JPH0651131B2 - 衝突式気流粉砕機及び粉砕方法 - Google Patents
衝突式気流粉砕機及び粉砕方法Info
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- JPH0651131B2 JPH0651131B2 JP1316525A JP31652589A JPH0651131B2 JP H0651131 B2 JPH0651131 B2 JP H0651131B2 JP 1316525 A JP1316525 A JP 1316525A JP 31652589 A JP31652589 A JP 31652589A JP H0651131 B2 JPH0651131 B2 JP H0651131B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ジェット気流(高圧気体)を用いた衝突式気
流粉砕機及び粉砕方法に関し、特に、電子写真法による
画像形成に用いられるトナーまたはトナー用着色樹脂粉
体を効率良く生成するための衝突式気流粉砕機及び粉砕
方法に関する。
流粉砕機及び粉砕方法に関し、特に、電子写真法による
画像形成に用いられるトナーまたはトナー用着色樹脂粉
体を効率良く生成するための衝突式気流粉砕機及び粉砕
方法に関する。
[従来の技術] 従来のジェット気流を用いた衝突式気流粉砕機は、ジェ
ット気流で被粉砕物を搬送し、被粉砕物を衝突部材に衝
突させ、その衝撃力により粉砕するものである。
ット気流で被粉砕物を搬送し、被粉砕物を衝突部材に衝
突させ、その衝撃力により粉砕するものである。
以下に、その詳細を第5図に基づいて説明する。
高圧気体供給ノズル3を接続した加速管12の出口14に対
向して衝突部材16を設け、前記加速管12に供給した高圧
気体の流動により、加速管12の中途に連通させた被粉砕
物供給口1から加速管12の内部に被粉砕物15を吸引し、
これを高圧気体と共に噴射して衝突部材16の衝突面17に
衝突させ、その衝撃によって粉砕するようにしたもので
ある。尚、被粉砕原料を所望の粒度に粉砕するために使
用する場合には、被粉砕物供給口1と排出口9の間に分
級機を配して閉回路とし、分級機に被粉砕原料を供給
し、その粗粉を被粉砕物供給口1から供給し、粉砕を行
い、その粉砕物を排出口9から分級機に戻すようにして
再度分級するようにしてあり、その微粉が、所望の粒度
の微粉砕物となる。
向して衝突部材16を設け、前記加速管12に供給した高圧
気体の流動により、加速管12の中途に連通させた被粉砕
物供給口1から加速管12の内部に被粉砕物15を吸引し、
これを高圧気体と共に噴射して衝突部材16の衝突面17に
衝突させ、その衝撃によって粉砕するようにしたもので
ある。尚、被粉砕原料を所望の粒度に粉砕するために使
用する場合には、被粉砕物供給口1と排出口9の間に分
級機を配して閉回路とし、分級機に被粉砕原料を供給
し、その粗粉を被粉砕物供給口1から供給し、粉砕を行
い、その粉砕物を排出口9から分級機に戻すようにして
再度分級するようにしてあり、その微粉が、所望の粒度
の微粉砕物となる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、加速管内に吸引導入さ
れた被粉砕物を高圧気流中で十分に分散させることは困
難であり、加速管出口から噴出する高圧気流に被粉砕物
を載せた粒子混合気流は、被粉砕物の含有濃度の高い流
れと低い流れに分離してしまい、そのため被粉砕物は、
対向する衝突部材に部分的に集中して衝突することにな
り、効率が低下し処理能力の低下を引き起こしている。
れた被粉砕物を高圧気流中で十分に分散させることは困
難であり、加速管出口から噴出する高圧気流に被粉砕物
を載せた粒子混合気流は、被粉砕物の含有濃度の高い流
れと低い流れに分離してしまい、そのため被粉砕物は、
対向する衝突部材に部分的に集中して衝突することにな
り、効率が低下し処理能力の低下を引き起こしている。
また、このような状態で処理能力を大きくしようとすれ
ば、更に粉塵濃度が部分的に高くなるため、効率がより
低下し、特に樹脂含有物では衝突面上での融着物が発生
し好ましくない。
ば、更に粉塵濃度が部分的に高くなるため、効率がより
低下し、特に樹脂含有物では衝突面上での融着物が発生
し好ましくない。
そこで、加速管内部での粒子の粉砕の効率を上げるため
に、加速管出口の手前側に二次高圧ガスを噴出せしめる
高圧ガス給送管を設けた粉砕管が特公昭46-22778で提案
されている。これは、加速管内部での衝突を促進させる
ことを意図しており、加速管内でのみ粉砕を行うような
粉砕機には有用な手段であるが、衝突部材に衝突させて
粉砕を行う衝突式気流粉砕機では有用な方法ではない。
何故ならば、加速管内で衝突を促進させるために二次高
圧ガスを導入すると、圧縮気体供給ノズル3から導入さ
れる高圧気体による搬送気流が阻害され、加速管出口14
から噴出する粉流の速度が低下してしまう。そのため、
衝突部材に衝突する衝撃力が低下し、粉砕効率が低下し
てしまい好ましくない。
に、加速管出口の手前側に二次高圧ガスを噴出せしめる
高圧ガス給送管を設けた粉砕管が特公昭46-22778で提案
されている。これは、加速管内部での衝突を促進させる
ことを意図しており、加速管内でのみ粉砕を行うような
粉砕機には有用な手段であるが、衝突部材に衝突させて
粉砕を行う衝突式気流粉砕機では有用な方法ではない。
何故ならば、加速管内で衝突を促進させるために二次高
圧ガスを導入すると、圧縮気体供給ノズル3から導入さ
れる高圧気体による搬送気流が阻害され、加速管出口14
から噴出する粉流の速度が低下してしまう。そのため、
衝突部材に衝突する衝撃力が低下し、粉砕効率が低下し
てしまい好ましくない。
一方、かかる粉砕機における衝突部材の衝突面は、第5
図及び第6図に示すように、被粉砕物を載せた高圧気流
方向(加速管の軸方向)に対し垂直あるいは傾斜(例え
ば45゜)している平面状のものが用いられてきた(特開
昭57-50554号公報及び特開昭58-143853号公報参照)。
図及び第6図に示すように、被粉砕物を載せた高圧気流
方向(加速管の軸方向)に対し垂直あるいは傾斜(例え
ば45゜)している平面状のものが用いられてきた(特開
昭57-50554号公報及び特開昭58-143853号公報参照)。
