JPH06509659A - 感度を増加させかつコントラストを増大させる尿素化合物を含有した核生成高コントラスト写真要素 - Google Patents
感度を増加させかつコントラストを増大させる尿素化合物を含有した核生成高コントラスト写真要素Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
感度を増加させかつコントラストを増大させる尿素化合物を含有した核生成高コ
ントラスト写真要素
発明の分野
本発明は一般に写真に関し、特に新規な黒白写真要素に関する。
さらに詳しく述べると、本発明は、高コントラスト現像が可能でありかつ特にグ
ラフイノクアーツの分野において有用な新規な核生成ハロゲン化銀写真要素に関
する。
発明の背景
米国特許第4,975,354号(Harold l Machonkin及び
Donald L。
Kerr、1990年12月4日発行、発明の名称「高コントラスト現像を行う
ために設計された、エチレンオキシ置換アミン化合物含存の写真要素及び方法」
)は、ハロゲン化銀写真要素であって、その要素の内部に、核生成剤として機能
するヒドラジン化合物及び配合型ブースタとして機能するアミノ化合物が混入さ
れてなるものを記載している。このような要素は、高い写真感度、非常に高いコ
ントラスト及びすぐれたドツト品質の非常に望ましい組み合わせをもたらし、ま
た、したがって、このような要素を特にグラフイノクアーツの分野において非常
に有用なものとなしている。さらに、このような要素は、ブースタを含有する現
像液を使用するのではなくて写真要素中にブースタを混入しているので、常用の
低コスト迅速アクセス現像液で処理できるという別の利点を有している。
米国特許第4,975,354号の写真要素はこの技術分野における大きな進歩
を表わすというものの、これらの写真要素の性質を改良すること、例えば増加せ
しめられた写真感度とより高いコントラストを提供することが引き続きめられて
いる。さらに、グラフィノクアーンの分野では、これらの高コントラスト要素の
現像可能性を高めて非常に短時間の現像時間を可能とすることもまた、非常に有
利である。
化学増感剤を使用することによって写真感度を増加させることはよく知られた技
法であり、また、多種多様のいろいろな化合物が化学増感剤として有用であるこ
とが公知である(例えば、Re5earchDisclosure、 l5su
e No、308. Ite+w 308119+第■節、1989年12月、
を参照されたい)。しかしながら、化学増感剤を使用した場合には、核生成剤と
して機能するヒドラジン化合物及び配合型ブースタとして機能するアミノ化合物
を含有するハロゲン化銀乳剤のその他の性質に対して、不利な影響が及ぶことが
可能である0例えば、化学増感剤の使用はコントラストに悪影響を及ぼすかもし
くはカブリの増加を生しることが可能である。
本発明で諜厩とされているものは、改良された高コントラスト写真要素−一核生
成剤として機能するヒドラジン化合物と配合型ブースタとして機能するアミノ化
合物の両方を含有−一であって、高められた現像可能性を有し、そして感度の増
加及びトウ(足部)コントラストの増大を同時的なカブリの増加を伴なわないで
呈示するような写真要素を提供することである。
発明の概要
本発明は、水性アルカリ現像液を用いて現像を実施した場合に高コントラスト画
像を形成するようにつくられた新規なハロゲン化銀写真要素を提供する。この新
規な本発明の写真要素は、(1)表面潜像形成性高塩化物ハロゲン化銀粒子、(
2)核生成剤として機能するヒドラジン化合物、(3)配合型ブースタとして機
能するアミノ化合物、(4)化学増感剤として機能する金化合物、そして
(5)化学増感剤として機能する尿素化合物、を有しており、その際、前記尿素
化合物は、1,1,3.3−テトラ置換中間カルコゲン尿素化合物であり、該化
合物中、最低1個の置換基は核中心を有している。
本発明の写真要素中で高塩化物ハロゲン化銀粒子を使用すると、核生成能が促進
され、そして高められた現像可能性がもたらされて、非常に短時間の現像時間及
び適当な現像温度を使用することが実行可能となる。このような高塩化物乳剤の
有効な化学増感は一般的にそれを達成することが非常に難しいものであるけれど
も、本発明では、金化合物と前記の尿素化合物の組み合わせを化学増感剤として
使用することによって、それを達成するものである。この組み合わせは、まった
く予想もされなかったことではあるが、カブリの増加を伴なわないで、高感度及
び高コントラストという望ましい特性を提供する。
好ましい1!!i様の説明
本発明を実施するに当っては、核生成剤として機能し、写真要素中に混入するこ
とができ、そして配合型ブースタと共同して作用して高コントラストを提供する
ことのできる任意のヒドラジン化合物を使用することができる0通常、ヒドラジ
ン化合物は、写真要素の形成に用いられるハロゲン化銀乳剤中に混入せしめられ
る。別法によると、ヒドラジン化合物を、写真要素の親水性コロイド層中に、好
ましくはヒドラジン化合物の効果が望まれている乳剤層に隣接して塗布されるべ
き親水性コロイド層中に存在させることができる。
もちろん、このヒドラジン化合物を、写真要素内であって、乳剤層や例えば下塗
り層、中間層及びオーバーコート層のような親水性コロイド層の中間かもしくは
それらの層の内部に存在させることもできる。
本発明の要素で使用するための特に好ましい部類のヒドラジン化合物は、Mac
honkin ら、米国特許第4.912,016号(1990年3月27日発
行ンに記載される化合物である。これらの化合物は、次式により表わされるアリ
ールヒドラジド:
(式中、Rは、アルキル基又はシクロアルキル基である)である。
本発明の要素で使用するためのもう1つの特に好ましい部類のヒドラジン化合物
は、次のような構造式のいずれかによって表わされるヒドラジン化合物である。
又は
Rは、6〜18個の炭素原子を有するアルキル基であるかもしくは硫黄又は酸素
の環原子を含めた5個又は6個の環原子を有する複素環であり、
