」、「ジャーナル・オブ・オルガノメタリック・ケ
ミストリー,Vol.23,p63−69(197
0)」に合成例が報告されており、パーメチルオリゴシ
ランを塩化アルミニウム存在下、塩化アセチルと反応さ
せることにより末端クロロオリゴシランが得られるほ
か、塩化アルミニウム存在下、末端フェニルオリゴシラ
ンを塩化水素或いはクロロシランと反応させることによ
り末端クロロオリゴシランを得ることができる。しか
し、この製造方法で得られる末端クロロポリシランは重
合度が小さいものである。
いて、「ジャーナル・オブ・オルガノメタリック・ケミ
ストリー,Vol.2,p478−484(196
4)」、「ジャーナル・オブ・オルガノメタリック・ケ
ミストリー,Vol.23,p63−69(197
0)」に合成例が報告されており、パーメチルオリゴシ
ランを塩化アルミニウム存在下、塩化アセチルと反応さ
せることにより末端クロロオリゴシランが得られるほ
か、塩化アルミニウム存在下、末端フェニルオリゴシラ
ンを塩化水素或いはクロロシランと反応させることによ
り末端クロロオリゴシランを得ることができる。しか
し、この製造方法で得られる末端クロロポリシランは重
合度が小さいものである。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
種々の官能基を導入することができると共に、他のポリ
マーとの共重合体を製造する原料として好適な重合度の
大きい両末端ヒドロポリシラン及びこれを製造する方法
を提供することを目的とする。
種々の官能基を導入することができると共に、他のポリ
マーとの共重合体を製造する原料として好適な重合度の
大きい両末端ヒドロポリシラン及びこれを製造する方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、両末端クロ
ロポリシランをLiAlH4と反応させてクロロポリシ
ランを還元することにより、未だ合成報告例のない重合
度の大きい両末端ヒドロポリシランが得られることを知
見した。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、両末端クロ
ロポリシランをLiAlH4と反応させてクロロポリシ
ランを還元することにより、未だ合成報告例のない重合
度の大きい両末端ヒドロポリシランが得られることを知
見した。
【0009】即ち、本発明者は「アプライド・オルガノ
メタリック・ケミストリー Vol.1,p7−14
(1987)」において、紫外線により分解したポリシ
ランから反応性に富んだシリレンとシリルラジカルが生
成され、ポリシランが低分子量化する反応に着目し、塩
素を引き抜きしやすい溶媒として塩素化炭化水素を選択
し、この塩素化炭化水素中で高分子量ポリシランに紫外
線を照射して光分解を行うことにより、発生するシリル
ラジカルによって重合度の大きい両末端クロロポリシラ
ンを得る方法を提案している(特願平4−30103
号)が、ここで得られる下記式(2)の両末端クロロポ
リシランを原料とし、この両末端クロロポリシランをL
iAlH4により還元することで、下記式(1)で示さ
れる両末端ヒドロポリシランが得られることを見い出す
と共に、この両末端ヒドロポリシランは、その末端水素
原子が反応性を有するため、例えば−CH=CH2基と
の付加反応、−OH基との縮合反応など、公知の反応方
法を採用して所望の官能基をポリシランに導入したり、
他のポリマーとの共重合体を製造することができ、光導
電性材料、導電性材料、フォトレジスト、セラミック
ス、非線形光学材料等の用途に使用されるポリシランの
原料として有用であることを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
メタリック・ケミストリー Vol.1,p7−14
(1987)」において、紫外線により分解したポリシ
ランから反応性に富んだシリレンとシリルラジカルが生
成され、ポリシランが低分子量化する反応に着目し、塩
素を引き抜きしやすい溶媒として塩素化炭化水素を選択
し、この塩素化炭化水素中で高分子量ポリシランに紫外
線を照射して光分解を行うことにより、発生するシリル
ラジカルによって重合度の大きい両末端クロロポリシラ
ンを得る方法を提案している(特願平4−30103
号)が、ここで得られる下記式(2)の両末端クロロポ
リシランを原料とし、この両末端クロロポリシランをL
iAlH4により還元することで、下記式(1)で示さ
れる両末端ヒドロポリシランが得られることを見い出す
と共に、この両末端ヒドロポリシランは、その末端水素
原子が反応性を有するため、例えば−CH=CH2基と
の付加反応、−OH基との縮合反応など、公知の反応方
法を採用して所望の官能基をポリシランに導入したり、
他のポリマーとの共重合体を製造することができ、光導
電性材料、導電性材料、フォトレジスト、セラミック
ス、非線形光学材料等の用途に使用されるポリシランの
原料として有用であることを知見し、本発明をなすに至
ったものである。
【0010】従って、本発明は、下記式(1)で表され
ることを特徴とする両末端ヒドロポリシラン、及び不活
性雰囲気下、ポリシラン可溶性溶媒中にて下記式(2)
