JPH065158B2 - 回転式熱交換器の外周シ−ル方法 - Google Patents

回転式熱交換器の外周シ−ル方法

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JPH065158B2
JPH065158B2 JP62212677A JP21267787A JPH065158B2 JP H065158 B2 JPH065158 B2 JP H065158B2 JP 62212677 A JP62212677 A JP 62212677A JP 21267787 A JP21267787 A JP 21267787A JP H065158 B2 JPH065158 B2 JP H065158B2
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rotor
sealing
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seal
protrusion
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巧 鈴木
能生 鈴木
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多孔性物質から成るロータを回転させてその
給気側と排気側で熱交換を行う回転式熱交換器の外周シ
ール方法に関する。
〔従来の技術〕
この種の熱交換器は、例えば第3図及び第4図の正面図
及び断面図に示すように、吸湿作用を奏する多孔性の酸
化アルミ層をもつアルミ板によりハニカム構造の回転蓄
熱体に形成された円形のロータ1が、前後両面に夫々円
形の開口部2,2を形成した方形函形のケーシング3内
に収容配設された構造となっている。
熱交換器の外周は、ケーシング3の各開口部2の周縁に
沿って取り付けられたゴムシール,金属シール又はカー
ボンシール等のシール材4を、ロータ1の周縁に沿って
その表面に摺接させることによりシールされている。
シール材4が摺接されるロータ1の表面には、当該ロー
タ1の表面と面一に平板状の金属製シール受けリング5
が埋設され、シール材4の先端がシール受けリング5の
表面に密着状態で摺接するように成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようにロータ1の表面にシール受け
リング5を埋め込んでシール面を形成する加工は非常に
面倒であり、加工費が高かった。
また、特開昭62−66033号公報に記載されたよう
に塗装ブースの空調設備等に使用される大型の熱交換器
にあっては、第3図に示す如くロータ1を形成するハニ
カムエレメントが16個〜32個の各ブロック毎に分割
して成型され、当該各ブロックを組み合わせて円形に組
み付けた後、第4図に示す如く締付バンド6で一体化し
て円形のロータ1を形成するように成されている。この
ため、大型のロータ1は、各ブロック毎に分割されたハ
ニカムエレメントを組み付ける際、あるいは組み付けた
後に歪みが生じて表面に凹凸ができ、歪み部位に埋設さ
れたシール受けリング5と正常部位に埋設されたシール
受けリング5との間に段差が生じてシール洩れを起こす
ことがあった。
また、従来の方法によれば、熱交換器の据付現場におい
てロータ1をケーシング3内に収容配設する際に、ロー
タ1が芯ずれして傾いた状態で取り付けられると、シー
ル材4の一部にシール受けリング5の表面と摺接しない
部分が生じてシール洩れを生ずるおそれがあった。
このため、各ブロック毎に分割されたハニカムエレメン
トを歪みなく組み付けてロータ1を成型する組付工事
や、当該ロータ1をケーシング3内に芯ずれしないよう
に取り付ける据付工事には、非常に高精度の工事技術が
要求されていた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、各ブロック毎に分割されたハニカムエ
レメントを組み付けてロータを成型する大型の回転式熱
交換器であっても、その外周を簡単な加工により確実に
シールすることができ、高精度の工事技術も必要としな
い外周シール方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、多孔性物質によ
り円形に成型されたロータの給気側と排気側で熱交換を
行う回転式熱交換器の外周シール方法において、まず、
前記ロータの据付を行い、その後に、シール材を摺接さ
せるロータの周縁に沿ってその表面に樹脂材を充填する
と共に、当該樹脂材の一部分をロータの表面から突出さ
せた状態とし、次いで、前記ロータを回転させながら、
前記樹脂材の突出部にシール面成形器具を定位置で圧し
当てて、当該突出部に形成されるシール面の高さを前記
