JPH0649308A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物

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JPH0649308A
JPH0649308A JP20529792A JP20529792A JPH0649308A JP H0649308 A JPH0649308 A JP H0649308A JP 20529792 A JP20529792 A JP 20529792A JP 20529792 A JP20529792 A JP 20529792A JP H0649308 A JPH0649308 A JP H0649308A
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JP
Japan
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vinyl chloride
resin
resin composition
composition
present
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JP20529792A
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English (en)
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Satoru Moritomi
悟 森冨
Tsuguo Mitani
嗣雄 三谷
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Susumu Iijima
晋 飯島
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】(a) 塩化ビニル系ペースト樹脂と(b) 架橋ブレ
ンデング樹脂とを含有し、(a) と(b) との重量比が85/1
5 〜60/40 であることを特徴とする塩化ビニル系樹脂組
成物。 【効果】本発明の組成物は、優れた艶消し性能を示し、
しかも製品の強度低下等を防止し得るので工業的にも有
利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化ビニル系樹脂組成
物に関し、詳しくは、(a) 塩化ビニル系ペースト樹脂と
(b) 架橋ブレンデング樹脂とを含有し、(a) と(b) との
重量比が85/15 〜60/40 であることを特徴とする塩化ビ
ニル系樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】近年、壁
材、床材、自動車内装部品、電線、日用雑貨品等の用途
においては、表面光沢が少なく妨眩性を有し、且つドラ
イな感触で外観上も落ち着いた感じを呈する艶消し製品
が要望されている。
【0003】これまでに、塩化ビニル系樹脂の艶消し方
法として、粒子径の異なる塩化ビニル系樹脂を用いる方
法、例えば塩化ビニル系ペースト樹脂とブレンデング樹
脂を用いる方法等が知られている。
【0004】しかしながら、この方法では、得られた製
品が充分満足し得る艶消し性を示さず、そのうえ成形す
る場合に、高温で実施すると艶消し性が低下し、また低
温で長時間実施しても艶消し性が低下するので低温短時
間で成形せねばならないという加工条件の制約、更に
は、その制約のため製品の強度を充分発現し得ないとい
う欠点があった。
【0005】本発明者等は、かかる欠点を改善すべく鋭
意検討を加えた結果、ブレンデング樹脂として、(b) 架
橋ブレンデング樹脂という特定の樹脂を用い、これを
(a) 塩化ビニル系ペースト樹脂に対して特定量使用する
ことにより、優れた艶消し性能を示し、しかも製品の強
度低下等も防止し得る塩化ビニル系樹脂組成物が得られ
ることを見出すとともに、発泡剤を含有する組成物は、
架橋樹脂を使用しているにもかかわらず表面平滑性に優
れ、発泡セルが均一な発泡製品を与えることを見出し、
さらに種々の検討を加えて本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(a) 塩化ビニル系ペースト樹脂と(b) 架橋ブレンデング
樹脂とを含有し、(a) と(b) との重量比が85/15 〜60/4
0 であることを特徴とする優れた艶消し性能を示す塩化
ビニル系樹脂組成物、および(a) 、(b) のほかにさらに
発泡剤を含有することを特徴とする優れた艶消し性を示
す発泡性塩化ビニル系樹脂組成物を提供するものであ
る。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おける成分(a) の塩化ビニル系ペースト樹脂としては、
例えば塩化ビニル単量体の単独重合物あるいは塩化ビニ
