JPH065216Y2 - 自動車のウインドシ−ルドガラス配設構造 - Google Patents

自動車のウインドシ−ルドガラス配設構造

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JPH065216Y2
JPH065216Y2 JP1987121807U JP12180787U JPH065216Y2 JP H065216 Y2 JPH065216 Y2 JP H065216Y2 JP 1987121807 U JP1987121807 U JP 1987121807U JP 12180787 U JP12180787 U JP 12180787U JP H065216 Y2 JPH065216 Y2 JP H065216Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウインドシールドガラスを、車体のウインド
オープニングに配設するための自動車のウインドシール
ドガラスの配設構造に関するものである。
〔従来技術〕
従来、自動車のウインドシールドガラス(以下、ウイン
ドガラスと称する)を車体のフロントオープニングに配
設する場合には、吸着機構を有するロボット等にウイン
ドシールドガラスを保持させ、ウインドガラスをフロン
トオープニングに対して直角方向に移動させて配設する
ようになっている。
ところが、ワイパーアームがエンジンフードに覆われる
形式の所謂コンシールド型ワイパーを設ける自動車で
は、エンジンフードの後端部がウインガラスの搬送移動
軌跡と干渉するため、ウインドガラスをフロントオープ
ニングの上方から斜めに搬送して組付けることになり、
この場合ウインドガラスの下面外周近傍全周に亙って配
設された接着用シーラが、ウインドガラス配設時に車体
に接触して接着面以外の部分に付着したり、ウインドガ
ラスから剥ぎ取られウインドガラスの接着に欠陥が生じ
たりするという問題がある。
そこで、上記のようなコンシールド型ワイパーを設ける
自動車のフロントオープニングにウインドガラスを組付
ける方法として、例えば特開昭59−29509号及び
特開昭59−29510号公報記載のような技術によっ
て行なわれている。
すなわち、特開昭59−29509号公報では、ウイン
ドガラスの端部にスペーサを設け、カウルアウタパネル
の上面にスペーサと摺動可能なガイド部を設けている。
上記スペーサは、ウインドガラスの下面外周近傍に付着
させた接着用シーラより大きい高さを有するもので、上
記ガイド部は、カウルアウタパネルの前方下りの傾斜頂
面から水平頂面にかけて車両前後方向に長い一定深さの
凹部又は突条で形成されたもので、上記ガイド部は前方
に向って次第に細幅となるように形成されている。そし
て、ガイド部の前端中央部もしくはガイド部と隣接する
カウルアウタパネルの前部には、位置決め部が設けられ
ている。位置決め部は、ウインドガラスをフロントオー
プニングの周縁部に接着する際フロントオープニングの
周縁部に当接可能にするためにスペーサを収容する貫通
孔又はガイド部の凹部よりも深い凹部で形成されたもの
である。
従って、上記スペーサを介して接着用シーラをフロント
オープニングの周縁部より上方へ離間させながら、スペ
ーサをカウルアウタパネルのガイド部上を進行させてウ
インドガラスの車両幅方向の位置決めが行なわれ、さら
にスペーサが位置決め部に収容されると、ウインドガラ
スは車両幅方向、前後方向及び上下方向に位置決めされ
る。これと同時にウインドガラスがフロントオープニン
グの周縁部に当接状態となり接着用シーラが車体と接触
してウインドガラスが車体に接着される構造となってい
る。
また、特開昭59−29510号公報では、ウインドガ
ラス端部に上記と同様なスペーサを設け、カウルアウタ
パネルの傾斜頂面の下端部付近にスペーサを収容する為
の貫通孔又は有底孔からなる位置決め用受入孔とを設
け、スペーサを介して接着用シーラをフロントオープニ
ングの周縁部より上方へ離間させながら、スペーサをカ
ウルアウタパネルの傾斜頂面上を進行させて位置決め用
受入れ孔に収容させることによって、ウインドガラスの