で表される両末端クロロポリシランを溶解し、LiAl
H4を用いて還元することを特徴とする両末端ヒドロポ
リシランの製造方法を提供する。
ることを特徴とする両末端ヒドロポリシラン、及び不活
性雰囲気下、ポリシラン可溶性溶媒中にて下記式(2)
で表される両末端クロロポリシランを溶解し、LiAl
H4を用いて還元することを特徴とする両末端ヒドロポ
リシランの製造方法を提供する。
【0011】
【化3】 (式中、R1,R2,R3,R4は同一又は異種の置換又は
非置換の炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を
示し、n,m,kは0≦n≦10,0≦m≦10,n+
m≧10,k≧1を満たす数である。)
非置換の炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を
示し、n,m,kは0≦n≦10,0≦m≦10,n+
m≧10,k≧1を満たす数である。)
【0012】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明の両末端ヒドロポリシランは下記式(1)で表され
るものである。
発明の両末端ヒドロポリシランは下記式(1)で表され
るものである。
【0013】
【化4】 H[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kH ・・・・(1)
【0014】ここで、R1,R2,R3,R4は同一又は異
種の置換又は非置換の炭素数1〜12、好ましくは炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基であり、アルキル
基としてはメチル基,エチル基,プロピル基等の低級ア
ルキル基等が挙げられ、アリール基としてはフェニル
基,トリル基,スチリル基等が挙げられる。n,m,k
は0≦n≦10,0≦m≦10,n+m≧10,k≧1
を満たす数であるが、光導電特性等のポリシランの性質
を示すにはkは5以上、特に10以上であることが好ま
しい。
種の置換又は非置換の炭素数1〜12、好ましくは炭素
数1〜8のアルキル基又はアリール基であり、アルキル
基としてはメチル基,エチル基,プロピル基等の低級ア
ルキル基等が挙げられ、アリール基としてはフェニル
基,トリル基,スチリル基等が挙げられる。n,m,k
は0≦n≦10,0≦m≦10,n+m≧10,k≧1
を満たす数であるが、光導電特性等のポリシランの性質
を示すにはkは5以上、特に10以上であることが好ま
しい。
【0015】本発明の両末端ヒドロポリシランの製造方
法は、下記式(2)の両末端クロロポリシランを好まし
くは不活性雰囲気中で溶媒に溶解し、LiAlH4と反
応させ、該両末端クロロポリシランを還元するものであ
る。
法は、下記式(2)の両末端クロロポリシランを好まし
くは不活性雰囲気中で溶媒に溶解し、LiAlH4と反
応させ、該両末端クロロポリシランを還元するものであ
る。
【0016】
【化5】 Cl[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kCl ・・・・(2) (式中、R1〜R4,n,m,kは上記と同様の意味を示
す。)
す。)
【0017】ここで、原料の両末端クロロポリシラン
は、特に本発明者が先に提案した特願平4−10180
4号に記載の方法を採用し得る。
は、特に本発明者が先に提案した特願平4−10180
4号に記載の方法を採用し得る。
【0018】即ち、ナトリウム等のアルカリ金属を用い
たジクロロシランのカップリング反応で下記式(3)の
ポリシランを合成し(該ポリシランの数平均分子量は好
ましくは1,000以上である)、このポリシランを例
えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,
2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、
1,1,2,2−テトラクロロエタン等の塩素化炭化水
素溶液に好ましくは1〜20重量%程度の濃度で溶解
し、窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気中に
おいて紫外線を照射するものである。なお、所定量の紫
外線を照射した後、反応溶液を1/2〜1/5量に濃縮
し、ポリシラン約10gに対して約150gのヘキサン
を添加することにより両末端クロロポリシラン(Mn≧
1,000)を沈殿させ、次いで濾過、乾燥することに
より目的物の両末端クロロポリシランを白色粉末として
得ることができる。
たジクロロシランのカップリング反応で下記式(3)の
ポリシランを合成し(該ポリシランの数平均分子量は好
ましくは1,000以上である)、このポリシランを例
えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,
2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、
1,1,2,2−テトラクロロエタン等の塩素化炭化水
素溶液に好ましくは1〜20重量%程度の濃度で溶解