ルと共重合し得る単量体、例えば酢酸ビニル、各種(メ
タ)アクリル酸エステル類等との共重合物、それらの混
合物であって、一次粒径0.1 〜 2μm のものが通常使用
され、ペーストレジンと称して一般に市販されているプ
ラスチゾルまたはオルガノゾル用樹脂を使用することが
できる。
【0008 】成分(b) の架橋ブレンデング樹脂として
は、ゲル含量が30%以上のものが通常使用される。その
平均粒径は通常20〜60μm であ。具体的には、塩化ビニ
ル単量体または塩化ビニル単量体とこれと共重合可能な
共重合性単量体、とエチレン性二重結合を分子内に2個
以上有する多官能性単量体から成るもの等が挙げられ
る。共重合性単量体としては、例えば酢酸ビニル、塩化
ビニリデン等が、また、多官能性単量体としては、例え
ばジアリルフタレート、ジアリルイソフタレート、ジア
リルテレフタレート等のフタール酸のジアリルエステル
類、ジアリルマレート、ジアリルフマレート、ジアリル
イタコネート等のエチレン性不飽和二塩基酸のジアリル
エステル類、ジアリルエーテル、トリアリルシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルトリメリ
テート及びエチレングリコールジビニルエーテル、ブタ
ンジオールジビニルエーテル、オクタデカンジビニルエ
ーテル等のジビニルエーテル類、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)
アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)ア
クリレート等の多価アルコールの( メタ) アクリレート
類、、ビス(メタ)アクロイルオキシエチレンフタレー
ト、1,3,5-トリ( メタ) アクロイルヘキサハイドロトリ
アジン等が挙げられる。
【0009】その使用量は、(a) 成分に対して15/85 〜
40/60wt 倍、好ましくは20/80 〜30/70wt 倍である。使
用量が、15/85wt 倍未満の場合は、充分な艶消し効果が
得られず、また40/60wt 倍を超えた場合は、艶消し効果
は得られるものの、後述の発泡製品において表面平滑
性、発泡セルの均一性等が低下するので好ましくない。
【0010】本発明の組成物は、上記成分(a) 及び(b)
特定比率で含有することを特徴とするものであるが、発
泡剤を含有することもできる。発泡剤としては、例えば
アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、
ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4'- オキシビ
スベンゼンスルホニルヒドラジド、パラトルエンスルホ
ニルヒドラジド等の塩化ビニル系樹脂の発泡剤として用
いられる化合物が挙げられる。これらは2種以上混合し
て使用することもできる。さらに発泡剤の分解温度を低
下させる目的で使用される発泡助剤も含有することがで
きる。架橋樹脂と発泡剤を組み合わせた場合、発泡セル
が粗大化し、発泡製品の表面平滑性が低下するのが一般
的であるが、本発明においては、そのような現象は殆ど
認められない。発泡剤の使用量は、上記成分(a) と(b)
の合計量100 重量部に対して通常6重量部以下、好まし
くは4重量部以下である。
【0011】また本発明の組成物は、塩化ビニル系樹脂
に用いられる各種添加剤、例えばフタレート系、アジペ
ート系、ポリエステル系、エポキシ系、燐酸エステル系
等の可塑剤、酸化チタン等の顔料、スズ系、バリウム−
亜鉛系、カルシウム−亜鉛系、亜鉛系等の安定剤、炭酸
カルシウム、タルク、クレー、水酸化アルミニウム、三
酸化アンチモン、中空フィラー等の充填剤などを含有す
ることができる。充填剤を共存させることにより、艶消
し性を一層向上させるさせることもできる。その場合の
使用量は、成分(a) と(b) の合計量100 重量部に対して
通常30〜90重量部である。
【0012】本発明の組成物を製造するにあたっては、
上記成分(a) 、(b) および(c) を上記した組成比になる
ように配合される。各種添加剤は、通常、上記成分を配
合した後、配合される。例えば、上記成分を配合した
後、ジオクチルフタレート(DOP)、その他添加材を
添加し、ミキサー等で攪拌することにより、プラスチゾ
ル、オルガノゾルとすることができる。
【0013】かくして、本発明の組成物が製造される
が、本発明の組成物は、通常、プラスチゾル、オルガノ
ゾルの形態で使用され、これを例えば、展延成形、浸漬
成形、被覆成形等の成形方法により、フィルム、シー
ト、各種成品等に成形した後、オーブン、トンネル型加
熱炉等を用いて、熱処理することによりゲル化されて、
艶消し製品を製造することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の組成物は、優れた艶消し性能を