R1は、1〜12個の炭素原子を有するアルキル基又はアルコキシ基であり、
Xは、1〜約5個の炭素原子を有するアルキル基、チオアルキル基又はアルコキ
シ基;ハロゲン;又は−NHCOR”、 −NH5O□R2゜−CONR”R3
又は−3O□NIl”R3(式中、R2及びR8は、同一もしくは異なっていて
もよく、水素であるかもしくは1〜約4個の炭素原子を有するアルキル基である
)であり、そしてnは、0.1又は2である。
Rによって表わされるアルキル基は、直鎖もしくは分岐鎖であることができ、そ
して置換もしくは非置換であることができる。置換基には、1〜約4個の炭素原
子を有するアルコキシ基、ハロゲン(例えば塩素及び弗素)あるいは−N)IC
OR”又は−NHSO□R2(式中のR″は前記定義の通り)が含まれる。好ま
しいRアルキル基は、約8〜約16個の炭素原子を含有している。なぜならば、
このサイズのアルキル基の場合、より大きな不溶性をヒドラジド核生成剤に対し
て付与し、よって、これらの核生成剤が現像の間に、それらが塗布されている層
から現像液中に滲み出す傾向を低減させるからである。
Rによって表わされる複素環式基は、チェニル基及びフリル基を包含し、また、
これらの基は、1〜約4個の炭素原子を有するアルキル基又はハロゲン原子、例
えば塩素で置換されていてもよい。
R’ によって表わされるアルキル基又はアルコキシ基は、直鎖もしくは分岐鎖
であることができ、そして置換もしくは非置換であることができる。これらの基
の置換基は、1〜約4個の炭素原子を有するアルコキン基、ハロゲン(例えば塩
素又は弗素)あるいは−NHCOR”又は−NH5O□R2(式中のRZは前記
定義の通り)であることができる。好ましいアルキル基又はアルコキシ基は、ヒ
ドラジド核生成剤に対して十分な不溶性を付与してそれらの核生成剤が、それら
が塗布されている層から、現像液によって滲出せしめられる傾向を低減するため
、1〜5個の炭素原子を含有する。
Xによって表わされるアルキル、チオアルキル及びアルコキシ基は、1〜約5個
の炭素原子を含有し、そして直鎖もしくは分岐鎖であることができる。Xがハロ
ゲンである場合、そのハロゲンは塩素、弗素、臭素又は沃素であることができる
。1個よりも多数のXが存在する場合には、上記のような置換基は同一もしくは
異なっていてもよい。
さらにもう1つの特に好ましい部類のヒドラジン化合物は、次式によって表わさ
れるエチレンオキシ基含有のアリールスルホンアミドフェニルヒドラジドである
。
Rは、それぞれ、最低3個のエチレンオキシ繰り返し単位を有する1価の基であ
り、
mは、1〜3であり、そして
Rは、水素又は封鎖基である)。
これらのヒドラジドは、Machokin及びKerr、米国特許第5,041
,355号(1991年8月20日発行)に記載されている。
さらにもう1つの特に好ましい部類のヒドラジン化合物は、Machonkin
及びKerr、米国特許第4,988,604号(1991年1月29日発行)
に記載されている化合物である。これらの化合物は、チオ基及びエチレンオキシ
基の両方を有しているアリールスルボンアミドフェニルヒドラジドであって、次
式により表わされる:Rは、最低3個のエチレンオキシ繰り返し単位を有する1
価の基であり、
mは、1〜6であり、
Yは、2価の芳香族基であり、そして
R’ は、水素であるかもしくは封鎖基である)、Yによって表わされる2価の
芳香族基、例えばフェニレン基又はナフタレン基は、非置換であってもよく、さ
もなければ1個もしくはそれ以上の置換基、例えばアルキル基、八ツ基、アルコ
キシ基、ハロアルキル基又はアルコキシアルキル基で置換されていてもよい。
さらに別の特に好ましい部類のヒドラジン化合物は、Looker及びKerr
、米国特許第4.994,365号(1991年2月19日発行)に記載されて
いる化合物である。これらの化合物は、アルキルピリジニウム基を含有している
アリールスルホンアミドフェニルヒドラジドであって、次式により表わされる:
(上式において、
Rは、それぞれ、好ましくはI −12個の炭素原子を存するアルキル基であり
、
nは、1〜3であり、
Xは、アニオン、例えば塩素又は臭素であり、mは、1〜6であり、
Yは、2価の芳香族基であり、そして
R’ は、水素であるかもしくは封鎖基である)。Yによって表わされる2価の
芳香族基、例えばフェニレン基又はナフタレン基は、非置換であってもよく、さ
もなければ1個もしくはそれ以上の置換基、例えばアルキル基、八ツ基、アルコ
キシ基、ハロアルキル基又はアルコキシアルキル基で置換されていてもよい。好
ましくは、Rによって表わされるアルキル基中に含まれる炭素原子の数の合計は
、少なくとも4、さらに好ましくは少なくとも8である。R1によって表わされ
る封鎖基は、例えば、次のようなものであることができる:
R2:よ、ヒドロキシ基であるかもしくは1〜4個の炭素原子を有するヒドロキ
シ置換アルキル基であり、そしてR3は、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基である)。
本発明において有用な特定の好ましいヒドラジン化合物を以上に記載したけれど
も、この技術分野において知られているヒドラジン化合物「核生成剤」のすべて
が本願発明の範囲に含まれるということを、理解されたい。このような核生成剤
の多くは、[ヒドラジン及びヒドラジン誘導体による現像核生成(Develo
psent NucleationBy )Iydrazine And Hy
drazine Derivatjves)J、 Re5earch Disc
losure。
Iten+ 23510. Vol、、235.1983年11月10日、そし
て下記の米国特許を含めた種々の特許文献に記載されている:4.166.74
2.4,168,977、4,221,857.4,224,401.4,23
7,214゜4.241,164.4,243,739.4,269,929.
4,272,606.4,272,614゜4.311.78L 4,332,
878.4,358,530.4,377.634.4,385,108゜4.
