JPH0649428B2 - 自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置 - Google Patents
自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置Info
- Publication number
- JPH0649428B2 JPH0649428B2 JP61181779A JP18177986A JPH0649428B2 JP H0649428 B2 JPH0649428 B2 JP H0649428B2 JP 61181779 A JP61181779 A JP 61181779A JP 18177986 A JP18177986 A JP 18177986A JP H0649428 B2 JPH0649428 B2 JP H0649428B2
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- Japan
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- engine
- failure
- automatic transmission
- control system
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
本発明は、自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障
判定装置に関する。
判定装置に関する。
油圧制御装置を作動させることによつて摩擦係合装置の
係合状態を選択的に切替え、複数個の変速段の内のいず
れかが達成されるように構成した車両用自動変速機は既
に広く知られている。 又このような車両用自動変速機において、変速時にエン
ジントルクを変更するようにしたエンジン及び自動変速
機の一体制御装置も種々提案されている(例えば特願昭
59−234466)。変速時にエンジントルクを変更
すると、自動変速機の各メンバー、あるいはこれらを制
御する摩擦係合装置でのエネルギー吸収分を制御するこ
とができる。その結果、短時間で且つ小さな変速シヨツ
クで変速を完了することができ、運転者に良好な変速感
覚を与えることができると共に、摩擦係合装置の耐久性
を向上させることができるようになる。
係合状態を選択的に切替え、複数個の変速段の内のいず
れかが達成されるように構成した車両用自動変速機は既
に広く知られている。 又このような車両用自動変速機において、変速時にエン
ジントルクを変更するようにしたエンジン及び自動変速
機の一体制御装置も種々提案されている(例えば特願昭
59−234466)。変速時にエンジントルクを変更
すると、自動変速機の各メンバー、あるいはこれらを制
御する摩擦係合装置でのエネルギー吸収分を制御するこ
とができる。その結果、短時間で且つ小さな変速シヨツ
クで変速を完了することができ、運転者に良好な変速感
覚を与えることができると共に、摩擦係合装置の耐久性
を向上させることができるようになる。
しかしながら、このようなシステムを構成する際に、エ
ンジンを制御する制御手段、自動変速機を制御する制御
手段、更には、エンジンのトルク変更制御のタイミン
グ、変更量等の処理諸元を確定する手段を一体としてお
くと、コンピユータの容量が大きくなつてコスト高とな
り、又収納スペースに制限の多い車両に搭載する場合に
不利になる等の問題が発生する。 又、車両のグレードの関係、あるいはエンジン出力の大
小の関係等によりエンジントルク制御を必要としないケ
ースもあり、共用性、汎用性を考えた場合にも一体形で
は不利な面がある。 このような観点でこれらの制御手段を分散型とした技術
が幾つか開発されている(例えば特願昭61−1055
43)。 しかしながら、このようにエンジンを制御する制御手段
と自動変速機を制御する制御手段とが別体で構成されて
いる場合、変速時にエンジントルクを変更するには必然
的に両制御手段間を連絡するための各種通信線が必要と
なり、こうした通信線を備えていると、該通信線が断線
又はシヨートしたりする恐れがあるという問題が発生す
る。その結果、本来エンジントルクの変更制御がなされ
るべき変速の場合に、該エンジントルクの変更制御が適
正に実行できないという事態が発生する。このような事
態が発生すると、自動変速機側の摩擦係合装置の吸収エ
ネルギー量が増大するため、該摩擦係合装置の耐久性が
損われる。又、変速時間が長くなつてアキユムレータの
緩衝領域で変速が終了せず、変速シヨツクが大きくなる
という問題も発生する。これは自動変速機側では、当該
変速時にエンジントルクが所定量低減されることを予定
して油圧等の変速チユーニング諸元が設定されているた
めである。 従つて、これらの通信線の故障は早期に、且つ誤りなく
判定される必要がある。
ンジンを制御する制御手段、自動変速機を制御する制御
手段、更には、エンジンのトルク変更制御のタイミン
グ、変更量等の処理諸元を確定する手段を一体としてお
くと、コンピユータの容量が大きくなつてコスト高とな
り、又収納スペースに制限の多い車両に搭載する場合に
不利になる等の問題が発生する。 又、車両のグレードの関係、あるいはエンジン出力の大
小の関係等によりエンジントルク制御を必要としないケ
ースもあり、共用性、汎用性を考えた場合にも一体形で
は不利な面がある。 このような観点でこれらの制御手段を分散型とした技術
が幾つか開発されている(例えば特願昭61−1055
43)。 しかしながら、このようにエンジンを制御する制御手段
と自動変速機を制御する制御手段とが別体で構成されて
いる場合、変速時にエンジントルクを変更するには必然
的に両制御手段間を連絡するための各種通信線が必要と
なり、こうした通信線を備えていると、該通信線が断線
又はシヨートしたりする恐れがあるという問題が発生す
る。その結果、本来エンジントルクの変更制御がなされ
るべき変速の場合に、該エンジントルクの変更制御が適
正に実行できないという事態が発生する。このような事
態が発生すると、自動変速機側の摩擦係合装置の吸収エ
ネルギー量が増大するため、該摩擦係合装置の耐久性が
損われる。又、変速時間が長くなつてアキユムレータの
緩衝領域で変速が終了せず、変速シヨツクが大きくなる
という問題も発生する。これは自動変速機側では、当該
変速時にエンジントルクが所定量低減されることを予定
して油圧等の変速チユーニング諸元が設定されているた
めである。 従つて、これらの通信線の故障は早期に、且つ誤りなく
判定される必要がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであつ
て、エンジン制御手段、自動変速機制御手段が別体で構
成されているような場合に、エンジントルク変更制御を
機能させるための各種通信線の故障を誤りなく、且つ最
大限本来のエンジントルク変更制御を実行可能な形で検
出することができる自動変速機及びエンジンの一体制御
系の故障判定装置を提供することを目的とする。
て、エンジン制御手段、自動変速機制御手段が別体で構
成されているような場合に、エンジントルク変更制御を
機能させるための各種通信線の故障を誤りなく、且つ最
大限本来のエンジントルク変更制御を実行可能な形で検
出することができる自動変速機及びエンジンの一体制御
系の故障判定装置を提供することを目的とする。
本第1発明は、第1図(A)にその要旨を示す如く、エ
ンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジン制
御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自動変
速機制御手段と、変速時にエンジントルクを変更するた
めに前記エンジン制御手段及び自動変速機制御手段間で
交信される情報を伝達する各種通信線と、を備えた自動
変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置におい
て、前記通信線の故障を検出する手段と、該故障を検出
する手段による故障検出が複数回重複したか否かを判断
する手段と、故障検出が複数回重複したときに故障状態
と判定する手段と、を備えたことにより、上記目的を達
成したものである。 又本第2発明は、第1図(B)にその要旨を示す如く、
エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジン
制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自動
変速機制御手段と、変速時にエンジンルトルクを変更す
るために前記エンジン制御手段及び自動変速機制御手段
間で交信される情報を伝達する各種通信線と、を備えた
自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置に
おいて、前記通信線の故障を検出する手段と、該故障を
検出する手段の検出結果に基づいて故障状態と判定され
た場合に、該故障を検出する手段が複数回重複して非故
障を検出したか否かを判断する手段と、複数回重複して
非故障を検出したときは、再び正常状態と判定する手段
と、を備えたことにより、同じく上記目的を達成したも
のである。 又本第3発明は、第1図(C)にその要旨を示す如く、
エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジン
制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自動
変速機制御手段と、変速時にエンジントルクを変更する
ために前記エンジン制御手段及び自動変速機制御手段間
で交信される情報を伝達する各種通信線と、を備えた自
動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置にお
いて、前記通信線の故障を検出する手段と、該故障を検
出する手段の検出結果に基づいて故障状態及び正常状態
の判定が繰返された場合に、該繰返しの回数が所定値以
上か否かを判断する手段と、繰返しの数が前記所定値以
上であり、且つ、故障状態が判定されたときに、最終的
に故障状態と判定する手段と、を備えたことにより、同
じく上記目的を達成したものである。
ンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジン制
御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自動変
速機制御手段と、変速時にエンジントルクを変更するた
めに前記エンジン制御手段及び自動変速機制御手段間で
交信される情報を伝達する各種通信線と、を備えた自動
変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置におい
て、前記通信線の故障を検出する手段と、該故障を検出
する手段による故障検出が複数回重複したか否かを判断
する手段と、故障検出が複数回重複したときに故障状態
と判定する手段と、を備えたことにより、上記目的を達
成したものである。 又本第2発明は、第1図(B)にその要旨を示す如く、
エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジン
制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自動
変速機制御手段と、変速時にエンジンルトルクを変更す
るために前記エンジン制御手段及び自動変速機制御手段
間で交信される情報を伝達する各種通信線と、を備えた
自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置に
おいて、前記通信線の故障を検出する手段と、該故障を
検出する手段の検出結果に基づいて故障状態と判定され
た場合に、該故障を検出する手段が複数回重複して非故
障を検出したか否かを判断する手段と、複数回重複して
非故障を検出したときは、再び正常状態と判定する手段
と、を備えたことにより、同じく上記目的を達成したも
のである。 又本第3発明は、第1図(C)にその要旨を示す如く、
エンジンを制御するエンジン制御手段と、前記エンジン
制御手段と別体で構成され、自動変速機を制御する自動
変速機制御手段と、変速時にエンジントルクを変更する
ために前記エンジン制御手段及び自動変速機制御手段間
で交信される情報を伝達する各種通信線と、を備えた自
動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置にお
いて、前記通信線の故障を検出する手段と、該故障を検
出する手段の検出結果に基づいて故障状態及び正常状態
の判定が繰返された場合に、該繰返しの回数が所定値以
上か否かを判断する手段と、繰返しの数が前記所定値以
上であり、且つ、故障状態が判定されたときに、最終的
に故障状態と判定する手段と、を備えたことにより、同
じく上記目的を達成したものである。
本第1発明においては、故障を検出する手段による故障
検出が複数回重複したときに故障状態と判定するように
している。その結果、誤検出によつて本来正常であるに
も拘らず、制御の実行が中止されてしまうという事態を