示し、しかも製品の強度低下等を防止し得るので工業的
にも有利である。
【0015】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0016】実施例1〜5、比較例1〜5 塩化ビニル系ペースト樹脂(住友化学(株)製、スミリ
ットPxQHC)と架橋ブレンデング樹脂( ワッカー社製 VH5
02 (平均粒子径42μm 、THF 不溶分93%) 、C-100V( 平
均粒子径42μm 、THF 不溶分38%) 、ボーデン社製 VC2
60SS (平均粒径37μm 、THF 不溶分0%) )とを表1に
示した割合で配合した配合物100 重量部、DOP 60部、酸
化チタン(石原産業(株)製、R-820 )15部、炭酸カル
シウム(白石工業(株)製、ホワイトンP-70)80部、発
泡剤( 大塚化学( 株) 製、AZS)2部、安定剤、( 共同薬
品 (株) 製、KF-80A-8) 3部を加え、攪拌型ミキサーに
より15分間混合してプラチスチゾルを得た。
【0017】次いでこれを、テスト用ナイフコーターを
用いて難燃紙上に 100μm 厚に展延被覆、トンネル炉に
て熱処理し、塗布面を半ゲル状とした。これを冷却後、
短冊状に試料を切り取り、220 ℃に設定したオーブン中
で熱処理することによりゲル化させた。艶消し性は、光
沢度計 (スガ試験機 (株) 製、SM-4) により、60°反射
率 (グロス)(%) の値を測定することにより評価した。
この値は小さい程艶消し効果が大きく、実用上は5%以
下が好まく、5%以下を○(優)、5〜10%を△
(良)、10%以上を× (不可) とした。また発泡試料の表
面平滑性、セルの大きさの評価を行い、これらの結果を
表1に示した。
【0018】 表1 実 施 例 比 較 例 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 スミリットPxQHC 80 75 80 75 60 100 90 70 50 50 blending resin(gel%=93) 20 25 10 blending resin(gel%=38) 20 25 40 50 blending resin(gel%=0 ) 30 50 60°反射率(40 秒加熱) 4.8 3.6 5.0 3.3 3.0 15 7.5 13 11 3.0 60°反射率(50 秒加熱) 5.1 3.8 5.3 4.0 3.3 16 7.7 13 12 3.0 艶 消 し 性 ○ ○ ○ ○ ○ × △ × × ○ 表 面 平 滑 性 ○ ○ ○ ○ △ ○ ○ ○ ○ × セ ル 形 状 密 密 密 密 中 密 密 密 密 粗大
【0019】実施例6〜9、比較例6〜10 実施例1において、酸化チタン、炭酸カルシウムを用い
ずに、塩化ビニル系ペースト樹脂と架橋ブレンデング樹
脂との配合比を表2に示した比率とした以外は、実施例
1に準拠して実施した。結果を表2に示した。
【0020】 表2 実 施 例 比 較 例 6 7 8 9 6 7 8 9 10 スミリットPxQHC 70 60 70 60 90 90 90 70 60 blending resin(gel%=93) 30 40 10 blending resin(gel%=38) 30 40 10 blending resin(gel%=0 ) 10 30 40 60°反射率(40 秒加熱) 4.7 3.6 4.5 3.7 6.6 6.8 7.8 6.4 6.7 60°反射率(50 秒加熱) 5.3 3.9 5.3 4.3 8.0 8.5 8.6 7.4 7.7 艶 消 し 性 〇 〇 〇 〇 △ △ △ △ △ 表 面 平 滑 性 〇 △ 〇 △ 〇 〇 〇 〇 〇 セ ル 形 状 密 中 密 中 密 密 密 密 密
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 晋 愛媛県新居浜市惣開町5番1号 住友化学 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 塩化ビニル系ペースト樹脂と(b) 架橋
    ブレンデング樹脂とを含有し、(a) と(b) との重量比が
    85/15 〜60/40 であることを特徴とする塩化ビニル系樹
    脂組成物。
  2. 【請求項2】発泡剤を含有することを特徴とする請求項
    1に記載の塩化ビニル系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の塩化ビニル系樹
    脂組成物を成形することを特徴とする艶消し塩化ビニル
    製品の製造方法。
JP20529792A 1992-07-31 1992-07-31 塩化ビニル系樹脂組成物 Pending JPH0649308A (ja)

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