し、窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲気中に
おいて紫外線を照射するものである。なお、所定量の紫
外線を照射した後、反応溶液を1/2〜1/5量に濃縮
し、ポリシラン約10gに対して約150gのヘキサン
を添加することにより両末端クロロポリシラン(Mn≧
1,000)を沈殿させ、次いで濾過、乾燥することに
より目的物の両末端クロロポリシランを白色粉末として
得ることができる。
【0019】
【化6】
【0020】このようにして得られる式(2)の両末端
クロロポリシランは、エーテル、THFなどの溶媒に好
ましくは5〜50重量%、特に10〜30重量%の濃度
で溶解して窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲
気下でLiAlH4と反応させることが好ましい。
クロロポリシランは、エーテル、THFなどの溶媒に好
ましくは5〜50重量%、特に10〜30重量%の濃度
で溶解して窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガス雰囲
気下でLiAlH4と反応させることが好ましい。
【0021】ここで、LiAlH4の使用量は、塩素に
対して0.25〜2モル、特に1〜2モルとすることが
好ましい。また、反応温度は、室温から溶媒、例えばT
HFの還流温度(THFの場合は65℃)が好ましく、
反応時間は通常1〜4時間である。
対して0.25〜2モル、特に1〜2モルとすることが
好ましい。また、反応温度は、室温から溶媒、例えばT
HFの還流温度(THFの場合は65℃)が好ましく、
反応時間は通常1〜4時間である。
【0022】両末端クロロポリシランを還元した後、未
反応のLiAlH4をアルコールを用いて失活させ、数
回水洗して有機層を取り出し、乾燥後濃縮することによ
り、目的物である式(1)の両末端ヒドロポリシランを
白色粉末として得ることができる。
反応のLiAlH4をアルコールを用いて失活させ、数
回水洗して有機層を取り出し、乾燥後濃縮することによ
り、目的物である式(1)の両末端ヒドロポリシランを
白色粉末として得ることができる。
【0023】このようにして得られた本発明の両末端ヒ
ドロポリシランは、重合度が大きく、両末端に反応性の
ヒドロシリル基を有するため、異種の置換基を導入する
ことができると共に、架橋反応を行う際の原料とするこ
とができる。
ドロポリシランは、重合度が大きく、両末端に反応性の
ヒドロシリル基を有するため、異種の置換基を導入する
ことができると共に、架橋反応を行う際の原料とするこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の両末端ヒドロポリシランは、両
末端に反応性のヒドロシリル基を有しているため、種々
の官能基を導入することができると共に、他のポリマー
との共重合体を製造する原料として好適なものである。
末端に反応性のヒドロシリル基を有しているため、種々
の官能基を導入することができると共に、他のポリマー
との共重合体を製造する原料として好適なものである。
【0025】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
【0026】[実施例1]窒素ガス雰囲気下、両末端ク
ロロメチルフェニルポリシラン(Mn=5,500、M
w/Mn=1.90)5.5gをTHF50gに溶解
し、LiAlH4を0.15g添加した後、攪拌を4時
間行った。反応終了後、メタノール5gを添加し、10
0gの水を用いた水洗を3回行い、有機層を塩化カルシ
ウム上で一晩乾燥した。乾燥剤を濾別後、濃縮を行い、
白色粉末を3.5g得た。得られた白色粉末についての
測定結果を下記に示す。
ロロメチルフェニルポリシラン(Mn=5,500、M
w/Mn=1.90)5.5gをTHF50gに溶解
し、LiAlH4を0.15g添加した後、攪拌を4時
間行った。反応終了後、メタノール5gを添加し、10
0gの水を用いた水洗を3回行い、有機層を塩化カルシ
ウム上で一晩乾燥した。乾燥剤を濾別後、濃縮を行い、
白色粉末を3.5g得た。得られた白色粉末についての
測定結果を下記に示す。
【0027】収率 :約64% Mn :5,450(ポリスチレン換算) Mw/Mn :1.86 IR分析 :2098cm-1(Si−H)ピーク
強 Cl濃度 :0%1 H−NMR :Si−Me −0.8〜0.7pp
m(積分比:330) Si−H 4.4ppm(積分比:2) Ph 6.3〜7.8ppm(積分比:73
4,測定溶媒d6−benzene中のベンゼンを含
む)
強 Cl濃度 :0%1 H−NMR :Si−Me −0.8〜0.7pp
m(積分比:330) Si−H 4.4ppm(積分比:2) Ph 6.3〜7.8ppm(積分比:73
4,測定溶媒d6−benzene中のベンゼンを含
む)
【0028】この結果より、得られた白色粉末は両末端
ヒドロメチルフェニルポリシランであり、またSi−M
eとSi−Hの積分比から重合度を算出することにより
下記式(1a)で表される化合物であることがわかる。
ヒドロメチルフェニルポリシランであり、またSi−M
eとSi−Hの積分比から重合度を算出することにより