各方向の位置決めがおこなわれ、これと同時にスペーサ
が位置決め用受入孔に収容されて初めてウインドガラス
がフロントオープニングの周縁部に当接状態となり接着
用シーラが車体と接触してウインドガラスが車体に接着
される構造となっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記公報に記載のウインドガラスの配設構造によれば、
大型の組付け治具を用いる必要もなくしかも接着用シー
ラが車体に付着して車体を汚すこともなく容易に且つ正
確にウインドガラスを車体へ組付けることが可能となっ
ている。
しかし、スペーサをガイドさせるめのガイド部や位置決
め部又は位置決め用収容孔などの凹部や開口部をカウル
アウタパネルの傾斜部に形成する構造のため、次によう
な問題点がある。
即ち、カウルアウタパネルの傾斜部に設けられたガイド
部を形成する凹部や突条及び位置決め部を形成する凹部
がカウルアウタパネルの剛性・強度を増強させる構造と
なって、正面衝突等大きな衝撃力が車体前部より後方に
作用するような時に、カウルボックスに作用する外力に
対してカウルアウタパネルに形成された凹部のビートが
前後方向につっぱるように働くために、カウルアウタパ
ネルの変形が起こりにくく外力は吸収されにくくカウル
アウタパネルを後方に押しやるように作用し、ウインド
ガラスに及ぼす影響が大きくなる。
更に、カウルアウタパネルの成形工程において上記の凹
部や突条等の成形を新たに必要とするため、成形工程が
複雑化するという問題を、この凹部に雨水等の水が溜ま
ることから車体の錆の発生につながるという問題があ
る。
更に、カウルボックス内部にはベンチレータ外気導入口
が設けられているので、雨水等の侵入や錆の発生を防ぐ
ために、カウルアウタパネルの傾斜部に設けられた上記
位置決め用開口部を、確実にシールすることが必要とな
りシール作業が新たに増えるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る自動車のウインドシールドガラス配設構造
は、ウインドシールドガラスと車体とを接着するための
接着用シーラーと、ウインドシールドガラスの前端部に
取り付けられ、車体側に突出することにより、上記ウイ
ンドシールドガラスと上記車体との間を離間させるスペ
ーサ部材であって、そのウインドシールドガラスからの
突出量を変更可能なスペーサ部材と、上記スペーサ部材
に設けられ、ウインドシールドガラスと車体とが接着用
シーラーの高ささよりも大きい所定の間隔を有するよう
に上記スペーサ部材の状態を保持するスペーサ保持手段
と、上記接着用シーラーの接着時に上記スペーサ保持手
段の保持を解除してウインドシールドガラスと車体との
間隔を上記接着用シーラーの高さよりも小さくし得る保
持解除手段とを備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕 本考案に係る自動車のウインドシールドガラス配設構造
においては、ウインドシールドガラスを車体に配設する
場合に、上記スペーサ部材をウインドシールドガラスに
装着した状態でウインドシールドガラスを車体に配設す
る。この時、ウインドシールドガラスが車幅方向及び前
後方向に位置決めされるまではスペーサ部材がスペーサ
保持手段でその高さを保持されることによって、ウイン
ドシールドガラスは接着用シーラの高さよりも高い車体
に近接しない高さに車体から離間され、スペーサ部材の
下端面がカウルアウタパネルの傾斜部を進行する。
上記接着用シーラーの接着時に、保持解除手段により、
スペーサ保持手段によりスペーサ部材の保持が解除さ
れ、ウインドシールドガラスと車体との間隔が接着用シ
ーラーの高さよりも小さくなって、接着用シーラーが車
体に接着される。
こうして、ウインドシールドガラスは車体とほぼ当接状
態になり車体の上下方向に位置きめされ接着用シーラー
によって車体と密封接着される。
〔考案の効果〕
本考案に係る自動車のウインドシールドガラス配設構造
によれば、以上説明したように、カウルアウタパネルの
傾斜部にガイド部や位置決め部及び位置決め用収容孔な
どの凹部や突条を必要としないため、カウルアウタパネ
ルの剛性・強度を必要以上にアップさせるようなビート
部は形成されない。従って、車体外部より前後方向に大
きな衝撃力が作用した場合、カウルアウタパネルは変形
し易く衝撃力が吸収されるのでウインドシールドガラス
への影響が小さくなる。また、雨水等が侵入したり溜ま
る開口部や凹部がないので、開口部をシールする必要も
なく防錆対策も省略できる。
また、カウルボックス内の容積を減少させる凹部が形成
されないので、ワイパ装置のワイパモータ及びワイパリ
ング機構等を配置する上で自由度が大きくなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
(第1実施例) 第1図に示すように、自動車1の車体前部にはボンネッ
ト2が配設され、ボンネット2後方下部には車幅方向に
カウルボックス3が配設され、カウルボックス3の左右
両端には上方へ延びるフロントピラ4の下端部が連結さ
れ、フロントピラ4の上端部はルーフ5に接続されてお
り、左右のフロントピラ4とルーフ5前端部とカウルボ
ックス3とでフロントオープニング6が形成され、この
フロントオープニング6を覆うウインドガラス7がフロ
ントオープニング6の上方から斜めに装着できるように
なっている。
ウインドガラス7(これがウインドシールドガラスに相
当する)の下面には、その外周近傍の全周に亙って合成
樹脂発砲体等からなるダム部材8が固着され、ダム部材
8の外側にはダム部材8に沿つてポリウレタン等の接着
剤からなるシーラ部材9が設けられており、シーラ部材
9によりウインドガラス7を車体に接着するとともに、
ダム部材8によりウインドガラス7の接着時にシーラ部
材9が内方へはみ出さないようになっている。
そして、第2図に示すように、カウルボックス3は、鉛
直方向に配設され下端部が前方へ屈曲された車室側のダ
ッシュアッパパネル10と、その前方に鉛直方向に配設
され下端部がダッシュアッパパネル10前端に接合され
たカウルパネル11と、ダッシュアッパパネル10とカ
ウルパネル11の上端部とを連結するカウルアウタパネ
ル12とで閉断面構造に構成されており、ダッシュアッ
パパネル10の前端近傍部には、エンジンルーム14と
車室間を仕切るダッシュロアパネル13が車幅方向にほ
ぼ鉛直に設けらている。
カウルアウタパネル12には、前方下がりの傾斜12a
が形成され、傾斜部12aの上端部に傾斜部12aと平
行でウインドガラス7と当接して接着される接着部12
bが形成され、傾斜部12aの前端部には傾斜部12a
に対して略垂直の壁部12cが形成されている。ここで
接着部12bは、上記ウインドガラス7が車体に組付け
られた場合にウインドガラス7に設けたダム部材8及び
シーラ部材9と当接可能となっている。
上記ボンネット2は、コンシールドタイプのボンネット
で、その後端部はカウルボックス3の前部より後方側へ
カウルアウタパネル12の前端部を覆うように延設され
ている。従って、ウインドガラス7の配設時には、ウイ
ンドガラス7を挿入するウインドガラス挿入開口部6a
が形成されるとともに、ボンネット2がウインドガラス
7の前端部と所定量前後方向にランプする構造となって
いる。
次に上記の車体構造において、ウインドガラス7をフロ
ントオープニング6に配設するために設けられるウイン
ドシールドガラス配設構造について以下説明する。
第2図〜第4図に示すように、カウルアウタパネル12
の壁部12cの車幅中心より所定距離をおいて左右対称
位置に夫々位置決め部15が凹設され、各位置決め部1
5に対応するウインドガラス7の下端部にはウインドガ
ラス7の組付け時に位置決め部15に係合してウインド
ガラス7を車幅方向及び前後方向に位置決めする係合部
材16がウインドガラス7の下端より前方へ部分的に突
出する状態に固着され、係合部材16にはウインドガラ
ス7の組付時にウインドガラス7を正規の組付け高さよ
りも所定高さ上方へ保持し位置決め完了後自動的に偏平
化するスペーサ17が装着されている。
上記位置決め部15は、壁部12cを前方へ前方狭幅台
形状に凹設してなる1対の所定距離離れた係合部15a
で構成されている。
上記係合部材16は、合成樹脂製で、側面視にて断面横
向き凹字状の本体部16aと、本体部16aの左右前端
から前方へ前方狭幅の台形状に突出し1対の係合部15
aに夫々係合する突出部16bとを一体形成したもの
で、本体部16aの後端面に開口するガラス嵌合部16
cにウインドガラス7の下端部が嵌合固着され、ウイン
ドガラス7を組付けた状態では、1対の突出部16bが
1対の係合部15aに殆ど間隙なしに係合するようにウ
インドガラス7に固着されている。
上記スペーサ17は、係合部材16に約2/3の幅を有す
る合成樹脂製の薄肉部材で、本体部16aの前幅部下面
に固着された固定部17aと、固定部17aの後端に連
なり側面視略V字状をなす1対の脚部17b・17c
と、後側の脚部17cの上端に連なり前方へ延びる板状
のスライド部17dとを一体形成したものである。
上記固定部17aと脚部17bの境界部、脚部17bと
脚部17cの境界部及び脚部17cとスライド部17d
の境界部は、第3図に仮想線で図示の如く変形し得るヒ
ンジに形成され、両脚部17b・17cの下面側には補
強用の2条のリブが設けられている。
上記スライド部材17dは、係合部材16のガラス嵌合
部16cの下端に連なりかつ本体部16aの前端近傍ま
で凹入された収容孔16d及び収容孔16dの前端中央
部から本体部16aの前端まで貫通した貫通孔16eと
に前後方向へ摺動自在に挿入装着され、スライド部17
dの前端部に狭幅に前方へ突設された操作部17fが貫
通孔16eを挿通して前方へ突出している。
更に、上記スペーサ17はウインドガラス7に装着した
状態では、第3図に実線で図示のようにスライド部17
dが前方限界位置に位置し、操作部17fが本体部16
aより突出し、両脚部17b・17cが略V字状の高さ
の高い第1位置を保持し、両脚部17b・17cの下端
が斜壁部12aに当接したときに傾壁部12aの上面か
らウインドガラス7の下面までの高さが接着前のシーラ
部材9の高さよりも幾分高くなり、係合部材16の突出
部16bが係合部15aに係合し操作部17fが壁部1
2cに当接して後方へ移動したときには、第3図に仮想
線で図示のように両脚部17b・17cが開いて偏平化
しスペーサ17がウインドガラス7の高さ位置を規制し
ない第2位置を保持するようになっている。
次に、上記ウインドガラス配設構造の作用について説明
する。
ウインドガラス7の下面外周部にダム部材8とシーラ部
材9とを付設し、ウインドガラス7の下端部に左右の所
定位置にスペーサ17付きの係合部材16を固着し、第
2図に仮想線で図示のようにスペーサ17を第1位置に
保持した状態で、ウインドガラス7をフロントオープニ
ング6の上方斜め後方より矢印Aの方向へ移動させてス
ペーサ17の両脚部17b・17cの下端を斜壁部12
a上に当接させ、ウインドガラス7を移動させていく。
このとき、ウインドガラス7はスペーサ17の両脚部1
7b・17cにより傾壁部材12aの上方所定高さに保
持されるのでシーラ部材9が車体側に接触することがな
い。更に、ウインドガラス7を移動させていくと、係合
部材16の突出部16bがカウルアウタパネル12の係
合部15aに嵌合してウインドガラス7が車幅方向及び
前後方向に位置決めされる。この位置決め完了直後には
操作部17fが壁部12cに当接して後方へ押動される
ので、スペーサ17のスライド部17dが後方へ移動し
両脚部17b・17cが偏平化して第2位置となり、ウ
インドガラス7が車体側に接近し、シーラ部材9が接触
部12bとウインドガラス7間に挟持されウインドガラ
ス7が接着されることになる。但し、ウインドガラス7
の下端以外の外周部もシーラ部材9により車体側に接着
されることになる。
尚、本実施例において、スペーサ部材に相当するもの
は、スペーサ17(特に両脚部17b・17c)であ
り、スペーサ保持手段に相当するものは、係合部材16
(特に収容孔16d)とスペーサ17のスライド部17
dであり、保持解除手段に相当するものは、カウルアウ
タパネル12の壁部12cと、スペーサ17のスライド
部17dと操作部17fである。
(第2実施例) この実施例のウインドシールドガラス配設構造は、第5