シール材と摺接する高さに均らしておくことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
本発明によれば、ロータの据付工事を行った後に、シー
ル材を摺接させるロータの周縁に沿ってその表面に樹脂
材を充填し、当該樹脂材の一部分をロータの表面から突
出させて当該突出部にシール材を摺接させるシール面を
形成している。そして、このシール面の高さはシール材
と摺接する高さに均らしておくから、例えば各ブロック
毎に分割されたハニカムエレメントを組み付けてロータ
を形成する大型の回転式熱交換器のように、ハニカムエ
レメントの組付の際、あるいは組付後に生じた各ブロッ
クの歪みによりロータの表面に凹凸を生じている場合で
も、その凹凸が当該ロータの表面に充填した樹脂材の突
出部で吸収されてシール洩れが確実に防止される。ま
た、従来の如くロータの表面に金属製のシール受けリン
グを埋設する場合よりも加工が簡単であるから、外周シ
ールに要する加工費も非常に安くなる。
〔実施例I〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図(a)〜(d)は本発明方法の一例を示す工程図であ
る。
本例においては、ロータ1をケーシング3内に収容配設
した後に、シール材4を摺接させるロータ1の周縁に沿
ってその表面に、まずアンカー材となる発泡充填材7を
充填し、その上から樹脂材8を押し込んで充填すると共
に、当該樹脂材8の一部分をロータ1の表面から突出さ
せた状態とする(第1図(a)参照)。なお、この樹脂材
8としてはアクリル樹脂等のように耐摩耗性に優れた硬
質樹脂を使用する。
次いで、ロータ1を回転させながら、樹脂材8の突出部
8aに対してその突端を平らなシール面Sに仕上げる箆
又は鏝等のシール面成形器具9を定位置で圧し当てて、
シール面Sの高さをケーシング3に取り付けられるシー
ル材4と摺接する高さに均らしておく(第1図(b)及び
(c)参照)。
これにより、第1図(c)に示す如くロータ1を形成する
ハニカムエレメントの一部に歪みが生じてロータ1の表
面に凹凸を生じていた場合でも、その歪みによる凹凸の
ロータ1の表面に充填された樹脂材8の突出部8aによ
って吸収されると同時に、歪み部位の突出部8aに形成
されるシール面Sと、正常部位の突出部8aに形成され
るシール面Sとが面一になるように均らされる。
また、ケーシング3内に収容配設したロータ1が芯ずれ
して多少傾いた状態に取り付けられていた場合でも、そ
の傾きが突出部8aによって補正される。
この状態で、樹脂材8を乾燥固化させ、当該樹脂材8を
アンカー材となる発泡充填材7に接着させてロータ1の
表面に強固に固定させる。なお、樹脂材8を固定するア
ンカー材として軽量の発泡充填材7を使用すれば、ロー
タ1の回転に余計な負荷を与えることがない。
そして、ケーシング3の開口部2の周縁に沿ってシール
材4を取り付け、当該シール材4を突出部8aの突端に
形成されたシール面Sに対してその前方から圧し当てて
摺接させる。
以上のように、本発明方法によれば、ロータ1の外周に
沿ってその表面に樹脂材8を充填し、ロータ1を回転さ
せながら樹脂材8の突出部8aにシール面成形器具9を
圧し当てるだけの極めて簡単な加工により、シール材4
全体を均一に摺接させるシール面Sが形成されて、当該
ロータ1の外周を確実にシールすることができる。
したがって、ロータ1の表面に金属製のシール受けリン
グ5を埋設する面倒な加工が不要になって外周シールに
要する加工費を大幅に低減することができる。
また、ハニカムエレメントの歪みによってロータ1の表
面に多少の凹凸を生じていたり、あるいはロータ1がケ
ーシング3内に芯ずれした状態に取り付けられて多少の
傾きを生じていても、その凹凸や傾きをロータ1の表面
に充填した樹脂材8の突出部8aによって吸収又は補正
することができるから、ロータ1を成型するハニカムエ
レメントの組付工事や、当該ロータ1をケーシング3内
に取り付ける据付工事に際して高精度の工事技術が不要
となる。
〔実施例II〕
次に、第2図は本発明方法の他の例を示す説明図であ
る。
本例においては、第1図(a)と同様に、ロータ1の周縁
に沿ってその表面に樹脂材8を充填すると共に、当該樹
脂材8の一部分をロータ1の表面から突出させた状態と
し、その突出部8aに第2図に示すようなシール面成形
器具10を定位置で圧し当ててロータ1を回転させる。
このシール面成形器具10は、山形に尖った凹部を有す
る凹型の箆であって、突出部8aの一部をロータ1の周
面よりも外方に突出させてその突出端を山形の突起8b
に成形すると同時に、当該突起8bの尖端に形成するシ
ール面S′の高さを一定の高さに均らすように成されて
いる。
そして、樹脂材8が乾燥固化すると、シール面S′とな
る突起8bの尖端にシール材4の片面側当ててを摺接さ