防止すると共に、故障状態を確実に判定できるようにな
る。即ち、例えば誤つた制御を一切実行しないという観
点のみからすれば、故障を検出する手段によつて故障検
出が一回でも検出されれば、これを故障状態と判定すべ
きことになる。しかしながら、故障検出自体が誤つてい
る恐れがあり、又、変速時のトルク変更制御に関する限
り、誤つた制御が仮に何回か実行されたとしても車両走
行における安全上に拘わる問題が発生する訳ではない。
本第1発明においては、故障検出が複数回重複したとき
に始めて故障状態と判定するようにしたため、故障状態
を確実に判定することができ、例えば誤検出等によつて
正常であるにも拘らずエンジントルクの変更制御自体が
中止されてしまうのを防止することができる。 なお、本第1発明において、好ましい実施態様は、前記
通信線の故障をエンジントルク変更の非制御領域で検出
することである。このようにすることにより、通信線の
故障を判断するための信号と本来の制御を実行するため
の信号とが互いに干渉することがなくなり、誤りのない
故障検出を実施することができる。この場合、前記非制
御領域としては、イグニツシヨンスイツチのONから所
定時間が選択されるのが望ましい。このようにするとこ
の所定時間として、エンジンがクランキング状態にある
ときを当てることができ、変速のためのエンジントルク
変更に関する情報が通信される恐れがないため、故障検
出のために出力される信号が制御本来の信号と干渉する
恐れもない。 又、好ましい実施態様は、複数回重複したか否かを判断
する手段が、連続複数回重複したか否かを判断するもの
とされていることである。 又、好ましい実施態様は、複数回重複したか否かを判断
する手段が、累積複数回重複したか否かを判断するもの
とされていることである。 一方、本第2発明は、故障を検出する手段の検出結果に
基づいて故障状態と判定された場合に、該故障を検出す
る手段がその後複数回重複して非故障を検出したとき
は、再び正常状態と判定するようにしている。即ち、こ
の第2発明においては、故障状態と判定された場合であ
つても、なお故障検出を続行することを前提としている
ものであり、その結果複数回重複して非故障と検出され
たときには、一度故障状態と判定された場合であつても
正常状態と判定して本来のエンジントルク変更制御を再
び実行できるようにしたものである。 なお、この第2発明においては、一度故障状態と判定さ
れたものを再び正常状態と判定しなおす場合に複数回重
複して非故障が検出されることを必須とするものであ
る。従つて、最初に故障を検出する手段の検出結果に基
づいて故障状態と判定する際においては、必ずしも複数
回重複して故障が検出されることを必須とするものでは
ない。 更に、本第3発明においては、第2発明が実行されるこ
とによつて再び正常状態と判定された場合等において、
故障状態の判定と正常状態の判定とが何回か繰返された
後に故障状態が判定されたときには、最終的に故障状態
と判定するようにしている。即ち、この第3発明におい
ては、この段階で故障検出を完全に終了し、故障状態で
あると判定することになる。これによつて、例えば接触
不良等に起因して正常状態と故障状態の判定が繰返し行
われ、結果として誤つた情報によるエンジントルク変更
制御が数多く実行されるのを防止することができる。な
お、この第3発明において個々の故障検出結果に基づい
て故障状態判定及び正常状態判定を行う際は、必ずしも
それぞれの故障検出、非故障検出が複数回重複すること
を必須とするものではない。
検出が複数回重複したときに故障状態と判定するように
している。その結果、誤検出によつて本来正常であるに
も拘らず、制御の実行が中止されてしまうという事態を
防止すると共に、故障状態を確実に判定できるようにな
る。即ち、例えば誤つた制御を一切実行しないという観
点のみからすれば、故障を検出する手段によつて故障検
出が一回でも検出されれば、これを故障状態と判定すべ
きことになる。しかしながら、故障検出自体が誤つてい
る恐れがあり、又、変速時のトルク変更制御に関する限
り、誤つた制御が仮に何回か実行されたとしても車両走
行における安全上に拘わる問題が発生する訳ではない。
本第1発明においては、故障検出が複数回重複したとき
に始めて故障状態と判定するようにしたため、故障状態
を確実に判定することができ、例えば誤検出等によつて
正常であるにも拘らずエンジントルクの変更制御自体が
中止されてしまうのを防止することができる。 なお、本第1発明において、好ましい実施態様は、前記
通信線の故障をエンジントルク変更の非制御領域で検出
することである。このようにすることにより、通信線の
故障を判断するための信号と本来の制御を実行するため
の信号とが互いに干渉することがなくなり、誤りのない
故障検出を実施することができる。この場合、前記非制
御領域としては、イグニツシヨンスイツチのONから所
定時間が選択されるのが望ましい。このようにするとこ
の所定時間として、エンジンがクランキング状態にある
ときを当てることができ、変速のためのエンジントルク
変更に関する情報が通信される恐れがないため、故障検
出のために出力される信号が制御本来の信号と干渉する
恐れもない。 又、好ましい実施態様は、複数回重複したか否かを判断
する手段が、連続複数回重複したか否かを判断するもの
とされていることである。 又、好ましい実施態様は、複数回重複したか否かを判断
する手段が、累積複数回重複したか否かを判断するもの
とされていることである。 一方、本第2発明は、故障を検出する手段の検出結果に
基づいて故障状態と判定された場合に、該故障を検出す
る手段がその後複数回重複して非故障を検出したとき
は、再び正常状態と判定するようにしている。即ち、こ
の第2発明においては、故障状態と判定された場合であ
つても、なお故障検出を続行することを前提としている
ものであり、その結果複数回重複して非故障と検出され
たときには、一度故障状態と判定された場合であつても
正常状態と判定して本来のエンジントルク変更制御を再
び実行できるようにしたものである。 なお、この第2発明においては、一度故障状態と判定さ
れたものを再び正常状態と判定しなおす場合に複数回重
複して非故障が検出されることを必須とするものであ
る。従つて、最初に故障を検出する手段の検出結果に基
づいて故障状態と判定する際においては、必ずしも複数
回重複して故障が検出されることを必須とするものでは
ない。 更に、本第3発明においては、第2発明が実行されるこ
とによつて再び正常状態と判定された場合等において、
故障状態の判定と正常状態の判定とが何回か繰返された
後に故障状態が判定されたときには、最終的に故障状態