429,036.4,447,522.4,540,655.4,560,63
8.4,569,904゜4.618,572.4,619,886.4,63
4,661.4,650,746.4,681,836゜4.686,167、
4,699,873.4,722,884.4,725,532.4,737,
442゜4.740,452.4,912,016.4,914,003.4,
975,354.4,988,604゜及び4 、994 、365゜
本発明において核生成剤として利用されるヒドラジン化合物は、通常、銀1モル
について約0.005ミリモル〜約100ミリモルの量で用いられ、より典型的
には銀1モルについて約0.1ミリモル〜約10ミリモルの量で用いられる。
本発明の核生成高コントラスト写真要素は、表面潜像形成性の高塩化物ハロゲン
化銀粒子を使用する。「高塩化物ハロゲン化銀粒子」なる語は、それを本願明細
書において用いた場合、ハロゲン化銀粒子であって、それらの粒子の少なくとも
表面部分が50モル%よりも多量の塩化銀から構成されているものを意味する。
塩化銀が50%よりも多いコンヘンシシナル粒子と、シェルの部分で塩化銀が5
0%よりも多いコアーシェル型の粒子のどちらを用いても、満足すべき結果を得
ることができる。好ましくは、本発明において用いられるハロゲン化銀粒子は、
少なくとも70モル%が塩化物である。高塩化物ハロゲン化銀粒子を使用すると
、高コントラスト要素の現像可能性を促進するのに非常に有利であり、また、し
たがって、グラフィノクアーツの分野において強くめられている短い現像時間を
もたらすことができる。
好ましくは、ハロゲン化銀粒子は、単分散であり、そして約0.7μmよりも大
きくなくかつさらに好ましくは約0.4μmもしくはそれ以下である平均粒径を
存している。
一般的に、銀の被覆量は、約0.5〜約Log/m”の範囲内であり、そして好
ましくは、約2〜約5g/m”の範囲内である。
先に記載したように、本発明において利用されるハロゲン化銀粒子は、内部潜像
形成タイプであるものとは対照的に、表面潜像を形成することが可能である。し
たがって、ハロゲン化銀乳剤層はネガ型である。ハロゲン化銀粒子は、任意の適
当な幾何学形態、例えば正規立方体あるいは八面体結晶の形態であることができ
る。
特に、高コントラストを得るためには、ハロゲン化銀粒子にドーピングを施すの
が有利である。この技術分野において知られているように、核生成剤として機能
するヒドラジン化合物の使用と組み合わせて適当なドーピング剤を使用すると、
極めて高いコントラストレスポンスを提供することができる。ドーピング剤は、
通常、乳剤調製の結晶成長段階の間に、例えば、ハロゲン化銀粒子の初期沈殿及
び(又は)物理熟成の間に、添加せしめられる。ロジウムが特に有効なドーピン
グ剤であり、そして適当な塩類、例えば三塩化ロジウムを使用することによって
粒子中に導入することができる0本発明において用いられる高塩化物ハロゲン化
銀粒子のロジウムドーピングは、望ましくない高レベルのペラパーカブリを被る
ことなしに化学増感剤の使用を促進するのにとりわけ有用である。McDugl
eら、米国特許第4,933,272号でグラフィソクアーツ乳剤中で有用であ
ることが記載されているドーピング剤もまた、有利に使用することができる。こ
れらのドーピング剤は、次式により表わされる六配位の錯体である:
〔門’ (No)(L’ )s:l ”(上式において、
mは、O,−1,−2又は−3であり、M′は、クロム、レニウム、ルテニウム
、オスミウム又はイリジウムを表わし、そして
L′は、ハライド及びシアニド配位子のいずれか一方あるいはその組み合わせあ
るいはこれらの配位子と2個までのアコ配位子の組み合わせを表わす)。
ドーピング剤を使用することに対する別法として、電子受容性のカブリ防止色素
を乳剤中に混入することができる。これらの色素及びそれらの核生成写真要素中
における使用は、Gil■anら、米国特許第4 、933□273号に記載さ
れている。
ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の他にバインダを含有する。バインダの
割合は広く変更することができるというものの、通常、ハロゲン化銀1モルにつ
いて約20〜250gの範囲内である。過剰量のバインダは、最大濃度を低下さ
せかつ結果としてコントラストも低下させる作用を有することができる。 10
もしくはそれ以上のコントラスト値を得るために、ハロゲン化銀1モル当り25
0gもしくはそれ以下の濃度でバインダを存在させるのが有利である。
乳剤のバインダは、親水性のコロイドから構成することができる。
適当な親水性物質は、天然に産出する物質、例えば蛋白質、蛋白質誘導体、セル
ロース誘導体、例えばセルロースエステル、ゼラチン、例えばアルカリ処理ゼラ
チン(豚皮ゼラチン)、ゼラチン誘導体、例えばアセチル化ゼラチン、フタル化
ゼラチンなど、多vl類、例えばデキストラン、アラビアゴム、ゼイン、カゼイ
ン、ペクチン、コラーゲン誘導体、コロジオン、寒天、くず、アルブミン、その
他を包含している。
乳剤バインダは、任意であるけれども、親水性コロイドに加えて、不水溶性であ
るかもしくは極(僅かに可溶性である合成の高分子物質、例えばポリマーラテッ
クスから構成することができる。これらの物質は、補助用の粒子解膠剤及びキャ
リヤとして作用することができ、そしてまた、増加せしめられた寸法安定性を写
真要素に対して有利に付与することもできる。合成高分子物質は、親水性コロイ
ドとの重量比で2:1までで存在させることができる。一般的に、合成高分子物
質はバインダの約20〜80重量%を構成するのが有利である。
適当な合成高分子物質は、ポリ(ビニルラクタム)、アクリルアミド重合体、ポ
リビニルアルコール及びその誘導体、ポリビニルアセタール、アルキル及びスル
ホアルキルアクリレート及びメタクリレートの重合体、氷解ポリビニルアセテー
ト、ポリアミド、ポリビニルピリジン、アクリル酸重合体、無水マレイン酸共重
合体、ポリアルキレンオキシド、メタクリルアミド共重合体、ポリビニルオキサ
ゾリジノン、マレイン酸共重合体、ビニルアミン共重合体、メタクリル酸共重合
体、アクリロイルオキシアルキルスルホン酸共重合体、スルホアルキルアクリル
アミド共重合体、ポリアルキレンイミン共重合体、ポリアミン、N、N−ジアル
キルアミノアルキノレアクリレート、ビニルイミダゾール共重合体、ビニルス/
L、フイ14重合体、ハロゲン化スチレン重合体、アミンアクリルアミド重合体