しかしながら、第5図のように加速管12の軸方向と垂直
な衝突面17の場合、加速管出口14から吹き出される被粉
砕物と衝突面17で反射される粉砕物とが衝突面17の近傍
で共存する割合が高く、そのため、衝突面17近傍での粉
体(被粉砕物及び粉砕物)濃度が高くなり、粉砕効率が
良くない。
な衝突面17の場合、加速管出口14から吹き出される被粉
砕物と衝突面17で反射される粉砕物とが衝突面17の近傍
で共存する割合が高く、そのため、衝突面17近傍での粉
体(被粉砕物及び粉砕物)濃度が高くなり、粉砕効率が
良くない。
さらに、衝突面17における一次衝突が主体であり、粉砕
室壁8との二次衝突を有効に利用しているとはいえな
い。さらに、熱可塑性樹脂を粉砕するときには、衝突時
の局部発熱により融着及び凝集物が発生し易く、装置の
安定した運転が困難になり、粉砕能力低下の原因とな
る。そのために、被粉砕物濃度を高くして使用すること
が困難であった。
室壁8との二次衝突を有効に利用しているとはいえな
い。さらに、熱可塑性樹脂を粉砕するときには、衝突時
の局部発熱により融着及び凝集物が発生し易く、装置の
安定した運転が困難になり、粉砕能力低下の原因とな
る。そのために、被粉砕物濃度を高くして使用すること
が困難であった。
また、第6図の粉砕機においては、衝突面27が加速管12
の軸方向に対して傾斜しているために、衝突面27近傍の
粉体濃度は第5図の粉砕機と比較して低くなるが、高圧
気流による衝突力が分散されて低下する。さらに、粉砕
室壁8との二次衝突を有効に利用しているとはいえな
い。例えば、第6図に示す如く、衝突面27の角度が加速
管に対し45゜傾斜のものでは、熱可塑性樹脂を粉砕する
ときに上記のような問題点は少ない。しかしながら、衝
突する際に粉砕に使われる衝撃力が小さく、さらに粉砕
室壁8との二次衝突による粉砕が少ないので粉砕能力
は、第5図の粉砕機と比較して1/2〜1/1.5に粉砕能力が
落ちる。
の軸方向に対して傾斜しているために、衝突面27近傍の
粉体濃度は第5図の粉砕機と比較して低くなるが、高圧
気流による衝突力が分散されて低下する。さらに、粉砕
室壁8との二次衝突を有効に利用しているとはいえな
い。例えば、第6図に示す如く、衝突面27の角度が加速
管に対し45゜傾斜のものでは、熱可塑性樹脂を粉砕する
ときに上記のような問題点は少ない。しかしながら、衝
突する際に粉砕に使われる衝撃力が小さく、さらに粉砕
室壁8との二次衝突による粉砕が少ないので粉砕能力
は、第5図の粉砕機と比較して1/2〜1/1.5に粉砕能力が
落ちる。
すなわち、本発明の目的とするところは、上述のような
問題点が解消された効率のよい衝突式気流粉砕機及び粉
砕方法を提供することにあり、特に、ポリエステル樹脂
またはスチレン系樹脂の如き熱可塑性樹脂を主体とする
被粉砕物を効率良く粉砕する衝突式気流粉砕機及び粉砕
方法を提供することにある。
問題点が解消された効率のよい衝突式気流粉砕機及び粉
砕方法を提供することにあり、特に、ポリエステル樹脂
またはスチレン系樹脂の如き熱可塑性樹脂を主体とする
被粉砕物を効率良く粉砕する衝突式気流粉砕機及び粉砕
方法を提供することにある。
また、粉砕室内における被粉砕物及び粉砕された粉体の
融着が発生しにくく、被粉砕物の処理量を増加した場合
でも、被粉砕物及び粉砕された粉体の融着が抑制され、
凝集物及び粗粒子の生成が少ない衝突式気流粉砕機及び
粉砕方法を提供することにあり、特に、平均粒径20〜20
00μmを有する樹脂粒子を平均粒径3〜15μmに効率良
く微粉砕し得る衝突式気流粉砕機及び粉砕方法を提供す
ることにある。
融着が発生しにくく、被粉砕物の処理量を増加した場合
でも、被粉砕物及び粉砕された粉体の融着が抑制され、
凝集物及び粗粒子の生成が少ない衝突式気流粉砕機及び
粉砕方法を提供することにあり、特に、平均粒径20〜20
00μmを有する樹脂粒子を平均粒径3〜15μmに効率良
く微粉砕し得る衝突式気流粉砕機及び粉砕方法を提供す
ることにある。
さらには、加熱加圧ローラ定着手段を有する複写機及び
プリンタに使用されるトナーまたはトナー用着色樹脂粒
子を効率良く生成し得る衝突式気流粉砕機及び粉砕方法
を提供することにある。
プリンタに使用されるトナーまたはトナー用着色樹脂粒
子を効率良く生成し得る衝突式気流粉砕機及び粉砕方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明の特徴とするところは、高圧気体により被粉砕物
を搬送加速するための加速管と、粉砕室と、該加速管よ
り噴出する被粉砕物を衝突力により粉砕するための衝突
部材とを具備し、該衝突部材を加速管出口に対向して粉
砕室内に設けた衝突式気流粉砕機において、該加速管に
被粉砕物供給口を設け、かかる被粉砕物供給口と加速管
出口との間に二次空気導入口を有し、かつ、前記衝突部
材の衝突面の先端部分が頂角110゜以上180゜未満の錐体形
状であり、かつ、前記粉砕室が円筒形状もしくは楕円筒
形状である衝突式気流粉砕機としている点にある。
を搬送加速するための加速管と、粉砕室と、該加速管よ
り噴出する被粉砕物を衝突力により粉砕するための衝突
部材とを具備し、該衝突部材を加速管出口に対向して粉
砕室内に設けた衝突式気流粉砕機において、該加速管に
被粉砕物供給口を設け、かかる被粉砕物供給口と加速管
出口との間に二次空気導入口を有し、かつ、前記衝突部
材の衝突面の先端部分が頂角110゜以上180゜未満の錐体形
状であり、かつ、前記粉砕室が円筒形状もしくは楕円筒
形状である衝突式気流粉砕機としている点にある。
また、加速管内で高圧気体により被粉砕物を搬送加速
し、粉砕室内に加速管出口から吐出し、対向する衝突部
材に衝突させて被粉砕物を微粒子に粉砕する粉砕方法に
おいて、加速管の被粉砕物供給口と加速管出口との間に
二次空気を導入し、かつ、衝突面の先端部分が頂角110゜
以上180゜未満の錐体形状を有する衝突部材に被粉砕物を
衝突させて粉砕し、衝突後の粉砕物をさらに円筒形状も
しくは楕円筒形状の粉砕室に二次衝突させて粉砕するこ
とを特徴とする粉砕方法をも特徴とするものである。
し、粉砕室内に加速管出口から吐出し、対向する衝突部
材に衝突させて被粉砕物を微粒子に粉砕する粉砕方法に
おいて、加速管の被粉砕物供給口と加速管出口との間に
二次空気を導入し、かつ、衝突面の先端部分が頂角110゜
以上180゜未満の錐体形状を有する衝突部材に被粉砕物を