と判定するようにしている。即ち、この第3発明におい
ては、この段階で故障検出を完全に終了し、故障状態で
あると判定することになる。これによつて、例えば接触
不良等に起因して正常状態と故障状態の判定が繰返し行
われ、結果として誤つた情報によるエンジントルク変更
制御が数多く実行されるのを防止することができる。な
お、この第3発明において個々の故障検出結果に基づい
て故障状態判定及び正常状態判定を行う際は、必ずしも
それぞれの故障検出、非故障検出が複数回重複すること
を必須とするものではない。
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図は、本発明が採用された、エンジン及び自動変速
機の一体制御装置の全体概略図である。 エンジン1及び自動変速機2は周知のものである。エン
ジン1はエンジンコントロールコンピユータ7によつて
そのインジエクシヨンバルブ19における燃料噴射量及
びデイストリビユータ20における点火時期が制御さ
れ、アクセル開度とエンジン回転速度とに対応したエン
ジン出力が得られるようになつている。又自動変速機2
はそのトルクコンバータ4内にロツクアツプクラツチ5
を備え、自動変速機コントロールコンピユータ8によつ
て油圧制御装置3の電磁弁S1〜S3(S3はロツクア
ツプクラツチ係合用)が制御され、外油圧制御装置3内
の油路が変更された結果ロツクアツプクラツチ5及び各
摩擦係合装置の係合状態が選択的に変更され、車速とア
クセル開度とに対応した変速段が得られると共に、特定
の変速段でロツクアツプクラツチ5の作用したいわゆる
直結走行が行えるようになつている。 エンジンコントロールコンピユータ7にはクランク角セ
ンサ9によるエンジン回転速度、エアフローセンサ10
による吸入空気量、吸入空気量センサ11による吸入空
気度、スロツトルセンサ12によるスロツトル開度、車
速センサ13による車速、エンジン水温センサ14によ
るエンジン冷却水温、ブレーキスイツチ15によるブレ
ーキONの信号、シフトポジシヨンセンサ16によるシ
フトレバー位置の信号が入力されている。エンジンコン
トロールコンピユータ7はこれらの信号に基づいて、前
記燃料噴射量及び点火時期を決定している。又、このエ
ンジンコントロールコンピユータ7には自動変速機コン
トロールコンピユータ8側から3本の通信線Iによるト
ルク変更量信号(トルク変更のタイミング信号情報を含
む)も平行して入力されており、これにより自動変速機
からの変速時のトルク変更制御のタイミング及び変更量
の各諸元情報を取り込んで、実際に変速時に遅角制御に
よるエンジントルクの変更制御を実行する。 一方、自動変速機コントロールコンピユータ8には、前
記スロツトルセンサ12、車速センサ13、エンジン水
温センサ14、ブレーキスイツチ15、シフトポジシヨ
ンセンサ16等からの各信号に加え、パターンセレクト
スイツチ17による燃費重視走行又は動力性能重視走行
等の走行選択パターン、オーバードライブスイツチ18
によるオーバードライブへのシフト許可等の信号が入力
され、車速、アクセル開度等に対応した変速段及びロツ
クアツプ状態が得られるように、前記電磁弁S1〜S3
がON−OFF制御されるようになつている。又、自動
変速機コントロールコンピユータ8にはエンジンコント
ロールコンピユータ7から遅角制御状態連絡用の通信線
IIが入力されており、エンジン1が遅角制御実行中であ
ること、及びエンジン1が遅角制御の規制を要請したこ
とを判断できるようになつている。即ち、この通信線II
は、これがON−OFFを高速に繰返す状態(許可信
号)となることによつて遅角制御が実行し得る状態であ
ることを自動変速機コントロールコンピユータ8に連絡
する。又、これがOFF状態(禁止信号)となることに
よつて遅角制御が禁止されるべき状態であることを連絡
する。更に、これがON状態(実行信号)となることに
よつて現在遅角制御が実行中であることを連絡する。 第3図に、上記実施例装置における通信線I、IIの故障
判定のための制御フローを示す。 理解を容易にするために、個々のステツプの説明をする
前に、まずこの制御フローの趣旨及び効果から説明す
る。 通信線I、IIが共に正常である場合: 故障検出は基本的にエンジンコントロールコンピユータ
7がエンジントルク変更の情報を受けない領域(非制御
領域)で実施される。まず、自動変速機コントロールコ
ンピユータ8からエンジンコントロールコンピユータ7
へ向けて3本のエンジントルク変更量の通信線Iの全て
に、OFFレベルの信号を所定時間T2だけ送信する。
エンジンコントロールコンピユータ7が全てOFFレベ
ルの信号であると判断した時には当該通信線Iの全てが
断線していない(非故障)と判断し、通信線IIを介して
許可信号と同一であるON−OFFの高速繰返しの信号
を所定時間T3間だけ自動変速機コントロールコンピユ
ータ8に送信する。自動変速機コントロールコンピユー
タ8では、このON−OFFの高速繰返しの信号をT3
間だけ受信することにより通信線I、IIとも正常である
ことを認識することができる。なお、この所定時間T3
は、トルク変更制御が実際に行われる際にかかると考え
られる時間より長い時間に設定されている。 通信線Iのうち1本でも断線している場合: 自動変速機コントロールコンピユータ8より全てOFF
レベルの信号を送信しても、エンジンコントロールコン
ピユータ7側ではそのうちのいずれかがONレベルの信
号と認識する。このONレベルの信号を受信した場合、
エンジンコントロールコンピユータ7から通信線IIを介
してエンジントルク変更の実行信号と同一であるONレ
ベル信号を所定時間T3間だけ送信する。自動変速機コ
ントロールコンピユータ7では、これにより信号線Iの
うちいずれかが故障していることを認識できる。 通信線IIが断線している場合: エンジンコントロールコンピユータ7がいかなる情報を
送信したとしても、該通信線IIが断線していると実行信
号と同一であるONレベル信号として自動変速機コント
ロールコンピユータは認識する。そこで、自動変速機コ
ントロールコンピユータ8側はこのONレベル信号が前
記所定時間T3以上送信されて来るか否かを調査するこ
とによつて通信線Iの断線を連絡している信号か、ある
いは当該通信線II自体が断線しているかを区別して認識
することができる。 以上のようにして通信線Iの断線がN1回累積検出され
ると当該通信線Iが故障状態であると判定される。又、
通信線IIの故障がN2回累積検出されると当該通信線II
が故障状態にあると判定される。このように、通信線
I、あるいはIIが故障状態であると判定された後も故障
検出は続行される。その結果、累積でN4回非故障検出
