JPH0652429B2 - 磁性重合体を含む現像剤組成物 - Google Patents

磁性重合体を含む現像剤組成物

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JPH0652429B2
JPH0652429B2 JP59197751A JP19775184A JPH0652429B2 JP H0652429 B2 JPH0652429 B2 JP H0652429B2 JP 59197751 A JP59197751 A JP 59197751A JP 19775184 A JP19775184 A JP 19775184A JP H0652429 B2 JPH0652429 B2 JP H0652429B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は一般に改良された現像剤組成物に関し、さらに
詳しくは超常磁性重合体(スーパーパラマグネチックポ
リマー)を含む単一成分着色トナー(一成分系着色トナ
ー)組成物に関する。本発明の単一成分トナー組成物
は、ある1つの実施態様において、樹脂粒子、顔料およ
び/または着色剤粒子および光学的に透明な磁性重合体
を含む。これらの高透明性着色磁性組成物は着色像を現
像するのに有用であり特に磁性像形成系で着色鮮明像を
得るのに有用である。
樹脂粒子,キャリヤー粒子、およびマジェンタ、シアニ
ンおよび/またはイエロー物質からなる顔料とからなる
着色現像剤組成物は周知である。例えば、米国特許第4,
066,563号を参照されたい。この特許には、ある特別な
マジェンタ、シアニンおよびイエロー顔料を含む着色現
像用組成物が開示されており、この現像剤組成物は、特
別なキャリヤー材料と一緒に使用したとき、着色像の現
像に極めて有用であることが判明している。所望する着
色強度は選択した顔料の濃度だけでなく、他の要因、選
択したキャリヤー材料およびトナー樹脂に添加する顔料
の特定組成等にも依存している。即ち、例えば、ある種
のイエロー顔料はマジェンタおよびシアニン顔料と使用
したとき、ある黄色強度、例えば、その黄色が明黄色と
比較したとき淡黄色として分類され得る強度を包含する
着色像を得る。同様に、ある赤色顔料をトナー組成物に
混合するのに使用したときは、低または高赤色強度の現
像を得ることができる。即ちその赤色は淡赤色またはピ
ンクから、ある場合には深紅色に変化し得る。
これら公知の現像剤組成物は静電複写像形成装置特に静
電像形成システムとして当該技術で称される装置におい
て着色像を現像するのに使用することができる。これら
のシステムにおいては、個々の静電潜像を例えばマジェ
ンタ顔料を含む現像剤組成物で順次現像し、次いでイエ
ロー顔料を含む現像剤組成物で現像し、さらにシアニン
顔料を含む現像剤組成物で現像する。次いで得られた像
を適当な支持体表面に転写しその上に永続的に固定す
る。これらのシステムは、転写前に3回の連続する像を
適応させるに十分な円周と長さを有する像形成部材上に
3回の別々の露出で像を重複焼付(スーパーインポジシ
ョン)させることを必要とする点で、はん雑である。ま
た、そのようなシステムでは、一連の3種の別々のイン
レジスター光受容体ドラムを用いてそれぞれ1つの像を
最終転写シートに分布させることが知られており、その
ようなシステムは費用高でありシステムの複雑さの点か
ら貧弱な解像性の像を得る結果となりまた、3個の別々
の光受容体ドラムを必要とする。
より簡単な公知の機能的着色像形成システムにおいて
は、一般に2色だけを再現させることを必要とするが、
場合によっては2色以上も得ることもできる。例えばこ
れらのシステムでは、2色の機能的着色文書を生産し、
例えば黒色は主テキストを表わすのに用い、赤色、また
は青色はテキスト、図面等の一部を表わすのに用い、そ
の着色部は使用者に鮮明色(ハイラトカラー)により特
別な注意をうながすものである。そのようなシステムで
は、赤色と黒色のような2色の像を望ましくは、1回だ
けの像形成操作で得ることができる。多くの場合、総着
色コピーは所望されない。なぜならば、例えば、勘定書
および他のビジネス文書のようなコピーすべき文書は白
色背影以外には黒色と赤色のみを含むからである。鮮明
着色処理を使用してもよい具体的例には、その大部分が
黒色および鮮明着色で印刷されている“Scientific Ame
rican”のような技術雑誌、技術図面、手紙、レポート
類、着色インク、クレヨンで描かれた他の各種文書、署
名入記念スタンプ、タイプライターリボン等がある。こ
れらの像形成システムは静電性であり本質的に磁性でな
い。
米国特許第4,189,224号には一回だけの露出で2色像を
得る方法が記載されている。さらに詳しくは、この特許
には、1回の着色ポジチブまたはネガチブコピーで操作
できる2色静電コピー装置が開示されている。この特許
の方法によれば、導電性基質、可視光線に感応性の内部
光導伝性層および赤色光に不感応性の外部光導電性層と
を含む光導電性材料を静電荷電せしめる。この荷電は上
記外部層に適用し同時に装置に光を照射して各層の1つ
を導電性にする。続いて、反対極性静電荷を光導電性部