衝突させて粉砕し、衝突後の粉砕物をさらに円筒形状も
しくは楕円筒形状の粉砕室に二次衝突させて粉砕するこ
とを特徴とする粉砕方法をも特徴とするものである。
以上の構成を具備した本発明の衝突式気流粉砕機によれ
ば、被粉砕物を効率良く高速気流を利用して数μmのオ
ーダーまで粉砕することができる。特に、熱可塑性樹脂
の被粉砕物または熱可塑性樹脂を主成分とする被粉砕物
を効率良く、数μmのオーダーまで粉砕することができ
る。
ば、被粉砕物を効率良く高速気流を利用して数μmのオ
ーダーまで粉砕することができる。特に、熱可塑性樹脂
の被粉砕物または熱可塑性樹脂を主成分とする被粉砕物
を効率良く、数μmのオーダーまで粉砕することができ
る。
さらに、本発明を添付図面に基づいて詳述する。第1図
は、本発明の衝突式気流粉砕機の好ましい例の概略的断
面図及び該粉砕機を使用した粉砕工程及び分級機による
分級工程を組み合せた粉砕方法のフローチャートの一例
を示した図である。
は、本発明の衝突式気流粉砕機の好ましい例の概略的断
面図及び該粉砕機を使用した粉砕工程及び分級機による
分級工程を組み合せた粉砕方法のフローチャートの一例
を示した図である。
ここで、粉砕されるべき被粉砕物15は、加速管2の上方
に設けられた被粉砕物供給口1より、加速管2に供給さ
れる。加速管2には圧縮空気の如き圧縮気体が圧縮気体
供給ノズル3から導入されており、加速管2に供給され
た被粉砕物15は、瞬時に加速されて、高速度を有するよ
うになる。高速度で加速管出口4から粉砕室5に吐出さ
れた被粉砕物15は、衝突部材6の衝突面7に衝突して粉
砕される。
に設けられた被粉砕物供給口1より、加速管2に供給さ
れる。加速管2には圧縮空気の如き圧縮気体が圧縮気体
供給ノズル3から導入されており、加速管2に供給され
た被粉砕物15は、瞬時に加速されて、高速度を有するよ
うになる。高速度で加速管出口4から粉砕室5に吐出さ
れた被粉砕物15は、衝突部材6の衝突面7に衝突して粉
砕される。
また、かかる粉砕機において、加速管2の被粉砕物供給
口1と加速管出口4との間に二次空気導入口11を設け、
二次空気を加速管に導入することにより、加速管内の被
粉砕物を分散し、加速管出口4から被粉砕物をより均一
に噴出させ、対向する衝突部材6の衝突面7に効率良く
衝突させることにより粉砕生を従来より向上することが
できる。
口1と加速管出口4との間に二次空気導入口11を設け、
二次空気を加速管に導入することにより、加速管内の被
粉砕物を分散し、加速管出口4から被粉砕物をより均一
に噴出させ、対向する衝突部材6の衝突面7に効率良く
衝突させることにより粉砕生を従来より向上することが
できる。
ここで、導入される二次空気は、加速管内を高速移動す
る被粉砕物の凝集を解きほぐし、分散させるために寄与
している。また、加速管内で加速気体流速分布の遅い部
分である加速管内壁に沿う流れを加速する効果がある。
る被粉砕物の凝集を解きほぐし、分散させるために寄与
している。また、加速管内で加速気体流速分布の遅い部
分である加速管内壁に沿う流れを加速する効果がある。
第3図に加速管の要部断面図を示し、より詳細に説明す
る。導入される二次空気の導入方法については、鋭意検
討を重ねた結果、次のような結論に達した。すなわち、
二次空気の導入位置については、第3図において被粉砕
物供給口1と加速管出口4との距離をx、被粉砕物供給
口1と二次空気導入口11との距離をyとした場合、Xと
yが 0.2≦y/x≦0.9 より好ましくは、 0.3≦y/x≦0.8 を満足したときに良好な結果が得られた。
る。導入される二次空気の導入方法については、鋭意検
討を重ねた結果、次のような結論に達した。すなわち、
二次空気の導入位置については、第3図において被粉砕
物供給口1と加速管出口4との距離をx、被粉砕物供給
口1と二次空気導入口11との距離をyとした場合、Xと
yが 0.2≦y/x≦0.9 より好ましくは、 0.3≦y/x≦0.8 を満足したときに良好な結果が得られた。
また、二次空気導入口11の導入角度については、第3図
において加速管の軸方向に対する角度をψとした場合、
ψが 10゜≦ψ≦80゜ より好ましくは、 20゜≦ψ≦80゜ の条件を満足したときに良好な粉砕結果が得られた。
において加速管の軸方向に対する角度をψとした場合、
ψが 10゜≦ψ≦80゜ より好ましくは、 20゜≦ψ≦80゜ の条件を満足したときに良好な粉砕結果が得られた。
また、導入される二次空気の風量については、圧縮気体
供給ノズル3から導入される高圧気体による搬送気体の
風量をaNm3/min、二次空気導入口11から導入される二
次空気の総風量をbNm3/minとした場合、a,bが 0.001≦b/a≦0.5 より好ましくは、 0.01≦b/a≦0.4 を満足する条件下で粉砕を行ったときに良好な結果が得
られた。二次空気としては、圧縮気体,常圧気体のいず
れを用いても良い。二次空気導入口11にバルブの如き風
量制御装置を設け、導入風量を調整することは非常に好
ましい。加速管の円周方向のどの位置に何ヶ所導入口を
設けるかは、被粉砕原料,目標粉砕粒子径等により適宜
設定すれば良い。第4図は、加速管の円周方向に二次空
気導入口を8ヶ所設けた場合の一実施例のB−B′視断
面図である。
供給ノズル3から導入される高圧気体による搬送気体の
風量をaNm3/min、二次空気導入口11から導入される二
次空気の総風量をbNm3/minとした場合、a,bが 0.001≦b/a≦0.5 より好ましくは、 0.01≦b/a≦0.4 を満足する条件下で粉砕を行ったときに良好な結果が得
られた。二次空気としては、圧縮気体,常圧気体のいず
れを用いても良い。二次空気導入口11にバルブの如き風
量制御装置を設け、導入風量を調整することは非常に好
ましい。加速管の円周方向のどの位置に何ヶ所導入口を
設けるかは、被粉砕原料,目標粉砕粒子径等により適宜
設定すれば良い。第4図は、加速管の円周方向に二次空
気導入口を8ヶ所設けた場合の一実施例のB−B′視断
面図である。
この場合、8ヶ所からどのような配分で二次空気を導入
するかは適宜設定を行う。また、加速管の断面は真円に
限定されるものではない。
するかは適宜設定を行う。また、加速管の断面は真円に
限定されるものではない。
一方、第1図の粉砕機において、衝突面7が頂角110゜以
上180゜未満、好ましくは160゜近傍を有する円錐形状を有
しているので、粉砕された粉砕物は実質的に全周方向に
分散され、粉砕室壁8と二次衝突を起こし、さらに粉砕
される。第2図a,bは、第1図に示す衝突式気流粉砕
機のA−A′面における断面を概略的に示した図であ
り、第2図aは粉砕室が円筒状の場合、第2図bは粉砕
室が楕円筒状の場合を示しており、衝突面7で衝突した
後の粉砕物の分散状態を模式的に示している。同第2図
からは、本発明の気流式粉砕機において、粉砕室壁8に
おける粉砕物の二次衝突が有効に利用されていることが
知見される。従って、第1図に示す如く衝突面7で粉砕
物が良好に衝突部材の径方向に拡散されるので、粉砕室
壁8が広く二次衝突に利用され、そのため、衝突面7の
近傍における(被)粉砕物の濃度が濃くならないので、
粉砕の処理能力を向上させることができ、衝突面7にお
ける(被)粉砕物の融着を良好に抑制することが可能で
ある。
上180゜未満、好ましくは160゜近傍を有する円錐形状を有
しているので、粉砕された粉砕物は実質的に全周方向に
分散され、粉砕室壁8と二次衝突を起こし、さらに粉砕
される。第2図a,bは、第1図に示す衝突式気流粉砕
機のA−A′面における断面を概略的に示した図であ
り、第2図aは粉砕室が円筒状の場合、第2図bは粉砕
室が楕円筒状の場合を示しており、衝突面7で衝突した
後の粉砕物の分散状態を模式的に示している。同第2図
からは、本発明の気流式粉砕機において、粉砕室壁8に
おける粉砕物の二次衝突が有効に利用されていることが
知見される。従って、第1図に示す如く衝突面7で粉砕
物が良好に衝突部材の径方向に拡散されるので、粉砕室
壁8が広く二次衝突に利用され、そのため、衝突面7の
近傍における(被)粉砕物の濃度が濃くならないので、
粉砕の処理能力を向上させることができ、衝突面7にお
ける(被)粉砕物の融着を良好に抑制することが可能で
ある。
特に本発明の構成では、粉砕室が円筒形状もしくは楕円
筒形状をしているため、より効果的に二次衝突が行わ
れ、場合により粉砕された粉砕物は被出口に搬送される
までに、粉砕室壁8及び衝突部材6の側面との三次及び
四次またはそれ以上の衝突によりさらに粉砕される。
尚、衝突部材6と粉砕室壁8との位置関係は第2図a,
bに限定されるものではない。
筒形状をしているため、より効果的に二次衝突が行わ
れ、場合により粉砕された粉砕物は被出口に搬送される
までに、粉砕室壁8及び衝突部材6の側面との三次及び
四次またはそれ以上の衝突によりさらに粉砕される。
尚、衝突部材6と粉砕室壁8との位置関係は第2図a,
bに限定されるものではない。
また、衝突部材の形状は、衝突面の先端部分が頂角110゜
以上180゜未満の錐体形状であればよく、その形状,頂角
の大きさは、被粉砕物の性質,所望の粉砕粒度等により
適宜設計すればよい。
以上180゜未満の錐体形状であればよく、その形状,頂角
の大きさは、被粉砕物の性質,所望の粉砕粒度等により
適宜設計すればよい。
また、加速管出口4の内径は、通常10〜100mmを有し、
衝突部材6の直径よりも小さい内径を有することが好ま
しい。
衝突部材6の直径よりも小さい内径を有することが好ま
しい。
以上説明したように、本発明の装置及び方法によれば、
加速管内に二次空気を導入することにより、加速管内の
被粉砕物の分散が良好になるため、衝突面に効率良く衝
突し、粉砕効率が向上する。即ち、従来の粉砕機に比
べ、処理能力が向上し、また、同一処理能力では得られ
る製品の粒子径をより小さくできる。
加速管内に二次空気を導入することにより、加速管内の
被粉砕物の分散が良好になるため、衝突面に効率良く衝
突し、粉砕効率が向上する。即ち、従来の粉砕機に比
べ、処理能力が向上し、また、同一処理能力では得られ
る製品の粒子径をより小さくできる。
さらに、衝突部材及び粉砕室の形状が、二次衝突をより
促進させるような構成になっており、粉砕効率が一層向
上する。
促進させるような構成になっており、粉砕効率が一層向
上する。
また従来例では、粉体が凝集した状態で、衝突面に衝突
するため、特に熱可塑性樹脂を主体とする粉体を原料と
した場合融着物を発生し易かったが、本発明によれば、
加速管内で分散された状態で衝突面に衝突し、かつ、衝
突面で粉砕物が良好に衝突部材の径方向に拡散され、さ
らに円筒状もしくは楕円筒状の粉砕室で分散されるた
め、融着物を発生しにくく、装置の安定した運転を可能
にする。
するため、特に熱可塑性樹脂を主体とする粉体を原料と
した場合融着物を発生し易かったが、本発明によれば、
加速管内で分散された状態で衝突面に衝突し、かつ、衝
突面で粉砕物が良好に衝突部材の径方向に拡散され、さ
らに円筒状もしくは楕円筒状の粉砕室で分散されるた
め、融着物を発生しにくく、装置の安定した運転を可能
にする。
また従来例では、粉体が凝集しているため、過粉砕を生
じ易く、そのため得られる粉砕品の粒度分布が幅広のも
のとなるという問題があったが、本発明によれば、過粉
砕を防止でき、粒度分布のシャープな粉砕品が得られ
る。
じ易く、そのため得られる粉砕品の粒度分布が幅広のも
のとなるという問題があったが、本発明によれば、過粉
砕を防止でき、粒度分布のシャープな粉砕品が得られ
る。
さらには、二次空気を効率良く導入することで、被粉砕
物供給口での空気の吸込能力が向上し、そのため、被粉
砕物の加速管内での搬送能力が向上し、粉砕処理量を従
来より高めることができる。尚、本発明の装置及び方法
は粒径が小さくなる程、効果が顕著になる。
物供給口での空気の吸込能力が向上し、そのため、被粉
砕物の加速管内での搬送能力が向上し、粉砕処理量を従
来より高めることができる。尚、本発明の装置及び方法
は粒径が小さくなる程、効果が顕著になる。
[実施例] 以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明を詳細に説
明する。
明する。
実施例1 添付図面の第1図から第4図に示す衝突式気流粉砕機及
びフローで被粉砕物の粉砕を行った。粉砕された粉砕物
を細粉と粗粉とに分級するための分級手段として回転翼
式気流分級機を使用した。
びフローで被粉砕物の粉砕を行った。粉砕された粉砕物
を細粉と粗粉とに分級するための分級手段として回転翼
式気流分級機を使用した。
ここで、衝突式気流粉砕機は、加速管2の出口4の内径
が25mmであり、第3図及び第4図において の条件を満たしており、衝突部材6が直径60mmの酸化ア
ルミニウム系セラミックで形成された円柱状で、衝突面
7の先端部が頂角160゜を有する円錐形状を有していた。
加速管2の中心軸と衝突部材6の先端とは一致してい
た。加速管出口4から衝突面7までの最近接距離は60mm
であり、衝突部材6と粉砕室壁8との最近接距離は18mm
であった。なお、粉砕室は第2図aに示す円筒形状(内
径96mmφ)のものを用いた。
が25mmであり、第3図及び第4図において の条件を満たしており、衝突部材6が直径60mmの酸化ア
ルミニウム系セラミックで形成された円柱状で、衝突面
7の先端部が頂角160゜を有する円錐形状を有していた。
加速管2の中心軸と衝突部材6の先端とは一致してい
た。加速管出口4から衝突面7までの最近接距離は60mm
であり、衝突部材6と粉砕室壁8との最近接距離は18mm
であった。なお、粉砕室は第2図aに示す円筒形状(内
径96mmφ)のものを用いた。
被粉砕物(原料)として下記のものを使用した。
上記処方の混合物よりなるトナー原料を約180℃で約1.0
時間溶融混練後、冷却して固化し、溶融混練物の冷却物
をハンマーミルで100〜1000μmの粒子に粗粉砕したも
のを被粉砕物(原料)とした。
時間溶融混練後、冷却して固化し、溶融混練物の冷却物
をハンマーミルで100〜1000μmの粒子に粗粉砕したも
のを被粉砕物(原料)とした。
圧縮気体供給ノズル3から4.6Nm3/min(6kgf/cm2)の
圧縮空気を導入し、二次空気は、第4図におけるF,G,H,
J,L,Mの6ヶ所(I,Kは全閉)から各0.05Nm3/min(6kgf
/cm2)の圧縮空気を導入した。
圧縮空気を導入し、二次空気は、第4図におけるF,G,H,
J,L,Mの6ヶ所(I,Kは全閉)から各0.05Nm3/min(6kgf
/cm2)の圧縮空気を導入した。
被粉砕物原料を21kg/時間の割合で被粉砕物供給口1よ
り供給し、粉砕された粉砕物は排出口9からスムーズに
分級機に運ばれ、細粉は分級粉体(粉砕製品)として取
り除かれ、粗粉は再び被粉砕物供給口1より被粉砕物原
料と共に加速管に投入した。細粉(粉砕製品)として重
量平均粒径6μmの粉砕粉体が21kg/時の割合で収集さ
れた。
り供給し、粉砕された粉砕物は排出口9からスムーズに
分級機に運ばれ、細粉は分級粉体(粉砕製品)として取
り除かれ、粗粉は再び被粉砕物供給口1より被粉砕物原
料と共に加速管に投入した。細粉(粉砕製品)として重
量平均粒径6μmの粉砕粉体が21kg/時の割合で収集さ
れた。
このように、加速管に二次空気を供給すること及び衝突
部材の衝突面を頂角160゜の円錐形状としていること及び
粉砕室が円筒形状であるため、粉砕効率が向上し、さら
に衝突部材付近での融着,凝集物を生じず、従来より粉
砕能力が非常に高くなることが確認された。
部材の衝突面を頂角160゜の円錐形状としていること及び
粉砕室が円筒形状であるため、粉砕効率が向上し、さら
に衝突部材付近での融着,凝集物を生じず、従来より粉
砕能力が非常に高くなることが確認された。
また、重量平均粒径11μmの細粉(粉砕製品)を得る場
合の粉砕処理量は、40kg/時間であった。
合の粉砕処理量は、40kg/時間であった。
実施例2 実施例1で用いた被粉砕原料を、加速管出口4の内径が
25mmであり、第3図及び第4図において の条件を満たしており、衝突部材の衝突面が頂角160゜を
有する円錐形状であり、粉砕室が第2図bに示す楕円筒
形状(長軸134mm,短軸96mm)である衝突式気流粉砕機
を用いて、圧縮気体供給ノズルから4.6Nm3/min(6kgf/
cm2)の圧縮空気を導入し、二次空気は、第4図におけ
るF,G,H,J,L,Mの6ヶ所(I,Kは全閉)から各0.05Nm3/mi
n(6kgf/cm2)の圧縮空気を導入し実施例1と同様に粉
砕を行ったところ、細粉(粉砕製品)として重量平均粒
径6μmの粉砕粉体が20kg/時間の割合で収集された。
25mmであり、第3図及び第4図において の条件を満たしており、衝突部材の衝突面が頂角160゜を
有する円錐形状であり、粉砕室が第2図bに示す楕円筒
形状(長軸134mm,短軸96mm)である衝突式気流粉砕機
を用いて、圧縮気体供給ノズルから4.6Nm3/min(6kgf/
cm2)の圧縮空気を導入し、二次空気は、第4図におけ
るF,G,H,J,L,Mの6ヶ所(I,Kは全閉)から各0.05Nm3/mi
n(6kgf/cm2)の圧縮空気を導入し実施例1と同様に粉
砕を行ったところ、細粉(粉砕製品)として重量平均粒
径6μmの粉砕粉体が20kg/時間の割合で収集された。
また、重量平均粒径11μmの細粉(粉砕製品)を得る場
合には、39kg/時間の割合で得られた。被粉砕物原料の
供給量は、処理量に応じて調整した。
合には、39kg/時間の割合で得られた。被粉砕物原料の
供給量は、処理量に応じて調整した。
実施例3 実施例1で用いた被粉砕原料を、加速管出口4の内径25
mmであり、第3図及び第4図において の条件を満たしており、衝突部材の衝突面が頂角120゜を
有する円錐形状であり、粉砕室が第2図aに示す円筒形
状(内径96mmφ)である衝突式気流粉砕機を用いて、圧
縮気体供給ノズルから4.6Nm3/min(6kgf/cm2)の圧縮
空気を導入し、二次空気は、第4図におけるF,H,J,Lの
4ヶ所(G,I,K,Mは全閉)から各0.05Nm3/min(6kgf/cm
2)の圧縮空気を導入し 実施例1と同様に粉砕を行ったところ、細粉(粉砕製
品)として重量平均粒径6μmの粉砕粉体が17kg/時間
の割合で収集された。被粉砕物原料の供給量は、処理量
に応じて調整した。また、重量平均粒径11μmの細粉
(粉砕製品)を得る場合には、34kg/時間の粉砕処理量
であった。
mmであり、第3図及び第4図において の条件を満たしており、衝突部材の衝突面が頂角120゜を
有する円錐形状であり、粉砕室が第2図aに示す円筒形
状(内径96mmφ)である衝突式気流粉砕機を用いて、圧
縮気体供給ノズルから4.6Nm3/min(6kgf/cm2)の圧縮
空気を導入し、二次空気は、第4図におけるF,H,J,Lの
4ヶ所(G,I,K,Mは全閉)から各0.05Nm3/min(6kgf/cm
2)の圧縮空気を導入し 実施例1と同様に粉砕を行ったところ、細粉(粉砕製
品)として重量平均粒径6μmの粉砕粉体が17kg/時間
の割合で収集された。被粉砕物原料の供給量は、処理量
に応じて調整した。また、重量平均粒径11μmの細粉
(粉砕製品)を得る場合には、34kg/時間の粉砕処理量
であった。
比較例1 実施例1で用いた被粉砕原料を、第5図に示す従来の衝
突式粉砕機で粉砕した。該粉砕機において、衝突部材6
の先端の衝突面17は加速管12の軸方向に対して垂直であ
る平面であり、加速管出口14の内径は25mmであり、粉砕
室は第7図に示す箱形々状である。加速管12には、圧縮
気体供給ノズル3から4.6Nm3/min(6kgf/cm2)の圧縮
空気を供給し、細粉(粉砕製品)が重量平均粒径6μm
になるよう分級機を設定し粉砕を行った。衝突面17に衝
突した(被)粉砕物は、加速管からの吐出方向と対向す
る方向に反射されるために、衝突面近傍の(被)粉砕物
の存在濃度は著しく高くなった。そのため被粉砕物原料
の供給割合が4.5kg/時間を超えると、衝突部材上で、
融着、凝集物が生じはじめ、融着物が粉砕室内や分級機
を詰まらせる場合があった。従って、粉砕処理量を1時
間当り4.5Kgに低下させることを余儀なくされ、これが
粉砕能力の限界となった。
突式粉砕機で粉砕した。該粉砕機において、衝突部材6
の先端の衝突面17は加速管12の軸方向に対して垂直であ
る平面であり、加速管出口14の内径は25mmであり、粉砕
室は第7図に示す箱形々状である。加速管12には、圧縮
気体供給ノズル3から4.6Nm3/min(6kgf/cm2)の圧縮
空気を供給し、細粉(粉砕製品)が重量平均粒径6μm
になるよう分級機を設定し粉砕を行った。衝突面17に衝
突した(被)粉砕物は、加速管からの吐出方向と対向す
る方向に反射されるために、衝突面近傍の(被)粉砕物
の存在濃度は著しく高くなった。そのため被粉砕物原料
の供給割合が4.5kg/時間を超えると、衝突部材上で、
融着、凝集物が生じはじめ、融着物が粉砕室内や分級機
を詰まらせる場合があった。従って、粉砕処理量を1時
間当り4.5Kgに低下させることを余儀なくされ、これが
粉砕能力の限界となった。
また、重量平均粒径11μmの細粉(粉砕製品)が得られ
るように粉砕を行った場合、被粉砕物原料の供給割合が
9kg/時間を超えると、衝突部材上で融着、凝集物が生
じはじめ、これが粉砕能力の限界となった。
るように粉砕を行った場合、被粉砕物原料の供給割合が
9kg/時間を超えると、衝突部材上で融着、凝集物が生
じはじめ、これが粉砕能力の限界となった。
比較例2 実施例1で用いた被粉砕原料を、第6図に示す衝突式気
流粉砕機を用いて比較例1と同様に粉砕した。該粉砕機
は、衝突部材6の先端の衝突面27が、加速管12の軸方向
に対して45゜の傾斜を有する平面であることを除いて
は、全て比較例1で用いた粉砕機と同じである。
流粉砕機を用いて比較例1と同様に粉砕した。該粉砕機
は、衝突部材6の先端の衝突面27が、加速管12の軸方向
に対して45゜の傾斜を有する平面であることを除いて
は、全て比較例1で用いた粉砕機と同じである。
衝突面に衝突した(被)粉砕物は、比較例1に比べ、加
速管出口14から離れる方向へ反射されるので融着及び凝
集物は生じなかった。しかし、衝突する際に、衝撃力が
弱くなるため、粉砕効率が悪く、重量平均粒径6μmの
細粉(粉砕製品)は、1時間当り約4.5kgしか得られな
かった。
速管出口14から離れる方向へ反射されるので融着及び凝
集物は生じなかった。しかし、衝突する際に、衝撃力が
弱くなるため、粉砕効率が悪く、重量平均粒径6μmの
細粉(粉砕製品)は、1時間当り約4.5kgしか得られな
かった。
また、重量平均粒径11μmの細粉(粉砕製品)を得る場
合には、1時間当り約9kgしか得られなかった。
合には、1時間当り約9kgしか得られなかった。
比較例3 実施例1で用いた被粉砕原料を、加速管出口14の内径25
mmであり、衝突部材の衝突面が頂角160゜を有する円錐形
状であり、粉砕室は第7図に示す箱形々状である衝突式
気流粉砕機を用いて比較例1と同様に粉砕を行った。
mmであり、衝突部材の衝突面が頂角160゜を有する円錐形
状であり、粉砕室は第7図に示す箱形々状である衝突式
気流粉砕機を用いて比較例1と同様に粉砕を行った。
衝突面に衝突した(被)粉砕物は、衝突面が頂角160゜の
円錐形状であるため、衝突部材付近での融着、凝集物を
生じないので、重量平均粒径6μmの細粉(粉砕製品)
は、1時間当り11kg得られた。
円錐形状であるため、衝突部材付近での融着、凝集物を
生じないので、重量平均粒径6μmの細粉(粉砕製品)
は、1時間当り11kg得られた。
また、重量平均粒径11μmの細粉(粉砕製品)を得る場
合には、29kg/時間の処理量であった。
合には、29kg/時間の処理量であった。
しかしながら、実施例1乃至3を上まわる粉砕効率の向
上は図れていない。
上は図れていない。
実施例1乃至3及び比較例1乃至3の結果を下記第1表
に示す。
に示す。
実施例4 被粉砕物原料として下記のものを使用した。
上記処方の混合物よりなるトナー原料を約180℃で約1.0
時間溶融混練後、冷却して固化し、固形物をハンマーミ
ルで100〜1000μmの粒子に粗粉砕したものを被粉砕物
とし、実施例1と同じ衝突式気流粉砕機を用いて、実施
例1と同じ条件で粉砕を行った。
時間溶融混練後、冷却して固化し、固形物をハンマーミ
ルで100〜1000μmの粒子に粗粉砕したものを被粉砕物
とし、実施例1と同じ衝突式気流粉砕機を用いて、実施
例1と同じ条件で粉砕を行った。
該粉砕機の構成及び粉砕条件の概要は下記の通りであ
る。
る。
粉砕処理量は、細粉(粉砕製品)として重量平均粒径6
μmの粉砕粉体を得る場合には18.5kg/時間、また重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には37kg/時間で
あった。
μmの粉砕粉体を得る場合には18.5kg/時間、また重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には37kg/時間で
あった。
実施例5 実施例4で用いた被粉砕物原料を、実施例2と同じ衝突
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
該粉砕機の構成及び粉砕条件の概要は下記の通りであ
る。
る。
粉砕処理量は、細粉(粉砕製品)として重量平均粒径6
μmの粉砕粉体を得る場合には17.5kg/時間、また、重
量平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には35kg/時間
であった。
μmの粉砕粉体を得る場合には17.5kg/時間、また、重
量平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には35kg/時間
であった。
実施例6 実施例4で用いた被粉砕物原料を、実施例3と同じ衝突
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
該粉砕機の構成及び粉砕条件の概要は下記の通りであ
る。
る。
粉砕処理量は、細粉(粉砕製品)として重量平均粒径6
μmの粉砕粉体を得る場合には15kg/時間、また、重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には32kg/時間で
あった。
μmの粉砕粉体を得る場合には15kg/時間、また、重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には32kg/時間で
あった。
比較例4 実施例4で用いた被粉砕物原料を、比較例1と同じ衝突
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
該粉砕機の構成及び粉砕条件の概要は下記の通りであ
る。
る。
粉砕処理量は、細粉(粉砕製品)として重量平均粒径6
μmの粉砕粉体を得る場合には8kg/時間、また、重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には19kg/時間で
あった。
μmの粉砕粉体を得る場合には8kg/時間、また、重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には19kg/時間で
あった。
尚、このとき比較例1のような衝突部材上で融着,凝集
物が生じるという現象はなかった。
物が生じるという現象はなかった。
比較例5 実施例4で用いた被粉砕物原料を、比較例2と同じ衝突
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
該粉砕機の構成及び粉砕条件の概要は下記の通りであ
る。
る。
粉砕処理量は、細粉(粉砕製品)として重量平均粒径6
μmの粉砕粉体を得る場合には5kg/時間、また、重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には11kg/時間で
あった。
μmの粉砕粉体を得る場合には5kg/時間、また、重量
平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には11kg/時間で
あった。
比較例6 実施例4で用いた被粉砕物原料を、比較例4と同じ衝突
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
式気流粉砕機の構成及び条件で粉砕を行った。
該粉砕機の構成及び粉砕条件の概要は下記の通りであ
る。
る。
粉砕処理量は、細粉(粉砕製品)として重量平均粒径6
μmの粉砕粉体を得る場合には10.5kg/時間、また、重
量平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には27kg/時間
であった。
μmの粉砕粉体を得る場合には10.5kg/時間、また、重
量平均粒径11μmの粉砕粉体を得る場合には27kg/時間
であった。
以上のように、比較例4乃至6に比べ実施例4乃至6
は、粉砕効率の向上が図れた。特に、細粉(粉砕製品)
として小さな粒径の粉砕粉体を得る場合により粉砕効率
の向上が図れた。
は、粉砕効率の向上が図れた。特に、細粉(粉砕製品)
として小さな粒径の粉砕粉体を得る場合により粉砕効率
の向上が図れた。
実施例4乃至6及び比較例4乃至6の結果を第2表に示
す。
す。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の装置及び方法によれば、
加速管内の被粉砕物の分散が良好になるため、衝突面に
効率良く衝突し、粉砕効率が向上する。即ち、従来の粉
砕機に比べ、処理能力が向上し、また、同一処理能力で
は得られる製品の粒子径をより小さくできる。
加速管内の被粉砕物の分散が良好になるため、衝突面に
効率良く衝突し、粉砕効率が向上する。即ち、従来の粉
砕機に比べ、処理能力が向上し、また、同一処理能力で
は得られる製品の粒子径をより小さくできる。
さらに、衝突部材及び粉砕室の形状が、二次衝突をより
促進させるような構成になっており、粉砕効率が一層向
上する。
促進させるような構成になっており、粉砕効率が一層向
上する。
また、加速管内で分散された状態で衝突面に衝突し、か
つ、衝突面で粉砕物が良好に衝突部材の径方向に拡散さ
れ、さらに円筒状もしくは楕円筒状の粉砕室で分散され
るため、融着物を発生しにくく、装置の安定した運転を
可能にする。
つ、衝突面で粉砕物が良好に衝突部材の径方向に拡散さ
れ、さらに円筒状もしくは楕円筒状の粉砕室で分散され
るため、融着物を発生しにくく、装置の安定した運転を
可能にする。
また、過粉砕を防止でき、粒度分布にシャープな粉砕品
が得られる。
が得られる。
さらには、二次空気を効率良く導入することで、被粉砕
物供給口での空気の吸込能力が向上し、そのため、被粉
砕物の加速管内での搬送能力が向上し、粉砕処理量を従
来より高めることができる。尚、本発明の装置及び方法
は粒径が小さくなる程、効果が顕著になる。
物供給口での空気の吸込能力が向上し、そのため、被粉
砕物の加速管内での搬送能力が向上し、粉砕処理量を従
来より高めることができる。尚、本発明の装置及び方法
は粒径が小さくなる程、効果が顕著になる。
といったような効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の衝突式気流粉砕機の概略的断面図及
び該粉砕機と分級機を組合せた粉砕方法のフローチャー
トの一例を示した図である。 第2図a,bは、第1図のA−A′視断面図で粉砕室内
を表した図である。 第3図は、加速管の要部を示した断面図である。 第4図は、第3図のB−B′断面図で二次空気導入口の
配置例を示す図である。 第5図及び第6図は、従来例の衝突式粉砕機の概略的断
面図及び粉砕方法のフローチャートを示した図である。 第7図は、第5図及び第6図のC−C′視断面図で粉砕
室内を表した図である。 1……被粉砕物供給口 2,12……加速管 3……圧縮気体供給ノズル 4,14……加速管出口 5……粉砕室 6,16,26……衝突部材 7,17,27……衝突部材の衝突面 8……粉砕室壁 9……排出口 11……二次空気導入口 15……被粉砕物
び該粉砕機と分級機を組合せた粉砕方法のフローチャー
トの一例を示した図である。 第2図a,bは、第1図のA−A′視断面図で粉砕室内
を表した図である。 第3図は、加速管の要部を示した断面図である。 第4図は、第3図のB−B′断面図で二次空気導入口の
配置例を示す図である。 第5図及び第6図は、従来例の衝突式粉砕機の概略的断
面図及び粉砕方法のフローチャートを示した図である。 第7図は、第5図及び第6図のC−C′視断面図で粉砕
室内を表した図である。 1……被粉砕物供給口 2,12……加速管 3……圧縮気体供給ノズル 4,14……加速管出口 5……粉砕室 6,16,26……衝突部材 7,17,27……衝突部材の衝突面 8……粉砕室壁 9……排出口 11……二次空気導入口 15……被粉砕物
フロントページの続き (72)発明者 三ッ村 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 後関 康秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】高圧気体により被粉砕物を搬送加速するた
めの被粉砕物供給口を有した加速管と、粉砕室と、該加
速管より噴出する被粉砕物を衝突力により粉砕するため
の衝突部材とを具備し、該衝突部材は加速管出口に対向
して粉砕室内に設けられている衝突式気流粉砕機におい
て、前記加速管に設けた被粉砕物供給口と加速管出口と
の間に二次空気導入口を設け、かつ、前記衝突部材の衝
突面の先端部分が頂角110゜以上180゜未満の錐体形状であ
り、かつ、前記粉砕室が前記加速管軸方向に中心軸をも
つ円筒形状又は楕円筒形状であることを特徴とする衝突
式気流粉砕機。 - 【請求項2】前記加速管に設けられた被粉砕物供給口と
前記加速管出口との距離をx、被粉砕物供給口と二次空
気導入口との距離をyとし、xとyが 0.2≦y/x≦0.9 を満足することを特徴とする請求項1記載の衝突式気流
粉砕機。 - 【請求項3】前記加速管に設けられた二次空気導入口の
導入角度ψが加速管の軸方向に対して 10゜≦ψ≦80゜ を満足することを特徴とする請求項1又は2記載の衝突
式気流粉砕機。 - 【請求項4】請求項1〜3いずれかの衝突式気流粉砕機
に具備された加速管内で高圧気体により被粉砕物を搬送
・加速し、粉砕室内に加速管出口から吐出し、対向する
衝突部材に衝突させて被粉砕物を微粒子に粉砕する粉砕
方法において、前記加速管に二次空気を導入し、かつ、
衝突面の先端部分が頂角110゜以上180゜未満の錐体形状を
有する衝突部材に被粉砕物を衝突させて粉砕し、衝突後
の粉砕物をさらに円筒形状又は楕円筒形状の粉砕室壁に
二次衝突させて粉砕することを特徴とする粉砕方法。 - 【請求項5】前記加速管に導入する被粉砕物を搬送加速
する高圧気体の風量をaNm3/min、二次空気の風量をbN
m3/minとし、aとbが 0.001≦b/a≦0.5 を満足する条件下で粉砕することを特徴とする請求項4
記載の粉砕方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1316525A JPH0651131B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 衝突式気流粉砕機及び粉砕方法 |
| KR1019900013516A KR920009291B1 (ko) | 1989-08-30 | 1990-08-30 | 충돌식 기류분쇄기 및 분체의 분쇄방법 |
| EP90116657A EP0417561B1 (en) | 1989-08-30 | 1990-08-30 | Collision-type gas current pulverizer and method for pulverizing powders |
| DE69027492T DE69027492T2 (de) | 1989-08-30 | 1990-08-30 | Vorrichtung und Verfahren zum Prallstrahlmahlen pulverförmiger Feststoffe |
| US07/983,287 US5316222A (en) | 1989-08-30 | 1992-11-30 | Collision type gas current pulverizer and method for pulverizing powders |
| US08/178,849 US5435496A (en) | 1989-08-30 | 1994-01-07 | Collision-type gas current pulverizer and method for pulverizing powders |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1316525A JPH0651131B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 衝突式気流粉砕機及び粉砕方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03178351A JPH03178351A (ja) | 1991-08-02 |
| JPH0651131B2 true JPH0651131B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=18078077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-12-07 JP JP1316525A patent/JPH0651131B2/ja not_active Expired - Fee Related
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