、ポリペプチド、その他のなかから選択することができる。
1′バインダ」なる語は、ハロゲン化銀乳剤の連続相を説明するのに用いられる
けれども、当業者が一般的に使用している他の語、例えばキャリヤ又はビヒクル
も代りに使用することができるということも認めろれる。乳剤に関連して記載の
バインダは、また、本発明の写真要素の下塗り層、中間層及びオーバーコート層
を形成するのにも有用である。通常、バインダは、1種類もしくはそれ以上の硬
膜剤、例えば、プロ゛クト −イセンシング インデンクスProduct L
icensin Index)、 Vol、92.1971年12月、Item
9232゜Paragraph■(参照することにより、その開示内容を本願
明細書に記載する)に記載されているものを用いて硬化させる。
本発明において利用されるハロゲン化銀乳剤は、ポリメチン色素クラスを含めた
種々のクラスからの色素を用いて分光増感することができる。ここで、用いられ
る色素は、シアニン、メロシアニン、錯シアニン及びメロシアニン(すなわち、
3核、4核及び多核シアニン及びメロシアニン)、オキソノール、ヘミオキソノ
ール、スチリル、メロスチリル及びストレプトシアニンを包含する。
本発明の高コントラスト写真要素は、任意であるけれども、ペラパーカブリを低
下させかつ画像展開をコントロールすることを目的として、ヒドラジノ及びアミ
ノ官能基(官能価)の両方を有しておらず、そして
(1)その構造中に最低1個のチオ(−5−)基を含有し、(2)その構造中に
、最低3個のエチレンオキシ繰り返し単位を有する基を含有し、そして
(3)最低1の分配係数(以下に定義する)を有しているようなチオエーテル化
合物を含有することができる。好ましいチオエーテル化合物は、次式によって表
わされるものである。
R−S −(CHzClh)++−R’上式において、
R及びR′は、同一もしくは異なっていてもよい1価の有機基であり、そして
nは、3〜50、さらに好ましくは10〜30の値を有する整数である。
本発明では、上記したチオエーテル化合物を使用することの別法として、少なく
とも1の分配係数(以下に定義する)を有しかつ硫黄原子に結合したバラスト基
(化合物の移動性を制限しかつそれによって現像中にその化合物を写真要素内で
保持する作用を有する)を含む疎水性イソチオ尿素化合物を使用することによっ
て、ペノバーカブリ及び画像展開のコントロールを達成することができる。好ま
しい疎水性イソチオ尿素の化合物は、次式によって表わされるもH2
上式において、Rは、最低6個の炭素原子を含有しかつ可溶化基を実質的に有し
ないようなバラスト基である。
ハロゲン化銀粒子の形成後に例えば沃化カリウムのような沃化物の少量を乳剤に
添加した場合、核生成剤として機能するヒドラジン化合物を含有している高コン
トラスト写真要素の感度を増加させることができることは、公知である(例えば
、米国特許第4,168,977号を参照されたい)、シかしながら、本願の実
施例において立証しているように、沃化物の添加を通じて導かれる感度の増加は
、用いられる特定の乳剤に依存して、カブリの増加と、センシトメトリー曲線の
トウ部におけるコントラストの低下を犠牲にして達成することができる0本発明
の増感組み合わせ、すなわち、金化合物と尿素化合物の組み合わせは、沃化カリ
ウムとは異なって、利用されるハロゲン化銀乳剤の種類にその有効性が依存する
ことはない。
本発明に係る写真系は、核生成剤としてのヒドラジン化合物及び配合型ブースタ
としてのアミノ化合物を使用しているものである。
配合型ブースタとして特に有効なアミノ化合物は、Machonkin及びKe
rr、米国特許第4,975,354号(1990年12月4日発行)に記載さ
れている。
米国特許第4,975,354号に記載の、配合型ブースタとして有用なアミノ
化合物は、
(1)最低1個の第2又は第37ミノ基を有しており、(2)その構造中に、最
低3個のエチレンオキシ繰り返し単位を有する基を含有しており、そして
(3)最低1の、好ましくは最低3の、そして最も好ましくは最低4の分配係数
(以下に定義する)を有しているようなアミン化合物である。
本発明において配合型ブースタとして利用されるアミノ化合物の範囲に包含され
るものとしては、モノアミン、ジアミン、そしてポリアミンがある。これらのア
ミンは脂肪族アミンであることができ、あるいは芳香族又は複素環部分を包含す
ることができる。アミン中に存在する脂肪族、芳香族及び複素環式の基は、置換
もしくは非置換の基であることができる。好ましくは、本発明において配合型ブ
ースタとして用いられるアミノ化合物は、最低20個の炭素原子を有している化
合物である。
配合型ブースタとして使用するのに好ましいアミノ化合物は、最低3の分配係数
を有していて、次式により表わされるような構造を具えたビスーtert、−ア
ミンである:nは、3〜50、さらに好ましくは10〜5oの値を有する整数で
あり、R,、R,、R,及びR4は独立して、1〜8個の炭素原子を有するアル
キル基であり、
R1及びR2は、−緒になって、複素環を完成するのに必要な原子群を表わし、
そして
R1及びR4は、−緒になって、複素環を完成するのに必要な原子群を表わす)
。
配合型ブースタとして使用するためのもう1つの有利な部類に属するアミノ化合
物は、最低3の分配係数を有していて、次式により表わされるような構造を具え
たビス−5ec、−アミンである:nは、3〜50、さらに好ましくは10〜5
0の値を存する整数であり、そして
Rは、独立して線状もしくは分岐の、置換もしくは非置換の、最低4個の炭素原
子を有するアルキル基である)。
好ましくは、最低3個のエチレンオキシ繰り返し単位を有する基は、第37ミノ
基の窒素原子に直接に結合しており、また、最も好ましくは、最低3個のエチレ
ンオキシ繰り返し単位を存する基は、ビス−tert、 −アミノ化合物の第3
7ミノ基の窒素原子を接続している結合(連結)基である。
本発明において配合型ブースタとして使用するのに最も好ましいアミン化合物は
、次式により表わされる化合物:Pr Pr
(式中、P、はn−プロピル基を表わす)である。
配合型ブースタとして有用なその他のアミン化合物は、ヤギハラら、米国特許第
4,914.003号(1990年4月3日発行)に記載されている。この米国
特許に記載のアミノ化合物は、次式によって表わされる。
上式において、
Rz及びR3は、それぞれ、置換もしくは非置換のアルキル基を表わすか、さも
なければ互いに結合して環を形成していてもよく、R4は、置換もしくは非置換
のアルキル、アリール又は複素環式%式%