下記式(1a)で表される化合物であることがわかる。
【0029】
【化7】 H(MePhSi)110H ・・・(1a)
【0030】[実施例2]窒素ガス雰囲気下、両末端ク
ロロメチルフェニルポリシラン(Mn=7,500、M
w/Mn=2.0)20.0gをTHF200gに溶解
し、LiAlH4を0.5g添加した後、攪拌を4時間
行った。反応終了後、メタノール20gを添加し、20
0gの水を用いた水洗を3回行い、有機層を塩化カルシ
ウム上で一晩乾燥した。乾燥剤を濾別後、濃縮を行い、
白色粉末を15.8g得た。得られた白色粉末について
の測定結果を下記に示す。
ロロメチルフェニルポリシラン(Mn=7,500、M
w/Mn=2.0)20.0gをTHF200gに溶解
し、LiAlH4を0.5g添加した後、攪拌を4時間
行った。反応終了後、メタノール20gを添加し、20
0gの水を用いた水洗を3回行い、有機層を塩化カルシ
ウム上で一晩乾燥した。乾燥剤を濾別後、濃縮を行い、
白色粉末を15.8g得た。得られた白色粉末について
の測定結果を下記に示す。
【0031】収率 :約79% Mn :7.350(ポリスチレン換算) Mw/Mn :1.96 IR分析 :2098cm-1(Si−H)ピーク
強 Cl濃度 :0%1 H−NMR :Si−Me −0.8〜0.7pp
m(積分比:400) Si−H 4.4ppm(積分比:2) Ph 6.3〜7.8ppm(積分比:88
0,測定溶媒d6−benzene中のベンゼンを含
む)
強 Cl濃度 :0%1 H−NMR :Si−Me −0.8〜0.7pp
m(積分比:400) Si−H 4.4ppm(積分比:2) Ph 6.3〜7.8ppm(積分比:88
0,測定溶媒d6−benzene中のベンゼンを含
む)
【0032】この結果より、得られた白色粉末は両末端
ヒドロメチルフェニルポリシランであり、またSi−M
eとSi−Hの積分比から重合度を算出することにより
下記式(1b)で表される化合物であることがわかる。
ヒドロメチルフェニルポリシランであり、またSi−M
eとSi−Hの積分比から重合度を算出することにより
下記式(1b)で表される化合物であることがわかる。
【0033】
【化8】 H(MePhSi)133H ・・・(1b)
【0034】[参考例1]ナトリウムを用いたメチルフ
ェニルジクロロシランのカップリング反応により得られ
たメチルフェニルポリシラン(Mn=24,000、M
w/Mn=3.32)7.0gを四塩化炭素133gに
溶解し、濃度を5%に調整した。窒素ガス雰囲気下、直
径が15mmのパイレックス反応管にポリシラン溶液を
封入し、高圧水銀灯を用いて紫外線(312nm)を表
1に示す量で照射した。反応溶液を約50gに濃縮後、
ヘキサン100gを添加することにより下記式(4)で
示される両末端クロロポリシランを沈殿させ、濾過、乾
燥により白色粉末を得た。
ェニルジクロロシランのカップリング反応により得られ
たメチルフェニルポリシラン(Mn=24,000、M
w/Mn=3.32)7.0gを四塩化炭素133gに
溶解し、濃度を5%に調整した。窒素ガス雰囲気下、直
径が15mmのパイレックス反応管にポリシラン溶液を
封入し、高圧水銀灯を用いて紫外線(312nm)を表
1に示す量で照射した。反応溶液を約50gに濃縮後、
ヘキサン100gを添加することにより下記式(4)で
示される両末端クロロポリシランを沈殿させ、濾過、乾
燥により白色粉末を得た。
【0035】得られた白色粉末の分子量、収率、Cl量
の結果を表1に示す。
の結果を表1に示す。
【0036】
【化9】
【0037】
【表1】
【0038】[参考例2]メチルフェニルジクロロシラ
ンとナトリウムのカップリング反応により得られたメチ
ルフェニルポリシラン(Mn=15,900、Mw/M
n=10)0.5gを表2に示す塩素化炭化水素9.5
gに溶解し、濃度を5%に調整した。窒素ガス雰囲気
下、直径15mmのパイレックス反応管にポリシラン溶
液を封入し、高圧水銀灯を用いて、紫外線(312n
m)を表2に示す量で照射した。反応溶液を約2gに濃
縮後、ヘキサンを20g添加することにより目的物を沈
殿させ、濾過、乾燥により両末端クロロポリシランを白
色粉末として得た。その結果を表2に示す。
ンとナトリウムのカップリング反応により得られたメチ
ルフェニルポリシラン(Mn=15,900、Mw/M
n=10)0.5gを表2に示す塩素化炭化水素9.5
gに溶解し、濃度を5%に調整した。窒素ガス雰囲気
下、直径15mmのパイレックス反応管にポリシラン溶
液を封入し、高圧水銀灯を用いて、紫外線(312n
m)を表2に示す量で照射した。反応溶液を約2gに濃
縮後、ヘキサンを20g添加することにより目的物を沈
殿させ、濾過、乾燥により両末端クロロポリシランを白
色粉末として得た。その結果を表2に示す。
【0039】
【表2】 *ポリスチレン換算
【図1】本発明の実施例1で得られる両末端ヒドロポリ
シランの反応前と反応後の赤外吸収スペクトルを示すチ
ャートである。
シランの反応前と反応後の赤外吸収スペクトルを示すチ
ャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記式(1)で表されることを特徴とす