図〜第7図に示すもので、車体の構造とウインドガラス
7及びウインドガラス7の組付け方法などは前記実施例
と同様なので、同一符号を付して説明を省略する。
カウルアウタパネル12の壁部12cの左右対称位置に
は位置決め部としての半円柱状の係合部20が凹設さ
れ、上記係合部20に対応するウインドガラス7の下端
部に係合部材21が固着され、係合部材21にはスペー
サとしてのロッド22とスプリング部材23とが装着さ
れている。
係合部材21の前部の円柱部21a(突出部)には、下
端開口の円孔21bが形成され、この円孔21bにこれ
よりも長くないロッド22が摺動自在に装着され、円柱
部21aの下端近くの外周部には浅いリング溝21cが
形成され、このリング溝21cの後端部から円孔21b
まで長円形断面の挿入孔21dが形成され、ロッド22
の上段近傍部には挿入孔21dと同様の断面の係止孔2
2aが形成されている。
スプリング部材23は、バネ鋼製の線材で形成され、そ
の後端部には挿入孔21d及び係止孔22aに挿入され
るU字部23aと、U字部23aの左右両端から円弧状
に延びリング溝21cに係合する左右1対の円弧部23
bと、両円弧部23bの前端から夫々前方へ水平に延び
てから上方へ延び上端にて相接近側へ水平に延びた操作
部23cとからなる。
上記のように、U字部23aを挿入孔21dと係止孔2
2aとに挿入した状態で、ロッド22は円柱部21aの
下端より下方へ所定高さ突出して第1位置を保持し、U
字部23aの前端部で係止されている。
上記係合部材21の円柱部21aを係合部20に係合さ
れることによってウインドガラス7の車幅方向及び前後
方向の位置決めがなされるが、この位置決め前にはロッ
ド22が第6図のように第1位置を保持してウインドガ
ラス7の高さ位置を高く保持し、位置決め後には第7図
に仮想線で図示のように操作部23cが係合部20に当
接して後方へ移動し、U字部23aが係止孔22aから
外れロッド22が円孔21b内へ退入して第2位置とな
り、ウインドガラス7の高さを規制しなくなる。
尚、本実施例において、スペーサ部材に相当するものは
ロッド22であり、スペーサ保持手段に相当するもの
は、係合部材21(特にリング溝21C)と、ロッド2
2の係止孔22aと、スプリング部材23のU字部23
aであり、保持解除手段に相当するものは、カウルアウ
タパネル12の壁部12cと、スプリング部材23の操
作部23cである。
(第3実施例) この実施例のウインドシールドガラス配設構造は、第8
図〜第11図示に示すもので、車体の構造とウインドガ
ラス7及びウインドガラス7の組付け方法などでは前記
第1実施例と同様なので、同一符号を付して説明を省略
する。
第8図・第9図に示すように、カウルアウタパネル12
の壁部12cの左右対称位置には、半8角柱状の位置決
め部としての係合部25が凹設され、この係合部25に
対応するウインドガラス7の下端部にはウインドガラス
7の前端より前方へ部分的に突出する係合部材26が固
着され、係合部材26の前端部には係合部25に嵌合す
る突出部26aが形成され、突出部26aのロッド孔2
6bには、スペーサとしてのロッド27が装着され、ロ
ッド孔26bの上端近傍部には大径の環状溝26cが形
成され、環状溝26cの上方壁部は軸心対称位置で所定
幅切欠かれてロッド装着用開口部26dになっている。
上記ロッド27の上端近傍部には上記開口部26dを挿
通可能でかつ環状溝26cに回動自在に嵌まる1対の係
止部27aが設けられており、ロッド27が環状溝26
cに嵌まって係止部27aで係止された状態では、ロッ
ド27の下部が突出部26aの下端から下方へ所定高さ
突出して第1位置をとり、第8図のようにウインドガラ
ス7の高さ位置を規制し、ロッド27の上端に固着され
たレバー28を回動操作して係止部27aを開口部26
dに合致させると、ロッド27は係合部材26に対して
上方移動して第2位置になるのでロッド27によりウイ
ンドガラス7の高さ位置が規制されず、ウインドガラス
7はカウルアウタパネル12側へ接近しシーラ部材9に
より接着部12bに接着される。
尚、本実施例において、スペーサ部材に相当するもの
は、ロッド27であり、スペーサ保持手段に相当するも
のは、係合部材26(特に環状溝26c)と、ロッド2
7の一対の係合部27aであり、保持解除手段に相当す
るものは、係合部材26(特にロッド装着用開口部26
d)と、レバー28である。
尚、上記実施例の変形例として、第10図・第11図に
図示のように、ロッド27Aの上端に鍔部27bが形成
され、係合部材26Aにはロッド孔26bの上端に連な
り鍔部27bの通過を許す大径ロッド孔26eが設けら
れ、大径ロッド孔26eからロッド孔26bに装着され
たロッド27Aを第1位置に係止するため、突出部26
aの上端近傍には後方に開口するレバー挿入凹部26f
が図示のように形成され、このレバー挿入凹部26fに
後方よりプレート状レバー28Aを挿入装着することに
よりロッド27Aの上端の鍔部27bの上端を係止して
ロッド27Aを第10図に実線で図示のように第1位置
に保持するようになっている。
係合部材26Aの突出部26aを係合部25に係合さ
せ、ウインドガラス7を車幅方向及び前後方向に位置決
めしてから、プレート状レバー28Aを後方へ引き抜く
と、ロッド27Aが大径ロッド孔26eから上方へ抜け
るのでロッド27Aが第2図位置により、第10図に仮
想線で図示のようにウインドガラス7が所定の状態に組
付けられることになる。
尚、この変形例において、スペーサ部材に相当するもの
は、ロッド27Aであり、スペーサ保持手段に相当する
ものは、係合部材26A(特にレバー挿入凹部26f)
と、プレート状レバー28Aであり、保持解除手段に相
当するものは、係合部材26A(特に大径ロッド孔26
e)と、プレート状レバー28Aである。
(第4実施例) この実施例のウインドシールドガラス配設構造は、第1
2図〜第14図に示すもので、車体の構造とウインドガ
ラス7及びウインドガラス7の組付け方法などは前記第
1実施例と同様なので、同一符号を付して説明する。
ウインドガラス7の下端部に固着される係合部材29の
前端部にはカウルアウタパネル12の位置決め部として
の係合部30に係合する突出部29aが形成され、スペ
ーサ部材31は下端部において相互に連なった左右1対
の正面視く字状の脚板31aとロック部材32とからな
り、両脚板31aは係合部材29の下方に左右対向状に
配設され、各脚板31aの中段部には屈曲自在のヒンジ
部が形成され、両脚板31aの上端部は係合部材29の
下面の相隔てた位置にヒンジ部を介して接続され、係合
部材29とスペーサ部材31は合成樹脂材料で一体形成
されている。
上記ロック部材32は、矩形板状のプレート部32aと
プレート部32aの左右後端の外側部に対して脚板31
aの厚さだけのスペースが空くように夫々配置されプレ
ート32aにそれから延びた連結部32dを介して一体
形成された左右1対の押え部32bと、プレート部32
aの前端部に設けられ両脚板31aの前端から前方へ押
え部32bの長さ以上に突出している操作部32cとを
一体形成したものである。上記連結部32dは脚板31
aの切欠部に嵌まっている。
図示のように、両脚板31a間にプレート部32aを装
着し、各押え部32bで脚板31aのヒンジ部の後端部
の外側を押えた状態において、両脚板31aのヒンジ部
の相互離反が押え部32bにより拘束され、両脚板31
aの高さが高く保持されてスペーサ部材31は第1位置
を保持し、ウインドガラス7がカウルアウタパネル12
に対して十分高く保持される。尚、この状態で操作部3
2cは図示のように前方へ突出している。
上記のようにスペーサ部材31を第1位置に保持し、突
出部29を係合部30に係合させることによりウインド
ガラス7を車幅方向及び前後方向に位置決めする。
このとき、ロック部材32の操作部32cがカウルアウ
タパネル12の壁部12cに当接して後方へ押動される
と、押え部材32bが脚板31aから後方へ外れるの
で、両脚板31aのヒンジ部が第11図に仮想線で図示
のように屈曲し、スペーサ部材31は偏平に折り畳まれ
て第2位置となり、ウインドガラス7がカウルアルタパ
ネル12側へ接近しシーラ部材9により車体側に接着さ
れることになる。
尚、本実施例において、スペーサ部材に相当するもの
は、スペーサ部材31(特に両脚部31a)であり、ス
ペーサ保持手段に相当するものは、ロック部材32(特
にプレート部32aと左右一対の押え部32b)であ
り、保持解除手段に相当するものは、カウルアウタパネ
ル12の壁部12aとロック部材32の操作32cであ
る。
以上説明したように、本考案に係る自動車のウインドシ
ールドガラス配設構造では上記のように大型の治具を必
要とせずに簡単な構造で正確に且つ容易にウインドシー
ルドガラスを車体に配設することが出来る。
カウルアウタパネル12の傾斜部12aに溝や穴等の凹
部や開口部を設ける必要がないのでその成形コストが高
価にならず、凹部や開口部の周縁部に形成されるビート
がないので、正面衝突等で大きな衝撃力が車体に作用し
ても、カウルアウタパネル12の変形で衝撃力が吸収さ
れるのでウインドシールドガラス7への影響は少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図〜第4図は
第1実施例を示し、第1図はウインドガラスを組付ける
状態における自動車の斜視図、第2図はカウルボックス
周辺の要部断面図、第3図は係合部材とスペーサの断面
図、第4図は同平面図、第5図〜第7図は第2実施例を
示し、第5図は第2図相当図、第6図は係合部材とスプ
リング部材の側面図、第7図は同平面図、第8図〜第1
1図は第3実施例を示し、第8図は第2図相当図、第9
図は係合部材の平面図、第10図・第11図は夫々第3
実施例の変形例に係る第8図相当図・第9図相当図、第
12図〜第14図は第4実施例を示し、第12図・第1
3図・第14図は夫々係合部材とスペーサ部材等の正面
図・側面図・平面図である。 6…フロントオープニング、7…ウインドガラス、9…
シーラ部材、12…カウルアウタパネル、12a…壁
部、16…係合部材、16d…収容孔、17…スペー
サ、17b…脚部、17c…脚部、17d…スライド
部、17f…操作部、21…係合部材、21c…リング
溝、22…ロッド、22a…係止孔、23…スプリング
部材、23a…U字部、23c…操作部、26・26A
…係合部材、26c…環状溝、26d…ロッド装着用開
口部、26e…大径ロッド孔、26f…レバー挿入凹
部、27・27A…ロッド、27a…係止部、28…レ
バー、28A…プレート状レバー、31…スペーサ部
材、31a…脚板、32…ロック部材、32a…プレー
ト部、32b…押え部、32c…操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高野 成史 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−82222(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウインドシールドガラスと車体とを接着す
    るための接着用シーラーと、 ウインドシールドガラスの前端部に取り付けられ、車体
    側に突出することにより、上記ウインドシールドガラス
    と上記車体との間を離間させるスペーサ部材であって、
    そのウインドシールドガラスからの突出量を変更可能な
    スペーサ部材と、 上記スペーサ部材に設けられ、ウインドシールドガラス
    と車体とが接着用シーラーの高さよりも大きい所定の間
    隔を有するように上記スペーサ部材の状態を保持するス
    ペーサ保持手段と、 上記接着用シーラーの接着時に上記スペーサ保持手段の
    保持を解除してウインドシールドガラスと車体との間隔
    を上記接着用シーラーの高さよりも小さくし得る保持解
    除手段と、 を備えたことを特徴とする自動車のウインドシールドガ
    ラスの配設構造。
JP1987121807U 1987-08-08 1987-08-08 自動車のウインドシ−ルドガラス配設構造 Expired - Lifetime JPH065216Y2 (ja)

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