Aは、2価の結合基を表わし、
Xは、−CONR’ −、−0−CONR’ −、−NR5CONR5−、−N
R5COO−。
COO、OCO、Co 、NR5C0、5OJR’ 、NR5COO。
−SO□−、−S=又は−〇−基(式中、R5は、水素原子を表わすかもしくは
低級アルキル基を表わす)を表わし、そしてnは、0又は1を表わし、但し、R
2、R3、R4及びA中に含まれる炭素原子の合計数は20もしくはそれ以上で
ある。
配合型ブースタとして利用されるアミノ化合物は、通常、銀1モルについて約0
.1〜約25ミリモルの量で用いられ、そしてさらに好ましくは、銀1モルにつ
いて約0.5〜約15ミリモルの量で用いられる。
本発明で使用するための特に有利な増悪色素は、ヘンズイミダゾール環の窒素原
子に結合した最低1個の酸置換アルキル基を有しているヘンズイミダゾロ力ルポ
シアニン増感色素である。このような色素の好ましい例は、次式によって表わさ
れるようなものである:(上式において、
X+、Xi、Xx及びX4は、独立して、水素、シアノ、アルキル、ハロ、ハロ
アルキル、アルキルチオ、アルコキシカルボニル、アリール又は置換もしくは非
置換のカルバモイルであり、R5及びR8は、アルキルであり、そしてR,及び
R1は、独立して、アルキル、アルケニル、置換アルキル又は置換アルケニルで
あり、但し、R2及びR4の少なくとも1個は酸置換アルキルであり、そしてま
た、R2及びR4の両方が酸1換アルキルである場合、電荷をバランスするため
に陽イオンもまた存在している。
上記したヘンズイミダゾロ力ルポシアニン増感色素は、高められた写真怒度を呈
示し、また、迅速アクセス処理の後、増悪色素のスティン(汚染)を実質的に残
すことがない。
本発明の高コントラストハロゲン化銀写真要素の必須成分は、化学増感剤として
の機能を有する金化合物である。金化合物を化学増感剤として使用することは、
この技術分野において非常によく知られている(例えば、米国特許第3.297
,446号及び同第3,503,749号を参照されたい)。本発明において化
学増感剤として有用な金化合物は、
テトラクロロ金酸カリウム、
第1金チオシアン酸カリウム、
ジチオ硫酸第1金、
その他。
本発明において化学増感剤として使用するための好ましい部類の金化合物は、米
国特許第5,049,485号(1991年9月17日発行)に記載される金(
1)化合物である。これらの化合物は、次式により表わされる化合物である。
れLz′″X−
又は
Lは、メソイオン化合物であり、
Xは、アニオンであり、そして
Llは、ルイス・ドナー配位子である。
好ましくは、Lは、次式によって表わされる:(上式において、R+、Rz及び
R3は、独立して、水素であるがもしくは炭化水素基である)。
特に好ましいものは、ビス(1,4,5−)リメチル−1,2゜4−トリアゾリ
ウム−3−チオレート)第1金であって、次式により表わされる。
本発明において化学増感剤として使用するための第2の好ましい部類の金化合物
は、米国特許第5.049.484号に記載される金(I)化合物である。これ
らの化合物は、次式により表わされる化合物である:
Zは、5員もしくは6員のイミド核を完成するのに必要な置換もしくは非置換の
窒素及び炭素原子を表わし、そしてMは、カチオン、好ましくはナトリウム、テ
トラエチルアンモニウム又はカリウムである)、プロトン付与形のイミド核は、
好ましくは、7〜12、さらに好ましくは8〜11のpKa値を有する。
Zは、好ましくは、
であり、式中、R1,R2及びRiは、独立して、水素であるかもしくは炭化水
素基、好ましくは1〜15個の炭素原子を有する置換もしくは非置換の炭化水素
基、例えばアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、n−ブチル及びt−
ブチル、そしてオクチル基、又はフェニル基である。R3は、好ましくは、水素
である。
特に好ましいものは、ビス(1−メチルヒダントイナート)金(T)ナトリウム
塩であって、次式により表わされる。
先に記載し7たように、本発明は、金化合物と組み合わせて用いられる特定の尿
素化合物は、高塩化物ハロゲン化銀粒子を使用しかつ、米国特許第4,975,
354号の教示に従い、核生成剤として機能するヒドラノン化合物及びブースタ
として機能するアミノ化合物の両者を包含する高コントラスト写真要素のための
非常に有効な化学増悪剤である、という知見に基づいている。これらの高コント
ラスト要素は、非常に復雑な性状を有しており、そして核生成剤と配合型ブース
タの両者が奏する共同作用を利用している。これらの要素の挙動は、多くの変動
要因によって左右されるものであり、また、例えば化学増感剤のような乳剤添加
剤がこのような複雑な系において機能する形態は、予知することが不可能である
。
本発明において化学増感剤として利用される尿素化合物は、Burgmaier
、米国特許第4,810,626号(1989年3月7日発行;参照して、そ
の開示内容を本願明細書に記載する)に記載されている。
これらの化合物は、1.l、3.3−テトラ置換中間カルコゲン尿素化合物であ
って、該化合物中、最低1個の置換基は核中心を有している。これらの化合物は
、次式により表わされる。
A2R2R4A4
上式において、
χは、中間カルコゲン原子、プなわら、酸素より後でボロリウムよりも前の第〜
IA族の原子であり、
R1,Rz 、R8及び17.のそれぞれは、独立して、アルキレン、シクロア
ルキ!、・ン、炭素環アリーレン、複素環アリ−し・ン、アルカリーレン又はア
ルアルキ1/ン基を表わすことができ、さもなければ、R5及びR2又はR1及
びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒にな、って、5員ないし7員の
複素環を完成することができ、そして
AI、At 、A3及びA、のそれぞれは、独立して、水素であるかもしくはカ
ルボン酸、スルフィン酸、スルホン酸、ヒドロオキサミド酸、メルカプト、スル
ホンアミド又は第1あるいは第2アミノ求核基であり、
但し、^IRI〜A、R,の少なくとも1個は、2員もしくは3員の連鎖を介し
て尿素の窒素原子に結合した核基を含有する。
硫黄は、有利な第VIA族の原子である。なぜなら、硫黄は、チオ尿素合成のた
めの容易に入手可能な出発物質であり、また、ハロゲン化銀増感が行なわれるよ
うな水溶液中においてチオ尿素化合物のより大きな溶解性を示すからである。
「求核」基なる語は、それを本願明細書において使用した場合、1つの原子、例