がなされた時には再び正常状態であると判定される。こ
のようにして、故障状態、正常状態、故障状態、…と繰
返した場合で故障状態判定から正常状態判定への通過回
数が累積N3回となり、且つ故障状態と判定されると、
最終的に故障状態と判定され、以後故障判定は中止され
る。 なお、故障状態であると判定されたときは、トルク変更
の制御領域であつても故障検出が実行される。この場
合、エンジンコントロールコンピユータ7から許可信号
(ON−OFFの高速繰返し信号)が送信されてきたと
きは、通信線I、IIが共に非故障に復帰したことにな
る。そこで非故障の計数を開始する。許可信号以外が送
信されてきたときは、故障状態判定がそのまま維持され
る。 以下第3図の制御フローを具体的に説明する。 まずステツプ202においてはエンジントルク変更の非
制御領域に当つているか否かが判断される。この非制御
領域としては、例えばエンジンがクランキング状態にあ
るとき、即ちイグニツシヨンスイツチのONから所定時
間を当てることができる。あるいは、通常はスロツトル
開度が所定値以下の時には変速時のエンジントルク変更
制御を実行しないため、スロツトル開度が所定値以下の
時をこの非制御領域とすることもできる。制御領域であ
つた時には、ステツプ204に進んで現状が故障状態と
判定されているか否か、即ちフラグF1が1であるか否
かが判断される。制御領域であり、且つ正常状態と判定
されているときにはこのフローを終わる。 ステツプ202において非制御領域と判断された時には
ステプ206に進む。ここで通信線Iの断線判断回数n
1が所定値N1よりも大きくなつた(n1>N2)と判
断されるか、あるいは通信線IIの断線判断回路n2が所
定値N2よりも大きくなつた(n2>N2)と判断され
るとステツプ208において故障状態の判定がなされス
テツプ210においてフラグF1が1とされる。この
時、この故障状態の判定にも拘らず故障検出を続行する
ためn1=n2=0とされる。 n1≦N1、n2≦N2の時はステツプ207で所定時
間T1の経過を待つた後断線判断を行う。この所定時間
T1は非制御領域に入つた後安定を待つためのものであ
る。 断線判断は、T2秒間通信線Iを介して自動変速機コン
トロールコンピユータ8からエンジンコントロールコン
ピユータ7へOFFレベル信号を送信し、エンジンコン
トロールコンピユータ7が全ての通信線IにおいてOF
Fレベル通信を受取るか否かによつて行われる。全てが
OFFレベル信号であつた場合、通信線IIを介してエン
ジンコントロールコンピユータ7から自動変速機コント
ロールコンピユータ8へのON−OFFを高速で繰返す
許可信号をT3秒間送信する。一方、1本でもONレベ
ル信号を受け取つた時には通信線IIを介してONレベル
信号(実行信号)をT3秒間送信する。自動変速機コン
トロールコンピユータ8では、ステツプ212において
送られてきた信号が許可信号かそれ以外の信号かを判断
し、許可信号であつた場合にはステツプ214において
その時のフラグF1が零(正常状態)か1(故障状態)
かを判断する。フラグF1が零のときはそのままフロー
を終了する。又、フラグF1が1の時は前回までの断線
判定中のフラグF2が零(正常状態)か1(故障状態)
かを判断し(ステツプ216)、1の時はn4>N4ま
ではカウントし(ステツプ220)、n4>N4となる
とF2=Oとする(ステツプ222)。この一連のステ
ツプは、前回までの判定が故障状態であるにも拘らず許
可信号、即ち非故障を表わす信号が来たときには、この
非故障を表わす信号がステツプ218においてN4回カ
ウントされた段階でステツプ222においてフラグF2
を零とさせるためのものである。その結果、ステツプ2
16を介してステツプ224においてフラグF1を零と
すると共にステツプ226において正常状態判定を行う
ことができる。 なお、ステツプ224においては、フラグF1を零とす
ると共にこのステツプ224を通過した回数即ち、故障
状態判定から正常状態判定へ転換された回数をカウント
している。このカウント数はステツプ228において所
定値N3と比較され、転換回数n3が所定値N3よりも
大きくなつた時には以後故障判定は中止され、ステツプ
208における故障状態判定が最終的な判定として維持
される。 一方、自動変速機コントロールコンピユータが通信線II
を介して許可信号以外を受け取つた場合ステツプ212
においてNOの判断がなされる。この場合、まずステツ
プ230においてフラグF1が1であるか否かを判断す
る。即ち、現状が故障状態と判定されているか正常状態
と判定されているかを判断する。現状が故障状態と判定
されているならば、該故障状態判定がそのまま維持され
る。現状が正常状態であると判定されている時にはもし
故障であつた場合に故障検出回数n1、n2をカウント
するべくステツプ232に進む。ステツプ232におい
ては通信線IIを介して送られてきた信号の内容が判断さ
れる。非制御領域のときに通信線IIを介して送られてく
る信号には許可信号、故障通知のための実行信号の他に
前述のようにエンジンコントロールコンピユータ7がエ
ンジントルク変更を禁止すべきことを連絡するための禁
止信号(OFFレベルの連続信号)がある。ステツプ2
12において許可信号でないと判断されているため、こ
のステツプ232においては故障通知のための実行信号
かトルク変更の禁止信号(OFFレベル信号)かが判定
されることになる。故障通知のための実行信号であると
判断された時にはONレベルの維持時間が所定時間T3
よりも大きいか否かが判断される。前述したように、所
定時間T3よりもONレベル時間が長かつた時には通信
線II自体が断線していると判断できるため当該判断を行
つた後この回数をカウントする(ステツプ236、23
8)。一方、ステツプ234において所定時間T3であ
つたと判断された時には通信線Iが断線していると考え
られるため、当該判断を行つた後そのカウントをする
(ステツプ240、242)。このカウント数n1、n
2は前述のステツプ206において所定値N1、N2と
比較され、いずれかが該所定値N1、N2よりも大きい
と判断された時にステツプ208において故障状態判定
が下されるようになつている。 この制御フローの機能は既に詳述した通りである。この
制御フローによる利点は、エンジントルクの変更量を通
信するための通信線I及び遅角制御状態を通信するため
の通信線IIの断線を場合わけして判定できるため、どち
らの通信線が断線しているかをダイヤグノーシス等で判
断することができ修理を速やかに行えることにある。
又、非制御領域では常時判断を実行しているため、断線