る両末端ヒドロポリシラン。 【化1】 H[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kH ・・・・(1) (式中、R1,R2,R3,R4は同一又は異種の置換又は
非置換の炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を
示し、n,m,kは0≦n≦10,0≦m≦10,n+
m≧10,k≧1を満たす数である。) - 【請求項2】 下記式(2)で表される両末端クロロポ
リシランをLiAlH4を用いて還元することを特徴と
する両末端ヒドロポリシランの製造方法。 【化2】 Cl[(R1R2Si)n(R3R4Si)m]kCl ・・・・(2) (式中、R1,R2,R3,R4は同一又は異種の置換又は
非置換の炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を
示し、n,m,kは0≦n≦10,0≦m≦10,n+
m≧10,k≧1を満たす数である。)
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|---|---|---|---|
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| US08/096,259 US5374758A (en) | 1992-07-30 | 1993-07-26 | Hydro-terminated polysilane and process for making |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223372A JP2725535B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 両末端ヒドロポリシランの製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649219A true JPH0649219A (ja) | 1994-02-22 |
| JP2725535B2 JP2725535B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=16797114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223372A Expired - Fee Related JP2725535B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 両末端ヒドロポリシランの製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5374758A (ja) |
| JP (1) | JP2725535B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100799749B1 (ko) * | 2007-04-25 | 2008-02-01 | 장재홍 | 차량용 다용도 캐리어 |
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|---|---|---|---|---|
| US5482656A (en) * | 1993-03-04 | 1996-01-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Non-linear optical devices employing a polysilane composition and a polysilane composition therefor |
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| US8575381B2 (en) * | 2010-09-17 | 2013-11-05 | Gelest Technologies, Inc. | Trihydridosilyl-terminated polysilanes and methods of preparation |
Citations (3)
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| JPS5949234A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | Nippon Ester Co Ltd | 有機ケイ素重合体の製造方法 |
| JPS61230140A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-14 | Mitsubishi Electric Corp | 有機シリコ−ン系遠紫外線感光性レジスト |
| JPH05230219A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Sagami Chem Res Center | α,ω−ジヒドロポリシラン類の製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS51126300A (en) * | 1975-04-26 | 1976-11-04 | Res Inst Iron Steel Tohoku Univ | Method for manufacturing an organoo silicon polymer having silicon and carbon atoms as main skeleton component |
| JPS59110697A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-26 | Shin Etsu Chem Co Ltd | メチルハイドロジエンシラン類の製造方法 |
| US4704444A (en) * | 1984-02-10 | 1987-11-03 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Polyhydridosilanes and their conversion to pyropolymers |
| US4537942A (en) * | 1984-02-10 | 1985-08-27 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Polyhydridosilanes and their conversion to pyropolymers |
| US4611035A (en) * | 1984-02-10 | 1986-09-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Polyhydridosilanes and their conversion to pyropolymers |
| DE3886891T2 (de) * | 1987-10-09 | 1994-06-16 | Mitsui Petrochemical Ind | Verfahren zur Herstellung von Polysilanverbindungen. |
| US5003100A (en) * | 1990-07-03 | 1991-03-26 | Ethyl Corporation | Method of producing polysilane compounds |
| US5047569A (en) * | 1990-07-03 | 1991-09-10 | Ethyl Corporation | Method of producing polysilane compounds |
| US5252766A (en) * | 1990-09-14 | 1993-10-12 | Director-General Of Agency Of Industrial Science | Method for producing polysilanes |
| US5229481A (en) * | 1991-03-28 | 1993-07-20 | The Regents Of The University Of California | High-molecular weight, silicon-containing polymers and methods for the preparation and use thereof |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4223372A patent/JP2725535B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-07-26 US US08/096,259 patent/US5374758A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5949234A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | Nippon Ester Co Ltd | 有機ケイ素重合体の製造方法 |
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| JPH05230219A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Sagami Chem Res Center | α,ω−ジヒドロポリシラン類の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100799749B1 (ko) * | 2007-04-25 | 2008-02-01 | 장재홍 | 차량용 다용도 캐리어 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5374758A (en) | 1994-12-20 |
| JP2725535B2 (ja) | 1998-03-11 |
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