えば酸素酸の酸素原子、硫黄酸の硫黄原子、そして窒素酸又は第1あるいは第2
アミンの窒素原子を指している。このような核基には、カルボン酸(−COOH
)、スルフィン酸(−502旧、スルホン酸(−3OjH) 、ヒドロオキサミ
ド酸(−!1llOH) 、メルカプタン(−8H)、スルボンアミド(−5O
J−) 、そして第1及び第2アミンが含まれる。
これらの酸の無機又は有機塩は、同様に有用である。
好ましく:ヨ、R+A+〜RaAaの少なくとも1個は、オメガ結合のメチル又
はエチルカルボン酸あるいはその塩である。
ハロゲン化銀のを利な化学増感に必要であり、そして2員もしくは3員の連鎖を
介して尿素の窒素に結合した上記したような核基のほかに、ハロゲ〉・化銀の所
望とする化学増感を達成するために、1、 1. .3. 3−テトラ置換尿素
化合物の残留RA基の組成を広く変更することができる。
R1−R4の少なくとも1個によって表わすことができ、必要な核基に結合して
いないアルキレン基は、より大きな溶解性を得るために、1〜6個の炭素原子、
好ましくは1〜4個の炭素原子を含有することができる。
R4−R4基がシクロアルキレン基を表わす場合、その環の部分は、U13〜約
3〜約8ましくは約5又は6個の炭素原子を含有することができる。シクロアル
キレン基がそれに結合した必要な核基を有する場合には、本発明の有利な実施の
ため、このような基が2員もしくは3員の連鎖を介して尿素窒素原子の1個に結
合していることが重要である。
R1−R4基の1つが芳香族の複素環式基であるかもしくは芳香族の炭素環式基
である場合、このような環系は、その環中に約5〜約10個の原子を存すること
ができ、−例として、例えば、ピロール、フェニル、ナフチル、ピリジニル、キ
ノリル及びナフトリルをあげることができる。芳香族の複素環式基又は芳香族の
炭素環式基がそれに結合した必要な核基を有する場合には請求核基を尿素窒素原
子から分離する連鎖は、2〜3個の構成員を有している。
R,=R41がアルカリーレン又はアルアルキレンを表す場合、そのアルキレン
部分は、約1〜約3個の炭素原子を有することができ、また、アリール部分は、
上記したような芳香族基である。必要な核基がアルアルキレン基に結合している
場合には請求核基を尿素窒素原子から分離する連鎖は、2〜3個の原子を有して
いる。
尿素窒素原子とR1及びR2又はR1及びR4とによって表わすことのできる複
素環は、5員又は6員の環原子を存することができる。このようにして形成され
る典型的な複素環には、ピリジン、モルホリン、ピペリジン、そしてジアジンが
含まれる。
本発明において有用な特定のI、1. 3. 3−テトう置換−2−チオ尿素化
合物は、次のようなものを包含する:CH3C′Fi3
CTi3CE3
本発明において、尿素化合物は、通常、銀1モルについて約0.001〜約10
ミリモルの量で、好ましくは銀1モルについて約0.003〜約0.04ミリモ
ルの量で用いられる。金化合物は、通常、銀1モルについて約0.0001〜約
10ミリモルの量で、好ましくは銀1モルについて約o、ooos〜杓0.04
ミリモルの量で用いられる。好ましくは、尿素化合物と金化合物のモル比は、1
よりも大である。
本発明において用いられる1、1.3.3−テトラ置換中間カルコゲン尿素化合
物、そしてその化合物の化学増感剤としての使用は、Burgmaierら、米
国特許第4.810,626号(1989年3月7日発行)に開示されている。
この特許に記載されているように、これらの化合物は、ハロゲン化銀材料のため
の非常に有効な化学増感剤である。
しかしながら、今までのところ、これらの増感剤を核生成剤として機能するヒド
ラジン化合物を含有する高コントラスト写真要素中で使用することは知られてお
らず、また、これらの化合物が、このような要素中で、感度を増加させるだけで
はなくて、カブリ防止剤の増加をひきおこさないでトウ部コントラストを増大さ
せる機能をも具するということが発見されたことは、予想できなかったことであ
りかつ驚異的なことである。
ここで特記しなければならないこととして、例えばチオ硫酸ナトリウムのような
コンヘンンヨナルの硫黄増感剤は、金化合物と組み合わせて使用した場合であっ
たとしても、本発明の高コントラスト写真要素において比較的にを効ではない。
「分配係数」なる語は、それを本願明細書において使用した場合、次の等式によ
って示されるように、n−オクタツール/水系に関しての化合物のlog P値
を指している。
(式中、Xは化合物の濃度である)。分配係数は、水相及び有機相聞の分配に関
しての化合物の能力を示す1つの尺度であり、A、 Lea。
P、Y、ClJow+ C,5ilipo及びC,1(ansch、 Jour
nal of Medicina102月匹■、 Vol、18. No、9.
865〜868頁、1975年、に報告されている手法で計算することができる
。 log Pの計算は、計算ソフト(Medchea+ software、
Version 3.54. Pomona CoCo11e、 C1are
+1ont+Ca1ifornia)を使用して実施することができる。Iog
P値が大きければ大きいほど、化合物の疎水性は大である。0よりも大きなlo
g Pを有する化合物は、疎水性である。すなわち、そのような化合物は、水性
媒体中におけるよりも有機媒体中におけるほうが、溶解性が大である。他方にお
いて、Oよりも小さいlog Pを有する化合物は、親水性である。logP=
1である化合物は、水性媒体中よりも有機媒体中におけるほうが10倍大きな熔
解性を有しており、また、IogP=2である化合物は、水性媒体中よりも有機
媒体中におけるほうが100倍大きな溶解性を有している。
以下に記載する対照試験及び実施例は、本発明をさらに説明するためのものであ
る。
対旦上
エツジ長0.22μmのロジウム・トープのAgClBr (70/30)写真
乳剤、0.033mg/Agモルで、を1.6mg/Agモルのチオ硫酸ナトリ
ウム・5水和物及び2.7+ag/Agモルのテトラクロロ金酸カリウムで65
゛Cで30分間化学増増感た。R−タイピングを低下させるために、0.14m
g/Agモルのビス(2−アミノ−5−ヨードピリジンージヒドロヨージド)沃
化第2水銀を乳剤中に混入した。また、次のような添加剤も乳剤中に混入した。
(1) 204+og/ Agモルの次式の増感色素;(2)400mg/Ag
モルのカブリ防止剤、5−カルボキシ−4−ヒドロキシ−6−メチル−2−メチ
ルメルカプト−1,3,3a、7−テトラアザ・インデン:
(3) 100層g/Agモルのカブリ防止剤、5−ブロモ−4−ヒドロキシ−
6−メチル−1,3,3a、7−テトラアザインデン;(4) 40mg/Ag
モルの安定剤、1(3−アセトアミドフェニル)(5)2g/Agモルの次式の
ブースタ:(式中、Prはn−プロピル基を表わす);及び(6)0.2ミリモ
ル/Agモルの次式の核生成剤。
乳剤をポリエステル支持体上に塗布して銀被覆量3.2g/mz、ゼラチン被覆
量2.5g/m”及びラテックス被覆量0.36g/m”を与えた。ここで、ラ
テックスは、メチルアクリレート、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸及び2−アセトアセトキシ−エチルメタクリレートの共重合体であった
。この乳剤層に2重量%のビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルをオーバー
コートし、被覆量0.82g/m2で塗布した。
丼皿呈
本例は、対照1と同じであった。但し、化学増感を行う前、300mg/Agモ
ルの沃化カリウムを乳剤に添加した。
本例は、対照1と同じであった。但し、1.hg/Agモルの1.3−ジカルボ
キシメチル−1,3−ジメチル−2−チオ尿素及び1.2mg/Agモルのテト
ラクロロ金酸カリウムを利用して65°Cで10分間にわたって化学増感を実施
した。
本例は、例1と同じであった。但し、化学増感を行う前、300mg/Agモル
の沃化カリウムを添加した。
上記した4種類のフィルムのそれぞれを連続光学くさびターゲントを介して30
00°にのタングステン光源に0.5秒間露光し、そして35°Cで35秒間現
像した。
現像液を調製するため、次のような成分からa縮液を調製した。
重炭酸ナトリウム 145g
45%水酸化カリウム 178g
ジエチレントリアミン五酢酸、
五ナトリウム塩(40%溶液)15g
臭化ナトリウム 12゜
ハイドロキノン 65g
1−フェニル−4−ヒドロキシ
メチル−4−メチル−3−ピラゾリドン 2.9gベンゾトリアゾール 0.4
g
1−フェニル−5−メルカプト
テトラゾール 0.05g
50%水酸化ナトリウム 46g
硼酸 6.9g
ジエチレングリコール 120g
47%炭酸カリウム 120 g
水を加えて 12
この濃縮液を濃縮液1部対水2部の比で希釈して使用濃度の現像液(p)I=1
0.5)を調製した。
フィルムの感度(総カブリ上0.1i1度で測定し、log単位で表示)を以下
に(0,1)感度として記載する。総力ブリ上0.1及び4.0における感度の
log E差も測定し、以下に(0,1−4)感度として記載する。これは、ト
ウ部感度及びショルダ一部感度における分離を示す1つの尺度である。トウ部コ
ントラスト(総力プリ上0.1及び0.6濃度単位におけるH&D曲線上の点を
結んだ線の傾きとして定義され、「トウ部ガンマ」と呼ばれる)もまた計算した
。得られた結果を次の第1表にまとめる。
対照1 0.042 1.97 0.29 4.1対照2 0.065 2.1
8 0.35 2.8例1 0.040 2.11 0.23 5.2例2 0
.042 2.04 0.27 4.6対照2を対照1と比較すると、沃化カリ
ウムを添加すると十分なトウ部感度の増加が得られるけれども、カブリの増加を
犠牲として、(0,1−4)感度値の増加及びトウ部ガンマ値の低下が得られる
ことが判る。低いトウ部感度、低いトウ部コントラスト、高いカブリ、そして高
い(0,1−4)感度値はすべて、グラフィックアーツの用途に関して望ましく
ないものである0例1を対照1と比較すると、本発明に従って化学増感剤として
1,3−ジカルボキシメチル−1゜3−ジメチル−2−チオ尿素を使用した場合
、トウ部感度の増加とトウ部ガンマの増加の両方を得ることができ、カブリの増
加もないことが判る。また、低下せしめられた(0.1−4 >感度値も得られ
た。
例2を例1と比較すると、沃化カリウムを使用したとしても、これらの例で使用
のAgClBr (70/30)乳剤に関して何らの利点も奏しないことが判る
。
灯皿主
本例は、次のような例外を除いて対照1と同じで合った=(1)乳剤は、エツジ
長0.22μmのAgCl乳剤であり、ロジウム0.0094mg/ Agモル
でロジウムをドーピングしたものである。
(2)乳薊は、3mg/Agモルのチオ硫酸ナトリウム・5水和物及び4.5m
g/Agモルのテトラクロロ金酸カリウムで65°Cで10分間にわたって化学
増感した。
(3)1−(3−アセトアミドフェニル)−5−メルカプトテトラゾールの量は
、50mg/^gモルであった。
丼皿土
本例は、対照3と同しであった。但し、化学増感を行う前、300mg/Agモ
ルの沃化カリウムを乳剤に添加した。
懇1
本例は、対照3と同じであった。但し、2.0mg/Agモルの1.3−ジカル
ボキシメチル−1,3−ジメチル−2−チオ尿素のナトリウム塩及び1.hg/
Agモルのテトラクロロ金酸カリウムで化学増感を実施した。
■±
本例は、例3と同しであった。但し、化学増感を行う前、300mg/Agモル
の沃化カリウムを乳剤に添加した。
勇工
本例は、例3と同しであった。但し、利用した金増感剤は、2.7mg/Agモ
ルのビス(1,4,5−トリメチル−1,2,4−)リアゾリウム−3−チオレ
ート)テトラフルオロ硼酸第1金であった。
炎旦
本例は、例5と同じであった。但し、化学増感を行う前、300+mg/Agモ
ルの沃化カリウムを乳剤に添加した。
本例は、例3と同しであった。但し、利用した尿素化合物は、1.6mg/Ag
モルの1−カルボキシメチル−1,3,3−)ツメチル−2−チオ尿素であった
。
対照試験3及び4ならびに例3〜7のフィルムのそれぞれを連続光学くさびター
ゲットを介して3000°にのタングステン光源に0.5秒間露光し、そして3
5°Cで30秒間現像した。現像液を、その濃縮液を濃縮液1部対水4部の比で
希釈することによって調製した。(0,1)感度、(0,1−4)感度、トウ部
感度及びペンパーカブリのスポット数を決定するために測定を実施した。電子式
イメージアナライザを使用して、処理済み未露光サンプルを走査し、60h@’
の範囲に含まれるペソバー力ブリスポット(直径〉10μm)の数を計数した。
得られた結果を次の第■表にまとめる。
対照3 4 2.12 0.31 10.5対照4 14 2.19 0.26
12.7例3 5 2.18 0.23 13.6例4 34 2.19 0
.22 12.9例5 5 2.17 0.22 .13.7例6 48 2.