時、判断できないままに不適切なエンジントルク変更が
続行されるのを防止でき耐久性をそれぞれ向上させるこ
とができる。
機の一体制御装置の全体概略図である。 エンジン1及び自動変速機2は周知のものである。エン
ジン1はエンジンコントロールコンピユータ7によつて
そのインジエクシヨンバルブ19における燃料噴射量及
びデイストリビユータ20における点火時期が制御さ
れ、アクセル開度とエンジン回転速度とに対応したエン
ジン出力が得られるようになつている。又自動変速機2
はそのトルクコンバータ4内にロツクアツプクラツチ5
を備え、自動変速機コントロールコンピユータ8によつ
て油圧制御装置3の電磁弁S1〜S3(S3はロツクア
ツプクラツチ係合用)が制御され、外油圧制御装置3内
の油路が変更された結果ロツクアツプクラツチ5及び各
摩擦係合装置の係合状態が選択的に変更され、車速とア
クセル開度とに対応した変速段が得られると共に、特定
の変速段でロツクアツプクラツチ5の作用したいわゆる
直結走行が行えるようになつている。 エンジンコントロールコンピユータ7にはクランク角セ
ンサ9によるエンジン回転速度、エアフローセンサ10
による吸入空気量、吸入空気量センサ11による吸入空
気度、スロツトルセンサ12によるスロツトル開度、車
速センサ13による車速、エンジン水温センサ14によ
るエンジン冷却水温、ブレーキスイツチ15によるブレ
ーキONの信号、シフトポジシヨンセンサ16によるシ
フトレバー位置の信号が入力されている。エンジンコン
トロールコンピユータ7はこれらの信号に基づいて、前
記燃料噴射量及び点火時期を決定している。又、このエ
ンジンコントロールコンピユータ7には自動変速機コン
トロールコンピユータ8側から3本の通信線Iによるト
ルク変更量信号(トルク変更のタイミング信号情報を含
む)も平行して入力されており、これにより自動変速機
からの変速時のトルク変更制御のタイミング及び変更量
の各諸元情報を取り込んで、実際に変速時に遅角制御に
よるエンジントルクの変更制御を実行する。 一方、自動変速機コントロールコンピユータ8には、前
記スロツトルセンサ12、車速センサ13、エンジン水
温センサ14、ブレーキスイツチ15、シフトポジシヨ
ンセンサ16等からの各信号に加え、パターンセレクト
スイツチ17による燃費重視走行又は動力性能重視走行
等の走行選択パターン、オーバードライブスイツチ18
によるオーバードライブへのシフト許可等の信号が入力
され、車速、アクセル開度等に対応した変速段及びロツ
クアツプ状態が得られるように、前記電磁弁S1〜S3
がON−OFF制御されるようになつている。又、自動
変速機コントロールコンピユータ8にはエンジンコント
ロールコンピユータ7から遅角制御状態連絡用の通信線
IIが入力されており、エンジン1が遅角制御実行中であ
ること、及びエンジン1が遅角制御の規制を要請したこ
とを判断できるようになつている。即ち、この通信線II
は、これがON−OFFを高速に繰返す状態(許可信
号)となることによつて遅角制御が実行し得る状態であ
ることを自動変速機コントロールコンピユータ8に連絡
する。又、これがOFF状態(禁止信号)となることに
よつて遅角制御が禁止されるべき状態であることを連絡
する。更に、これがON状態(実行信号)となることに
よつて現在遅角制御が実行中であることを連絡する。 第3図に、上記実施例装置における通信線I、IIの故障
判定のための制御フローを示す。 理解を容易にするために、個々のステツプの説明をする
前に、まずこの制御フローの趣旨及び効果から説明す
る。 通信線I、IIが共に正常である場合: 故障検出は基本的にエンジンコントロールコンピユータ
7がエンジントルク変更の情報を受けない領域(非制御
領域)で実施される。まず、自動変速機コントロールコ
ンピユータ8からエンジンコントロールコンピユータ7
へ向けて3本のエンジントルク変更量の通信線Iの全て
に、OFFレベルの信号を所定時間T2だけ送信する。
エンジンコントロールコンピユータ7が全てOFFレベ
ルの信号であると判断した時には当該通信線Iの全てが
断線していない(非故障)と判断し、通信線IIを介して
許可信号と同一であるON−OFFの高速繰返しの信号
を所定時間T3間だけ自動変速機コントロールコンピユ
ータ8に送信する。自動変速機コントロールコンピユー
タ8では、このON−OFFの高速繰返しの信号をT3
間だけ受信することにより通信線I、IIとも正常である
ことを認識することができる。なお、この所定時間T3
は、トルク変更制御が実際に行われる際にかかると考え
られる時間より長い時間に設定されている。 通信線Iのうち1本でも断線している場合: 自動変速機コントロールコンピユータ8より全てOFF
レベルの信号を送信しても、エンジンコントロールコン
ピユータ7側ではそのうちのいずれかがONレベルの信
号と認識する。このONレベルの信号を受信した場合、
エンジンコントロールコンピユータ7から通信線IIを介
してエンジントルク変更の実行信号と同一であるONレ
ベル信号を所定時間T3間だけ送信する。自動変速機コ
ントロールコンピユータ7では、これにより信号線Iの
うちいずれかが故障していることを認識できる。 通信線IIが断線している場合: エンジンコントロールコンピユータ7がいかなる情報を
送信したとしても、該通信線IIが断線していると実行信
号と同一であるONレベル信号として自動変速機コント
ロールコンピユータは認識する。そこで、自動変速機コ
ントロールコンピユータ8側はこのONレベル信号が前
記所定時間T3以上送信されて来るか否かを調査するこ
とによつて通信線Iの断線を連絡している信号か、ある
いは当該通信線II自体が断線しているかを区別して認識
することができる。 以上のようにして通信線Iの断線がN1回累積検出され
ると当該通信線Iが故障状態であると判定される。又、
通信線IIの故障がN2回累積検出されると当該通信線II
が故障状態にあると判定される。このように、通信線
I、あるいはIIが故障状態であると判定された後も故障
検出は続行される。その結果、累積でN4回非故障検出
がなされた時には再び正常状態であると判定される。こ
のようにして、故障状態、正常状態、故障状態、…と繰
返した場合で故障状態判定から正常状態判定への通過回
数が累積N3回となり、且つ故障状態と判定されると、
最終的に故障状態と判定され、以後故障判定は中止され
る。 なお、故障状態であると判定されたときは、トルク変更
の制御領域であつても故障検出が実行される。この場
合、エンジンコントロールコンピユータ7から許可信号
(ON−OFFの高速繰返し信号)が送信されてきたと
きは、通信線I、IIが共に非故障に復帰したことにな