材の外部層に適用するが、この工程は暗所で実施する。
次いで、原稿の光像を光応答性装置の外部層へ投影し、
そこで像の白色領域が2つの層を光導電性とし赤色領域
が内部層のみを光導電性とする。従って、結果として、
材料の白色領域はゼロの表面電位差を有するが、赤色お
よび黒色領域は反対極性のゼロでない表面電位差を有す
る。次いで、これらの像は例えば、反対電荷の赤色およ
び黒色トナー粒子を用いることにより現像できる。
また、米国特許第2,864,333号には、単一成分現像剤組
成物、即ち、キャリヤー粒子を含まない現像剤組成物が
開示されている。この特許には、磁性ブラシシステムを
用いてフェライトと樹脂材料で形成されたトナー粒子を
像形成性材料に施し、そこに含まれた像を現像する。こ
の方法の困難性は得られたトナー粒子が導電性で静電転
写を難かしくすることにある。しかしながら、これらの
方法は商業的に使用されており、コーティングした酸化
亜鉛紙のような特種な紙を用いている。単一成分トナー
組成物はまた米国特許第3,639,245号にも開示されてい
る。さらに、米国特許第4,108,706号には特定のパラメ
ーターを含む磁性トナーが開示され、一方米国特許第4,
145,300号は磁性粒子とある種の染料を含む現像剤を開
示し、米国特許第4,146,494号は微細分割した水不溶性
第四アンモニウム塩を混合した単一成分粉末を記載して
いる。
さらに、米国特許第4,238,558号は遷移金属カルボニル
の磁性元素状金属または金属酸化物で含浸させた重合体
材料を含む低密度磁性重合体キャリヤー材料を開示して
いる。この特許の記載によれば、上記キャリヤー粒子
は、適当な容器に上記重合体材料の粒子、懸濁用媒質お
よび遷移金属カルボニルとを入れ、混合物を撹拌しなが
ら加熱して遷移金属カルボニルを熱分解し重合体を遷移
金属カルボニルの磁性元素状金属または金属酸化物で含
浸せしめ次いで冷却することにより調製する。
さらにまた、米国特許第4,150,173号は、例えば、ケイ
酸質材料、懸濁用媒質および遷移金属カルボニルとの混
合物を加熱してケイ酸質材料を遷移金属カルボニルの磁
性元素状金属でコーティングすることによる透明着色磁
性材料の調製方法を開示している。
上記した各現像剤組成物はその意図する目的には有用で
あるけれども、より改良された着色現像剤組成物が要求
されている。さらに、磁性を有する透明な単一成分現像
剤組成物が要求されている。さらにまた、高磁性強度と
すぐれた着色度を有し、紙のような適当な基質に融合ま
たは固定し得る現像剤組成物が要求されている。
発明の要約 本発明の目的は上記した欠点を克服する着色現像剤組成
物を提供することである。
本発明の他の目的は高磁性強度とすぐれた着色度を有す
る着色現像剤組成物を提供することである。
本発明の別の目的は、透明な磁性着色単一成分トナー組
成物を提供することである。
本発明のさらに別の目的は高磁性強度とすぐれた着色度
の光学的に透明な磁性重合体を含む磁性単一成分トナー
組成物を提供することである。
本発明のさらに別の目的は鮮明な着色像を形成するのに
有用な単一成分磁性トナー組成物を提供することであ
る。
本発明のさらに別の目的は上述した現像剤組成物に用い
るよう選ばれた超常磁性重合体の製造方法を提供するこ
とである。さらに本発明の別の目的は鮮明色を達成でき
る磁性着色像形成システムを提供することである。
本発明のこれらの目的および他の目的は、樹脂粒子、顔
料粒子および磁性重合体とからなる単一成分現像剤組成
物を調製することにより達成される。さらに詳しくは、
ある実施態様において、本発明は溶融性の熱可塑性樹脂
粒子、赤色、緑色、青色、シアニン、マジェンタまたは
イエロー顔料粒子、および後述する光学的に透明な磁性
重合体材料とからなる透明な単一成分磁性トナー組成物
に関する。また、本発明の範囲内において、磁性潜像を
記録用部材上に形成し、次いでこの像を上記した、樹脂
粒子、顔料粒子および磁性重合体とからなる単一成分透
明磁性トナー組成物で現像することにより着色した磁性
像を得る方法も包含する。
本発明のトナー組成物に合体させる、光学的に透明な磁
性重合体は架橋している公知のイオン交換樹脂のような
重合体樹脂からなり、その重合体マトリックス内に酸化
鉄粒子のような磁性粒子を含んでいる。これらの架橋イ
オン交換樹脂は、商業的に入手可能であり、例えば、ス
ルホン化またはカルボキシル化されていてよく、例えば
商業的に入手できるスルホン化ポリスチレンを包含す
る。スルホン化またはカルボキシル化サイトはそのサイ
トにナトリウムNa+または水素H等のカチオン成分を
結合している。そのあと、該カチオンは第二鉄または第
一鉄イオンにより適当な化学量論量で置換し次いで、塩
基性溶液中で、得られた組成物の還元または酸化を行っ
て、本発明のトナー組成物用の磁性重合体成分を得る。
この方法は上述したように塩基性溶液での処理を含むの
で、イオン交換樹脂はマトリックス内に磁性材料を酸化
物例えば酸化第二鉄特にガンマー酸化第二鉄粒子の形で
含む元のカチオン(Na+)性ポリスチレンに再生させ
る。
本発明の現像剤組成物に合体させる光学的に透明な磁性
重合体は、例えば架橋剤ジビニルベンゼンを約1〜16
重量%の量で含む公知のポリスチレンからなりスチレン
ジビニルベンゼン格子に乾燥樹脂1gr当り約1〜6ミリ
当量の範囲の交換容量を与える目的でスルホン酸交換基
を有することが好ましい。これらのスルホン酸樹脂は一
般に強酸であると考えられ、さらにこれら樹脂はそのイ
オン性プロトンHを第一鉄F または第二鉄F イオ
ンと容易に交換する。得られたイオン負荷材料の引き続
く塩基性水溶液中での酸化剤または還元剤での加熱によ
る処理がポリマー格子内に酸化鉄粒子特に例えばガンマ
ー酸化第二鉄粒子を生成する。
以下の等式およびその補足説明は、本発明で使用できる
光学的に透明な磁性重合体を詳しく説明するものであ
る。
先ず、酸の形の架橋スルホン化ポリスチレンを塩化鉄で
処理してイオン負荷形ジビニルベンゼンポリスチレン(S
O3)n(Fen/a)(式中、nは3より大きい数であり、aは
約2〜3の数である)を得る。
塩化第一鉄負荷のためには、交換は次のように例示でき
る: ポリスチレン−(SO3 -H+)2+F++はポリスチレン(SO3 -)2F
+2Hとなる。同様に塩化第二鉄負荷処理は次の等
式で示すことができる: ポリスチレン−(SO3 -H+)3+F はポリスチレン(SO3 -)3F
+3Hを与える。
鉄イオン負荷樹脂の酸化鉄負荷樹脂への転換は次の鉄+
2と鉄+3状態それぞれの例示的等式によって進行す
る: 1.ポリスチレン−(SO3)2F+++NaOH+H2O2+熱+水はポ
リスチレン−(SO3Na+)n+ガンマーFe2O3 2.ポリスチレン−(SO3 -)3F +N2H4+熱+水はポリスチ
レン−(SO3Na+)n+ガンマーFe2O3 (こゝにnは上記で定義したとおりガンマー酸化物粒子
は重合体マトリックス中に直径で約250オングストロ
ームを越えない小さい粒度で均一に分散している。) イオン交換樹脂の具体的例としては、そのマトリックス
内または表面に化学的応答性のサイトを有する重合体で
あってそのサイトはその場で磁性成分を生成させるかあ
るいは各種発色団の化学結合を起させて所望の発色を達
成するのに使用できるものである。これら樹脂の特別な
例はスルホン化ポリスチレン、強酸性フェノール類 R-CH2SO3 -H+、弱酸性アクリル類R-COO-Na+ (式中、Rはアルキル基である)、弱酸性キレート化ポ
リスチレン等があり、強酸性スルホン化ポリスチレンが
好ましいものである。他の適当な重合体は、もし光学的
に透明でかつ非干渉性色を有するならば使用でき、例え
ば、本発明の目的を達成するかぎり任意のカチオン交換
核種を含む樹脂が使用できる。
一般に、これら重合体は約500乾燥メッシュ〜約25
乾燥メッシュ、好ましくは約400乾燥メッシュ〜約2
00乾燥メッシュの範囲の小球状またはビーズ形で入手
できる。これらの重合体は、磁性核種を含むときは、本
明細書では、光学的に透明な磁性重合体と称する。
重合体マトリックス中に含まれるカチオン類の例として
は鉄、コバルト、ニッケル、マンガン、バナジウム、ク
ロム等の遷移金属イオンから誘導し得るもので、鉄が好
まいのである。これらのカチオンは一般に塩化第一鉄、
塩化第二鉄、塩化銅塩化ニッケル、その他を含む金属の
塩化物の形で存在するが、相応する沃化物、臭化物およ
びフッ化物も適している。カチオンの他の供給源は、例
えば、水溶性の酢酸鉄、硝酸鉄、過塩素酸鉄、硫酸鉄、
チアシアン酸鉄、チオ硫酸鉄、酢酸ニッケル、酢酸コバ
ルト等を包含する。
遷移金属のカチオン種は一般に重合体マトリックス中に
存在して磁力特性を有する固体粒子を与える。1つの実
施態様において、例えば、磁性樹脂は酸化物の形で1重
量%〜10重量%、好ましくは約5重量%〜約8重量%
のカチオン種を含んでいる。従って、重合体は約99重
量%〜約90重量%、好ましくは約95重量%〜約92
重量%の量で存在する。
本発明の光学的に透明な磁性重合体粒子は2〜30em
u/g好ましくは15〜25emu/gの範囲の磁性飽
和モーメントを有する。磁性飽和モーメントとは測定す
るサンプルの顕微鏡的磁気モーメント(領域)を適用し
た磁場の方向に向けた時点でemu/gで表わす単位質
量当りの磁気モーメントを意味する。飽和モーメントは
振動試料磁力計により室温で約10,000ガウスの磁場で得
られる。上記磁力計は所定の温度で与えられた磁場でサ
ンプルの磁気を測定するものである。
理論によって拘束する積りはないけれども、複合粒子は
重合体マトリックス内にカチオンをその相応する酸化物
の形で含んでおり、その酸化物は重合体骨格および架橋
を含む重合体ネットワークの構成成分によって束縛され
ている点でマトリックス内に永久的に内包されているも
のと信じている。さらに、カチオン性酸化物粒子は重合
体マトリックス内に捕捉されかくして重合体ネットワー
クの特定の成分のブロッキング作用によりその逸散から
防止されているものと信じている。カチオン性酸化物が
重合体マトリックス内に内包されている直接の証拠は得
られた光学的に透明な磁性重合体の10,000〜400,000倍
での倍率で透過電子顕微鏡から得る透過電子顕微鏡写真
から得ている。さらに詳しくは、該磁性重合体は、電子
およびX線回折測定Mossbaur分光額、紫外線および可視
電子吸収スペクトルデータによりまた振動試料磁力計で
行った磁力測定による温度および磁場により明らかなよ
うに、上記の成分を含んでいる。
本発明の光学的に透明な磁性重合体は約10%〜約60
%好ましくは約30〜約50%の量で単一成分現像剤組
成物中に存在する。一般に、磁性重合体は約30重量部
〜約50重合部の該重合体を、約70重量部〜約50重
量部のトナー樹脂粒子と十分に混練することによりトナ
ー組成物に合体させる。この混合は樹脂粒子と磁性重合
体粒子との均一混合が各成分の熱溶融混合中の粘度のゼ
ロ変化によりまた得られたサンプルの光学的電子顕微鏡
写真により明らかに得られるまで続行する。
本発明で使用できる磁性重合体は多くの方法で調製でき
る。ある1つの方法は架橋スルホン化ポリスチレン樹脂
を塩化第二鉄のような所望カチオンの塩化物と室温で十
分な時間反応せしめ重合体内に含まれるカチオン基を第
二鉄イオンで置換せしめることを包含する。これにより
Na+またはH基により占められていたサイトに第二鉄
イオンを与える。次いで、得られた組成物を反応させて
樹脂内に磁性核種を形成させる。
反応中、塩基性溶液を使用し、この溶液はマトリックス
内に酸化鉄粒子を含むスルホン化ポリスチレンの蒸発を
引き起す。再生は一般に室温であるいは約20℃〜約6
0℃の酸化物形成工程と組合せたときに達成される。さ
らに、酸化と再生を完了まで続けるためには、樹脂粒子
の水性懸濁液の機械的撹拌を約10時間から約30時間
の十分な時間で行う必要があり、この撹拌は、公知の手
段により達成できる。しかも、4重量%の過酸化水素の
ような適当な酸化剤または還元剤、あるいは同じ目的を
達成する他の同様な物質例えばヒドラジンを選んでイオ
ン性鉄を重合体中で所望の酸化物に転化する。
各種の適当な樹脂を本発明のトナー組成物として選択で
き、その典型的樹脂は、例えば、ポリアミド類、エポキ
シ類、ポリウレタン類、ビニル樹脂類およびポリエステ
ル類特にジカルボン酸と、ジフェノールからなるジオー
ルとから調製したポリエステルである。任意の適当なビ
ニル樹脂を本発明のトナーに使用でき、単独重合体ある
いは2種以上のビニルモノマーの共重合体がある。その
ようなビニルモノマー単位の代表としては、スチレン、
p−クロロスチレン、ビニルナフタレン、エチレン、プ
ロピレン、ブチレン、イソブチレンその他のエチレン系
不飽和モノオレフィン類、塩化ビニル、臭化ビニル、フ
ッ化ビニルのようなビニルハライド類、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビ
ニルエステル類、メチルアクリレート、エチレアクリレ
ート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、ドデシルアクリレート、n−オクチルアクリレー
ト、2−クロロエチルアクリレート、フェニルアクリレ
ート、メチルアルファ−クロロフルオライド等のような
アリファメチレン脂肪族モノカルボン酸類、N−ビニル
インドール、N−ビニルピロリジン等、およびこれらの
混合物がある。
一般に、比較的高割合のスチレンを含むトナー樹脂が好
ましい。使用するスチレン樹脂はスチレン単独重合体ま
たはスチレンと他のモノマーとの共重合体のスチレン同
族体であり得る。上記典型的モノマー単位はいずれも付
加重合によりスチレンと共重合できる。スチレン樹脂は
また2種以上の不飽和単量体物質とスチレンモノマーと
の混合物の重合によっても生成できる。用いる付加重合
技術は、フリーラジカル、アニオンおよびカチオンの各
重合方法のような公知の重合技術を包含する。これらの
ビニル樹脂はいずれも必要に応じて摩察電気特性と物理
的劣下に対する均一な抵抗とを確かにする1種またはそ
れ以上の樹脂と好ましくは他のビニル樹脂とブレンドし
てもよい。しかしながら、非ビニルタイプの熱可塑性樹
脂も使用してもよく、樹脂変性フエノールホルムアルデ
ヒド樹脂、油変性エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂セル
ロース系樹脂、ポリエーテル樹脂およびこれらの混合物
である。最適の電子写真用樹脂は、スチレンブチルメタ
クリレートコポリマー、スチレンビニルトルエンコポリ
マー、スチレンアクリレートコポリマー、ポリエステル
樹脂、米国再発行特許第25,136号に一般的に記載されて
いるスチレンまたはポリスチレン系樹脂、米国特許第2,
788,288号に記載されているようなポリスチレンブレン
ド、およびスチレン−ブタジエン樹脂により達成でき
る。
また、ジカルボン酸とジフェノールからなるジオールと
のエステル化生成物も本発明のトナー組成物用の好まし
い樹脂材料として使用できる。これらの材料は米国特許
第3,655,374号に具体的に示されており、その記載はす
べて本明細書に参考として引用する。ジフェノール反応
物は該特許の第6欄に示されるように式化されている。
顔料としては、公知のマジェンタ、シアニン、イエロー
顔料およびこれらの混合物、並びに赤色緑色または青色
顔料またはこれらの混合物等を選択できる。
顔料として使用できるマジェンタ材料の具体的例として
は、例えば、2,9−ジメチル置換キナクリドン、カラ
ーインデックスにCI60710、CIディスパースド
レッド15として示されているアントラキノン染料、カ
ラーインデックスにCI26050、CIソルベントレ
ッド19として示されているジアゾ染料等がある。顔料
として使用できるシアニン材料の具体的例は銅テトラ−
4(オクタデシルスルホンアミド)フタロシアニン、カ
ラーインデックスにCI74160、CIピグメントブ
ルーとして示されているX−銅フタロシアニン顔料、カ
ラーインデックスにCI69810、スペシャルブルーX−2
137として示されているアントラダンスレンブルー等
があり、また使用できるイエロー顔料の例としてはジア
リライドイエロー3,3−ジクロロベンジデンアセトア
ニライド、カラーインデックスにCI12700、CI
ソルベントイエロー16として示されているモノアゾ顔
料、カラーインデックスにフロンイエロSE/GLN、
CIディスパーズドイエロー33として示されているニ
トロフェニルアミンスルホンアミド、2,5−ジメトキ
シ−4−スルホンアニライドフェニルアゾ−4′−クロ
ロ−2,5−ジメトキシアセト−アセトアニライド、パ
ーマネントイエローFGL等である。
顔料として有用な赤色材料の具体的例としてはカドミウ
ムレッド15水、C.I.ピグメントレッド108;リソー
ルレッド、C.I.ピグメントレッド49;リソールスカー
レット、C.I.ピグメントレッド4301L;トルイデン
レット;C.I.ピグメントレッド3等があり、一方使用で
きる緑色顔料の例としてはクロムグリーン、C.I.ピグメ
ントグリーン15;クロムグリーンレーク、C.I.ピグメ
ントグリーン18;クロムイントラグリーン、C.I.ピグ
メントグリーン21;フタロシアニングリーン、C.I.ピ
グメントグリーン7等がある。使用できる青色顔料の例
としてはフタロシアニンブルー、C.I.ピグメントブルー
15;プルションブルー、C.I.ピグメントブルー27;
ウルトラマリンブルー、C.I.ピグメントブルー29等が
ある。
着色顔料、即ち、赤色、緑色、青色、シアニンマジェン
タおよびイエローの各顔料は、一般に、トナー樹脂粒子
基準で約2重量%〜約20重量%好ましくは約5重量%
〜約15重量%の量で存在する。
得られた単一成分着色磁性トナーは、このトナーが約1
0〜約20emu/gの範囲の磁性飽和モーメントを有
するとき磁性像の現像を行うのに有用である。即ち、本
発明によれば、磁性像を適当な記録用表面に形成し、こ
の像を本発明の単一成分現像剤組成物で現像し、次いで
この像を適当な基質に光学的に転写し、その上に像を融
合あるいは他の固定手段で永続的に固定させることから
なる着色磁性像を現像し形成する方法が提供される。磁
性像を形成するのに使用できる指示基質の例は二酸化ク
ロム、酸化鉄等の磁気テープのような当該技術で周知の
ものである。
さらに、磁性像を形成するための記録用表面としては、
例えば米国特許第4,239,990号に記載されているような
発生用層と移送層とからなる積層装置を包含する各種の
光導電性像形成性装置を選ぶことができる。上記米国特
許の記載はすべて参考として本明細書に引用する。特定
の発生用層の例は金属フタロシアニン類、無金属フタロ
ンアニン類、バナジルフタロシアニン等であり、一方移
送層の例は不活性樹脂状バンダー物質に分散させたジア
ミン類であり、このジアミンは米国特許第4,239,990号
に詳細に式化されている。本発明の現像剤組成物は通常
の所定の黒色または褐色とは異なる色を含ませる鮮明な
磁性像を形成させるのに特に有用でありまた鮮明着色に
有用である。
特に、ある現像順序においては、次の特定の工程により
赤色鮮明像を形成する。先ず、潜像の形で所望のテープ
像を含む70ミクロン波長の二酸化クロム記録用テープ
を像を現像する目的で本発明の赤色磁性トナーでまぶ
す。赤色磁性トナーをテープの像形成領域のみに磁力に
より残存させる。次いで、現像した像をその上に有する
テープを通常の平らな結合紙上に伏せて置き、像を冷間
圧力固着転写により例えばテープ紙固着物を圧力ロール
に通すことにより適当に紙に転写する。転写した赤色像
は融合、ラッカー塗り等により固着できる。
本発明の磁性重合体組成物は、これら組成物の分散性を
高めその摩擦電気荷電特性を修正する目的で各種の適当
な添加剤で表面処理することができる。使用できる添加
剤の例は公知の第4級アンモニウム塩組成物、有機シラ
ン類等を包含する。
以下の実施例は本発明のある実施態様をさらに明確にす
るために示すもので、これら実施例は例示することだけ
を意図し本発明の範囲を限定する積りはないことに注意
されたい。部およびパーセントは特に断らない限り重量
による。
実施例1 光学的に透明な磁性樹脂を、適当なガラスカバー(19
0×100mlパイレックス再結晶性ディシュ)、7.62cm
(3インチ)の磁力撹拌棒およびコーニィングホットプ
レート撹拌器とを備えた4ガラスビーカーで適当な成
分を混合し反応させることにより調製した。イオン交換
樹脂としてはCGC−241、200−400メッシュ
としてJ.T.Baker社より商業的に入手可能なスルホン化
ポリスチレン樹脂を選び、この樹脂はナトリウム塩の形
で用いた。樹脂の洗浄および調製工程中、ビーカーを水
(脱イオン水)で満し内容物を撹拌した。組成物を静置
し粒子を沈降させ次いで混合物をデカンティションし
た。引続く調製工程はイオン対鉄の比が3:1である材
料の1バッチを得ることであった。
4ビーカーに、681g(1.5ポンド)のCGC−2
41樹脂を、樹脂から各種不純物を脱イオン水で得られ
る流出液が透明にかつ無色になるまで洗浄することによ
り除去した後、装入した。続いて、樹脂を1規定の95
%エタノールを含む塩酸で洗浄し次いで得られた流出液
が無色で中性のpHを有するまで脱イオン水で洗浄した。
最終洗浄は一規定の水酸化ナトリウム水溶液で行い、次
いで脱イオン水洗浄を得られた混合物が中性のpHを有す
るまで行った。
洗浄後に得られたCGC−241樹脂を今度は908g
(2ポンド)のFeCl3・6H2Oを1の水に加え32cmワッ
トマン保持紙No.2Vで急速濾過することにより調製し
た塩化第二鉄溶液で処理した。この塩化鉄溶液を精製樹
脂に十分な量の水と一緒に直接加え、ビーカーを完全に
十分に満した。
次いで得られた懸濁液を2時間撹拌し、その後溶液をデ
カンティションし、得られた樹脂を脱イオン水で洗浄
し、この洗浄は、シアン化カリウムの微酸性水溶液で処
理したとき深紅色が現われないことにより判断して流出
液中に第二鉄イオンが残存しなくなるまで続行した。深
紅色は3価の鉄の種々のチオシアン酸塩コンプレックス
の形成に由来する。
次いで、樹脂を全容ビーカーに3.8の水で懸濁し、撹
拌し、換気フード内のホットプレート撹拌器上で60℃
に加熱した。Eastman Kodak社よりEastman902として
手入できる純度95%のヒドラジン100mlを懸濁液
に温度を60℃に維持しながら1時間で滴下しながら加
えた。この間、懸濁液は褐色から黒色に変化しNH3を発
生した。
ヒドラジンの添加を経ったとき、80gの水酸化ナトリ
ウムを含む100mlを樹脂懸濁液に直接添加し、次い
で約24時間加熱し撹拌した。続いて溶液をデカンティ
ションし、樹脂を脱イオン水で中性pHが得られるまで洗
浄した。
次いで、樹脂を2ガラスフリットフィルターで回収
し、乾燥炉に120℃の温度で約16時間入れた。この
間、黒色樹脂は黄赤色に変色し今や酸化鉄を含む得られ
た樹脂は光学的に透明であり光沢ある外観を有する。
磁性重合体樹脂の微細粉末はミリングにより200〜4
00メッシュの重合体ビーズを微細することにより得
た。乾燥基準で約5meq/gの総交換容量を含む樹脂
により、酸化鉄Fe2O3の重量%含有量は約12であっ
た。室温で、酸化鉄含有重合体は約9emu/gの磁力
を有し磁気曲線に何らヒステリシスのないことで明らか
なように超常磁性であった。
実施例2 増大した鉄対イオウ比を有するより強磁性の低光学密度
超常磁性樹脂を実施例1の手順を繰返すことにより調製
した。
Baker社アニオン交換樹脂CGC−241を上記実施例
1に記載したようにして清浄化し洗浄した。次いで60
gの樹脂を塩化第一鉄水溶液で0.1gの鉄粉末の存在下
で飽和し+2または第一鉄状のイオンの存在を確立し
た。続いて、樹脂をすべての過剰鉄塩を除去するまで洗
浄し1N NaOH溶液500mlに再懸濁させた。混合物を
撹拌し約60℃に加熱し、そこで過酸化水素水を泡が消
えるまで滴下により加えた。次に樹脂を脱イオン水で十
分に洗浄し乾燥炉(120℃)中に1夜入れた。この
間、暗色樹脂は黄赤色に変化し、もはや酸化鉄を含むビ
ーズは光学的に透明で清浄であり光沢ある外観を呈して
いた。磁性重合体樹脂の微細粉末は重合体ビーズをジェ
ットマイザー0202アトライター中で微細化することによ
り得た。乾燥基準で約5meq/gの総交換容量を含む
樹脂に対し、酸化鉄Fe2O3の重量%含有量は約17であ
った。かくして、1回で、Fe+3の使用と同じようにして
Fe+2の使用により実施例1に比較して1.5倍程多い酸化
鉄を得た。これはFe+2イオンに対しては必要とするスル
ホン化サイトはより少ないからである。かくして形成し
た磁性重合体は室温で約13emu/gの飽和モーメン
トを有し振動試料磁力計測定で測定して17重量%の酸
化鉄を有していた。
実施例3 鉄または酸化鉄のより多量の導入を実施例1または2の
方法を一貫して繰返すことにより得た。
4ビーカーに6.81g(1.5ポンド)の実施例1で調製
したスルホン化ポリスチレン磁性樹脂を装入した。この
磁性重合体樹脂を鉄(III)で該樹脂を約908g(2
ポンド)のFeCl3・6H2Oを溶解した形で含む水3.5で処
理することにより飽和させた。この懸濁下記を2時間撹
拌後、溶液をデカンティションし、樹脂をFe3+が流出液
中に残存しなくなるまでH2Oで洗浄した。次に、樹脂を
水を満したビーカーに懸濁させ、撹拌し、適当に換気し
たフード内のホットプレート撹拌器上で60℃に加熱し
た。続いて、100mlの95+%のヒドラジン(East
man902)を1時間に亘って60℃に保った温度で滴
下して加えた。N2H4の添加を経えたとき、80gのNaOH
を含む100mlの水を撹拌し、加熱し、空気にさらし
ている樹脂懸濁液に直接加えた。加熱と撹拌を約16時
間続行した。撹拌後、溶液をデカンティションし樹脂を
中性pHまで洗浄した。同様な加熱処理を実施例1または
2に記載したようにして行い、その間黒色磁性樹脂は酸
化鉄のカンマー形への転化に基づいてこはく色に変色し
た。5meq/gの総交換容量を含み実施例1のように
処理した樹脂に対し、ガンマー形の酸化鉄の含有量は2
1重量%であった、この磁性樹脂の微細化は約19em
u/gの室温モーメントを有する強磁性微細粉末を与え
た。透過電子顕微鏡はこの酸化鉄が100〜200オン
グストローム粒度の粒子として存在していることを示し
た。
実施例4 より多量の増大した磁性導入を実施例3で調製した磁性
樹脂で実施例1と2で記載した方法を繰返すことにより
得た。特に、908g(2ポンド)の実施例3に従って
調製した磁性樹脂を脱イオン水で満した4ビーカーに
入れた。次いで、樹脂を実施例1におけるような塩化鉄
(III)溶液で飽和し、きれいに洗浄した。樹脂を続い
て、水を満した4ビーカーで懸濁させ、撹拌し、60
℃に加熱した。今度はヒドラジンによる処理を実施例1
または3に記載したようにして行った。反応後、樹脂を
十分に洗浄して中性pHにした。今や酸化鉄の3倍量を含
む黒色磁性樹脂を実施例1で記載したような炉内で加熱
してこはく色の樹脂を得た。得られた磁性樹脂は5me
q/gの総交換容量をおよび約29重量%のFe2O3を含
んでいた。この樹脂の磁性測定は磁気曲線にヒストリシ
スなしに約21〜22emu/gの飽和モーメントを示
した。電子顕微鏡は重合体マトリックス中に100〜2
00オングストロームの微細粒子懸濁物を示した。
この磁性樹脂の微細化は、架橋241樹脂内での高酸化
鉄含有量による影響もなく行い得た。光学的に、全ビー
スは透明であり光沢があった。
実施例5 さらに増大させた酸化鉄導入を実施例2で得た重合体で
実施例4の手順を繰返すことにより行い、30%の酸化
鉄含有量を得た。この磁性樹脂はこはく色であり、26
emu/gの磁性飽和モーメントを有していた。
実施例6 磁性重合体をカルボルニア州リッチモンドのBio Bad La
boratoriesから入手できる弱酸性カチオン交換樹脂ビオ
レックス70(Bio-Rex70)により調製した。ビオレック
ス70はR-COONa+型の弱酸性アクリル樹脂である。10
0gの清浄ビオレックス70樹脂を4の水に懸濁さ
せ、実施例1で記載したような塩化鉄(III)溶液で飽
和させた。次いで樹脂を純水で痕跡量の鉄も見出せなく
なるまで洗浄した。実施例1に従って、樹脂を25ml
のヒドラジンで処理し加熱し約6emu/gの磁性モー
メントを有するこはく色の超常磁性樹脂を得た。
明赤色に着色し磁性トナーを23gの上記で調製した超
常磁性樹脂(43%導入量)を、22gのXP樹脂、お
よび8.5gのリトールスカーレットレッドピグメントと
機械的に混合することにより調製した。混合物をプラス
チグラフ内で溶融混合し、ジェットマイザー0202上
で微細化した。得られたトナーは明赤色に着色し、磁性
があり約4emu/gの飽和モーメントを有していた。
次いで磁気複写像を70μ波長二酸化クロムテープをU
V線に像形成的に露出することにより発生させ、これら
の像を、上記で調製したトナー組成物で現像した。続い
て像を平らな紙に冷間圧延転写し得られた像を赤色鮮明
着色像に融合させた。
また、静電複写像をセレン光受容体上に潜像を形成する
ことにより発生させ、この像を上記で調製したトナー粒
子から形成した磁性ブラシと棒磁石で現像した。
実施例7 実施例1の手順を実施例1の重合体よりも低架橋性の重
合体でもって繰返した。即ち、実施例1の重合体の8%
に対して架橋剤として4%のジビニルベンゼンを含むビ
オーバットAG−50W−4Xを実施例1に記載した方
法で処理して、10emu/gの飽和モーメントを有す
る超常磁性重合体を得た。得られた重合体ビーズの微細
化は重合体中の低架性のために容易になし得た。
XPとして示される58重量%のスチレンと42重量%
のブチルメタクリレートを含むスチレンn−ブチルメタ
クリレート共重合体樹脂32g、上記で調製した超常磁
性重合体44g、ホスタペランピンク−E4g、シラノ
ックスグレート1011g、およびセチルピリジンクロ
ライド0.5gとの機械的混合物からなる明色磁性トナー
組成物を調製し約2時間広口びんで混練した。次いでこ
の混合物を2本ロールラバーミルで溶融ブレンドしハン
マーミルを用いて予備粉砕した。得られた粗粒状組成物
をスチューテバントフルーイドエネルギミルで約10ミ
クロンのトナーサイズに微細化した。4emu/gの磁
性モーメントを有する明色のマジェンタ磁性トナーを得
た。
次に、磁気複写像を70ミクロン波長酸化クロムテープ
をUV線に像形成的に露出することにより発生させ、こ
の像を上記で調製したトナー組成物で現像した。続い
て、像を平らな紙に冷間圧延転写し融合させて、マジェ
ンタ色の鮮明着色像を得た。
また、静電複写像をセレン光受容体上に潜像を形成する
ことにより形成し、この像を上記で調製したトナー粒子
から形成した磁気ブラシと棒磁力により現像した。
実施例8 低架橋性を有する重合体が2%のジビニルベンゼンを含
むビオロッドAG50W−X2である以外は実施例7の
手順を繰返して実質的に実施例7の重合体と同様な磁性
重合体を得た。
実施例9 58重量%のスチレンと42重量%のブチルメタクリレ
ートをふくむXPと表示された32gのスチレンn−ブ
チルメタクリレート共重合体、44gの実施例3の磁性
重合体樹脂、4gのホスタペランピンク−E、1gのシ
ラノックスグレート101、および0.5gのセチルピリ
ジンクロライドとの機械的混合物からなる明色磁性トナ
ー組成物を調製し約2時間広口ビンで混練した。次いで
この混合物を2本ロールラバーミルで溶融ブレンドしハ
ンマーミルを用いて予備粉砕した。得られた粗粒状物を
スチューテバントフルーイドエネルギーミルでトナーサ
イズに微細化した。明色のマジェンタ磁性トナーを得
た。
次に、磁気複写像を70ミクロン波長酸化クロムテープ
をUV線に像形成的に露出することにより発生させ、こ
の像を上記で調製したトナー組成物で現像した。続いて
像を平らな紙に冷間圧延転写し、融合させてマゼンタ色
の鮮明着色像を得た。
静電複写像をセレン光受容体上に潜像を形成することに
より発生させ、この像を上記で調製したトナー粒子から
形成した磁性ブラシと棒磁石を用いて現像した。
実施例10 明赤色磁性トナーを、23gの実施例3の樹脂(43%
含有)を22gのXP樹脂と8.5gのリソールスカーレ
ットレッドピグメントと機械的に混合することにより調
製した。混合物をプラスチグラフ内で溶融ブレンドし、
ジェットマイザー0202で微細化した。得られたトナ
ーは明赤色に着色し磁性があり約8emu/gの飽和モ
ーメントを有していた。
次に上記で調製したトナーを用いて、磁性像と静電複写
像の両方を実施例9の手順を繰返すことにより現像し同
様な結果を得た。
実施例11 着色磁性トナー組成物を実施例3の磁性樹脂20gとX
P樹脂30gを機械的に混合することにより調製した。
混合物を1時間ロール掛けし実施例9の方法により溶融
ブレンドした。微細化はジェットマイザー0202で圧
縮空気磨滅を用いて行った。得られたトナーは10ミク
ロン以下の粒度を有し淡黄褐色に着色し約7emu/g
の磁性飽和モーメントを有していた。
本実施例のトナーを用いて実施例9の像形成方法を繰返
すことにより像を現像したとき淡黄褐色ないしベージュ
色の像を得た。
実施例12 第二の淡黄褐色磁性トナーを50重量%含有量の磁性樹
脂で調製した。実施例3で調製したような磁性樹脂25
gとXP樹脂25gとからなる混合物を約2時間均一な
着色粉末が得られるまでロールでミクングした。この混
合物を溶融ブレンドし実施例11の手順を繰返して微細
化した。得られたトナーは黄褐色ないしベージュに着色
し9.5emu/gの飽和モーメントを有していた。
鮮明な着色磁性像をこのトナーを用いて実施例9の像形
成処理工程を繰返すことにより得た。
像の色はガンマーFe2O3の自然色に由来し、追加の着色
顔料または染料は存在しなかった。
実施例13 極めて強磁性の明赤色に着色した、19emu/gの磁
性飽和モーメントを有し実施例9〜12の材料に比較し
て磁性含有量で50%増大した材料を調製した。調製は
水中に懸濁させた実施例4の微細粒子(<10ミクロ
ン)の磁性樹脂をローダミン6G染料水溶液処理するこ
とからなった。ローダミンは+1酸化状態で発色団を含
むカチオン染料である。このカチオンを実施例4の樹脂
中のカチオンと置換して赤色磁性材料を形成した。平衡
後、樹脂を強度な外部磁石を用いて懸濁液により取出し
た。
着色磁性像を実施例9の磁性像形成処理工程を繰返すこ
とにより得た。
実施例14 混合床イオン交換樹脂を含む低光学密度超常磁性材料
を、カチオンサイトとアニオンサイトの両方を含むビオ
ーロッドAG501−X8 100gを実施例3に従っ
て処理することにより調製した。得られた材料を、微細
化して約9emu/gの磁性を有する微細粉末とした。
この磁性重合体は染料に適するカチオンとアニオンの両
サイトを有し、カチオンサイトはCH2N(CH3)3 +サイトで
あった。上記で調製した材料のサンプルを水中に懸濁さ
せ、C.I.酸性赤色染料モノアゾで実施例8に記載した方
法で処理した。樹脂を洗浄し乾燥して、9emu/gの
飽和モーメントを有する赤色の磁性粉末を得た。
静電像を本発明の現像剤組成物を用いた公知の方法によ
り現像することができた。
本発明の他の変形は本明細書の記載に基づいて当業者に
とって容易である。これらの変形は本発明の範囲に包含
されているものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー樹脂粒子、顔料粒子、および、マト
    リックス内に磁性物質を捕捉して含有するイオン交換樹
    脂からなる光学的に透明な磁性重合体からなる2emu
    /g〜30emu/gの磁性飽和モーメントを有する着
    色磁性単一成分トナー組成物であって、該磁性物質がイ
    オン交換樹脂内に1重量%〜10重量%の量で含まれて
    いる着色磁性単一成分トナー組成物。
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