21 0.23 13.6例7 25 2.22 0.27 ’11.3対照4
を対照3と比較すると、沃化カリウムの添加によってより高いペンパーカブリ、
トウ部感度及びトウ部コントラストを生じ、一方で(0,1−4)感度が低下す
るということが判る。例3を対照3と比較すると、本発明に従って1,3−ジカ
ルボキシメチル−1゜3−ジメチル−2−チオ尿素のナトリウム塩を化学増感剤
として使用する場合、より高いトウ部感度及びコントラスト、比較可能なペンパ
ーカブリ、そしてより低い(0,1−4> S度が得られるということが判る。
例5を例3と比較すると、異なる金増感剤を使用しても尿素化合物の有利な挙動
には差異を生じないということが判る。例4を例3と、そして例6を例5と比較
すると、300mg/Agモルの沃化カリウムを添加した場合にはセンシトメト
リーの有用な改良が得られないでペノパーカブリが増加することが判る。例7を
対照3と比較すると、本発明に従って1−カルボキシメチル−1,3,3−トリ
メチル−2−千オ尿素を化学増感剤として使用する場合、より高いトウ部感度、
より高いコントラスト、そしてより低い(0,1−4)感度が得られ、但し若干
高いペソバーカブリが得られるということが判る。
上記した実施例のすべてを考案すると、本発明の化学増感剤の組み合わせを使用
する場合、低いカブリ、高いトウ部コントラスト及びトウ部及びショルダ一部感
度の小さな分離と結合した非常に良好なトウ部感度の望ましい組み合わせが得ら
れるということが明らかとなる。評価に供した特定の乳剤において、沃化カリウ
ムは有利な効果を提供しなかった。もちろん、これを本発明の化学増悪剤と組み
合わせて任意の乳剤中で使用して、そこで有利な効果を達成することができる。
本発明は、組み合わせて使用しなければならない5つの重要な構成要件、すなわ
ち:
(1)表面潜像形成性高塩化物ハロゲン化銀粒子、(2)核生成剤として機能す
るヒドラジン化合物、(3)配合型ブースタとして機能するアミノ化合物、(4
)化学増感剤として機能する金化合物、及び(5)化学増感剤として機能する尿
素化合物、を特徴とするということを特記しなければならない、ここで、尿素化
合物は、1.1,3.3−テトラ置換中間カルコゲン尿素化合物であり、該化合
物、最低1個の置換基は核中心を有している。これらの5つの構成要件を組み合
わせて使用すると、高い感度、非常に高いコントラスト、低いカブリ及びすぐれ
た現像可能性を含む所望の性質の組み合わせを特徴とする写真要素が得られ、非
常に有利である。
手続補正書(方式)
%式%
1、事件の表示
PCT/US92106094
2、発明の名称
感度を増加させかつコントラストを増大させる尿素化合物を含有した核生成高コ
ントラスト写真要素
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名称 イーストマン コタノク カンノぐニー4、代理人
住所 〒105 東京都港区虎7ノ門−下目8番10号 静光虎ノP〕ヒ゛ル青
和特許法律事務所、電話03−3504−07215、補正命令の日付 。
7、補正の内容
明細書、請求の範囲及び要約書の翻訳文の浄書(内容に変更なし)8、添付書類
の目録
明細書、請求の範囲及び要約書の翻訳文 各1通国際調査報告
国際調査報告
Claims (9)
- 1.水性アルカリ現像液で現像した場合に高コントラスト画像を形成するように 設計されたものであって、(1)表面潜像形成性高塩化物ハロゲン化銀粒子、( 2)核生成剤として機能するヒドラジン化合物、及び(3)配合型ブースタとし て機能するアミノ化合物、を含んでなるハロゲン化銀写真要素であって、 追加的に、金化合物と尿素化合物の組み合わせを化学増感剤として含有しており 、その際、前記尿素化合物は、1,1,3,3−テトラ置換中間カルコゲン尿素 化合物であり、該化合物中、最低1個の置換基が求核中心を有していることを特 徴とするハロゲン化銀写真要素。
- 2.前記ハロゲン化銀粒子は、ロジウム・ドープのものであり、塩化銀が最低7 0モル%であり、そして約0.4μmもしくはそれ以下の平均粒径を有している 、請求の範囲第1項に記載のハロゲン化銀写真要素。
- 3.前記ヒドラジン化合物が、次式によって表わされるアリールスルホンアミド ヒドラジド: ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式において、 Rは、最低3個のエチレンオキシ繰り返し単位を有する1価の基であり、 mは、1〜6であり、 Yは、2価の芳香族基であり、そして R1は、水素であるかもしくは封鎖基である)である、請求の範囲第1項又は第 2項に記載のハロゲン化銀写真要素。
- 4.前記金化合物がテトラクロロ金酸カリウムである、請求の範囲第1項〜第3 項のいずれか1項に記載のハロゲン化銀写真要素。
- 5.前記金化合物が、ビス(1,4,5−トリメチル−1,2,4−トリアゾリ ウム−3−チオレート)テトラフルオロ硼酸第1金である、請求の範囲第1項〜 第3項のいずれか1項に記載のハロゲン化銀写真要素。
- 6.前記尿素化合物が次式によって表わされる、請求の範囲第1項〜第5項のい ずれか1項に記載のハロゲン化銀写真要素:▲数式、化学式、表等があります▼ (上式において、 Xは、中間カルコゲン原子であり、 R1,R2,R3及びR4のそれぞれは、独立して、アルキレン、シクロアルキ レン、炭素環式アリーレン又は複素環式アリーレン、アルカリーレン又はアルア ルキレン基を表わし、さもなければ、R1及びR2又はR3及びR4は、それら の基が結合している窒素原子と一緒になって、5員ないし7員の複素環を完成す ることができ、そして A1,A2,A3及びA4のそれぞれは、独立して、水素であるかもしくはカル ボン酸、スルフィン酸、スルホン酸、ヒドロオキサミド酸、メルカプト、スルホ ンアミド又は第1あるいは第2アミノ求核基を表わし、 但し、A1R1ないしA4R4の最低1個は、2員もしくは3員の連鎖を介して 尿素の窒素原子に結合した求核基を含有する)。
- 7.前記尿素化合物が、1,3−ジカルボキシメチル−1,3−ジメチル−2− チオ尿素である、請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載のハロゲン化 銀写真要素。
- 8.前記尿素化合物が、1−カルボキシメチル−1,3,3−トリメチル−2− チオ尿素である、請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載のハロゲン化 銀写真要素。
- 9.前記ヒドラジン化合物が銀1モル当り約0.1〜約10ミリモルの量で存在 せしめられており、前記アミノ化合物が銀1モル当り約0.1〜約25モル%の 量で存在せしめられており、前記金化合物が銀1モル当り約0.0001〜約1 0ミリモルで存在せしめられており、そして前記尿素化合物が銀1モル当り約0 .001〜約10ミリモルの量で存在せしめられている、請求の範囲第1項に記 載のハロゲン化銀写真要素。
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