る。そこで非故障の計数を開始する。許可信号以外が送
信されてきたときは、故障状態判定がそのまま維持され
る。 以下第3図の制御フローを具体的に説明する。 まずステツプ202においてはエンジントルク変更の非
制御領域に当つているか否かが判断される。この非制御
領域としては、例えばエンジンがクランキング状態にあ
るとき、即ちイグニツシヨンスイツチのONから所定時
間を当てることができる。あるいは、通常はスロツトル
開度が所定値以下の時には変速時のエンジントルク変更
制御を実行しないため、スロツトル開度が所定値以下の
時をこの非制御領域とすることもできる。制御領域であ
つた時には、ステツプ204に進んで現状が故障状態と
判定されているか否か、即ちフラグF1が1であるか否
かが判断される。制御領域であり、且つ正常状態と判定
されているときにはこのフローを終わる。 ステツプ202において非制御領域と判断された時には
ステプ206に進む。ここで通信線Iの断線判断回数n
1が所定値N1よりも大きくなつた(n1>N2)と判
断されるか、あるいは通信線IIの断線判断回路n2が所
定値N2よりも大きくなつた(n2>N2)と判断され
るとステツプ208において故障状態の判定がなされス
テツプ210においてフラグF1が1とされる。この
時、この故障状態の判定にも拘らず故障検出を続行する
ためn1=n2=0とされる。 n1≦N1、n2≦N2の時はステツプ207で所定時
間T1の経過を待つた後断線判断を行う。この所定時間
T1は非制御領域に入つた後安定を待つためのものであ
る。 断線判断は、T2秒間通信線Iを介して自動変速機コン
トロールコンピユータ8からエンジンコントロールコン
ピユータ7へOFFレベル信号を送信し、エンジンコン
トロールコンピユータ7が全ての通信線IにおいてOF
Fレベル通信を受取るか否かによつて行われる。全てが
OFFレベル信号であつた場合、通信線IIを介してエン
ジンコントロールコンピユータ7から自動変速機コント
ロールコンピユータ8へのON−OFFを高速で繰返す
許可信号をT3秒間送信する。一方、1本でもONレベ
ル信号を受け取つた時には通信線IIを介してONレベル
信号(実行信号)をT3秒間送信する。自動変速機コン
トロールコンピユータ8では、ステツプ212において
送られてきた信号が許可信号かそれ以外の信号かを判断
し、許可信号であつた場合にはステツプ214において
その時のフラグF1が零(正常状態)か1(故障状態)
かを判断する。フラグF1が零のときはそのままフロー
を終了する。又、フラグF1が1の時は前回までの断線
判定中のフラグF2が零(正常状態)か1(故障状態)
かを判断し(ステツプ216)、1の時はn4>N4ま
ではカウントし(ステツプ220)、n4>N4となる
とF2=Oとする(ステツプ222)。この一連のステ
ツプは、前回までの判定が故障状態であるにも拘らず許
可信号、即ち非故障を表わす信号が来たときには、この
非故障を表わす信号がステツプ218においてN4回カ
ウントされた段階でステツプ222においてフラグF2
を零とさせるためのものである。その結果、ステツプ2
16を介してステツプ224においてフラグF1を零と
すると共にステツプ226において正常状態判定を行う
ことができる。 なお、ステツプ224においては、フラグF1を零とす
ると共にこのステツプ224を通過した回数即ち、故障
状態判定から正常状態判定へ転換された回数をカウント
している。このカウント数はステツプ228において所
定値N3と比較され、転換回数n3が所定値N3よりも
大きくなつた時には以後故障判定は中止され、ステツプ
208における故障状態判定が最終的な判定として維持
される。 一方、自動変速機コントロールコンピユータが通信線II
を介して許可信号以外を受け取つた場合ステツプ212
においてNOの判断がなされる。この場合、まずステツ
プ230においてフラグF1が1であるか否かを判断す
る。即ち、現状が故障状態と判定されているか正常状態
と判定されているかを判断する。現状が故障状態と判定
されているならば、該故障状態判定がそのまま維持され
る。現状が正常状態であると判定されている時にはもし
故障であつた場合に故障検出回数n1、n2をカウント
するべくステツプ232に進む。ステツプ232におい
ては通信線IIを介して送られてきた信号の内容が判断さ
れる。非制御領域のときに通信線IIを介して送られてく
る信号には許可信号、故障通知のための実行信号の他に
前述のようにエンジンコントロールコンピユータ7がエ
ンジントルク変更を禁止すべきことを連絡するための禁
止信号(OFFレベルの連続信号)がある。ステツプ2
12において許可信号でないと判断されているため、こ
のステツプ232においては故障通知のための実行信号
かトルク変更の禁止信号(OFFレベル信号)かが判定
されることになる。故障通知のための実行信号であると
判断された時にはONレベルの維持時間が所定時間T3
よりも大きいか否かが判断される。前述したように、所
定時間T3よりもONレベル時間が長かつた時には通信
線II自体が断線していると判断できるため当該判断を行
つた後この回数をカウントする(ステツプ236、23
8)。一方、ステツプ234において所定時間T3であ
つたと判断された時には通信線Iが断線していると考え
られるため、当該判断を行つた後そのカウントをする
(ステツプ240、242)。このカウント数n1、n
2は前述のステツプ206において所定値N1、N2と
比較され、いずれかが該所定値N1、N2よりも大きい
と判断された時にステツプ208において故障状態判定
が下されるようになつている。 この制御フローの機能は既に詳述した通りである。この
制御フローによる利点は、エンジントルクの変更量を通
信するための通信線I及び遅角制御状態を通信するため
の通信線IIの断線を場合わけして判定できるため、どち
らの通信線が断線しているかをダイヤグノーシス等で判
断することができ修理を速やかに行えることにある。
又、非制御領域では常時判断を実行しているため、断線
時、判断できないままに不適切なエンジントルク変更が
続行されるのを防止でき耐久性をそれぞれ向上させるこ
とができる。
第1図(A)〜(C)は、それぞれ本第1〜第3発明の
要旨を示すブロツク線図、第2図は、本発明の実施例が
採用された自動変速機及びエンジンの一体制御装置の構
成を示す概略ブロツク図、第3図は、上記装置において
用いられている故障判定のための制御フローを示す流れ
図である。 7…エンジンコントロールコンピユータ (エンジン制御手段)、 8…自動変速機コントロールコンピユータ (自動変速機制御手段)、 I、II…通信線、 N1、N2…故障判断累積限度回数、 N3…転換判定の繰返し数、 N4…正常判断累積限度回数。