せ、当該シール材4をロータ1の周面と平行に配してケ
ーシング3の開口部2に取り付ける。
このようにすれば、第2図鎖線図示の如く給排気の風圧
を受けてロータ1全体が軸方向に歪みを生じたとして
も、当該ロータ1のシール面S′がシール材4から離脱
してシール洩れを生ずることが防止される。
また、シール材4の片面側を山形に尖った突起8bの尖
端となるシール面S′に摺接させているから、シール材
4とシール面S′の接触面積が非常に小さくなり、両者
間の摩擦抵抗が小さくなってロータ1の回転ロスも著し
く低減される。
また、シール材4とシール面S′の接触面積が小さいの
で、例えば給気付塗装ブースの空調設備に使用する全熱
交換器のように、ロータ1の表面に塗装ブースから排出
される排気中に含まれた塗料樹脂等が付着しても、塗料
樹脂等の付着によるシール材4及びシール面S′間の抵
抗増加を最小限に止めることができる。
なお、上記各実施例においては、ロータ1の表面に充填
した樹脂材8が固化する前に、当該樹脂材8の突出部8
aに箆又は鏝から成るシール面成形器具9又は10を圧
し当てて、シール面S又はS′の高さを均らす方法につ
いて説明したが、本発明はこれに限らず、樹脂材8が固
化した後に、その突出部8aに例えば第2図中に示した
アランダム,コランダム等の研磨材から成る研削具11
の山形凹溝12を圧し当てて、突出部8aの表面を研削
することにより、当該突出部8aに山形の突起8bを形
成させると同時に、その尖端に形成されるシール面S′
の高さを一定に均らす方法も含まれる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、回転式熱交換器の
外周を極めて簡単な加工によって確実にシールできるか
ら、外周シールに要する加工費を大幅に低減させること
ができるという効果がある。
また、ロータの表面にハニカムエレメントの歪みによる
凹凸を生じていた場合や、ケーシング内に取り付けたロ
ータが芯ずれして傾いていた場合でも、その凹凸や傾き
が吸収又は補正されてシール洩れが防止されるから、ロ
ータを成型するハニカムエレメントの組付工事や、当該
ロータをケーシング内に取り付ける据付工事に際して、
ロータに凹凸や傾きが生じないようにする高精度の工事
技術が不要になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明による外周シール方法の一例を
示す工程図、第2図は本発明による外周シール方法の他
の例を示す説明図、第3図及び第4図は従来の外周シー
ル方法を示す回転式熱交換器の正面図及び断面図であ
る。 符号の説明 1…ロータ、4…シール材、8…樹脂材、8a…突出
部、9…シール面成形器具、10シール面成形器具、1
1…研削具(シール面成形器具)、S,S′…シール
面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔性物質により円形に成型されたロータ
    の給気側と排気側で熱交換を行う回転式熱交換器の外周
    シール方法において、 a).前記ロータ(1)の据付後に、シール材(4)を摺接させ
    る前記ロータ(1)の周縁に沿ってその表面に樹脂材(8)を
    充填すると共に、 b).当該樹脂材(8)の一部分を前記ロータ(1)の表面から
    突出させた状態とし、 c).次いで、前記ロータ(1)を回転させながら、前記樹脂
    材(8)の突出部(8a)にシール面成形器具(9,10,11)を定位
    置で圧し当てて、その突出部(8a)に形成されるシール面
    (S,S′)の高さを前記シール材(4)と摺接する高さ
    に均らしておく、 ことを特徴とする回転式熱交換器の外周シール方法。
  2. 【請求項2】前記シール面成形器具として箆(9)又は鏝
    (10)を使用し、前記樹脂材(8)が固化する前にその突出
    部(8a)に箆(9)又は鏝(10)を圧し当てて、当該突出部(8
    a)に形成されるシール面(S,S′)の高さを均らして
    おく前記特許請求の範囲第1項記載の外周シール方法。
  3. 【請求項3】前記シール面成形器具として研削具(11)を
    使用し、前記樹脂材(8)が固化した後にその突出部(8a)
    に研削具(11)を圧し当てて、当該突出部(8a)の表面を研
    削することにより、当該突出部(8a)に形成されるシール
    面(S′)の高さを均らしておく前記特許請求の範囲第
    1項記載の外周シール方法。
JP62212677A 1987-08-28 1987-08-28 回転式熱交換器の外周シ−ル方法 Expired - Lifetime JPH065158B2 (ja)

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