JPH0649384U - 導電袋 - Google Patents
導電袋Info
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- JPH0649384U JPH0649384U JP8381892U JP8381892U JPH0649384U JP H0649384 U JPH0649384 U JP H0649384U JP 8381892 U JP8381892 U JP 8381892U JP 8381892 U JP8381892 U JP 8381892U JP H0649384 U JPH0649384 U JP H0649384U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易な手段を施すだけで袋内の結露を効果的に
防止することができる導電袋を提供する。 【構成】導電袋10は、アルミニウム合金を蒸着して導
電性を付与したポリエチレンフィルムである外側シート
20、及び外側シート20の内面に接着剤で取り付けた
内側シート30で構成される。内側シート30は、その
間でシリカゲル粉末34を挟持した二枚の通気性のある
フィルム32a、32bを接合して成る。
防止することができる導電袋を提供する。 【構成】導電袋10は、アルミニウム合金を蒸着して導
電性を付与したポリエチレンフィルムである外側シート
20、及び外側シート20の内面に接着剤で取り付けた
内側シート30で構成される。内側シート30は、その
間でシリカゲル粉末34を挟持した二枚の通気性のある
フィルム32a、32bを接合して成る。
Description
【0001】
本考案は、ICやLSIなどが静電気により破壊されないよう、袋の帯電を防 止した静電気対策用の導電袋に関する。
【0002】
ICやLSI等の電子部品は、各々の許容電流値以上の大きさの電流が流れる ことにより破壊される虞がある。例えば、それらの運搬等に用いる容器が静電気 によって帯電すると、容器内のICやLSI等に許容電流値以上の電流が流れ、 それらICやLSI等が破壊される場合があった。そこで、従来より、ICやL SI等の電子部品を封入する容器として、アルミニウム合金等の導電性素材を使 用した静電気対策用の導電袋を用いていた。
【0003】
しかしながら、アルミ合金等の導電性素材を用いた従来の導電袋は気密性が高 く、そのため、袋内外の温度差により袋内面や袋内のIC等に結露が生じること があり、そのような結露が生じると、電極に用いた金属が錆びる等の不都合があ った。
【0004】 その場合、湿気を嫌う袋内の防湿対策として、一般に用いているような、吸湿 剤たとえばシリカゲル等を、ICやLSI等の電子部品と一緒に導電袋内に封入 する手段があった。 しかし、そのような手段によると吸湿剤が局在しがちで効果的な結露防止対策 となり得ず、また、封入した電子部品の間で、吸湿剤が移動し電子部品等と衝突 して粉砕され、電子部品等の封入物に粉砕された吸湿剤が付着する等の弊害があ った。
【0005】 また、静電気対策用の導電袋内の結露を防止するため、ICやLSI等を袋内 に封入した後、袋内を真空にする技術もあった。 しかし、複数のICやLSI等を封入した袋は、ICやLSI等が互いに重な り合った場合など、袋の内面がICやLSI等に密着し難く、真空にするのは容 易でない。
【0006】 そこで、前述の弊害を解消し、簡易な手段を施すだけで袋内の結露を効果的に 防止することができる導電袋の提供を目的として、本考案が生み出された。
【0007】
そのような本考案にかかる導電袋の構成は、 静電気対策用の導電性を有する袋の内側に吸湿性物質を含むシート材を積層し てなることを特徴とする。
【0008】
本考案にかかる導電袋は、導電袋の内側に吸湿性物質を含むシート材を積層し てなる。その導電袋にICやLSI等の電子部品を封入した場合、袋の内側に積 層されたシート材に含まれる吸湿性物質が、袋内の湿気を万遍なく吸収する。従 って、袋内は低い湿度に抑えられており、そのため袋内外の温度差が大きくなっ ても袋内に結露は生じ難い。
【0009】 また、吸湿性物質は、導電袋の内側に積層されたシート材に含まれているので 、吸湿剤が導電袋内に封入された電子部品等と衝突し粉砕されるということもな い。
【0010】
図面に基づき本考案の一実施例を詳細に説明する。但し、本考案は以下に詳述 する一実施例に限定されるものではなく、当業者が自明な事項に基づき想到し得 る全ての実施例を含む。
【0011】 本考案の一実施例である導電袋10は、ICやLSI等を封入した際、運搬時 の振動や摩擦等に基づき生じた静電気により、内容物であるICやLSIなどが 破壊しないよう、静電気による帯電を防止した袋である。 導電袋10は、図1及び図2に示すように、アルミニウム合金を蒸着して導電 性を付与したポリエチレンフィルムであって静電気による帯電を防止する機能を 果たす外側シート20と、外側シート20の内面に接着剤で取り付け導電袋10 内の湿気を吸収すると共に緩衝機能も果たす内側シート30とで構成される。
【0012】 それら外側シート20及び内側シート30は各々を袋状に形成し、外側シート 20の開口部40にはファスナ45を取り付けて密封可能としている。 内側シート30は、二枚の通気性のあるフィルム32a、32bを接合して成 り、それら二枚のフィルム32a、32bの間で、シリカゲル粉末34を挟持し ている。
【0013】 そのような内側シート30の製造は、図3に示すように、先ず、送り出しロー ラ50、50が、片面に接着剤を塗布した一枚のフィルム32aを送り出す。 送り出されたフィルム32aは、高電圧を加えた正電極60および負電極62 の間を通過する。このとき、負電極62によって帯電したシリカゲル粉末34を 、負電極62とフィルム32aとの間に置いて、正負両電極60、62間に生じ た強い電界の作用によりフィルム32aに対して面状に塗着する。塗着されたシ リカゲル粉末34は、フィルム32aの片面に塗布されていた接着剤によってフ ィルム32a上に固定される。シリカゲル粉末34のフィルム32aへの塗着は 、所定の間隔で間欠的に行う。
【0014】 そのようにしてシリカゲル粉末34を塗着したフィルム32aは、さらに前進 して、中間ローラ70、72の間を通過する。中間ローラ72は他のフィルム3 2bを供給するので、フィルム32aが中間ローラ70、72の間を通過する際 、フィルム32aのシリカゲル粉末34を塗着した面に、フィルム32bが合わ せられ、中間ローラ70、72によって二枚のフィルム32a、32bが互いに 圧着される。
【0015】 次の工程であるヒート工程80において、シリカゲル粉末34を挟持した二枚 のフィルム32a、32bに加熱・乾燥が施される。この加熱・乾燥によりフィ ルム32aに塗布した接着剤が固化し、シリカゲル粉末34を挟持したまま二枚 のフィルム32a、32bは接合される。
【0016】 なお、接着剤は、フィルム32aだけに塗布するので、たとえ、フィルム32 aの通気孔が接着剤で塞がれたとしても、フィルム32bの通気孔は接着剤によ って塞がれることがなく、そのフィルム32bの通気孔を通して、二枚のフィル ムで挟持されたシリカゲル粉末34は、フィルム外の湿気を吸収する機能を果た すことができる。
【0017】 また、前述のように、シリカゲル粉末34は、フィルム32aに所定の間隔で 間欠的に塗着されるので、シリカゲル粉末34が塗着されないフィルム32aの 部分は、接着剤により直接、フィルム32bに接合される。従って、シリカゲル 粉末34は接着剤にてフィルム32a側に固定されるとともに、シリカゲル粉末 34を介さないで接着剤にてフィルム32a及びフィルム32bを直接接合する 部分が所定間隔で設けられることにより、シリカゲル粉末34は二枚のフィルム 32a、32bの間でしっかりと固定される。
【0018】 加熱・乾燥工程を経ると、内側シート30が完成され、巻き取りローラ90、 90によって完成した内側シート30を巻き取る。 このようにして製造した内側シート30は、シリカゲル粉末34を介さないで 直接フィルム32aとフィルム32bとが接合された部分において適宜切断され 、更に袋状に加工し、一回り大きく袋状に形成した外側シート20の内面に、接 着剤を用いて取り付ける。
【0019】 内側シート30は、二枚のフィルム32a、32bによって、シリカゲル粉末 34を面状に挟持しているので、本実施例にかかる導電袋10内において、シリ カゲル粉末34がフィルム32a、32bの外へ漏れ出すことはなく、しかも内 側シート30による吸湿は袋内の全体で効率よく略均等に行なわれる。従って、 本実施例を用いれば、導電袋10内に封入した電子部品等にシリカゲル粉末34 が付着することもなく、導電袋10の内外に温度差があっても導電袋10内で結 露が生じることはない。
【0020】 また、真空装置を用いて袋内を真空にする等の大がかりな手段ではなく、シリ カゲル粉末34を挟持した二枚のフィルム32a、32bから成る内側シート3 0という簡易な構造の手段を用いるだけで、導電袋10内の効果的な結露の防止 が実現される。
【0021】 さらに、内側シート30は、二枚のフィルム32a、32bを合わせ、それら の間にシリカゲル粉末34を挟持しているので、やや厚みを有しており、緩衝材 としての機能も果たすため、導電袋10内に封入したICやLSI等に対する物 理的な力による悪影響(例えば運搬途中の振動に基づくICやLSI等の破損) 等も軽減することができる。
【0022】 なお、外側シート20に内側シート30を取り付ける手段としては、接着剤で なくても良く、両面テープなどシート材同士を取り付けるための全ての手段を用 いることができる。 また、本実施例において、シリカゲル34をフィルムに間欠的に塗着したが、 フィルムの全面にシリカゲルを塗着しても構わない。その場合、二枚のフィルム は全面において、シリカゲル粉末を挟持することになるが、その切断部等の端部 において、テーピングなどシリカゲル粉末を二枚のフィルムの間に封入して漏れ 出さないようにする手段が施される。
【0023】 さらに、本実施例では、フィルム32aの全面に接着剤を塗布したが、予めシ リカゲル粉末を塗着しない部分だけに接着剤を塗布しても良い。その場合、強い 電界中で一方のフィルム上にシリカゲル粉末を間欠的に塗着し、電界中においた まま、その上から他方のフィルムを合わせ、シリカゲル粉末が塗着されていない 部分に予め塗布されている接着剤によって二枚のフィルム同士を接合する。その ような接着剤によるフィルム同士の接合により二枚のフィルム間におけるシリカ ゲル粉末の移動が制約される。また、そのような接着剤を用いないで二枚のフィ ルム同士を溶着する方法を用いても良い。すなわち、前述のようにして一方のフ ィルム上にシリカゲル粉末を間欠的に塗着し、電界中においたまま、その上から 他方のフィルムを合わせ、シリカゲル粉末が塗着されていない部分において二枚 のフィルム同士を溶着する。そのようなフィルム同士の溶着により二枚のフィル ム間におけるシリカゲル粉末の移動が制約される。
【0024】 加えて、本実施例のように内側シートを袋状に加工するのではなく、一枚の内 側シートそのものを、袋状に加工した外側シートの内側片面に取り付けても良い 。
【0025】
本考案にかかる導電袋にあっては、導電袋の内側に積層されたシート材に含ま れる吸湿性物質が、導電袋内の湿気を、局所に偏らず略均等に吸収するため、効 果的に導電袋内の結露防止を図ることができる。
【0026】 また、吸湿性物質はシート材に含まれているので、吸湿剤が導電袋内に封入さ れた電子部品等と衝突して粉砕されることもない。 さらに、吸湿性物質を含むシート材を導電袋の内側に積層するというだけの簡 易な手段を用いて、その導電袋内の結露防止を行うことができる。
【0027】 加えて、本考案にかかる導電袋にあっては、導電性を有する袋の内側にシート 材を積層しているので、シート材が緩衝材の機能を果たして、導電袋に封入した 内容物が受ける物理的な力(例えば、運搬中の振動)の軽減も図られる。
【図1】本実施例にかかる導電袋10の斜視説明図であ
る。
る。
【図2】本実施例にかかる導電袋10の要部断面説明図
である。
である。
【図3】内側シート30の製造工程説明図である。
10…導電袋、 20…外側シート、 3
0…内側シート、32a、32b…フィルム、
34…シリカゲル粉末、
0…内側シート、32a、32b…フィルム、
34…シリカゲル粉末、
Claims (1)
- 【請求項1】 静電気対策用の導電性を有する袋の内側
に吸湿性物質を含むシート材を積層してなることを特徴
とする導電袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992083818U JP2522488Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 導電袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992083818U JP2522488Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 導電袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649384U true JPH0649384U (ja) | 1994-07-05 |
| JP2522488Y2 JP2522488Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=13813272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992083818U Expired - Fee Related JP2522488Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 導電袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522488Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001089842A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-03 | 邦明 ▲高▼松 | 静電気除去材及びその製造方法 |
| JP3881021B2 (ja) * | 1995-08-09 | 2007-02-14 | ジェームズ ワース イェーガー | 再閉鎖可能な袋を製造する方法及び再閉鎖可能なファスナ組立体と組み合わせたフィルム |
| JP2020095801A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 英世 藤林 | 静電気除去装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4628525B2 (ja) * | 2000-06-29 | 2011-02-09 | 株式会社白元 | 静電気障害防止カイロ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03233896A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-10-17 | E I Du Pont De Nemours & Co | 電子製品の保護パッケージフィルム |
| JPH04189779A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-08 | Marutani Kakoki Kk | 軽包装用シート材及びこれを用いた軽包装袋 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP1992083818U patent/JP2522488Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2522488Y2 (ja) | 1997-01-16 |
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