要旨を示すブロツク線図、第2図は、本発明の実施例が
採用された自動変速機及びエンジンの一体制御装置の構
成を示す概略ブロツク図、第3図は、上記装置において
用いられている故障判定のための制御フローを示す流れ
図である。 7…エンジンコントロールコンピユータ (エンジン制御手段)、 8…自動変速機コントロールコンピユータ (自動変速機制御手段)、 I、II…通信線、 N1、N2…故障判断累積限度回数、 N3…転換判定の繰返し数、 N4…正常判断累積限度回数。
Claims (7)
- 【請求項1】エンジンを制御するエンジン制御手段と、
前記エンジン制御手段と別体で構成され、自動変速機を
制御する自動変速機制御手段と、変速時にエンジントル
クを変更するために前記エンジン制御手段及び自動変速
機制御手段間で交信される情報を伝達する各種通信線
と、を備えた自動変速機及びエンジンの一体制御系の故
障判定装置において、 前記通信線の故障を検出する手段と、 該故障を検出する手段による故障検出が複数回重複した
か否かを判断する手段と、 故障検出が複数回重複したときに故障状態と判定する手
段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機及びエンジンの一
体制御系の故障判定装置。 - 【請求項2】前記通信線の故障をエンジントルク変更制
御の非実行領域で検出する特許請求の範囲第1項に記載
の自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装
置。 - 【請求項3】前記非実行領域としてイグニツシヨンスイ
ツチのONから所定時間が選択されている特許請求の範
囲第2項に記載の自動変速機及びエンジンの一体制御系
の故障判定装置。 - 【請求項4】前記複数回重複したか否かを判断する手段
が、連続複数回重複したか否かを判断するものである特
許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の自動変
速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置。 - 【請求項5】前記複数回重複したか否かを判断する手段
が、累積複数回重複したか否かを判断するものである特
許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の自動変
速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置。 - 【請求項6】エンジンを制御するエンジン制御手段と、
前記エンジン制御手段と別体で構成され、自動変速機を
制御する自動変速機制御手段と、変速時にエンジントル
クを変更するために前記エンジン制御手段及び自動変速
機制御手段間で交信される情報を伝達する各種通信線
と、を備えた自動変速機及びエンジンの一体制御系の故
障判定装置において、 前記通信線の故障を検出する手段と、 該故障を検出する手段の検出結果に基づいて故障状態と
判定された場合に、該故障を検出する手段が複数回重複
して非故障を検出したか否かを判断する手段と、 複数回重複して非故障を検出したときは、再び正常状態
と判定する手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速機及びエンジンの一
体制御系の故障判定装置。 - 【請求項7】エンジンを制御するエンジン制御手段と、
前記エンジン制御手段と別体で構成され、自動変速機を
制御する自動変速機制御手段と、変速時にエンジントル
クを変更するために前記エンジン制御手段及び自動変速
機制御手段間で交信される情報を伝達する各種通信線
と、を備えた自動変速機及びエンジンの一体制御系の故
障判定装置において、 前記通信線の故障を検出する手段と、 該故障を検出する手段の検出結果に基づいて故障状態及
び正常状態の判定が繰返された場合に、該繰返しの回数
が所定値以上か否かを判断する手段と、 繰返しの数が前記所定値以上であり、且つ、故障状態が
判定されたときに、最終的に故障状態と判定する手段
と、 を備えたことを特徴とする自動変速機及びエンジンの一
体制御系の故障判定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61181779A JPH0649428B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置 |
| US07/024,696 US4969099A (en) | 1986-03-11 | 1987-03-11 | Double-detecting, trouble-judging and failsafe devices in system for integrally controlling automatic transmission and engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61181779A JPH0649428B2 (ja) | 1986-08-01 | 1986-08-01 | 自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338040A JPS6338040A (ja) | 1988-02-18 |
| JPH0649428B2 true JPH0649428B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=16106736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61181779A Expired - Lifetime JPH0649428B2 (ja) | 1986-03-11 | 1986-08-01 | 自動変速機及びエンジンの一体制御系の故障判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649428B2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-01 JP JP61181779A patent/JPH0649428B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338040A (ja) | 1988-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |